林はやし本源ほんげん園えん邸てい

板橋いたばし林りん本源ほんげん園えん邸てい
The Lin Family Mansion and Garden
板橋いたばし林りん本源ほんげん園えん邸てい; The Lin Family Mansion and Garden
	板橋いたばし林家はやしや花園はなぞの
	林はやし本源ほんげん園えん邸てい庭園ていえん一景いっけい
位置いち	22056新北しんきた市し板橋いたばし區く留とめ侯こう里さと西門にしもん街がい9號ごう
建たて成しげる时间	清朝せいちょう咸豐三さん年ねん(1853年ねん)
网站	http://www.linfamily.ntpc.gov.tw/
中華民國ちゅうかみんこく文化ぶんか資產しさん
官かん方かた名称めいしょう	板橋いたばし林りん本源ほんげん園えん邸てい; The Lin Family Mansion and Garden
類型るいけい	登錄とうろく等級とうきゅう：國定こくてい古蹟こせき; 登錄とうろく種類しゅるい：宅たく第だい
	詳細しょうさい登錄とうろく資料しりょう

林はやし本源ほんげん園えん邸てい位くらい於新北しんきた市し板橋いたばし區く，為ため板橋いたばし林はやし本源ほんげん家族かぞく興きょう建けん的てき房ぼう舍しゃ，仿蘇州そしゅう留とめ園えん設計せっけい，是ぜ目前もくぜん臺灣たいわん僅存最さい完かん整せい的てき園えん林りん建築けんちく。該居可か追おい溯さかのぼ至いたり1847年ねん，當時とうじ為ため林りん本源ほんげん家族かぞく北上ほくじょう屯たむろ租的租館，後ご經けい林はやし國華こくか、林はやし國芳くによし兩りょう兄弟きょうだい擴建，成なり為ため林りん本源ほんげん家族かぞく之の居所きょしょ。民みん國こく65年ねん(1976年ねん)，林はやし本源ほんげん家族かぞく將はた庭園ていえん部分ぶぶん捐給當時とうじ的てき臺北たいぺい縣けん政府せいふ（即今そっこん新北しんきた市し政府せいふ），花園はなぞの於民國こく75年ねん第だい一次修復後收費開放參觀。第だい二に次じ修復しゅうふく期間きかん為ため86年ねん至いたり90年ねん，90年ねん8月がつ9日にち重おも新しん開放かいほう，三落大厝並同時於90年ねん7月がつ完成かんせい修復しゅうふく，並なみ配合はいごう花園はなぞの開放かいほう。目前もくぜん林りん本源ほんげん園えん邸てい由ゆかり新北しんきた市し政府せいふ文化ぶんか局きょく負ふ責せめ維護與あずか整せい修おさむ的てき工作こうさく，並なみ為ため宅たく第だい類るい國定こくてい古蹟こせき。行政ぎょうせい單位たんい隸屬れいぞく新北しんきた市し政府せいふ文化ぶんか局きょく，以一股的人力及預算維持日常運作。

林はやし本源ほんげん園えん邸てい總そう面積めんせき6,054坪つぼ，可分かぶん成なり「園えん」和かず「邸やしき」兩個りゃんこ部分ぶぶん：園えん又また被ひ稱しょう作さく「板橋いたばし林家はやしや花園はなぞの」，指ゆび的てき是ぜ住じゅう屋や之の外的がいてき庭園ていえん部分ぶぶん，其中包含ほうがん來らい青あお閣かく、月つき波なみ水すい榭、定てい靜堂せいど等とう多た處しょ房ぼう舍しゃ與あずか人造じんぞう山水さんすい；邸やしき指ゆび的てき是ぜ林りん本源ほんげん家族かぞく居住きょじゅう處しょ，即そく庭園ていえん西側にしがわ的てき三さん落大厝。目前もくぜん三落大厝仍屬於「祭祀さいし公おおやけ業ぎょう林はやし本源ほんげん」，需專人じん帶たい領りょう才能さいのう入にゅう內導覽らん。

歷史れきし[编辑]

清きよし乾いぬい隆たかし四よん十じゅう三さん年ねん（西元にしもと1778年ねん），林はやし應おう寅とら自じ福建ふっけん漳州龍溪りゅうけい來き台だい至いたり淡水たんすい廳ちょう新莊しんじょう（今いま新しん北きた新莊しんじょう），設しつらえ帳ちょう授徒，從事じゅうじ教職きょうしょく。並なみ於乾いぬい隆たかし五ご十じゅう年ねん（西元にしもと1785年ねん）時じ返かえし回かい漳州龍溪りゅうけい。據よりどころ專せん家か考證こうしょう，林はやし應おう寅とら應おう是ぜ林りん家か最早もはや至いたり臺灣たいわん的てき先祖せんぞ。次子じし林平りんぺい侯こう於16歲さい時じ（乾いぬい隆たかし47年ねん）渡わたり台だい尋ひろ訪おとずれ父親ちちおや，並なみ受雇於米商しょう鄭てい谷之やの家か。但ただし林平りんぺい侯こう極ごく有ゆう經けい商しょう智慧ちえ，鄭てい谷たに慨然がいぜん借か予よ資金しきん幫助他た創業そうぎょう，當年とうねん臺北たいぺい淡水たんすい河かわ航こう運うん暢とおる行ぎょう，稻いね米まい運うん銷為貿易ぼうえき大宗たいそう，林平りんぺい侯こう以運米まい為ため業ぎょう，又また逢林はやし爽文之の變へん，稻いね米まい價格かかく高だか漲みなぎ，林平りんぺい侯こう既すんで為ため米まい商しょう，在ざい運うん米まい業ぎょう上じょう獲得かくとく了りょう極ごく為ため豐ゆたか厚あつ的てき利潤りじゅん。

後來こうらい林平りんぺい侯こう與あずか竹たけ塹林はやし紹賢共同きょうどう經けい辦臺灣たいわん鹽しお務つとむ，更さら累積るいせき了りょう不ふ少しょう財ざい富とみ。當時とうじ林平りんぺい侯こう年ねん已やめ40，於是衣ころも錦にしき還かえ鄉さと，返かえし回かい內地捐官，擔任たんにん廣西ひろせ柳やなぎ州しゅう知ち府ふ共きょう7年ねん。後來こうらい林平りんぺい侯こう無む意い於仕途と，於是在ざい嘉よしみ慶けい21年ねん（西元にしもと1816年ねん）辭じ官かん返かえし台だい定てい居きょ。但ただし是ぜ當時とうじ淡水たんすい有ゆう嚴重げんじゅう的てき泉いずみ漳械鬥的てき事件じけん，為ため了りょう避禍，林平りんぺい侯こう在ざい嘉よしみ慶けい23年ねん時じ，遷居至いたり大だい嵙崁（今いま桃園ももぞの大溪おおたに區く）的てき三さん層そう（今福いまふく安里あんり）定てい居い，並なみ興きょう建けん巨きょ宅たく、築ちく大だい嵙崁堡防禦ぼうぎょ亂らん民みん、開墾かいこん田地でんち、築ちく灌溉水すい圳，田租でんそ收入しゅうにゅう大だい增ぞう。此後林平りんぺい侯こう多た次つぎ協きょう助じょ官かん府ふ平定へいてい民みん變へん，並なみ籲請朝廷ちょうてい興きょう建けん淡水たんすい廳ちょう城じょう。道みち光こう27年ねん（西元にしもと1847年ねん），林家はやしや為ため了りょう收おさむ佃つくだ租方便びん，在ざい枋橋（即今そっこん板橋いたばし）建たて弼益館かん，此為林家はやしや在ざい板橋いたばし地區ちく構屋的てき開始かいし。

林平りんぺい侯こう生せい有ゆう五ご子し，依よ次じ為ため林りん國こく棟とう、林はやし國こく仁ひとし、林はやし國華こくか、林はやし國こく英えい、林はやし國芳くによし，分別ふんべつ管理かんり林りん家か的てき五ご個こ家か號ごう（商店しょうてん號ごう）：飲いん記き、水みず記き、本ほん記き、思おもえ記き、源みなもと記き，意い為ため「飲水のみみず本ほん思おもえ源げん」，林家はやしや五ご子中こなか以林國華こっか（本ほん記き）與あずか林はやし國芳くによし（源みなもと記き）兩人りょうにん最さい為ため賢けん能のう，承繼しょうけい家風かふう，勇いさむ於開拓かいたく，以「本源ほんげん」為ため總そう號ごう。此時漳州、泉州せんしゅう人的じんてき械鬥事件じけん仍未平ひら息いき，為ため了りょう避禍，兄弟きょうだい二人在枋橋漳州籍居民的邀請之下，林家はやしや於咸豐元年がんねん（西元にしもと1851年ねん）於枋橋きょう弼益館かん旁つくり興きょう建けん三さん落大厝，並なみ於咸豐ゆたか3年ねん落成らくせい後ご舉家遷入，咸豐5年ねん開始かいし籌建枋橋城じょう以抵禦泉州せんしゅう人じん騷擾そうじょう。不ふ久ひさ後ご，林家はやしや開始かいし在ざい大だい厝後興きょう建けん園えん林りん庭園ていえん，並なみ且聘請文人じん呂りょ西村にしむら、謝しゃ琯樵等とう名士めいし擔任たんにん西にし席せき（即そく家庭かてい教師きょうし），為ため北きた臺灣たいわん帶おび來き不ふ少しょう文化ぶんか氣息きそく。林家はやしや第だい三さん代だい的てき林はやし維源、林はやし維讓承繼しょうけい了りょう前ぜん兩りょう代だい的てき開ひらき展てん，在ざい短たん短たん三代之內成為臺灣的鉅富，林はやし維源並なみ且在清しん法ほう戰爭せんそう後ご，大力だいりき協きょう助すけ臺灣たいわん巡じゅん撫なで劉りゅう銘めい傳でん進行しんこう番ばん界かい的てき拓殖たくしょく、地方ちほう實業じつぎょう的てき推廣與あずか撫なで墾制度せいど的てき推行。今日きょう遊客ゆうかく所しょ暢とおる遊ゆう的てき林はやし本源ほんげん園えん邸てい，也是在ざい這一代的經營下成長至顛峰。擁よう有ゆう龐大財力ざいりょく的てき林はやし本源ほんげん家族かぞく成なり為當ためとう地ち漳州人的じんてき主要しゅよう領袖りょうしゅう，而三落大厝也成為當時漳州人的主要指揮所，因いん此該厝不但ただし在ざい建築けんちく時じ加か上じょう諸多しょた防禦ぼうぎょ設計せっけい，平日へいじつ亦また有數ゆうすう百壯丁在此戒備，並なみ維持いじ至いたり日にち治ち時期じき初期しょき。

西元にしもと1949年ねん，國民黨こくみんとう於國共こっきょう內戰失しつ利り，外そと省しょう人じん來き台だい人士じんし特とく多た，不ふ少しょう人ひと選擇せんたく林りん家か作為さくい暫棲之の地ち，隨ずい後ご也有やゆう臺だい籍せき人士じんし相しょう繼ままし入にゅう住じゅう。根據こんきょ紀き錄ろく當時とうじ住じゅう有ゆう一いち千せん多た人じん，三さん百ひゃく多た戶と，政府せいふ還かえ特別とくべつ編へん了りょう一いち個こ行政ぎょうせい管理かんり區劃くかく為ため「留とめ侯こう里さと」。在ざい居住きょじゅう者しゃ的てき違たがえ章あきら建築けんちく行為こうい與あずか任意にんい拆建之の下した，內部的てき毀壞更さら嚴重げんじゅう，因いん此激起おこり了りょう國こく內外人士じんし呼よび籲保存ほぞん的てき行動こうどう，並なみ開始かいし謀はかりごと求もとめ遷出現しゅつげん住戶じゅうこ與あずか整せい修おさむ維護經費けいひ籌措等とう問題もんだい的てき解決かいけつ之の道みち。東海大學とうかいだいがく於西元もと1971年ねん受當時とうじ縣けん政府せいふ委託いたく對たい林はやし宅たく進行しんこう規ぶんまわし劃，復ふく因いん鄰近住戶じゅうこ反對はんたい而作罷やめ。西元にしもと1977年ねん，林はやし本源ほんげん祭祀さいし公おおやけ業ぎょう將はた林家はやしや花園はなぞの的てき產さん權けん捐給臺北たいぺい縣けん政府せいふ（今新いまじん北市きたいち政府せいふ），並なみ捐出新台しんだい幣ぬさ1,100萬元作為整修經費。

臺北たいぺい縣けん政府せいふ便びん立りつ即そく辦理留とめ侯こう里さと居きょ民みん的てき遷出作業さぎょう，翌年よくねん委託いたく台灣たいわん大學だいがく土木どぼく所しょ都と計けい室しつ（台たい大だい建築けんちく與あずか城しろ鄉きょう所しょ前身ぜんしん），進行しんこう恢復かいふく舊觀きゅうかん的てき測はか繪え及修復しゅうふく計畫けいかく工作こうさく。土木どぼく所しょ動員どういん內外師し生せい在ざい現場げんば測量そくりょう，描繪基地きち位置いち、面積めんせき、形狀けいじょう、建築けんちく構造こうぞう、佈置、建築けんちく細部さいぶ、尺寸しゃくすん、花園はなぞの現存げんそん物ぶつ之の位置いち、類別るいべつ及鄰近きん基地きち環境かんきょう之の分析ぶんせき、規ぶんまわし劃，完成かんせい各種かくしゅ圖樣ずよう後ご，並なみ估計經費けいひ作為さくい施工しこう參考さんこう。

在ざい修復しゅうふく的てき方法ほうほう與原よはら則そく上じょう，當時とうじ在ざい殘ざん蹟あと保存ほぞん、略りゃく事ごと修補しゅうほ及按原げん件けん修復しゅうふく之の間あいだ，學界がっかい與あずか各かく有ゆう關せき單位たんい，甚至一般社會大眾居有些觀點上的差距，當時とうじ認みとめ為ため「殘ざん蹟あと保存ほぞん的てき殘缺ざんけつ美感びかん較易引發思おもえ古いにしえ之の幽かそけ情じょう與あずか歷史れきし感かん；而按原げん件けん修復しゅうふく，較接近せっきん我國わがくに傳統でんとう匱乏社會しゃかい對たい豐富ほうふ感かん的てき文化ぶんか要求ようきゅう」。最後さいご經由けいゆ漢かん寶德ほうとく、林はやし衡道、王國おうこく璠、洪ひろし文雄ふみお、吳ご基はじめ瑞みず、馬うま以工小しょう姐あね等とう之の會議かいぎ結論けつろん，提出ていしゅつ幾いく點てん基本きほん觀念かんねん；考量こうりょう林家はやしや花園はなぞの當時とうじ的てき現狀げんじょう，盡つき量りょう按原件けん修復しゅうふく，修復しゅうふく時限じげん之の下限かげん為ため西元にしもと1945年ねん以前いぜん，以恢復原ふくげん樣さま為ため原則げんそく。西元にしもと1982年ねん底そこ，花園はなぞの的てき修復しゅうふく工程こうてい開始かいし，經歷けいれき4年ねん終おわり告つげ修復しゅうふく完成かんせい。修復しゅうふく經費けいひ共ども計けい動どう支ささえ新台しんだい幣ぬさ1億おく5,643萬まん3,218元げん，分別ふんべつ由よし行政ぎょうせい院いん文化ぶんか建設けんせつ委員いいん會かい、內政部ぶ、交通こうつう部ぶ觀光かんこう局きょく、臺灣たいわん省しょう政府せいふ及臺北たいぺい縣けん政府せいふ共同きょうどう負擔ふたん。一座百年園林逐在社會及政府各部門的集體努力之下，獲え致今日び保存ほぞん的てき成果せいか。

建築けんちく[编辑]

庭園ていえん[编辑]

汲古書屋しょおく[编辑]

仿明代あきよ毛け子こ晉すすむ之これ汲古閣かく而命名めいめい。昔むかし收藏しゅうぞう圖書としょ數すう千せん卷かん不ふ乏とぼし宋そう元もと善本ぜんぽん，為ため林家はやしや子弟してい讀書どくしょ之これ所しょ。前ぜん有ゆう雨う亭てい造型ぞうけい奇き巧たくみ。它是一座三開間並帶軒亭的建築，前後ぜんご皆みな設しつらえ格かく扇おうぎ門もん，以利出入でいり，作為さくい書屋しょおく，其窗格子こうし均ひとし採と較簡潔かんけつ大方おおかた的てき形式けいしき。前庭ぜんてい佈置名めい條じょう花はな盆ぼん架か，供きょう擺奇花はな異い卉，作為さくい飽覽辟籍之の餘よ的てき調劑ちょうざい。

方ほう鑑あきら齋とき[编辑]

方ほう鑑あきら齋とき為ため昔日せきじつ讀書どくしょ之これ所しょ，平時へいじ亦また是ぜ騷人そうじん墨客ぼっかく吟詠ぎんえい唱和しょうわ之の處しょ。「齋とき」是ぜ齋戒さいかい清心せいしん的てき意思いし，齋とき中ちゅう一いち池いけ碧水へきすい，因いん為ため池ち可か鑑かん人じん，所以ゆえん「方ほう鑑あきら」指ゆび的てき就是方形ほうけい的てき水みず池ち，賓客ひんきゃく還かえ可か以觀看み對面たいめん戲おどけ亭ちん表ひょう演えんじ，形成けいせい看み亭てい與あずか戲おどけ亭てい隔へだた水みず相對そうたい的てき對たい景けい景觀けいかん，而池水すい兩側りょうがわ拱廊環たまき繞にょう，使つかい得え方かた鑑かん齋とき形成けいせい具有ぐゆう環たまき

來らい青あお閣かく[编辑]

走出はしりで方かた鑑かん齋とき，景色けしき轉てん趨開朗ろう，迎むかい面めん而來的てき是ぜ來らい青あお閣かく，聳立しょうりつ在ざい庭にわ院いん的てき中央ちゅうおう，鄉さと人じん又また以繡樓ろう或ある梳くしけず粧樓稱しょう它，當年とうねん作為さくい貴賓きひん下か榻之所しょ。登樓とうろう眺望ちょうぼう，附近ふきん綠野りょくや平ひら疇及大だい屯たむろ觀音山かんおんやま盡つき收おさむ眼底がんてい，也許因いん而取名めい為ため來らい青あお吧！此閣全ぜん為ため楠木くすのき及樺木き所しょ建けん，且處處しょ可か見み華麗かれい的てき雕刻。閣かく之の屋や頂いただき採と歇山式しき，飛ひ簷高昂のぼる，門もん窗まど精せい雕細琢みがく，為ため林りん園えん建築けんちく物ぶつ之の冠かんむり，閣かく前まえ又また有ゆう一いち戲おどけ亭てい，其橫額がく題だい曰：「開ひらき軒のき一笑いっしょう」。林はやし園えん當年とうねん邀請戲おどけ班はん子こ娛賓，觀かん眾不是ぜ自家じか人じん就是貴賓きひん，人數にんずう不ふ太ふとし多た，因いん此戲亭てい並なみ不ふ大だい。昔日せきじつ招待しょうたい貴賓きひん處しょ。登樓とうろう四よん望もち，青山あおやま綠野りょくや盡つき入にゅう眼底がんてい，故こ名な來らい青あお。閣かく前ぜん有ゆう劇げき堂どう，有ゆう橫よこ額がく題だい曰：「開ひらき軒のき一笑いっしょう」故こ稱しょう。

香こう玉だま簃[编辑]

簃為閣かく邊べ小屋こや之の意い，觀賞かんしょう花卉かき之これ所しょ。簃前為ため花圃かほ，每まい遇ぐう花はな季き遍へん地ち似に錦にしき，與あずか周圍しゅうい臺閣たいかく相しょう映うつ，富有ふゆう詩情しじょう畫意がい。香こう玉だま簃是由よし迴廊轉てん折おり擴大かくだい而成，面積めんせき不ふ大だい，是ぜ觀賞かんしょう花卉かき之これ所しょ，前面ぜんめん有ゆう一いち花園はなぞの，種しゅ植うえ奇き花はな異い卉，每まい當とう花はな開ひらき時節じせつ，主人しゅじん即そく邀請賓客ひんきゃく共ども賞しょう，此時花はな團だん錦にしき簇むらが與あずか周圍しゅうい亭てい閣かく相しょう映うつ，極ごく富とみ詩情しじょう畫意がい。

觀かん稼樓[编辑]

它的方位ほうい與三よそう落舊大だい厝一致いっち，關係かんけい也很密みつ切きり，可能かのう是ぜ園えん內較早期そうき的てき建築けんちく，當年とうねん由よし此可遠どお眺ながめ觀音山かんのんやま下田しもだ園えん裡うら農夫のうふ耕作こうさく。其本身ほんみ亦また有ゆう檔景的てき功こう能のう，使つかい人じん不能ふのう一眼望穿大水池與假山壁。以觀碌ろく樓ろう為ため中心ちゅうしん，旁つくり又また有ゆう曲折きょくせつ之の迴廊，順じゅん此迴廊ろう遊ゆう走はし，每まい有山ありやま窮きゅう水すい盡つき疑うたぐ無む路みち之の感かんじ，那知なち峰ほう迴路轉てん，又また有ゆう一片幽靜的小天井又出現在你眼前。樓ろう前ぜん小しょう院いん圍かこえ有ゆう書卷しょかん形がた花はな牆，俗ぞく話ばなし說せつ開門かいもん見山みやま，這而卻是開門かいもん見み書しょ，大概たいがい隱かくれ喻開卷かいかん有益ゆうえき吧！更さら使し人じん著ちょ迷的是ぜ牆上有ゆう，水みず果はて形がた漏も窗まど，取と用よう石榴ざくろ、南瓜かぼちゃ、仙せん桃もも於柿子こ為ため圖案ずあん，福ぶく、祿ろく、壽ことぶき、喜之よしゆき意い。登樓とうろう眺望ちょうぼう，面めん對たい觀音山かんのんやま下か一いち片へん田園でんえん，阡陌相しょう連れん，田家たや風景ふうけい盡つき數すう眼底がんてい，恍とぼけ若わか置おけ身み圓明えんめい園えん之の「多た稼如雲くも」，故こ名な。

定てい靜堂せいど[编辑]

定てい靜堂せいど名めい係がかり取と《大學だいがく》「定てい而後能のう靜せい」，林はやし維源親しん題だい，為ため光こう緒いとぐち元年がんねん堂どう名めい匾額，為ため園えん中ちゅう占うらない地ち最さい廣ひろ的てき建築けんちく，它是四よん合ごう院いん，前ぜん後進こうしん之の間あいだ均ひとし以亭相しょう連れん。兩りょう廊ろう不ふ設しつらえ門もん窗まど，直接ちょくせつ面めん向こう天井てんじょう。當時とうじ做為宴會えんかい場所ばしょ，堂どう中開なかびらき敞たかし的てき廊ろう亭てい可か以擺酒席しゅせき，約やく可か同時どうじ容よう納おさめ一いち百ひゃく多た人ひと用よう餐。定てい靜堂せいど之の外觀がいかん有ゆう些像住宅じゅうたく，兩側りょうがわ的てき圍かこえ墻是用よう八角花磚砌成，墻上有ゆう蝴蝶こちょう及蝙蝠かわほり的てき漏も窗まど，代表だいひょう「賜たまもの福ぶく」。

月つき波なみ水すい榭[编辑]

榭是蓋ぶた在ざい水邊みずべ的てき建築けんちく，外そと型がた為ため雙そう菱形ひしがた，因よし伸しん出水しゅっすい面めん所以ゆえん有ゆう小しょう橋きょう與あずか岸きし相しょう連れん；屋や頂いただき有ゆう平台ひらだい，可か供人ともびと賞しょう月がつ。因よし月影つきかげ映うつ於水中ちゅう，故こ名な「月つき波なみ水すい榭」。

榕よう蔭かげ大池おおいけ[编辑]

為ため園えん內最大さいだい的てき水域すいいき，池畔ちはん深ふか植うえ老ろう榕よう數すう株かぶ，岸きし北きた仿林家か漳州龍溪りゅうけい故里ふるさと敷石しきいし為山いざん。繞にょう池いけ有ゆう釣魚ちょうぎょ磯いそ、雲くも錦にしき淙等臺だい榭。榕よう蔭かげ大池おおいけ為ため曲尺かねじゃく形がた的てき不規則ふきそく水すい池ち，臨觀稼樓的てき岸邊きしべ設しつらえ有ゆう碼頭，可か使つかい船せん停泊ていはく。水みず池ち周圍しゅうい分布ぶんぷ著大ちょだい小しょう形式けいしき不同ふどう的てき涼りょう亭てい，有ゆう八角はっかく亭てい，菱ひし型がた亭てい及平行四邊形へいこうしへんけい得とく疊たたみ亭てい，又また依よ地勢ちせい作さく變化へんか，表現ひょうげん靈れい巧たくみ。

敬けい字じ亭てい[编辑]

榕よう蔭かげ池邊いけべ，有ゆう一座いちざ焚紙爐ろ，凡有字じ紙し必拿至いたり此焚燒しょう，旨むね在ざい尊重そんちょう文字もじ。敬けい字じ亭てい即そく為ため敬けい惜字紙し之の唯一ゆいいつ設しつらえ施ほどこせ，古今ここん奉行ぶぎょう至いたり謹。

交通こうつう[编辑]

自じ行くだり開ひらき車しゃ[编辑]

北きた二に高だか：中和ちゅうわ/板橋いたばし交流こうりゅう道どう下か-->板橋いたばし文化ぶんか路ろ-->右みぎ轉てん民權みんけん路ろ-->左ひだり轉てん公館こうかん路ろ-->接せっ西門にしもん街がい即そく到達とうたつ

中山なかやま高だか：五ご股また交流こうりゅう道どう下か-->接せっ二に省しょう道どう-->右みぎ轉うたて思おもえ源げん路ろ-->上大かみおお漢かん橋きょう-->右みぎ轉てん文化ぶんか路ろ-->右みぎ轉てん民權みんけん路ろ-->左ひだり轉てん公館こうかん路ろ-->接せっ西門にしもん街がい即そく到達とうたつ

停車場ていしゃじょう[编辑]

板橋いたばし第だい二に運動うんどう場じょう

府中ふちゅう停車ていしゃ塔とう

林はやし園えん停車ていしゃ場じょう(私人しじん)

公おおやけ車しゃ[编辑]

北門きたもん街がい站：公おおやけ車しゃ264板橋いたばし-捷とし運うん蘆あし洲しゅう站、701迴龍-西門にしもん、702三さん峽かい-新北しんきた板橋いたばし公おおやけ車しゃ站、307板橋いたばし-撫なで遠どお街まち、310板橋いたばし-士し林りん、786公おおやけ西にし-板橋いたばし、810土ど城じょう-迴龍、857淡海たんかい-板橋いたばし

林家はやしや花園はなぞの站：264板橋いたばし-捷とし運うん蘆あし洲しゅう站、701迴龍-西門にしもん、702三さん峽かい-新北しんきた板橋いたばし公おおやけ車しゃ站、793樹林じゅりん-動物どうぶつ園えん。

台北たいぺい捷とし運うん[编辑]

捷とし運うん板いた南みなみ線せん府中ふちゅう站1號ごう出口でぐち，沿府中路なかじ前ぜん行くだり約やく200公おおやけ尺じゃく，右みぎ轉てん文ぶん昌あきら街がい，走はし到底とうてい即そく達たち本ほん園えん，步行ほこう約やく8分ふん鐘がね。

台たい鐵てつ、高こう鐵てつ[编辑]

板橋いたばし站下車げしゃ，至いたり(新北しんきた板橋いたばし公おおやけ車しゃ站)轉乘てんじょう公こう車しゃ，或ある步行ほこう約やく20分ふん鐘かね即そく至いたり本ほん園えん。

注釋ちゅうしゃく[编辑]

註 1: 根據こんきょ林家はやしや子孫しそん林はやし衡道的てき說法せっぽう，弼益館かん應おう建けん於1848年ねん，此說亦また為ため多數たすう學者がくしゃ所しょ接受せつじゅ。
註 2: 林はやし本源ほんげん園えん邸てい（页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）

參まいり見み[编辑]

外部がいぶ連結れんけつ[编辑]

林はやし本源ほんげん園えん邸てい（页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）（繁しげる體たい中ちゅう文ぶん）（英文えいぶん）（日にち語ご）（简体中ちゅう文ぶん）
國定こくてい古蹟こせき林りん本源ほんげん園えん邸てい - 板橋いたばし林家はやしや花園はなぞの的てきFacebook專せん頁ぺーじ
林はやし本源ほんげん庭園ていえん案あん內（页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆），澁澤しぶさわ壽三郎じゅさぶろう編へん，1935。
「林はやし本源ほんげん」檢索けんさく，「台灣たいわん舊きゅう照あきら片かた資料しりょう庫こ」，台灣たいわん大學だいがく數すう位い典てん藏館くらだて。