斉ひとし衡

斉ひとし衡（さいこう、（旧きゅう字体じたい：齊ひとし衡）は、日本にっぽんの元号げんごうの一ひとつ。仁じん寿ことぶきの後のち、天てん安やすの前まえ。854年ねんから857年ねんまでの期間きかんを指さす。この時代じだいの天皇てんのうは文徳ふみのり天皇てんのう。

改元かいげん

• 仁じん寿ことぶき4年ねん11月30日にち（ユリウス暦れき854年ねん12月23日にち）：改元かいげん。
• 斉ひとし衡4年ねん2月がつ21日にち（ユリウス暦れき857年ねん3月がつ20日はつか）：天てん安やすに改元かいげん。

斉ひとし衡期に起おきた出来事できごと

3年ねん

• 3月9日にち：大宰府だざいふ、漂流ひょうりゅうした新しん羅ら人じん30人にんを帰国きこくさせたと報告ほうこくする。
• 7月がつ3日にち：藤原ふじわら長良ながら死去しきょ。

4年ねん

• 2月がつ19日にち：藤原ふじわら良りょう房ぼう、太政大臣だじょうだいじんとなる。

西暦せいれきとの対照たいしょう表ひょう

※は小しょうの月つきを示しめす。

斉ひとし衡元年ねん（甲きのえ戌いぬ）	一いち月がつ	二に月がつ※	三さん月がつ	四よん月がつ※	五月ごがつ	六ろく月がつ	七なな月がつ※	八はち月がつ	九きゅう月がつ※	十じゅう月がつ	十一月じゅういちがつ	十二月じゅうにがつ
ユリウス暦れき	854/2/1	3/3	4/1	5/1	5/30	6/29	7/29	8/27	9/26	10/25	11/24	12/24
斉ひとし衡二に年ねん（乙おつ亥い）	一いち月がつ※	二に月がつ※	三さん月がつ※	四よん月がつ	閏うるう四よん月がつ※	五月ごがつ	六月ろくがつ※	七なな月がつ	八はち月がつ	九きゅう月がつ※	十じゅう月がつ	十一月じゅういちがつ	十二月じゅうにがつ※
ユリウス暦れき	855/1/23	2/21	3/22	4/20	5/20	6/18	7/18	8/16	9/15	10/15	11/13	12/13	856/1/12
斉ひとし衡三さん年ねん（丙へい子こ）	一いち月がつ※	二に月がつ	三さん月がつ※	四よん月がつ※	五月ごがつ	六月ろくがつ※	七なな月がつ	八はち月がつ	九きゅう月がつ	十じゅう月がつ※	十一月じゅういちがつ	十二月じゅうにがつ
ユリウス暦れき	856/2/10	3/10	4/9	5/8	6/6	7/6	8/4	9/3	10/3	11/2	12/1	12/31
斉ひとし衡四よん年ねん（丁ちょう丑うし）	一いち月がつ※	二に月がつ※	三さん月がつ	四よん月がつ※	五月ごがつ※	六ろく月がつ	七なな月がつ※	八はち月がつ	九きゅう月がつ	十じゅう月がつ※	十一月じゅういちがつ	十二月じゅうにがつ
ユリウス暦れき	857/1/30	2/28	3/29	4/28	5/27	6/25	7/25	8/23	9/22	10/22	11/20	12/20

関連かんれん項目こうもく

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