承うけたまわ安やす (日本にっぽん)

承うけたまわ安やす（じょうあん、（しょうあん）は、日本にっぽんの元号げんごうの一ひとつ。嘉よしみ応おうの後のち、安元やすもとの前まえ。1171年ねんから1175年ねんまでの期間きかんを指さす。この時代じだいの天皇てんのうは高倉天皇たかくらてんのう。

改元かいげん

• 嘉よしみ応おう3年ねん4月がつ21日にち（ユリウス暦れき1171年ねん5月27日にち） 天変てんぺんにより改元かいげん
• 承うけたまわ安やす5年ねん7月がつ28日にち（ユリウス暦れき1175年ねん8月がつ16日にち） 安元やすもとに改元かいげん

出典しゅってん

『尚書しょうしょ』の「王命おうめい我が来らい、承うけたまわ安やす汝なんじ文徳ふみのり之の祖そ、正義まさよし、承うけたまわ文ぶん王おう之の意い、安定あんてい此民也」から。

承うけたまわ安やす期きにおきた出来事できごと

• 承うけたまわ安やす元年がんねん（1171年ねん）
• 承うけたまわ安やす2年ねん（1172年ねん）
• 承うけたまわ安やす3年ねん（1173年ねん） - 親鸞しんらん生うまれる。
• 承うけたまわ安やす4年ねん（1174年ねん） - 平清盛たいらのきよもりが大輪田おおわだ泊はく（神戸こうべ）に経けいが島しま（経けいヶ島とう）を築きずく
• 承うけたまわ安やす5年ねん（1175年ねん） - 浄土宗じょうどしゅうの立教りっきょう開ひらき宗むねの年とし、この年としの春はる、法然ほうねんが比叡山ひえいざんを下おりて、黒谷くろたにに庵あんをつくり念仏ねんぶつの教おしえを広ひろめた。

西暦せいれきとの対照たいしょう表ひょう

※は小しょうの月つきを示しめす。

承うけたまわ安やす元年がんねん（辛からし卯う）	一いち月がつ	二に月がつ※	三さん月がつ	四よん月がつ	五月ごがつ※	六月ろくがつ※	七なな月がつ	八はち月がつ※	九きゅう月がつ	十じゅう月がつ※	十一月じゅういちがつ	十二月じゅうにがつ※
ユリウス暦れき	1171/2/7	3/9	4/7	5/7	6/6	7/5	8/3	9/2	10/1	10/31	11/29	12/29
承うけたまわ安やす二に年ねん（壬みずのえ辰たつ）	一いち月がつ	二に月がつ※	三さん月がつ	四よん月がつ	五月ごがつ※	六ろく月がつ	七なな月がつ※	八はち月がつ	九きゅう月がつ※	十じゅう月がつ	十一月じゅういちがつ※	十二月じゅうにがつ	閏うるう十じゅう二に月がつ※
ユリウス暦れき	1172/1/27	2/26	3/26	4/25	5/25	6/23	7/23	8/21	9/20	10/19	11/18	12/17	1173/1/16
承うけたまわ安やす三さん年ねん（癸巳きし）	一いち月がつ	二に月がつ※	三さん月がつ	四よん月がつ※	五月ごがつ	六ろく月がつ	七なな月がつ※	八はち月がつ	九きゅう月がつ※	十じゅう月がつ	十一月じゅういちがつ※	十二月じゅうにがつ
ユリウス暦れき	1173/2/14	3/16	4/14	5/14	6/12	7/12	8/11	9/9	10/9	11/7	12/7	1174/1/5
承うけたまわ安やす四よん年ねん（甲きのえ午うま）	一いち月がつ※	二に月がつ	三さん月がつ※	四よん月がつ	五月ごがつ※	六ろく月がつ	七なな月がつ※	八はち月がつ	九きゅう月がつ	十じゅう月がつ※	十一月じゅういちがつ	十二月じゅうにがつ※
ユリウス暦れき	1174/2/4	3/5	4/4	5/3	6/2	7/1	7/31	8/29	9/28	10/28	11/26	12/26
承うけたまわ安やす五ご年ねん（乙未おとみ）	一いち月がつ	二に月がつ※	三さん月がつ	四よん月がつ※	五月ごがつ※	六ろく月がつ	七なな月がつ※	八はち月がつ	九きゅう月がつ	閏うるう九きゅう月がつ※	十じゅう月がつ	十一月じゅういちがつ	十二月じゅうにがつ※
ユリウス暦れき	1175/1/24	2/23	3/24	4/23	5/22	6/20	7/20	8/18	9/17	10/17	11/15	12/15	1176/1/14