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抱だきしめたい

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曖昧さ回避 この項目こうもくでは、ビートルズの楽曲がっきょくについて説明せつめいしています。その他たの用法ようほうについては「抱だきしめたい (曖昧あいまいさ回避かいひ)」をご覧らんください。
ビートルズ > 作品さくひんリスト > 抱だきしめたい
「抱だきしめたい」
ビートルズ の シングル
B面めん
リリース
規格きかく 7インチシングル
録音ろくおん
ジャンル
時間じかん
レーベル
作詞さくし・作曲さっきょく レノン＝マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン
ゴールドディスク
後述こうじゅつを参照さんしょう
チャート最高さいこう順位じゅんい
後述こうじゅつを参照さんしょう
ビートルズ シングル U.K. 年表ねんぴょう
  • 抱だきしめたい
  • （1963年ねん）
ビートルズ シングル U.S. 年表ねんぴょう
  • 抱だきしめたい
  • （1963年ねん）
ビートルズ シングル 日本にっぽん 年表ねんぴょう
  • 抱だきしめたい
  • （1964年ねん）
『パスト・マスターズ Vol.1』 収録しゅうろく曲きょく
アイル・ゲット・ユー
（5） 		抱だきしめたい
（6） 		ジス・ボーイ
（7）
パフォーマンス映像えいぞう
「I Want To Hold Your Hand (Performed Live On The Ed Sullivan Show 2/9/64)」 - YouTube
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「抱だきしめたい」（だきしめたい、原題げんだい : I Want To Hold Your Hand）は、ビートルズの楽曲がっきょくである。レノン＝マッカートニーの作品さくひんである本ほん作さくは、ビートルズの楽曲がっきょくで初はじめて4トラック・レコーダーを使用しようして録音ろくおんされた楽曲がっきょくの1つとされている。1963年ねん11月にシングル盤ばんとして発売はつばいされ、イギリスでは100万まん枚まいを超こえる予よ約やく注文ちゅうもんにより、発売はつばい日びにして全ぜん英えいシングルチャートで第だい1位いを獲得かくとくした。以後いご5週しゅう連続れんぞくで1位いを獲得かくとくし、21週しゅうにわたって上位じょうい50位い以内いないに残留ざんりゅうした[4]。アメリカでは、1964年ねん1月がつ18日にち付づけのBillboard Hot 100に初はつ登場とうじょう45位いを獲得かくとくし、1964年ねん2月がつ1日にちにアメリカでは初はつとなる1位いを獲得かくとくした。以後いご7週しゅう連続れんぞくで1位いを獲得かくとくし、15週しゅうにわたってチャートインした[5]。

初期しょきの代表だいひょう作さくであり、1998年ねんにはグラミーの殿堂でんどう入いりを果はたしている[6]。2018年ねんに『ビルボード』誌しが発表はっぴょうしたオールタイム・チャートで第だい48位いを獲得かくとく[7]。ローリング・ストーンの選えらぶオールタイム・グレイテスト・ソング500（2021年版ねんばん）では第だい15位いにランクされている[8]。

背景はいけい・曲きょくの構成こうせい[編集へんしゅう]

ビートルズは、2作さく目めのシングル『プリーズ・プリーズ・ミー』で『メロディー・メイカー』誌しと『ニュー・ミュージカル・エクスプレス』誌しで1位いを獲得かくとくしたが、アメリカでの配給はいきゅう権けんを与あたえられたキャピトル・レコードによりレコードの発売はつばいを拒否きょひされた。しかし、『ライフ』誌しや『ニューズウィーク』誌しがビートルズを特集とくしゅうし、ラジオのDJがビートルズの楽曲がっきょくを放送ほうそうし始はじめると、次第しだいにアメリカでもビートルズの知名度ちめいどと人気にんきが高たかまったため、キャピトルによるレコード販売はんばいが始はじまった[9]。

1963年ねん初頭しょとうにジェーン・アッシャーとの交際こうさいを始はじめたマッカートニーウィンポル・ストリート（英語えいご版ばん）にあるリチャード・アラン・ジョン・アッシャー（英語えいご版ばん）はマーガレット・アッシャー（英語えいご版ばん）の自宅じたくを間借まがりしていた。マッカートニーとレノンは新あたらしい執筆しっぴつ拠点きょてんとなった同どう邸宅ていたくの地下ちか室しつで、ピアノを使用しようして本ほん作さくを制作せいさくした。このことについて、レノンは1980年ねんの『プレイボーイ』誌しのインタビューで、「1対たい1で正面しょうめんから向むき合あって、僕ぼくたちは一緒いっしょにたくさんの曲きょくを書かいた。『抱だきしめたい』もそう。この曲きょくのコードは僕ぼくらがジェーン・アッシャーの家いえにいたときに思おもいついたもので、ふたりで地下ちかの倉庫そうこでピアノを鳴ならしながら"Oh you got that something..."って歌うたってたらポールがコードを叩たたいたんだ。それで僕ぼくはポールに『今いまのをもう一度いちど弾ひいて！』と言いった。あの頃ころの僕ぼくらはそんな感かんじで曲きょくを作つくっていた」と語かたっている[10]。

1994年ねんにマッカートニーは、前述ぜんじゅつのレノンの発言はつげんについて「『正面しょうめんから向むき合あって』というのは的まとを射いた説明せつめいだ。まさにそんな感かんじ。『抱だきしめたい』はまさに2人ふたりの共とも作さくなんだ」と語かたっている[11]。音楽おんがく評論ひょうろん家かのイアン・マクドナルド（英語えいご版ばん）は、本ほん作さくの作詞さくしの経緯けいいについて「抒情じょじょう的てきで柔やわらかく、2人ふたりでランダムにフレーズを考かんがえ出だし、サウンドに合あっているものを繋つなぎ合あわせた可能かのう性せいがある」としている[12]。

レコーディング[編集へんしゅう]

「抱だきしめたい」のレコーディングは、1963年ねん10月がつ17日にちにEMIレコーディング・スタジオのスタジオ2で行おこなわれた。本ほん作さくは「ジス・ボーイ」と同おなじく、ビートルズが初はじめて4トラック・レコーダーを使用しようしてレコーディングを行おこなった楽曲がっきょくで、完成かんせいまでに17回かい録ろくり直なおされている[13]。1963年ねん10月がつ21日にちにジョージ・マーティンによってステレオ・ミックスとモノラル・ミックスが作成さくせいされた[14]。ちなみにステレオ・ミックスに関かんしては、1965年ねん6月がつ8日にちに新あらたに作成さくせいされ[15]、その後ご1966年ねん11月7日にちにはオーストラリアやドイツで発売はつばいされたコンピレーション・アルバムのために再ふたたび作つくられている[16]。

なお、1964年ねん1月がつ27日にちにはパリのパテ・マルコーニスタジオでドイツ語どいつご版ばんのレコーディングが行おこなわれた（詳細しょうさいは後述こうじゅつを参照さんしょう）。

発売はつばい[編集へんしゅう]

「抱だきしめたい」のシングル盤ばんは、イギリスでは1963年ねん11月29日にちにEMIパーロフォンから発売はつばいされ、B面めんには「ジス・ボーイ」が収録しゅうろくされた。シングル盤ばんは予約よやくだけで100万まん枚まいを記録きろくし[17]、発売はつばい日びの1963年ねん11月29日にち時点じてんで全ぜん英えいシングルチャートで1位いを獲得かくとく[18][19]。初はつ登場とうじょう1位い獲得かくとく後ご、5週しゅう連続れんぞくで1位いを獲得かくとくし、21週しゅうにわたって上位じょうい50位い以内いないにチャートインした[4]。

これを受うけ、ビートルズのレコードの発売はつばいを拒否きょひしてきたキャピトル・レコードも方針ほうしんを変かえ、レコードの発売はつばい権けんの独占どくせん契約けいやくを締結ていけつ[17]。1963年ねん12月26日にちにB面めんに「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」[注釈ちゅうしゃく 1]を収録しゅうろくしたシングル盤ばんが発売はつばいされた。1964年ねん1月がつ18日にち付づけのBillboard Hot 100で初はつ登場とうじょう45位いを記録きろくし[20]、2月がつ1日にち付づけの同どうチャートでアメリカでは初はつとなる第だい1位いを獲得かくとく[21]。以降いこう7週しゅう連続れんぞくで第だい1位いを獲得かくとくし、15週しゅうに渡わたってチャートインを果はたした[5]。また、同どう1964年度ねんど年間ねんかんランキングでも第だい1位い[22]。『キャッシュボックス』誌しでは、8週しゅう連続れんぞく第だい1位いを記録きろくし、年間ねんかんでも第だい1位いとなっている。アメリカだけでも500万まん枚まい以上いじょう、イギリスでも170万まん枚まい以上いじょうの売上うりあげを記録きろくし、『シー・ラヴズ・ユー』に続つづいてミリオン・セラーとなった。全ぜん世界せかいで1,200万まん枚まいを売うり上あげた本ほん作さくは、2024年ねん現在げんざい世界せかい歴代れきだいシングル売上うりあげ第だい5位い（ギネス・ワールド・レコーズ認定にんていによる）である。

アメリカでは、キャピトル・レコードからの1作さく目めのアルバム『ミート・ザ・ビートルズ』にも収録しゅうろくされた。イギリスでは、オリジナル・アルバムには未み収録しゅうろくとなっており、1966年ねんに発売はつばいされたコンピレーション・アルバム『オールディーズ』でアルバム初はつ収録しゅうろくとなった。このほか『ザ・ビートルズ・ビート』、『ザ・ビートルズ1962年ねん〜1966年ねん』、『ザ・ビートルズ/グレイテスト・ヒッツ』、『リヴァプールより愛あいを込こめて ザ・ビートルズ・ボックス』、『ビートルズ・イン・イタリー』、『20グレイテスト・ヒッツ』、『パスト・マスターズ Vol.1』、『ザ・ビートルズ1』などのコンピレーション・アルバムに収録しゅうろくされた。なお、2006年ねんに発売はつばいされたシルク・ドゥ・ソレイユのショーのサウンドトラック・アルバム『LOVE』には、ハリウッド・ボウルでのライブ音源おんげんとミックスされた音源おんげんが収録しゅうろくされた[23][24]。

日本にっぽんにおいては、1964年ねん2月がつ5日にちにデビューシングルとして発売はつばいされた（東芝とうしば音楽おんがく工業こうぎょうオデオン・レーベル・OR-1041）。東芝とうしば音楽おんがく工業こうぎょうでは当初とうしょ、「プリーズ・プリーズ・ミー」を日本にっぽんでのビートルズのデビュー曲きょくに決きめていたが、アメリカでの人気にんきを考慮こうりょして急遽きゅうきょ発売はつばいが前倒まえだおしされた。そのため1964年ねん発売はつばい当時とうじのレコード番号ばんごうは『プリーズ・プリーズ・ミー』の方ほうが若わかい(OR-1024)。また既すでにジャケット等とうの印刷いんさつが始はじまった後のちで発売はつばい順じゅんが変更へんこうされたことから、初期しょきロットの一部いちぶにはジャケットの差さし替かえが間まに合あわず『プリーズ・プリーズ・ミー』を第だい1弾だんシングルとして掲載けいさいしているものがある[25]。 ただし1964年ねん当時とうじにおける東芝とうしば音楽おんがく工業こうぎょうの発売はつばい日び記録きろくはなく、当時とうじの新聞しんぶん記事きじ（2月がつ5日にち『プリーズ・プリーズ・ミー』発売はつばい、2月がつ10日とおか『抱だきしめたい』発売はつばい）から判断はんだんして、実質じっしつ的てきな発売はつばいも前倒まえだおしが間まに合あわなかった可能かのう性せいがある[26]。その後ご、日本にっぽんでの1作さく目めのアルバムとして発売はつばいされた編集へんしゅう盤ばん『ビートルズ!』に収録しゅうろくされた。

抱だきしめたい（ドイツ語ご）[編集へんしゅう]

「抱だきしめたい（ドイツ語ご）」
ビートルズ の シングル
B面めん シー・ラヴズ・ユー（ドイツ語ご）
リリース
規格きかく 7インチシングル
録音ろくおん
ジャンル ロックンロール
時間じかん
レーベル ドイツの旗 オデオンレコード
作詞さくし・作曲さっきょく レノン＝マッカートニー＝ニコラス＝ヘルマー（英語えいご版ばん）
プロデュース ジョージ・マーティン
『パスト・マスターズ Vol.1』 収録しゅうろく曲きょく
ジス・ボーイ
（7） 		抱だきしめたい（ドイツ語ご）
（8） 		シー・ラヴズ・ユー（ドイツ語ご）
（9）
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1964年ねんにドイツ語どいつご版ばん「抱だきしめたい（ドイツ語ご）」（原題げんだい : Komm, Gib Mir Deine Hand）が発表はっぴょうされた。タイトルの"Komm, Gib Mir Deine Hand"を邦訳ほうやくすると、「来きて、あなたの手てを取とりたい」という意味いみになり、オリジナルの「あなたの手てを握にぎりたい」と似にたようなものになっているが、歌詞かしは原作げんさくをドイツ語ご訳やくしたものではなく、自由じゆうに詩作しさくされたものである。

EMI西にしドイツ支部しぶのプロデューサー、オット・デムラーの要請ようせいにより、ルクセンブルク出身しゅっしんのタレントであるキャミロ・フェルゲン（英語えいご版ばん）[注釈ちゅうしゃく 2]によって歌詞かしがドイツ語ご詞しに訳やくされた[27]。1964年ねん1月がつ29日にちにパリのパテ・マルコーニ・スタジオで「シー・ラヴズ・ユー（ドイツ語ご）」と共ともに録音ろくおんされている[注釈ちゅうしゃく 3]。ただしドイツ語ご版ばんの録音ろくおんを拒否きょひしたビートルズは、当日とうじつ予約よやくしていたスタジオに出向でむかず、滞在たいざいしていたホテルに立たてこもった。事態じたいの収拾しゅうしゅうをつけるべくプロデューサーのジョージ・マーティンがホテルに出向でむきビートルズを説得せっとくしてスタジオに向むかわせたという。彼かれらがマーティンに反抗はんこうしたのは、この時ときが初はじめてだった[28]。この2曲きょくを収録しゅうろくしたシングルは1964年ねんに西にしドイツとオーストリアで発売はつばいされた。 イギリスではビートルズ解散かいさんの8年ねん半はん後ごの1978年ねん12月2日にちに発売はつばいされたアルバム『レアリティーズ』で初はつ収録しゅうろくとなり、アメリカでは1964年ねん7月がつ20日はつかに発売はつばいされたキャピトル編集へんしゅう盤ばん『サムシング・ニュー』、日本にっぽんでは1965年ねん5月がつ5日にちに発売はつばいされた編集へんしゅう盤ばん『ビートルズ No.5!』に収録しゅうろくされた。CD作品さくひんでは、1988年ねん3月がつにリリースされたコンピレーション・アルバム『パスト・マスターズ Vol.1』で初はつ収録しゅうろくとなった。

2019年ねんに公開こうかいされた映画えいが『クリス・コルファー』のオープニング・テーマとして使用しようされた[29]。

評価ひょうか・文化ぶんか的てき影響えいきょう[編集へんしゅう]

AP通信つうしんのシンシア・ローリーは、ビートルマニアへの苛立いらだちを露あらわにし、本ほん作さくについて「もうじゅうぶんに聴きいただろう。ラジオの天気てんき予報よほうを聞きいていても、時報じほうを聞きいていても『抱だきしめたい』が流ながれてこないことはありえない」と述のべている[30]。

音楽おんがく評論ひょうろん家かのイアン・マクドナルド（英語えいご版ばん）は、本ほん作さくが「アメリカン・ポップスに衝撃しょうげきを与あたえた」とし、「黒人こくじんであろうと白人はくじんであろうと、『抱だきしめたい』について聞きかれたアメリカのアーティストはみな、ほとんど同おなじことを言いっている。この曲きょくがあらゆるものを変化へんかさせ、新あたらしい時代じだいを到来とうらいを告つげたと同時どうじに、自分じぶんたちの人生じんせいを変かえたと」と述のべている[3]。ボブ・ディランは「彼かれらは誰だれもやったことがないことをやっていた。彼かれらのコードはとにかく無茶苦茶むちゃくちゃだけど、ハーモニーがすべてを成立せいりつさせていた」と語かたっている。ディランは、一時期いちじき本ほん作さくの一節いっせつ「I can't hide」を「I get high」と歌うたっていると勘違かんちがい[注釈ちゅうしゃく 4]していて、ビートルズと実際じっさいに対面たいめんした際さいに誰だれもマリファナを吸すったことがないことを知しって驚おどろいたことを明あかしている[31]。ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンは、本ほん作さくを初はじめて聴きいた時とき「体からだ中ちゅうに衝撃しょうげきが走はしったような気きがした」と語かたっている[32]。

『ローリング・ストーン・アルバム・ガイド』（2004年版ねんばん）で、ロブ・シェフィールド（英語えいご版ばん）は、「ビートルズは誰だれもが一生いっしょうかけても処理しょりしきれないほどの素晴すばらしい音楽おんがくを残のこした。スピーカーから炸裂さくれつする『抱だきしめたい』の情熱じょうねつ的てきな歌声うたごえ、ドラム、歌詞かし、ギター、そして女おんなの子この熱狂ねっきょう的てきな悲鳴ひめい…ビートルズはこの曲きょくを超こえることはなかったと言いっても侮辱ぶじょくにはならない。誰だれもこの曲きょくを越こえることが出来できなかったのだから。人間にんげんの騒音そうおんの歴史れきしの中なかで最もっとも喜よろこびに満みちた3分間ふんかんだ」と評ひょうしている[33]。

本ほん作さくは1964年ねんのグラミー賞しょうで最優秀さいゆうしゅうレコード賞しょうにノミネートされた[34]。その後ご、1998年ねんにグラミーの殿堂でんどう入いりを果はたした[6]。2010年ねんに『ローリング・ストーン』誌しが発表はっぴょうした「100 Greatest Beatles Songs」では「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」に次つぐ第だい2位いにランクイン[35]。『モジョ』誌しが発表はっぴょうした「100 Records That Changed the World」では、リトル・リチャードの「トゥッティ・フルッティ（英語えいご版ばん）」次つぐ第だい2位いにランクインした[36]。なお、2018年ねん12月時点じてんで「抱だきしめたい」は、イギリスで18番目ばんめの売上うりあげ枚数まいすうが多おおいシングルとなっている[37]。「ローリング・ストーンの選えらぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」（2021年版ねんばん）では第だい15位いに選えらばれている[8]。

クレジット[編集へんしゅう]

※出典しゅってん[38]

チャート成績せいせき[編集へんしゅう]

週間しゅうかんチャート[編集へんしゅう]

チャート (1963年ねん - 1964年ねん) 最高さいこう位い
オーストラリア (Kent Music Report)[39] 1
ベルギー (Ultratop 50 Wallonia)[40] 3
ベルギー (Ultratop 50 Flanders)[41] 6
オランダ (Single Top 100)[42] 1
アイルランド (IRMA)[43] 2
ニュージーランド (Lever Hit Parade)[44] 1
ノルウェー (VG-lista)[45] 1
スウェーデン (Kvällstoppen Chart)[46] 1
UK シングルス (Official Charts Company)[18] 1
US Billboard Hot 100[21] 1
US Cash Box Top 100[47] 1
西にしドイツ (Media Control Singles Chart)[48] 1

月間げっかんチャート[編集へんしゅう]

チャート (1964年ねん) 最高さいこう位い
日本にっぽん (ミュージック・マンスリー)[49] 3

年間ねんかんチャート[編集へんしゅう]

チャート (1963年ねん) 順位じゅんい
オーストラリア 1
チャート (1964年ねん) 順位じゅんい
US Billboard Hot 100[22] 1
US Cash Box[50] 1

オールタイム・チャート[編集へんしゅう]

チャート (1958年ねん - 2018年ねん) 順位じゅんい
US Billboard Hot 100[7] 48

認定にんていと売上うりあげ[編集へんしゅう]

国くに/地域ちいき 認定にんてい 認定にんてい/売上うりあげ数すう
Belgium 126,000[51]
イギリス (BPI)[52] Gold 1,810,829[53]
アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく (RIAA)[54] Gold 5,000,000[55]
概要がいよう
Worldwide 12,000,000[56]

カバー・バージョン[編集へんしゅう]

本ほん作さくはカバー・バージョンが多数たすう発表はっぴょうされており、以下いかのようなものがある。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ オリジナル・シングルのなかで英えいパーロフォン盤ばんと米べいキャピトル盤ばんで、B面めん曲きょくが変更へんこうされたのは『ア・ハード・デイズ・ナイト』と『抱だきしめたい』の2作品さくひんのみとなっている。
  2. ^ ジャン・ニコラス（Jean Nicolas）とハインツ・ヘルマー（Heinz Hellmer）は同どう一人物いちじんぶつで、フェルゲンのペンネーム。
  3. ^ なお、このドイツ語どいつご版ばん2曲きょくの録音ろくおんが予定よていより早はやく終了しゅうりょうしたため、残のこり時間じかんを使つかって「キャント・バイ・ミー・ラヴ」が録音ろくおんされた
  4. ^ 後のちに発表はっぴょうされた「イッツ・オンリー・ラヴ」や「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」では、実際じっさいに「I get high」と歌うたっている。
  5. ^ タイトルは「Dame tu mano y ven」

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ “ザ・ビートルズ、日本にっぽんで初はじめてリリースしたレコードは？”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク (2014年ねん2月がつ4日にち). 2020年ねん8月がつ29日にち閲覧えつらん。
  2. ^ Womack 2014, p. 74.
  3. ^ a b MacDonald 1998, p. 89.
  4. ^ a b Gambaccini 1991, p. 27.
  5. ^ a b Harry 1985, p. 66.
  6. ^ a b “GRAMMY Hall Of Fame”. GRAMMY.com. Recording Academy. 2021年ねん9月がつ9日にち閲覧えつらん。
  7. ^ a b “Hot 100 turns 60”. Billboard. 2020年ねん8月がつ29日にち閲覧えつらん。
  8. ^ a b “The 500 Greatest Songs of All Time” (英語えいご). Rolling Stone (2021年ねん9月がつ15日にち). 2021年ねん12月21日にち閲覧えつらん。
  9. ^ Beatles 2000, pp. 114–115.
  10. ^ The Playboy Interviews with John Lennon and Yoko Ono - The Final. Berkley Books. (January 1, 1982). ISBN 978-0425059890 
  11. ^ Miles 1997, p. 108.
  12. ^ MacDonald 1998, p. 91.
  13. ^ Lewisohn 1988, p. 38.
  14. ^ Lewisohn 1996, p. 125.
  15. ^ Lewisohn 1996, p. 194.
  16. ^ Lewisohn 1996, p. 23.
  17. ^ a b “1963年ねん11月29日にち、ザ・ビートルズ「抱だきしめたい（I Want To Hold Your Hand）」がイギリスで発売はつばい”. ニッポン放送にっぽんほうそう NEWS ONLINE. ニッポン放送にっぽんほうそう (2018年ねん11月29日にち). 2020年ねん8月がつ29日にち閲覧えつらん。
  18. ^ a b "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart. 2020年ねん8月がつ29日にち閲覧えつらん。
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  20. ^ “The Hot 100 Chart”. Billboard (1964年ねん1月がつ18日にち). 2020年ねん8月がつ29日にち閲覧えつらん。
  21. ^ a b “The Hot 100 Chart”. Billboard (1964年ねん2月がつ1日にち). 2020年ねん8月がつ29日にち閲覧えつらん。
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  27. ^ サエキけんぞう (2020年ねん2月がつ13日にち). “映画えいが『ジョジョ・ラビット』、ビートルズとドイツの関係かんけい、そしてデビッド・ボウイが起用きようされた意味いみ”. uDiscovermusic.jp. UNIVERSAL MUSIC JAPAN. 2023年ねん1月がつ11日にち閲覧えつらん。
  28. ^ マーク・ルーイスン『ザ・ビートルズ レコーディング・セッションズ完全かんぜん版ばん』シンコーミュージック・エンタテイメント、2009年ねん、61頁ぺーじ。ISBN 978-4401632947。 
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参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

先代せんだい
 Billboard Hot 100 第だい1位い
1965年ねん5月がつ22日にち 		次代じだい
先代せんだい
  • ビートルズ
  • 「シー・ラヴズ・ユー」
 全ぜん英えいシングルチャート 第だい1位い
1963年ねん12月12日にち - 1964年ねん1月がつ15日にち（3週しゅう） 		次代じだい
UK盤ばん・US盤ばん共通きょうつう
1963年ねん
1964年ねん
1965年ねん
1966年ねん
1967年ねん
1968年ねん
1969年ねん
1970年ねん
1978年ねん
1982年ねん
1995年ねん
1996年ねん
2023年ねん
UK盤ばん
（パーロフォン /
アップル）
1962年ねん
1963年ねん
1964年ねん
1976年ねん
US盤ばん
（ヴィージェイ /
スワン /
トリー /
キャピトル /
アップル）
1963年ねん
1964年ねん
1965年ねん
1966年ねん
1970年ねん
1976年ねん
その他た
（オデオン /
パーロフォン /
アップル）
1963年ねん
1964年ねん
1965年ねん
1966年ねん
1968年ねん
1969年ねん
1970年ねん
1972年ねん
1978年ねん
1981年ねん
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