埼玉さいたま県けん選定せんてい重要じゅうよう遺跡いせき

埼玉さいたま県けん選定せんてい重要じゅうよう遺跡いせきNo.149の神明しんめい貝塚かいづか（春日部かすかべ市し）。国くにの史跡しせきにも指定していされている。

埼玉さいたま県けん選定せんてい重要じゅうよう遺跡いせき（さいたまけんせんていじゅうよういせき）は、日本にっぽんの埼玉さいたま県けんの教育きょういく委員いいん会かいが、歴史れきし上じょうまたは学術がくじゅつ上じょうの価値かちが高たかいものとして選定せんていした、埼玉さいたま県内けんないの遺跡いせき（周知しゅうちの埋蔵まいぞう文化財ぶんかざい包蔵ほうぞう地ち）である。1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）10月がつ1日にちと1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）10月がつ1日にちの2回かいの選定せんていにより、計けい161遺跡いせきが選えらばれている。

概要がいよう

対象たいしょうとなるものは考古学こうこがくにおける遺跡いせき（集落しゅうらく跡あと・貝塚かいづか・古墳こふん・城跡じょうせきなど）であり、文化財ぶんかざいとしての種別しゅべつは、文化財ぶんかざい保護ほご法ほうおよび埼玉さいたま県けん文化財ぶんかざい保護ほご条例じょうれいに定さだめる埋蔵まいぞう文化財ぶんかざい（土地とちに埋蔵まいぞうされた文化財ぶんかざい）にあたる。その中なかで埼玉さいたま県けん教育きょういく委員いいん会かいが特とくに重要じゅうようと評価ひょうかしたものを選定せんていし「重要じゅうよう遺跡いせき」として呼称こしょう・把握はあくした、県けん独自どくじの保護ほご制度せいどである。

そのため、国くに・県けん・各かく市町村しちょうそんが指定してい（あるいは登録とうろく・選定せんてい・選択せんたく・認定にんてい）した他た種別しゅべつの文化財ぶんかざい（記念きねん物ぶつの史跡しせき・旧跡きゅうせきなど）と重複じゅうふくして選定せんていされているものも存在そんざいする（例れい:選定せんてい重要じゅうよう遺跡いせきNo.1大久保おおくぼ古墳こふん群ぐん9基き→うち5基きがさいたま市し指定してい史跡しせき。選定せんてい重要じゅうよう遺跡いせきNo.113西別府にしべっぷ祭祀さいし遺跡いせき→一部いちぶが国くにの史跡しせき。選定せんてい重要じゅうよう遺跡いせきNo.145永えい明寺あけてら古墳こふん→埼玉さいたま県けん指定してい史跡しせきなど）。

1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）の第だい2選定せんてい以降いこう、新あらたな選定せんていは行おこなわれていないが、『埼玉さいたま県けん文化財ぶんかざい目録もくろく』要約ようやく欄らんには、第だい2選定せんてい以降いこうの調査ちょうさによる知見ちけんも反映はんえいされるようになっている。

一覧いちらん

詳細しょうさいは「埼玉さいたま県けん指定してい文化財ぶんかざい一覧いちらん#記念きねん物ぶつ#県けん選定せんてい重要じゅうよう遺跡いせき」を参照さんしょう

参考さんこう文献ぶんけん

• 埼玉さいたま県けん教育きょういく局きょく市町村しちょうそん支援しえん部ぶ文化ぶんか資源しげん課か『埼玉さいたま県けん文化財ぶんかざい目録もくろく（令れい和わ4年ねん3月がつ現在げんざい）』埼玉さいたま県けん教育きょういく委員いいん会かい、2022年ねん3月がつ22日にち。https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/27121/saitamaken_bunkazai_r4.pdf。 

関連かんれん項目こうもく

• 埼玉さいたま県けん指定してい文化財ぶんかざい一覧いちらん

外部がいぶリンク

• “埼玉さいたま県内けんないの国くに・県けん指定してい等とう文化財ぶんかざい”. 埼玉さいたま県けん教育きょういく委員いいん会かい (2023年ねん2月がつ28日にち). 2023年ねん4月がつ24日にち閲覧えつらん。