R-TYPE

R-TYPE

ジャンル	横よこスクロールシューティング
対応たいおう機種きしゅ	アーケード (AC) 対応たいおう機種きしゅ一覧いちらん PCエンジン (PCE) セガ・マスターシステム (SMS) PC-88VA (PC88) MSX Atari ST (ST) コモドール64 (C64) ZX Spectrum (ZX) X68000 (X68) Amiga Amstrad CPC (CPC) TurboGrafx-16 (TG16) ゲームボーイ (GB) PCエンジンCD-ROM2 (PCECD) iアプリ EZアプリ Vアプリ Wii iOS Android ニンテンドー3DS (3DS) Wii U
開発元かいはつもと	アイレム
発売はつばい元もと	アイレム 任天堂にんてんどう
デザイナー	ABIKO
プログラマー	SUM MISACHIN
音楽おんがく	石崎いしざき正人まさと
美術びじゅつ	AKIO YOSHIGE
シリーズ	R-TYPEシリーズ
人数にんずう	1 - 2人ふたり（交互こうごプレイ）
メディア	業務ぎょうむ用よう基板きばん （896キロバイト）
稼働かどう時期じき	198707011987年ねん7月がつ1日にち 1987年ねん 発売はつばい日び一覧いちらん PCE (I) 198803251988年ねん3月がつ25日にち PCE (II) 198806031988年ねん6月がつ3日にち SMS 198810011988年ねん10月がつ1日にち 1988121988年ねん12月 1988年ねん PC88 1988101988年ねん10月がつ MSX 198812091988年ねん12月9日にち ST 1988年ねん 1988年ねん C64 1988年ねん 1988年ねん ZX 1988年ねん X68 198906091989年ねん6月がつ9日にち Amiga 1989年ねん 1990年ねん CPC 1989年ねん TG16 1989年ねん GB 199103191991年ねん3月がつ19日にち 1991051991年ねん5月がつ 1991年ねん PCECD 199112201991年ねん12月がつ20日はつか iアプリ 200211052002年ねん11月5日にち EZアプリ 200403182004年ねん3月がつ18日にち Vアプリ 200412152004年ねん12月15日にち Wii（PCE版ばん Iの移植いしょく） 200612132006年ねん12月13日にち Wii（TG16版はんの移植いしょく） 200612252006年ねん12月25日にち 200612292006年ねん12月29日にち Wii（PCE版ばん IIの移植いしょく） 200701232007年ねん1月がつ23日にち Wii（SMS版ばんの移植いしょく） 200905192009年ねん5月がつ19日にち 200911022009年ねん11月2日にち 200909252009年ねん9月がつ25日にち iOS 201008232010年ねん8月がつ23日にち 201008262010年ねん8月がつ26日にち Android 201109122011年ねん9月がつ12日にち 201111212011年ねん11月21日にち 3DS 201402262014年ねん2月がつ26日にち Wii U 201404302014年ねん4月がつ30日にち
対象たいしょう年齢ねんれい	CERO：A（全ぜん年齢ねんれい対象たいしょう） ESRB：E（6歳さい以上いじょう） PEGI：7 OFLC:G
デバイス	8方向ほうこうレバー 2ボタン
システム基板きばん	アイレムM72システム
CPU	V30 (@8MHz)
サウンド	Z80 (@3.579545MHz) YM2151 (@3.579545MHz)
ディスプレイ	ラスタースキャン 横よこモニター 384 x 256ピクセル 55.00Hz パレット512色しょく
売上うりあげ本数ほんすう	26ポイント （1987年度ねんどテーブルゲームベストインカム1位い）

『R-TYPE』（アール・タイプ）は、1987年ねん7月がつにアイレムから開発かいはつ・発売はつばいされたアーケードゲーム用よう横よこスクロールシューティングゲームである。

キャッチコピーは「それは悪あくによって、歪ゆがめられた異い次元じげん空間くうかんより始はじまる＿。」（アーケード版ばんのポスターより）。

自じ機きの「R-9」で地球ちきゅうの脅威きょういである異い次元じげん空間くうかんのバイド帝国ていこくを破壊はかいすることを目的もくてきとしたストーリーと、エネルギーを一定いってい時間じかん溜ためて放はなつ「溜ため撃うち」である波動はどう砲ほうの発射はっしゃや、半分はんぶん無敵むてきに近ちかい存在そんざい「フォース」システムで大だいヒットを博はくした本ほん作さくは様々さまざまなプラットフォームに移植いしょくされる。特とくに、PCエンジン版はんはゲーム誌し『ファミコン通信つうしん』の「クロスレビュー」にてゴールド殿堂でんどう入いりを獲得かくとくし、1989年ねんの『R-TYPE II』以後いごも続編ぞくへんが作つくられてシリーズ化かした。

本ほん記事きじでは主おもに、1987年ねん発売はつばいのアーケード版ばん（第だい1作さく）および、家庭かてい用ようゲーム機き・スマートフォンなどのデジタルデバイス版ばんについて解説かいせつする（詳細しょうさいについては#他た機種きしゅ版ばんを参照さんしょう）。

本ほんシリーズの公的こうてきな資料集しりょうしゅうは一括いっかつした書籍しょせきやデータとして出でたことはないが、アイレムの会報かいほう誌し、サウンドトラック、攻略こうりゃく本ほんなどに断片だんぺん的てきに記載きさいがあり、それらの情報じょうほうが続編ぞくへんにも記載きさいされていることがある。

ゲーム内容ないよう

システム

自じ機き「R-9（アール・ナイン）」を8方向ほうこうレバーと2つのボタン（ショット、フォース脱着だっちゃく）で操作そうさ。斜ななめに移動いどうできるなど中心ちゅうしんの1ドットしかない当あたり判定はんていは続編ぞくへんの一部いちぶにも採用さいようされているが、敵てき機きや敵てき弾だんの判定はんていが見みた目めよりも大おおきく、助たすけられることはあまりない。

地形ちけい接触せっしょくなどのミスをすると、それまでのパワーアップを全すべてなくした上うえで一定いっていの地点ちてんまで戻もどされ、残ざん機きを全すべて失うしなうとゲームオーバー。全ぜん8ステージ×2周しゅうでゲームクリアだが、2周しゅう目めは敵てき・敵てき弾だんの高速こうそく化か・増量ぞうりょうなどに加くわえて、一部いちぶ敵てきの耐久たいきゅう力りょくが極端きょくたんに上昇じょうしょうする。

波動はどう砲ほう

ショットボタンをしばらく押おしてから離はなすことで、通常つうじょう弾だんの2倍ばいから16倍ばいの破壊はかい力りょくを持もち、耐久たいきゅう力りょくの低ひくい敵てきを貫通かんつうする「波動はどう砲ほう」（溜ため撃うち）を発射はっしゃする。本ほん作さくではパワーアップに依存いぞんしない仕様しようであるため、ミス後ごの復帰ふっきや弱点じゃくてんを頻繁ひんぱんに露出ろしゅつしない敵てきに威力いりょくの高たかい一発いっぱつを命中めいちゅうさせることができる。

自じ機きには物理ぶつり的てきな砲ほう口こうがない。前方ぜんぽうに力ちから場じょうを発生はっせいさせた場所ばしょを作つくり、その中なかにエネルギーを蓄積ちくせきし、力ちから場じょうを解といてベクトルを持もたせたエネルギーを解放かいほうすることで発射はっしゃされる。

フォース

アイテムの一種いっしゅ「レーザークリスタル」を取得しゅとくすることで出現しゅつげんするオレンジ色しょくの光ひかり球だまに機械きかい（コントロールロッド）をつけた攻防こうぼう一体いったいの兵器へいき。一部いちぶ特殊とくしゅ弾だん以外いがいの敵てき弾だんに対たいする完全かんぜん無敵むてきの防御ぼうぎょ判定はんていがあり、敵てき機きに直接ちょくせつ接触せっしょくさせることでダメージを与あたえることもできる。

「レーザークリスタル」を取得しゅとくすることで最高さいこう3段階だんかいまでパワーアップするほか、自じ機き前後ぜんこうの合体がったい時じには自じ機きの移動いどうに応おうじて回転かいてん方向ほうこうが変かわり、三さん段階だんかい目めは前後ぜんごの移動いどうでコントロールロッドが開閉かいへいするなど非常ひじょうに凝こった動うごきをする。

2段階だんかい目め以上いじょうにパワーアップしているフォースは装着そうちゃくした方向ほうこうに取得しゅとくしたレーザークリスタルの種類しゅるいに応おうじた特殊とくしゅレーザーを発射はっしゃし、フォース装着そうちゃく時じにフォースボタンを押おすと、フォースは画面がめん端はしまで勢いきおいよく射出しゃしゅつされ、やがて自じ機きと一定いっていの距離きょりを保たもちながら空中くうちゅうを浮遊ふゆうする。分離ぶんり時じはパワーアップ状態じょうたいに応おうじて1方向ほうこう（前方ぜんぽうのみ）、2方向ほうこう（前方ぜんぽうに横よこV字じ）、4方向ほうこう（前方ぜんぽうに横よこV字じ+上下じょうげ鉛直えんちょく）に通常つうじょう弾だんを発射はっしゃ。分離ぶんり中ちゅうに前方ぜんぽうまたは後方こうほうのいずれかからフォースに接触せっしょくするか、フォースボタンを押おすと、ゆっくり近ちかづいてきて再ふたたび自じ機きと合体がったいする。

切きり離はなしたフォースを呼よび寄よせた時ときは、地形ちけいや耐久たいきゅう力りょくのある敵てきをすり抜ぬけてストレートに戻もどってくることはできない。フォースを呼よび寄よせようとしても地形ちけいに引ひっかかってしまう不自由ふじゆうさを持もっているため、これまでにない攻略こうりゃく性せいとエモーショナルなドラマを実現じつげんさせた。

アイテム

ステージ中ちゅうに出現しゅつげんする「POWアーマー」と呼よばれるキャラクターを破壊はかいすることで各種かくしゅアイテムが出現しゅつげんする。

レーザークリスタル

取得しゅとくすることでフォースを出現しゅつげんさせたりパワーアップさせることができるレーザークリスタルは対空たいくうレーザー（赤あか）・反射はんしゃレーザー（青あお）・対地たいちレーザー（黄き）の3種類しゅるいがある。

2段階だんかい目め以降いこうの各かくレーザーは排他はいた選択せんたくであり、最後さいごに取得しゅとくしたレーザークリスタルに対応たいおうするものが発射はっしゃされる。

• 対空たいくうレーザー（赤あか）

フォース装着そうちゃく側がわの水平すいへい方向ほうこうに二に対たい発射はっしゃされる破壊はかい力りょくが高たかいレーザー。

2段階だんかい目め時じは二に連れんの短みじかいレーザー、3段階だんかい目め時じにはサインカーブを描えがきながら水平すいへい方向ほうこうに飛とんでいく。フォースが2段階だんかい目め以上いじょうの時ときに限かぎり、ビットからも対空たいくうレーザーが発射はっしゃされる。

• 反射はんしゃレーザー（青あお）

地形ちけい接触せっしょくで反射はんしゃする細長ほそながいレーザー。水平すいへい方向ほうこうと斜ななめ上下じょうげの計けい3方向ほうこうに発射はっしゃされ、3段階だんかい目めだとレーザーが長ながくなる。

水平すいへい方向ほうこうのレーザーは180度ど、それ以外いがいは90度ど屈折くっせつする。

• 対地たいちレーザー（黄き）

地形ちけい表面ひょうめんを這はうように進すすむレーザー。3段階だんかい目めだとレーザーが長ながくなる。地形ちけい上じょうの敵てきに対たいして絶大ぜつだいな効果こうかを持もつが、上下じょうげ方向ほうこうに発射はっしゃされるために自じ機き正面しょうめんもしくは後方こうほうには発射はっしゃされない。

その他たのアイテム

• ビット

自じ機きの上下じょうげに配置はいちされる支援しえん装備そうび。取得しゅとくすると自じ機上きじょう部ぶに装着そうちゃくされ、さらに取得しゅとくすると自じ機き下部かぶに装着そうちゃくされる。全ぜんステージを通とおして固定こてい配置はいちされているのは4個このみ。

自じ機きとワンテンポ遅おくれて動うごくため、スピードを3つ以上いじょう取得しゅとくすると移動いどう速度そくどに追従ついしょうできなくなる。フォースと同様どうように触ふれた敵てきにダメージを与あたえ、対空たいくうレーザー装備そうび時じのフォース装着そうちゃく方向ほうこうに対空たいくうレーザーを発射はっしゃする。

• 誘導ゆうどうミサイル

敵てきを捕捉ほそくし自動じどう追尾ついびする2発はつのミサイルが発射はっしゃされる。ただし攻撃こうげき力りょくはさほど高たかくはない。

• スピードユニット

取得しゅとくするごとに自じ機きの移動いどう速度そくどが向上こうじょうする。

ミスしない限かぎり向上こうじょうしたスピードを元もとに戻もどすことはできない。

備考びこう

• 旧きゅうアイレムファンクラブ会報かいほう誌し『ドラゴンフライ』には、『R-TYPE ILLEGAL MISSION』など、本ほん作さくの補足ほそく的てきな資料しりょうが掲載けいさいされていた。サウンドトラック『R-TYPE SPECIAL』付属ふぞくの資料集しりょうしゅう、PlayStation版ばん『R-TYPES』ライブラリモードの資料集しりょうしゅうは、これらを基もとに作成さくせいされている。
• アイレムソフトの親会社おやがいしゃであるナナオのモニター「FORIS FX2301TV」のスペシャルコンテンツ紹介しょうかいページには、R-TYPEをイメージしたゲーム画像がぞうが作つくられている。
• ゲスト登場とうじょう作品さくひんや上記じょうき資料しりょう関係かんけいも整理せいりされた『シューティングゲームサイド』Vol.9にはR-TYPEシリーズの特集とくしゅうが組くまれている。

設定せってい・ストーリー

当初とうしょは「異い星ほし人じんによるバイド帝国ていこくを破壊はかいせよ」という設定せっていが存在そんざいする程度ていどだったが、1991年ねんの会報かいほう誌し（イリーガルミッション）にてR-9やフォース、バイドについての世界せかい観かんが記載きさいされる。

アイレム会報かいほう誌しや本ほん作さくの移植いしょく版ばん『R-TYPES』などで公式こうしき年表ねんぴょうが作つくられ、敵対てきたいする「バイド帝国ていこく」や「バイド帝みかど星ぼし」の単たんなる異い星ほし人じんとして描えがかれていたバイドの設定せっていは『R-TYPE SPECIAL』や『R-TYPE III』などのブックレットでは以下いかのような特殊とくしゅな存在そんざいとして設定せっていされる。

STG作品さくひんのシナリオはそんなバイドの中枢ちゅうすうを『R-TYPE III』では電界でんかい25次元じげん、『R-TYPE FINAL』では26次元じげんという物理ぶつり的てき・相対そうたい論ろん的てきに攻撃こうげきすることが困難こんなんな異い層そう次元じげん空間くうかんで破壊はかいするというものである。

バイド

有機物ゆうきぶつ・無機物むきぶつを問とわずあらゆる物質ぶっしつを融合ゆうごう捕食ほしょくする浸食しんしょく作用さようを持もつ極きわめて強つよい排他はいた的てき攻撃こうげき衝動しょうどうに支配しはいされた超ちょう束積つかづみ高だかエネルギー生命せいめい体たいの総称そうしょう。

破壊はかい能力のうりょくや破壊はかい衝動しょうどうを示しめす定数ていすう因子いんしやバイド利用りようの有無うむを問とわずフォースなどの兵器へいきの能力のうりょく指標しひょうとして「バイド係数けいすう」が定さだめられている。単位たんいは「Bydo」であり、直接ちょくせつ数値すうち化かする他ほかにも、攻撃こうげき力りょくの指標しひょうとして、E〜Sまでの6つ「バイドクラス」を用もちいて分類ぶんるいされることもある。

なお、人類じんるい同様どうようの2重じゅう螺旋らせん構造こうぞうの塩基えんき配列はいれつを持もつ自己じこ増殖ぞうしょく機能きのうを備そなえた粒子りゅうしで構成こうせいされる物質ぶっしつでありながら、等質とうしつの波動はどうを持もったものでないと干渉かんしょうできない性質せいしつを持もつため、対抗たいこう手段しゅだんは波動はどう兵器へいきやフォースに限かぎられる。

元々もともとは26世紀せいきの地球人ちきゅうじん類るいが“明あきらかに敵意てきいを持もった外そと宇宙うちゅう生命せいめい体たい”に対抗たいこうすべく、生体せいたい物理ぶつり学がくや遺伝子いでんし工学こうがく、果はてには魔道まどう力学りきがくをも応用おうようして作つくり出だした月つきと同どう規模きぼのフレームに収おさめられた星ほし系けい内ない生態せいたい系けい破壊はかい用よう兵器へいきであり、敵てき母はは星ぼしにワープさせるはずが些細ささいなトラブルで太陽系たいようけいで発動はつどう。制御せいぎょ不能ふのうに陥おちいったことで異い次元じげんへと吹ふき飛とばされる。

それでも完全かんぜんに破壊はかいされたわけではなく、増殖ぞうしょくと進化しんかを続つづけながら彷徨うろつい続つづけた末すえに22世紀せいきの太陽系たいようけいへと襲来しゅうらいし、22世紀せいきの人類じんるいによって「バイド（Bydo）」と名付なづけられる。

『TACTICS』では銀河系ぎんがけい・ペルセウス腕うで中心ちゅうしん部ぶで初はじめて確認かくにんされる。

22世紀せいきの人間にんげんは「バイドの切きれ端はし」を回収かいしゅう・解析かいせきし、その研究けんきゅう成果せいかを応用おうようしてR-9を始はじめとしたR戦闘せんとう機きの装備そうび、波動はどう砲ほうの戦闘せんとう実用じつよう化か、フォースの制御せいぎょに至いたる。同時どうじに、研究けんきゅうの中なかでパイロットと機体きたいを融合ゆうごうしたり、あるいは部品ぶひん化かとして扱あつかった結果けっか、敵てきから得えられた生体せいたい素材そざいをそのまま機体きたいの素材そざいとして利用りようする運用うんよう方法ほうほうが編あみ出だされた。

R戦闘せんとう機きや宇宙うちゅう戦艦せんかん、そしてその中なかに乗のり込こむ人間にんげんの肉体にくたいおよび精神せいしんも例外れいがいではなく、『R-TYPE Δでるた』『R-TYPE FINAL』および『R-TYPE TACTICS』シリーズにおいては自じ機はたや自軍じぐんがバイドと化かして人類じんるい側がわと交戦こうせんするシナリオも存在そんざいする。彼かれらはある程度ていどながら人間にんげんとしての自我じがと記憶きおくを保たもっているようで、『FINAL』ではボイスレコーダーに地球ちきゅうに帰かえっても自分じぶんが人類じんるいに受うけ入いれられない悲かなしみが記録きろくされ、『TACTICS』ではバイドに同化どうかされた艦かんのクルーたちがバイド化かしてもなお自分じぶんたちは人間にんげんであると錯覚さっかくしたまま地球ちきゅうへ向むかうことになる。

フォース

R-TYPE作中さくちゅうで人類じんるいにおいては唯一ゆいいつ保有ほゆうできた次元じげん兵へい装そうである。超ちょう束積つかづみ高だかエネルギー生命せいめい体たい「バイドの切きれ端はし」にある種しゅのエネルギーを食たべさせ、三さん段階だんかいに成長せいちょうしたものから純粋じゅんすいなエネルギーのみを取とり出だし球状きゅうじょうに収束しゅうそく。これに4対ついのコントロールロッドを打うち込こむことで制御せいぎょ可能かのうにした兵器へいき。破壊はかい不能ふのうで、外部がいぶからエネルギーを注入ちゅうにゅうすることで数すう倍ばいの高こうエネルギー体たい（レーザー）に変換へんかん・放出ほうしゅつできるという触媒しょくばいとしての性質せいしつを持もっている。

フォース開発かいはつの過程かていで製造せいぞうされた人工じんこうフォースがビットである。R-9の出撃しゅつげき時点じてんでは敵てきエネルギー体たいに対たいしての近接きんせつ防御ぼうぎょ機能きのうを持もたせた時点じてんで戦場せんじょうに送おくられた。対空たいくうレーザー使用しよう時じのみ余剰よじょうエネルギーで攻撃こうげきが可能かのう。後のちに開発かいはつ研究けんきゅうが進すすめられ「シャドウフォース」開発かいはつの礎いしずえになったと考かんがえられる（平行へいこう異い次元じげんの物語ものがたりとされている『R-TYPE LEO』では前述ぜんじゅつのフォースが無ないため、ビットが武装ぶそうとして強化きょうか発展はってんをとげている）。フォースの名前なまえは、物理ぶつり的てきな「力ちから」と精神せいしん的てきな「理り力りょく」の意味いみが込こめられている。

ステージ構成こうせい

本ほん作さくは全部ぜんぶで8ステージあり、1つステージの内容ないようを2回かい繰くり返かえす構成こうせいとなっている。

Stage	内容ないよう	解説かいせつ	ボス
1	遭遇そうぐう	異い層そう次元じげんへの突入とつにゅう口こうとなった崩壊ほうかいしたスペースコロニーへ突入とつにゅう。中盤ちゅうばんに囲かこみ砲台ほうだいのゴンドランが登場とうじょうする。復活ふっかつポイントが複数ふくすう設定せっていされている。ボスは長期ちょうき戦せんになると本体ほんたいで自じ機きを圧死あっしさせようと迫せまってくる。	ドブケラドプス
2	生体せいたい洞ほら	不用意ふよういに前まえに出でると上下じょうげからガウパーが体当たいあたり攻撃こうげきをしかけてくる。オタマジャクシのような敵てきウッキーの大群たいぐんを抜ぬけた後のち、無敵むてきの巨きょ大蛇おろちインスルーをかわしながら進すすむ。ボスは一切いっさい攻撃こうげきしないが、弱点じゃくてんの露出ろしゅつが短みじかく、またインスルーがコアへの接近せっきんを阻はばむ。	ゴマンダー
3	巨きょ大戦たいせん艦かん	一いち画面がめんに収おさまりきらない巨きょ大戦たいせん艦かんとステージを通とおして戦闘せんとうするステージ。このステージはステージ全体ぜんたいの長ながさが短みじかい代かわりに中盤ちゅうばんの復活ふっかつポイントが存在そんざいしないため、ミス時じはステージの最初さいしょから再開さいかいとなる。	グリーンインフェルノ
4	前線ぜんせん基地きち	スカルトロンが次々つぎつぎと胞子ほうしを置おいて線せんを引ひいて行いくステージ。ボスは三さん体たいに分離ぶんりして攻撃こうげきを仕掛しかけてくる。	コンバイラー
5	巣す	巨きょ大蛇おろちのムーラが上下じょうげの茂しげみから出現しゅつげんする。ボスは多数たすうの肉にく塊かたまり（タコ）を身みに着つけて本体ほんたいを守まもっており、またその肉にく塊かたまりを飛とばして攻撃こうげきする。	ベルメイト
6	輸送ゆそうシステム	弱点じゃくてんが片側かたがわにしかないコンテナのドップが次々つぎつぎに通路つうろを通過つうかする中なか、わずかな隙間すきまをぬって進すすむステージ。ボスは存在そんざいせず、大量たいりょうのドップが流ながれてくる中なかを一定いってい時間じかん凌しのぎきるとクリア。	なし
7	腐敗ふはい都市とし	自じ機きが近ちかづくと誘爆ゆうばくする壁かべに注意ちゅういしながら、通路つうろから次々つぎつぎと出でてくる雑魚ざこ敵てきの複ふく合あい攻撃こうげきの中なかを進すすむ。ボスであるブロンクは大たいした攻撃こうげきはしてこないが、画面がめん上部じょうぶから大量たいりょうのゴミを、下部かぶからはソナーといった攻撃こうげきを受うける。	ブロンク
8	バイド帝みかど星ぼし	最終さいしゅうボスとの対決たいけつが中心ちゅうしんのステージで、中間ちゅうかん復活ふっかつポイントが存在そんざいしない。ボスのバイドは青あおい渦うずのような弾たまを吐はき出だして攻撃こうげきしてくる。この弾たまは画面がめん内ないにとどまり続つづけるため放置ほうちしていると画面がめんを埋うめ尽つくし回避かいひ不能ふのうとなるため、その前まえに倒たおさなくてはならない。しかしボスの耐久たいきゅう力りょくやボスの前面ぜんめんを肉にくの壁かべが守まもっていることもあり、肉にくの壁かべの内部ないぶにフォースシュートを撃うち込こむことが必須ひっすとなっている。このため『R-TYPE』の伝統でんとうである「最終さいしゅうボスにはフォースシュートをぶつけることが必須ひっす」「最終さいしゅう的てきにフォースは最終さいしゅうボスと共ともに爆ばく散ちする」という要素ようそは初代しょだいの時点じてんで存在そんざいしている。	バイド

他た機種きしゅ版ばん

No.	タイトル	発売はつばい日び	対応たいおう機種きしゅ	開発元かいはつもと	発売はつばい元もと	メディア	型式けいしき	備考びこう
1	R-TYPE I	198803251988年ねん3月がつ25日にち	PCエンジン	ハドソン	ハドソン	2メガビットHuCARD	HC63007	1 - 4面めんを収録しゅうろく
2	R-TYPE II	198806031988年ねん6月がつ3日にち	PCエンジン	ハドソン	ハドソン	2メガビットHuCARD	HC63009	5 - 8面めんを収録しゅうろく
3	R-TYPE	198810011988年ねん10月がつ1日にち 1988121988年ねん12月 1988年ねん	セガ・マスターシステム	コンパイル	セガ	4メガビットロムカセット	G-1364 9002 MK-9002-50
4	R-TYPE	1988101988年ねん10月がつ	PC-88VA	日本にっぽんテレネット	NEC	フロッピーディスク	-
5	R-TYPE	198812091988年ねん12月9日にち	MSX	イスコ オペラハウス	アイレム	3メガビットロムカセット	IM-04
6	R-TYPE	1988年ねん 1988年ねん	Atari ST	Images Design	Electric Dreams Software アクティビジョン	フロッピーディスク	-
7	R-TYPE	1988年ねん 1988年ねん	コモドール64	Rainbow Arts	Electric Dreams Software アクティビジョン	フロッピーディスク	-
8	R-TYPE	1988年ねん	ZX Spectrum	Software Studios	Electric Dreams Software アクティビジョン	カセットテープ	-
9	R-TYPE	198906091989年ねん6月がつ9日にち	X68000	アイレム	アイレム	フロッピーディスク	IX68-01
10	R-TYPE	1989年ねん 1990年ねん	Amiga	ファクター5	Electric Dreams Software アクティビジョン	フロッピーディスク	-
11	R-TYPE	1989年ねん	Amstrad CPC	Software Studios		フロッピーディスク	-
12	R-TYPE	1989年ねん	TurboGrafx-16	ハドソン	NEC	4メガビットHuCARD	TGX040011	PCエンジン版ばん『I』と『II』を1本ほんにまとめた版はん
13	R-TYPE	199103191991年ねん3月がつ19日にち 1991051991年ねん5月がつ 1991年ねん	ゲームボーイ	B.I.T.S	アイレム	ロムカセット	DMG-REA (IG-03) DMG-RE-USA DMG-RE-NOE
14	R-TYPE COMPLETE CD	199112201991年ねん12月がつ20日はつか	PCエンジンCD-ROM2	アイレム	アイレム	CD-ROM	ICCD 1001	PCエンジン版ばんを全ぜんステージ収録しゅうろくし 付加ふか要素ようそを追加ついかした版はん
15	R-TYPES	199802051998年ねん2月がつ5日にち 199902281999年ねん2月がつ28日にち 1998091998年ねん9月がつ	PlayStation	ラクジン	アイレム	CD-ROM	SLPS-01236 SLUS-00753 SLES-01355	アーケード版ばん『R-TYPE II』とのカップリング作さく
16	R-TYPE DX	199903211999年ねん3月がつ21日にち 1999061999年ねん6月がつ 199907201999年ねん7月がつ20日はつか	ゲームボーイカラー	Bits Studios	エポック社えぽっくしゃ 任天堂にんてんどう 任天堂にんてんどう	ロムカセット	DMG-ARUJ-JPN DMG-AWHE-USA DMG-AWHP-EUR	『R-TYPE II』とのカップリング
17	R's BEST R-TYPES	200110252001年ねん10月がつ25日にち	PlayStation	ラクジン	アイレム	CD-ROM	SLPS 03310	『R-TYPES 』の廉価れんか版ばん
18	R-TYPE	2002年ねん11月5日にち	mova503i、504i、FOMAシリーズ （iアプリ）	サイバード	サイバード	ダウンロード （ゲームの殿堂でんどう!!!）	-
19	R-TYPE	2004年ねん3月がつ18日にち	BREW対応たいおう機種きしゅ （EZアプリ）	サイバード	サイバード	ダウンロード （ミニゲー☆天国てんごく! 50）	-	7回かいに分わけて配信はいしん
20	R-TYPE 完全かんぜん版ばん	200412152004年ねん12月15日にち	Vodafone 3G対応たいおう端末たんまつ （Vアプリ）	サイバード	サイバード	ダウンロード	-
21	R-TYPE I	200612132006年ねん12月13日にち	Wii	ハドソン	ハドソン	ダウンロード （バーチャルコンソール）	-	PCエンジン版ばんの移植いしょく 2019年ねん1月がつ31日にち配信はいしん・販売はんばい終了しゅうりょう。
22	R-TYPE	200612252006年ねん12月25日にち 200612292006年ねん12月29日にち	Wii	ハドソン	ハドソン	ダウンロード （バーチャルコンソール）	PADE PADP	TURBO GRAFX-16版はんの移植いしょく
23	R-TYPE II	200701232007年ねん1月がつ23日にち	Wii （バーチャルコンソール）	ハドソン	ハドソン	ダウンロード	-	PCエンジン版ばんの移植いしょく 2019年ねん1月がつ31日にち配信はいしん・販売はんばい終了しゅうりょう。
24	R-TYPE Dimensions	INT 200902042009年ねん2月がつ4日にち	Xbox Live Arcade	Tozai Games SouthEnd Interactive	マイクロソフト	ダウンロード	-	アーケード版ばんの移植いしょく
25	R-TYPE	200905192009年ねん5月がつ19日にち 200911022009年ねん11月2日にち 200909252009年ねん9月がつ25日にち	Wii	コンパイル	セガ	ダウンロード （バーチャルコンソール）	-	セガ・マスターシステム版ばんの移植いしょく 2011年ねん10月がつ18日にちに日本にっぽんでの配信はいしん・販売はんばい終了しゅうりょう。
26	R-TYPE	201008232010年ねん8月がつ23日にち 201008262010年ねん8月がつ26日にち	iOS	エレクトロニック・アーツ	Apple	ダウンロード	-
27	R-TYPE	201109122011年ねん9月がつ12日にち 201111212011年ねん11月21日にち	Android	ワーカービー	Google	ダウンロード	-	無料むりょう版ばんあり。
28	R-TYPE	201203012012年ねん3月がつ1日にち	Android	ワーカービー	KDDI	ダウンロード	-	auスマートパス会員かいいん専用せんよう版ばん
29	R-TYPE for GALAXY Note	2012年ねん4月がつ6日にち	Android(GALAXY Note SC-05D)	ワーカービー	ワーカービー	ダウンロード	-	Zeemote JS1 H対応たいおうモードあり
30	パチパラ3D 大海たいかい物語ものがたり2 〜パチプロ風雲ふううん録ろく・花はな 希望きぼうと裏切うらぎりの学園がくえん生活せいかつ〜	201205172012年ねん5月がつ17日にち	ニンテンドー3DS	アイレム	アイレム	3DSカード	-	ゲームボーイ版ばんの移植いしょく
31	R-TYPE Dimensions	201311212013年ねん11月21日にち	PlayStation 3	Tozai Games SouthEnd Interactive	Tozai Games	ダウンロード	-	『R-TYPE Dimensions 』のPS3移植いしょく版ばん
32	R-TYPE	201402262014年ねん2月がつ26日にち	ニンテンドー3DS	ハドソン	KDE	ダウンロード （バーチャルコンソール）	PPAJ	PCエンジン版ばんの『I』・『II』をまとめた 日本にっぽん国外こくがい版ばんの移植いしょく 2020年ねん6月がつ30日にち配信はいしん・販売はんばい終了しゅうりょう。
33	R-TYPE	201404302014年ねん4月がつ30日にち	Wii U	ハドソン	KDE	ダウンロード （バーチャルコンソール）	PPAJ	PCエンジン版ばんの『I』・『II』をまとめた 日本にっぽん国外こくがい版ばんの移植いしょく 2020年ねん6月がつ30日にち配信はいしん・販売はんばい終了しゅうりょう。
34	R-TYPE Dimensions EX	PC/NSINT 201812132018年ねん12月13日にち PS4 INT 201812202018年ねん12月がつ20日はつか	PC Nintendo Switch PlayStation 4	Tozai Games SouthEnd Interactive	Tozai Games	ダウンロード	-	PS3版はん『R-TYPE Dimensions』の改修かいしゅう版ばん
35	R-TYPE	2018年ねん7月がつ5日にち	Retro-bit GENERATIONS4	アイレム	JNNEX	プリインストール	-	アーケード版ばんの移植いしょく
36	R-TYPE	202003192020年ねん3月がつ19日にち 202003192020年ねん3月がつ19日にち 202003192020年ねん3月がつ19日にち	PCエンジン mini TurboGrafx-16 mini PC Engine CoreGrafx mini	M2 ※移植いしょく開発かいはつ担当たんとう	KDE	プリインストール		本体ほんたいにあらかじめインストールされた 約やく50作さくの一ひとつとして海外かいがい版ばんを収録しゅうろく

PCエンジン版ばん

PCエンジン版ばん『R-TYPE』は、オリジナル（アーケード）版ばん『R-TYPE』を、家庭かてい用ようゲーム機きであるPCエンジンに移植いしょくしたものである。開発かいはつ・販売はんばいはハドソン（以下いか「PCE版ばん」と略記りゃっきする場合ばあいあり）。開発かいはつチームは当時とうじハドソンに所属しょぞくしていた和泉いずみ勇いさむを初はじめとする、後のちに『ネクタリス』の開発かいはつに携たずさわるスタッフで構成こうせいされている。PCエンジン史しにおいて初期しょきにリリースされたソフトの一ひとつであると同時どうじに、オリジナル版ばん『R-TYPE』としては初はつの家庭かてい用ようゲーム機き移植いしょく作さくとなった。なおソースコード的てきな開発かいはつ素材そざいはアイレムから提供ていきょうされなかったようで、リバースエンジニアリングによる再現さいげん移植いしょくとなっている。

収録しゅうろくメディアであるHuCARDは、当時とうじは本ほん作さくの全ぜんステージを収録しゅうろくできるだけのROM容量ようりょうを1枚まいのカードに収おさめることができなかった。このため、当時とうじとしても異例いれいの二部作にぶさく的てきなリリースとなっている。前編ぜんぺんにあたる『R-TYPE I』は前半ぜんはん4ステージを収録しゅうろくして1988年ねん3月25日にちにリリースされた。これをクリアするとパスワードが表示ひょうじされ、後半こうはんの4ステージを収録しゅうろくした『R-TYPE II』（R-TYPE Part2。同年どうねん6月3日にちリリース）のゲームスタート時じに、このパスワードを入力にゅうりょくするとパワーアップ状態じょうたいを維持いじして続つづきをプレイすることが可能かのうとなる（『II』単体たんたいでもプレイ可能かのうだが自じ機きは未みパワーアップ状態じょうたいでスタートするためクリアのハードルは相応そうおうに高たかくなる）。また、アーケード版ばんで没ぼつにされたステージ6ボスキャラクター“ヤジュー”が登場とうじょう、『R-TYPE II』のTVCMでは「幻まぼろしのボス、ヤジューの復活ふっかつ！」とアピールされていた。

コンティニューには回数かいすう制限せいげんがあり、クレジットをチャージするボタンがない。タイトル画面がめんで特定とくていのコマンドを入力にゅうりょくすることでクレジットを増ふやす方法ほうほうが、PCエンジン版ばんに共通きょうつうして用意よういされているが、タイトル画面がめんの時ときのみ可能かのうな技わざとなる。

当時とうじとしては相応そうおうに高たかい移植いしょくを実現じつげんし、初期しょきのキラーソフトとしての役割やくわりを十じゅう二に分ふんに発揮はっきしたが、厳きびしくアーケード版ばんとの違ちがいをチェックすると、下記かきの通とおりそれなりの量りょうが列挙れっきょできる。

• アーケード版ばんと同等どうとうの解像度かいぞうど（384×256ピクセル）を実現じつげんできなかったため、R-9の位置いちにあわせて画面がめんを上下じょうげにスクロールさせ左右さゆうの表示ひょうじ範囲はんいを狭せばめることでグラフィック全体ぜんたいを縮ちぢめることなく再現さいげんしているが、一部いちぶの背景はいけいやキャラクターパターンの簡素かんそ化かは行おこなわれている。
• ゲーム中ちゅうの一部いちぶのステージで、あえて描画びょうがへの負荷ふかを高たかめ映像えいぞうをスローモーションにする「処理しょり落おち」と呼よばれた仕掛しかけがアーケード版ばんとは別べつの個所かしょで起おこる。
• アドバタイズデモ（ゲーム未みスタート時じにおけるプレイの雰囲気ふんいきを再現さいげんするモード）はアーケード版ばんのものから、PCE版ばんオリジナルを新規しんきに作成さくせい。

Wiiで実施じっしされていたレトロゲーム配信はいしんサービス・バーチャルコンソールで2006年ねん12月13日にちより『R-TYPE I』が、2007年ねん1月がつ23日にちよりPCエンジン版ばん『R-TYPE II』が配信はいしんされていたが、いずれも2019年ねん1月がつ31日にちをもって配信はいしん・販売はんばいを終了しゅうりょうしている。

TurboGrafx-16版はん

後のちにリリースされた、PCエンジンの海外かいがい版ばんであるTurboGrafx-16版はん『R-TYPE』ではROM容量ようりょうを高たかめることができるようになったので、全ぜん8ステージが1枚まいのHuカードに収おさめられて発売はつばいされた。なお、海外かいがい版ばんといってもタイトル画面がめんのコピーライト表示ひょうじとパッケージが海外かいがい仕様しようになっているだけで、ゲーム本編ほんぺんは日本にっぽん版ばんとほとんど相違そうい無ない。アーケード版ばんでは処理しょり落おちする所ところを、処理しょり落おちなしで移植いしょくされている。

日本にっぽん国内こくないにおいては。上記じょうきの表ひょうに記載きさいしたとおりニンテンドー3DS版はんおよびWii U版はんバーチャルコンソールにてコナミデジタルエンタテインメント（KDE）を販売元はんばいもととして配信はいしんされた（ニンテンドー3DS版ばんおよびWii U版ばんともに2020年ねん6月がつ30日にちに配信はいしん終了しゅうりょう）。2020年ねんからKDEよりリリースの、PCエンジン系けいソフトを約やく50作さくプリインストールした復刻ふっこく系けいゲーム機き・PCエンジン miniにも海外かいがい版ばん『R-TYPE』が収録しゅうろくされることになっている。

SUPER CD-ROM²版はん

1991年ねん12月20日にち、アイレムからPCエンジンSUPER CD-ROM²用ようソフトとして、PCエンジン版ばんを1つにまとめた『R-TYPE COMPLETE CD』（- コンプリートシーディー）と題だいされた版はんがリリースされた。

「コンプリート」（完全かんぜん）と名付なづけられているのは全ぜんステージが通とおしで遊あそべる版はんである他ほかにも追加ついか要素ようそとして、CD-DAの生なま演奏えんそうによるアレンジBGMや、ステージ間あいだにアニメ調ちょうのビジュアルデモシーンの挿入そうにゅうといった要素ようそが追加ついかされているからである（ゲーム本編ほんぺんはPCE版ばんと同様どうよう）。このデモでは、声優せいゆう陣じんが起用きようされている。

このデモではあまり大々的だいだいてきにアピールされなかった本ほん作さくの詳細しょうさいなバックストーリーが語かたられている。そこでは「R-9は量産りょうさんされ軍ぐんに供給きょうきゅうされる前まえの段階だんかいであり、R-9のベースになった作業さぎょう艇ていの操縦そうじゅうに熟練じゅくれんした2名めいの民間みんかん人じんがバイドの襲撃しゅうげきに対たいし試作しさく機きで急遽きゅうきょ出撃しゅつげきした」という設定せっていが明あかされている。その後ご「軍ぐんに供給きょうきゅうされ大隊だいたいの出撃しゅつげきとなったが、主人公しゅじんこう（プレイヤーの分身ぶんしん）は、独断どくだんで試作しさく機きを持もち出だして軍ぐんの作戦さくせんに協力きょうりょくした」という描写びょうしゃもなされている。フォースも純然じゅんぜんたる兵器へいきではなく、本来ほんらいは開拓かいたく用ようとして開発かいはつされたものの破壊はかい力りょくが強つよすぎるために使つかい物ものにならず封印ふういんされた機材きざいとされている。

このようにアイレムとしてはかなり力ちからを入いれた作品さくひんとなったが、実際じっさいの商品しょうひんは、一部いちぶのステージにおいてオリジナルのHu-Card版ばんよりもキャラクターのチラつき（描画びょうがが消滅しょうめつしたりしなかったりを繰くり返かえす状態じょうたい）がやや多おおくなっており（ステージ5のボスが肉にく塊かたまりを多数たすう動うごかすシーンなどで、特とくに顕著けんちょに表あらわれる）、プレイに支障ししょうが出でやすくなってしまっていた。この理由りゆうは、（本ほん作さくには関かかわっていないが当時とうじのPCエンジンソフトには深ふかく関かかわっていた）プログラマー・岩崎いわさき啓あきら眞しんが2010年ねん10月がつ4日にちにブログに投稿とうこうした記事きじによると、Hu-Card版ばんの開発かいはつチームが「PCエンジンにおいて、320ドットモード時じにスプライトの横並よこならびを16個こにすると、PCエンジン本体ほんたいが現在げんざいで言いうところの「オーバークロック」状態じょうたいになり、正常せいじょうな動作どうさの保証ほしょうができなくなる」という仕様しようを知しらずに制作せいさくしてしまい、発売はつばい後ごに事実じじつを知しったNECが安全あんぜん保障ほしょうのため各かくメーカーへ「320ドットモード時じはスプライトの横並よこならびは14個こ」というガイドラインを設もうけたため、アイレム社しゃはそれを忠実ちゅうじつに守まもってSUPER CD-ROM²版はんを作つくった結果けっか、プレイし辛しんくなってしまったというのが真相しんそうのようである。

登場とうじょう人物じんぶつ

• リョウ・ミナモト（声こえ - 神谷かみや明あきら）
• リィザ・ステファニー（声こえ - 麻上あさがみ洋子ようこ）
• 局長きょくちょう（声こえ - 飯塚いいづか昭三しょうぞう）

セガ・マークIII/マスターシステム版ばん

セガ・マークIII/マスターシステムへの移植いしょく版ばんはコンパイルが担当たんとうし、1988年ねんにセガから発売はつばいされた。ハードウェアの性能せいのう的てきな都合つごうなどから、自じ機き（R-9）とボス以外いがいのキャラクターが全体ぜんたい的てきに小ちいさくなっており、Stage1-5では背景はいけいがフェードアウトした後のちにボスが登場とうじょうする。マスターシステムのFM音源おんげんに対応たいおうしている他ほか、オリジナルの隠かくしステージが追加ついかされているなど、独自どくじ要素ようそが加くわえられている。ファミコンやMSX2と同どう程度ていどのハード性能せいのうでありながら、移植いしょく度どは概おおむね良好りょうこうであるものの、当時とうじの次世代じせだい機きであるメガドライブの発売はつばいを1ヶ月かげつ前まえに控ひかえた時期じきでもあったため、新しんハードリリースという話題わだいの陰かげに隠かくれる格好かっこうとなってしまい、やや精彩せいさいを欠かく結果けっかとなってしまった。発売はつばい時じの広報こうほう展開てんかいには、広報こうほう紙しに「やったね! 全ぜん8シーン1本ほんに収録しゅうろく」など、4メガビットで全ぜんステージを収録しゅうろくという部分ぶぶんを特とくに強調きょうちょうしており、2本ほん分割ぶんかつを余儀よぎなくされたPCE版ばんに対たいしてのアドバンテージを誇示こじするような記載きさいが見受みうけられた。

その後ご、マスターシステム版ばんがWii版ばんバーチャルコンソールで配信はいしんされた（詳細しょうさいな配信はいしん開始かいし日びは上記じょうきの表ひょうを参照さんしょう）が、ライセンス上じょうの都合つごうで、2011年ねん9月がつ30日にちに欧米おうべいの配信はいしんが、2011年ねん10月がつ18日にちには日本にっぽんの配信はいしんを終了しゅうりょうしている。

MSX版ばん

MSX版はん『R-TYPE』は、アーケード版ばんのスタッフによる監修かんしゅうの下した、イスコとオペラハウスが開発かいはつし、1988年ねんにアイレムから発売はつばいされた。RAM8KBのMSX以上いじょうと、MSXの最低さいていラインの機種きしゅでも動作どうさできるようにするため、スプライト機能きのうは自じ機き（R-9）・フォース・敵てき弾だんなど一部いちぶのキャラクターに使用しようされているのみであり、それ以外いがいのキャラクターは背景はいけい面めん（PCG）で描画びょうがしているため、背景はいけいのスクロールを含ふくむ動うごきのスムーズさと引ひき換かえに、大おおきなキャラクタや編隊へんたいの表示ひょうじなどを実現じつげんしている。MSX2以降いこうの機種きしゅで起動きどうするとパレットが専用せんようのものに変更へんこうされる仕様しようであり、「MSX1/2兼用けんようソフト」と銘打めいうたれていた。音源おんげんの検出けんしゅつコードにスタックに纏まつわるコーディングミスがあり、MSX2+以降いこうの機種きしゅ本体ほんたいに内蔵ないぞうされているMSX-MUSICや、このソフトウェアを本体ほんたいのスロット1に、FM-PACを本体ほんたいのスロット2に装着そうちゃくしていない場合ばあい、MSX-MUSICを認識にんしきしないというバグが存在そんざいする。Stage1の背景はいけい、Stage3の巨きょ大戦たいせん艦かんの武装ぶそうの一部いちぶ（貫通かんつうビーム弾だん・破壊はかい可能かのうな拡散かくさん弾だん・戦艦せんかんパーツ）、対空たいくうレーザー装備そうび時じのビットレーザーがカットされており、Stage2とStage3のボスは波動はどう砲ほうのみでしか弱点じゃくてんを攻撃こうげきできない。Stage5のムーラは頭部とうぶのみ破壊はかい可能かのうで、胴体どうたいは頭部とうぶ破壊はかい後ごの飛散ひさんの発生はっせいにかかわらず破壊はかい不能ふのうに変更へんこうされている。

ゲームボーイ版ばん

1991年ねん3月19日にちに発売はつばい。ステージ構成こうせいはオリジナルを踏襲とうしゅうしているが、Stage4 - 5は省略しょうりゃくされ全ぜん6ステージ構成こうせい。BGMも多おおくがカットされており、オリジナルのStage1と2の曲きょくが交互こうごに演奏えんそうされる。フォースによる攻撃こうげきをはじめとする自じ機きの装備そうびはオリジナルとかなり異ことなっている。対空たいくうレーザーは2段階だんかい目めでも3段階だんかい目めと同おなじ形状けいじょう、反射はんしゃレーザーは自じ機き正面しょうめん方向ほうこうには発射はっしゃされない、対地たいちレーザーは進行しんこう速度そくどが遅おそい、誘導ゆうどうミサイルは装備そうびできない（アイテムも存在そんざいしない）、ビットの移動いどう速度そくどがかなり遅おそく初速しょそくの自じ機きにすら追従ついしょうできず遅おくれてくる、など。それでもステージボスの再現さいげんや反射はんしゃレーザーの挙動きょどうなど、局所きょくしょ的てきな再現さいげん度どは（ゲームボーイのスペック的てきな限界げんかいは割引わりびいた上うえで）高たかいと言いえる。

その後ご、1999年ねん11月22日にちにエポック社えぽっくしゃからゲームボーイカラーでゲームボーイ版ばん『R-TYPE』『R-TYPE II』のカップリング作品さくひん『R-TYPE DX』（- デラックス）が発売はつばいされている。また、2012年ねん5月がつ17日にちに発売はつばいされた『パチパラ3D 大海たいかい物語ものがたり2 〜パチプロ風雲ふううん録ろく・花はな 希望きぼうと裏切うらぎりの学園がくえん生活せいかつ〜』内ないの「アイレム名作めいさくコレクション Vol.1」にはゲームボーイ版ばんが収録しゅうろくされている。

R-TYPES

『R-TYPES』（アール・タイプス）は、ラクジンが開発かいはつし、1998年ねんにアイレムソフトウェアエンジニアリングから発売はつばいされたPlayStation用ようソフト。アーケード版ばん『R-TYPE』『R-TYPE II』のカップリング移植いしょく作さくとなる。クリアしたステージをメモリーカードに記録きろくすることでステージセレクトが可能かのうとなる。また、DUALSHOCKによる振動しんどうの有無うむ、ゲームボタンの設定せってい変更へんこう、難易なんい度どの変更へんこうが追加ついかされている。画面がめんサイズの違ちがいから、画面がめん上下じょうげにスクロールする仕様しようと、全ぜん画面がめん表示ひょうじでスコアを半はん透明とうめい表示ひょうじする仕様しようの二ふたつから画面がめんモードを選択せんたくするようになっているが、それ以外いがいはアーケード版ばんの完全かんぜん移植いしょくとなっている。アイレム会報かいほう誌しや説明せつめい書しょなど紙かみ媒体ばいたいで記述きじゅつされていた設定せってい資料集しりょうしゅう『R's LIBRARY ver.1.0』（開発かいはつ機体きたい郡ぐん・Rの系譜けいふ、歴史れきし、『I』および『II』の敵てきデータ）が機体きたいの3Dモデルとともに収録しゅうろくされている。PS StoreにてPlayStation Portable/PlayStation 3用ようゲームアーカイブスの一環いっかんとしてダウンロード配信はいしんされていたが、現在げんざいは配信はいしん・販売はんばいを終了しゅうりょうしている。

R-TYPE Dimensions

『R-TYPE Dimensions』は、Tozai Gamesが開発かいはつし、SouthEnd Interactiveが配信はいしんしたコンピュータゲームである。本ほん作さくは2009年ねん2月がつ4日にちにXbox 360のXbox Live Arcadeで配信はいしんされたのち、2013年ねん11月21日にちにはPlayStation 3向むけに配信はいしんされたほか、Xbox Oneでもプレイできる。また、PS3版はんをさらに改修かいしゅうした『R-TYPE Dimensions EX』が2018年ねん12月13日にちにPC/Nintendo Switch向むけに配信はいしんされ、同年どうねん12月がつ20日はつかにはPS4版はんが配信はいしんされた。『R-TYPE Dimensions 』は、海外かいがい版ばん『R-TYPE』『R-TYPE II』のカップリング版ばんであると同時どうじに、アレンジモードとして3Dグラフィックモードが存在そんざいしゲーム中ちゅういつでも切きり替かえボタンでシームレスに2Dと3Dを行いき来きすることができる。また、残ざん機き数すうを排はいした「インフィニティ」モードが追加ついかされたほか、オフライン・オンラインによる2人ふたり同時どうじプレイも可能かのうとなり、自じ機き同士どうしの喰くらい判定はんていを設定せっていすることによってプレイヤー間あいだで競争きょうそうすることも可能かのうである。さらに、画面がめん設定せっていを変更へんこうしてアップライト筐体きょうたいでのプレイを再現さいげんすることもできるほか、原作げんさくとは異ことなるアングルからプレイすることもできる。 PS3版はん『R-TYPE Dimensions』は、3Dグラフィックモード時じのBGMが岩崎いわさき健一郎けんいちろうによるアレンジバージョンに変更へんこうされている。また、連射れんしゃ速度そくどが高速こうそくになっている。

その他た

X68000版はん

1989年ねん6月がつに発売はつばい。開発かいはつ・販売はんばいはアイレム。

動作どうさ速度そくど、敵てきのアルゴリズムなど、静止せいしした写真しゃしんの印象いんしょうとは異ことなり、オリジナルとの動作どうさには多おおくの違ちがいがある。アーケード版ばんに比くらべて横よこ方向ほうこうの解像度かいぞうどが低ひくくドットが横長よこながになるため、見みた目めが同おなじになるようにキャラクターのドット絵えが打うち直なおされている。

搭載とうさいされるＦＭ音源おんげんチップはアーケードと同型どうけいであるが、入力にゅうりょくクロックが仕様しようより若干じゃっかん高たかい影響えいきょうで音程おんていがやや高たかめとなっている。

PC-88VA版はん

1989年ねん発売はつばい。開発かいはつは日本にっぽんテレネット、販売はんばいはNEC。日本にっぽんテレネットによる移植いしょくということもあり、オープニングとエンディングにオリジナルのデモムービーが追加ついかされ、BGMもアレンジされている。スプライトやスクロール機能きのうなどハードスペックを生いかした移植いしょくであるが、同時どうじに表示ひょうじできるスプライトが32枚まいのため、キャラクターが多おおく表示ひょうじされるシーンではスプライトのちらつきが顕著けんちょになる。

Sinclair ZX Spectrum版はん

1988年ねん発売はつばい。開発かいはつはアメリカのゲーム会社かいしゃSoftware Studios、販売はんばいはアメリカではElectric Dreams Software、欧州おうしゅうではアクティビジョン。サウンドが1チャンネルしかないなど、元々もともとのハードウェアの性能せいのうが大おおきく劣おとるためグラフィックやサウンド的てきにはほぼ原形げんけいをとどめないが、キャラクターの動作どうさなどはかなりの移植いしょく度どを有ゆうしており、イギリスのYour Sinclair誌しのレビューでも9/10の得点とくてん、ゲーム史上しじょうベスト100で6位いとかなりの高こう評価ひょうかを得えている。BGMは無ない。なおSoftware StudiosはElectric Dreams Software系列けいれつのデベロッパーであるが、Electric Dreams Softwareはアメリカ国外こくがいに販路はんろを持もたないため、欧州おうしゅうなどではアクティビジョン（アクティビジョン・ヨーロッパ）からリリースされている。

Amstrad CPC版はん

1988年ねん発売はつばい。開発かいはつはSoftware Studios、販売はんばいは米べい：Electric Dreams Software、欧おう：アクティビジョン。ZX Spectrum版ばんとほぼ同等どうとうの移植いしょく度ど。

Atari ST版はん

1988年ねん発売はつばい。開発かいはつはSoftware Studios、販売はんばいは米べい：Electric Dreams Software、欧おう：アクティビジョン。

コモドール64版はん

1989発売はつばい。ドイツのゲーム会社かいしゃRainbow Artsが開発かいはつを手掛てがけ、Manfred Trenzがほぼ一人ひとりで成なし遂とげた。販売はんばいは米べい：Electric Dreams Software、欧おう：アクティビジョン。移植いしょく度どは低ひくいが、本来ほんらいBGが1枚まいしかないcommodore 64でBG書かき換かえを用もちいて擬似ぎじ多重たじゅうスクロールを実現じつげんした。BGMはクリス・ヒュルスベックによるチップチューンアレンジ版ばんが用もちいられている。

Amiga版はん

1989年ねん発売はつばい。Rainbow Artsのファクター5と称しょうする5人組にんぐみチームが開発かいはつした。販売はんばいは米べい：Electric Dreams Software、欧おう：アクティビジョン。移植いしょく度どは高たかい。

なお、コモドール64版はんとAmiga版ばんは共ともにアクティビジョンの要請ようせいによって製作せいさくされた。デベロッパーのファクター5、ゲームデザイナーのTrenz、両りょう作品さくひんの編曲へんきょくおよびオリジナルのオープニングテーマの作曲さっきょくを担当たんとうした作曲さっきょく家かのHülsbeckは、もともとRainbow Arts傘下さんかにて『R-TYPE』に酷似こくじした『Katakis』というシューティングゲームを開発かいはつしていたドイツのデモシーン上あがりの面々めんめんに過すぎなかったが、アイレムから公式こうしきに『R-TYPE』のライセンスを得えて移植いしょくを試こころみようとしていたアクティビジョン・ヨーロッパが『Katakis』を問題もんだい視しすると同時どうじに彼かれらの技術ぎじゅつ力りょくを評価ひょうかし、『Katakis』の販売はんばい継続けいぞくと引ひき換かえにR-TYPEの移植いしょくを担当たんとうするよう要請ようせいした。ファクター5とTrenzらは手分てわけして短期間たんきかんで移植いしょくを成功せいこうさせ、Rainbow Arts傘下さんかを離はなれた後のちの国際こくさい的てきなビッグネームへの足あしがかりをつかむことになる。

携帯けいたいアプリ版ばん

2002年ねん11月から配信はいしん。当初とうしょは武器ぶきが反射はんしゃレーザーのみで全ぜんステージ収録しゅうろくされていなかったが、後のちに『完全かんぜん版ばん』として全すべてのレーザーが使用しよう可能かのう・全すべてのステージを収録しゅうろくしたバージョンが配布はいふされた。

iPhone版はん

2010年ねん8月がつ26日にちよりAppleのApp Storeで配信はいしん。開発かいはつはDotEmu、配信はいしん元もとはエレクトロニック・アーツ。

残ざん機き数すうを排はいした「無む制限せいげんモード」が搭載とうさいされている。

オリジナルオープニングテーマとして、21年ねん前まえにAmiga版ばんとC64版はんを担当たんとうしたHülsbeckが再ふたたび起用きようされた。同年どうねんにはHülsbeckによるAmiga版ばん、C64版はん、iPhone版ばんのサントラもiTunesにて配信はいしんされている。Hülsbeckの起用きようはDotEmu側がわの要望ようぼうとのことで、2014年ねんにDotEmuが開発かいはつしたAndroid版ばんR-Type IIにも起用きようされている。

Android版はん

2011年ねん9月12日にちよりGoogleのGoogle Play Storeで配信はいしん。開発かいはつはDotEmu、配信はいしん元もとは日本にっぽん版ばんはワーカービーだが海外かいがいではDotEmuから直接ちょくせつ配信はいしんされている。

指ゆびで自在じざいに動うごかすタッチモードと、画面がめん内ないの特定とくていの位置いちにボタンが配置はいちされているアーケードモードが収録しゅうろくされている。

全ぜんステージクリア後ごは、ハードモードが開放かいほうされる仕組しくみとなっている。

無料むりょう版ばんとして1ステージのみプレイ可能かのうな「R-TYPE Lite」がある。

2012年ねん4月がつ6日にちに配信はいしん開始かいしされたGALAXY Note SC-05D用ようアプリ『R-TYPE for GALAXY Note』では、タッチ操作そうさに加くわえ、Sペンモードや、ゲームコントローラZeemote JS1 Hに対応たいおうした「Zeemote」が収録しゅうろくされている。

Android・auスマートパス会員かいいん専用せんよう版ばん

2012年ねん3月1日にちよりKDDIのau Marketで配信はいしん。開発かいはつはDotEmu、配信はいしん元もとはワーカービー。

GENERATION4版はん

アーケード版ばんからの移植いしょくであり、JNNEXのレトロゲーム専用せんようゲーム機き「Retro-bit GENERATIONS4」に収録しゅうろくされている。

開発かいはつ

本ほん作さくの開発かいはつの経緯けいいは、当時とうじアイレムで新あたらしく16ビットのハードを開発かいはつ、キャラクター表示ひょうじの増加ぞうかや処理しょりスピードの速はやさの向上こうじょうにより、射撃しゃげきゲームの製作せいさくが検討けんとうされていた 。

後のちに開発かいはつはシューティングゲームへと変かわり、本ほん作さくの特徴とくちょうの一ひとつであるフォースのアイデアは、昆虫こんちゅうのフンコロガシをから発想はっそうされ、自じ機きをパワーアップするのではなくフンの方ほうをパワーアップするというアイデアが出だされる。当初とうしょは画面がめん上じょうに2人ふたりプレイヤーを入いれ、協力きょうりょくプレイなどを想定そうていしていた。また、開発かいはつスタッフは同おなじ横よこスクロールシューティングゲームである『グラディウス』（1985年ねん）をかなり意識いしきしており、イメージが重かさならないよう様々さまざまなアイデアが検討けんとうされた。

元々もともとフォースは前後ぜんご上下じょうげの4ヶ所かしょに付つけられる設定せっていにしていたが、ソフト的てきに困難こんなんであるため前後ぜんこうのみとなった。その他たのパワーアップも初期しょき段階だんかいではレーザーが3方向ほうこうに飛とぶようなものであったが、『グラディウス』との差別さべつ化かを図はかるため反射はんしゃレーザーが考案こうあんされた。その他たにも、地じびき網あみのアイデアや、前まえに物体ぶったいを飛とばして弾たまを当あてて爆発ばくはつさせるというものもあった。

サウンドに関かんしては、企画きかくの方ほうからシリアスにしてくれという要望ようぼうがあった。3面めんの巨きょ大戦たいせん艦かんに関かんしては、戦艦せんかんの音おとを入いれるかどうかで一いち悶着もんちゃくあったという。スタッフサイドとしては、戦艦せんかんの動うごく音おとが思おもいつかず、実在じつざいしないものだから音おとが作つくれないとして拒否きょひした。また、BGMに関かんしては映画えいが音楽おんがくを意識いしきして製作せいさくされ、映画えいが音楽おんがくは2、3秒びょうの単位たんいでインパクトを考かんがえていくつくりなっているため、それを意識いしきして作曲さっきょくされていた。

使用しようされたCPUはNECのV30であり、当時とうじ16ビットといえばモトローラのMC68000系けいCPUが使つかわれることが多おおかったが間違まちがって選択せんたくしたことでこうなった。またサウンドはザイログのZ80が使用しようされた。このハードウェアはBPSの『ザ・ブラックオニキス』のアーケード版ばんでも開発かいはつに使つかわれていたが、ロールプレイングゲームでは十分じゅうぶんな収益しゅうえきが得えられないとアイレム側がわが判断はんだんし契約けいやく金きんを支払しはらうことで終了しゅうりょうすることになった。

本ほん作さくの音楽おんがくはアーケードゲーム『スパルタンX』（1984年ねん）などを手掛てがけた石崎いしざき正人まさとが担当たんとうしている。

レベルデザイン

ステージ構成こうせいに関かんしては各かくステージごとに制作せいさくし、難易なんい度どに合あわせて後ごから並ならべ替がえを行おこなっている。最初さいしょに製作せいさくされたのが1面めんであり、その後ご順番じゅんばんに7面めんの腐敗ふはい都市とし、2面めんの生体せいたい洞ほら、3面めんの巨きょ大戦たいせん艦かん、4面めんの前線ぜんせん基地きちと制作せいさくされている。1面めんに関かんしてスタッフはグラディウスのイメージがある面めんと語かたり、2面めんは映画えいが『エイリアン2』（1986年ねん）に影響えいきょうされて制作せいさくしたという。4面めんに関かんしてはソフトでシミュレーションをやっていた際さいに、キャラクターが線せんを引ひっ張ぱっているのを見みて考案こうあんされ、4面めんは敵てきの種類しゅるいをあまり多おおくせず、ドットを引ひっ張ぱるキャラクターをメインに、ドットを消けすキャラクター、ドットに沿そって動うごくキャラクターという順じゅんで制作せいさくされた。7面めんはストーリー的てきには敵てきの基地きちの最終さいしゅう段階だんかいとなっており、プレイヤーが破壊はかいした敵てきが処理しょりされていて、ボスは廃棄はいき処理しょり場じょうという設定せっていになっている。スタッフの思惑おもわくとしては、1面めんで普通ふつうの人ひとにプレイしてもらい、2面めんで少すこし先さきに進すすんでもらい、3面めんで先さきに期待きたいを持もたせて、4面めんで難易なんい度どを上あげてインカムを稼かせいで、5面めんでまた異ことなる世界せかいを見みせ、6面めんであきらめさせるつもりで制作せいさくしたと語かたっている。また、2周しゅう目めに関かんしては、スタッフサイドとしては製作せいさくする意図いとはなかったが、サービスで入いれられることとなった。

本ほん作さくの反射はんしゃレーザーや巨きょ大戦たいせん艦かんなどは、『グラディウス』のファンだった企画きかく者しゃがインスパイアされてできたものと、『ゲーメスト』誌上しじょうでの開発かいはつ者しゃインタビューの中なかでコメントしている。

キャラクター造形ぞうけいに関かんしては、1面めんのボスが最初さいしょに完成かんせいしており、巨きょ大戦たいせん艦かんに関かんしてはジェット噴射ふんしゃが赤色あかいろだったことに対たいし、スタッフの一人ひとりが「異い次元じげんの世界せかいに火ひなんか無ないんじゃないか」と発言はつげんしたことから色いろが変更へんこうされた。5面めんの蛇へびは最初さいしょはブルー、後のちにブルーとピンクのパステルカラーとなり最終さいしゅう的てきに完成かんせい品ひんの色いろとなった。ステージ2のボス「ゴマンダー」は、脳のうではなく女性じょせい器きがモチーフとされている。これをデザインした女性じょせいスタッフは、社長しゃちょうに病院びょういんに行いくことを勧すすめられた、という情報じょうほう源げんが無ない都市とし伝説でんせつが広ひろまっている。

こちらについては2023年ねん、『R-TYPE』のデザイナーや『メタルスラッグ』のデザイナーを務つとめたakioがデザインし、モチーフ自体じたいもギーガーの影響えいきょうでかっこいいボスを作つくろうとしたと、本人ほんにんが同年どうねん開設かいせつしたTwitterで否定ひていしている

アイレム企画きかく時じのステージ6のボスは「アイアンネイル」という名称めいしょうだった。またステージ1のボス「ドブケラドプス」は企画きかく時点じてんではステージ3のボスとしてデザインされていた。

タイトル

タイトルの『R』は、1987年ねん12月がつ号ごうの『ゲーメスト』誌上しじょうでの開発かいはつ者しゃインタビューではray（光線こうせん、放射線ほうしゃせん）のRで、様々さまざまな光線こうせんの武器ぶきがあることから『R-TYPE』のタイトルになったと語かたられていた。現在げんざいの公式こうしき設定せっていでは、『RX-プロジェクト』が実用じつよう化かされた時ときの機体きたいのキャノピーの形状けいじょう（Round）とプロジェクト名めいから引ひき継つぎ命名めいめいされたとされている。また、ゲーム内ないのタイトルロゴの表記ひょうきは、『R-TYPE』ではなく『R・TYPE』（ハイフンではなく中黒なかぐろ）となっている。しかし、この表記ひょうきについてはアイレム公式こうしきサイト上じょうでも統一とういつされておらず、現在げんざいでもどちらが公式こうしき表記ひょうきかは定さだめられていない。

スタッフ

アーケード版ばん

• チームリーダー：KINTE
• ゲーム・デザイン：ABIKO
• キャラクターデザイン：AKIO、YOSHIGE
• サウンド：SCRAP
• ソフト：SUM、MISACHIN
• サウンドソフト：K.H

反響はんきょう

アーケード版ばん『ロードランナー』（1984年ねん）シリーズ以降いこうは目立めだったヒット作さくが無なかったアイレムにとって、本ほん作さくの大だいヒットは待まち望のぞんでいたものとなった。

ステージを通とおしてのボスであるグリーンインフェルノや、フォースシステムなどの斬新ざんしんなアイデアやゲームとしての奥深おくふかさで受うけ入いれられた本ほん作さくは、他た作品さくひんでも巨大きょだいボスが生うまれ、対戦たいせん型がた格闘かくとうゲーム『ストリートファイターII』におけるガードシステムのヒントになるなど、様々さまざまな作品さくひんに影響えいきょうを与あたえていることでも知しられている。

評価ひょうか

アーケード版ばん

• アーケード版ばんは多おおくの批評ひひょう家かから受うけ入いれられたと同時どうじに、難易なんい度どが理不尽りふじんなまでに高たかいという指摘してきも寄よせられた。
• ゲーム誌し『ゲーメスト』誌上しじょうで行おこなわれていた「第だい1回かいゲーメスト大賞たいしょう」（1987年度ねんど）において大賞たいしょう3位いを受賞じゅしょう、その他たにベストエンディング賞しょうで9位い、ベストグラフィック賞しょうで4位い、プレイヤー人気にんきで4位い、テーブルゲームベストインカムでは1位いを受賞じゅしょうした。また、同誌どうしが1991年ねんに発売はつばいしたムック『ザ・ベストゲーム』の読者どくしゃ投票とうひょうでは15位いを獲得かくとくをしており、同誌どうしでは「研究けんきゅうに研究けんきゅうを重かさねた素晴すばらしいアイデアあふれたシューティング」とゲーム開発かいはつに関かんして肯定こうてい的てきに評価ひょうかしている。加くわえて1998年ねんに発売はつばいされたムック『ザ・ベストゲーム2』での読者どくしゃ投票とうひょうでは25位いを獲得かくとくしている。さらに、同誌どうし別べつ頁ぺーじでは、総評そうひょうとして「独特どくとくのアイデアの数々かずかずは、当時とうじのプレイヤーを驚おどろかせると共ともに、後ごのゲームにも多大ただいな影響えいきょうを与あたえた」、「各かくステージごとにものすごい数かずのアイデアが詰つめ込こまれている」と斬新ざんしんさと影響えいきょう力りょく、技巧ぎこう面めんについて言及げんきゅうし、『フォース』というアイデアに関かんしては「それまでのシューティングになかった新あたらしい面白おもしろさを生うみ出だすことに成功せいこうしている」と称賛しょうさんし、ため撃うちである波動はどう砲ほうを初はじめてゲームに取とり入いれたことや。反射はんしゃレーザーに関かんしては「当時とうじとしては非常ひじょうに斬新ざんしんな試こころみであった。その他たに、美うつくしくはね回まわるレーザーはプレイヤーに大おおきなインパクトを与あたえた」と絶賛ぜっさんした。
• アーケードゲーム業界ぎょうかい紙し・ゲームマシンの売うり上あげランキングトップ25のテーブルトップ部門ぶもんにて、初はつ登場とうじょうで首位しゅいを獲得かくとくした。
• アーケード版ばんはゴールデンジョイスティックアワードのベストコインオプコンバージョンオブザイヤーの次点じてんに輝かがやいた。
• IGNの今井いまい晋すすむは本ほん作さくを1987年ねんのベストゲームおよび、「三さん大だい横よこスクロールシューティング」の一ひとつとして本ほん作さくを挙あげており、本ほん作さくのBGMを「シューティングゲーム史上しじょう不気味ぶきみでおどろおどろしいものだ」とし、「雰囲気ふんいきも相あいまって強烈きょうれつな印象いんしょうを与あたえた」と語かたっている。

PCエンジン版ばん

• ゲーム誌し『ファミコン通信つうしん』の「クロスレビュー」では、『I』『II』合あわせての評価ひょうかとなっており、9・9・9・7の合計ごうけい34点てんでゴールド殿堂でんどう入いりを獲得かくとくしている。
• R-TYPE I

  ゲーム誌し『PC Engine FAN』の読者どくしゃ投票とうひょうによる「ゲーム通信つうしん簿ぼ」での評価ひょうかは以下いかの通とおりとなっており、合計ごうけい25.45点てん（満まん30点てん）となっている。また、この得点とくてんはPCエンジン全ぜんソフトの中なかで10位い（485本ほん中ちゅう、1993年ねん時点じてん）となっている。同どう雑誌ざっし1993年ねん10月がつ号ごう特別とくべつ付録ふろくの「PCエンジンオールカタログ'93」では「ゲーム史上しじょうに残のこるシューティングの名作めいさくの1つ。横よこスクロールタイプのゲームで、自じ機きの攻撃こうげき方法ほうほうが、ため撃うちができる波動はどう砲ほうや、分離ぶんり、合体がったいができる無敵むてきのフォースと当時とうじはとても斬新ざんしんなアイデアだった」とゲーム性せいや斬新ざんしん性せいを肯定こうてい的てきにコメントする一方いっぽう、2本ほんに分割ぶんかつされたことに関かんしては「当時とうじは4Mロムが開発かいはつされていなかったため、『R-TYPE I』（前半ぜんはん）と『II』（後半こうはん）の2本ほんに分わかれての発売はつばいだった」と否定ひてい的てきなコメントで紹介しょうかいされている。

項目こうもく	キャラクタ	音楽おんがく	操作性そうさせいわる	熱中ねっちゅう度ど	お買かい得度とくど	オリジナリティ	総合そうごう
得点とくてん	4.38	4.34	3.92	4.50	4.28	4.02	25.45

• R-TYPE II

  ゲーム誌し『PC Engine FAN』の読者どくしゃ投票とうひょうによる「ゲーム通信つうしん簿ぼ」での評価ひょうかは以下いかの通とおりとなっており、合計ごうけい22.59点てん（満まん30点てん）となっている。また、この得点とくてんはPCエンジン全ぜんソフトの中なかで115位い（485本ほん中ちゅう、1993年ねん時点じてん）となっている。同どう雑誌ざっし1993年ねん10月がつ号ごう特別とくべつ付録ふろくの「PCエンジンオールカタログ'93」では「Huカードの容量ようりょうの関係かんけいで、移植いしょくできなかった前作ぜんさくに続つづく部分ぶぶんを発売はつばいしたもの。前作ぜんさく『I』の最後さいごに表示ひょうじされるパスワードを入力にゅうりょくすることにより、オプションを持もち越こすこともできた。難易なんい度どは後半こうはん部分ぶぶんなので高たかい」と難易なんい度どの高たかさを指摘してきしている。

項目こうもく	キャラクタ	音楽おんがく	操作性そうさせいわる	熱中ねっちゅう度ど	お買かい得度とくど	オリジナリティ	総合そうごう
得点とくてん	4.21	4.17	3.42	3.58	3.54	3.68	22.59

• R-TYPE Completed CD

  ゲーム誌し『ファミコン通信つうしん』の「クロスレビュー」では、合計ごうけい24点てんとなっている。

  ゲーム誌し『PC Engine FAN』の読者どくしゃ投票とうひょうによる「ゲーム通信つうしん簿ぼ」での評価ひょうかは以下いかの通とおりとなっており、合計ごうけい22.85点てん（満まん30点てん）となっている。また、この得点とくてんはPCエンジン全ぜんソフトの中なかで99位い（506本ほん中ちゅう、1993年ねん時点じてん）となっている。

項目こうもく	キャラクタ	音楽おんがく	操作性そうさせいわる	熱中ねっちゅう度ど	お買かい得度とくど	オリジナリティ	総合そうごう
得点とくてん	3.89	4.18	3.82	3.64	3.61	3.71	22.85

セガ・マスターシステム版ばん

• イギリスのゲーム雑誌ざっしMean Machines はマスターシステム版ばんについて評価ひょうかし、特とくにグラフィックとゲームソフトとしての質しつの高たかさを称賛しょうさんし、全体ぜんたいの評価ひょうかとして92%をつけた。

ZX Spectrum版ばん

• ZX Spectrum版はんは、イギリスのシンクレア機き専せん門もんのゲーム雑誌ざっし『ユア・シンクレア』の1989年ねん1月がつ号ごうにて9点てん（満まん10点てん）の点数てんすうをつけられ、Your Sinclairの人気にんき投票とうひょうでも100位い中ちゅう6位いを記録きろくした。
• ゲーム雑誌ざっし『ゲームズ・マシン』は、ZX Spectrum版ばんの色いろ使づかいを称賛しょうさんし、「ZX Spectrum用ようソフトにおいて、R-TYPEは大半たいはんのシューティングゲームを打うちのめすだろう」（"blows away almost every other shoot'em up on the Spectrum"）と述のべている。
• ZX Spectrum専門せんもん誌し『クラッシュ』は、アメリカにおけるZX Spectrum版ばんの販売元はんばいもとであるElectric Dreams Softwareに対たいし、「アーケードの熱気ねっきをもった、こんなすばらしいゲームを作つくってくれた」（"retaining the frenetic arcade feel and producing such a brilliant game"）と称賛しょうさんの言葉ことばを贈おくっている。
• 別べつのZX Spectrum専門せんもん誌し『シンクレア・ユーザー』は、装備そうびシステムと難易なんい度ど曲線きょくせんを評価ひょうかした。

『C+VG』は、レビューの中なかで「歯はごたえがありながらもやりがいがあり、かつやみつきになるすばらしいシューティングゲームだ。これは絶対ぜったい買かった方ほうが良よいZX Spectrum用ようゲームソフトだ。」（ "an excellent shoot'em up that's both challenging and addictive. An absolute must for Spectrum blasting fanatics". ）と締しめくくっている。

PlayStation版ばん（R-TYPES）

• ゲーム誌し『電撃でんげきPlayStation』のソフトレビューでは85、80の合計ごうけい165点てんとなっている。レビュアーは「オリジナルとは細部さいぶで相違そういがみられるが過去かこにプレイしたことがあれば気きにならない」とコメント、設定せってい資料しりょうやデーターベース、難易なんい度ど設定せっていといった充実じゅうじつした内容ないようを賞賛しょうさん、「AC版ばんより難易なんい度どが高たかい」と難易なんい度どの高たかさを指摘してきした。『ファミ通ふぁみつう』クロスレビューでは27点てんを獲得かくとくしている。

ゲームボーイ版ばん

• ゲーム誌し『ファミリーコンピュータMagazine』の読者どくしゃ投票とうひょうによる「ゲーム通信つうしん簿ぼ」での評価ひょうかは以下いかの通とおりとなっており、合計ごうけい21.9点てん（満まん30点てん）となっている。

項目こうもく	キャラクタ	音楽おんがく	お買かい得度とくど	操作性そうさせいわる	熱中ねっちゅう度ど	オリジナリティ	総合そうごう
得点とくてん	3.5	3.8	3.7	3.7	3.9	3.3	21.9

続編ぞくへん

『R-TYPE II』（1989年ねん2月がつ アーケード）

第だい二に次じバイドミッション。ショットガンレーザーとサーチレーザーの2種類しゅるいのレーザーを追加ついかし、強化きょうかされたフォースと拡散かくさん波動はどう砲ほう、対地たいちミサイルを備そなえたR-9直系ちょっけいのアッパーバージョン「R-9カスタム」が自じ機き。拡散かくさん波動はどう砲ほうは、収束しゅうそく点てんを調整ちょうせいすることで威力いりょくが増ます。難易なんい度どはシリーズ屈指くっし。

『R-TYPE III』（1993年ねん12月 スーパーファミコン）

第だい三さん次じバイドミッション。オペレーションコード「THIRD LIGHTNING」。時とき系列けいれつはR-TYPE FINALの一ひとつ前まえに位置いちする。

収束しゅうそく貫通かんつう型がたのメガ波動はどう砲ほう、持続じぞく放出ほうしゅつ型がたのハイパードライブシステムの2つの強力きょうりょくな波動はどう砲ほうを標準ひょうじゅん装備そうびした「R-9ø（アールナイン・スラッシュ・ゼロ）」・通称つうしょうラグナロックが自じ機き。従来じゅうらいのフォースに加くわえ、2種類しゅるいの特徴とくちょうある新しんフォースが追加ついかされている。旧きゅうアイレムが発売はつばいした最後さいごのシリーズ。

『R-TYPE Δでるた』（-デルタ）（1998年ねん11月 PlayStation）

作戦さくせん名めい「サタニック・ラプソディー」。時とき系列けいれつは第だい二に次じバイドミッション（R-TYPE II）の1年ねん前まえに位置いちする。

性能せいのう・兵へい装そうのそれぞれ異ことなる3機き+αあるふぁを自じ機きとして選択せんたく、フォースにも「ドースシステム」「⊿ウェポン」という新しんファクターが導入どうにゅうされた。スピードアップアイテムが廃止はいしされ、機体きたい速度そくどはプレイ中ちゅう任意にんいで変更へんこうが可能かのうになった。地形ちけいに接触せっしょくしても自じ機きは破壊はかいされない。

本ほん作さくから描画びょうがが3Dになっている。

『R-TYPE FINAL』（2003年ねん7月がつ PlayStation 2）

作戦さくせん名めい「Last Dance」。システムは『Δでるた』を踏襲とうしゅうしており特とくに追加ついかファクターは見受みうけられないが、R-9シリーズだけでなくR戦闘せんとう機きシリーズやアイレムのシューティング過去かこ作品さくひんの登場とうじょう機体きたいを含ふくめた、99+αあるふぁ機きもの機体きたいが登場とうじょうする。兵へい装そうも、フォース53種しゅ、波動はどう砲ほう77種しゅ、ビット12種しゅ、ミサイル10種しゅ、スペシャルウェポン6種しゅと非常ひじょうに数多かずおおい。

本編ほんぺんを繰くり返かえしプレイし戦闘せんとうデータを集あつめることで、開発かいはつが進すすんで使用しよう機体きたいが増ふえる。ステージは様々さまざまな条件じょうけんによって分岐ぶんきする（総計そうけい16ステージ）。ミュージアムでは、各かく機体きたいやバイドについての詳細しょうさいデータが閲覧えつらんできる。さらに試験しけん的てきではあるが、機体きたい同士どうしのAI対戦たいせんも可能かのうとなっている。

シリーズ最終さいしゅう作さくとして発表はっぴょうされた。ただし、あくまで「アイレムのシューティングゲームとしての最終さいしゅう作さくである」とされており、その後ごシミュレーションゲームである（シューティングゲームではない）R-TYPE TACTICSシリーズが2作さく発売はつばいされた。また2019年ねんには『R-TYPE FINAL2』の制作せいさく開始かいしが、アイレムからではなくグランゼーラから発表はっぴょうされている。

『R-TYPE FINAL2』（2021年ねん4月がつ PlayStation 4、Nintendo Switch、Xbox One、Xbox Series X/S、Steam）

2019年ねん4月がつグランゼーラから制作せいさく開始かいしが発表はっぴょうされた作品さくひんで、コンセプトは「R-TYPEの深化しんか」と「横よこスクロールシューティングの進化しんか」とされる。

スピンオフ作品さくひん

『神仙しんせん伝でん』（1989年ねん12月15日にち ファミリーコンピュータ）

同名どうめいの中国ちゅうごくの物語ものがたりが元もとネタのRPG。中華ちゅうかファンタジー世界せかいが舞台ぶたいだが、黒幕くろまくを含ふくむ一部いちぶの敵てきがバイドであり実質じっしつ本ほんシリーズの一ひとつとなっている。

『SUPER R-TYPE』（1991年ねん7月がつ スーパーファミコン）

『II』の移植いしょく作品さくひんで、同おなじく第だい二に次じバイドミッションを舞台ぶたいにしているが、容量ようりょうや性能せいのうの関係かんけいで大幅おおはばなアレンジが施ほどこされており、難易なんい度どは大幅おおはばに引ひき下さげられているものの、復活ふっかつポイントが存在そんざいせず、どの地点ちてんであっても（対たいボス戦せんでも）ミスをすると必かならずステージの最初さいしょに戻もどされる仕様しよう。自じ機きはR-9カスタムの派生はせい機きである「R-9改あらため」、一部いちぶのレーザーがR-9カスタムの物ものから変更へんこうされている。

『GALLOP』（ギャロップ）（1991年ねん アーケード）

シリーズ外伝がいでん。作戦さくせん名めいは「デモンシード・クライシス」、自じ機きは「R-11 "PEACE MAKER"」。時とき系列けいれつは『Δでるた』と同どう時期じき。

元々もともとはシリーズとは別べつの作品さくひんとして作つくられたが、Δでるた発売はつばいの際さいにシリーズの1つとして組くみ入いれられた。ゲームシステムはシリーズと完全かんぜんに異ことなり、自じ機きの位置いちによってスクロール速度そくどが変かわる。

『R-TYPE LEO』（-レオ）（1992年ねん12月 アーケード）

誕生たんじょう日び戦争せんそう（バースデイウォー）。本編ほんぺんと並行へいこう世界せかいの地球ちきゅう圏けんが舞台ぶたいの外伝がいでん。作戦さくせん名めいは「エデン・パラドックス」、自じ機きは「LEO」。時とき系列けいれつは第だい一いち次じバイドミッション（『I』）と同どう時期じき。これも元々もともとは別べつシリーズとして製作せいさくされたが、営業えいぎょう面めんを考慮こうりょして『R-TYPE』の名なが冠かんされた。フォースが存在そんざいしないかわりに特殊とくしゅビット「サイビット」を駆使くしした攻撃こうげきを行おこなう。

『パーフェクト・ソルジャーズ』（1993年ねん アーケード）

フォースによって崩壊ほうかいした地球ちきゅう圏けんを舞台ぶたいにしたSF対戦たいせん型がた格闘かくとうゲーム。

本家ほんけシリーズと世界せかい観かんを共有きょうゆうしており、最後さいごのボスや裏うら設定せっていなど強つよい関連かんれん性せいがある。

『R-TYPE TACTICS』（2007年ねん9月 PlayStation Portable）

『R-TYPE』誕生たんじょう20周年しゅうねんを記念きねんして製作せいさくされたウォー・シミュレーションゲーム。初代しょだい『R-TYPE』から『FINAL』までのR戦闘せんとう機きやバイドの兵器へいきにオリジナルユニットを加くわえた、100種類しゅるい以上いじょうのユニットが登場とうじょうする。

『R-TYPE TACTICS II -Operation BITTER CHOCOLATE-』（2009年ねん12月発売はつばい PlayStation Portable）

『R-TYPE TACTICS』の続編ぞくへん。バイドに勝利しょうりし平和へいわが訪おとずれた後のちの人類じんるいの戦たたかいを描えがく。前作ぜんさくの倍ばいにあたる200種類しゅるい以上いじょうのユニットが登場とうじょうする。

制作せいさくにあたって公開こうかいされたPS@home「閃光せんこう煌きらめく宇宙うちゅう空間くうかん」では、同どうラウンジが閉鎖へいさされるまでR-9を操作そうさする3Dシューティングで遊あそぶことができた。

『R-TYPE TACTICS I・II COSMOS』（2024年ねん発売はつばい予定よてい PlayStation 4、PlayStation 5、Nintendo Switch、Xbox Series X/S、Steam）

グランゼーラによる『R-TYPE TACTICS』と『R-TYPE TACTICS II』のリメイク作品さくひん。本ほん作用さようの追加ついかシナリオが導入どうにゅうされる。

関連かんれん作品さくひん

自社じしゃ

『トロピカルエンジェル』（1983年ねん アーケード）

『FINAL』で当とう作さくをモチーフにした機体きたいR-11S「トロピカル・エンジェル」が初はつ登場とうじょうする。

『ミスターヘリの大だい冒険ぼうけん』（1987年ねん アーケード）

自じ機き「Mr.ヘリ」が『FINAL』に登場とうじょうする。

『イメージファイト』（1988年ねん アーケード）

自じ機き「OF-1 ダイダロス」が『FINAL』から登場とうじょうする。

『ドラゴンブリード』（1989年ねん6月がつ アーケード）

『FINAL』で初はつ登場とうじょうするバイド戦闘せんとう機き「BX-4アーヴァンク」は本ほん作さくの自じ機きがモデル。

『Xマルチプライ』（1989年ねん9月 アーケード）

『FINAL』と『TACTICS II』に本ほん作さくの自じ機き「X-002」をモデルとしたR戦闘せんとう機き「RX-12」が登場とうじょうする。

『サンダーブラスター』（1991年ねん アーケード）

未来みらいにおける“地球人ちきゅうじんとの”戦たたかいを描えがいており、バイドのような敵てきまでいるなど本家ほんけシリーズとの強つよい関連かんれん性せいが示唆しさされている。

『イメージファイトII』（1992年ねん12月18日にち PCエンジン）

隠かくし自じ機きとしてR-9Aが選択せんたく可能かのう。また、自じ機き「OF-3 ガルーダ」が『FINAL』に登場とうじょうする。

『重力じゅうりょく装甲そうこうメタルストーム』（1992年ねん4月がつ24日にち ファミリーコンピュータ）

『R-TYPE』の3面めんボス「グリーンインフェルノ」が背景はいけいとして登場とうじょうするステージがある。

『アンダーカバーコップス』（1992年ねん7月がつ アーケード）

『D.A.S.』シリーズ第だい2弾だんのベルトスクロールアクション。『FINAL』『FINAL 2』にそれぞれ登場とうじょうする敵てき巨大きょだいロボット“ゲインズ”“ゲインズF”は当とう作さくのマット・ゲーブルズと同名どうめいの大尉たいいの愛あい機きだった。

『海底かいてい大戦たいせん争そう』（1993年ねん4月がつ アーケード）

『D.A.S.』シリーズ第だい3弾だんの横よこスクロールシューティング。P2側がわ操縦そうじゅう士しの高原たかはら仁ひとしは『アンダーカバーコップス』のザン・タカハラの兄あに。

『TACTICS II』に自じ機き「グランビア・フィメール」が、『FINAL 2』からは敵てきやステージも登場とうじょう。

『主役しゅやく戦隊せんたいアイレムファイター』（1993年ねん ゲームボーイ）

プレイヤー側がわのキャラクターとしてR-9が、ステージ1で一部いちぶ敵てきキャラクターが登場とうじょう。

『絶体絶命ぜったいぜつめい都市とし』（2002年ねん4月がつ25日にち PlayStation 2）

『FINAL』のオープニングムービーに当とう作さくのタイトルの看板かんばんがある。

また、当とう作さくをモチーフにした機体きたい“R-9WZディザスター・レポート”が初はつ登場とうじょうする。

『いくぜっ!源みなもとさん 夕焼ゆうやけ大工だいく物語ものがたり』（2008年ねん PlayStation Portable）

一部いちぶのステージに本ほんシリーズの自じ機はたや戦艦せんかん、バイドの兵器へいきが登場とうじょうするアクションゲーム。

『パチパラ3D プレミアム海うみ物語ものがたり 〜夢見ゆめみる乙女おとめとパチンコ王おう決定けってい戦せん〜』（2011年ねん ニンテンドー3DS）

本ほんシリーズのボス“ドプケラドプス”をモチーフにしたキャラクター“ドプケラドプ娘むすめ”が登場とうじょう。

『雑学ざつがくクイズ大臣だいじん』（2020年ねん3月がつ8日にち Android (オペレーティングシステム)・iOS）

クイズゲーム。本ほんシリーズに関かんする問題もんだいも収録しゅうろく。

他社たしゃ

『カタキス』（1987年ねん コモドール64・Amiga）

ファクター5が製作せいさくした横よこスクロールシューティングゲーム。本ほん作さくの溜ため撃うち・フォースがそのまま組くみ込こまれており、その再現さいげん度ども高たかい。本ほん作さくのリリースから数すうか月げつ間あいだで開発かいはつされたものだが、あまりに似にていたため欧州おうしゅうで権利けんりを持もっていたアクティビジョン・ヨーロッパから公式こうしきに『R-TYPE』を移植いしょくするかそれとも権利けんり侵害しんがいの訴訟そしょうを受うけるか宣告せんこくされ、結果けっかとしてファクター5が公式こうしきに本ほん作さくを移植いしょくすることになった。

『ゼロウィング』（1989年ねん アーケード）

東亜とうあプランが開発かいはつした横よこスクロールシューティングゲーム。ビットのようなオプション“ゼロウィング”が存在そんざいし、“プリソナービーム”で敵てきやアイテムを捕つかまえフォースのように前方ぜんぽうを守まもることができる。

『オルディネス』（1991年ねん2月がつ22日にち PCエンジン）

元もとアイレムスタッフが立たち上あげた制作せいさく会社かいしゃが開発かいはつした横よこスクロールシューティングゲーム。当初とうしょ『R-TYPE外伝がいでん』として制作せいさくされていた。

『ラストリゾート』（1992年ねん3月がつ23日にち アーケード）

開発かいはつ発売はつばいSNK (1978年ねん設立せつりつの企業きぎょう)の横よこスクロールシューティングゲーム。『オルディネス』同様どうよう元もとアイレムスタッフが係かかわっている。

『グレイランサー』（1992年ねん7月がつ17日にち メガドライブ）

メサイヤ開発かいはつ・発売はつばいの横よこスクロールシューティングゲーム。主人公しゅじんこうは女性じょせいパイロット“ルーシア”。ビットのようなオプションが存在そんざいする他ほか、水中すいちゅう戦闘せんとうも可能かのう。

『ビューポイント』（1992年ねん11月20日にち アーケード）

開発かいはつエイコム発売はつばいサミー工業こうぎょうの“斜ななめ”スクロールシューティングゲーム。ビットのようなオプションが存在そんざいする他ほか、溜ため撃げきちの名称めいしょうが“波動はどう砲ほう”。

『レイディアントシルバーガン』（1998年ねん アーケード）

トレジャー制作せいさくの縦たてスクロールSTG。R-9をモチーフとしたボス「GALLOP」が登場とうじょうする。この「GALLOP」の開発かいはつ段階だんかいでの名称めいしょうは「R-Q」であった。

参考さんこう文献ぶんけん

新聞しんぶん・業界ぎょうかい紙しなど

• “ゲームマシン 312号ごう”. アミューズメントプレス (1987年ねん7月がつ15日にち). 2020年ねん3月がつ11日にち閲覧えつらん。
  • 「着脱ちゃくだつ自在じざいの武器ぶきを駆使くしし、異形いぎょう生物せいぶつを破壊はかい アイレム販売はんばい『R-タイプ』基板きばん」、14ページ
• “ゲームマシン 313号ごう”. アミューズメントプレス (1987年ねん8月がつ1日にち). 2020年ねん3月がつ11日にち閲覧えつらん。
  • 「Game Machine's Best Hit 25」、21ページ

外部がいぶリンク

• その他た
  • R-TYPE I（PCエンジン版ばん） - ハドソンゲームナビ - ウェイバックマシン（2004年ねん8月がつ15日にちアーカイブ分ぶん）
  • R-TYPE II（PCエンジン版ばん） - ハドソンゲームナビ - ウェイバックマシン（2004年ねん8月がつ15日にちアーカイブ分ぶん）
  • Wiiバーチャルコンソール R-TYPE I（PCエンジン版ばん） - ウェイバックマシン（2010年ねん1月がつ6日にちアーカイブ分ぶん）
  • Wiiバーチャルコンソール R-TYPE II（PCエンジン版ばん） - ウェイバックマシン（2010年ねん1月がつ5日にちアーカイブ分ぶん）
  • PCエンジンアーカイブス R-TYPE（PCエンジン版ばん） - ウェイバックマシン（2011年ねん5月がつ27日にちアーカイブ分ぶん）
  • R-TYPE（PCエンジン版ばん） - 3DSバーチャルコンソール
  • R-TYPE（PCエンジン版ばん） - Wii Uバーチャルコンソール
  • Internet Archive (Internet Arcade) R-Type
  • Internet Archive (Internet Arcade) R-Type II
• R-Type（英語えいご） - MobyGames
• R-Type I（英語えいご） - MobyGames
• R-Type II（英語えいご） - MobyGames
• R-Type DX（英語えいご） - MobyGames