汉明帝みかど

  「刘庄」重定しげさだ向むかい至いたる此。关于其他用法ようほう，请见「刘庄 (消しょう歧义)」。

漢かん明あかり帝みかど
漢かん朝ちょう第だい17位い（東ひがし漢かん第だい2位い）皇帝こうてい
統治とうち	57年ねん3月がつ29日にち－75年ねん9月がつ5日にち（18年ねん160天てん）
加か冕	57年ねん3月がつ29日にち
前任ぜんにん	漢かん光武みつたけ帝みかど刘秀
繼つぎ任にん	漢かん章あきら帝みかど刘炟
出生しゅっしょう	(28-06-15)28年ねん6月がつ15日にち
逝世	75年ねん9月がつ5日にち(75歲さい—09—05)（47歲さい）
安やす葬そう	显节陵りょう
全ぜん名な 劉りゅう莊そう 年號ねんごう 永なが平ひらた：58年ねん－75年ねん 谥号 孝明たかあき皇帝こうてい 庙号 显宗
王朝おうちょう	漢かん朝ちょう（东汉）
父親ちちおや	汉光武みつたけ帝みかど刘秀
母親ははおや	光ひかり烈れつ皇后こうごう阴丽华

漢かん明あかり帝みかど劉りゅう莊そう（28年ねん6月がつ15日にち—75年ねん9月がつ5日にち），原名げんめい刘阳，字じ子こ丽，东汉第だい二に位い皇帝こうてい，在位ざいい十じゅう八はち年ねん。其正式しき諡號しごう為ため「孝明たかあき皇帝こうてい」，後世こうせい省略しょうりゃく「孝こう」字じ稱しょう「漢かん明あかり帝みかど」，庙号显宗。汉光武みつたけ帝みかど刘秀的てき第だい四よん子し，母はは亲为光こう烈れつ皇后こうごう阴丽华。

生平おいだいら

汉明帝みかど生せい于建たて武たけし四よん年ねん五ご月がつ甲かぶと申さる（28年ねん6月がつ15日にち）。他た从小就聪明あかり好学こうがく，十岁时能够通读《春秋しゅんじゅう》。

建たて武たけし十じゅう五ご年ねん（39年ねん）封ふう东海公こう，十じゅう七なな年ねん（41年ねん）进爵为东海王かいおう，十じゅう九きゅう年ねん（43年ねん）被ひ立たて为皇太子こうたいし。建たて武たけし中元ちゅうげん二に年ねん二に月がつ初はつ五ご戊つちのえ戌いぬ（57年ねん3月がつ29日にち），三さん十岁的刘庄即皇帝位。

明あかり帝みかど即位そくい后きさき，一切いっさい遵奉じゅんぽう汉光武みつたけ帝みかど的てき制度せいど。明あかり帝みかど热心提ひさげ倡儒学がく，注ちゅう重刑じゅうけい名文めいぶん法ほう，为政苛察，总揽权柄，权不借か下した。他た严令后妃こうひ之の家いえ不ふ得とく封ふう侯こう与あずか政せい，对贵戚功臣こうしん也多方かた防ぼう范。同どう时，基本きほん上じょう消しょう除じょ了りょう因いん为王おう莽虐政ぎゃくせい而引起おこり的てき周しゅう边蛮夷ばんい侵おかせ扰的威い胁，使つかい汉跟周しゅう边蛮夷ばんい的てき友好ゆうこう关系得え到いた了りょう恢复和わ发展。

明あかり帝みかど允まこと北きた匈奴きょうど互市ごし之の请，但ただし并未消けし弥わたる北きた匈奴きょうど的てき寇掠，反はん而动摇了早はや已やめ归附的てき南みなみ匈奴きょうど。只ただ得とく改あらため变光武みつたけ时期息いき兵へい养民的てき策略さくりゃく，重じゅう新しん对匈奴やつ开战。永なが平ひらた十じゅう六ろく年ねん（73年ねん），命いのち祭まつり肜、窦固、耿秉、來らい苗なえ征伐せいばつ北きた匈奴きょうど，汉军进抵天山てんざん，击呼衍王，斩首千せん余あまり级，追つい至いたり蒲かば类海（今新いまじん疆巴里さと坤ひつじさる湖こ），取と伊い吾われ卢地ち。永なが平ひらた十じゅう七なな年ねん（74年ねん），命いのち窦固、耿秉、劉りゅう張ちょう征ただし白山はくさん虜とりこ於蒲類るい海うみ，复置西域せいいき都と护府，用もちい来らい管かん辖西域せいいき地区ちく。其后，窦固又また以班はん超ちょう出で使し西域せいいき，由ゆかり是ぜ西域せいいき诸国皆みな遣や子こ入いれ侍さむらい。自じ新しん朝あさ地ち皇すめらぎ四よん年ねん（23年ねん）以来いらい，西域せいいき与あずか中原なかはら断だん绝关系けい50年ねん后きさき又また恢复了りょう正常せいじょう交往。班はん超ちょう以三さん十じゅう六ろく人にん征服せいふく鄯善、于寘诸国、耿恭守もり疏勒城力じょうりき拒こばめ匈奴きょうど等とう故事こじ都と发生在ざい这一时期。

此外，随ずい着ぎ对外交往的てき正常せいじょう发展，佛教ぶっきょう已やめ在ざい西にし汉末すえ年ねん传入西域せいいき，永えい平ひら十じゅう年ねん（67年ねん），明あきら帝みかど梦见金きん人じん，其名曰佛，于是派は使者ししゃ赴天竺てんじく求もとめ得え其书及沙门，并于雒阳建立こんりゅう中国ちゅうごく第だい一座いちざ佛教ぶっきょう庙宇白しろ马寺。

明あかり帝みかど，章しょう帝みかど時期じき，朝廷ちょうてい派は竇固等とう率りつ兵へい出擊しゅつげき匈奴きょうど，並なみ同時どうじ遣や班はん超ちょう出だし使し西域せいいき，使つかい絲いと綢之路ろ再さい次つぎ復ふく通どおり。

明あかり帝みかど之の世よ，吏治非常ひじょう清明せいめい，境内けいだい安定あんてい。加か以多次じ下か诏招抚流民りゅうみん，以郡国こく公田くでん赐贫人じん、贷种食しょく，并兴修おさむ水利すいり。因よし此，史し书记载当时民安やす其业，户口滋しげる殖ふえ。据すえ《后きさき汉书》记载：光武みつたけ帝みかど建たて武たけし中元ちゅうげん二に年ねん（57年ねん），人口じんこう为2100万まん，至いたり汉明帝みかど永なが平たいら十じゅう八はち年ねん（75年ねん），在ざい不ふ到いた20年ねん的てき时间里さと增加ぞうか至いたり3412万まん。明あかり帝みかど以及随ずい后きさき的てき章あきら帝みかど在位ざいい时期，史し称しょう“明あかり章しょう之の治ち”。

永えい平ひら十じゅう八はち年ねん八はち月がつ初はつ六ろく壬みずのえ子こ（75年ねん9月がつ5日にち），汉明帝みかど逝世于雒阳东宫前殿どの，终年四よん十じゅう八はち岁。八はち月がつ壬みずのえ戌いぬ（9月がつ15日にち），葬そう于显节陵りょう（今いま河南かなん洛らく阳市し东南）。庙号显宗，谥号孝明たかあき皇帝こうてい。其治下か的てき人數にんずう達たち到いた戶と5860573、口くち34125021。

执政

主しゅ条目じょうもく：明あかり章しょう之の治ち

評價ひょうか

正面しょうめん

傅でん毅あつし︰「惟おもんみ此永平ひらめ，其德不ふ回かい，恢廓鸿绩，遐方是ぜ怀，明あきら明あきら肃肃，四国しこく顺威，赫赫かくかく盛もり汉，功德くどく巍巍ぎぎ，躬履圣德，以临万国ばんこく，仁ひとし风弘惠めぐみ，云うん布ぬの雨う集しゅう，武たけ伏ふく蚩尤，文ぶん腾孔墨すみ，下した制せい九州きゅうしゅう，上うえ系けい皇すめらぎ极，丰美中世ちゅうせい，垂たれ华亿载，冠かん尧佩舜しゅん，践履五ご代だい，三さん雍既洽ひろし，帝みかど道どう继备，七なな经宣畅，孔あな业淑着ぎ，明德めいとく慎まき罚，尊みこと上じょう师傅，薄うす刑けい厚あつ赏，惠めぐみ慈仁恕じょ，明あきら并日月がつ，无有偏へん照あきら，譬たとえ如北辰たつ，与あずか天てん同どう曜，发号施ほどこせ令れい，万国ばんこく震ふるえ惧，庠序设陈，礼れい乐宣布せんぷ，璇玑所しょ建けん，靡不奄有，贡篚纳赋，如归父母ちちはは，正せい朔ついたち永昌えいしょう，冠かんむり带儋耳みみ，四方しほう共ども贯，八はち极同轨。」(《明あきら帝みかど诔》)

蔡邕︰「孝明たかあき皇帝こうてい圣德聪明，政せい参まいり文宣ふみのぶ，庙称显宗。孝章たかあき皇帝こうてい至孝しこう烝烝，仁ひとし恩おん溥大，海内かいだい赖祉，庙称肃宗。比ひ方かた前ぜん事こと，得とく礼れい之の宜むべ。」(《蔡中郎ろう集しゅう‧宗むね庙迭毁议》)

薛莹︰「明あかり帝みかど自在じざい储宫，而聪允之の德とく着ぎ矣，及临万まん机つくえ，以身率りつ礼れい，恭きょう奉たてまつ遗业，一いち以贯之の，虽夏启周成なり，继体持じ统，无以加か焉，是ぜ以海内ない乂安，四よん夷えびす宾服，断だん狱希少きしょう，有ゆう治平じへい之の风，号ごう曰显宗むね，不ふ亦また宜むべ乎。」(《后きさき汉记》)

华峤︰「世よ祖そ既すんで以吏事ごと自じ婴，明あきら帝みかど尤ゆう任にん文法ぶんぽう，总揽威い柄がら，权不借か下した，值天下か初はつ定じょう，四民しみん乐业，户口滋しげる殖ふえ，中ちゅう兴以来いらい，追つい踪宣帝みかど，以锺离意之の廉れん淳あつし，谏争恳恳，常つね以宽和わ为首，以此推之，难得而言也。」(《八家やか后きさき汉书》)

刘渊︰「显宗孝明たかあき皇帝こうてい、肃宗孝章たかあき皇帝こうてい累るい叶かのう重しげる晖，炎ほのお光こう再さい阐。」(《晋すすむ书‧载记一いち》)

范曄︰「明あかり帝みかど善ぜん刑けい理り，法令ほうれい分明ふんみょう。日にち晏坐朝あさ，幽かそけ枉必达。内外ないがい无幸曲きょく之の私わたし，在ざい上うえ无矜大だい之の色いろ。断だん狱得情じょう，号ごう居きょ前代ぜんだい十じゅう二に。故こ后きさき之の言げん事ごと者しゃ，莫不先さき建たて武たけし、永ひさし平之ひらの政せい。而钟离意、宋そう均ひとし之の徒と，常つね以察慧とし为言，夫おっと岂弘人じん之の度ど未み优乎？」、「显宗丕承，业业兢兢きょうきょう。危心恭きょう德とく，政せい察奸胜。备章朝あさ物ぶつ，省しょう薄うす坟陵。永えい怀废典てん，下しも身み遵道。登とう台だい观云，临雍拜はい老ろう。懋惟帝みかど绩，增ぞう光こう文ぶん考こう。」(《后きさき汉书》)

褚遂良りょう︰「臣しん谨按汉明、章あきら、和わ三さん帝みかど，能のう友とも爱子弟してい，自じ兹已降くだ，取と为准的てき。封ふう立りつ诸王，虽各有ゆう国土こくど，年ねん尚なお幼よう小者こもの，召留京きょう师，训以礼法れいほう，垂たれ以恩惠おんけい。讫三さん帝みかど世よ，诸王数すう十じゅう百ひゃく人にん，唯ただ二王におう稍やや恶，自余じよ餐和染しみ教きょう，皆みな为善人じん。则前事ごと已やめ验，惟おもんみ陛下へいか详察。」(《旧きゅう唐から书‧褚遂良りょう传》)

李り渤︰「明あかり帝みかど孝こう思おもえ，敦あつし九族きゅうぞく，旰食以达幽かそけ枉，无幸私わたし，无矜色しょく。章あきら帝みかど性せい仁じん厚あつ，行ぎょう春はる令れい，建けん胎养法ほう，赋贫人じん以苑地ち。和わ帝みかど抑そもそも符ふ瑞みず，省しょう贡献，有明ありあけ、章あきら余あまり风，皆みな洛らく都と之の令れい主あるじ。」(《全ぜん唐から文ぶん.上うえ封ふう事ごと表ひょう》)

李り翱︰「仆以為ため西にし漢かん十じゅう一いち帝みかど，高祖こうそ起おこり布衣ふい，定てい天下てんか，豁達大度たいど，東ひがし漢かん所しょ不ふ及。其餘惟おもんみ文ぶん、宣せん二に帝みかど為ため優ゆう，自じ惠めぐみ、景けい以下いか，亦また不ふ皆みな明あきら於東おひがし漢かん明あきら、章あきら兩りょう帝みかど。」(《全ぜん唐から文ぶん‧答こたえ皇すめらぎ甫はじめ湜書》)

苏辙︰「西にし汉文帝みかど二に十じゅう三さん年ねん，景けい帝みかど十じゅう六ろく年ねん，昭あきら帝みかど十じゅう二に年ねん。东汉明あかり帝みかど十じゅう八はち年ねん，章あきら帝みかど十じゅう三さん年ねん，和かず帝みかど十じゅう七なな年ねん，唐から太ふとし宗むね二に十じゅう三さん年ねん，此皆近世きんせい之の明主めいしゅ。」(《栾城集しゅう.历代论》)

陈栎︰「明あかり帝みかど聪慧少しょう成なり，自じ为东海うみ公こう时辩吏牍所しょ书，知ち为垦田た事ごと，其明察已可知かち。及既即位そくい，遵奉じゅんぽう建たて武たけし制度せいど，法令ほうれい分明ふんみょう，日にち晏坐朝あさ，幽かそけ枉毕达。言げん东汉之の治者ちしゃ，以建武たけ、永えい平ひら并称之の，尤ゆう能のう垂たれ情じょう古典こてん，留意りゅうい经学。自じ为太子たいし师事桓荣，迨为天子てんし尊みこと礼れい尤ゆう至いたり。临幸辟雍，行ぎょう养老礼れい，以李躬为三さん老ろう，桓荣为五更ごこう，飨射礼れい毕，正坐せいざ自じ讲诸儒，执经问难于前圜桥门，而观者しゃ亿万まん计下，而羽林りん悉通孝こう经外，而匈奴やつ遣や子こ入学にゅうがく，三さん代だい而下，事こと师之礼れい，崇たかし文ぶん之の仪，数すう千せん百ひゃく年ねん鲜有其比。惜乎！桓荣授经专门章句しょうく，不知ふち以古人じん修身しゅうしん治ち天下でんか之の大学だいがく启廸辅导之の，故こ其君之の德とく业如是ぜ而止，杜もり权门之の请托，靳主子こ之の求もとめ郎ろう，后妃こうひ之の家いえ不ふ得とく封ふう侯こう与あずか政せい，推其内助ないじょ之の功こう，贤如马后德とく冠かんむり古今ここん，不ふ无补焉！奈何いかん伤于褊察，以耳目め隐发为明，自じ起おこり撞郎，斥辱公卿くぎょう，广陵楚すわえ王おう之の狱，死し徙数千せん家いえ，无乃弘人ひろと之これ度ど，未み优乎！至いたり若わか遣や使つかい天竺てんじく，求もとめ浮屠ふと书迎入にゅう中国ちゅうごく，后きさき世よ佛ぼとけ氏し之の祸开端はし于此，遂とげ为宇宙うちゅう间不可ふか除じょ之の痼疾こしつ，崇たかし尚なお儒学じゅがく之の虚きょ美び不足ふそく以盖其开端はし佛ぼとけ氏し之の实祸，可か重じゅう叹也！」(《历代通どおり略りゃく》)

葉は適てき︰「孝明たかあき行ぎょう養老ようろう禮あや，意い既すんで篤實とくじつ，文ぶん亦また丁寧ていねい，可か謂いい三さん代だい之これ後ご，曠千載而一遇也。」(《習學記き言げん.卷まき二に十じゅう四よん》)

谢肇淛 ︰「四よん君くん之の外そと，汉则昭あきら、宣せん、明あきら、章あきら，唐から则玄、宪、宣せん、武たけ，宋そう则艺祖そ、太ふとし宗そう、孝こう宗むね，其拨乱らん守成しゅせい，皆みな有ゆう足あし多た者しゃ。」(《五ご杂俎》)

彭大翼つばさ︰「东汉明あかり帝みかど约身率りつ礼れい，遵奉じゅんぽう建たて武たけし制度せいど，海内かいだい乂安，四よん夷えびす賔服，有ゆう治平じへい之の风。」(《山やま堂どう肆考》)

王おう志こころざし坚︰「世よ祖そ诏︰「百僚上书不得言圣」，明あきら帝みかど诏︰「自今じこん若わか有ゆう过称虚きょ誉ほまれ，尚なお书皆宜よろし抑そもそも而不省しょう，示しめせ不ふ为谄子こ蚩也。」如世祖そ父子ふし可か谓度越えつ千古せんこ矣。」(《读史商しょう语》)

顾炎武たけし︰「观夫史し之これ所しょ录，无非功名こうみょう势利之これ人にん，笔札喉のど舌した之の辈，而如董ただし生せい之の言げん正せい谊明道者どうしゃ不ふ一いち二に见也，盖自春秋しゅんじゅう之の后きさき，至いたり东京，而其风俗稍やや复乎古いにしえ，吾われ是ぜ以知光武みつたけ、明あきら、章あきら果はて有ゆう变齐至いたり鲁之功こう，而借其未纯乎道也みちや。自じ斯以降いこう，则宋庆历、元もと右みぎ之の间为优矣。嗟乎，论世而不考こう其风俗ぞく，无以明人あきと主ぬし之の功こう。余よ之の所以ゆえん斥周末まつ而进东京，亦また《春秋しゅんじゅう》之の意い也。」(《日にち知ち录》)

赵翼︰「汉文帝みかど诏曰：「人ひと主ぬし不德ふとく，则天示しめせ之の灾。今日きょう食しょく适见于天，灾孰大だい焉。」宣せん帝みかど诏曰：「皇すめらぎ天てん见异，以戒朕ちん躬。」光武みつたけ诏曰：「吾われ德とく薄うす致灾，谪见日月じつげつ，战栗恐おそれ惧，夫おっと何なん言こと哉。今方いまがた念ねん愆，庶消厥咎。其令百官ひゃっかん，各かく上うえ封ふう事ごと。上うえ书者，不ふ得とく言げん圣。」明あきら帝みかど诏曰：「朕ちん奉たてまつ承うけたまわ祖そ业，无有善政ぜんせい。日月じつげつ薄うす蚀，彗孛见天。虽夙夜勤やきん思おもえ，而知能ちのう不ふ逮。今いま之の动变，倘有可か救すくえ，其言事ごと者しゃ，靡有所しょ讳。」又また诏曰：「朕ちん以无德とく，下しも贻人怨，上うえ动三光こう，日食にっしょく之の变，其灾尤ゆう大だい。春秋しゅんじゅう图谶，所しょ谓至谴。永ひさし思おもえ厥咎，在ざい予よ一いち人にん。」章あきら帝みかど诏曰：「朕ちん之の不德ふとく，上うえ累るい三さん光ひかり，震ふるえ栗ぐり切切せつせつ，痛心つうしん疾やまし首くび。前代ぜんだい圣君，博ひろし思おもえ咨诹，有ゆう开匮反はん风之应。今こん予よ小しょう子こ，徒と惨むご惨むご而已。」以上いじょう诸诏，皆みな有ゆう道之みちゆき君くん，太平たいへい之の世よ，尚なお遇ぐう灾而惧如此。」(《廿にじゅう二に史し札さつ记》)

王おう仕つかまつ云うん︰「明あかり帝みかど幸こう学がく，三さん老ろう五更ごこう。执经问难，冠かん带环门。云うん台だい纪勋，二に十じゅう八はち人にん。元もと功こう邓禹，迄まで于刘隆たかし。刘平善政ぜんせい，班はん超ちょう立たて功こう。惊戎廉れん范，拜はい井い耿恭。」(《四よん字じ鉴略》)

愛あい新しん覺さとし羅ら·弘ひろ曆れき︰「眀帝以英睿之资，加か以好学がく重道しげみち，亲临辟雍，尊みこと桓荣、李り躬为更さら老おい，所以ゆえん劝贤励能，崇たかし尚なお圣教者しゃ，至いたり矣。而友爱东海王かいおう，则又常つね棣匪他た之の意い，始はじめ终无间也。」(《御製ぎょせい樂らく善ぜん堂どう全集ぜんしゅう定本ていほん.東ひがし漢かん總論そうろん》)

負まけ面めん

傅でん玄げん︰「肃矣孝明たかあき，杖つえ法ほう任にん刑けい，勤つとむ综万まん机つくえ，察下以情，未み弘道こうどう治ち，用よう致太平ひらめ，专信俗儒ぞくじゅ，非礼ひれい之の经。」(《汉明帝みかど赞》)

陈栎︰「奈何いかん伤于褊察，以耳目め隐发为明，自じ起おこり撞郎，斥辱公卿くぎょう，广陵楚すわえ王おう之の狱，死し徙数千せん家いえ，无乃弘人ひろと之これ度ど，未み优乎！至いたり若わか遣や使つかい天竺てんじく，求もとめ浮屠ふと书迎入にゅう中国ちゅうごく，后きさき世よ佛ぼとけ氏し之の祸开端はし于此，遂とげ为宇宙うちゅう间不可ふか除じょ之の痼疾こしつ，崇たかし尚なお儒学じゅがく之の虚きょ美び不足ふそく以盖其开端はし佛ぼとけ氏し之の实祸，可か重じゅう叹也！」(《历代通どおり略りゃく》)

王おう夫おっと之の︰「明あかり帝みかど之の过于明察めいさつ也，非ひ法外ほうがい而加虔けん刘，如胡亥い之の为也，尽つき法ほう而无钦恤之の心耳しんじ。其法是ぜ，其情则过；其情过，其法固かた是也これや。即そく令れい大だい狱之兴，罹かか于囚隶者，有ゆう迫せり待まち矜释者しゃ焉。」(《读通鉴论》)

鮑あわび東里とうり︰「顯宗けんそう明あきら帝みかど，崇たかし師し重道しげみち，勛戚受經，辟雍養老ようろう。奈何いかん褊察，自じ起おこり撞郎，首しゅ興きょう佛教ぶっきょう，千載せんざい罹かか殃。」(《史ふみ鑒節要よう便びん讀》)

家庭かてい

先祖せんぞ

高祖父こうそふ：郁いく林はやし太守たいしゅ刘外               曾祖父そうそふ：巨きょ鹿しか都と尉じょう劉りゅう回かい                       祖父そふ：南みなみ顿县令れい刘钦                             父ちち：世よ祖そ光武みつたけ皇帝こうてい刘秀                                   外そと曾祖父そうそふ：樊重                       祖母そぼ：县令夫人ふじん樊娴都と                             显宗孝明たかあき皇帝こうてい刘庄                                         外祖父がいそふ：宣せん恩おん哀あい侯こう阴陆                             母はは：光ひかり烈れつ皇后こうごう阴丽华                                   外祖母がいそぼ：宣せん恩おん侯こう夫人ふじん邓氏

后妃こうひ

皇后こうごう

• 明德めいとく皇后こうごう马氏，汉章帝みかど养母

妃ひ嬪

• 贾贵人じん，平ひら阳公主ぬし、汉章帝みかど生母せいぼ
• 阴贵人じん
• 秦はた贵人，有ゆう宠，其兄秦しん彭。
• 阎贵人じん，尚なお书阎章妹いもうと
• 贾贵人じん，贾复孙女，马姜和かず贾武仲なか长女，与あずか汉章帝みかど生母せいぼ贾贵人じん是ぜ否ひ为同一いち人にん，中国ちゅうごく学界がっかい有ゆう相反あいはん的てき意い见。
• 贾贵人じん，贾复孙女，马姜和わ贾武仲なか次女じじょ

兒女じじょ

兒こ

1. 千せん乘じょう哀あい王おう刘建
2. 陈敬王おう刘羡
3. 彭城靖やすし王おう刘恭
4. 乐成靖やすし王おう刘党
5. 汉章帝みかど刘炟
6. 下しも邳惠王おう刘衍
7. 梁りょう节王刘畅
8. 淮阳顷王劉りゅう昞（？—87年ねん9月がつ2日にち），生母せいぼ不ふ详。永なが平ひらた十じゅう五ご年ねん（72年ねん），刘昞封ふう为常山王さんのう。漢かん章あきら帝みかど建たて初はじめ四よん年ねん（79年ねん），徙为淮阳王おう，以汝南みなみ之の新しん安やす、西にし华益淮阳国こく。章あきら和わ元年がんねん七なな月がつ十じゅう七なな（87年ねん9月がつ2日にち），刘昞去世よ，谥号顷，子し殇王刘侧嗣位。
9. 济阴悼王刘長

女おんな

• 刘姬 获嘉长公主ぬし
• 刘奴 平ひら阳公主ぬし
• 刘迎 隆りゅう虑公主ぬし
• 刘次 平たいら氏し公主こうしゅ
• 刘致 沁水公主こうしゅ
• 刘小姬ひめ 平ひら皋公主ぬし
• 刘仲 浚仪公主こうしゅ
• 刘惠 武安たけやす公主こうしゅ 汉安帝みかど尊みこと为长公主ぬし
• 刘臣 鲁阳公主こうしゅ
• 刘小迎こむかえ 乐平公主こうしゅ
• 刘小民みん 成安なりやす公主こうしゅ

影かげ視し形象けいしょう

• 中国ちゅうごく大陸たいりく電でん視し劇げき《秀麗しゅうれい江山えやま之の長歌ながうた行ぎょう》（2016年ねん），赵文浩ひろし 飾かざり
• 中国ちゅうごく大だい陆电视纪录片《中国ちゅうごく》第だい一季いっき（2020年ねん），张彬 饰

延伸えんしん阅读

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《後こう漢書かんしょ/卷まき2》，出自しゅつじ范晔《後こう漢書かんしょ》

参考さんこう文献ぶんけん

汉明帝みかど 東ひがし漢かん 出生しゅっしょう于：28年ねん逝世於：75年ねん
統治とうち者しゃ頭あたま銜
前任ぜんにん： 世よ祖そ光武みつたけ皇帝こうてい 劉りゅう秀しげる	漢かん朝ちょう皇帝こうてい 57年ねん－75年ねん	繼つぎ任にん： 肃宗孝章たかあき皇帝こうてい 劉りゅう炟
	中國ちゅうごく皇帝こうてい 57年ねん－75年ねん