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An-2 (航空機こうくうき)

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

アントーノフ An-2

ロシア航空森林警備隊の消防機型An-2P

ロシア航空こうくう森林しんりん警備けいびたい消防しょうぼうがたAn-2P

An-2(アントノフ2;ウクライナロシアАн-2アーン・ドヴァー)は、だい世界せかい大戦たいせん1947ねんソ連それんのアントーノフ設計せっけいきょく現在げんざいウクライナANTK アントーノウ)で開発かいはつされた複葉ふくようである。

ロシア愛称あいしょうは「ククルーズニク」(Кукурузник、"とうもろこしおとこ"の意味いみだがニキータ・フルシチョフ異称いしょう)であった。アメリカ国防総省こくぼうそうしょうてたコードネームType 22北大西洋きたたいせいよう条約じょうやく機構きこう(NATO)の付与ふよしたNATOコードネームは「コルト()」。

概要がいよう

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An-2は、ソ連それん需要じゅようたかかった農業のうぎょう林業りんぎょうよう航空機こうくうきとして、OKA-38 アーイスト(Fi 156デッドコピーはん)やPo-2後継こうけいとして開発かいはつされた。

1947ねんはつ飛行ひこうし、東側ひがしがわ諸国しょこく中心ちゅうしん多数たすう運用うんようされ、現在げんざいでもおおくの機体きたい現役げんえき運用うんようされている。

機体きたい

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機体きたいは、複葉ふくようほしがたレシプロエンジンという旧式きゅうしき設計せっけいだが、整備せいび滑走かっそう離着陸りちゃくりくできるほか、整備せいびせい安定あんていせいすぐれており、信頼しんらいせいきわめてたかいとされている。また、現役げんえき複葉ふくようでは最大さいだい機体きたいでもある。

12めい乗客じょうきゃくはこぶことができる旅客りょかくようのほか、落下傘らっかさん部隊ぶたい運搬うんぱんする軍事ぐんじもちい農薬のうやく散布さんぷなどの農業のうぎょうようといった多目的たもくてき使つかわれたほか、離着陸りちゃくりく性能せいのう整備せいびせいわれて、極寒ごっかんよう熱帯ねったいようなどの極限きょくげん環境かんきょうにおいて運用うんようできるタイプがつくられるなど様々さまざま運用うんようがなされていた。南極なんきょくでも物資ぶっし輸送ゆそうよう運用うんようされている。

An-2はすうおおくの派生はせいがた開発かいはつされたほかアントノフ設計せっけいきょくによってエンジンターボプロップかわそうし、機首きしゅ形状けいじょう流線型りゅうせんけい改良かいりょうしたAn-3存在そんざいする。

運用うんよう

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ウクライナのフルィーウニャ貨幣かへい刻印こくいんされた「ウクライナの飛行機ひこうきAn-2」(ЛІТАКИ УКРАЇНИ АН-2

An-2の生産せいさんは、ソ連それんでは1960ねんまでにおよそ5,000生産せいさんされた時点じてん終了しゅうりょうしたが、その運航うんこう必要ひつよう交換こうかん部品ぶひん継続けいぞくして生産せいさんされていた。ポーランドPZLしゃでは1992ねんまでAn-2の量産りょうさん継続けいぞくされていたほか、中国ちゅうごくでも「運輸うんゆ5がた(Y-5)」としてライセンス生産せいさんおこなわれて冷戦れいせん崩壊ほうかいの1992ねんまで生産せいさんされており、総計そうけいすると最終さいしゅうてきにはやく17,000ものかず生産せいさんされた。

機体きたい価格かかく中古ちゅうこでおよそ3まんUSドルというてい価格かかくであり、手頃てごろ小型こがた輸送ゆそうとしておおくの国家こっか政府せいふ民間みんかんじんによって運用うんようされており、21世紀せいきになった現在げんざいでもおおくの発展はってん途上とじょうこく現役げんえきである。先進せんしんこくでもその古典こてんてき機体きたい特徴とくちょうからパラシュート降下こうかよう航空こうくうショーよう機体きたいとしての需要じゅよう増加ぞうかしているほか、航空機こうくうきコレクターが蒐集しゅうしゅうしている機体きたいおおい。

ただし、西側にしがわでは現在げんざい航空機こうくうき安全あんぜん基準きじゅんでは安全あんぜんせい疑問ぎもんがあるとして運用うんよう制限せいげんがかけられていることもおおく、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくでは1993ねん以降いこう輸入ゆにゅうしたAn-2にたいして運用うんよう空港くうこうから300マイル以内いない飛行ひこう限定げんていされているという。

軍用ぐんようがた

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きゅうラオス王国おうこくない開設かいせつされた秘密ひみつTACANサイト「リマサイト85付近ふきんでエア・アメリカのUH-1Bが、どうサイトばくげきのために飛来ひらいした2きたベトナム空軍くうぐんのAn-2を「撃墜げきつい」した。なお、1968ねんパテート・ラーオなどの攻撃こうげきによりリマサイト85は陥落かんらくした(リマサイト85のたたか)。
An-2 ポーランド空軍くうぐん
エストニア空軍くうぐんのAn-2
エストニア空軍くうぐんのAn-2
マケドニアぐんのAn-2

東側ひがしがわ諸国しょこくをはじめとする各国かっこく軍隊ぐんたいでも、1970年代ねんだいころまでは小型こがた輸送ゆそうとして運用うんようしていた。ベトナム戦争せんそうでは、ベトナム人民じんみんぐん実戦じっせん投入とうにゅうされ、本来ほんらい輸送ゆそう任務にんむほか少量しょうりょうばくだん搭載とうさいしてばくげき任務にんむおこなった。ばくげきおこなった同機どうきが、エア・アメリカUH-1Bによって「撃墜げきつい[注釈ちゅうしゃく 1]された事例じれいもある。クロアチア紛争ふんそうにおいても、航空こうくう戦力せんりょく劣勢れっせいだったクロアチア共和国くろあちあきょうわこくぐんばくげき簡易かんい電子でんし戦機せんきとして、ときには夜間やかん作戦さくせんにも使用しようしていたとされる。

北朝鮮きたちょうせんでは、An-2の中国ちゅうごく生産せいさんがたであるY-5を特殊とくしゅ部隊ぶたい運用うんようしているという。同国どうこくでは、この機体きたいせいプロペラレーダーうつりにくい断面だんめんキャンバス生地きじりの主翼しゅよく後半こうはん合板ごうはんりの水平すいへい尾翼びよくなど、ある程度ていどの「ステルスせい」が自然しぜんそなわっており[1]実際じっさいにはほとんどの部分ぶぶん金属きんぞくせいのモノコック構造こうぞうであり、機体きたいそのものにはステルスせいく(グレグソンまい国防こくぼう次官補じかんほ(アジア・太平洋たいへいよう安全あんぜん保障ほしょう問題もんだい担当たんとう)が2010ねん9月16にち上院じょういん軍事ぐんじ委員いいんかい提出ていしゅつした書面しょめん証言しょうげんでの「ほとんどがぬのでできている」という記述きじゅつあやま情報じょうほうである)、前線ぜんせん破壊はかい活動かつどうのための特殊とくしゅ部隊ぶたいパラシュート降下こうかさせようというものである。また、ヘリコプターよりも低速ていそく巡航じゅんこうできるためレーダーにトラックうごいているようにしかうつらないのではないだろうかという指摘してきもある。ただし、低速ていそくのため心地ごこちわるくないが、機内きないエンジンおといちじるしいため、機内きないでのコミュニケーションはすべ信号しんごうおこなわれている[2]。しかし、その前年ぜんねん2009ねん5月4にち午後ごご230ふんに、ちゅうきたえいどうぐん澗面、澗IC近隣きんりんに、韓国かんこく空軍くうぐん訓練くんれんよう航空機こうくうき「L-2」1不時着ふじちゃく炎上えんじょう大破たいはした。この事故じこにより、「L-2」がじつはAn-2の偽装ぎそうめいであることが、中央日報ちゅうおうにっぽう記事きじやミリタリーサイトをつうじてあきらかになった。じつ韓国かんこく空軍くうぐんながらくAn-2を特殊とくしゅせん訓練くんれんよう運用うんようしていたが、韓国かんこく国防こくぼう韓国かんこく空軍くうぐんは、その事実じじつをマスメディアが記事きじにすることをゆるさず、隠蔽いんぺいしていたのである。2009ねん5月8にち情報じょうほう消息筋しょうそくすじによれば、韓国かんこく空軍くうぐん保有ほゆうするAn-2はぜん20あまりにたっし、だい部分ぶぶん1970-80年代ねんだいポーランドなどひがしヨーロッパけん国家こっかから導入どうにゅうしたものとのことである。保有ほゆう目的もくてきは、北朝鮮きたちょうせんぐん空中くうちゅう浸透しんとう対応たいおうする戦略せんりゃく戦術せんじゅつ開発かいはつするためである。当然とうぜん韓国かんこくがわはAn-2にステルスせいいことをっていたはずである。

また、韓国かんこく聯合れんごうニュースがつたえたところによれば、2008ねん10月9にち黄海こうかいうえおこなった軍事ぐんじ訓練くんれんで、旧式きゅうしきたいかんミサイルである「シルクワーム」を改造かいぞうしたそらたいかんミサイルをAn-2の機上きじょうから発射はっしゃしたとされる。しかしながら、どうミサイル重量じゅうりょうは3トンであるため、燃料ねんりょうふくめた最大さいだい搭載とうさいりょうが2トンしかない同機どうきへの搭載とうさい不可能ふかのうであるはずだが、それでも韓国かんこくぐん当局とうきょくは「同機どうきあらたな脅威きょうい」として対処たいしょしていく方針ほうしんで、対空たいくうよう機関きかんほうなどを増強ぞうきょうしている。

2014ねんはいり、韓国かんこく中央日報ちゅうおうにっぽうは、北朝鮮きたちょうせんぐん特殊とくしゅ部隊ぶたい最近さいきん韓国かんこく侵入しんにゅうする特殊とくしゅ作戦さくせんよう航空機こうくうき投入とうにゅうし、韓国かんこく民間みんかん空港くうこうへの攻撃こうげき占拠せんきょ想定そうていした訓練くんれん実施じっししたとほうじ、An-2をその形状けいじょう低速ていそくによるレーダー捕捉ほそくせいひくさなどの理由りゆう使用しようし、北朝鮮きたちょうせん特殊とくしゅ部隊ぶたい韓国かんこく進攻しんこう作戦さくせんった場合ばあい同機どうき主力しゅりょく兵器へいきになるとみられていると報道ほうどうしたと[3]

2020ねんナゴルノ・カラバフ紛争ふんそうにおいて、アゼルバイジャンぐん無人むじんされた機体きたいおとりとして使用しようすることで、アルメニアぐん防空ぼうくうシステムの位置いち露見ろけんさせこれを破壊はかいするのにおおきな役割やくわりたした[4]

An-2自体じたい機密きみつせいひく汎用はんようであるが、上記じょうきのように空挺くうてい作戦さくせん特殊とくしゅ作戦さくせん使用しようされることおおいため、アメリカ陸軍りくぐん研究けんきゅうようとして限定げんていすうのAn-2を保有ほゆうしている。

かくかた

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アントノフ設計せっけいきょくせい

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SKh-1
アントノフ設計せっけいきょく成立せいりつ以前いぜん当機とうき呼称こしょう。"Skh-1"とは、ロシアで「農業のうぎょう経済けいざい1ごう」のりゃく
An-2F
ぐんよう観測かんそくかた試作しさくがた胴体どうたい中央ちゅうおうガラスりで、うえつばさ後方こうほう自衛じえいようの7.62mm機関きかんじゅう装備そうびしたじゅうとう搭載とうさいする。
An-2L
消防しょうぼうかた翼下よくかおよび胴体どうたい消火しょうかよう薬品やくひんはいったポッドを搭載とうさいする。
An-2P
旅客機りょかくきかた座席ざせきわりに容量ようりょう1,240リットルのみずタンクを搭載とうさいできる消防しょうぼうがた存在そんざいする。
An-2S
農業のうぎょうかた薬剤やくざい散布さんぷ装置そうち搭載とうさいし、しゅあしがPがたよりも延長えんちょうされている。
An-2V
しゅあしそうフロートに変更へんこうした水上すいじょうかたプロペラ直径ちょっけい短縮たんしゅくしている。
An-2E
An-2Vより改造かいぞうされたWIG(地面じめん効果こうかつばさ試験しけんがた主翼しゅよくていつばさ形式けいしき大型おおがたいちまいつばさ交換こうかんしている。
An-2ZA(An-6 メテオとも)
垂直すいちょく尾翼びよくまえ観測かんそくいんせき追加ついかしたこう気象きしょう研究けんきゅうがた
An-3
エンジンターボプロップ変更へんこうし、それにわせて機首きしゅさい設計せっけいした機体きたい
Y-5
中国ちゅうごくでの当機とうき呼称こしょう。コピー生産せいさんおこなわれている。

PZLせい

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An-2(G)
地球ちきゅう物理ぶつり調査ちょうさがた。(G)とは"Geofiz"のりゃく任務にんむわせて機体きたいごと搭載とうさい機材きざい機体きたい形状けいじょうことなっている。
An-2(P)
航空こうくう写真しゃしん測量そくりょうがた。(P)とは"Photo"のりゃく測量そくりょう写真しゃしん撮影さつえいよう航空こうくうカメラを装備そうびしている。
An-2M
Tがたベースの水上すいじょうかた。An-2Vと同等どうとう機体きたい
An-2P
旅客機りょかくきかたアントノフせいのAn-2Pと同等どうとう機体きたいだが、改良かいりょうがたプロペラ装備そうびしている。
An-2PK
5名分めいぶん単独たんどく座席ざせき装備そうびした要人ようじん輸送ゆそうかた
An-2PRTV
電波でんぱ中継ちゅうけいがた。ラジオおよびテレビ放送ほうそうよう電波でんぱ中継ちゅうけい装置そうち搭載とうさいしている。
An-2R
農業のうぎょうかた気密きみつ操縦そうじゅうせき装備そうびし、薬剤やくざいもしくは肥料ひりょう散布さんぷ可能かのう
An-2S
担架たんか6だい医療いりょう要員よういん搭載とうさいできる病院びょういんがた
An-2T
貨物かもつ輸送ゆそうよう基本きほんがた
An-2TD
落下傘らっかさん降下こうか部隊ぶたい搭乗とうじょうようたたしき座席ざせき(12せき)を装備そうびした機体きたい
An-2TP
TDがたをベースにした民間みんかんよう旅客りょかく/貨物かもつ
Lala-1
ターボファンエンジン搭載とうさい実験じっけん胴体どうたい後半こうはんをトラス構造こうぞうのブームがた変更へんこうし、尾翼びよくいちまい水平すいへい尾翼びよくりょうはし小型こがた垂直すいちょく尾翼びよくいたそう尾翼びよく形式けいしき変更へんこうしている。

中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくでの生産せいさんがた

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運輸うんゆ5がた(Y-5)
中国ちゅうごくでライセンス生産せいさんおこなわれた機体きたい1956ねんより生産せいさんおこなわれ、旅客りょかく/貨物かもつかたほかに、An-2Vにじゅんじた水上すいじょうかた(Y-5C)も生産せいさんされている。北朝鮮きたちょうせんでもライセンス生産せいさんおこなわれた。

運用うんようこく

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アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン
 ブルガリア
ジョージア (国)の旗 ジョージア
モルドバの旗 モルドバ
 ラトビア
朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこく
セルビアの旗 セルビア
沿ドニエストル共和国の旗 沿ドニエストル共和きょうわこく

退役たいえきこく

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アルバニアの旗 アルバニア
アルメニアの旗 アルメニア
中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく
クロアチアの旗 クロアチア
 キューバ
 エジプト
 エストニア
 ハンガリー
モンゴルの旗 モンゴル
ポーランドの旗 ポーランド
 ルーマニア
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦れんぽう
 ベトナム
イエメンの旗 イエメン

スペック

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An-2 さんめん
  • 全長ぜんちょう:12.40m
  • 全幅ぜんぷく:18.2m(うえつばさ)、14.2m(しもつばさ
  • たかさ:4.10m
  • 機体きたい重量じゅうりょう:3.3t
  • 最大さいだい離陸りりく重量じゅうりょう:5.5t
  • 最大さいだい速度そくど:253km/h
  • 巡航じゅんこう速度そくど:185km/h(50km/hでも飛行ひこう可能かのう
  • 乗員じょういん:1-2めい
  • 乗客じょうきゃく:12めい
  • エンジン:シュベツォフ ASh-62空冷くうれい9気筒きとうレシプロエンジン×1
  • 出力しゅつりょく:1,000馬力ばりき
  • 最大さいだい上昇じょうしょう高度こうど:4,500m
  • 航続こうぞく距離きょり:845km

展示てんじちゅう機体きたい

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型名かためい   番号ばんごう     機体きたい写真しゃしん     所在地しょざいち 所有しょゆうしゃ 公開こうかいじょうきょう 状態じょうたい 備考びこう
An-2TD 1G 059-29 ドイツ バイエルンしゅう ドイツ博物館はくぶつかんシュライスハイム航空こうくうかん[1] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ [2]
An-2 1G 138-42 リトアニア カウナスぐん リトアニア航空こうくう博物館はくぶつかん[3] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ [4]
An-2R 1G 148-07 ドイツ バーデン=ヴュルテンベルクしゅう 国際こくさい航空こうくう博物館はくぶつかん[5] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ
An-2R 1G 156-25 ポーランド マウォポルスカけん ポーランド航空こうくう博物館はくぶつかん[6] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ [7]
An-2R 1G 156-58 アメリカ カリフォルニアしゅう チーコウ航空こうくう博物館はくぶつかん[8] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ
An-2T 1G 157-05 ポーランド マウォポルスカけん ポーランド航空こうくう博物館はくぶつかん 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ [9]
An-2P 1G 159-28 ポーランド マゾフシェけん ポーランド軍事ぐんじ技術ぎじゅつ博物館はくぶつかん[10] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ
An-2R 1G 165-50 アメリカ カリフォルニアしゅう マーチフィールド航空こうくう博物館はくぶつかん[11] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ [12]
An-2 1G 172-48 オランダ フレヴォラントしゅう 国立こくりつ飛行場ひこうじょう航空こうくう博物館はくぶつかん[13] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ
An-2 1G 175-27 アメリカ ワシントンしゅう ミュージアム・オヴ・フライト[14] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ [15]
An-2P 1G 178-10 ポーランド ルブリンけん デンブリン空軍くうぐん博物館はくぶつかん[16] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ
An-2 1G 184-19 ウクライナ キエフしゅう アリェーク・アントーノフ国立こくりつ航空こうくう博物館はくぶつかん[17] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ [18]
An-2TD 1G 187-33 ベトナム ハノイ 航空こうくう展示てんじじょう 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ Corporation Vietnam Airlinesの北西ほくせい展示てんじされている。[19]
An-2 1G 194-27 ドイツ ザクセン=アンハルトしゅう ヴェルニゲローダ航空こうくう博物館はくぶつかん[20] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ [21]
An-2 1G 213-20 スペイン カタルーニャしゅう カタロニア航空公園こうくうこうえん財団ざいだん[22] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ [23]
An-2 1G 219-31 アメリカ デラウェアしゅう 航空こうくう機動きどう軍団ぐんだん博物館はくぶつかん[24] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ
An-2T 1 062 473 10 ドイツ ラインラント=プファルツしゅう ピーター・ユニォア航空機こうくうき展示てんじじょう[25] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ
An-2T 1 153 473 20 ウクライナ キエフしゅう 国立こくりつ航空こうくう大学だいがく 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ
An-2 1 170 473 12 ドイツ ベルリン都市とししゅう ベルリン=ガトウ飛行場ひこうじょう軍事ぐんじ博物館はくぶつかん 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ
An-2T 16805 ドイツ バーデン=ヴュルテンベルクしゅう ジンスハイム技術ぎじゅつ博物館はくぶつかん[26] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ
An-2M 801822 ブルガリア プロヴディフしゅう 航空こうくう博物館はくぶつかん[27] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ [28]
An-2 ロシア サマラしゅう トリヤッチ技術ぎじゅつ博物館はくぶつかん[29] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ
Y-5 191-4 韓国かんこく ソウル 戦争せんそう記念きねんかん[30] 公開こうかい 静態せいたい展示てんじ [31]

登場とうじょう作品さくひん

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映画えいが

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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国おうこく
インディアナ・ジョーンズとマッドがナスカへかうのに搭乗とうじょう
ジュマンジ/ネクスト・レベル

小説しょうせつ

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しん日本にっぽん朝鮮ちょうせん戦争せんそう だい一部いちぶ 開戦かいせんXデイ
半島はんとう
 
復活ふっかつ 人類じんるい滅亡めつぼう危機ききとのたたかい――
児童じどうけリメイクばん登場とうじょう国際こくさいスパイ一味いちみ逃亡とうぼう使用しようするが、視界しかい不良ふりょう悪天候あくてんこう飛行ひこうしていたためにアルプス山脈あるぷすさんみゃく墜落ついらくはこんでいたMM-88きん外界がいかい漏出ろうしゅつさせてしまい、世界せかいてきパンデミックのきっかけとなる。

漫画まんが

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だい2朝鮮ちょうせん戦争せんそう ーユギオⅡー
北朝鮮きたちょうせんぐん特殊とくしゅ部隊ぶたい輸送ゆそう使用しよう韓国かんこく空軍くうぐん基地きち強硬きょうこう着陸ちゃくりくしてこれを制圧せいあつする。アメリカ空軍くうぐんAWACSは、コンピュータがほん自動車じどうしゃ判断はんだんしたため侵入しんにゅうづけなかった。
ARMA 2
拡張かくちょうパック、"Operation Arrowhead"に登場とうじょう

ドキュメンタリー

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NHK特集とくしゅう シルクロード
だい5かいろうらん王国おうこくる」に中国ちゅうごく人民じんみん解放かいほうぐんのY-5が登場とうじょうZ-5ともに、ろうらんロプ・ノール捜索そうさくおこなう。
ミリタリー・モーターズ』(ディスカバリーチャンネル番組ばんぐみ
シーズン3で本拠地ほんきょち西にしドイツから大西洋たいせいよう飛行ひこうしてアメリカにはこんだ。(セスナと物々交換ぶつぶつこうかん目的もくてき)

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 偶然ぐうぜんとおりかかったUH-1がAn-2を発見はっけん搭乗とうじょういん個人こじん装備そうびであるAK47を発砲はっぽうして追跡ついせきした。おもわぬ反撃はんげきあわてて退却たいきゃくしようとしたAn-2は操縦そうじゅうあやまり、山腹さんぷく激突げきとつしたとわれる

出典しゅってん

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  1. ^ 北朝鮮きたちょうせん木製もくせい「ステルス」 レーダー感知かんちせず、べい警告けいこく(2010ねん9がつ17にち)”. 共同通信きょうどうつうしん. https://archive.is/8ML6f 2010ねん9がつ20日はつか閲覧えつらん 
  2. ^ ジョンヨン:ちょ 宮田みやた敦司あつしやく北朝鮮きたちょうせんぐんのA to Z 亡命ぼうめい将校しょうこうかす朝鮮人民軍ちょうせんじんみんぐんのすべて』 光人みつひとしゃ 2009ねん ISBN 9784769814436
  3. ^ 北朝鮮きたちょうせん特殊とくしゅ部隊ぶたい空港くうこう奇襲きしゅう想定そうてい訓練くんれん 韓国かんこく侵入しんにゅう夜間やかん占拠せんきょねら 2014ねん1がつ24にち掲載けいさい 同日どうじつ閲覧えつらん
  4. ^ 自治じちしゅうめぐ戦闘せんとうでドローン猛威もうい衝撃しょうげきけるロシア…「看板かんばん商品しょうひん防空ぼうくうミサイルもう突破とっぱされる”. 読売新聞よみうりしんぶん (2021ねん12月21にち). 2021ねん10がつ20日はつか閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

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