中嶋なかじま聡さとし

中嶋なかじま 聡さとし

オリックス・バファローズ 監督かんとく #78
2023年ねん10月がつ21日にち 京きょうセラドーム大阪おおさか
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	日本にっぽん
出身しゅっしん地ち	秋田あきた県けん北秋田きたあきた郡ぐん鷹巣たかす町まち（現げん：北秋田きたあきた市し）
生年月日せいねんがっぴ	(1969-03-27) 1969年ねん3月27日にち（55歳さい）
身長しんちょう 体重たいじゅう	182 cm 82 kg
選手せんしゅ情報じょうほう
投球とうきゅう・打席だせき	右みぎ投とう右みぎ打だ
ポジション	捕手ほしゅ
プロ入いり	1986年ねん ドラフト3位い
初はつ出場しゅつじょう	1987年ねん10月がつ18日にち
最終さいしゅう出場しゅつじょう	2015年ねん10月がつ1日にち（引退いんたい試合しあい）
経歴けいれき（括弧かっこ内ないはプロチーム在籍ざいせき年度ねんど）
選手せんしゅ歴れき
秋田あきた県立けんりつ鷹巣たかす農林のうりん高等こうとう学校がっこう 阪急はんきゅうブレーブス オリックス・ブレーブス オリックス・ブルーウェーブ (1987 - 1997) 西武せいぶライオンズ (1998 - 2002) 横浜よこはまベイスターズ (2003) 北海道ほっかいどう日本にっぽんハムファイターズ (2004 - 2015)
監督かんとく・コーチ歴れき
北海道ほっかいどう日本にっぽんハムファイターズ (2007 - 2018) オリックス・バファローズ (2019 - )
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中嶋なかじま 聡さとし（なかじま さとし、1969年ねん3月27日にち - ）は、秋田あきた県けん北秋田きたあきた郡ぐん鷹巣たかす町まち（現げん：北秋田きたあきた市し）出身しゅっしんの元もとプロ野球やきゅう選手せんしゅ（捕手ほしゅ、右みぎ投とう右みぎ打だ）、プロ野球やきゅう監督かんとく。現在げんざいはオリックス・バファローズの第だい29代だい監督かんとくを務つとめる。

1987年ねんに阪急はんきゅうブレーブスへ入団にゅうだんしてから、西武せいぶライオンズ・横浜よこはまベイスターズ・北海道ほっかいどう日本にっぽんハムファイターズでプレー。日本にほんハム時代じだいの2007年ねんから2015年ねんまではバッテリーコーチを兼務けんむしていた。

2015年ねんに現役げんえき選手せんしゅとしての一軍いちぐん実働じつどう年数ねんすうが29年ねんに到達とうたつし、工藤くどう公こう康やすしと並ならぶNPB最長さいちょう記録きろくを達成たっせい。

愛称あいしょうは「サメ」。妻つまはモデルの中嶋なかじま愛あい。漫画まんが家かの制野せいの秀一ひでかずは義父ぎふにあたる。

経歴けいれき

プロ入いり前まえ

鷹巣たかのす中学校ちゅうがっこう卒業そつぎょう後ごに進学しんがくした秋田あきた県立けんりつ鷹巣たかす農林のうりん高校こうこうでは、1985年ねん秋季しゅうき東北とうほく大会たいかい県けん予選よせん準々じゅんじゅん決勝けっしょうに進すすむが秋田あきた高だかに敗退はいたい。翌よく1986年ねん夏なつの甲子園こうしえん県けん予選よせんも準々じゅんじゅん決勝けっしょうで横手よこて高だかに敗やぶれる。同年どうねんのNPBドラフト会議かいぎで阪急はんきゅうブレーブスから3位い指名しめいを受うけ、入団にゅうだん。

阪急はんきゅう・オリックス時代じだい

1988年ねん10月23日にち、ダブルヘッダーで開催かいさいされた阪急はんきゅうとしての西宮にしのみや球場きゅうじょう最終さいしゅう戦せん（対たいロッテ26回戦かいせん）にて、ダメ押だめおしとなる3点てん本塁打ほんるいだを放はなち、同郷どうきょうである山田やまだ久志ひさしの引退いんたい試合しあいに花はなを添そえた。

1989年ねん、球団きゅうだん名めいがオリックス・ブレーブスに変かわってからは、正せい捕手ほしゅだった藤田ふじた浩ひろし雅みやびの不調ふちょうにより正せい捕手ほしゅの座ざを掴つかむ。球界きゅうかい随一ずいいちの強肩きょうけんもさることながら、打撃だげきセンスに優すぐれ、俊足しゅんそくで盗塁とうるいも果敢かかんに挑戦ちょうせんし走はし攻守こうしゅすべての面めんを持もち合あわせていたため、一時いちじは「メジャーリーグに一番いちばん近ちかい捕手ほしゅ」とまで言いわれた。4番ばん打者だしゃを務つとめたこともある。

1990年ねん10月6日にちの対たいロッテオリオンズ戦せんでは、満塁まんるいからインフィールドフライを故意こいに落球らっきゅう。打者だしゃには落球らっきゅうの有無うむにかかわらず審判しんぱんから自動的じどうてきにアウトを宣告せんこくされたため、本塁ほんるいにおける三塁さんるい走者そうしゃのフォースアウトで併殺へいさつを狙ねらったが、インフィールドフライの扱あつかいに対たいする解釈かいしゃくの誤あやまりからロッテに得点とくてんを許ゆるしてしまった。

1991年ねん以降いこうも正せい捕手ほしゅの座ざを維持いじしていたが、1990年代ねんだいの中盤ちゅうばん以降いこうは打撃だげきが徐々じょじょに低迷ていめい。仰木おうぎ彬あきらが監督かんとくを務つとめていた時期じきには、藤田ふじたとのトレードで読売よみうりジャイアンツ（巨人きょじん）から加入かにゅうした高田たかだ誠まことや、若手わかての三輪みわ隆たかしと併用へいようされていた。

1995年ねんには佐藤さとう義則よしのりのノーヒットノーラン（当時とうじのNPB公式こうしき戦せん史上しじょう最年長さいねんちょう記録きろく）や11年ねんぶりのパシフィック・リーグ優勝ゆうしょうに貢献こうけん。

1996年ねんには、仰木おうぎの下したでリーグ連覇れんぱと19年ねんぶりの日本にっぽんシリーズ制覇せいはも経験けいけんしている。

西武せいぶ時代じだい

1997年ねんシーズンオフにフリーエージェント宣言せんげんし、メジャーリーグ挑戦ちょうせんを表明ひょうめい。複数ふくすうの球団きゅうだんと接触せっしょくし、アナハイム・エンゼルスの入団にゅうだんテストを受うけた。一時いちじは入団にゅうだんが決きまりかけたが、エンゼルス側がわが提示ていじした条件じょうけんが、3番手ばんて捕手ほしゅとしてのマイナー契約けいやくであったため、メジャーリーグ移籍いせきを断念だんねん。国内こくない球団きゅうだんの移籍いせきに的まとを絞しぼり、西武せいぶライオンズと日本にっぽんハムファイターズが中嶋なかじまの獲得かくとくに乗のり出だしたが、最終さいしゅう的てきに西武せいぶへ移籍いせき。

1998年ねん、日本にっぽんシリーズでは不調ふちょうのベテラン伊東いとう勤つとむに代かわり一時いちじ的てきな活躍かつやくこそしたが、長年ながねん西武せいぶ一筋ひとすじで信頼しんらい感かんのある伊東いとうから正せい捕手ほしゅの座ざを奪うばうことはできなかった。

1999年ねんは松坂まつさか大輔だいすけ専用せんようの捕手ほしゅとして起用きようされることで出場しゅつじょう機会きかいを得えたが、2001年ねん以降いこうは松坂まつさか登板とうばん時じも伊東いとうがマスクを被こうむる機会きかいが増ふえ、さらに打撃だげきの低迷ていめいに加くわえて西武せいぶが若手わかて捕手ほしゅ育成いくせいの方針ほうしんを取とったため次第しだいに出場しゅつじょう機会きかいが減へっていった。

2000年ねん、和田わだ一浩かずひろと背番号せばんごうを交換こうかんした（中嶋なかじま:5→22、和田わだ:22→5）が、中嶋なかじまによると「22の方ほうが捕手ほしゅのイメージが強つよい」という理由りゆうにより、当時とうじは捕手ほしゅ登録とうろくながら、既すでに外野がいや手しゅとしての出場しゅつじょうが多おおかった和田わだに持もちかけたものだという。また、同年どうねん5月がつ20日はつかに長野ながのオリンピックスタジアムで初はじめて行おこなわれた古巣ふるすオリックス戦せんで、2回かい裏うらにテリー・ブロウズから同どうスタジアムの公式こうしき戦せん第だい1号ごう本塁打ほんるいだを左翼さよくスタンドに放はなっている。

2002年ねん、大半たいはんを二に軍ぐんで過すごし、オフに富岡とみおか久貴ひさたかと共ともに石井いしい義人よしひとと細見ほそみ和史かずしとの2対たい2の交換こうかんトレードで横浜よこはまベイスターズへ移籍いせき。

横浜よこはま時代じだい

2003年ねん、前年ぜんねんに正せい捕手ほしゅだった谷たに繁しげる元信もとのぶがFAで中日ちゅうにちへ移籍いせきしており、若手わかての相川あいかわ亮二りょうじ、前年ぜんねんに谷たに繁しげると入いれ替かわりで中日ちゅうにちから移籍いせきした中村なかむら武志たけしの正せい捕手ほしゅ争あらそいに自身じしんが参戦さんせんする形かたちでハイレベルなポジション争あらそいが期待きたいされ、開幕かいまく戦せんでは先発せんぱつマスクを被こうむったが、故障こしょうや打撃だげき不振ふしんなどで結果けっかを残のこせず、オフに中村なかむらの復調ふくちょうや相川あいかわの台頭たいとうで構想こうそう外がいとなり、金銭きんせんトレードで北海道ほっかいどう日本にっぽんハムファイターズへ移籍いせき。1997年ねんのFA時じから6年ねん越ごしの日本にほんハム入団にゅうだんとなった。

日本にほんハム時代じだい

2004年ねんは、9月に横浜よこはま球団きゅうだんのキャンペーンガールをしていたモデルの制野せいの愛あい（現在げんざいは中嶋なかじま愛あい）と結婚けっこん。

2005年ねんは、当初とうしょ3番手ばんて捕手ほしゅのはずだったが、正せい捕手ほしゅ髙橋信二しんじの度重たびかさなる故障こしょうと實松さねまつ一成いっせいの不調ふちょうもあり、捕手ほしゅでチーム最多さいたの出場しゅつじょう機会きかいを得えた。

2006年ねんは、先発せんぱつ出場しゅつじょうはわずか2試合しあいと激減げきげんしたが、守護神しゅごじんマイケル中村なかむらとの相性あいしょうの良よさから、試合しあい後半こうはんを任まかされる「抑おさえ捕手ほしゅ」の地位ちいを獲得かくとく。以後いご、マイケルが巨きょ人じんへ移籍いせきする2008年ねんシーズン終了しゅうりょうまでマイケルの専属せんぞく捕手ほしゅのような状態じょうたいだった。結局けっきょく、2006年ねんは捕手ほしゅとしてはチーム最多さいたの79試合しあいに出場しゅつじょうし、チームのリーグ優勝ゆうしょうと日本にっぽんシリーズ優勝ゆうしょうに貢献こうけんした。また、6月19日にちの対たい阪神はんしんタイガース戦せんの試合しあい前まえに行おこなわれたスピードガンコンテストで球速きゅうそく146km/hを記録きろくし、中嶋なかじまより遥はるかに若わかい阪神はんしん・日本にほんハムの選手せんしゅ達たちを抑おさえ優勝ゆうしょう。強肩きょうけん健在けんざいぶりを大おおいにアピールした。

2007年ねんは、選手せんしゅと一軍いちぐんバッテリーコーチを兼任けんにん。以後いごは選手せんしゅとしての一軍いちぐん登録とうろく抹消まっしょう時じはコーチ専任せんにんで一軍いちぐんに帯同たいどうした。開幕かいまく直後ちょくごに一軍いちぐん登録とうろくを抹消まっしょうされるも、調子ちょうしの上あがらないマイケルをサポートするため再度さいど一軍いちぐんへ昇格しょうかくし、そのまま最後さいごまで一軍いちぐんで抑おさえ捕手ほしゅとして活躍かつやく。この年とし唯一ゆいいつ放はなった安打あんだは、9月15日にちの対たいソフトバンク戦せんで放はなったダメ押だめおしの3ランだった。

2008年ねんは、シーズン後半こうはんからではあるが、再度さいど一軍いちぐんへ昇格しょうかく、抑おさえ捕手ほしゅを務つとめた。また、不調ふちょうに陥おちいった多た田野でんや数すう人にんをサポートするために1試合しあいのみではあるが、2年ねんぶりに先発せんぱつ出場しゅつじょうを果はたした。

2009年ねんは、大野おおの奨すすむ太ふとしの入団にゅうだんとマイケルの巨きょ人じんへの移籍いせきがあって、捕手ほしゅは鶴岡つるおか慎也しんやと大野おおのの併用へいようが多おおくなったために出場しゅつじょう機会きかいがなかった。7月18日にちに一いち度ど登録とうろくされるも、試合しあいの雨天うてん中止ちゅうしにより、出場しゅつじょうしないまま登録とうろく抹消まっしょうされた。しかし、大野おおのがインフルエンザに感染かんせんしたため8月がつ16日にちに急遽きゅうきょ一軍いちぐん登録とうろくされ、その日ひの対たい埼玉さいたま西武せいぶライオンズ戦たたかえ（札幌さっぽろドーム）の9回かいからマスクを被こうむりシーズン初はつ出場しゅつじょうを果はたした。また、8月がつ21日にちの対たいソフトバンク戦せんではダルビッシュ有ゆうの先発せんぱつ捕手ほしゅとして出場しゅつじょうし、自身じしんも1安打あんだを放はなった。さらに同年どうねんの日本にっぽんシリーズでもマスクを被こうむった。

2010年ねんは、4月がつ2日にちに一軍いちぐん登録とうろくされ、対たい西武せいぶ戦せん（札幌さっぽろドーム）に7回かい途中とちゅうから出場しゅつじょうし、実働じつどう年数ねんすうが24年ねんとなった。これは歴代れきだい3位いタイで、捕手ほしゅでは野村のむら克也かつや（南海なんかい、ロッテ、西武せいぶ）の26年ねんに次つぎ、単独たんどく2位いの年数ねんすうである。4月23日にちの対たい東北とうほく楽天らくてんゴールデンイーグルス戦せんではバディ・カーライルの先発せんぱつ捕手ほしゅとして出場しゅつじょうした。

2011年ねんは、鶴岡つるおかが開幕かいまく直前ちょくぜんに離脱りだつしたこともあり、2007年ねん以来いらい4年ねんぶりに開幕かいまく戦せんから選手せんしゅとして一軍いちぐん登録とうろくされる。4月13日にちの西武せいぶ2回戦かいせん（札幌さっぽろドーム）に9回かい表ひょうから出場しゅつじょう、実働じつどう年数ねんすうが25年ねんとなった。

北海道ほっかいどう日本にっぽんハムファイターズ選手せんしゅ兼けんバッテリーコーチ時代じだい（2012年ねん）

2012年ねんは、5月9日にちに一軍いちぐん登録とうろくされ、5月12日にちの西武せいぶ7回戦かいせん（函館はこだてオーシャンスタジアム）で9回かい表ひょうに守備しゅびで出場しゅつじょうし、実働じつどう年数ねんすうが26年ねんとなり、野村のむら、山本やまもと昌あきら（中日ちゅうにち）と並ならび、歴代れきだい2位い（野手やしゅでは1位い）の記録きろくとなった。

2013年ねんは、9月28日にちの対たいオリックス戦せん（京きょうセラドーム）で、この年とし初はじめて一軍いちぐん公式こうしき戦せんに出場しゅつじょう。野手やしゅとしてのNPB一軍いちぐん実働じつどう年数ねんすう最多さいた記録きろく（27年ねん）を達成たっせいした。

2014年ねんは、6月27日にちの対たい楽天らくてん戦せん（札幌さっぽろドーム）8回かい表ひょうから捕手ほしゅとして出場しゅつじょう。この年とし唯一ゆいいつの一軍いちぐん公式こうしき戦せん出場しゅつじょうであったが、野手やしゅとしてのNPB一軍いちぐん実働じつどう年数ねんすう記録きろくを28年ねんに更新こうしんするとともにパシフィック・リーグ公式こうしき戦せんでの実働じつどう年数ねんすう記録きろく（27年ねん）を達成たっせいした。

2015年ねんは、4月がつ15日にちの対たいロッテ戦せん（札幌さっぽろドーム）9回かい表ひょうに、捕手ほしゅとしてこの年とし初はじめて一軍いちぐん公式こうしき戦せんに出場しゅつじょう。工藤くどう公こう康やすしの持もつ（投手とうしゅを含ふくめての）NPB一軍いちぐん実働じつどう年数ねんすう記録きろく（29年ねん）に並ならんだ。その後ごは事実じじつ上じょうバッテリーコーチに専念せんねんしていたが、10月1日にちに現役げんえきを引退いんたいした。日本にほんハム球団きゅうだんでは対たいロッテ23回戦かいせん（札幌さっぽろドーム）を中嶋なかじまの引退いんたい試合しあいとして開催かいさいした。その一方いっぽうで、オフには自身じしんの意向いこうでバッテリーコーチも退任たいにんした。11月2日にちに引退いんたい会見かいけんを実施じっし。11月27日にち付づけで、日本にっぽん野球やきゅう機構きこう（NPB）から任意にんい引退いんたい選手せんしゅとして公示こうじされた。

現役げんえき引退いんたい後ご

2016年ねん、日本にほんハムのチーム統括とうかつ本部ほんぶとしてゼネラルマネジャー特別とくべつ補佐ほさに就任しゅうにんし、日本にほんハムの業務ぎょうむ提携ていけい球団きゅうだんに当あたるMLBのサンディエゴ・パドレスに派遣はけん。アメリカ滞在たいざい中ちゅうには、コーチとしてマイナーリーグの傘下さんか球団きゅうだんを巡回じゅんかいする一方いっぽうで、外国がいこく人じん選手せんしゅのスカウティングにも携たずさわっていた。

2018年ねん、日本にほんハムの一軍いちぐんバッテリー兼けん作戦さくせんコーチとして3年ねんぶりに現場げんばへ復帰ふっきしたが、シーズン終了しゅうりょう後ごの10月がつ19日にちに退団たいだん。

2019年ねん、オリックス・バファローズの二に軍ぐん監督かんとくに就任しゅうにん。ブルーウェーブの捕手ほしゅ時代じだいにバッテリーを組くんでいた小林こばやし宏ひろし二に軍ぐん投手とうしゅコーチと共ともに、榊原さかきばら翼つばさやK-鈴木すずきなどの投手とうしゅを一軍いちぐんに定着ていちゃくさせた。

オリックス監督かんとく時代じだい

2020年ねん、二に軍ぐん監督かんとくを務つとめていたが、一軍いちぐん監督かんとくの西村にしむら徳いさお文ぶんが8月がつ20日はつかの対たい西武せいぶ戦せん（京きょうセラドーム大阪おおさか）終了しゅうりょう後ごに辞任じにんしたことを受うけて、翌よく21日にちから一軍いちぐん監督かんとく代行だいこうに就任しゅうにん。この異動いどうに伴ともなって、二に軍ぐん投手とうしゅコーチの小林こばやしが二に軍ぐん監督かんとく代行だいこうを務つとめている。シーズン終了しゅうりょう後ごの11月12日にち、一軍いちぐん監督かんとくに就任しゅうにん。

2021年ねん、二に軍ぐんにいた杉本すぎもと裕ひろし太郎たろうの長打ちょうだ力りょくを買かって4番ばんに抜擢ばってきし、宗そう佑たすく磨すりの守備しゅびセンスを見抜みぬいて外野がいやから三塁さんるいにコンバート、小田おだ裕也ゆうやには小しょう技わざを徹底的てっていてきに磨みがかせるなど、個々ここの長所ちょうしょを組くみ合あわせる戦法せんぽうを貫つらぬいた。正式せいしきな監督かんとく就任しゅうにん初年度しょねんどとなる2021年ねんにオリックスの25年ねんぶりのリーグ優勝ゆうしょうを果はたす。阪急はんきゅう・オリックスの球団きゅうだん史上しじょう、チームで選手せんしゅとしてプレー経験けいけんのある監督かんとくがリーグ優勝ゆうしょうを達成たっせいするのは中嶋なかじまが初はつとなる。千葉ちばロッテマリーンズとのクライマックスシリーズは3勝しょう1分ふんでCS突破とっぱし、日本にっぽんシリーズ進出しんしゅつを決きめた。日本にっぽんシリーズは東京とうきょうヤクルトスワローズに2勝しょう4敗はいで敗やぶれ、日本一にっぽんいちを逃のがした。

2022年ねん、オリックスをパ・リーグ連覇れんぱ、2年ねん連続れんぞくの日本にっぽんシリーズ進出しんしゅつに導みちびき、同どうシリーズでヤクルトを4勝しょう2敗はい1分わけで下くだし、日本一にっぽんいちを達成たっせい。同年どうねんオフに正力しょうりき松太郎まつたろう賞しょうを受賞じゅしょうした。

2023年ねん、オリックスをパ・リーグ3連覇れんぱに導みちびくが、日本にっぽんシリーズで阪神はんしんと対戦たいせんし、惜おしくも連覇れんぱを逃のがす。

人物じんぶつ

アマチュア球界きゅうかいでも中嶋なかじまの強肩きょうけんは知しれ渡わたっていた。古田ふるた敦あつし也（当時とうじトヨタ自動車とよたじどうしゃ硬式こうしき野球やきゅう部ぶ）は地元じもと球団きゅうだんで少年しょうねん時代じだいは前身ぜんしんの阪急はんきゅうのファンの上うえ『阪急はんきゅうブレーブスこども会かい』にも入会にゅうかいしていたほどだったが、プロ野球やきゅうドラフト会議かいぎの指名しめい候補こうほ選手せんしゅになった際さい、レギュラー獲えりへの不安ふあんからか、「中嶋なかじま選手せんしゅのいるオリックスだけは遠慮えんりょしたい」と語かたっていた。

最初さいしょに入団にゅうだんした阪急はんきゅうで、山田やまだ久志ひさし、佐藤さとう義則よしのり、今井いまい雄太郎ゆうたろうといったベテラン投手とうしゅ陣じんの薫陶くんとうを受うけた。

星野ほしの伸之のぶゆきは120km/h台だいの速球そっきゅうと80km/h台だいのスローカーブを武器ぶきにする投手とうしゅで、1990年ねん9月がつ20日はつかの対たい日本にほんハム戦たたかえ（東京とうきょうドーム）で星野ほしのが田中たなか幸雄ゆきおに投とうじたすっぽ抜ぬけたカーブを中嶋なかじまが右手みぎてで直接ちょくせつ捕と球たまし、星野ほしのを超こえる球速きゅうそくで返球へんきゅうしたことで失笑しっしょうが起おこった。ベンチに帰かえり星野ほしのは「素手すでで取とるなよ。ミットが動うごいてなかったぞ」と機嫌きげんを悪わるくしていたが、中嶋なかじまは「ミットが届とどかなかったんです」と誤魔化ごまかし事態じたいは収おさまった。

• 星野ほしのは後のちに著書ちょしょ『真まっ向こう勝負しょうぶのスローカーブ』でこのときの“素手すででキャッチ事件じけん”を振ふり返かえり、“今いまとなってはいい思おもい出でである”と述のべているほか、“中嶋なかじまはいい捕手ほしゅだった”とも述のべている。
• この「素手すでキャッチ」は星野ほしのが投球とうきゅう練習れんしゅうをする時ときにもしばしば見みられたことである。当時とうじは「星野ほしのが中嶋なかじまに投なげる球たまより、中嶋なかじまが星野ほしのに返かえす球たまの方ほうが速はやい」とまで言いわれていた。

「捕手ほしゅ＝巨漢きょかん・鈍どん足あし」といった従来じゅうらいのイメージを変かえた選手せんしゅの一人ひとりであり、オリックス時代じだいにはプロ野球やきゅう選手せんしゅを最初さいしょにアイドル的てきに扱あつかった雑誌ざっし・プロ野球やきゅうaiに特集とくしゅう記事きじが度々どど掲載けいさいされるほどであった。

西武せいぶ入団にゅうだん時じには松坂まつさか大輔だいすけが先発せんぱつする試合しあいの出場しゅつじょうが多おおかったが、松坂まつさかを大事だいじに育そだてる意向いこうだった当時とうじの首脳しゅのう陣じんは当時とうじの正せい捕手ほしゅだった伊東いとう勤つとむと組くませると松坂まつさかが乱調らんちょうだった試合しあいでは（松坂まつさかの責任せきにんにできない関係かんけい上じょう）伊東いとうの責任せきにんになってしまう、さりとて既すでに球界きゅうかいを代表だいひょうするキャッチャーでもあった伊東いとうの責任せきにんにもできないため、中嶋なかじまと組くませれば「全すべて中嶋なかじまが悪わるい」で済すませられるから松坂まつさかの女房にょうぼう役やくになったのではないかと述懐じゅっかいしている。
ただ、実際じっさいにはルーキーイヤーのオープン戦せんで当初とうしょ伊東いとうと組くんでいた松坂まつさかはうまく呼吸こきゅうが噛かみ合あわず精彩せいさいを欠かく場面ばめんが目立めだっていたが中嶋なかじまと初はじめて組くんだ試合しあいではそれまでと打うって変かわった投球とうきゅうをみせたことから「まだ新人しんじんの段階だんかいでは、リードどおりの投球とうきゅうを求もとめる伊東いとうよりも、松坂まつさかの調子ちょうしに応おうじてリードを組くみ立たてる中嶋なかじまのほうがうまく良よさを引ひき出だせるのでは」という西武せいぶ首脳しゅのう陣じん（とくに東尾ひがしお修おさむ監督かんとく）の判断はんだんもあったとされる。

普段ふだんは近視きんしのためコンタクトレンズを着用ちゃくようしているが、2005年ねんシーズンの一いち時期じきだけ眼鏡めがねを掛かけてプレーしていた。

2018年ねん限かぎりで北海道ほっかいどう日本にっぽんハムファイターズを退団たいだんしたが、その発表はっぴょうの日付ひづけが10月19日にちであった。日本にほんハム球団きゅうだんによれば「阪急はんきゅうブレーブスがオリックスに身売みうりすることが発表はっぴょうされた1988年ねん10月がつ19日にちから30年ねんを迎むかえ、最後さいごの阪急はんきゅう戦士せんしだった中嶋なかじまが阪急はんきゅうを引ひき継つぐオリックスへの復帰ふっきを手助てだすけするためにこの日ひに発表はっぴょうした」とのことである。

2007年ねんの一軍いちぐんバッテリーコーチ就任しゅうにん以降いこう選手せんしゅ登録とうろくはされていたものの、ほとんどコーチ専任せんにんであった。というのも、一軍いちぐんの本拠地ほんきょち（札幌さっぽろ）と二に軍ぐんの本拠地ほんきょち（鎌ケ谷かまがや）が地理ちり的てきにかけ離はなれており、たとえ一軍いちぐん捕手ほしゅにアクシデントがあっても二に軍ぐんから捕手ほしゅを緊急きんきゅうで一軍いちぐん昇格しょうかくさせることが難むずかしい状況じょうきょうであった。そこで、一軍いちぐんに常時じょうじ帯同たいどうしている中嶋なかじまは緊急きんきゅう昇格しょうかくに対応たいおうできる「保険ほけん」の役割やくわりを担になっていた。体力たいりょく的てきには既すでに限界げんかいであったが中なか々引退いんたいを認みとめて貰もらえず、2015年ねんに翌よく2016年ねんに北海道ほっかいどう新幹線しんかんせんが道みち南みなみまで開通かいつうすることが決きまり一軍いちぐん・二に軍ぐん間あいだの交通こうつう面めんが改善かいぜんされたことや、捕手ほしゅ登録とうろくされていた近藤こんどう健介けんすけが外野がいや手しゅへコンバートされたことで近藤こんどうの緊急きんきゅう時じの捕手ほしゅ起用きようが可能かのうとなったことにより、現役げんえき生活せいかつから解放かいほうされることとなった。

詳細しょうさい情報じょうほう

年度ねんど別べつ打撃だげき成績せいせき

年とし 度ど	球たま 団だん	試ためし 合ごう	打だ 席せき	打だ 数かず	得とく 点てん	安やす 打だ	二に 塁るい 打だ	三さん 塁るい 打だ	本ほん 塁るい 打だ	塁るい 打だ	打だ 点てん	盗ぬすめ 塁るい	盗ぬすめ 塁るい 死し	犠 打だ	犠 飛ひ	四よん 球たま	敬けい 遠とお	死し 球たま	三さん 振ふ	併 殺ころせ 打だ	打だ 率りつ	出で 塁るい 率りつ	長なが 打だ 率りつ	O P S
1987	阪急はんきゅう オリックス	2	2	2	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	2	0	.000	.000	.000	.000
1988		74	145	135	7	24	8	1	2	40	14	1	1	3	2	3	0	2	34	1	.178	.204	.296	.501
1989		121	373	320	31	75	9	2	5	103	26	2	2	15	1	35	0	2	67	6	.234	.313	.322	.635
1990		95	318	286	46	81	9	4	12	134	39	8	2	8	2	19	0	3	62	4	.283	.332	.469	.801
1991		129	471	430	49	109	22	3	12	173	48	4	5	7	1	30	0	3	85	3	.253	.306	.402	.708
1992		115	408	342	44	85	13	0	6	116	33	5	4	16	5	37	2	8	68	15	.249	.332	.339	.671
1993		55	174	148	7	22	3	0	0	25	4	1	1	8	0	16	0	2	41	5	.149	.241	.169	.410
1994		37	107	94	11	30	6	0	4	48	19	0	0	2	2	9	0	0	23	2	.319	.371	.511	.882
1995		101	345	303	33	81	13	1	3	105	33	0	1	7	2	33	1	0	61	8	.267	.337	.347	.684
1996		98	292	257	17	57	6	1	1	68	24	1	0	12	3	18	0	2	59	4	.222	.275	.265	.540
1997		73	195	169	15	37	6	0	2	49	14	2	2	9	0	14	0	3	44	4	.219	.290	.290	.580
1998	西武せいぶ	60	124	106	8	25	4	1	2	37	7	0	3	6	0	7	0	5	24	4	.236	.314	.349	.663
1999		72	193	155	10	30	4	0	0	34	16	2	1	12	5	20	0	1	31	8	.194	.282	.219	.501
2000		78	217	182	19	43	6	0	2	55	26	0	0	13	3	17	0	2	33	7	.236	.304	.302	.606
2001		65	154	123	7	25	6	0	1	34	14	0	1	15	2	14	1	0	34	4	.203	.281	.276	.557
2002		49	85	74	7	12	1	0	1	16	2	1	0	3	0	7	0	1	22	2	.162	.244	.216	.460
2003	横浜よこはま	19	60	56	4	12	1	0	0	13	3	0	0	1	0	2	0	1	10	2	.214	.254	.232	.486
2004	日本にほんハム	39	72	66	4	13	3	0	0	16	7	0	0	3	1	2	0	0	17	2	.197	.217	.242	.460
2005		79	186	171	8	32	4	0	1	39	11	0	0	7	1	7	0	0	38	4	.187	.218	.228	.446
2006		79	30	29	0	6	2	0	0	8	5	0	0	0	0	0	0	1	6	1	.207	.233	.276	.509
2007		60	15	15	1	1	0	0	1	4	3	0	0	0	0	0	0	0	5	0	.067	.067	.267	.333
2008		22	4	4	1	3	0	0	0	3	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.750	.750	.750	1.500
2009		3	4	3	1	1	0	0	0	1	0	0	1	1	0	0	0	0	1	0	.333	.333	.333	.667
2010		7	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	.000	.000	.000	.000
2011		10	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	----	----	----	----
2012		3	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	----	----	----	----
2013		2	2	2	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000	.000	.000
2014		1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	----	----	----	----
2015		2	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	----	----	----	----
通算つうさん：29年ねん		1550	3977	3473	330	804	126	13	55	1121	349	27	24	148	30	290	4	36	768	86	.232	.295	.323	.618

• 各かく年度ねんどの太字ふとじはリーグ最高さいこう、赤あか太字ふとじはNPBにおける歴代れきだい最高さいこう
• 阪急はんきゅう（阪急はんきゅうブレーブス）は、1989年ねんにオリックス（オリックス・ブレーブス）に球団きゅうだん名めいを変更へんこう

年度ねんど別べつ守備しゅび成績せいせき

年とし 度ど	球たま 団だん	捕手ほしゅ
		試ためし 合ごう	刺とげ 殺ころせ	捕と 殺ころせ	失しつ 策さく	併 殺ころせ	捕と 逸いっ	守もり 備 率りつ	企くわだて 図ず 数かず	許もと 盗ぬすめ 塁るい	盗ぬすめ 塁るい 刺とげ	阻 止とめ 率りつ
1987	阪急はんきゅう オリックス	2	4	0	0	0	0	1.000	0	0	0	----
1988		74	266	28	4	3	5	.987	30	17	13	.433
1989		120	619	58	9	13	6	.987	87	62	25	.287
1990		94	527	43	8	6	8	.986	59	41	18	.305
1991		128	739	77	10	11	11	.988	78	55	23	.295
1992		104	599	49	5	6	4	.992	64	41	23	.359
1993		55	308	33	3	1	2	.991	37	27	10	.270
1994		28	154	18	1	4	2	.994	27	20	7	.259
1995		96	611	59	7	7	4	.990	69	46	23	.333
1996		97	502	40	2	3	1	.996	63	50	13	.206
1997		66	313	37	9	4	0	.975	67	49	18	.269
1998	西武せいぶ	54	217	22	0	1	1	1.000	19	8	11	.579
1999		72	379	21	2	6	2	.995	29	17	12	.414
2000		72	413	39	3	6	5	.993	46	30	16	.348
2001		64	323	20	1	4	1	.997	29	18	11	.379
2002		48	195	14	0	1	1	1.000	11	6	5	.455
2003	横浜よこはま	19	121	4	0	1	1	1.000	16	15	1	.063
2004	日本にほんハム	37	118	13	1	0	4	.992	18	14	4	.222
2005		79	356	26	2	2	4	.995	44	32	12	.273
2006		78	141	7	0	1	0	1.000	10	8	2	.200
2007		60	76	2	0	0	1	1.000	3	3	0	.000
2008		22	21	0	0	0	0	1.000	1	1	0	.000
2009		3	7	2	0	0	0	1.000	2	2	0	.000
2010		7	8	0	0	0	0	1.000	0	0	0	----
2011		10	12	0	0	0	1	1.000	0	0	0	----
2012		3	5	0	0	0	0	1.000	1	1	0	.000
2013		2	2	1	0	0	1	1.000	1	1	0	.000
2014		1	0	0	0	0	0	----	0	0	0	----
2015		2	1	0	0	0	0	1.000	0	0	0	----
通算つうさん		1497	7037	613	67	82	65	.991	811	564	247	.305

• 太字ふとじ年ねんはゴールデングラブ賞しょうの受賞じゅしょう

表彰ひょうしょう

• ベストナイン：1回かい（捕手ほしゅ部門ぶもん：1995年ねん）
• ゴールデングラブ賞しょう：1回かい（捕手ほしゅ部門ぶもん：1989年ねん）
• 正力しょうりき松太郎まつたろう賞しょう：1回かい（2022年ねん）
• 月間げっかんMVP：1回かい（野手のて部門ぶもん：1991年ねん6月がつ）
• 最優秀さいゆうしゅうバッテリー賞しょう：1回かい（1995年ねん 投手とうしゅ：平井ひらい正史せいし）
• パ・リーグ 連盟れんめい特別とくべつ表彰ひょうしょう：3回かい（最優秀さいゆうしゅう監督かんとく賞しょう：2021年ねん - 2023年ねん）

記録きろく

初はつ記録きろく

• 初はつ出場しゅつじょう・初はつ先発せんぱつ出場しゅつじょう：1987年ねん10月がつ18日にち、対たい南海なんかいホークス26回戦かいせん（阪急はんきゅう西宮にしのみや球場きゅうじょう）、8番ばん・捕手ほしゅで先発せんぱつ出場しゅつじょう
• 初はつ安打あんだ：1988年ねん4月がつ30日にち、対たいロッテオリオンズ4回戦かいせん（阪急はんきゅう西宮にしのみや球場きゅうじょう）、3回かい裏うらに仁科にしな時成ときなりから
• 初はつ本塁打ほんるいだ・初はつ打点だてん：1988年ねん6月がつ22日にち、対たい西武せいぶライオンズ13回戦かいせん（西武せいぶライオンズ球場きゅうじょう）、9回かい表ひょうに森もり繁和しげかずからソロ
• 初はつ盗塁とうるい：1988年ねん7月がつ4日にち、対たい日本にっぽんハムファイターズ7回戦かいせん（東京とうきょうドーム）、7回かい表ひょうに二に盗とう（投手とうしゅ：西崎にしざき幸広ゆきひろ、捕手ほしゅ：田村たむら藤夫ふじお）

節目ふしめの記録きろく

• 1000試合しあい出場しゅつじょう：1999年ねん6月がつ26日にち、対たい福岡ふくおかダイエーホークス15回戦かいせん（西武せいぶドーム）、8番ばん・捕手ほしゅで先発せんぱつ出場しゅつじょう ※史上しじょう351人にん目め
• 1500試合しあい出場しゅつじょう：2007年ねん10月がつ2日にち、対たい東北とうほく楽天らくてんゴールデンイーグルス23回戦かいせん（フルキャストスタジアム宮城みやぎ）、8回かい裏うらに鶴岡つるおか慎也しんやに代かわり捕手ほしゅで出場しゅつじょう ※史上しじょう156人にん目め

その他たの記録きろく

• 一軍いちぐん実働じつどう年数ねんすう：29年ねん（1987年ねん - 2015年ねん） ※工藤くどう公こう康やすし・山本やまもと昌あきらと並ならび歴代れきだい1位いタイ（パ・リーグでの同どう28年ねんはリーグ記録きろく）
• 日本にっぽんシリーズに3球団きゅうだんで出場しゅつじょう・安打あんだ：2006年ねん10月がつ22日にち、中日ちゅうにちドラゴンズとの日本にっぽんシリーズ第だい2戦せん（ナゴヤドーム）、9回かい表ひょうに鈴木すずき義広よしひろから右前みぎまえ安打あんだで達成たっせい ※史上しじょう初はつ（3球団きゅうだんでの出場しゅつじょうは史上しじょう7人にん目め）、1・2球団きゅうだん目めはオリックス・西武せいぶ
• オールスターゲーム出場しゅつじょう：6回かい（1989年ねん - 1991年ねん、1995年ねん、1996年ねん、1999年ねん）

通算つうさん監督かんとく成績せいせき

年とし 度ど	球たま 団だん	順じゅん 位くらい	試ためし 合ごう	勝かち 利り	敗はい 戦せん	引 分ぶん	勝かち 率りつ	ゲ ｜ ム 差さ	本ほん 塁るい 打だ	打だ 率りつ	防ぼう 御お 率りつ	年とし 齡よわい
2020	オリックス	※6位い	67	29	35	3	.453	27.0	77	.247	3.97	51歳さい
2021		1位い	143	70	55	18	.560	-	133	.247	3.31	52歳さい
2022		1位い	143	76	65	2	.539	-	89	.246	2.84	53歳さい
2023		1位い	143	86	53	4	.619	-	109	.250	2.73	54歳さい
通算つうさん：4年ねん			496	261	208	27	.534	Aクラス3回かい、Bクラス1回かい

※1 2020年ねんは、西村にしむら徳いさお文ぶん監督かんとくが辞任じにんした後のち、8月がつ21日にちからシーズン終了しゅうりょうまで監督かんとく代行だいこう。

※2 太字ふとじは日本一にっぽんいち

背番号せばんごう

• 53（1987年ねん - 1988年ねん）
• 27（1989年ねん - 1997年ねん、2011年ねん - 2015年ねん）
• 5（1998年ねん - 1999年ねん）
• 22（2000年ねん - 2002年ねん）
• 35（2003年ねん）
• 32（2004年ねん - 2010年ねん）
• 72（2018年ねん）
• 78（2019年ねん - ）

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

• 個人こじん年度ねんど別べつ成績せいせき 中嶋なかじま聡さとし - NPB.jp 日本にっぽん野球やきゅう機構きこう
• 選手せんしゅの各国かっこく通算つうさん成績せいせき Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube