1988年 のF1世界 選手権
1988 |
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1987 | 1989 | ||
F1 |
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1988
シーズン概要
[この
エントリー
マクラーレン・ホンダの圧勝
[シーズン
セナはプロストとの
他 チーム
[フェラーリ
[フェラーリはベルガーが
ベネトン
[ベネトン・フォードもマクラーレン・ホンダと
ロータス
[また、シートがレース
ピケ、
アロウズ
[アロウズは
マーチ
[バブル
ウィリアムズ
[ウィリアムズは
新 チーム
[この
また、いずれのチームもメインスポンサーなしの
開催 地 及 び勝者
[エントリーリスト
[エントラント | コンストラクタ | マシン | エンジン | タイヤ | ドライバー |
---|---|---|---|---|---|
キャメル・チーム・ロータス・ホンダ | ロータス | 100T | ホンダRA168E(V6ターボ) | G | 1.ネルソン・ピケ 2. |
コートールズ・ティレル・レーシング・オーガニゼーション | ティレル | 017 | フォードDFZ(V8) | G | 3.ジョナサン・パーマー 4.ジュリアン・ベイリー |
キヤノン・ウィリアムズ・チーム | ウィリアムズ | FW12 | ジャッドCV(V8) | G | 5.ナイジェル・マンセル (5.)マーティン・ブランドル (5.)ジャン=ルイ・シュレッサー 6.リカルド・パトレーゼ |
ウェスト・ザクスピード・レーシング | ザクスピード | 881 | ザクスピード F1[1]( |
G | 9.ピエルカルロ・ギンザーニ 10.ベルント・シュナイダー |
ホンダ・マールボロ・マクラーレン | マクラーレン | MP4/4 | ホンダRA168E(V6ターボ) | G | 11.アラン・プロスト 12.アイルトン・セナ |
オートモビルズ・ゴンファロネーズ・スポルティブ | AGS | JH23 | フォードDFZ(V8) | G | 14.フィリップ・ストレイフ |
レイトンハウス・マーチ・レーシング | マーチ | 881 | ジャッドCV(V8) | G | 15.マウリシオ・グージェルミン 16.イヴァン・カペリ |
USF&G・アロウズ・メガトロン | アロウズ | A10B | メガトロン(BMW) M12/13( |
G | 17.デレック・ワーウィック 18.エディ・チーバー |
ベネトン・フォーミュラ Ltd | ベネトン | B188 | フォードDFR(V8) | G | 19.アレッサンドロ・ナニーニ 20.ティエリー・ブーツェン |
ステバーニ・オゼッラ・スクアドラ・コルセ | オゼッラ | FA1I,FA1L | オゼッラ(アルファロメオ) 890T(V8ターボ) |
G | 21.ニコラ・ラリーニ |
リアル・レーシング | リアル | ARC01 | フォードDFZ(V8) | G | 22.アンドレア・デ・チェザリス |
ロイス・ミナルディ・チーム SpA | ミナルディ | M188 | フォードDFZ(V8) | G | 23.エイドリアン・カンポス (23.)ピエルルイジ・マルティニ 24.ルイス・ペレス=サラ |
リジェ・ロト | リジェ | JS31 | ジャッドCV(V8) | G | 25.ルネ・アルヌー 26.ステファン・ヨハンソン |
スクーデリア・フェラーリ SpA SEFAC | フェラーリ | F187/88C | フェラーリTipo033E(V6ターボ) | G | 27.ミケーレ・アルボレート 28.ゲルハルト・ベルガー |
ラルース・カルメル | ローラ | LC88 | フォードDFZ(V8) | G | 29.ヤニック・ダルマス (29.) (29.)ピエール=アンリ・ラファネル 30.フィリップ・アリオー |
コローニ SpA | コローニ | FC188 | フォードDFZ(V8) | G | 31.ガブリエル・タルキーニ |
AP・ユーロブルン・レーシング | ユーロブルン | ER188 | フォードDFZ(V8) | G | 32.オスカー・ララウリ 33.ステファノ・モデナ |
AP・BMS・スクーデリア・イタリア | ダラーラ | F3087,BMS188 | フォードDFV,DFR(V8) | G | 36.アレックス・カフィ |
ドライバー変更
[- ウィリアムズのNo.5は
第 11戦 をブランドル、第 12戦 をシュレッサーがドライブ。 - ミナルディのNo.23は
第 6戦 以降 マルティニがドライブ。 - ラルースのNo.29は
第 15戦 を鈴木 、最終 戦 をラファネルがドライブ。
1988年 のドライバーズランキング
[
|
|
- ドライバーズポイントは1
位 から順 に6位 まで 9-6-4-3-2-1 が与 えられた[3]。 - ベスト11
戦 がポイントランキングに数 えられた[4]。 プロストは105ポイントを獲得 したが、ランキングでは87ポイントのみが有効 とされた。セナの獲得 ポイントは94であったが、優勝 回数 の差 で有効 ポイントは90となった。結果 として総 獲得 ポイントが劣 るセナがタイトルを獲得 した。
1988年 のコンストラクターズランキング
[コンストラクター | BRA |
SMR |
MON |
MEX |
CAN |
DET |
FRA |
GBR |
GER |
HUN |
BEL |
ITA |
POR |
ESP |
JPN |
AUS |
ポイント | ||
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1 | マクラーレン-ホンダ | 11 | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 | 2 | 1 | Ret | 2 | 2 | 2 | Ret | 1 | 1 | 2 | 1 | 199 |
12 | DSQ | 1 | Ret | 2 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 10 | 6 | 4 | 1 | 2 | |||
2 | フェラーリ | 27 | 5 | 18 | 3 | 4 | Ret | Ret | 3 | 17 | 4 | Ret | Ret | 2 | 5 | Ret | 11 | Ret | 65 |
28 | 2 | 5 | 2 | 3 | Ret | Ret | 4 | 9 | 3 | 4 | Ret | 1 | Ret | 6 | 4 | Ret | |||
3 | ベネトン-フォード | 19 | Ret | 6 | Ret | 7 | Ret | Ret | 6 | 3 | 18 | Ret | DSQ | 9 | Ret | 3 | 5 | Ret | 39 |
20 | 7 | 4 | 8 | 8 | 3 | 3 | Ret | Ret | 6 | 3 | DSQ | 6 | 3 | 9 | 3 | 5 | |||
4 | ロータス-ホンダ | 1 | 3 | 3 | Ret | Ret | 4 | Ret | 5 | 5 | Ret | 8 | 4 | Ret | Ret | 8 | Ret | 3 | 23 |
2 | 6 | 8 | DNQ | Ret | 11 | DNQ | 7 | 10 | 9 | 7 | Ret | Ret | Ret | Ret | 7 | Ret | |||
5 | アロウズ-メガトロン | 17 | 4 | 9 | 4 | 5 | 7 | Ret | Ret | 6 | 7 | Ret | 5 | 4 | 4 | Ret | Ret | Ret | 23 |
18 | 8 | 7 | Ret | 6 | Ret | Ret | 11 | 7 | 10 | Ret | 6 | 3 | Ret | Ret | Ret | Ret | |||
6 | マーチ-ジャッド | 15 | Ret | 15 | Ret | Ret | Ret | Ret | 8 | 4 | 8 | 5 | Ret | 8 | Ret | 7 | 10 | Ret | 22 |
16 | Ret | Ret | 10 | 16 | 5 | DNS | 9 | Ret | 5 | Ret | 3 | 5 | 2 | Ret | Ret | 6 | |||
7 | ウィリアムズ-ジャッド | 5 | Ret | Ret | Ret | Ret | Ret | Ret | Ret | 2 | Ret | Ret | 7 | 11 | Ret | 2 | Ret | Ret | 20 |
6 | Ret | 13 | 6 | Ret | Ret | Ret | Ret | 8 | Ret | 6 | Ret | 7 | Ret | 5 | 6 | 4 | |||
8 | ティレル-フォード | 3 | Ret | 14 | 5 | DNQ | 6 | 5 | Ret | Ret | 11 | Ret | 12 | DNQ | Ret | Ret | 12 | Ret | 5 |
4 | DNQ | Ret | DNQ | DNQ | Ret | 9 | DNQ | 16 | DNQ | DNQ | DNQ | 12 | DNQ | DNQ | 14 | DNQ | |||
9 | リアル-フォード | 22 | Ret | Ret | Ret | Ret | 9 | 4 | 10 | Ret | 13 | Ret | Ret | Ret | Ret | Ret | Ret | 8 | 3 |
10 | ミナルディ-フォード | 23 | Ret | 16 | DNQ | DNQ | DNQ | 6 | 15 | 15 | DNQ | Ret | DNQ | Ret | Ret | Ret | 13 | 7 | 1 |
24 | Ret | 11 | Ret | 11 | 13 | Ret | NC | Ret | DNQ | 10 | DNQ | Ret | 8 | 12 | 15 | Ret | |||
- | ローラ-フォード | 29 | Ret | 12 | 7 | 9 | DNQ | 7 | 13 | 13 | 19 | 9 | Ret | Ret | Ret | 11 | 16 | DNQ | 0 |
30 | Ret | 17 | Ret | Ret | 10 | Ret | Ret | 14 | Ret | 12 | 9 | Ret | Ret | 14 | 9 | 10 | |||
- | ダラーラ-フォード | 36 | DNPQ | Ret | Ret | Ret | DNPQ | 8 | 12 | 11 | 15 | Ret | 8 | Ret | 7 | 10 | Ret | Ret | 0 |
- | AGS-フォード | 14 | Ret | 10 | Ret | 12 | Ret | Ret | Ret | Ret | Ret | Ret | 10 | Ret | 9 | Ret | 8 | 11 | 0 |
- | コローニ-フォード | 31 | Ret | Ret | Ret | 14 | 8 | DNPQ | DNPQ | DNPQ | DNPQ | 13 | Ret | DNQ | 11 | DNPQ | DNPQ | DNQ | 0 |
- | リジェ-ジャッド | 25 | Ret | DNQ | Ret | Ret | Ret | Ret | DNQ | 18 | 17 | Ret | Ret | 13 | 10 | Ret | 17 | Ret | 0 |
26 | 9 | DNQ | Ret | 10 | Ret | Ret | DNQ | DNQ | DNQ | Ret | 11 | DNQ | Ret | Ret | DNQ | 9 | |||
- | オゼッラ-アルファロメオ | 21 | DNQ | DSQ | 9 | DNQ | DNQ | Ret | Ret | 19 | Ret | DNPQ | Ret | Ret | 12 | Ret | Ret | DNPQ | 0 |
- | ユーロブルン-フォード | 32 | Ret | DNQ | Ret | 13 | Ret | Ret | Ret | DNQ | 16 | DNQ | DNPQ | DNPQ | DNPQ | DNQ | DNQ | Ret | 0 |
33 | Ret | NC | DSQ | DSQ | 12 | Ret | 14 | 12 | Ret | 11 | DNQ | DNQ | DNQ | 13 | DNQ | Ret | |||
- | ザクスピード | 9 | DNQ | Ret | Ret | 15 | 14 | DNQ | DSQ | DNQ | 14 | DNQ | Ret | Ret | DNQ | DNQ | DNQ | Ret | 0 |
10 | DNQ | DNQ | DNQ | Ret | DNQ | DNQ | Ret | DNQ | 12 | DNQ | 13 | Ret | DNQ | DNQ | Ret | DNQ | |||
コンストラクター | BRA |
SMR |
MON |
MEX |
CAN |
DET |
FRA |
GBR |
GER |
HUN |
BEL |
ITA |
POR |
ESP |
JPN |
AUS |
ポイント |
コンストラクターズポイントは1
シーズン詳細
[開幕 戦 ブラジルGP予選 では地元 のセナが、マクラーレン移籍 初戦 でPPを獲得 、2位 グリッドにはノンターボながらマンセルが入 った。決勝 でセナは、マンセルをオーバーヒートさせようと、故意 にフォーメーション・ラップを極端 にスローペースで行 うが[5]、自分 のマシンにシフトトラブルが発生 。結果 として、同様 にトラブルの起 きたカペリと共 にピットスタートとなったセナは、25位 から猛攻 し2位 まで追 い上 げたが、32周 目 に黒 旗 を提示 され失格 となった。その理由 はメカニックが「グリーンランプ点灯 後 にマシンを乗 り換 えてはならない」という規定 を忘 れ、再 スタート前 にTカーに乗 り換 えさせてしまっていたことによるものだったが、本来 ならその時点 で失格 処分 を下 すべきだったにもかかわらず、30周 以上 も走行 させた末 に黒 旗 を提示 したことは物議 を醸 した(地元 のセナを、極力 長 く走 らせたかったとの解釈 もある)。- レースは、プロストが
予選 3位 からトップを奪 い、そのまま優勝 。2位 にはフェラーリのベルガー、3位 にはロータスに移籍 したばかりのピケが入 った。 第 2戦 サンマリノGP- ロータスのピケが
同 じホンダエンジンを搭載 するマクラーレンに予選 で3秒 も差 を付 けられたが、1988年 シーズンのロータス不調 の原因 の1つはエルフのガソリンに不純物 が混 じっていたことが後 に判明 する。レースはセナがマクラーレン移籍 後 初 の優勝 を飾 る。 第 3戦 モナコGP- レース
終盤 、セナはプロストに対 して50秒 もリードしていたが、セナはペースを落 とす事 なく周回 を続 けた。マクラーレン・ホンダの監督 ロン・デニスがペースを落 とす様 に無線 でセナに呼 びかけたが、疲 れで集中 力 を失 ったセナが残 り12週 でポルティエコーナーでクラッシュしてリタイアした。レースはプロストが優勝 した。 第 4戦 メキシコGP- ローラのアリオーが
予選 最終 セッションの最終 コーナーでコントロールを失 ってピットウォールに240km/hで激突 。幸 いにも怪我 はなかった。高地 でのレースのため、ターボ勢 が圧倒的 有利 な状況 で進 み、予選 の上位 3グリッドはマクラーレン、フェラーリ、ロータスのターボ6台 が占 めた。決勝 ではロータス2台 がリタイアしたが、上位 6台 はマクラーレン、フェラーリ、アロウズのターボ勢 であった。 第 5戦 カナダGP- 1987
年 はスポンサーの対立 で開催 されなかった為 2年 ぶりの開催 となったが、前回 の開催 時 からピットの位置 が変更 に大 きく変更 された。 - レースはマクラーレンの2
台 が初 めての直接 対決 となり、セナが優勝 した。 第 6戦 デトロイトGP- セナが
開幕 7連続 ポールポジションを達成 したが、ベルガーが予選 2位 になった。レースはセナが優勝 。デトロイト市街地 コースのピットがFIAが求 める最低 要件 を満 たさなくなった為 、本 レースがF1としての最後 のデトロイトGPになった(1989年 以降 はアリゾナ州 フェニックスの市街地 コースに開催 地 を変更 )。 第 7戦 フランスGP- プロストが
予選 1位 になった為 、セナの開幕 8連続 ポールポジションの記録 は達成 出来 なかった。序盤 レースをリードしたセナにシフトトラブルが発生 したため後退 。2度目 の直接 対決 を制 しプロストが優勝 した。 第 8戦 イギリスGP- ベルガーがポールポジションを
獲得 (フロントローもフェラーリが独占 )し、マクラーレンがフロントローにいない唯一 のレースとなった。ウィリアムズは金曜 の予選 後 にFW12のアクティブサスペンションを止 め、コンベンショナルサスペンションに戻 したことでマシンバランスが大幅 に改善 し、マンセルが7連続 リタイア後 の今 シーズン初 完走 で2位 となった。プロストはエンジンのミスファイアとハンドリング不調 でで9位 に沈 んだあと24周 目 にリタイアしたが、フランスのメディアは前週 のフランスGPの勝利 を棚 に上 げて「臆病者 」と非難 した。 第 9戦 西 ドイツGP雨天 のレースにピケがノーマルタイヤで出走 し、オープニングラップの第 2シケインでクラッシュしてリタイアした。8周 目 にもアリオーが同 じくスリックタイヤに交換 して、ピケと同 じシケインでタイヤバリアにぶつかった。レースではナニーニがF1で初 めてファステストラップを獲得 したが、セナが優勝 した。第 10戦 ハンガリーGP- セナが
通算 24回 目 のポールポジションでジムクラーク、ファンジオに次 いで歴代 3位 に。水疱瘡 にもかかわらず出場 したマンセルがブラジル以来 のフロントロー獲得 。 - レースではスタートに
失敗 して一時 9位 に沈 んだプロストが追 い上 げ、49周 目 のストレートでセナをかわしたが第 1コーナーでアウトに膨 らんでセナに抜 き返 され、セナが優勝 した。 第 11戦 ベルギーGP- マンセルが
水疱瘡 で本戦 と次 戦 イタリアGPを欠場 し、代 わりにマーティンブランドルがスポット参戦 した。ベネトンの2台 は3位 と4位 でフィニッシュしたが、シーズン終了 後 に発覚 した燃料 の不正 で失格 となったため、カペリが繰 り上 げで3位 となり初 めての表彰台 となった。 - プロストは、これまでにセナにレース
用 のセッティングを真似 される事 が続 いたため、裏 をかいてレース直前 にウィングを寝 かせる設定 に変更 した。ストレートでの速度 アップを狙 ったが、これが裏目 出 てセナに30秒 以上 のリードを許 し、セナが優勝 。マクラーレンのコンストラクターズチャンピオンが決定 。 第 12戦 イタリアGP- レース
終盤 、トップを走行 していたセナが、バリアンテ・レティフィーロ(第 1シケイン)でジャン=ルイ・シュレッサーが乗 るウイリアムズと接触 してリタイアした。プロストもエンジントラブルでリタイアした為 、マクラーレン・ホンダの16戦 全 戦 優勝 が消 えた。レースはフェラーリのベルガーとアルボレートが1-2フィニッシュを飾 り、8月 に亡 くなったフェラーリの創始 者 エンツォ・フェラーリに地元 イタリアGPの優勝 を捧 げた。 第 13戦 ポルトガルGP- スタート
直後 にホームストレート上 で多重 クラッシュが発生 し、レースは赤旗 により中断 した。再 スタート時 にはプロストがセナに対 して幅 寄 せ(低速 )を行 い、2周 目 ホームストレート上 ではセナがプロストに対 して報復 の幅 寄 せ(高速 )を行 った。これは1989年 にセナのドライバーズライセンスの発行 が停止 された際 、セナが危険 なドライバーである事 を示 す事例 の一 つとされた。 第 14戦 スペインGP- セナが
優勝 すればチャンピオン決定 という状況 で、セナの車両 のみ燃費 がマイナスを示 し続 けたためペースダウンを余儀 なくされ4位 に終 わった。プロストが優勝 したため、セナのチャンピオン決定 は次 戦 日本 GPに持 ち越 された。セナがチャンピオン争 いをリードする中 、ホンダがプロストに与 えるエンジンを差別 しているという事実無根 の噂 [6]があり、ホンダはセナとプロストがイコールコンディションでチャンピオン争 いが出来 る様 に細心 の注意 を払 っていた。この為 、ホンダは二 人 のドライビングスタイルの差 が原因 であると考 えていたが、セナは後日 フジテレビのインタビュー[7]で「燃費 の差 は少 なくともドライビングスタイルの違 いではない」と語 っている。 第 15戦 日本 GP- 1988
年 日本 グランプリを参照 第 16戦 オーストラリアGP- ベルガーはターボ
最後 のレースで記録 に残 ろうと燃費 を無視 した走 りを続 け、一時 トップに立 ったがリタイア。ホンダの1-2-3フィニッシュでターボ最後 のレースを飾 った。
トピック
[昨年 まで参戦 していた名門 チームのブラバムが、BMWからのエンジンの提供 を受 けられなかったことからこの年 のみ参戦 を休止 した。なお翌 シーズンは復帰 している。- この
年 デビューした有力 選手 はマウリシオ・グージェルミン。 日本 グランプリで鈴木 亜 久里 がラルース・ローラからスポット参戦 を行 った。- 1985
年 シーズンからウィリアムズのスポンサーを行 っていたキヤノンや、前年 からマーチのスポンサーを始 めた上記 のレイトンハウスに加 え、この年 からロータスのスポンサーとなったセイコーエプソンなど、日本 におけるF1ブームの始 まりを受 け多 くの日本 企業 がスポンサーとなり始 めた。また日本 GPでは多 くの弱小 チームがスポットスポンサーを得 た。
脚注
[- ^
単 にこう呼 ばれるが正式 名称 は無 い。(イアン・バムゼイ著 、三重 宗久 訳 『世界 のレーシングエンジン』株式会社 グランプリ出版 、東京 都 新宿 区 、1990年 、p.198頁 。ISBN 4-906189-99-7。) - ^ ベスト11
戦 がポイントランキングに数 えられた。ポイントは有効 ポイント、括弧 内 は総 獲得 ポイント。 - ^ Peter Higham, The Guinness Guide to International Motor Racing, 1995, page 6
- ^ Peter Higham, The Guinness Guide to International Motor Racing, 1995, page 126
- ^ 「1988
年 フジテレビF1総集編 」等 より。 - ^ フジテレビF1 1988
年 総集編 での後藤 治 単独 インタビューによる - ^ フジテレビF1 1988
年 総集編 での単独 インタビューによる
外部 リンク
[- 1988 Formula One results and images Retrieved from www.f1-facts.com on 23 November 2008