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源氏六十三首之歌 - Wikipedia コンテンツにスキップ

源氏げんじろくじゅうさんしゅうた

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源氏げんじろくじゅうさんしゅうた』(げんじろくじゅうさんしゅうた)は、『源氏物語げんじものがたり』のまきめいじゅんんでいった62しゅからなる歌集かしゅうである。

概要がいよう

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独立どくりつした文献ぶんけんとして、または『源氏物語げんじものがたり』の注釈ちゅうしゃくしょ梗概こうがいしょ源氏物語げんじものがたり系図けいずなどの一部いちぶとして『源氏物語げんじものがたり』のまきめい列挙れっきょした「源氏物語げんじものがたりまき名目めいもくろく」、「源氏物語げんじものがたり目録もくろく」や「源氏げんじ目録もくろく」とばれる文献ぶんけん数多かずおお存在そんざいしている。またこれらの「まきめいならび」をうたなかんで歌集かしゅうかたちにした「源氏物語げんじものがたりまきめい」とばれるものも数多かずおお存在そんざいする。ほん歌集かしゅうもそのような「源氏物語げんじものがたりまきめいうたんだ歌集かしゅう」のひとつである。ほん歌集かしゅうでは短歌たんか1しゅごとに1かんずつまきめいうたかたちをとっており、「まきめい」としてはもっともよくられるタイプのものである[1]が、まれているまきめい類似るいじ文献ぶんけんにはられないような、独自どくじ特色とくしょくをいくつもっていることでられている。本書ほんしょそのものは平安へいあん時代じだい末期まっきから鎌倉かまくら時代ときよまでのあいだ成立せいりつしたとられるが、『たてよこ和歌わか』とだいした寛文ひろふみ年間ねんかんから元禄げんろく年間ねんかんあいだ書写しょしゃされたとられるほんふくまれているいち写本しゃほんしか現存げんそんしない。この写本しゃほんあやまりや脱落だつらくられるものが非常ひじょうおお写本しゃほんである。

発見はっけん経緯けいい

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本書ほんしょは、もともとはきゅう島原しまばらはんしゅ松平まつだいらもと三河みかわ深溝ふかみぞ松平まつだいら)の初代しょだい藩主はんしゅ松平まつだいらただしぼうもうけた「なおしゃみなもとただしぼう文庫ぶんこ」をもと歴代れきだい藩主はんしゅ蒐集しゅうしゅう所蔵しょぞうしていた「こえ前嶋まえじまはら松平まつへい文庫ぶんこ」にふくまれていた。どう文庫ぶんこ明治めいじ時代じだいはい廃藩置県はいはんちけんのちも、松平まつだいら管理かんり事務所じむしょ保管ほかんされたのち一部いちぶ流出りゅうしゅつしたものもあったものの、おおくは整理せいりのままのこされていた[2]1948ねん昭和しょうわ23ねん以後いご島原しまばら公民館こうみんかん図書としょ管理かんりするようになり、1964ねん昭和しょうわ39ねん)4がつ10日とおか島原しまばらじょう天守閣てんしゅかく復原ふくげん記念きねんして、松平まつだいらから島原しまばら正式せいしき寄贈きぞうされた。そのさい九州大学きゅうしゅうだいがく研究けんきゅうしゃらによって詳細しょうさい調査ちょうさおこなわれ、それによってほん文庫ぶんこ本書ほんしょや『光源氏ひかるげんじ物語ものがたりほんこと』のような、るいないさまざまな文書ぶんしょふくまれていることがあきらかになり、ほん文書ぶんしょについても今井いまいみなもとまもるによって紹介しょうかいされひろられることになった。現在げんざい本書ほんしょ島原しまばら市立しりつ島原しまばら図書館としょかんが「こえ前嶋まえじまはら松平まつへい文庫ぶんこ」のなかの1さつとして所蔵しょぞうしており、島原しまばら指定してい文化財ぶんかざい指定していされている。

特色とくしょく

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ほん歌集かしゅうふくまれているうたかずが63しゅであり、このことはほん歌集かしゅう前提ぜんていとしている『源氏物語げんじものがたり』の巻数かんすうが63じょうからなることを意味いみしているとかんがえられるが、『源氏物語げんじものがたり』にふくまれるまきかずを63であるとするのは、あらゆる源氏物語げんじものがたり写本しゃほん注釈ちゅうしゃくしょ梗概こうがいしょまき名目めいもくろくとうなかでもとくおおいもののひとつ、かつれいないわせである。脱落だつらくあやまりとかんがえられる部分ぶぶんのぞくと、ほん歌集かしゅうかくうたの1おとは「なもあみたふつ」ではじまり、その「あみたふつ」を10かいくりがえし、「あみたほとけ」でわる構造こうぞうっているとられる。このなか現存げんそん写本しゃほんではだい55しゅになるゆめ浮橋うきはしうたが「た」ではじまり、つづだい56しゅの「さむしろ」うたが「つ」ではじまるため、ここにいちしゅ「ふ」ではじまるうた脱落だつらくしているとかんがえられる。もともとは標題ひょうだいのとおり63しゅふくまれていたが、なんらかの理由りゆうだい56しゅであったこの部分ぶぶんの1しゅ欠落けつらくしてしまったため、現存げんそん写本しゃほんには62しゅしかのこっていないとかんがえられている。

まきめいおよびそのならかた特色とくしょく

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ほん歌集かしゅうでのだい1しゅからだい55しゅまでにおけるまきめいならかたは、基本きほんてきには現存げんそんの54じょうからなる『源氏物語げんじものがたり』とおなじであるが、

  • 若菜わかな」を上下じょうげ2じょうとしてかぞえている。
  • くもかくれ」を1じょうとしてかぞえている

ため「ゆめ浮橋うきはし」がだい55じょうになっている[3]。またこのほかに、

  • 紅梅こうばい」が「たけかわ」ののちにあり、通常つうじょうぎゃく順序じゅんじょになっている[4]
  • はしひめゆうばばふさが異名いみょうばれている[5]

といった特徴とくちょうっている。ほん歌集かしゅう独自どくじせいとその価値かちなによりも、その56しゅ以降いこうに『源氏物語げんじものがたり』のうしなわれたまきめいとしてつたえられているさまざまなまきめいんでいることであり、『源氏物語げんじものがたり』の巻数かんすうを63かんつたえているところにある。

源氏物語げんじものがたり』の巻数かんすうは、1020ねん寛仁かんじん4ねん)ころのことを1060ねん康平こうへい3ねんごろになってしるしたとされる『更級さらしな日記にっき』の「じゅうよまき」[6]にはじまり、現在げんざいおなじ54かんとする文献ぶんけんもっとおおく、現在げんざい一般いっぱんてき流布るふしているあお表紙ひょうしほん河内かわうちほんについても[7]、その成立せいりつから54かんという巻数かんすうであったとかんがえられている。また、近代きんだい以前いぜんには仏典ぶってん天台てんだい60かんになぞらえて60かんとするものがおおく、60をえる巻数かんすうをあげる文献ぶんけん絶無ぜつむではないものの非常ひじょうめずらしく、本書ほんしょのような「63かん」というのはれいないものである。

内容ないよう

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  • 1・きりつぼ(な)「なれぬれはたつにちぎりこえをつてのかことことにをく」
  • 2・帚木(も)「もみちはヽきヽのこずえにおりかへてにしきをあらふあきさんかせ」
  • 3・空蝉うつせみ(あ)「あちきかき下露したつゆはべるヽは空蝉うつせみのなみたなりけり」
  • 4・夕顔ゆうがお(み)「みたもなをみるまくほしきゆふかほのはなになれにしじん振舞ふるまい
  • 5・若紫わかむらさき(た)「たつねきてゆかりをとへはむさし若紫わかむらさきははかなし」
  • 6・末摘花すえつむはな(ふ)「ふみわくる山路やまじにヽほひきて末摘花すえつむはないろにひさしく」
  • 7・紅葉こうよう(つ)「つきのよるはもみちのふうにたなひきてにしきをしける小野おの山里やまざと
  • 8・はなえん(あ)「あたにちるはなのゑんをはむすはすしとはるべつは扨もかなしき」
  • 9・あおい(み)「みしめなわかけてそいのるあふひくさかみのめくみを□む」
  • 10・けん(た)「たふけもとのかみしゃさかき白木しらきにしきかけてみそきせんとや」
  • 11・はなさと(ふ)「ふくをくるかぜをたよりのしるへにてはなちるさとたずねてそとふ」
  • 12・須磨すま(つ)「つきにねぬ須磨すまうらひとなれぬるか磯辺いそべにたかくよせおと
  • 13・明石あかし(あ)「あきのよる月影つきかげきえてあかしかにすなしろおけそふ」
  • 14・澪標みおつくし(み)「みほさきどうどもいわしみほつくしのてわたまつうらかせ」
  • 15・蓬生よもぎう(た)「たれもまたあわれとや蓬生よもぎうおけののへにやすらひ」
  • 16・関屋せきや(ふ)「ふしのねのすそのははれ清見きよみかた岩屋いわやつきかげはやとしつ」
  • 17・絵合えあわせ(つ)「つれてくだり雲井くもいづるひとつかひごえあわせたるくれのさひしさ」
  • 18・松風まつかぜ(あ)「あたるまでそのこうそしるきさんさとまつかせかよふ宿やどのこふはい」
  • 19・うすくも(み)「わたせははな尾上おのえあらわてうすくもはるヽををちの山里やまざとほん
  • 20・朝顔あさがお(た)「たえみするをあいとそみるちょうかほの日影ひかげまてにしかかふ」
  • 21・少女しょうじょ(ふ)「ふくるよるつき余波よは乙女子おとめご真木まき下戸げこもさヽぬかりあん
  • 22・玉鬘たまかずら(つ)「つゆはたまかつらきやまにみたれけりまたきしょくづけあらし吹つヽ」
  • 23・初音はつね(あ)「あかすたヽ五月ごがつけや蜀魂ほととぎす心尽こころづくしに初音はつねを」
  • 24・胡蝶こちょう(み)「えわかすしょうちょうはなにたくひつヽさくらちりしくにわ遠方えんぽう
  • 25・ぼたる(た)「たちわたるほたるのかけのうつろひてみずひかりのまさるたま
  • 26・常夏とこなつ(ふ)「ふしなれてとこなつかしきうつりをいつまでいもかそでににほひし」
  • 27・篝火かがりび(つ)「月見つきみれはたまきのさくらちりかヽりひかりやみかくふうくだりがんらん
  • 28・野分のわけ(あ)「あさきをのなかれのわきてひさしきは冰のむすふふゆかわ
  • 29・行幸ぎょうこう(み)「みかりはの狩場かりばのみのヽ御幸みゆき千代ちよふるさとだれぎょうらん」
  • 30・藤袴ふじばかま(た)「たれかまたてもたとらむふじはかまほころひにけるしんをかまし」
  • 31・真木まきはしら(ふ)「ふちまきは白波しらなみ宇治川うじがわかわきりふかく見渡みわたすをや」
  • 32・梅枝ばいし(つ)「月影つきかげのかすめる宿やどうめかえはおほろけあらぬひとそきてとい
  • 33・ふじうら(あ)「あらいそのきしへのいわさきふじのうらなみのあらふかわさる」
  • 34・若菜わかなうえ(み)「みよしのヽ芳野よしのくさもたえせぬはおいせぬにも若菜わかな摘也」
  • 35・若菜わかな(た)「たちわたるかすみはかなしはかなくもきえてくだりかりのひとつら」
  • 36・柏木かしわぎ(ふ)「ふるさとはつかりきんのきてなかしはきは吹秋かせそふくたつ」
  • 37・横笛よこぶえ(つ)「つてにふくしょう小夜さよさらかた横笛よこぶえおとにしむひとりねのゆか
  • 38・鈴虫すずむし(あ)「あきあめしくるヽのへにすヽむしのこえふりすてヽよるもすから
  • 39・ゆうきり(み)「みちもみえすすゑもはるかのゆうきりぶんまこりさんよはぬあき山野さんやへ」
  • 40・御法みのり(た)「たくひなきわたる陀の御法みのりのふねうけてかのきしちかくいつかわたらん」
  • 41・まぼろし(ふ)「ふしてゆめまほろしのちゅうにおとろかぬほどもはつかし」
  • 42・くもかくれ(つ)「つきかけの夜半やはんいくかわるらんあきはひまなくくもかくれして」
  • 43・においみや(あ)「あたにちるはなこうにほふふか山路やまじにやすらふほとにくれはる
  • 44・たけかわ(み)「水上すいじょうはなかれひさしき竹川たけかわみずにもせんせいいろるらむ」
  • 45・紅梅こうばい(た)「たヽこふるこふはひにもみなもとふかとそ念仏ねんぶつにそみてこくらくのそら」
  • 46・はしひめ(ふ)「ふたつなきをすててはてヽむはだまほうひろていひさしさ」
  • 47・椎本しいのもと(つ)「つるに又木またぎちりしくしいほんつうあらしおとそひさしき」
  • 48・総角あげまき(あ)「あまじんにちきりむすひしあけまきのとけぬはなおうらひさし」
  • 49・早蕨さわらび(み)「ひとちぎりたえせぬさわらひのおりおりことをとふそうれしき」
  • 50・宿木やどりぎ(た)「たれかみし軒端のきばうめのやとりきてつきかすみはなにしたかふ」
  • 51・東屋あずまや(ふ)「ふりくらすよそにんつらし東屋あずまやのしくにかひなきぬるヽすみのこう
  • 52・浮舟うきふね(つ)「つりをたれおきにたヽよふ浮舟うきふねの浮ねをそするよどみいわがん
  • 53・蜻蛉とんぼ(あ)「あたにおくのうきはかけろふのゆうかなきかのいやはヽや」
  • 54・(み)「みのりせししょかわめたるならひのうきなかのおもひうん
  • 55・ゆめ浮橋うきはし(た)「たまつきをかけて小路こうじゆめのうききょうといらし夜半やはんはつかり

前述ぜんじゅつのとおり、ここにいちしゅ(ふ)を一文字ひともじうた欠落けつらくがあるとられる。

  • 56・サムシロ(つ)「つきの吹風さむしろをちはらひいくあらしのゝうらみきつらん」
  • 57・もり(あ)「あわれ也軒はしたけうぐいすもりるかいは」
  • 58・はちきょう(み)「三河みかわにはくもしゅみずのながるれははちきょうかけてにぎわいはしけ也」
  • 59・さしくし?(た)「たまかつらかけておもひしさしくらにわがくろかみのもなみだするらめ
  • 60・花見はなみ?(ほ)「おとをへてきみにかたみのぶんなれはなみだなかるゝ水茎みずぐきあと
  • 61・嵯峨野さがの(と)「[8]としをへてやまさかのほるおいうとのとるやつまもこりはてぬかな」
  • 62・山路やまじ?(け)「けさみれは小菊こぎくかのへの秋風あきかぜたまちるかずもしられす」

翻刻ほんこく

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  • 今井いまいみなもとまもる「『みなもとのゆふだすき』と『源氏げんじろくじゅうさんしゅうた』」九州大学きゅうしゅうだいがく国語こくご国文こくぶん学会がっかいかたりぶん研究けんきゅうだい25ごう1968ねん昭和しょうわ43ねん)3がつ)のち『王朝おうちょう文学ぶんがく研究けんきゅう角川書店かどかわしょてん1970ねん昭和しょうわ45ねん)。および『今井いまいみなもとまもる著作ちょさくしゅう だい4かん 源氏物語げんじものがたり文献ぶんけんこう笠間かさま書院しょいん2003ねん平成へいせい15ねん)9がつ、pp.. 302-313。 ISBN 4-305-60083-8

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ このほかに、長歌ながうたなかじゅんまきめいんでいくタイプや、短歌たんかなかんでいくが1しゅごとに1かんずつではないタイプなどがある。
  2. ^ 今井いまいみなもとまもる流出りゅうしゅつした島原しまばら松平まつだいら文庫ぶんこきゅう蔵本ぞうほん日本にっぽん古典こてんぶん学会がっかいへん日本にっぽん古典こてん文学ぶんがくかい会報かいほう だい121ごう日本にっぽん古典こてん文学ぶんがくかい1990ねん平成へいせい2ねん)7がつ。のち『古典こてんライブラリー 2 むらさきりん残照ざんしょう 国文学こくぶんがくやぶにらみ つづけ笠間かさま書院しょいん1993ねん平成へいせい5ねん)10がつISBN 4-305-60032-3 および『今井いまいみなもとまもる著作ちょさくしゅう だい12かん 評論ひょうろん随想ずいそう笠間かさま書院しょいん2007ねん平成へいせい19ねん)10がつ、pp.. 139-141。 ISBN 978-4-305-60091-2
  3. ^ 通常つうじょうは「くもかくれ」を1じょうとしてかぞえているときは「若菜わかな」を上下じょうげわせて1じょうとしてかぞえ、「若菜わかな」を上下じょうげ2じょうとして別々べつべつかぞえているときには「くもかくれ」を1じょうとしてかぞえないようにして、いずれも「ゆめ浮橋うきはし」がだい54じょうになるようになっている。
  4. ^ 源氏物語げんじものがたり表白ひょうはく』などもそうなっている。
  5. ^ あお表紙ひょうしほん代表だいひょうてき写本しゃほんひとつである大島本おおじまほんなどもそうなっている。
  6. ^ この「じゅうよまき」が「54かん」なのか「じゅうかん」なのかについてはさまざまな見解けんかい存在そんざいする。また現在げんざい一般いっぱんてきな『更級さらしな日記にっき』の本文ほんぶんすべて「じゅうよまき」となっているが、「じゅうよんかん」とするぶん存在そんざいする。
  7. ^ あお表紙ひょうしほんについては『明月めいげつ』の記述きじゅつから、河内かわうちほんについては『水源すいげんしょう』の巻数かんすうつたえられるものから
  8. ^ 冒頭ぼうとうは「いわかかたみのぶんなれはなみだなかるゝ」ではじまるがひとまえ混入こんにゅうであるとられる。

関連かんれん項目こうもく

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参考さんこう文献ぶんけん

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  • 今井いまいみなもとまもる源氏物語げんじものがたり研究けんきゅうしょ -松平まつだいら文庫ぶんこ調査ちょうさ余録よろく」「谷崎たにざき潤一郎じゅんいちろうやく源氏物語げんじものがたり愛蔵あいぞうばんまき4付録ふろく中央公論社ちゅうおうこうろんしゃ1962ねん昭和しょうわ37ねん)2がつ。のち『今井いまいみなもとまもる著作ちょさくしゅう だい12かん 評論ひょうろん随想ずいそう笠間かさま書院しょいん2007ねん平成へいせい19ねん)10がつ、pp.. 101-104。 ISBN 978-4-305-60091-2
  • 源氏げんじろくじゅうさんしゅうた伊井いい春樹はるきへん源氏物語げんじものがたり 注釈ちゅうしゃくしょ享受きょうじゅ事典じてん東京とうきょうどう出版しゅっぱん2001ねん平成へいせい13ねん)9がつ15にち、pp. 337-338。 ISBN 4-490-10591-6

外部がいぶリンク

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