ボスコニアン

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ファイナルブラスターから転送てんそう
ボスコニアン
BOSCONIAN
ジャンル 多方向たほうこうスクロールシューティング
対応たいおう機種きしゅ アーケード (AC)
開発元かいはつもと ナムコ開発かいはつ
発売はつばいもと 日本 ナムコ
アメリカ合衆国 ミッドウェイ
デザイナー 佐藤さとうまこと
横山よこやましげる
澤野さわの和則かずのり
プログラマー 黒須くろす一雄かずお
音楽おんがく 大野木おおのきむべみゆき
美術びじゅつ 小野おのひろし
シリーズ UGSFシリーズ
人数にんずう 1 - 2人ふたり交互こうごプレイ)
メディア 業務ぎょうむよう基板きばん
(56.09キロバイト
稼働かどう時期じき 日本 1981111981ねん11月
アメリカ合衆国 1981ねん
対象たいしょう年齢ねんれい 日本 CEROAぜん年齢ねんれい対象たいしょう
アメリカ合衆国 ESRBE(6さい以上いじょう
INT IARC:3+
デバイス 8方向ほうこうレバー
1ボタン
CPU Z80 (@ 3.072 MHz)×3
MB8842 (@ 256.000 kHzきろへるつ)×2
サウンド Namco (@ 96.000 kHzきろへるつ)
Namco 52XX (@ 1.536 MHz)
ディスクリート
ディスプレイ ラスタースキャン
よこモニター
288×224ピクセル
60.61Hz
パレット580しょく
テンプレートを表示ひょうじ

ボスコニアン』(BOSCONIAN) は、1981ねん11月ナムコから発売はつばいされた業務ぎょうむよう多方向たほうこうスクロールシューティングゲーム[1][2][3]。タイトル画面がめんでは “STAR DESTROYER”(スター・デストロイヤー)というサブタイトルふうのフレーズがえられている。開発かいはつコードは「V-9」[4]発売はつばいキャッチコピーは、「Formation Attack!.... コンピューターボイスがげた宇宙うちゅう海賊かいぞくとの戦闘せんとうはじまる[5]海外かいがいでは、べいミッドウェイしゃたいし、南北なんぼくアメリカにおけるほんさく業務ぎょうむよう製造せいぞう販売はんばい許諾きょだくあたえられた[6]

ほんさくのキービジュアルは、SFイラスト第一人者だいいちにんしゃであった長岡ながおかしげるほしによるもので[7]、ポスターやフライヤーなどに使用しようされ注目ちゅうもくあつめた[注釈ちゅうしゃく 1]長岡ながおか起用きようは、甲斐かい敏夫としお同社どうしゃパックマン』〈1980ねん〉のサウンド担当たんとう)の提案ていあんによる[9]

のち複数ふくすうパソコンゲーム移植いしょくされている(#移植いしょくばん)。また、続編ぞくへんとしてアーケードゲーム『ブラストオフ』(1989ねん)、およびPCエンジンようソフト『ファイナルブラスター』(1990ねん)が発売はつばいされた(#続編ぞくへん)。

ゲーム内容ないよう[編集へんしゅう]

基本きほんルール[編集へんしゅう]

銀河ぎんがパトロールたい」と「宇宙うちゅう海賊かいぞくボスコニアン」がたたかいをひろげる3038ねん宇宙うちゅう舞台ぶたいに、メイン画面がめん中央ちゅうおうの「スペースパトロール[注釈ちゅうしゃく 2]以下いか)を操作そうさし、各所かくしょ点在てんざいする「てき基地きち[注釈ちゅうしゃく 3]破壊はかいするのが目的もくてきとなっている。“Blast off!”(わけ発進はっしんせよ!)の「コンピューターボイス」(合成ごうせい音声おんせい[注釈ちゅうしゃく 4]でラウンド開始かいし画面がめん右側みぎがわにあるレーダー表示ひょうじじょうすべてのてき基地きち破壊はかいするとラウンドクリアとなり、つぎのラウンドにすすむ。てき兵器へいき障害しょうがいぶつ接触せっしょくするとミスとなり、破壊はかいされる。すべうしなうとゲームオーバー。上位じょうい5までのネームエントリーと、コンティニュー可能かのうとなっている[注釈ちゅうしゃく 5]

操作そうさ[編集へんしゅう]

操作そうさは8方向ほうこうレバーと1ボタンでおこな[注釈ちゅうしゃく 6]はレバー入力にゅうりょく方向ほうこう瞬時しゅんじきをえ、つね機首きしゅ方向ほうこう前進ぜんしんつづける(表示ひょうじ位置いちはメイン画面がめん中央ちゅうおう固定こていされ、周囲しゅういのキャラクターや背景はいけいが8方向ほうこうにスクロールする)。ボタンをすと進行しんこう方向ほうこう前後ぜんごに「ミサイル[注釈ちゅうしゃく 7]以下いかたま)が発射はっしゃされる。これにより、追尾ついびするてきへの攻撃こうげき可能かのうとなっている[注釈ちゅうしゃく 8]たま画面がめんない最大さいだい4はつ(=2連射れんしゃ)まで発射はっしゃ可能かのう

情報じょうほう表示ひょうじ[編集へんしゅう]

画面がめんレイアウトは、同社どうしゃほんさく前年ぜんねん発売はつばいした『ラリーX』を踏襲とうしゅうしており、画面がめん右側みぎがわにはうえからじゅんに「得点とくてん」・「コンディション」・「レーダー」・「ざんかず」・「ラウンドすう」が表示ひょうじされる。

  • 得点とくてんうえから「HI-SCORE」(ハイスコア)、「1UP」(プレイヤー1の得点とくてん)、「2UP」(プレイヤー2の得点とくてん)となっている。初期しょきハイスコアは20,000てん。ハイスコアを更新こうしんするとゲームオーバーにハイスコアミュージックが演奏えんそうされ、プレイヤーへの祝福しゅくふくメッセージとともに巨大きょだい数字すうじでスコアが表示ひょうじされる。上位じょうい5はいると英字えいじ3文字もじのネームエントリーが可能かのうとなる。
  • コンディション表示ひょうじ合成ごうせい音声おんせいとともに戦場せんじょう状況じょうきょう変化へんかをプレイヤーにつたえる。
コンディション表示ひょうじ合成ごうせい音声おんせい一覧いちらん[14][15]
表示ひょうじ 音声おんせい 状況じょうきょう
表示ひょうじなし) “Blast off!” ラウンド開始かいし
GREEN 音声おんせいし) てき攻撃こうげきなし
YELLOW “Alert! Alert!”[注釈ちゅうしゃく 9] てき攻撃こうげきあり
RED!! “Condition red!”[注釈ちゅうしゃく 10] てきそう攻撃こうげき
FORMATION ATTACK “Battle stations!” てき編隊へんたい襲来しゅうらい
表示ひょうじなし) “Spy ship sighted” 偵察ていさつ出現しゅつげん
戦闘せんとうは「GREEN」。交戦こうせん状態じょうたいはいると「YELLOW」に変化へんか。ラウンド開始かいしから一定いってい時間じかん[注釈ちゅうしゃく 11]経過けいかするか、「偵察ていさつ」を1かいまたはすうかいのがすと「RED!!」が点滅てんめつ表示ひょうじされ、「てきミサイル」が大量たいりょう出現しゅつげんする「そう攻撃こうげき状態じょうたいとなる。そう攻撃こうげき状態じょうたいはミスをするか、そのラウンドをクリアするまで継続けいぞくする[注釈ちゅうしゃく 12]
てきミサイルによる「編隊へんたい攻撃こうげき」が発生はっせいしたさいは、警告けいこくメッセージとともに隊列たいれつかたち表示ひょうじされる。
  • レーダーはフィールド全域ぜんいきをカバーしており、点滅てんめつする白色はくしょくてん[注釈ちゅうしゃく 13]てき基地きち緑色みどりいろてん)・てき編隊へんたい赤色あかいろてん)のかく位置いち確認かくにんできる。レーダー表示ひょうじ上下じょうげおよび左右さゆうはしはそれぞれつながっているため、フィールドには終端しゅうたん存在そんざいしない。
  • ざんすう小型こがたマークであらわされる(最大さいだい4まで表示ひょうじ)。標準ひょうじゅん設定せっていではぜん3でゲームが開始かいしされ、得点とくてんが20,000てんと70,000てんかく1追加ついか以後いご70,000てんごとに1ずつ追加ついかされる。
  • ラウンドすう現在げんざいのラウンドを数字すうじ表示ひょうじする。てき基地きち配置はいちパターンはラウンド17までで一区切ひとくぎりとなり、ラウンド18以降いこうはラウンド12-17のパターンをかえす。


難易なんい設定せってい[編集へんしゅう]

ほんさく基板きばんディップスイッチにより難易なんい設定せっていえることができる。設定せっていは「A」・「B」・「C」・「AUTO」の4種類しゅるい用意よういされ、Aが標準ひょうじゅん、Bがもっとやさしく、Cがもっとむずかしくなっている[16]。AUTOはプレイヤーの腕前うでまえわせて自動的じどうてき難易なんいテーブルを変更へんこうする仕組しくみで、これは『パックマン』のゲームデザイナーである岩谷いわたにとおる考案こうあんした「セルフゲームコントロールシステム(自動じどう難易なんい設定せってい機能きのう)」の概念がいねん導入どうにゅうしたものである[17][18]

またAUTO設定せっていでは、ラウンドをノーミスでクリアするとボーナス得点とくてん加算かさんされる。点数てんすう(ノーミスクリア達成たっせい回数かいすう×100)×そのラウンドでのてき基地きち破壊はかいすう となっている。ノーミス達成たっせい回数かいすうはコンティニューがれ、10かいまでカウントされる。てき基地きちは1ラウンドに最大さいだい8箇所かしょ設置せっちされるので、ボーナス得点とくてん上限じょうげんは8,000てんとなる。

新旧しんきゅうバージョン[編集へんしゅう]

ほんさくおおきくけて「OLD」と「NEW」2つのバージョンがあり、以下いかのようなちがいや特徴とくちょうがある[14]

  • NEWバージョンはボタンの長押なげししで連射れんしゃ可能かのう
  • NEWバージョンのほうやさしい。
  • かくラウンドのてき基地きち配置はいちパターンがことなる[注釈ちゅうしゃく 14](ミッドウェイばんりょうバージョンともOLDの配置はいちパターンとなっている[19])。

その[編集へんしゅう]

  • 爆発ばくはつパターンのなかに『宇宙うちゅうだい作戦さくせん』の「エンタープライズごう」にたシルエットが存在そんざいする[14][20]。これはほんさく開発かいはつちゅうどう宇宙船うちゅうせんしたキャラクターをかりとして使用しようしていた名残なごりである。開発かいはつ岡本おかもと進一郎しんいちろうによりデザインされたこのキャラクターは、どう時期じき開発かいはつしていた『ギャラガ』(1981ねん)のチャレンジングステージ専用せんようキャラクターに転用てんようされた(ステージ31に登場とうじょう[21][22]
  • ラウンド256到達とうたつ挙動きょどうについて、『ALL ABOUT namco』には「ボスコニアン(しんバージョン)は256めんになると、2めんのMAPにもどり、そしておそろしいはやさで8方向ほうこうスクロールする」と記載きさいされており[14]アーケードアーカイブスはんなどで動作どうさ確認かくにんできる[24][注釈ちゅうしゃく 16]
また、雑誌ざっしゲーメスト』(新声社しんせいしや1986ねん5がつごう61ぺーじには「256めんまでいくと暴走ぼうそうする」と記載きさいされているが、具体ぐたいてき挙動きょどうやバージョンについては言及げんきゅうされていない[注釈ちゅうしゃく 17]
  • 1クレジット255めんクリア達成たっせいしゃは、日本にっぽんで5にんとされている(1986ねん5がつ時点じてん[25]
  • UGSFでは、ほんさく時代じだい設定せっていを2281ねんとし、名称めいしょうを「たいボスコニアンせんこうちゅう『ブラスター』」とさい設定せっていしている。同様どうようにシリーズ続編ぞくへんの『ブラストオフ』は2289ねん完結かんけつへん『ファイナルブラスター』を2290ねん出来事できごととしているが、これらの年数ねんすうしたけたかく作品さくひん発売はつばいねん西暦せいれき)のしたけた同一どういつとなっている(UGSF年表ねんぴょう)。

てきキャラクター[編集へんしゅう]

てきキャラクターのなかでレーダーに表示ひょうじされるのはてき基地きちてき編隊へんたいのみである。またてきたま以外いがい障害しょうがいぶつてき基地きちたまたるなど)で破壊はかいされても得点とくてん加算かさんされる。

障害しょうがいぶつ[編集へんしゅう]

  • 小惑星しょうわくせい (ASTEROID)
そのむかし巨大きょだい惑星わくせいくだった残骸ざんがい[14]移動いどう攻撃こうげき能力のうりょくはない。接触せっしょくするとてきわず破壊はかいされる。得点とくてんは10てん
  • 機雷きらい (COSMO-MINE)
宇宙うちゅう海賊かいぞく防衛ぼうえいせんのために敷設ふせつしたもの[14]移動いどう能力のうりょくはないが、たま機体きたい接触せっしょくすると爆発ばくはつする。まれるとてきわず誘爆ゆうばくによって破壊はかいされる(ただしてき基地きち砲台ほうだいにはかない)。20てん

てきミサイル[編集へんしゅう]

宇宙うちゅう海賊かいぞく主力しゅりょく兵器へいきとほぼおなおおきさだが、戦闘せんとうではなくミサイルであり、体当たいあたり攻撃こうげき仕掛しかけてくる。

  • アイヒがたミサイル (I-TYPE)
戦闘せんとうようかたちをした薄紫うすむらさきしょくのミサイル。をしつこく追跡ついせきする。50てん
  • プルーアがたミサイル (P-TYPE)
あおいブーメランがたのミサイル。かこむような軌道きどう攻撃こうげきしてくる。60てん
  • エッドールがたミサイル (E-TYPE)
てき基地きち中心ちゅうしんから発射はっしゃされるオレンジしょくのミサイル。ラウンド4から登場とうじょうする。直進ちょくしんするだけだが、のミサイルより速度そくどはやい。70てん

編隊へんたい攻撃こうげき (FORMATION ATTACK)[編集へんしゅう]

時折ときおり上記じょうきのミサイルが編隊へんたいんで攻撃こうげきしてくることがある。編隊へんたい攻撃こうげき発生はっせい画面がめん右側みぎがわのコンディション表示ひょうじ部分ぶぶんに「FORMATION ATTACK」の警告けいこく隊列たいれつかたち表示ひょうじされ、“Battle stations!”(わけ戦闘せんとう配置はいち!)という合成ごうせい音声おんせいながれる。

  • すべてのてき基地きちから一定いってい距離きょりてき基地きち中心ちゅうしん画面がめんうつまない程度ていど以上いじょうはなれているとき発生はっせいする。
  • 編隊へんたいかならず5はつ通常つうじょうしょく4はついろちがい1はつ)で編成へんせいされ、いろちがいの1はつが「司令しれい」となっている(コンディション表示ひょうじでは、通常つうじょうしょくのミサイルが黄色きいろてん司令しれい紫色むらさきいろてん表示ひょうじされる)。
  • 編隊へんたい隊形たいけいは4種類しゅるいあり、隊形たいけいごとに司令しれい位置いちまっている[26][注釈ちゅうしゃく 19]
  • 編隊へんたい攻撃こうげき発生はっせいから一定いってい時間じかん、または司令しれい撃破げきはされるまで、通常つうじょうてきミサイルが出現しゅつげんしなくなる。
  • てき基地きちから発射はっしゃされ、高速こうそくかつ最短さいたんコースでへとかってる。レーダーじょうでは赤色あかいろてん表示ひょうじされる。
  • メイン画面がめんはいると、アイヒがた同等どうとうまたはややはや程度ていどまで減速げんそくし、体当たいあたりを仕掛しかけてくる。そのさい個々ここのミサイルがきをえても編隊へんたいかたちきは変化へんかしない。
  • 司令しれい撃破げきはすると警報けいほう解除かいじょされ、のこったミサイルは追尾ついび性能せいのううしなって散開さんかいし、画面がめんがいえる。司令しれい得点とくてん通常つうじょうミサイルの2ばいとなっている[1]
  • 5はつすべてを撃破げきはした場合ばあい、500てん(アイヒがた)、1000てん(プルーアがた)、1500てん(エッドールがた)のボーナス得点とくてんくわわる[14]最後さいごの1はつ撃破げきは点数てんすう表示ひょうじあり)。

偵察ていさつ (SPY SHIP)[編集へんしゅう]

ラウンド開始かいしから一定いってい時間じかん[注釈ちゅうしゃく 20]経過けいかすると出現しゅつげんする緑色みどりいろ機体きたい登場とうじょうするさいは、警告けいこくとして “Spy ship sighted”(わけ偵察ていさつ発見はっけん)という合成ごうせい音声おんせいながれる。

  • ミサイルとはことなり、積極せっきょくてき体当たいあたりは仕掛しかけてない[注釈ちゅうしゃく 21]
  • 画面がめんがいげられるとそう攻撃こうげき開始かいしまでの時間じかん短縮たんしゅくされる(短縮たんしゅくされる時間じかん偵察ていさつ画面がめんないにとどまった時間じかん比例ひれいする[注釈ちゅうしゃく 22])。
  • げた偵察ていさつかえさい登場とうじょうし、撃墜げきついされるかそう攻撃こうげきはじまるまで偵察ていさつ行動こうどうかえす。
  • 得点とくてんは200 - ?てん[14][注釈ちゅうしゃく 23]撃墜げきつい点数てんすう表示ひょうじあり)。
  • 撃墜げきついから一定いってい時間じかん(10-15びょうほど)経過けいかすると、べつ機体きたい偵察ていさつ出現しゅつげんする(1ラウンドあたり最大さいだい4まで[15][注釈ちゅうしゃく 24])。

てき基地きち (ENEMY BASE)[編集へんしゅう]

開閉かいへいしきシェルターつ「中心ちゅうしん」と、その周囲しゅうい球状きゅうじょうの「砲台ほうだい」(CANNON)6連結れんけつした巨大きょだい要塞ようさい[注釈ちゅうしゃく 25]。レーダーじょうでは緑色みどりいろてん表示ひょうじされる。移動いどう能力のうりょくはないが、砲台ほうだいから発射はっしゃされる誘導ゆうどうたま[注釈ちゅうしゃく 26]は、のみならずてき兵器へいき基地きち以外いがい)や障害しょうがいぶつ破壊はかいする。くわえて、ラウンド4以降いこう中心ちゅうしんからエッドールがたミサイルを発射はっしゃしてくる。シェルターがひらいたとき中心ちゅうしん攻撃こうげきするか、砲台ほうだいすべ破壊はかいすればたおすことができる[注釈ちゅうしゃく 27]得点とくてんは、砲台ほうだい1が200てん基地きち全体ぜんたい破壊はかいすると1,500てん[注釈ちゅうしゃく 28]破壊はかいすう秒間びょうかんてき攻撃こうげきよわまる[15]

その特異とくいかつ印象いんしょうてきなデザインからほんさく象徴しょうちょうするキャラクターとなっており、イラストやタイトルロゴにモチーフとして使用しようされているほか、続編ぞくへん同社どうしゃ作品さくひんにも登場とうじょうしている(#関連かんれん項目こうもく)。

移植いしょくばん[編集へんしゅう]

基地きち配置はいちについては、準拠じゅんきょしているバージョンとう備考びこうらんしるす(エミュレータ水準すいじゅん移植いしょくは、収録しゅうろくバージョンとしてしるす)。

No. タイトル 発売はつばい 対応たいおう機種きしゅ 開発元かいはつもと 発売はつばいもと メディア 型式けいしき 備考びこう
1 ボスコニアン 日本 1982ねん12月
M5 タカラ タカラ ロムカセット GRC-3[27] 基地きち独自どくじ仕様しよう
2 ボスコニアン 日本 198407141984ねん7がつ14にち
MSX ナムコ ナムコ ロムカセット DP-3912014[28] 基地きち:OLD準拠じゅんきょ
3 ボスコニアン 日本 1986ねん3がつ下旬げじゅん[29]
PC-6001mkII 電波でんぱ新聞しんぶんしゃ マイコンソフト カセットテープ
3.5インチフロッピーディスク
DP-3103152 (CTばん)
DP-3103153 (3.5"FDばん)
基地きち:OLD準拠じゅんきょ
4 スーパーモード ボスコニアン[30] 日本 1987ねん1がつごろ[注釈ちゅうしゃく 29]
X1 電波でんぱ新聞しんぶんしゃ マイコンソフト カセットテープ
5インチフロッピーディスク
DP-3203163 (CTばん)
DP-3203222 (5"FDばん)
基地きち:OLD準拠じゅんきょ
スーパーモード搭載とうさい
5 Bosconian '87 ヨーロッパ 1987ねん
Amstrad CPC
コモドール64
ZX Spectrum
Binary Design Mastertronic カセットテープ
フロッピーディスク[よう出典しゅってん]
IA 0209 (CPC)
IC 0209 (C64)
IS 0209 (ZX)
アレンジ移植いしょく
6 ボスコニアン 日本 1988ねん12がつ20日はつか[32]
X68000 電波でんぱ新聞しんぶんしゃ マイコンソフト 5インチフロッピーディスク DP-3205009 アレンジ移植いしょく
オリジナルモード搭載とうさい(基地きち:OLD準拠じゅんきょ)
7 ナムコミュージアム VOL.1 日本 199511221995ねん11月22にち
アメリカ合衆国 199607311996ねん7がつ31にち
ヨーロッパ 199608171996ねん8がつ17にち
PlayStation ナウプロダクション ナムコ CD-ROM 日本 SLPS-00107
アメリカ合衆国 SLUS-00215
ヨーロッパ SCES-00243
基地きち:OLD準拠じゅんきょ
8 ナムコヒストリー VOL.4 日本 199812041998ねん12月4にち
Windows(95/98) ナムコ ナムコ CD-ROM NMC-2012 OLDバージョン収録しゅうろく
9 ボスコニアン 日本 2003ねん7がつ16にち[33]
J-スカイ
Javaアプリ
インプラス ナムコ ダウンロード
(ナムコアプリキャロットJ)
-
10 ボスコニアン 日本 2003ねん11月27にち[34]
iアプリ インプラス ナムコ ダウンロード
(アプリキャロット)
-
11 ボスコニアン 日本 2004ねん9がつ2にち[35][36]
BREW対応たいおう機種きしゅ
EZアプリ
インプラス ナムコ ダウンロード
(ナムコステーション)
- 再発さいはつばんは2006ねん10がつ26にち配信はいしん開始かいし[37][38]
12 アメリカ合衆国 Namco Museum: 50th Anniversary
日本 ナムコミュージアム アーケードHITS!
アメリカ合衆国 200508272005ねん8がつ27にち
日本 200601262006ねん1がつ26にち
PlayStation 2
Xbox
ゲームキューブ
Digital Eclipse ナムコ DVD-ROM PS2:
アメリカ合衆国 SLUS-21164
ヨーロッパ SLES-53957
日本 SLPS-25590
XB:NMO-2201A-NM
GC:
アメリカ合衆国 DOL-G5NE-USA
ヨーロッパ DOL-G5NP-EUR
OLDバージョン収録しゅうろく
日本にっぽん国内こくないではPlayStation 2はんのみ発売はつばい
13 Namco Museum: 50th Anniversary アメリカ合衆国 200510252005ねん10がつ25にち
Windows Digital Eclipse ナムコ CD-ROM -
14 アメリカ合衆国 Namco Museum Battle Collection
ヨーロッパ Namco Museum Battle Collection
日本 ナムコミュージアム VOL.2
アメリカ合衆国 200508232005ねん8がつ23にち
ヨーロッパ 200512092005ねん12月9にち
日本 200602232006ねん2がつ23にち
PlayStation Portable ナムコ・テイルズスタジオ ナムコ UMD アメリカ合衆国 ULUS-10035
ヨーロッパ UCES-00116
日本 ULJS-00047
NEWバージョン収録しゅうろく
15 ナムコミュージアム バーチャルアーケード アメリカ合衆国 200811042008ねん11月4にち
ヨーロッパ 200905152009ねん5がつ15にち
日本 200911052009ねん11月5にち
Xbox 360 バンナム バンナム DVD-ROM アメリカ合衆国 21022
日本 2RD-00001
NEWバージョン収録しゅうろく
16 ボスコニアン 日本 2009ねん11月17にち[39]
Wii バンナム バンナム ダウンロード
バーチャルコンソールアーケード
- OLDバージョンを収録しゅうろく
17 ボスコニアン ヨーロッパ 2023ねん8がつ23にち[40]
日本 2023ねん8がつ24にち[41][42][43][44]
アメリカ合衆国 202308242023ねん8がつ24にち
PlayStation 4
Nintendo Switch
バンナム ハムスター ダウンロード
アーケードアーカイブス
ヨーロッパ CUSA-44189[40]
日本 CUSA-44186
アメリカ合衆国 CUSA-44187
OLD・NEWりょうバージョン収録しゅうろく
SORD M5タカラ ゲームパソコンM5)ばん
てき種類しゅるいすくなく、てき基地きち中央ちゅうおうから発射はっしゃされるエッドールがたミサイル以外いがいは、原作げんさくには存在そんざいしない黄色きいろUFOかた機体きたいしか登場とうじょうしない。てき基地きちもややちいさく(の4キャラぶんほど)、配置はいちパターンも独自どくじのものとなっている。障害しょうがいぶつ機雷きらいのみで、てきとの衝突しょうとつ判定はんていい。また、合成ごうせい音声おんせい・コンディション関連かんれん仕様しよう・ハイスコア画面がめん・ネームエントリーとうはぶかれている。
MSXはん
ナムコットゲームセンターシリーズのだい10だんで、移植いしょくはプログラマー深谷ふかや正一しょういち担当たんとう[45]。ハードウェアスクロール機能きのうたないMSXでなめらかな(キャラクター単位たんいではない)スクロールを実現じつげんし、ラウンド開始かいし音声おんせい “Blast off!” も再現さいげんしている。てき基地きち配置はいちはOLDバージョンに準拠じゅんきょしているが、ボタンの長押なげししで連射れんしゃするNEWバージョンの仕様しよう採用さいようされている。その以下いかのようなちがいがある。
  • てき基地きち間近まぢかにいても編隊へんたい攻撃こうげき発生はっせいする。
  • 編隊へんたい攻撃こうげき、コンディション表示ひょうじらん隊形たいけい表示ひょうじされない。
  • 偵察ていさつ出現しゅつげん、コンディション表示ひょうじらん黄色おうしょく黒文字くろもじで「SPY!!」と表示ひょうじされる。
  • てき基地きちたて画面がめん上下じょうげ方向ほうこうからコアが破壊はかいできる)きでしか登場とうじょうしない。
  • エッドールがたミサイルがラウンド3から登場とうじょうする。
  • そう攻撃こうげきちゅうてき基地きち破壊はかいするとそう攻撃こうげき状態じょうたい解除かいじょされる。
  • ゲームオーバーのハイスコア演出えんしゅつ音楽おんがくのみ。
  • ネームエントリー・コンティニューが省略しょうりゃくされている。
  • エクステンド (1UP) の点数てんすうことなる(10,000てんと30,000てんかく1以降いこう30,000てんごとに1ずつ追加ついかされる)[46]
1990ねん3月9にち発売はつばいされたMSX2ようオムニバスソフト『ディスクNG.1』にもさいろくされている。
PC-6001mkII/6601はん
移植いしょくは『タイニーゼビウス』の作者さくしゃ松島まつしまとおるによる。てい解像度かいぞうどモードを使用しようし、やや低速ていそくながらもスムーズな動作どうさ実現じつげんしている。コンディション表示ひょうじてき基地きちきなど、おおくの要素ようそでMSXばん踏襲とうしゅうしているが、エッドールがたミサイルの登場とうじょう原作げんさくどおりラウンド4からとなっている。すうはゲーム開始かいしは4で、10,000てんと50,000てんかく1以降いこう50,000てんごとに1ずつ追加ついかされる[注釈ちゅうしゃく 30]
X1はん
アーケードばん再現さいげん主眼しゅがんとした「ノーマルモード」にくわえ、パワーアップ要素ようそ[注釈ちゅうしゃく 31]かくしコマンド[注釈ちゅうしゃく 32]追加ついかした「スーパーモード」(ぜん256ラウンド)を搭載とうさいりょうモードとも3段階だんかい難易なんい選択せんたくできる[注釈ちゅうしゃく 33]てき基地きち配置はいち基本きほんてきにOLDバージョンに準拠じゅんきょ[注釈ちゅうしゃく 34]。コンティニュー機能きのう実装じっそうしているが、再開さいかいはラウンドの最初さいしょからとなる。ゲーム開始かいしすうは3。エクステンドスコアはモードによってことなり、ノーマルモードが10,000てんと30,000てん以降いこう30,000てんごと。 スーパーモードでは15,000てんと40,000てん以降いこう40,000てんごととなっている[47]
うごきのなめらかさにはおとるものの、横向よこむきのてき基地きち編隊へんたい攻撃こうげき警告けいこく隊形たいけい表示ひょうじ、ハイスコア画面がめんなどを再現さいげんしている。その合成ごうせい音声おんせい偵察ていさつ警告けいこく表示ひょうじ編隊へんたい攻撃こうげきおよびそう攻撃こうげき仕様しよう、ネームエントリー省略しょうりゃくなどのかく要素ようそはMSXばん共通きょうつうしている。
X68000はん
ハードの性能せいのうわせリファインされたグラフィック、のパワーアップ要素ようそ[注釈ちゅうしゃく 35]古代こだい祐三ゆうぞう永田ながた英哉ひでやによる独自どくじBGM[注釈ちゅうしゃく 36]などが追加ついかされた「アレンジモード」(ぜん48ラウンド)がほん移植いしょくのメインとなっている。めん構成こうせいやサウンドをアーケードばん準拠じゅんきょさせた「オリジナルモード」も搭載とうさい(ただしグラフィックはアレンジ仕様しようのまま。ぜん99ラウンド)[51]。アーケードばん遜色そんしょくのないクオリティを実現じつげんしているが、偵察ていさつ警告けいこく表示ひょうじそう攻撃こうげき仕様しよう、ネームエントリーの省略しょうりゃくなど、MSXばん以来いらい要素ようそいだ内容ないようとなっている。りょうモードとも、ゲームスタートすうは4で、50,000てんごとに1ずつ追加ついかされる。
プログラム担当たんとうはPC-6001mkIIばんおな松島まつしまとおるほんさくは、松島まつしまどう時期じき移植いしょくしていたX68000はんアフターバーナー制作せいさく息抜いきぬきとして、個人こじんてき趣味しゅみつくっていたものがもととなっている[52]
ナムコミュージアムはん
バーチャルコンソールはん
2009ねん11月17にちよりWiiバーチャルコンソールアーケード配信はいしん開始かいし2019ねん1がつ31にちサービス終了しゅうりょう[53])。
アーケードアーカイブスはん
2023ねん8がつ24にちよりPlayStation 4Nintendo Switchにて配信はいしん開始かいし。OLDバージョンとNEWバージョンを収録しゅうろく。「ハイスコアモード」でもOLDバージョンとNEWバージョンとをえらべる。「こだわり設定せってい」にて起動きどう画面がめん表示ひょうじ、ゲームスピードの調整ちょうせい難易なんい変更へんこう設定せっていできる。

なお、ファミリーコンピュータへの移植いしょくは、当時とうじ技術ぎじゅつてき問題もんだいから画面がめん左右さゆう分割ぶんかつしての多方向たほうこうスクロールとレーダー表示ひょうじ再現さいげん困難こんなんであったため、また無理むり仕様しよう変更へんこうした場合ばあい『ボスコニアン』らしさがうしなわれることが懸念けねんされたため、断念だんねんされている[54]

スタッフ[編集へんしゅう]

アーケードばん
MSXばん
PC-6001mkIIばん
X1はん
  • プログラム:N.GANKOH
X68000はん
  • メイン・プログラム:NEKOMANMA(松島まつしまとおる
  • グラフィック・アレンジ:松島まつしまとおる、R-MA G-ROW(土田つちた康司こうじ
  • 音楽おんがく永田ながた英哉ひでや古代こだい祐三ゆうぞう
  • 効果こうかおん永田ながた英哉ひでや

評価ひょうか[編集へんしゅう]

評価ひょうか
レビュー結果けっか
媒体ばいたい結果けっか
オールゲーム4/5stars (AC)[58]
アーケードばん

ゲーメストムック『ザ・ベストゲーム2』(1998ねん)では「秀作しゅうさくゲーム紹介しょうかい」に選定せんていされ、同書どうしょではほんさく画面がめんみぎにマップが付随ふずいしている構成こうせい同社どうしゃの「『ラリーX』のシステムを応用おうようしたものである」と指摘してきしたうえで、『ラリーX』において4方向ほうこうであったものが8方向ほうこうになっていることかんして「確実かくじつ進化しんかしていることを実感じっかんできる」と肯定こうていてき評価ひょうかした[59]。また、『ラリーX』とのおおきな相違そういてんとして、マップがいる(ループする)こと可能かのうてんげている[59]

続編ぞくへん[編集へんしゅう]

ブラストオフ[編集へんしゅう]

ブラストオフ』(BLAST OFF) は、1989ねん3月24にちにナムコより発売はつばいされた業務ぎょうむようたてスクロールシューティングゲーム。システム基板きばんSYSTEM I」のだい15だん作品さくひんで、ROMキットでのみ販売はんばいされた[60]開発元かいはつもとはN.H.SYSTEM[61]発売はつばい当時とうじのキャッチコピーは「だい宇宙うちゅうボスコニアン戦争せんそう勃発ぼっぱつ!![62]

前作ぜんさくのボスコニアン戦争せんそう終結しゅうけつからすうせんねん敗走はいそうしたボスコニアンぐん銀河系ぎんがけい支配しはいしゃ助力じょりょく逆襲ぎゃくしゅう[注釈ちゅうしゃく 39]銀河ぎんが覇権はけんをかけたたたかいがふたたまくけたという設定せっていで、さい新鋭しんえい「ブラスターFR」をあやつっててき要塞ようさい基地きち侵入しんにゅうし、中枢ちゅうすう破壊はかい、ボスコニアンぐん退しりぞけることが目的もくてきとなっている[60]。1ラウンドは3エリアで構成こうせいされ、ゲームはぜん6ラウンド(18エリア)構成こうせいかくラウンドの3エリア要塞ようさい基地きち内部ないぶでの戦闘せんとうとなり、おおきく表示ひょうじされる。操作そうさは8方向ほうこうレバー+2ボタンで、4種類しゅるい武器ぶき随時ずいじえることができる[63]

ゲームシステムの一部いちぶ演出えんしゅつめん前作ぜんさく名残なごりられるものの、ゲーム内容ないようとしてはほとんど別物べつものとなっている。爽快そうかいかん希薄きはくさやてきデザインの地味じみさなどからゲームセンターで注目ちゅうもくあつめることができず、ナムコのゲームとしては比較的ひかくてき短命たんめいであったとされる[64]2006ねん9月より、携帯けいたい電話でんわけサイト「ナムコ・ゲームス」にて、iアプリとして配信はいしん販売はんばいされた[65]

スタッフ[編集へんしゅう]

『ブラストオフ』エンドクレジットより。

  • ゲームデザイン:NAK(中村なかむらしんたけ)、TAK(竹矢ちくや吉孝よしたか
  • プログラム:NAK(中村なかむらしんたけ
  • グラフィック:TAK(竹矢ちくや吉孝よしたか
  • キャラクター:ARG、M.G
  • 音楽おんがく:KOB(川瀬かわせ知香ちか)、TOG(富樫とかし則彦のりひこ

ファイナルブラスター[編集へんしゅう]

ファイナルブラスター』(FINAL BLASTER) は、1990ねん9月28にちにナムコ(ナムコット)から発売はつばいされたPCエンジンようたてスクロールシューティングゲーム[66]。シリーズ3さくにして最終さいしゅうさくとなっている。開発元かいはつもとはN.H.SYSTEM、ノバ[61]、アイシステム東京とうきょう[67]

ゲリラせんかえし、つい月面げつめんにまでせまったボスコニアンぐん対抗たいこうするため、人類じんるいてき本拠地ほんきょち惑星わくせいボスコニアン」への侵攻しんこう決断けつだんした。てき壊滅かいめつ作戦さくせんのコードネームは「ファイナルブラスター」。プレイヤーはさい新鋭しんえい戦闘せんとう「フェニックス」をっててき最奥さいおうまで侵攻しんこうし、てきぐんつかさどる「クイーンボスコニアン」をたおすことが最終さいしゅう目標もくひょうとなっている[68]移動いどう速度そくど随時ずいじ4段階だんかい変更へんこう可能かのうで、アイテムの取得しゅとくにより通常つうじょうだんのパワーアップとオプション装備そうびすることができる。通常つうじょうだんはパワーアップの段階だんかいとオプションのかずわせによって、攻撃こうげき形態けいたいが16種類しゅるい変化へんか。また、げきちで強力きょうりょく貫通かんつう兵器へいき「フェニックスブラスター」を発射はっしゃする。さらにオプションを消費しょうひすることで緊急きんきゅう回避かいひようの「オプションボム」を使用しようできるなど、多彩たさい攻撃こうげき手段しゅだん用意よういされている。ぜん7ラウンド構成こうせいで、4かいまでのコンティニューが可能かのう。ラウンド終了しゅうりょう状態じょうたいとラウンドちゅうのミスの回数かいすうによってラウンドの難易なんいレベルが変化へんかする仕様しようとなっており、最終さいしゅうラウンドのレベルによってエンディングの演出えんしゅつ一部いちぶ変化へんかする。

おぼ要素ようそつよめのこう難易なんいシューティングであり、原作げんさくとほぼ別物べつものであるてん前作ぜんさく同様どうようだが、パワーアップ関連かんれん仕様しようやグラフィックのつくみなど、比較的ひかくてき派手はで作風さくふう変化へんかしている。また、ナムコゲームへのオマージュ要素ようそおおさも特徴とくちょうとなっている[注釈ちゅうしゃく 40]2008ねん9月より、Wiiバーチャルコンソールソフトとして配信はいしん販売はんばいされた[69]

スタッフ[編集へんしゅう]

『ファイナルブラスター』エンドクレジットより。

  • ゲームデザイン:TAKE(竹矢ちくや吉孝よしたか
  • プログラム:D.HISAYA
  • グラフィックデザイン:KOJI 78
  • 音楽おんがく制作せいさく:NORIRIN(富樫とかし則彦のりひこ
  • 音楽おんがくプログラム:KAERU.T(谷口たにぐちかえる

サウンドトラック[編集へんしゅう]

  • ナムコサウンドミュージアム メルヘンメイズ&ブラストオフ&ファイナルブラスター
(CD2まいぐみ / 型番かたばん:SRIN-1158 / 合計ごうけい収録しゅうろく時間じかん:2あいだ3ふん47びょう)
2018ねん11月30にちスーパースィープ (Sweep Record) より発売はつばい[70]。N.H.SYSTEM開発かいはつ作品さくひんあつめたアルバムとなっており、『ブラストオフ』はオリジナル音源おんげん14きょくとアレンジばん2きょくアレンジャー富樫とかし則彦のりひこ江口えぐち孝宏たかひろ)、『ファイナルブラスター』はオリジナル音源おんげん20きょくとアレンジばん1きょく(アレンジャー:細江ほそえまきおさむ)を収録しゅうろくしている。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ ほんさくあつかっていない製品せいひんパンフレットにも使用しようされている(参考さんこう1参考さんこう2)。2023ねん現在げんざい原画げんがバンダイナムコスタジオ5かい常設じょうせつ展示てんじされている[8]
  2. ^ インストラクションカードでは「スペースパトロール」だが、フライヤーでは「ファイター」とも併記へいきされており[10]近年きんねん移植いしょく作品さくひんでも、このどちらか(あるいは両方りょうほう)を採用さいようしていることがおおい。その初期しょき移植いしょくばんでは「マイシップ」や「スペース・クルーザー」などの呼称こしょう使用しようされた。
  3. ^ 初期しょき移植いしょく作品さくひんとうでは「てき要塞ようさい」とも表記ひょうきされている。
  4. ^ 声優せいゆう海外かいがい事業じぎょう部長ぶちょう(ナムコ・アメリカ社長しゃちょう)であった中島なかじま英行ひでゆき[11][12]
  5. ^ ゲームオーバー(またはネームエントリー)に表示ひょうじされる15びょうのカウントダウンが終了しゅうりょうするまでにコインを投入とうにゅうし、スタートボタンをせば、ゲームを継続けいぞくすることができる(基地きち破壊はかい状態じょうたいなども継続けいぞくされるが、得点とくてんは0てんからとなる)。最初さいしょからプレイしたい場合ばあいは、カウント終了しゅうりょうにスタートボタンをす。
    コンティニューせい採用さいよう同社どうしゃはつであり、広告こうこくやフライヤーでも機能きのうをアピールしている[5][10]
  6. ^ ナムコ純正じゅんせいのコントロールパネルでは、右手みぎてでレバーを操作そうさし、左手ひだりてでボタンをすという、主流しゅりゅうとはぎゃく配置はいちとなっている[10]べいミッドウェイしゃせいアップライト筐体きょうたいでは、レバーの左右さゆう両側りょうがわにボタンが設置せっちされている[13]
  7. ^ 「ミサイル」の呼称こしょうナムコミュージアムシリーズおお使つかわれている。初期しょき移植いしょくばんのいくつか(PC-6001mkIIはんX1はんとう)では「ビームほう」としている。
  8. ^ たま発射はっしゃじく追随ついずい(ワインド)するので、レバー操作そうさにより若干じゃっかんのコントロールが可能かのうである。
  9. ^ ミッドウェイばんのフライヤーの表記ひょうきでは、“Alarm! Alarm!”[13]
  10. ^ 「RED!!」表示ひょうじちゅう音声おんせいかえ発声はっせいされる。そう攻撃こうげき開始かいしから2ふんはんじゃく経過けいかすると、発声はっせい間隔かんかくみじかくなる。
  11. ^ ラウンド1-2はやく110びょう。ラウンド3以降いこうやく90びょう
  12. ^ ただしてき編隊へんたい出現しゅつげんてき基地きち破壊はかい短時間たんじかんではあるがてきミサイルの出現しゅつげん停止ていしする[15]
  13. ^ 正確せいかくには、しろてんくろてん交互こうご表示ひょうじされる。
  14. ^ かくバージョン特有とくゆう配置はいちパターンのれいとしては、OLDではラウンド3の「たて2れつがた」ラウンド10,15の「カシオペアさんかくかた」、NEWではラウンド9-11の「X・Y・Zがた」、ラウンド17の「?かたがたなどがげられる。
  15. ^ 該当がいとう記事きじでの表記ひょうきは「[14]
  16. ^ 出典しゅってん動画どうがにはラウンド256クリア様子ようす記録きろくされており、ラウンド1の配置はいちもどり、通常つうじょう速度そくどでゲームが継続けいぞくしている。
  17. ^ バージョンについては、どう記事きじないてき基地きち配置はいちパターンにかんする記述きじゅつ(「X・Y・Z・?」)から、NEWバージョン(またはバージョン不問ふもん)である可能かのうせいがある[25]
  18. ^ Aめん2きょく収録しゅうろく収録しゅうろく時間じかんやく15びょう無音むおん部分ぶぶんのぞくとやく12びょう)というみじかいもので、おも効果こうかおん合成ごうせい音声おんせい構成こうせいされている。
  19. ^ ミッドウェイばんのフライヤーに隊形たいけい4しゅ掲載けいさいされているが(画像がぞう)、直線ちょくせんがた隊形たいけいのみ司令しれい位置いち実際じっさいとはことなり、ゲームでは一番いちばんじょうのミサイルが司令しれいとなっている[13]
  20. ^ ラウンド1-2はやく60びょう。ラウンド3以降いこうやく40びょう
  21. ^ ただし事故じこてき衝突しょうとつこりる。
  22. ^ 偵察ていさつ画面がめんとらえたまま、すう秒間びょうかん追跡ついせきしてからがすと、登場とうじょう初回しょかいであってもこうかくりつそう攻撃こうげき開始かいしされる。
  23. ^ 参考さんこうとして、MSXはん1984ねん)の取扱とりあつかい説明せつめいしょには「200〜800てん」と記載きさいされている。
  24. ^ 偵察ていさついちのがさず撃墜げきついつづけても、4撃墜げきついから10びょう前後ぜんこう規定きてい時間じかんたっし、そう攻撃こうげき開始かいしされる。
  25. ^ MSXばん取扱とりあつかい説明せつめいしょでは、「左右さゆう=72dot、天地てんち=64dotというおおきさはいままでのドットキャラのなかでも最大さいだいちょうきゅうであろう」と、そのおおきさをアピールしている。
  26. ^ MSXばん取扱とりあつかい説明せつめいしょでは「浮遊ふゆうだん」、『ナムコミュージアムVOL.1』のキャラクタースライドショーでは「てき基地きちミサイル」としている。
  27. ^ 体当たいあたりによっても破壊はかい可能かのうで(当然とうぜんうしなわれるが)、その場合ばあいはシェルターがじた状態じょうたいでもたおせる。
  28. ^ 中心ちゅうしん攻撃こうげきして(もしくは体当たいあたりで)破壊はかいした場合ばあい、そのとき残存ざんそんしていた砲台ほうだい点数てんすう加算かさんされない。6砲台ほうだいすべてを破壊はかいしてたおすと、合計ごうけい2,700てん加算かさんされる。
  29. ^ 雑誌ざっしOh!MZ』1987ねん2がつごう(1がつ17にち発売はつばい)の新作しんさくコーナーでは、「1がつ5にち現在げんざい発売はつばいちゅう」としているため[31]前年ぜんねん12がつちゅう発売はつばいされた可能かのうせいもある。
  30. ^ 規定きてい点数てんすうえた時点じてんそくエクステンドする機種きしゅばんとはことなり、PC-6001mkIIばんでは規定きてい点数てんすう超過ちょうかのゲームが停止ていしするタイミング(ラウンドクリアやミスなど)でエクステンド処理しょり挿入そうにゅうされる(参考さんこうニコニコ動画どうが)。
  31. ^ ラリーX』シリーズのボーナスフラッグをした3種類しゅるいのフラッグが出現しゅつげんし、回収かいしゅうするとがパワーアップしていく。
    • Tフラッグそう攻撃こうげきまでの時間じかん表示ひょうじされる。直線ちょくせんがたてき編隊へんたい全滅ぜんめつさせると出現しゅつげんする。
    • Rフラッグ:レーダーが強化きょうかされ、てき基地きちき(よこみどりたて)や、Bフラッグがかくされたてき基地きち点滅てんめつ)を識別しきべつできるようになる。偵察ていさつ撃破げきはするとたま出現しゅつげんする。
    • Bフラッグ:ビームほう強化きょうかされ、よん方向ほうこう十字じゅうじ方向ほうこう)に発射はっしゃされるようになる。ラウンド4以降いこう特定とくていてき基地きちかくされている。
    かくフラッグはがやられるまで効果こうか持続じぞくする。また、ストックも可能かのうで、画面がめんみぎにカウントされる。
  32. ^ 「パスワードモード」や「サウンドテストモード」のほか、ラウンド開始かいし音声おんせいデータを登録とうろくできる、「ボイスレコーディングモード」も搭載とうさいしている。
  33. ^ 難易なんいひくほうから「GREEN」・「YELLOW」・「RED」。難易なんいごとにてき基地きち配置はいちパターンがことなり、GREENはアーケードばん (OLD) に準拠じゅんきょ、YELLOWはGREENの左右さゆう反転はんてん、REDは上下じょうげ反転はんてんとなっている。またYELLOW・REDでは、てき基地きちき(たて/よこ)が変更へんこうされている場合ばあいもある。
  34. ^ ラウンドがすすむと、独自どくじ配置はいちパターン(マイコンソフトのマーク「dp」がたなど)も出現しゅつげんする。
  35. ^ 特定とくていのラウンドで支援しえん出現しゅつげんし、ぜん3方向ほうこうこう1方向ほうこう同時どうじ攻撃こうげきする「EXTRA CANNON」が使用しよう可能かのうとなる。
  36. ^ BGMの追加ついかさいし、FM音源おんげんADPCM同期どうきさせる独自どくじ音源おんげんドライバー開発かいはつ実装じっそうしており、ADPCMサンプリング機材きざいとして、「KORG M1」・「YAMAHA RX-15」・「YAMAHA RX-5」が使用しようされた[48]音源おんげんドライバーの開発かいはつしゃ倉田くらた佳彦よしひことされる[49][50]
  37. ^ 開発かいはつ開始かいし当初とうしょ新人しんじんであった佐藤さとうは2ねん先輩せんぱい横山よこやまとチームをみ、共同きょうどうほんさくと『ギャラガ』の企画きかくたったが、のち佐藤さとうほんさくを、横山よこやまが『ギャラガ』を専任せんにんすることとなり、それぞれ企画きかくつとげた[55]
  38. ^ 1979ねん澤野さわの作成さくせいした『ポールポジション』(1982ねん)の企画きかくしょには、コースをかたどった「レーダー表示ひょうじ」の仕様しようえがかれており、このアイデアをもちいたふたつの素案そあんほんさくおよび『ラリーX』(1980ねん)のもととなっている[56]
    澤野さわの佐藤さとう横山よこやま上司じょうしとしてほんさく企画きかくたずさわっているが、開発かいはつチームには参加さんかしていない[57]
  39. ^ UGSF設定せっていでは、このときボスコニアンぐんかげから支援しえんしたのが「バッツーラ」(『スターラスター』のてき勢力せいりょく)であるとしている(UGSF年表ねんぴょう)。
  40. ^ れいとしては、ステージ1に登場とうじょうする「バキュラ」(『ゼビウス』のてきキャラクター)や、ステージ4ボスのブーメラン攻撃こうげき(『ドラゴンスピリット』のラスボス「ザウエル」の攻撃こうげき方法ほうほう)、「難易なんいレベルシステム」(『ギャラガ'88』の「ディメンジョン・ワープ」)など[61]

出典しゅってん[編集へんしゅう]

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参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

ボスコニアン戦争せんそうすうひゃくねんという設定せっていで、接収せっしゅうされたボスコニアンの「てき基地きち」が補給ほきゅう基地きちとして登場とうじょうする。
宇宙うちゅう墓場はかばステージ(ステージ15-17)の背景はいけいにボスコニアンの「てき基地きち」の残骸ざんがい登場とうじょうする。該当がいとうステージでは障害しょうがいぶつとして「機雷きらい」も出現しゅつげんする。
スペシャルステージにて、ボスコニアンの「機雷きらい」・「小惑星しょうわくせい」・「砲台ほうだい」(実際じっさいてき基地きち中心ちゅうしん一定いってい間隔かんかくでシェルターをひらき、エッドールがたミサイルを発射はっしゃする)が登場とうじょうする。
人類じんるい植民しょくみんぼし侵攻しんこうしてくるてき種族しゅぞくひとつとして、女性じょせいのみで構成こうせいされた宇宙うちゅう海賊かいぞく「ボスコニアン」が登場とうじょうする。また主人公しゅじんこう搭乗とうじょうひとつとして、ほんさくのリファインモデルである「GF-09 スパルタカス」が採用さいようされている。ほんさくはナムコスペースシューティングの主役しゅやくてき種族しゅぞく多数たすう登場とうじょうするクロスオーバー作品さくひんとなっており、UGSF戦史せんし正史せいしとして認定にんていされている。
世界せかいてき有名ゆうめいスペースオペラのシリーズ。ほんさくのタイトルおよ固有名詞こゆうめいしてきミサイルの名称めいしょうなど)の出典しゅってん

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]