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境さかい貴雄たかお

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境さかい 貴雄たかお
生誕せいたん (1978-10-08) 1978年ねん10月8日にち（46歳さい）
日本の旗 日本にっぽん・東京とうきょう都と渋谷しぶや区く
教育きょういく 東京藝術大学とうきょうげいじゅつだいがく大学院だいがくいん
代表だいひょう作さく アズラー / AZURER
流派りゅうは 現代げんだい美術びじゅつ ファッション 写真しゃしん
運動うんどう・動向どうこう モキュメンタリー
公式こうしきサイト https://takaosakai.tumblr.com
選出せんしゅつ ビッグ・ブッキング・エンターテインメント (株式会社かぶしきがいしゃBBE)

境さかい 貴雄たかお（さかい たかお、1978年ねん10月8日にち - ）は、日本にっぽんの現代げんだい美術家びじゅつか、写真しゃしん家か、タレントである。芸能げいのうプロダクション「ビッグ・ブッキング・エンターテインメント (株式会社かぶしきがいしゃBBE)」所属しょぞく。横浜よこはま美術びじゅつ大学だいがく講師こうし。

東京とうきょう都と渋谷しぶや区く出身しゅっしん。1991年ねん、渋谷しぶや区立くりつ広尾ひろお小学校しょうがっこうを卒業そつぎょう。1994年ねん、渋谷しぶや区立くりつ広尾ひろお中学校ちゅうがっこうを卒業そつぎょう。1997年ねん、東京とうきょう都立とりつ羽田はた高等こうとう学校がっこう美術びじゅつコースを卒業そつぎょう。2005年ねん、東京藝術大学とうきょうげいじゅつだいがく美術びじゅつ学部がくぶデザイン科かを卒業そつぎょう。2007年ねん、同どう大学院だいがくいん美術びじゅつ研究けんきゅう科か修士しゅうし課程かていデザイン専攻せんこうを修了しゅうりょう。2007年ねんより小豆あずきを顔かおに付つけて髭ひげに見立みたてたファッション『AZURER (アズラー)』のディレクターを務つとめている。

活動かつどうの概要がいよう

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東京藝術大学とうきょうげいじゅつだいがくに在学ざいがく中ちゅうより和菓子わがしや小豆あずきを媒体ばいたいとした作品さくひんを発表はっぴょう。作品さくひんのジャンルは彫刻ちょうこく、写真しゃしん、映像えいぞう、パフォーマンス、タレント活動かつどうと多岐たきにわたっている。

2005年ねん(大学だいがく4年ねん次じ)に開催かいさいされたオオタファインアーツでの展覧てんらん会かいを機きに本格ほんかく的てきなアーティスト活動かつどうをスタート。テレビ番組ばんぐみやトークショーの出演しゅつえん、ラジオ番組ばんぐみのパーソナリティ、雑誌ざっしや新聞しんぶんの連載れんさい、伊勢丹いせたんやルミネといった商業しょうぎょう施設しせつでのイベント、ファッションブランドとのコラボレーションなど、アート界かいのみならず様々さまざまなメディアで活動かつどうしている。また、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、ソウル、台北たいぺい、台たい南みなみ、高雄たかお、屏へい東ひがしなど、世界せかい各地かくちで展覧てんらん会かいやアズラー撮影さつえい会かいを開催かいさいしている。

作品さくひんのモチーフとなる和菓子わがしは主おもに小豆あずき、餅もちや団子だんご、饅頭まんじゅうなどの素朴そぼくなもの、鯛たいや花はなを意匠いしょう化かした干菓子ひがしが中心ちゅうしんである。それらを装飾そうしょく的てきに貼はり付つけたり積つみ上あげたりする造形ぞうけいは、邪気じゃきを払はらう呪術じゅじゅつ的てきな意味いみから由来ゆらいし、社寺しゃじにて幸福こうふくを祈願きがんするため神仏しんぶつへ捧ささげる神饌しんせんや供きょう饌、滋賀しが県けんに伝つたわる民俗みんぞく宗教しゅうきょう行事ぎょうじオコナイからの影響えいきょうが大おおきい。小豆あずきや和菓子わがしをモチーフとした作品さくひんは「魔除まよけけの意匠いしょう」であり、差別さべつや暴力ぼうりょくのない世界せかいへの祈いのりが込こめられている。

代表だいひょう作さく

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アズラー / AZURER (2007年ねん - )

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小豆あずきを顔かおに付つけて髭ひげに見立みたてたファッション『AZURER (アズラー)』が日本にっぽんで流行りゅうこうしているという物語ものがたりを視覚しかく化かさせるために、ポートレートとテキストで構成こうせいされているモキュメンタリー。2007年ねんよりポートレートの撮影さつえいを開始かいしし、現在げんざいまでにモデルとして参加さんかした人数にんずうは5000名めいを超こえている。被写体ひしゃたいは国籍こくせき・人種じんしゅ・民族みんぞく・宗教しゅうきょう・ジェンダー・年齢ねんれい・職業しょくぎょうを問とわず、一般人いっぱんじんの他ほかに多数たすうの芸能人げいのうじんや著名ちょめい人じんも参加さんかしている。被写体ひしゃたいとのコミュニケーションや対話たいわを重視じゅうしし、現代げんだいにおける「魔除まよけけの肖像しょうぞう」として差別さべつや暴力ぼうりょくのない世界せかいへのメッセージが込こめられている。

J-SWEETS (2003年ねん - )

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和菓子わがしをモチーフとした立体りったい作品さくひんのシリーズ。『アズラー』も元々もともとはこのシリーズから発展はってんした経緯けいいがある。韓国かんこくの美術館びじゅつかんGana Art Center、JangHeung Art Park、日本にっぽんの現代げんだいアートコレクター高橋たかはし龍太郎りゅうたろうの高橋たかはしコレクションにも作品さくひんが収蔵しゅうぞうされている。

小豆あずきの生活せいかつ / A LIFE OF AZUKI (2012年ねん - )

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クラウドファンディングの手法しゅほうを用もちいたプロジェクト。資金しきん提供ていきょう者しゃから私物しぶつを預あずかり、私物しぶつの表面ひょうめんに小豆あずきを埋うめ尽つくし、オーダーメイド作品さくひんとして仕上しあげるもので、完成かんせい作品さくひんの画像がぞうと私物しぶつにまつわるテキストがウェブサイトに公開こうかいされている。[1] 2013年ねん9月がつには同どうプロジェクトを伊勢丹いせたん新宿しんじゅく本店ほんてんとの共同きょうどう企画きかく『パーソナル アート パトロン プロジェクト』として立たち上あげた。[2]

アズラーのモデルになった著名ちょめい人じん

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作風さくふうについて

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デザイン科か出身しゅっしんの影響えいきょう

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アート業界ぎょうかい以外いがいのメディアで活動かつどうすることが多おおい自身じしんの立たち位置いちについて、2011年ねんにMAGIC ROOM???で開催かいさいされたトークショーの中なかで「美術びじゅつをやっていない一般いっぱんの人ひとに、どうやって分わかりやすく簡潔かんけつに伝つたえるか、ということをデザイン科かで鍛きたえられた」「デザイン的てきな考かんがえ方かただったり、プレゼンテーションということが常つねに頭あたまの中なかにある」と語かたっている。アズラーの表現ひょうげん方法ほうほうについては「アズラーは写真しゃしん作品さくひんとして発表はっぴょうしている訳わけじゃない」「ギャラリーで展示てんじして、発表はっぴょうして作品さくひんを売うるってイメージは全まったくなくて、モデルさんの依頼いらいが来きて、撮とりに行いって、初はじめて出会であった人ひとと交流こうりゅうがあって、コミュニケーションが生うまれて、モデルさんは最終さいしゅう的てきに作品さくひんとして残のこる。そのプロセス含ふくめて作品さくひんという感覚かんかく」と語かたっており、写真しゃしん表現ひょうげんが目的もくてきではなく、あくまでもプロジェクト全体ぜんたいが作品さくひんであることを強調きょうちょうしている。また、表現ひょうげん方法ほうほうで気きになるアーティストはいますか？の質問しつもんに対たいして「立たち位置いち的てきにうらやましいのは宇川うがわ直宏なおひろさん」と答こたえている。

2011年ねんのウワサノネのインタビューでは「大学だいがく入はいってデザインの課題かだいでも、あえてデザインの答こたえ方かたをしなかった。いわゆる優等生ゆうとうせい的てきな答こたえじゃなくて、かといってひねくれすぎず、うまく課題かだいをこなしつつ他たの人ひとにない切きり口くちを狙ねらっていた。そういう意識いしきがデザイン科かで養やしなわれた」「デザイン科かの環境かんきょうの中なかで、デザインじゃないことをいかに説得せっとく力りょくをもって話はなすか、これが今いまの基礎きそになってる」と大学だいがく時代じだいを振ふり返かえっている。[3]

2012年ねんのマイクロメセナのインタビューでは、今後こんごの展望てんぼうについて「自分じぶんはデザイン科か出身しゅっしんということもあり、広告こうこく、雑誌ざっし、映像えいぞう、ファッション、舞台ぶたい、イベント等とう、あらゆる媒体ばいたいとのコラボレーションにも柔軟じゅうなんに対応たいおうします」と答こたえている。[4]

2006年ねんのCINRAのインタビューでは「僕ぼくの作品さくひんってジャンルがよくわからないんですよ。確たしかに立体りったい作品さくひんだけど彫刻ちょうこくかといわれると、そうでもないし、かといって工芸こうげいかといわれるとそれほど職人しょくにん的てきじゃない。芸大げいだいって伝統でんとうがあるだけに、色々いろいろと制作せいさくにも制限せいげんが出でてきたりするんです。でもデザイン科かだということで、そういう位置付いちづけしにくい作品さくひん制作せいさくも許ゆるされているのかもしれないですね」と語かたっている。[5]

肩書かたがきについて

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これまでに現代げんだい美術家びじゅつか、クリエイティブ・ディレクター、工作こうさく和菓子わがし職人しょくにん[注釈ちゅうしゃく 1]などを名乗なのったことがあり、紹介しょうかいされるメディアや状況じょうきょうによって肩書かたがきを使つかい分わけている。アズラーの活動かつどうが中心ちゅうしんになってからは「アズラー(AZURER) ディレクター」と名乗なのり、アズラーに関かんする全すべてのディレクションを境さかいが一人ひとりで行おこなっている。また、アーティスト名めいは境さかい貴雄たかおの他ほかに、ザ☆グレート甘あまいマスクマン、さかい菓子かし総そう本家ほんけ[6]、AZUHALA (アズハラ)[7]など別べつ名義めいぎで活動かつどうしたこともある。

2012年ねんに写真しゃしんイベントPHOTOGRAPHERS SUMMIT 9へ出演しゅつえんした際さい、自身じしんのプレゼンテーションの冒頭ぼうとうで「僕ぼくは写真しゃしん家かではありません。肩書かたがきは現代げんだい美術家びじゅつかです」と語かたり、写真しゃしん家かと呼よばれることを否定ひていした。

自身じしんのTwitterでは「自分じぶんはアズラーのポートレートを撮影さつえいしているけど写真しゃしん家かではない。立体りったい作品さくひんを作つくっているけど彫刻ちょうこく家かではない。デザイン科か出身しゅっしんだけどデザイナーにはならなかった。どこにも属ぞくしてはいないし、すごく中途半端ちゅうとはんぱな人間にんげんだけど、そんな立たち位置いちは嫌きらいじゃない」と呟つぶやき、ジャンルレスな自身じしんの立たち位置いちを強調きょうちょうした。[自社じしゃ 1]

電気でんきグルーヴと伊集院いじゅういん光ひかりからの影響えいきょう

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電気でんきグルーヴのデビュー当時とうじからのファンであると公言こうげんし、2006年ねんのCINRAのインタビューでは、"シニカルな笑わらい"の性質せいしつを含ふくむ自身じしんの作風さくふうについて、中学生ちゅうがくせいの頃ころに聞きいていたAMの深夜しんやラジオ番組ばんぐみ『電気でんきグルーヴのオールナイトニッポン』と『伊集院いじゅういん光ひかりのOh!デカナイト』に起源きげんがあり、「深夜しんやラジオの価値かち観かんが今いまのアイデンティティーのすべてを決定けっていしてしまっている」「カセットテープに録音ろくおんして、テープが擦すり切きれるくらい何なん度ども何なん度ども、繰くり返かえし聴きいていました」と発言はつげんしている。[自社じしゃ 2] 雑誌ざっしMySpace From JP.[自社じしゃ 3]やアメリカのウェブサイトART RANTのインタビュー[8]では、影響えいきょうを受うけたアーティストとして電気でんきグルーヴの名前なまえを挙あげ、自身じしんのTwitterでは「いつか電気でんきの2人ふたりをアズラーにするのが夢ゆめです」と呟つぶやいたことがある。[自社じしゃ 4] ピエール瀧たきがパーソナリティを務つとめていたラジオ番組ばんぐみ『小島こじま慶子けいこ キラ☆キラ』では、アズラーについて紹介しょうかいされたこともある。[自社じしゃ 5]

電気でんきグルーヴの影響えいきょうによるテクノ好すきとしても知しられ、石野いしの卓球たっきゅうが主催しゅさいしている屋内おくないレイヴWIREは1999年ねんより皆勤かいきん賞しょうであると本人ほんにんが公言こうげんしている。[自社じしゃ 6] また、電気でんきグルーヴのアルバム『人間にんげんと動物どうぶつ』に収録しゅうろくされたWIRE12のライブDVDを観みた境さかいは、自身じしんが映うつっていることを発見はっけんし「ヤバい！！WIREのライヴDVDに映うつってたww」とTwitterで呟つぶやいている。[自社じしゃ 7]

天久あめく聖一せいいちとタナカカツキからの影響えいきょう

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漫画まんが家かの天久あめく聖一せいいちについて、自身じしんのTwitterで「バカドリルや味あじ写うつし、電気でんきグルーヴのPVなど、天久あめく氏しの作品さくひんから受うけた影響えいきょうもかなり大おおきい」[自社じしゃ 8]「天久あめく氏しをいつかアズラーにするのも夢ゆめです」[自社じしゃ 9] と呟つぶやいている。

2011年ねんにロンドンのICN galleryで開催かいさいされた展覧てんらん会かい[9]で一緒いっしょに参加さんかしていた漫画まんが家かのタナカカツキについては、同おなじくTwitterで「バカドリルで育そだった僕ぼくとしては、タナカカツキ氏しと一緒いっしょに名前なまえが載のることだけでも感慨深かんがいぶかい」と呟つぶやいている。[自社じしゃ 10]

エピソード

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マニュエル・ゲッチングとの交流こうりゅう

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2008年ねん8月がつに開催かいさいされた野外やがいテクノフェスティバル「METAMORPHOSE08」の出演しゅつえんのために来日らいにちしたクラウトロックのマニュエル・ゲッチング & アシュラをモデルに、ライヴ終了しゅうりょう後ごのバックステージにてアズラーを撮影さつえいする。きっかけは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスのMySpaceで、マニュエルと境さかいが交流こうりゅうを持もったことが始はじまりである。メールのやりとりを繰くり返かえし、来日らいにちの際さいに会あう約束やくそくをして、バックステージでの撮影さつえいに至いたった。現在げんざいもアシュラのメンバーとは交流こうりゅうがあり、ドラマーのハラルド・グロスコフの公式こうしきサイトでは、境さかいが撮影さつえいしたポートレートが掲載けいさいされている。

2010年ねん9月がつの「METAMORPHOSE10」では、マニュエルと共ともに来日らいにちしたゴングやシステム7のスティーヴ・ヒレッジ、フリージャズのギタリストであるエリオット・シャープ、バンドCarsick Carsのチャン・ショウワン、マニュエルの妻つまでドキュメンタリー映画えいが監督かんとくのイロナ・ジオクをモデルに、バックステージで再ふたたびアズラーの撮影さつえいをした。[自社じしゃ 11]

世界せかい初はつ、Twitterからの落札らくさつ

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2010年ねん2月がつに株式会社かぶしきがいしゃロフトワークの設立せつりつ10周年しゅうねん記念きねんパーティで開催かいさいされたシンワアートオークションの協力きょうりょくによるチャリティーオークションにて、境さかいの作品さくひんが世界せかいで初はじめてTwitterから落札らくさつされた。このオークションの模様もようはUstreamで生なま中継ちゅうけいされた。[10]

ファッション業界ぎょうかいとの仕事しごと

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2011年ねん1月がつにアクセサリーブランドdicokick、同年どうねん6月がつにアクセサリーブランドROTARI PARKERとのコラボレーションで、アズラーのポートレートが発表はっぴょうされた。

2013年ねん3月がつに東京とうきょうコレクションで発表はっぴょうされたファッションブランドJUN OKAMOTOの2013-2014 A/W COLLECTIONファッションショーで使用しようする靴くつ『coffee beans shoes』のアートワークを境さかいが担当たんとう。ファッションデザイナー岡本おかもと順じゅんが作つくったストーリー『コーヒーが嫌きらいな彼女かのじょの為ための甘あまい朝食ちょうしょく』に合あわせて、コーヒー豆まめをモチーフに制作せいさくされた。[自社じしゃ 12] 同年どうねん5年ねんにシンガポールで開催かいさいされたアジア最大さいだいの[要よう出典しゅってん]ファッションフェスティバルAudi Fashion Festivalにて再ふたたびファッションショーが行おこなわれ、『coffee beans shoes』が海外かいがいで初はつ披露ひろうされた。[11] また、シンガポールのテレビ番組ばんぐみの司会しかい者しゃアニータ・カプールはファッションショーのレポートで「Gotta have those coffee-bean shoes」とコメントしている。[12] 小豆あずきではなくコーヒー豆まめをモチーフに制作せいさくしたことについて境さかいは「実じつは小豆あずきとコーヒー豆まめは切きっても切きれない関係かんけいなのです。皆みなさんはご存知ぞんじでしょうか。昭和しょうわ20年代ねんだいの日本にっぽんでは、コーヒー豆まめの輸入ゆにゅう量りょうが少すくなかったため、コーヒー豆まめの代かわりに風味ふうみの近ちかい小豆あずきを混まぜ、量りょうを増ふやしていた歴史れきしがあります。また、現在げんざいでも代用だいようコーヒーとして、小豆あずきの粉末ふんまつを用もちいたヤンノーが飲のまれています。砂糖さとうの代かわりに甘あまく煮にた小豆あずきを入いれて、コーヒーを飲のませる喫茶店きっさてんがあるほど相性あいしょう抜群ばつぐんなのです。つまり、小豆あずきとコーヒー豆まめは固かたい絆きずなで結むすばれているのです」とコメントしている。[自社じしゃ 13]

2014年ねん9月がつに国立こくりつ代々木よよぎ競技きょうぎ場じょうで開催かいさいされたアッシュ・ペー・フランスが主催しゅさいする日本にっぽん最大さいだい規模きぼの[要よう出典しゅってん]ファッション合同ごうどう展示てんじ会かい『rooms 29』にてゲストアーティストとして招待しょうたいされ、企画きかく展てんとアズラー撮影さつえい会かいを実施じっしした。アズラー撮影さつえい会かいにはロンドンブーツ1号ごう2号ごうの田村たむら淳あつしが参加さんかし、田村たむらのインスタグラムにアズラーの姿すがたを投稿とうこうした。[13]

2023年ねん6月がつに台湾たいわんのアパレルブランドWODENとコラボレーションし、境さかいのアートワークを使用しようした商品しょうひん「WODEN × AZURER 2023 SPRING & SUMMER COLLECTION」を発表はっぴょう。Ｔてぃーシャツ、ベスト、ルーズシャツとショートパンツのセットアップ、キャップ、ソックスなどのファッションアイテムから、お香こう立だて、ビールグラス、インスタントカメラなどのオリジナルグッズ、WODENの商品しょうひんに小豆あずきを施ほどこした限定げんてい作品さくひんが発売はつばいされた。[14]

商業しょうぎょう施設しせつでアズラー撮影さつえい会かい

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2011、2012、2017年ねんに恵比寿えびすガーデンプレイス、2013年ねんにルミネ横浜よこはま店てん、伊勢丹いせたん新宿しんじゅく本店ほんてん、2015年ねんに二子ふたご玉川たまがわライズ、2016年ねんにカワイイモンスターカフェ、2018年ねんに台北たいぺいのSOGO百貨ひゃっかでアズラー撮影さつえい会かいを開催かいさいした。伊勢丹いせたん新宿しんじゅく本店ほんてんではコム・デ・ギャルソンとアンダーカバーのショップの間あいだに撮影さつえいブースを設もうけたが、そのことについて境さかいは「架空かくうのファッションが、リアルなファッションと交まじわる瞬間しゅんかん」とコメントしている。

ハラサオリとの共とも作さくAZUHALA (アズハラ)

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2012年ねんにダンスパフォーマーのハラサオリとの共とも作さく「AZUHALA (アズハラ)」の活動かつどうを開始かいし。同年どうねん8月がつに開催かいさいされたハラサオリの舞台ぶたい公演こうえんHALASAORI Dance Copmany vol.0の終了しゅうりょう後ご、ステージ上じょうにて公開こうかい制作せいさくを行おこなう。アズラーになってダンスを披露ひろうするハラサオリの映像えいぞうを境さかいが撮影さつえいし、同年どうねん10月がつにウェブサイトで映像えいぞう作品さくひん2点てんが公開こうかいされた。演奏えんそう者しゃとして小田おだ朋美ともみ(ピアノ)、松岡まつおか美弥子みやこ(ピアノ)、田中たなか教きょう順じゅん(ドラム)も参加さんかし、アズラーの被写体ひしゃたいになった。[7]

ラジオ番組ばんぐみのパーソナリティ

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2013年ねん7月がつからラジオNIKKEI第だい2で放送ほうそうが始はじまったラジオ番組ばんぐみ『Groovin’× Groovin’』に、境さかいが帯おび番組ばんぐみのパーソナリティとしてレギュラー出演しゅつえん。境さかい貴雄たかおやアズラーの概要がいよう、小豆あずきや和菓子わがしがモチーフとなった経緯けいいについてフリートークをした。[自社じしゃ 14]

ニューヨークでイベント開催かいさい

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2014年ねん3月がつにニューヨークでアズラーのイベント『Discovery New York City as an Azurer』を開催かいさい。アッシュ・ペー・フランスが運営うんえいしているhpgrp GALLERYにてアズラー撮影さつえい会かいを実施じっしし、約やく130名めいのニューヨーカーを撮影さつえいした。帰国きこく後ごのインタビューで境さかいは「ニューヨークでのアズラーの反応はんのうは予想よそう以上いじょうのもので、小豆あずきのヒゲを付つけて撮影さつえいしませんか？との誘さそいに対たいして Sure! と即答そくとうで参加さんかしてくれる方々かたがたばかり。これは日本にっぽんでは考かんがえられない反はん応おうの良よさで、とても驚おどろきました」と感想かんそうを語かたっている。[15]

略歴りゃくれき

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受賞じゅしょう

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作品さくひん収蔵しゅうぞう先さき

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イベント

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展覧てんらん会かい

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脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 東京藝術大学とうきょうげいじゅつだいがくに在学ざいがく中ちゅうの名刺めいしには、工作こうさく和菓子わがし職人しょくにんと表記ひょうきされたものがあった。

出典しゅってん

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  1. ^ MICROMECENAT "A life of Azuki by Takao Sakai" (2012年ねん)
  2. ^ パーソナル アート パトロン プロジェクト (2013年ねん)
  3. ^ ウワサノネ 境さかい貴雄たかおインタビュー (2011年ねん10月がつ 掲載けいさい)
  4. ^ マイクロメセナ 境さかい貴雄たかおインタビュー (2012年ねん9月がつ 掲載けいさい)
  5. ^ cinra UV vol.2 境さかい貴雄たかおインタビュー (2006年ねん11月15日にち 掲載けいさい)
  6. ^ SICF7 (2006年ねん5月がつ2日にち-3日にち 開催かいさい)[リンク切きれ]
  7. ^ a b パフォーマー兼けん映像えいぞう作家さっかのハラサオリとの共とも作さく ハラサオリのウェブサイトHALASAORI.COM[リンク切きれ]
  8. ^ ART RANT Takao Sakai Interview (2009年ねん7月がつ31日にち 掲載けいさい)
  9. ^ "OHAKO" ICN gallery (2011年ねん9月がつ8日にち - 10月19日にち 開催かいさい)
  10. ^ ロフトワーク×シンワアートオークションによるチャリティーオークション (2010年ねん2月がつ25日にち 開催かいさい)
  11. ^ ウェブサイトShentonistaより (2013年ねん5月がつ20日はつか 掲載けいさい)
  12. ^ Photo by anitakapoor • Instagramより (2013年ねん5月がつ19日にち 掲載けいさい)
  13. ^ 田村たむら淳あつしInstagramより (2014年ねん9月がつ10日とおか 掲載けいさい)
  14. ^ WODEN公式こうしきサイトより (2023年ねん6月がつ 掲載けいさい)
  15. ^ NEW CITY ART FAIR New York 2014 (2014年ねん3月がつ 開催かいさい)
自社じしゃ資料しりょう
  1. ^ Twitter @takao_sakai (2012年ねん4月がつ19日にち 掲載けいさい)
  2. ^ cinra UV vol.2 境さかい貴雄たかおインタビュー (2006年ねん11月15日にち 掲載けいさい)
  3. ^ MySpace From JP. 創刊そうかん準備じゅんび号ごう (2009年ねん3月がつ 発行はっこう)
  4. ^ Twitter @takao_sakai (2012年ねん8月がつ29日にち 掲載けいさい)
  5. ^ ラジオ紹介しょうかい『小島こじま慶子けいこ キラ☆キラ』(2011年ねん4月がつ21日にち OA)
  6. ^ Twitter @takao_sakai (2012年ねん8月がつ25日にち 掲載けいさい)
  7. ^ Twitter @takao_sakai (2013年ねん2月がつ26日にち 掲載けいさい)
  8. ^ Twitter @takao_sakai (2012年ねん4月がつ19日にち 掲載けいさい)
  9. ^ Twitter @takao_sakai (2012年ねん9月がつ18日にち 掲載けいさい)
  10. ^ Twitter @takao_sakai (2011年ねん7月がつ18日にち 掲載けいさい)
  11. ^ METAMORPHOSE バックステージの様子ようす (2008年ねん8月がつ24日にち、2010年ねん9月がつ4日にち 開催かいさい)
  12. ^ JUN OKAMOTO 2013-2014 A/W COLLECTIONのアーカイブ映像えいぞう
  13. ^ Facebook 境さかい 貴雄たかお (2013年ねん3月がつ26日にち 掲載けいさい)
  14. ^ ラジオ出演しゅつえん『Groovin’×Groovin’』(2013年ねん7月がつ22日にち-26日にち OA)

外部がいぶリンク

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