少女 ファイト
ジャンル | バレーボール |
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イブニング →コミックDAYS | |
レーベル | |
イブニング: 2006 コミックDAYS: 2023 | |
OVA | |
キャラクターデザイン | |
アニメーション |
Production I.G |
2009 | |
その |
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テンプレート - ノート | |
プロジェクト | |
ポータル |
『
概要
[2005
ブロスコミックアワード2008
あらすじ
[アメリカに
その
登場 人物
[※
※キャストはドラマCD
私立 黒 曜谷高等 学校
[主要 人物
[大石 練 (おおいし ねり)声 -水樹 奈々 主人公 。黒 曜谷高校 スポーツ科学 科 1年 女子 。4月 27日 生 まれ、身長 158センチメートル、体重 49キログラム。ポジションはウイングスパイカー。旭 谷 小学校 、私立 白雲山 学園 中等 部 を卒業 後 、私立 黒 曜谷高校 にスポーツ特待 生 として進学 。長身 ではないが、人並 み外 れた運動 神経 を持 ち、体 幹 の強 さ、体 の柔軟 性 や関節 可動 域 も突出 している。持久 力 も十分 だが、公式 戦 で本気 でプレーし過 ぎると帰宅 後 に疲労 でダウンすることがある。勉強 は苦手 だが記憶 力 は目覚 ましく、小学生 時 に一 度 対戦 しただけの延友 厚子 や早坂 奈緒 のプレースタイル、さらにその時 の対戦 スコアまで記憶 していたことで周囲 を驚 かせる。しかし映像 で記憶 するタイプのため、小学校 のクラスメイトであった小田切 学 のことは(再会 した際 に学 の容姿 が全 く変 わっていたため)同 一人物 であると知 らされるまで気付 いていなかった。旭 谷 小 時代 の心 的 外傷 が原因 となり、高校 入学 当初 も本気 でのプレーを躊躇 していたが、仲間 らの支 えで精神 的 に成長 してゆく。しかし旭 谷 小 時代 の元 チームメイトと対峙 した際 などに動揺 するケースが数 あり、笛 子 や由良 木 政子 も「メンタル面 」を練 の課題 として挙 げる。また敵 味方 にかかわらず、他者 が自身 の琴線 に触 れるプレーをすると試合 中 であっても見 とれて集中 力 を失 い、その選手 の一挙一動 に没頭 するという悪癖 がある[注釈 3]。滋 を好 いており自 ら告白 もするが、小学生 時代 に姉 の真理 が滋 とキスをしている場面 を目撃 したこともあり、滋 の本心 は図 りかねている。実家 は銭湯 を営 んでおり、真理 の死後 は父 ・母 との3人 暮 らしで、「ニコ」という猫 を飼 っている。姉 の形見 である四 つ葉 のクローバー型 のネックレスを試合 時 以外 は身 に付 けている。ミニチュア模型 の収集 ・製作 という趣味 も持 つ。- ネーミングは「
多 い試練 」からで、第 1話 のサブタイトルにもなっている。 式 島 滋 (しきしま しげる)声 -中村 悠一 黒 曜谷高校 スポーツ科学 科 2年 男子 。大石 家 の向 かいに住 んでいる練 の幼馴染 で、未散 の兄 。ポジションはセッター。容姿 は父親 似 。父母 弟 との4人 暮 らし。目 が悪 いため眼鏡 をかけている。実家 はスポーツ整体 で有名 な式 島 整骨 院 。跡取 りとして厳格 に育 てられ、マッサージや選手 の体調 管理 などを行 なうトレーナーとしての力量 は高校生 ながらプロ級 。父親 から施術 の手技 や日常 の作法 に至 るまで、さまざまなことを厳 しく躾 られているが、それは嫡男 だからという理由 ではなく、同 じ遺伝 性 疾患 である網膜 色素 変性 症 を患 っていることからの経験 的 なことから来 る教育 である。旭 谷 小 時代 は男子 バレー部 でキャプテンを務 める。練 が嫌 っていた黒 曜谷高校 へ進学 したことから、練 には「(滋 の)高校 卒業 まで会 わない」と言 い渡 されていた。練 の飴屋 中学 との練習 試合 を観戦 し、再会 する。そして中等 部 を実質 退学 となった練 を黒 曜谷高校 へと勧誘 する。高校 1年 時 は男子 バレー部 の正 セッターとして春 高 準 優勝 に貢献 するが、練 の入学 およびバレー部 入部 と時 を同 じくして男子 バレー部 を退 部 し、女子 バレー部 の専属 トレーナー兼 マネージャーとなる。性格 はいたって真面目 で合理 主義 的 。学 や未散 に練 とのキスを見 られて以降 は周囲 公認 の恋仲 になるが、自身 が抱 える眼 の疾患 を憂慮 し、練 に対 して正式 に交際 を申 し込 んだことはない。他人 にそっけない態度 から、未散 には「人 を声 で見分 けていて顔 は見 ていない」と冗談 めかして言 われるが、練 の顔 はよく見 ている。普段 は謙虚 で常 に冷静 沈着 だが、練 のことになると冷静 ではいられなくなることも多 く、練 の異変 に気付 くや否 や練 のもとに向 かったり、練 に他 の男 が近 づくと眉間 にしわを寄 せたり、強引 に練 にキスをしたりする。小田切 学 (おだぎり まなぶ)声 -能登 麻美子 黒 曜谷高校 スポーツ科学 科 1年 女子 。6月30日 生 まれ、身長 178センチメートル、体重 61キログラム。旭 谷 小学校 、旭 谷中 学校 を卒業 後 、私立 黒 曜谷高校 へと進学 。小学生 時代 に、肥満 を理由 にクラスメイトにいじめられているところを練 に叱咤 激励 されて以来 ずっと練 に憧 れ、尊敬 している。中学 入学 直後 に原因 不明 の高熱 で1週間 寝込 んだ際 に、肥満 体形 から現在 の体形 になる。身長 は現在 も伸 びている様子 。趣味 は漫画 (執筆 ・読書 いずれも)。当初 はいじめからの逃避 手段 としての漫画 執筆 であったが、練 を理解 するために彼女 を主人公 にしたバレー漫画 を描 くようになっていき、漫画 家 を志望 するようになる。ただし、絵 は下手 。学業 成績 は非常 に優秀 で、中学 では首席 。高校 受験 直前 になっても授業 中 に漫画 を描 いているが、日本 でも有数 の難関 校 である開 布 高校 の受験 を薦 められるほどの成績 。- バレーボールはもとより
運動 部 への所属 経験 すらなかったが、黒 曜谷高校 のスポーツ科学 科 に一般 受験 で入学 し、偶然 にも再 び練 とクラスメイトになる。入試 で1位 だったことで、スポーツ科学 科 の生徒 にもかかわらず入学 式 で総代 を務 める。漫画 執筆 の参考 にするためマネージャーとしてバレー部 に入部 するつもりでいたが、マネージャーは滋 で決定 していたこと、当期 の部員 総数 が最大 10人 に制限 されたこと、練 に「経験 より目的 [7]がはっきりしてる奴 が優先 」と言 われたことで、選手 としての入部 を決意 する。完全 初心者 ながらセッターを任 され、運動 神経 は鈍 いが高 身長 と状況 把握 に優 れる頭脳 を持 ち合 わせていることから、笛 子 や犬 神鏡 子 に高 く評価 される。チームメイトとの実力 ・経験 の差 を少 しでも埋 めるべく、激 しく自 らを追 い込 んで修練 を重 ねてゆく。 入部 を機 に髪型 をショートに変 え[注釈 4]、バレーの際 は眼鏡 からコンタクトレンズに切 り替 える。箸 は左利 きで、鉛筆 は右 利 き。頭脳 だけではなく、優 しく豊 かな人間 性 も持 ち合 わせている。加 えて場 の空気 や他人 の気持 ちを推 し量 る能力 に長 けており、他者 が悩 んでいる際 には的確 なアドバイスを与 えることが多 い。練 や未散 をはじめとして、真理 を知 る人 たちは学 の内面 や本質 に「真理 と同 じなにか」を感 じ取 る。家族 構成 は、父 ・母 ・弟 の4人 暮 らし。容姿 は父親 似 。未散 と共通 した大切 な存在 である練 を守 るために、形式 的 に未散 と付 き合 い始 める。式 島 未散 (しきしま みちる)声 -鈴村 健一 黒 曜谷高校 スポーツ科学 科 1年 男子 。練 の幼馴染 で、滋 の弟 。ポジションは兄 と同 じくセッター。容姿 は母親 似 。滋 と違 い放任 されて育 てられ、中学 時代 は(引 きこもりとは反対 の)「出 ずっぱり」の不 登校 児 だった。同級生 や教師 からはことあるごとに出来 の良 い兄 と比較 されるが、兄 が家 で強 いられている苦労 を知 っており、そのことで不満 は抱 いてはいない。部員 の不 真面目 さに嫌気 が差 し、3年生 のときに中学校 のバレーボール部 を退 部 したが、地域 のバレーボールサークルで引 き続 きバレーボールを続 けており、サークルでは由良 木 龍馬 に鍛 えられる。学業 が満足 でなく高校 の進学 先 が決 まっていなかったが、三國 智之 の強 い推薦 もありバレー部 を退 部 する滋 に代 わるセッター候補 としてスポーツ特待 生 で黒 曜谷高校 へ入学 する。練 を好 いているが、何 でも自分 に譲 る兄 の本当 に大切 なもの(練 )は奪 わないと誓 い、自 ら練 とは距離 を取 る。未散 が練 を好 いていることは滋 も察 しているが、滋 との間 には練 に対 する想 いに関 して口 に出 してはいけないという不文 律 があると言 う。小学生 のころ、居眠 りしている練 に思 わずキスをし、それを隆子 に見 られたあげく写真 に撮 られ、脅 されて交際 を強 いられていた。隆子 は中学 に進学 する前 に海外 に移住 したが、隆子 のことが心 の傷 となり中学 時代 にはあまり学校 へ行 かず、遊 び歩 いていた。そのため、不良 にも顔 が利 き、社交 術 にも長 けている。自分 に偏見 を抱 いていた学 の母親 と、引 きこもり状態 の弟 にも、いとも容易 く自分 に心 を開 かせる。小 ・中 ・高校 とも同 じ学校 である学 とは仲 が良 い。練 と滋 に配慮 するため、また隆子 からの再 交際 の申 し込 みを断 る口実 にするために学 と形式 的 に交際 するようになるが、のちに学 に夢中 になる。滋 が自 らプレーヤーを引退 した理由 、また日頃 から父親 に厳 しく育 てられていた理由 が、遺伝 性 疾病 による失明 の可能 性 にあったことを知 り、ショックを受 ける。
黒 曜谷ストレイドッグス
[犬 神 鏡子 (いぬがみ きょうこ)声 -大原 さやか黒 曜谷高校 スポーツ科学 科 2年 。6月12日 生 まれ、身長 173センチメートル、体重 59キログラム。キャプテンでポジションはセッター。容姿 は母親 似 。基本 的 にマイペースな性格 。母親 が黒 曜谷高校 の理事 長 であることから、「多少 のおねだりは利 く」というが、女子 バレー部 メンバーの赤 点 には手心 を加 えられることはない。高 いセットアップ技術 を持 ち、チームメンバー全員 の最高 到達 点 や踏 み切 り位置 の癖 も把握 しているが、虚弱 体質 で喘息 を患 っており、全力 でのプレーは1ローテーション程度 しか持 たない。そのため、試合 では重要 な場面 にしか出場 しない。喘息 が発症 した場合 を考 えて、学校 ではあまり練習 は行 わずに自宅 の体育館 で沙羅 と行 うが、人知 れず練習 していることは公 にはしていない。体 の柔軟 性 はチーム内 で練 と一 二 を争 う。沙羅 と千石 雲海 は幼少 時 から犬 神 家内 にて3人 でバレーをしている幼馴染 で、2人 に対 しては特別 な感情 と感謝 の気持 ちを持 っている。沙羅 とその母 (海 羅 )を苦 しめた沙羅 の父 (槌 家 )を倒 すことが幼少 時 からの目標 になっており、彼 が監督 を務 める朱雀 高校 バレー部 との対戦 では強 い執着心 をみせる。母 の画策 によって、雲海 と2人 きりで強豪 校 視察 のため1泊 2日 の遠征 をすることになり、また沙羅 らのメールによる後押 しもあって、雲海 と一 夜 をともにする。夜 に喘息 の発作 が起 きて眠 れないと、気 を紛 らわすために工作 をすることがある。バレーボール型 モーニングスター、バスケットボールで作 った偽 バレーボール、有刺鉄線 ネットなど、思 い付 きによる常軌 を逸 した品 が多 く、盗聴 器 なども自作 する。また本気 で怒 ると、あらゆる物 を破壊 する癖 がある。鎌倉 沙羅 (かまくら さら / サラ)声 -伊倉 一恵 黒 曜谷高校 スポーツ科学 科 2年 。9月2日 生 まれ、身長 178センチメートル、体重 58キログラム。ポジションはセンター。長身 だがスピードや俊敏 さは練 をも凌 ぐ。鏡子 の速 いトスアップに部内 で唯一 合 わせられる、切 れのあるスパイクを打 つ。速攻 の切 れが良 すぎるため「死神 の鎌 」と呼 ばれている。常 に感情 を表 さず無表情 で寡黙 、誰 に対 しても敬語 で接 する。しかし、抱 きつかれたりキャプテン代行 など慣 れない状況 になると、わかりやすく動揺 する。鎌倉 財閥 当主 の孫娘 だが、母 (海 羅 )は駆 け落 ち結婚 したため鎌倉 家 から勘当 されている。その後 、アルコール依存 症 となり家庭 内 暴力 を繰 り返 す父 (槌 家 )に耐 えかねた母 は父 と離別 し、幼 い沙羅 を連 れて犬 神 家 を頼 っている。そのため、沙羅 は幼少 時 から犬 神 家 に住 み込 みで家事 使用人 をしており、鏡子 のことを「お嬢 」と呼 んで公私 に渡 って奉公 している。料理 の腕前 は抜群 で、アレルギー体質 の鏡子 の食事 はほぼ沙羅 の手作 り。そのため、鏡子 は沙羅 のことを嫁 と称 することもある。また、鏡子 の自宅 での練習 にも付 き合 ってもいる。鎌倉 財閥 と三 國 財閥 (犬 神家 の本家 )は同格 で、本来 は商売敵 の関係 だが、犬 神 了子 (鏡子 の母 )や三 國 財閥 会長 の配慮 で今 まで犬 神家 内 に在籍 できている事実 がある。沙羅 はこの恩 に報 いようと、三 國 財閥 の悲願 (オリンピックで金 メダル)に貢献 すべく大学 進学 ではなく早期 のVリーグ入 りを希望 していた。しかし後 に「三 國会 長 は、自分 と母 を事実 上 の人質 とし、父 を脅 して望 まぬ仕事 をさせている」と確信 し、三 國 財閥 への敵対心 を露 にする。蜂谷 由佳 (はちや ゆか) / ユカ声 -柚木 涼香 黒 曜谷高校 スポーツ科学 科 2年 。4月17日 生 まれ、身長 168センチメートル、体重 78〜63キログラム(ダイエットの状況 により変動 )。ポジションはおもにウイングスパイカー。常 にヘアバンドをしている。大抵 鏡 子 の奇行 に突 っ込 みを入 れる役回 りになってはいるが、本人 自身 も癖 のある性格 らしい。少々 太 り気味 なのが悩 みの種 。握力 はチームNo.1で、彼女 のオープン攻撃 をレシーブすると腕 が腫 れ上 がることから、「スズメ蜂 」と呼 ばれている。白雲山 学園 の蜂谷 千代 は従姉妹 で、容姿 や性格 が少 し似 ている。実家 は練馬 で手作 りパン屋 を経営 しており、時 おり千代 も泊 まりに来 ている。伊丹 志乃 (いたみ しの)声 - ゆかな黒 曜谷高校 スポーツ科学 科 1年 。8月 20日 生 まれ、身長 159センチメートル、体重 47キログラム。神戸 出身 で、高校 では寮 生活 をしている。練 と同 じくらいの身長 だが、努力 家 でバレーの総合 的 な実力 も1年生 の中 でトップレベル。どのポジションもそつなくこなし、特 にレシーブ力 は練 と双璧 。実力 に裏付 けされてプライドが高 く、同 学年 だけでなく上級生 に対 しても毒 付 くことがある。心根 は優 しいのだが言葉 がきつく、由佳 からは「包容 力 が足 りない」と評 されている。また頭 に血 が昇 りやすく、冷静 さを失 うとプレーの質 が落 ちるなど、メンタル面 の鍛錬 が課題 となっている。身体 能力 は中学校 時代 ではチームや学級 でもトップだったが、黒 曜谷メンバーの中 ではそれほど高 くないことを思 い知 らされる。母方 の祖父 は雨 口 組 系 の阪神 地域 を仕切 るヤクザ、菱 巻 組 の組長 として関西 では有名 。そのため、関西 では「ヤクザの孫娘 」として知 れ渡 っている。父 は堅気 の一般人 だが、志乃 が中学生 のときに父 が菱 巻 組 の跡目 争 いに巻 き込 まれて逮捕 されたため「ヤクザの孫 」だけでなく「ヤクザの娘 」とのレッテルを貼 られることとなった。このため中学 の部員 仲間 を自分 の悪評 に巻 き込 まないよう、誘 われていた地元 の浅葱 高校 を蹴 って、問題児 を集 めているという東京 の黒 曜谷高校 に進学 した。春 高 優勝 が目標 だが、それはヤクザの孫 というだけで八百長 をしていると言 われたことを見返 すため。志乃 は幼少 時 を関東 で過 ごしたために訛 りはないが、本気 で激怒 した際 は関西 弁 が出 ることもある。大阪 遠征 時 、鏡子 へ暴言 を吐 いて泣 いていたところを三國 智之 に(結果 的 に)励 まされて以降 は、智之 を「バカ殿 」扱 いする未散 を嗜 めたり、クリスマスプレゼントを用意 するなど智之 を意識 した言動 をみせる。当初 は低 身長 の自分 を活 かせて且 つポジション経験 も豊富 なセッターを切望 していた。しかし1年生 の冬 に笛 子 ・政子 からチームバランス向上 のためリベロへの転向 を求 められ、激 しく葛藤 するが、由佳 や三 國 兄弟 からの助言 やサポートを受 けたこともあり、リベロ転向 を決意 する。延友 厚子 (のぶとも あつこ)声 -渡辺 明 乃黒 曜谷高校 スポーツ科学 科 1年 。11月27日 生 まれ、身長 174センチメートル、体重 66キログラム。ポジションは主 にレフト。城南 小学校 バレー部 ではキャプテン。栄 中学校 から黒 曜谷に進学 。男勝 りな性格 で口調 も男 言葉 (一人称 は「私 」)。一部 の人 にだけ心 を許 し、それ以外 の周囲 を敵視 する傾向 にある。群 れることを嫌 い常 に単独 で行動 していたが、小学 3年生 時 に初経 となり、当時 クラスで唯一 の生理 経験 者 だった奈緒 と仲良 くなった。親友 であるナオを護 るという意識 が強 いが、逆 に自 らが依存 している側面 もある。そのため、ナオの本間 豪 徳 との交際 には反対 する。- ナオと
同 じく学力 は低 く、「低 学力 でも特待 生 待遇 で進学 でき、かつバレーもできる」として入学 してきたが、赤 点 でレギュラーから降格 するチーム方針 を知 り、学校 側 の期待 に応 えられなければ退学 に直結 する特待 生 の立場 であることから、ナオに対 しても赤 点 にならないように説 く。 小学生 の時 に練 のチームに完敗 したことがあり、高校 入学 当初 は練 を敵視 していた。練 が自分 達 を詳細 に記憶 していたことや、練 の能力 や精神 の不安定 さにも驚 くが、もともと共通 の目的 を持 つ相手 は素直 に受 け入 れる性格 であったため、わだかまりはなくなる。早 くに実母 を失 い、父親 が再婚 した若 い継母 (知花 )を父親 とともに一方 的 に敵視 しており、家 から離 れたくて入寮 した。家 を出 るために実業 団 チーム入 りを目指 し、そのために春 高 優勝 を目標 にしている。男子 バレー部 の三國 智之 に「女性 とは思 えない」と評 される筋肉 の持 ち主 で、趣味 も「筋 トレ」。プレーも強攻 を好 む大砲 タイプだが、打 ち分 けを苦手 としている。電車 内 で賭 けバレーのチケット購入 を迫 られている三國 広之 を助 けて以降 は広之 から好意 を抱 かれるが、彼 の世 間 離 れした行動 や強引 さに振 り回 されることが多 い。早坂 奈緒 (はやさか なお) / ナオ声 -世 戸 さおり黒 曜谷高校 スポーツ科学 科 1年 。2月 26日 生 まれ、身長 164センチメートル、体重 56キログラム。見 た目 も中身 も「ギャル」で、性格 は軽 く、学力 は弱 い。恋 多 き少女 で、駄目 な男 と付 き合 っては泣 いて厚子 のもとに帰 ってきて、そのたびに厚子 に説教 される。中学 時代 に厚子 が父親 の再婚 で荒 れるようになってから、奈緒 の異性 遊 びが激 しくなった。基本 的 には母親 譲 りの天真爛漫 で優 しい性格 だが、厚子 によれば「付 き合 う友人 によって、性格 や素行 が影響 されてくる」という。容姿 は母親 似 。厚子 とは城南 小学校 の3年生 のころからの親友 。厚子 と一緒 にいたいがために厚子 を追 うようにバレー部 に入部 した。栄 中学校 から黒 曜谷高校 にスポーツ特待 生 として入学 する。本間 豪 徳 と交際 しはじめ、本 間 の主催 する賭 けバレーがメンバー不足 になったことで、メンバーから「バレーが出来 なくなる」と泣 き付 かれて、断 れずにプレイヤーとして参加 し、結果 的 に黒 曜谷高校 女子 バレー部 が謹慎 処分 を受 け、他 チームからヒール扱 いされるきっかけを作 る。賭 けバレー以後 も非合法 ビジネスから手 を引 いた本間 と交際 を続 ける。賭 けバレー事件 以後 は周囲 に迷惑 を掛 けたことを悔 いて真面目 に取 り組 むようになる。厚子 は「やる気 にムラがあるしサボり魔 だが器用 で穴 がない」「栄 中学校 時代 、うちのチームは奈緒 で持 っていたようなもの」と評 する[8]。作者 によれば「チームの潤滑油 」[9]で、プレーも繋 ぎを得意 とし、器用 さを評価 されてユーティリティープレイヤー的 に起用 される。長谷川 留 弥子 (はせがわ るみこ) / ルミ声 -小林 ゆう黒 曜谷高校 スポーツ科学 科 1年 。9月28日 生 まれ、身長 171センチメートル、体重 54キログラム。ポジションはセンター。実力 ・ルックスともに優 れ、飴屋 中学 バレー部 ではキャプテンを務 め、アイドル選手 として京極 小雪 と人気 を分 け合 う。速攻 やブロックは巧 いが守備 やオープン攻撃 が苦手 で、本人 も自覚 している。中学 時代 に一 度 だけ練 のチームと対戦 した際 、本気 を出 さずプレーしていた練 の実力 を見抜 いた。- バレーが
上手 い人 に対 してはすぐに夢中 になり、白雲 山中 との試合 でも小雪 にサインをねだる。[注釈 5]沙羅 の大 ファンを公言 し、寡黙 な沙羅 を度々 動揺 させる。一人称 は「ルミ」で、練 や志乃 らにもルミと呼 んでほしいと願 う。いつも笑顔 を絶 やさず、人懐 っこく穏 やかな性格 。 実家 は近 くなく、自宅 通学 では寝坊 で遅刻 することもあり、寮 生活 をしている。母親 は女優 の組子 。組子 は子持 ちであることを公表 していなかったことから、隠 し子 報道 がされて以降 は小中学校 でいじめられていた。そのことから、自分 と同様 に親 のことが原因 で苦労 を重 ねてきた志乃 に対 しては、特別 な感情 を抱 いている様子 。常 に周囲 への気遣 いを欠 かさないのは、いじめの経験 から敵 を作 らないように無意識 に予防線 を張 るため。「あきらめる」といった他人 の言動 に対 しては普段 から想像 できない殺気立 った表情 で激昂 するという悪癖 を持 つが、これもいじめ時代 の影響 である。- 20
歳 近 く歳 の離 れた男 、堺田 町 蔵 に片思 いをしていることを公言 し、町 蔵 から提示 された結婚 条件 「春 高 優勝 」を目標 としているが、チームメイトは「目標 達成 しても、Vリーグ優勝 など次 の条件 を持 ちかけられる。暗 に避 けられているのではないか」と指摘 される。 作者 の通例 として過去 の作品 から引 き続 き登場 するキャラクターの1人 。作者 の前作 『G戦場 ヘヴンズドア』のヒロインである久美子 (組子 は芸名 )は、高校 3年生 のときに主人公 の1人 である鉄男 との間 にルミを妊娠 し、10歳 の娘 として最終 話 に登場 する。両親 の高校 時代 の同級生 で前作 のもう1人 の主人公 である漫画 家 の堺田 町 蔵 に対 し、「お嫁 さんになってあげる」と持 ちかけるなど世話 女房 的 な様子 が描 かれている。久美子 も中学 時代 にバレー部 だったが、手首 の故障 で戦力 外 通告 を受 け引退 している。以上 から本 作中 での留 弥子 も、町 蔵 のバレー漫画 に影響 されてバレーボールを始 めた漫画 好 きの女子 という設定 になっている。陣内 笛 子 (じんない ふえこ)声 -桑島 法子 黒 曜谷高校 女子 バレー部 監督 。真理 の黒 曜谷高校 時代 のチームメイトで、春 高 優勝 世代 の正 セッターでキャプテン。常 に着物 の喪服 姿 。真理 が事故死 した日 の春 高 バレーの準決勝 の試合 では、足 を痛 めていた真理 にトスを上 げ続 けた。練 からは当初 「そのせいで姉 ちゃんが事故死 した」と敵視 されていた。実際 は、赤信号 を横断 する真理 を制止 しようと飛 び出 したが、聴力 に難 のある真理 に声 が届 かず、笛 子 も足 の靭帯 を損傷 。翌日 の決勝 戦 では医師 らが止 めるなか強行 出場 し、真理 の弔 い合戦 であるかのように、靭帯 の故障 を全 く感 じさせない完璧 なプレーをしたことが仇 となり、選手 生命 を絶 たれた。これが原因 で笛 子 は今 でも片足 が不自由 で、常 に杖 を携帯 している。監督 就任 にあたっては「怪我 をしないこと」と(バレーを引退 した後 の生活 への配慮 として)、「赤 点 を取 った者 はレギュラーから降格 させる」という指導 方針 を打 ち出 した。高校 進学 で悩 んでいた練 は滋 にその決勝 戦 のDVDを観 せられ、バレーに集中 することで真理 の死 を忘 れようとしている自分 を重 ねる。笛 子 は真理 の墓参 りを毎日 欠 かしておらず、真理 の墓前 で泣 き崩 れていた練 に声 を掛 け、黒 曜谷高校 にスカウトした。白雲山 学園 バレー部 の現 監督 である別所 直樹 とは16歳 から交際 を始 め、部 活動 を抜 け出 して逢引 をするほどの恋仲 だったが、真理 の死 に遠慮 して別所 とは距離 を置 くようになった。普段 は寡黙 で無表情 だが、別所 との過去 を話 された際 には赤面 しながら狼狽 する。由良 木 政子 (ゆらぎ まさこ)声 -本田 貴子 黒 曜谷高校 女子 バレー部 のコーチ。黒 曜谷高校 男子 バレー部 の由良 木 龍馬 の姉 で、顔 はよく似 ている。春 高 優勝 世代 のレギュラーで、ポジションはセンター。その後 Vリーグに参加 していた。しかし腰 の調子 が悪 く、療養 のためにリーグを一時 退団 し、療養 期間 中 にコーチに就任 した。コーチ就任 により、バレーを自分 主体 の視点 ではなく俯瞰 して見 ることができたとしている。豪快 な性格 で、笛 子 の指導 方針 を「バレーを辞 めた後 のバレー」と評 し、自分 は飽 くまでも勝利 を求 めるとしている。家業 は江古田 駅 近 くにある寿司 屋 「ゆらぎ」で、一応 寿司 も握 ることができる模様 である。
女子 バレー部 春 高 優勝 世代
[大石 真理 (おおいし まり)故人 で、練 の7歳 年上 の実姉 。全日本 ユースにも選抜 されるオールラウンドプレイヤーで、黒 曜谷高校 のエースアタッカーとして全国 的 に注目 を浴 びる有望 選手 だった。春 高 の準決勝 に勝 ったその帰宅 途中 、風邪 を罹 っていた練 のためにアイスクリームを買 おうと寄 り道 をし、赤信号 に気付 かず横断 歩道 を渡 ろうとして交通 事故 に遭 い他界 した。幼少 時 の怪我 が原因 で左 耳 の聴力 が低 く、真理 の横断 を制止 しようとした笛 子 の声 が届 かなかったことも一因 だった。この死 は笛 子 にとっても深 い後悔 をもたらすものであった。中学 時代 は練 よりも少 し背 が高 い程度 だったが、高校 では178センチメートルにまで成長 していた。未散 は「努力 や苦労 の壁 を超 えて強 くなれる"例外 "的 選手 」と評 する。練 ・滋 ・未散 がバレーをしているのは真理 の影響 を受 けたもの。チームメイトに「今 、小学生 男子 に夢中 」と公言 し、滋 や未散 にキスをしたり、「将来 は4人 で一緒 に住 もう」と提案 したりと、性格 は大 らかで変 わり者 だった。他人 を否定 しない性格 で人望 も厚 く、和 を最 も大事 にしていた。物忘 れがひどく、試合 中 でも身 に着 けている青 い革 の手帳 にメモを取 っていた。その手帳 はアメリカ合宿 時 、当地 の小学生 だった唯 隆子 を庇 うため彼女 に譲 り渡 している。作者 によれば「真理 のプレースタイルのモデルは木村 沙織 」だという[10]。村上 環 (むらかみ たまき)春 高 優勝 世代 のレギュラーでポジションはレフト。ショートヘア。現役 時代 は真理 を目当 てに黒 曜谷に入学 してきた1人 。田上 繭 とは高校 時代 から犬猿 の仲 で、今 でも嫌 っているが、二人 が並 んだ時 のブロックは鉄壁 で、他校 からは「カミガミコンビ」と呼 ばれ恐 れられていた[11]。口調 は男 言葉 。現在 は家業 のスポーツ用品 店 「ムラカミスポーツ」旭 谷 店 の店員 で、寛治 を婿養子 に迎 えて結婚 しており、「鬼 嫁 」だと冗談 交 じりに自己 紹介 する。黒 曜谷高校 の運動 用具 などの備品 納品 業者 となっており、店 の経営 は安泰 な様子 である。練 が全日本 合宿 で離脱 中 の間 、黒 曜谷高校 で臨時 コーチを務 める。生活 態度 は自堕落 で食生活 等 も不摂生 だが実力 は健在 であるため、政子 からは身体 を鍛 えなおした上 でのVリーグトライアウト受験 を勧 められている。春 高 の準決勝 前 に、青 滋 学園 の臨時 コーチに就任 。田上 繭 (たがみ まゆ)春 高 優勝 世代 のレギュラーでポジションはミドルブロッカー。Vリーグの夕 栗 製菓 に所属 。高校 時代 から高 い実力 を持 ち、全日本 女子 メンバー入 りもしているが、彼女 を嫌 っている環 に言 わせると「政子 の代 わり」。常 にクールでぶっきらぼうだが、その発言 はチームのためを思 ってのことであり、内心 では誰 よりも環 らの実力 を信頼 している。両親 はすでに他界 して身寄 りがなく、全日本 女子 監督 である真壁 純一 の後見 を受 けており、練 が全日本 合宿 に選抜 された一因 は繭 の口添 えによるもの。真理 から託 された「オリンピックでメダル獲得 」を生涯 唯一 の目標 に据 え、もしメダルを獲 れたら「もうやることないから死 ぬ」と練 に公言 する。春 高 の準決勝 前 に、青 滋 学園 の臨時 監督 に就任 。延友 知花 (のぶとも ちか)春 高 優勝 世代 のレギュラー。現役 時代 は低 い位置 で束 ねたポニーテールだが、現在 はウェーブの掛 かったロングヘアで左右 で束 ねている。延友 信玄 の後妻 で、厚子 の義理 の母親 。真理 の法事 で妻 と死別 していた信玄 と出合 い、結婚 する。旧姓 は不明 。厚子 に受 け入 れてもらうために色々 と努力 するが、反発 される。しかし、彼女 自身 は裏表 なく真正面 から反抗 してくる厚子 には好感 を抱 く。厚子 のプライドを傷付 けないように春 高 優勝 メンバーであることを隠 していたが、のちに厚子 が庭 で慣 れないライトのポジション練習 をしているのを見 かねて指導 する。春 高 決勝 戦 を除 いては何時 も笑顔 で、性格 はおっとりとしているが、笑顔 で「呪 いだ」などと口 にすることから、政子 や環 に怖 がられる。霊感 が強 く、写真 に写 った学 を指 し「真理 のように強 くなる」、鏡子 を「チームに強 運 をもたらすが、周囲 の穢 れを一身 で受 け止 めていて相当 身体 が弱 い」と予言 ・指摘 する。
男子 バレー部
[千石 雲海 (せんごく うんかい)声 -杉山 大 黒 曜谷高校 スポーツ科学 科 3年 。男子 バレー部 主将 でポジションはウイングスパイカー。全日本 ユースのメンバーで、将来 的 には全日本 のエースも期待 される有望 選手 。高校生 には見 えない老 け顔 で、性格 も豪快 であると同時 に、キャプテンとしての指導 力 やリーダー性 も発揮 する。膝 の痛 みを抱 えており、3年 時 のインターハイでは膝 痛 のため100%のプレーができずに終 わる。父親 が犬 神家 専属 の庭師 であることから、鏡子 や沙羅 とは幼馴染 である。鏡子 に対 して隠 しつつも、特別 の感情 を持 っている。- 「
月刊 バレー天国 」(定価 980円 )の愛読 者 で、バレーボール川柳 コーナーの常連 投稿 職人 。一 度 だけ佳作 を受賞 したことがある。 由良 木 龍馬 (ゆらぎ りょうま)声 -浪 川 大輔 黒 曜谷高校 スポーツ科学 科 2年 。ポジションはセンター。由良 木 政子 の弟 。千石 雲海 から次期 キャプテンに指名 されている優秀 な選手 。自称 天才 。滋 への愛情 表現 として、松花堂 弁当 を軽 く凌 ぐほど絶品 の味 と噂 される似顔絵 入 り弁当 を持参 し、滋 の目 の前 で自分 で食 べる、ところ構 わずセクシャルハラスメントまがいの行為 におよぶなど、言動 は常識 を少 し逸脱 していて、1年生 女子 バレー部員 からは少 し避 けられる。鎌倉 沙羅 に思 いを寄 せていたが当初 は相手 にされず、じょじょに普段 のキャラクターとは異 なる自分 の真剣 な気持 ちを伝 えることで、その距離 を少 しずつ縮 めていく。滋 の疾患 (網膜 色素 変性 症 )については早 くから把握 し、滋 が選手 として活動 困難 となっても特待 生 待遇 で黒 曜谷高校 に残 れるよう、鏡子 を通 して理事 長 の犬 神 了子 に依頼 したり、次 セッターとして未散 を鍛 えるため「浦見 」という偽名 で社会 人 [注釈 7]に変装 して地域 (練馬 区 )の旭 谷 たんぽぽバレークラブに参加 する、といった配慮 もする。実家 は寿司 屋 。姉 の政子 を恐 れており、言 うことには逆 らえない。図 子 一平 黒 曜谷高校 2年 。レギュラーで背番号 7。背 は高 くない。他 のメンバーとは同 じデザインだが配色 が違 うユニフォームを着 ている。つまりポジションはリベロ。伊佐 坂 敏郎 (いささか としろう)黒 曜谷高校 2年 。おかっぱ頭 と眼鏡 タラコ唇 の男子 。千石 の世代 では補欠 。上村 正 (かみむら ただし)黒 曜谷高校 2年 。太 っていて丸刈 りの男子 。三國 智之 (みくに ともゆき)黒 曜谷高校 スポーツ科学 科 1年 。黒 曜谷高校 を運営 している遊 園地 「しじまえん」を傘下 に持 つ三 國 財閥 の御曹司 (長男 )。西中 学 出身 。黒 曜谷高校 の入学 試験 は学 に次 ぐ第 2位 で、入学 式 では学 と共 に総代 を務 めた。黒 曜谷高 を志望 したのは、幼少 時 から尊敬 し憧 れの選手 でもある千石 雲海 がいたため。中学 バレー大会 MVPの実力 者 で「ジュニアの貴公子 」と呼 ばれており、実力 も1年 男子 の中 で頭抜 けている。部室 に収 まらないほどの掃除 道具 を女子 バレー部 に贈 ったり、練習 試合 に来 た桃園 女子 学園 にモルテンのボールを10ダース進呈 しようとするなど、どこかずれているところがある。自他 ともに認 める鈍感 な性格 が逆 に幸 いして、試合 ではミスを引 きずらない強 さがある。前述 の設定 や整 った顔立 ちのため一般 女子 からのファンも多 く、紳士 的 で性格 もポジティブかつ爽 やかだが、それが過剰 なために一部 からは変人 扱 いされている。未散 は「無駄 にマジメで無駄 に熱 い」と評 する。作者 によれば「キャラクターのイメージは松岡 修造 」だという[3]。何 かにつけて練 の行動 に感心 し、当初 は練 に好意 も持 つが、先輩 である滋 との関係 を知 ってからは2人 の恋 を応援 するようになる。鏡子 との縁談 を互 いの両親 から勧 められはするが、鏡子 のことは「姉 のような存在 」「気高 い人 」と評 し、婚約 には消極 的 。歯 に衣 着 せずものを言 う未散 や志乃 、そして男子 バレー部 の仲間 にはとても好感 を持 ち、志乃 のことは「唯一 の女 友達 」と語 る。志乃 が自 らに好意 を持 ち始 めていることには全 く気 づかず、未散 らに指摘 されてようやく把握 し狼狽 するという鈍感 ぶりをみせる。子供 のころに七夕 の短冊 に書 いた願 い事 は「バレーが上手 いお嫁 さんをもらえますように」というものだった。榊 忠孝 (さかき ただたか)黒 曜谷の男子 バレー部 監督 。風貌 は白髭 に長髪 の好々爺 といったイメージ。真理 の世代 では女子 バレー部 の監督 をしており、その当時 はかなり厳 しい監督 だった。しかし、「監督 人生 で一番 悲 しい出来事 」と語 る真理 の死 をきっかけに、現在 は仙人 のように落 ち着 いている。
黒 曜谷バレー部員 の家族
[三國 広之 (みくに ひろゆき)声 -福山 潤 三國 智之 の弟 。開 布 中学校 3年生 で、次 年度 は黒 曜谷高校 に入学 し男子 バレーボール部 に入部 して春 高 を目指 す予定 。整 った顔立 ちで、厚子 は広之 を女子 と見 間違 えるほど[注釈 8]。爽 やかな性格 の持 ち主 だが、リムジンにバラを携 えて延友 をデートに迎 えたり、女装 して賭 けバレーに参加 するなど、兄 と同 じく若干 ずれた感覚 を持 っており、賭 けバレーの運営 組織 の買収 提案 や志乃 の父 への業務 提携 など、三 國 の政治 力 を背景 とした若干 短絡 的 で強引 な行動 を取 ることが多 く、しばしば兄 に諌 められる。また、三 國家 の配下 にある犬 神 家 とその関係 者 とは幼少 のころより確執 があり、その対応 は辛辣 で腹黒 さが垣間見 られる。本人 は「僕 は基本 的 に他人 を信用 していない」という。それほど計算 高 い人間 であるが、兄 のことは心 から尊敬 しており、彼 の行動 基準 の根幹 は兄 や三 國家 の将来 のためである。兄 と違 い身長 はかなり低 いが、バレーのセンスは兄 以上 と言 われ、兄 に続 いて中学生 MVPのリベロ。その実力 は作中 の登場 人物 すべてが認 めるほどの腕前 であり、作中 では味方 のレシーブを直接 バックアタックで決 める、Aキャッチ(セッターが動 かずともトスを上 げられる位置 にレシーブを返 す)を連発 するといった非凡 さをみせる。リベロ転向 に踏 ん切 りのつかない志乃 をその雄弁 で説得 し、リベロとしての特訓 を施 す。電車 での通学 途中 、同級生 に賭 けバレーの観戦 チケットの購入 を迫 られているところを厚子 に助 けられて以来 、厚子 に好意 を抱 き、交際 条件 として厚子 から提示 された「引 きこもりの小田切 明 を外 に連 れ出 す」を強引 に成功 させる。子供 のころに七夕 の短冊 に書 いた願 い事 は「総会 屋 に負 けぬ強 いお嫁 さんをもらえますように」というものだった。三國 芽衣子 (みくに めいこ)三 國 財閥 の会長 (CEO) で、智之 ・広之 兄弟 の祖母 。普段 は壱 甲斐 ・似 田 ら私設 SPを連 れて行動 するが、自分 のことは自分 でやりたがる性格 。同 じトレーニングジムに通 っている青 滋 学園 の雨宮 摩耶 と面識 があり、似 田 曰 く「曲者 同士 」。- 「
日本 バレーがオリンピックで金 メダルを獲得 」することを悲願 としており、様々 な長期 的 育成 計画 を練 って人材 配備 や資金 提供 など権謀術数 の裏 工作 を仕掛 けている。息子 (幹 弓弦 )の派遣 もその一環 。 大石 遼 太郎 (おおいし りょうたろう)練 の父親 で、銭湯 「おおいし」を経営 している。練 に対 しては突 き放 した発言 が多 いが、その実 は気 に掛 けていて、練 に何 かが起 こると落 ち着 いていられなくなる。照 れ屋 で、素直 に感情 を表 せない。典型 的 な「江戸 っ子 」。大石 のり(おおいし のり)練 の母親 。夫 の意見 を否定 せずに立 てる良妻 で、真理 を亡 くした際 も気丈 に振 る舞 って夫 や練 を励 まし続 けた。- ニコ
大石 家 の飼 い猫 。生後 まもないころに北江古田 公園 に捨 てられているのをミチルと練 が見付 け、大石 家 で飼 うようになった。飼 うのを反対 した父 が最 もよく世話 をしている。式 島 勝 (しきしま まさる)滋 ・未散 の父親 。式 島 整骨 院 を営 み、都内 でも有名 な整体 師 で、有名 なプロスポーツ選手 も診 ている。次男 の未散 に対 しては放任 主義 であるにもかかわらず、長男 の滋 には厳 しく接 していたが、それは自身 の遺伝 によって滋 がいずれ視力 を失 うことになっても「普通 の暮 らしが出来 る」ようにするためであり、それなりの収入 があるにもかかわらず家 や医院 を改装 しようとしないのも、滋 の感覚 を混乱 させないようにという親心 である。式 島 百合子 (しきしま ゆりこ)滋 や未散 の母親 。美人 で、今 からでも弟 か妹 ができるかと思 うほど夫婦 仲 は良 い。家族 で滋 の春 高 決勝 へ観戦 に行 くが、黒 曜谷バレー部 の知識 はまったく持 っていなかった。小田切 明 (おだぎり あきら)学 の弟 で1歳 下 。学 と同様 に高 身長 で学業 成績 も非常 に優秀 。当初 (単行本 第 2巻 時点 )は小田切 家 の自室 内 に引 きこもりの不 登校 状態 。自室 では漫画 執筆 もしており、画 力 は学 をはるかに凌 ぐ。容姿 は母親 似 。学 が家 にいないと母親 に暴力 を振 るうため、学 は高校 の寮 に入 りたいもののためらっていた。未散 が小田切 家 をたびたび訪問 してドア越 しに明 と交流 することで、学 は入寮 できるようになる。加 えて、長谷川 鉄男 ・留 弥子 父 娘 との出会 いや、開 布 中学校 でのクラスメイトである広之 の体 を張 った謀略 によって心 を開 いてゆき、引 きこもりの不 登校 状態 から脱 する。小田切 誠 (おだぎり まこと)学 の父親 で、菅原 総合 病院 に勤務 する眼科 医 。滋 の主治医 。娘 の学 を病院 に呼 んで視力 の検査 などをときどき行 っている。小田切 道江 (おだぎり みちえ)学 の母親 で主婦 。ひきこもり状態 の明 を世話 していた学 が不在 の時 には代 わって世話 をしていたが、暴力 を振 るわれることが多 かった。未散 が中学校 時代 に遊 び回 っていたという噂 から、学 が未散 を自宅 に連 れて来 たことにあからさまに不快 感 を表 す。しかし未散 の社交 力 により打 ち解 ける。犬 神 了子 (いぬがみ りょうこ)鏡子 の母親 で、私立 黒 曜谷高校 の理事 長 。鎌倉 財閥 は本家 (三 國 財閥 )の商売敵 であったが、自 らを頼 ってきた旧友 の海 羅 と沙羅 を保護 した。幼少 時 の鏡子 ・沙羅 ・雲海 にバレーボールを勧 め、また同校 にスポーツ科 を創設 することを約束 している。特待 生 を受 け入 れ、鏡子 の希望 に応 じて投資 を行 なうなど部 活動 のサポートにも積極 的 だが、良 い結果 を出 せない受動 的 な特待 生 に対 しては容赦 がない実力 主義 者 。- かつては
雲海 の父 を好 いていた。雲海 についても高 く評価 しており、鏡子 と雲海 の関係 も把握 しているが、娘 の虚弱 体質 が雲海 の足手 まといになることを憂慮 して、いずれは鏡子 を三 國家 (智之 )に嫁 がせたいと考 えていた。しかし練 が全日本 チーム入 りして以降 は、練 が全日本 で活躍 し黒 曜谷高校 の名声 が上 がることを交換 条件 に、鏡子 と雲海 との恋仲 を認 めるという考 えに変化 する。 鎌倉 海 羅 (かまくら みら) / ミラ沙羅 の母親 。鎌倉 財閥 の長女 だが、駆 け落 ちして結婚 したため、鎌倉 家 からは勘当 されている。- その
後 、アルコール依存 症 に陥 った夫 (槌 家 )の家庭 内 暴力 に耐 えかね、幼少 の沙羅 を連 れて家 を出 て、高校 時代 の学友 である犬 神 了子 を頼 る。以後 は犬 神家 で料理 長 を務 めており、鏡子 のアレルギー皮膚 炎 改善 に貢献 する。 早坂 恵子 (はやさか けいこ)奈緒 の母親 。美容 師 で、江古田 駅 の近 くにある美容 院 「ヘアスラング」で働 いている。そしてこの店 を奈緒 ・厚子 ・学 が利用 している。厚子 は大人 のなかでは恵子 にだけ心 を開 いている。生前 は真理 も恵子 の美容 室 を利用 しており、学 がヘアスタイルをショートに変 えた際 、同 じ長身 ということから真理 のヘアスタイルと同 じにした。しかし恵子 は真理 の名前 も死 も知 らないでいる。早坂 悟 (はやさか さとる)奈緒 の6歳 上 の兄 。少年 時 から野球 をやっており、大学 野球 で活躍 中 。厚子 の初恋 相手 だが、大学 4年生 時 に愛子 と婚約 。延友 信玄 (のぶとも しんげん)厚子 の父親 。能 願 寺 の住職 。真理 の法事 を執 り行 なった。その縁 で真理 のチームメイトだった知花 と知 り合 う。厚子 の生母 とは7年 以上 前 に死別 しており、現在 はかなり歳 の離 れた知花 と再婚 している。そのため「ロリコン坊主 」との噂 が立 っており、厚子 はそのことで閉口 する。伊丹 耕平 (いたみ こうへい)志乃 の父 。ヤクザではなくカタギだが、外見 はそう見 えない。テキヤのアルバイトで菱 巻 組 の組長 に気 に入 られて交盃を迫 られていたが、組長 の娘 の綾乃 と恋 に落 ち、関東 方面 に駆 け落 ちをした。組長 は別 れさせようと組員 を使 い画策 したが、逆 にその組員 も惚 れ込 んで協力 するほどの大 きな器 の持 ち主 。最終 的 には組長 も折 れたことにより耕平 と綾乃 は神戸 に移 り住 むようになった。「柴 嶋 重工 」を設立 したが、志乃 が中学生 のころに組 の跡目 争 いに巻 き込 まれインサイダー取引 に陥 れられて逮捕 されたことがある。伊丹 綾乃 (いたみ あやの)志乃 の母 。耕平 と結婚 してカタギとして暮 らしているが、見 た目 は見 るからに極道 の妻 。長谷川 鉄男 (はせがわ てつお)長谷川 留 弥子 の父 。作者 の前作 『G戦場 ヘヴンズドア』のもう一人 の主人公 。町 蔵 との合作 で漫画 賞 受賞 したあと、単独 で「週刊 少年 ファイト」にて「桜 の道 」を連載 し、一躍 時 の人 となるが、き腕 を負傷 して漫画 家 の道 を断 ち、父 のいる高 学 館 で編集 者 となる。挙式 後 、「週刊 少年 ファイト」に異動 し、町 蔵 の担当 としてともに生 み出 した漫画 が「エドガワ排球 団 」であり、エド球 を少年 ファイトの看板 作品 に育 て上 げるなど、辣腕 ぶりを発揮 している。父 である阿久 田 鉄人 は編集 長 。- 16
年 前 と違 い温和 さがあるものの、漫画 のプロを目指 す明 に対 して覚悟 を促 し、幅広 い教養 と体力 をつけることを提言 するなど、職務 に対 しての姿勢 時 には昔 の厳 しさが垣間見 える。久美子 と町 蔵 との関係 は本人 によれば「不倫 以上 」だという。 長谷川 久美子 (はせがわ くみこ)長谷川 留 弥子 の母 。芸名 は「組子 」。作者 の前作 『G戦場 ヘヴンズドア』のヒロイン。高校 時代 の短髪 と違 いロングヘアとなっている。高校 3年生 のときに鉄男 との間 にルミを妊娠 したが、市原 が設立 した劇団 「松屋 文庫 」の看板 女優 であり、鉄男 も忙 しかったため、29歳 でゴシップ雑誌 に報道 されるまで留 弥子 がいることを公表 できなかった。発覚 後 に式 を挙 げている。久美子 も中学 時代 にバレー部 だったが、手首 の故障 で戦力 外 通告 を受 け引退 している。忙 しいなか、時間 を見 つけて料理 を作 るなど娘 への気遣 いは多 かったが、ルミが町 蔵 と久美子 の関係 を気 にして、本当 のところで母 娘 の対話 はできていなかった。のちに互 いのことを吐露 する。菅原 (すがわら)菅原 総合 病院 の院長 で、留 弥子 の母方 の祖父 。菅原 病院 は上野 にあり、学 の父 、勝 が眼科 に勤務 する。菅原 の妻 は、学 に対 してファッションモデルとしてスカウトしているようである。
他 高校
[白雲山 学園
[唯 隆子 (ゆい たかこ)高等 部 1年 。高等 部 での主 なポジションはオポジット。- かつて
旭 谷 小学校 に転入 してきて、練 の猛 練習 に唯一 余裕 で付 いていけたプレイヤー。蜂谷 千代 は「今 まで戦 った中 では練 と隆子 のコンビが最強 だった」と評 する。転入 してわずか3か月 後 に海外 へ移住 したため、日本 の中学 へ進学 せず、練 たちの中等 部 入学 試験 ボイコット騒動 とは無縁 である。そのため中学生 当時 の練 は隆子 を唯一 の親友 と考 えていた。一方 で、教室 の机 で居眠 りをしている練 に密 かに未散 がキスをしているところを携帯 電話 のカメラで盗 撮 し、それを滋 に見 せると未散 に脅迫 して交際 を迫 り、未散 に好意 を抱 いていたチームメイトの赤坂 南 にその盗 撮 画像 をメールで送信 するなど、その行動 は欺瞞 に富 む。 高校 進学 時 にアメリカから日本 に再 帰国 し黒 曜谷高校 の一般 推薦 入学 試験 を受 けたが、笛 子 のチーム編成 の考 えで合格 はさせなかった。結果 的 に特別 推薦 枠 で白雲山 高校 に入学 。身長 は小学校 時代 から高 かったが高校 1年 時 では180センチメートルを超 えており、身 のこなしも軽 く、白雲山 に入学 した帰国 子女 選手 としてバレーボール雑誌 で特集 記事 になるほど。現在 は学校 付近 で1人 住 まいをしており、賭 けバレー観戦 で再会 した未散 には恋人 として部屋 の合鍵 を渡 す。クォーターで、激怒 した場合 には英語 で怒号 を発 することがある。- その
身体 能力 の高 さは叔父 の熱狂 的 なバレーボール好 きが大 きく影響 している。親 に捨 てられ養護 施設 に入 っていた自分 を引 き取 り育 てた叔父 の自分 に対 する評価 はバレーボールでの結果 がすべてであり、否 応 なくバレーボールに打 ち込 まざるを得 ない状況 に置 かれていたため。本来 はマイペースでスロースターター、やる気 にもむらがあるが、叔父 が観戦 していると知 るや余裕 がなくなり、全力 でプレーせざるを得 なくなる[注釈 9]。 旭 谷 小学校 への転入 前 (カリフォルニア州 の小学校 在学 時 )に、アメリカ合宿 に来 ていた全日本 ユース時代 の大石 真理 と面識 があり、隆子 は自分 に優 しくした真理 に憧 れていた。また一方 で、当時 無断 で真理 の手帳 を持 ち去 ろうとした行為 を今 でも後 ろめたく思 っている。自分 と同様 に「真理 とバレーボールが全 て」であった練 に共感 を抱 いており、将来 は自 らが真理 の代 わりとなり、練 と式 島 兄弟 との4人 で幸 せに過 ごすという暮 らしを夢見 ている。蜂谷 千代 (はちや ちよ)高等 部 1年 。黒 曜谷高校 の蜂谷 由佳 とは従姉妹 。中等 部 では、チーム内 でも最 も実力 のあるプレイヤーと目 されていた。小学校 6年 時 に全国 大会 で旭 谷 小学校 と準決勝 で対戦 し敗退 している。また小学生 時代 は旭 谷 小 の隣 の学区 に住 んでいたことから、練 の実力 と「狂犬 」ぶりはよく知 っており、中等 部 でやる気 を出 さずにいた練 のことを(その理由 は知 らないながら)「猫 のふりしてる虎 」だと公言 し、不用意 に練 に親身 に付 き合 おうとしている小雪 に対 して警告 していた。練 に対 し強 いライバル意識 を持 っているが、指摘 されると焦 って否定 する。滋 に好意 を抱 いており、また由良 木 政子 の大 ファンで、髪型 も春 高 時代 の彼女 を意識 している。滋 や政子 の前 では積極 的 なアピールする行動 が多 く、自分 に対 する反応 を気 にしているが、まったく関心 を持 たれていない。きつい口調 で直情 的 な性格 。言 いたいことは隠 さず、練 にもはっきり本音 をぶつけるため、中等 部 時代 の練 は千代 に好感 を抱 いていた。京極 小雪 (きょうごく こゆき)高等 部 1年 。中等 部 時代 はキャプテンで全日本 ジュニア選手 。飴屋 中 の長谷川 留 弥子 と並 ぶ中学 女子 バレーのアイドルでマスメディアからの取材 も多 かったが、実力 が伴 っていないと自覚 しており、アイドル扱 いされることを負担 に感 じていた。またキャプテンという立場 上 、誰 にも気 を許 せないことに辟易 していた[12]。そんな中 、自分 にアドバイスをする練 とは友達 になれそうだと思 っていたが、夜中 に偶然 練 の自主 練習 を目撃 し、練 が本当 の実力 を隠 していることに気付 いて練 に疑心 を抱 くようになる。飴屋 中 との練習 試合 で、実力 不足 に対 する焦 りと練 への対抗心 から、トスが乱 れ練 の方面 に上 がったボールを無理 に自身 でスパイクしようとして練 と接触 ・落下 し左足 を負傷 する。その際 に練 に対 して皮肉 を言 う。その後 は練 への言動 を後悔 し続 け、練 が黒 陽 谷 高校 へ転校 すると知 った際 には練 の自宅 まで押 し掛 けて練 を説得 しようとするが結局 間 に合 わず、後悔 で号泣 する。練 は「小雪 は少 し面影 が姉 ちゃんに似 てた」という。高等 部 に進学 したあとも自主 練習 にも励 み、成長 する。基本 的 に穏 やかな性格 。全日本 女子 メンバーである高 山田 淳子 のファンで、髪型 を少 し真似 ている。日置 真帆 (ひおき まほ)- セッター。
別所 監督 は「1年生 の精神 的 支柱 」と評 する。笛 子 に「安定 感 があり、スパイカーに優 しい球 を上 げている」と評 される[13]。 渋谷 真希 (しぶや まき)高等 部 1年生 。ポジションはライト。森繁 フミ(もりしげ フミ)高等 部 2年生 でキャプテン。ポジションはセッター。朱雀 高 の寺 沼 理香 を慕 っており、彼女 の手紙 や写真 を持 ち歩 いている。元 全日本 ジュニア選手 で、Vリーグ(西 レ)に内定 済 み。柴田 あかり(しばた あかり)高等 部 2年生 。伊丹 志乃 と同 じく関西 出身 で、山吹 矢 高校 の柴田 このみは妹 。多弁 で、自分 と伊丹 を知 らないと「モグリ」だという。志乃 が知 られたくない志乃 の身辺 状況 を知 っている。新田 静香 (にった しずか)高等 部 2年生 。別所 直樹 (べっしょ なおき)高等 部 のバレー部 監督 。学校 の過剰 な高 身長 優先 主義 には疑問 を持 っており、低 身長 ながら高 い実力 を持 つ練 の高等 部 進学 を推 していた。大学 4年 時 に当時 高校 1年生 の笛 子 と交際 を始 めたことから、今 でも周囲 から「ロリコン」と囃 し立 てられる。真理 の事故死 に責任 を感 じた笛 子 は別所 と距離 を置 くようになったが、別所 は今 でも頻繁 に笛 子 を口説 く。黒 曜谷監督 として春 高 優勝 を狙 う笛 子 に対 して「春 高 で白雲山 が黒 曜谷を負 かしたら結婚 して欲 しい」という賭 けを持 ちかけ、笛 子 に了承 させる。米田 真治 (よねだ しんじ)中等 部 のバレー部 監督 。部員 の「足 切 り」判断 に対 して、高等 部 からの圧力 を受 けないよう中等 部 の選手 を守 る堤防 となっている。練 に例外 的 な扱 いを求 める別所 に対 しても「本気 で取 り組 んできた秀才 たちを差 し置 いて、やる気 のない天才 (練 )を選 びはしない」と返答 し、練 に対 する特別 扱 いを拒否 する。隆子 のおじからは「なぜ大石 を手放 したのか理解 に苦 しむ」と批判 されるが、練 が黒 陽 谷 高校 に入 ったことでさらに能力 を開花 させていることから、別所 からは「米田 監督 の判断 は結果 的 に正 しかったと思 う」と評 される。
朱雀 高等 学校
[寺 沼 理香 (てらぬま りか)高等 部 2年生 でキャプテン。元 全日本 ジュニア選手 。何事 にも真面目 でカリスマ性 があり、チームの意思 統一 に貢献 している。長崎 県 の大賀 工業 高校 に通 う幼馴染 (先 坂 )と遠距離 恋愛 中 。中学 時 に膝 を大 怪我 して挫折 を味 わい自暴自棄 になり、一時 ヤンキーと化 していたが、不良 に絡 まれていた厚子 と奈緒 を助 け激励 するなどの武勇 伝 も残 している。その後 、槌 家 にスカウトされ朱雀 中等 部 へ転入 しバレーを再開 。高等 部 でも膝 は完 治 しておらず、普段 は無理 せずプレーしている。雨宮 摩耶 の謀略 により、「中学 時代 はレディースの総長 だった」という過去 が各所 へ暴露 され一時 チームが瓦解 しかけるが、自 らレギュラー辞退 およびVリーグ(西 レ)内定 辞退 という落 とし前 を付 け、加 えて練 がインタビューで敢 えて朱雀 高校 を貶 し悪役 を一 手 に引 き受 けたことで理 香 への中傷 は収 まり、事態 は収拾 する。有栖川 幾重 (ありすがわ いくえ)高等 部 2年生 。ポジションはセッターで副 キャプテン。一人称 は「ボク」。裕福 な有栖川 家 は三 國家 と縁戚 関係 があり、智之 や広之 の婚約 者 候補 としても名 が挙 がっている。また有栖川 家 からの寄付 金 により、理香 ら特待 生 の活動 が可能 になっている面 もある。槌 家 監督 の方針 を受 け入 れず部 活動 を放棄 したが、理香 のために退 部 や転校 はせず幽霊 部員 化 していた。摩耶 の謀略 をいち早 く察知 ・分析 し、対応 する策士 。理香 への中傷 収拾 後 、チームに復帰 する。理香 とは無二 の親友 同士 で、セッターとして高 い実力 を持 ち、理香 から最 も信頼 されている。「アタッカーに厳 しい(打 ちやすいトスでなく、打 てれば必 ず決 まるトスを上 げる)セッター」をポリシーとし、信頼 できるアタッカーを試合 で重用 する傾向 がある。完 蛇田 しえ(かんだた しえ)高等 部 1年生 。背番号 13。試合 中 に知人 の観客 に笑顔 を振 りまいたり、試合 開始 直前 まで携帯 電話 でメール閲覧 をして理香 に窘 められたり、雨宮 摩耶 の謀略 に嵌 って他 チーム情報 を集 めてそれを漏 らしたりと、言動 は軽挙 で幼稚 なところがある。これらによって理香 の逆鱗 に触 れ、過去 に携帯 電話 を2度 も破壊 されている。- プレーでは
模倣 が得意 で、黒 曜谷戦 では練 のサーブを真似 てサーブポイントを連取 している。 久茂 (くも)高等 部 1年生 。しえと行動 をともにすることが多 く、同 じく軽挙 な面 がある。阿部 礼子 (あべ れいこ)高等 部 2年生 。幾重 が幽霊 部員 化 して以降 は正 セッターとしてチームを支 えていた。2年 次 の春 高 では途中 まで怪我 で離脱 していたが、3回戦 後 に復帰 。理香 や幾重 と比 べれば至 って常識 人 で、完 蛇田 たち後輩 からも慕 われている。槌 家 (つちや)高等 部 の女子 バレー部 監督 で、鎌倉 沙羅 の実父 。過去 に実業 団 や全日本 チームも率 いた名 監督 だが、妻 (海 羅 )とは駆 け落 ちの形 で結婚 したため、妻 の本家 (鎌倉 財閥 )から仕事 上 の嫌 がらせを受 け、ストレスでアルコール依存 症 となり、妻 への家庭 内 暴力 に至 り、妻 と幼少 時 の沙羅 は家 を出 た。後 に三 國 財閥 会長 から「妻子 は犬 神家 で保護 し、依存 症 治療 や監督 業 復帰 も支援 する」代 わりに、朱雀 での監督 就任 およびチーム強化 を要求 される。三 國 財閥 会長 の要望 (膝 に不安 のある理香 だけに頼 らないチーム作 り)と相反 するポリシーを貫 く幾重 を戦力 外 として放置 していたが、レギュラー辞退 した理香 を翻意 させるために折 れ、幾重 の復帰 および試合 での起用 を公言 する。人 を食 った物言 いをするが、相手 チームに対 する分析 や試合 での指示 は的確 。
桃園 女 学園
[葛原 若菜 (くずはら わかな)女子 バレー部 キャプテン。情報 通 だが、情報 が男女 関係 に偏 りがちで、しかも噂 を信 じ切 っている。他 の部員 と同様 に男子 に対 して接触 の機会 が少 ないことから男子 と接 することに特別 な感情 がある。しかしバレーに対 する思 いは人一倍 で、悪 い噂 に振 り回 されるのも部員 の少 なさから予防線 を張 っているため。しかし言動 に問題 があることも事実 で、それを緩和 させるために責任 感 などを持 たせる対症療法 としてキャプテンに抜擢 された。平沢 累 (ひらさわ るい)女子 バレー部 副 キャプテン。人格 者 で、葛原 と違 い常識 人 。丸岡 夢子 (まるおか ゆめこ)黒 曜谷高校 との練習 試合 で、床 に付 いた汗 で滑 って転倒 した際 にサラからレース付 きのハンカチを手渡 される選手 。その返礼 に、冬季 大会 ではレース付 きの横断幕 を作 って黒 曜谷高校 を応援 する。- キヨ・マコ
- 1
年生 。厚子 や奈緒 と同 じ城南 小学校 の同級生 で、城南 小 バレー部 では2人 のチームメイトだった。 赤坂 南 (あかさか みなみ)旭 谷 小学校 では練 と同級生 で元 チームメイト。当時 は未散 に片思 いをしており、練 とともに白雲山 中等 部 からのスカウトを受 けたが、隆子 から送 られてきた写真 によって練 と未散 が恋仲 であると誤解 し、嫉妬 して練 には内緒 で推薦 入学 の面接 試験 を辞退 した。辞退 理由 を練 に問 い詰 められ「多分 みんなもう、練 とバレーボールするのウンザリなんだよ」という不確 かな釈明 をしたため、練 の心 的 外傷 をさらに広 げる結果 となる。中学 ではバレーを辞 めて別 の男子 と交際 しており、当初 はどの高校 にも進学 しておらず、本間 豪 徳 が主催 する非合法 の賭 けバレーに参加 していた。しかし彼女 も罪悪 感 を持 ち続 けており、賭 けバレーで練 と再会 したあとには未散 と練 に対 して真相 を打 ち明 ける。1年間 の浪人 を経 て、桃園 女 学園 を受験 することを決意 する。
青磁 学園
[雨宮 摩耶 (あまみや まや)- 1
年生 。旭 谷 小学校 では練 とチームメイトで、学 らともクラスメイト。ポジションはセッターで、4人 の中心 的 存在 。 紗 椰という姉 がいた(故人 )。痛 みや疲 れをあまり感 じない体質 。自室 の壁 には練 の写真 が(練 と関連 する人物 の写真 も一部 )びっしりと貼 り詰 められており、練 に対 する異常 なまでの執着 が見 て取 れる。しかし他者 にはその素振 りを一切 見 せることはない。他校 の選手 を利用 して扇動 したり、ネットでの悪評 流布 といった謀略 までも用 いて練 や他 チームに影響 を与 えるべく暗躍 する。学 が小学生 時代 を回想 するシーンでは、摩耶 が扇動 した男子 児童 たちが学 をいじめようとしている描写 もある。火野 あすか(ひの あすか)- 1
年生 。旭 谷 小学校 では練 とチームメイト。ポジションはレフト。 普段 は極端 に卑屈 で悲観 的 だが、摩耶 に「天才 」などとおだてられた際 はコート上 で人格 が一変 し、狂喜 的 かつ攻撃 的 になる。木根 良枝 (きね よしえ)- 1
年生 。旭 谷 小学校 では練 とチームメイト。ポジションはセンター。 摩耶 が頼 ってくることに喜 びを感 じ、摩耶 のためにとプレーしている。土方 亜 莉(ひじかた あり)- 1
年生 。旭 谷 小学校 では練 とチームメイト。ポジションはリベロで、練 曰 く「私 よりレシーブ力 ある。気持 ちが伝 わる」。母親 は三 國 財閥 会長 の秘書 。 場面 緘黙 症 で試合 中 も無口 だが、卓越 した人間 観察 眼 を持 っており、三 國会 長 からは摩耶 の調査 を依頼 されている。野口 (のぐち)女子 バレー部 監督 。小太 りで言動 も頼 りない印象 。サボり癖 もあり、部員 たちからは影 で「野 グソ」呼 ばわりされている。- 2
年 前 までは金糸 雀 高校 の監督 だったが、監督 の立場 を悪用 して着服 等 の不正 をしていた事実 が理事 長 の耳 に入 り、辞職 して青磁 へ移籍 している。 春 高 の準決勝 直前 に、三 國会 長 の策謀 によって青磁 の監督 も辞任 させられる。
千歳 緑 学園
[唐沢 れおな(からさわ れおな)- 2
年生 。ポジションはレフト。高 い打点 から切 れのあるスパイクを打 つ。普段 は内気 な性格 で、一人 でいることも多 いが、試合 では劣勢 でも諦 めない気迫 を秘 めている。冬季 大会 で自分 を激励 したルミに好意 を抱 く。容姿 ・名前 のモデルは松井 玲奈 とされる。 扇田 樹里 (せんだ じゅり)- 1
年生 。ポジションはレフト。小学生 時代 に練 の狂犬 的 プレーぶりを観 て感動 し、練 と試合 で戦 って打 ち勝 つことを悲願 にしていた。口調 は体育 会 系 。爆発 力 は凄 いが、持久 力 のなさが課題 。容姿 ・名前 のモデルは松井 珠理 奈とされる。 田辺 由真 (たなべ ゆま)- 2
年生 。ポジションはセッターでキャプテン。髪 はツインテール。技術 や戦術 眼 に長 けるが、駆 け引 きなしのパワー勝負 を好 む扇田 たちに手 を焼 く。容姿 ・名前 のモデルは渡辺 麻友 とされる。
紫苑 高校
[加 橋 美奈 (かはし みな)- ポジションはセッターでキャプテン。
容姿 ・名前 のモデルは高橋 みなみとされる。 江田 松子 (えだ まつこ)春 高 の後 にバレー留学 を予定 。容姿 ・名前 のモデルは前田 敦子 とされる。篠原 理 麻 (しのはら りま)容姿 ・名前 のモデルは篠田 麻里子 とされる。板尾 基 実 (いたお もとみ)- ポジションはリベロ。
容姿 ・名前 のモデルは板野 友美 とされる。
山吹 矢 高校
[柴田 このみ(しばた このみ)- 1
年生 。身長 152センチメートル[14]。ポジションはレフト。白雲山 学園 の柴田 あかりは1歳 上 の姉 で、姉 同様 に快活 な性格 。中学 時代 の漫画 研究 会 仲間 をバレー部 に誘 った当事 者 で、チームの精神 的 支柱 。春 高 出場 選手 中 で最 も低 身長 だが、ジャンプ力 は脅威 で最高 到達 点 が非常 に高 い。 早乙女 花子 (さおとめ はなこ)- 1
年生 。身長 168センチメートル[15]。ポジションはレフト。チームの中 では寡黙 で、髪 に隠 れて顔 はよく見 えない。小学生 時代 は陸上 部 に所属 し、走高跳 で大会 記録 も出 している。黒 曜谷高校 との対戦 では、無駄 のないスパイクフォームで練 の琴線 に触 れるプレーを魅 せたことにより、練 を一時 放心 状態 にさせる。 幹 弓弦 (みき ゆづる)女子 バレー部 監督 。自称 「今年 から顧問 を頼 まれたバレー素人 」。選手 のために手作 り弁当 を持参 するなど、いわゆる「女子 力 」が高 いとされ、部員 からは「ユズルちゃん」と呼 ばれている。「楽 しむ」ことにこだわりを持 っており、バレーを楽 しまない者 に対 してはかなり厳 しい。芸能人 と見 間違 われるほどの美男 だが、漫画 などのいわゆる「二 次元 」のキャラクターにしか興味 がない部員 たちからは関心 を持 たれていない。苗字 の「幹 」は偽名 で、実際 は三 國 財閥 会長 (三國 芽衣子 )の息子 。三國 広之 ・智之 の叔父 にあたる。山 吹矢 バレー部 監督 に就任 したのも母 の指示 を受 けてのもの。
墨 日野 高校
[小岩 素 (こいわ もと)- 1
年生 。ポジションはレフト。外見 は練 に似 ているが、図太 い性格 で自信 家 。練 同様 に小柄 で攻撃 ・守備 ともに非凡 。「勉学 優先 」という両親 の意向 でバレーを辞 めた大学院生 の「真実 」という姉 がいる。 大 糊 遊 (おおのり ゆう)- 1
年生 。ポジションはセッター。外見 は小田切 学 に似 ている。「寄 らば大樹 の陰 」的 性格 のため、キャプテンや実力 者 の素 に媚 びているが、自分 本位 な素 に対 して内心 では鬱憤 を溜 め込 んでいる。 解 田 乾 (かいだ けん)[16]自称 「素 の彼氏 」。顔 は式 島 滋 に似 ているが、軽薄 な印象 でオーバーアクション、人懐 っこいなど性格 は正 反対 。部員 ではなく、バレーに関 する知識 もあまりない。弱視 の弟 がいる。
琥珀 学園
[鬼瓦 桃子 (おにがわら ももこ)- 1
年生 。男子 選手 並 のパワーを有 する。中学 当時 からレディース総長 だった寺 沼 理香 を慕 っている。中学 時代 に延友 厚子 と因縁 があり、春 高 開会 式 では顔 を見 るなり厚子 に殴 りかかっているが、一方 で陣痛 の延友 知花 を急 ぎ病院 へ運 ぶなどの任侠 心 もみせる。 武田 蘭子 (たけだ らんこ)- 2
年生 。キャプテンでポジションはリベロ。「春 高 で八百長 試合 をして負 けろ」との脅迫 文 を受 け取 り、対戦 相手 である青 滋 の雨宮 摩耶 に相談 を持 ちかける。
金糸 雀 高校
[舞 棚 千 以子(まいだな ちいこ)- 2
年生 。現在 の総 部長 。 菱井 澄子 (ひしい すみこ)- 1
年生 。現行 の厳格 監視 体制 維持 を支持 する「保守 派 」で、次期 総 部長 候補 。元 は極度 の潔癖 症 。 歯朶 新子 (しだ にいこ)- 1
年生 。禁則 事項 の緩和 を求 める「革新 派 」で、次期 総 部長 候補 。元 は睡眠 障害 者 。父親 は同校 の理事 長 。 堂 夏 モカ(どうなつ モカ)- 1
年生 。厚子 ・奈緒 とは中学校 時代 の同級生 で元 チームメイト。当時 は補欠 で体型 も太 めだったが、金糸 雀 に入学 後 はスリムになり実力 も増 し、レギュラーのセッターとなる。被害 者 意識 がやや強 め。チーム内 では「保守 派 」だが、雨宮 摩耶 から内紛 狙 いの謀略 を仕掛 けられる。
藤 黄 学園
[芝 美沙子 (しば みさこ)- 2
年生 。鏡子 たちの元 チームメイトで、当時 からポジションはセッター。鏡子 が持病 の喘息 であまりプレーできないため、自 らに人一倍 の負担 が掛 かっていることについて不満 をあらわにする。冬季 大会 後 に鏡子 らと和解 する。
浅葱 高校
[生稲 ひより志乃 の中学 時代 の同 学年 生 で、同 じバレー部員 だった。志乃 を含 め身長 は高 くなかったことから、浅葱 高校 に進学 した。
大賀 工業 高校
[先 坂 健一 (さきさか けんいち)背番号 1でキャプテン。寺 沼 里香 とは幼馴染 。立花 実 (たちばな みのる)背番号 4。堂本 博美 (どうもと ひろみ)背番号 6。
全日本 女子 バレー合宿 招集 メンバー
[桐生 翔子 (きりゅう しょうこ)- バレーボール
全日本 女子 チームの現 キャプテン。「トリッキー系 スーパーセッター」。Vリーグではチームの穴 を埋 めるべく各 ポジションをこなしているが、全日本 ではセッターを務 める。 招集 された練 たち高校生 4人 をいきなり全裸 で出迎 えるなど、行動 はかなり突 き抜 けている(服用 中 の抗 うつ薬 の影響 らしい)。現在 は気 さくな性格 だが、過去 オリンピック出場 権 を逃 したときに高 明寺 とともに戦犯 扱 いされ、一時 引退 にまで追 い詰 められた過去 を持 つ。その後 、高明 寺 の激励 によりうつ状態 から立 ち直 る。高 明寺 とは私生活 でも同居 中 らしい。容姿 ・名前 のモデルはゴールデンボンバーの鬼 龍 院 翔 。高 明寺 十夜 (こうみょうじ とよ)全日本 女子 チームの現 メンバー。「ヅカ系 カリスマエース」。- エースアタッカー
格 ゆえに相手 チームからサーブで狙 われることが多 く、高 明寺 1人 がチームレセプション(サーブレシーブ)の約 半分 を担 っている。 容姿 ・名前 のモデルは喜 矢武 豊 。高 山田 淳子 (たかやまだ じゅんこ)全日本 女子 チームの現 メンバー。ポジションはライト。「おネエ系 世話焼 きライト」。田上 や垂水 沢 と共 に、Vリーグ5連覇 中 の夕 栗 製菓 に所属 。フローターサーブの変化 量 は全日本 チーム屈指 。容姿 ・名前 のモデルは歌 広場 淳 。垂水 沢 研 子 (たるみざわ のりこ)全日本 女子 チームの現 メンバー。ポジションはレフト。「くいしんぼう系 パワーアタッカー」。男子 選手 も顔負 けの筋骨 隆々 ぶりで、大 食 い。容姿 ・名前 のモデルは樽 美酒 研 二 。熊 乃井 りの(くまのい りの)高校 3年生 。練 らとともに全日本 合宿 に追加 招集 された高校生 4人 のうちの1人 で、Vリーグに入団 内定 済 み。「アイドル系 タワーセンター」。- 195センチメートルと
一際 高 身長 だが、口調 はやや頼 りなく、高校生 4人 の中 では最 もレセプション練習 で苦戦 する。偏食 癖 あり。 容姿 ・名前 のモデルは熊井 友 理奈 。来 杉 秀美 (きすぎ ひでみ)高校 3年生 。練 らと共 に全日本 合宿 に追加 招集 された高校生 4人 のうちの1人 で、Vリーグに入団 内定 済 み。ショートヘアでそばかすが目立 つ顔 。「知的 系 出来 過 ぎセッター」。合宿 では常 にメモを取 り記録 用 ノートPCやタブレットを持 ち込 むなど研究 熱心 で、サプリメントや全日本 女子 現役 選手 に関 する知識 も豊富 。桐生 翔子 の大 ファンで、中学生 時代 から追 っかけをしている。真壁 純一 (まかべ じゅんいち)- バレーボール
全日本 女子 監督 。「知略 系 にこやか監督 」。モデルは眞鍋 政義 で、本 作 での容姿 や指導 方針 もおおむね本人 同様 。 練 のサーブ・レセプション・ディグ(スパイクレシーブ)成功 率 の高 さと、田上 繭 からの口添 え、および自 らの勘 を根拠 に、低 身長 の練 を全日本 合宿 に追加 選抜 する。身寄 りのない繭 の後見人 も務 めている。
その他
[本間 豪 徳 (ほんま ごうとく)声 -矢尾 一樹 灰 澤 高校 3年生 で男子 バレー部員 。「池袋 ガールズベットバレー」と称 する賭 けバレーイベントの元締 めで「ビジネスヤンキー」の異名 を取 っていた。自 らに害 がおよばないようにベットバレーには直接 参加 せず、灰 澤 高校 の男子 バレー部員 が他校 の女子 バレー部員 などを恋人 にして、複数 のバレーボールチームを編成 しており、自 らも奈緒 を恋人 にして参加 させていた。しかしバレーボールをプレイする機会 を失 った少女 らに機会 を提供 するなど、一方 的 に利用 していたわけではなかった。イベント運営 の際 にギャラリーに出 す飲食 物 は無 農薬 栽培 品 にこだわり、バレーチームに美味 しい弁当 を提供 するなど「LOHAS」といわれる一 面 を持 ち、八百長 を防止 するためにチームごとに個別 に控 え室 を用意 するなど、見 かけによらない面 も持 ち合 わせている。- イベント
会場 の維持 経費 など固定 費 は小 さくなく、資金繰 りに十分 な余裕 はなかったが、広之 が本 間 の商才 を認 め、合法 ビジネスへの業態 転換 を条件 に多額 の出資 を提案 し、本間 はそれを受 け入 れた。その後 、広之 と本間 は、互 いの交際 相手 がもともと親友 だったこともあり、たびたび行動 をともにする。 本 間 のバレーボールの実力 はそれなりに高 く、奈緒 の練習 に付 き合 ったことで、奈緒 のプレーはより洗練 されたものとなる。実家 は自然 食 カフェ雑貨 店 「HON MARKET」で、顔見知 りの雲海 らもよく利用 する。本 間 も接客 に従事 している。理央 という幼 い妹 がおり、奈緒 に良 く懐 いている。堺田 町 蔵 (さかいだ まちぞう)作者 の前作 である『G戦場 ヘヴンズドア』の主人公 。父親 は人気 漫画 家 の坂井 大蔵 。- 「
週刊 少年 ファイト」で「エドガワ排球 団 」(通称 エド球 )を連載 する人気 漫画 家 。単行本 は通算 累計 1,000万 部 を超 え(作者 未 監修 の数字 なので、事実 とは違 う可能 性 がある)、現在 も連載 中 。現在 では人気 漫画 家 となっているが、第 35回 少年 ファイト新人 漫画 大賞 を合作 で受賞 後 は、単独 での連載 は打 ち切 りの連続 と、同期 の漫画 家 と違 い鳴 かず飛 ばずだった。だめなら漫画 を辞 めると覚悟 したネームを「週刊 少年 ファイト」に持 ち込 んだ際 に担当 になったのがヤングファイトから異動 した鉄男 であり、これが後 のエド球 である[18]。 池袋 ベットバレーの存在 を知 っており、興味 を持 ち取材 を希望 する。高校 の同級生 の長谷川 夫婦 とは公私 ともに仲 がよく、特 に2人 の娘 であるルミは、幼 いころから職場 に来 るほど好意 を持 たれており、そのことに悪 い気 はしていないが、19歳 の歳 の差 と、自身 の過去 の出来事 から気 が引 けている。奥平 現 菱 巻 組 の組員 。組長 の危篤 を志乃 に知 らせるために登場 する。志乃 の父 に組 を継 いでもらいたいが、逆 にヤクザから足 を洗 う条件 で一緒 に事業 をすることを誘 われており、揺 れている。須磨 拓也 (すま たくや)奥平 といつも行動 をともにしている組員 。曽和 田 (そわだ)菱 巻 組 の幹部 で、組長 の跡目 を狙 っている。組長 が跡継 ぎとして娘 婿 を目 していたが、それを妨害 するためにインサイダー取引 に陥 れる。曽 和田 派 が組 内 で力 をつけており、組 周辺 の一般 市民 からの評判 は悪 くなる。村田 清彦 (むらた きよひこ)旭 谷中 学校 の数学 教師 。在校 中 の学 や未散 に対 し嫌味 な発言 をしていたが、未散 から学 と交際 しているとの報告 を受 け、それを高 く評価 する。恩田 紀恵 (おんだ のりえ)、喜多 さち代 (きた さちよ)漫画 などでの学外 の学 の友人 。背 が低 く丸 顔 で眼鏡 でお下 げ髪 の方 が紀恵 。過去 の練 を知 っている。朝 の通学 時間 帯 では2人 の着衣 が違 う。史郎 未散 に「ツレ」(一般 的 には友人 のこと)と呼 ばれる存在 。未散 が中学 時代 に北江古田 公園 でよく遊 んだとのことである[19]。本編 ではベットバレーの情報 を未散 に提供 し、その際 にクレバーかつ的確 な推測 を述 べる。隆子 のおじ本名 は不出 。唯 隆子 の育 ての親 で、隆子 にバレーの英才 教育 を施 したバレー狂 。会社 経営 者 で紳士 然 としている。Vリーグに所属 する夕 栗 製菓 の会長 の娘 (一 度 離婚 し、子供 がいる)と結婚 しており、Vリーグおよび白雲山 高校 のスポンサーもしている。田上 繭 や、全日本 女子 監督 の真 壁 とも交流 がある。真理 や練 の実力 を非常 に高 く評価 し、練 を白雲山 に呼 び寄 せ隆子 とコンビを組 ませようと画策 する。小学生 時代 の隆子 と練 を「一番 上手 いのは隆子 、一番 強 いのはあの子 (練 )」と評 する。村上 寛治 (むらかみ かんじ)黒 曜谷高校 OBで、環 の夫 。バレー部員 だったのかは不明 。現在 は婿 入 りした村上 家 の家業 である「ムラカミスポーツ」旭 谷 店 の店長 。堀之内 秀信 (ほりのうち ひでのぶ)黒 曜谷高校 OBで、政子 の恋人 。高校 時代 は男子 バレー部 マネージャーで、政子 たちとは同期 。寛治 とは親友 。現在 は雑誌 「月刊 バレー天国 」のライター。
その他 のエピソード
[- モデル
地 登場 する舞台 のモデルは西武 池袋 線 近辺 であり、特 に江古田 駅 では学 と未散 がおにぎりを買 う店 や、登校 シーンで描 かれているゲームセンターや駅舎 を実際 に見 ることができる。公認 状 況 登場 するボールには単行本 第 1巻 当初 、ミカサやモルテンをもじって「3CASA」や「mol10」とロゴが表記 されている。しかし、第 4巻 以降 はモルテンが実名 (molten)かつ本物 同様 のロゴで登場 する。これは本 作 がモルテンから公認 され、寄贈 や協力 を受 けられるようになったからであり[20]、これに伴 い登場 する機会 が大幅 に増 えている。そして、第 11巻 からは本物 のミカサ(MIKASA)や国際 バレーボール連盟 (FIVB)のロゴも登場 する。2015年 5月 22日 にはミカサからコラボレーション商品 (エナメルバッグ)も発売 された[21]。
本 作 シーンの利用 - 2009
年 前後 、漫画 『ひだまりスケッチ』の主人公 画像 と、式 島 滋 の「お前 がそう思 うんならそうなんだろう お前 ん中 ではな」(第 1巻 )の台詞 とを合成 したコラージュ画像 が主 にネット上 のユーザ間 で広 まり、その後 も新 たなコラージュやアスキーアートが発表 されるなど反響 を呼 んだ。日本橋 は後日 これを把握 し、本 作 の該当 コマおよび台詞 の利用 を公認 している[22]。この縁 により『ひだまりスケッチ』の原作 者 ・蒼 樹 うめと交流 が始 まり、単行本 第 7巻 特 装 版 の特典 である公式 同人 誌 『少年 ファイト』には蒼 樹 も4コマ漫画 を寄稿 している[23]。また、日本橋 は本 作 の二 次 創作 やコスプレについても積極 的 に容認 している[24]。 - V.LEAGUEオールスターゲーム
- 2018
年 および2019年 開催 の『V.LEAGUE WOMEN(V1女子 )オールスターゲーム』で、副賞 「少女 ファイト賞 」が贈呈 された。受賞 選手 には本 作 への登場 権 が贈 られ、2018年 受賞 の佐藤 美弥 、2019年 受賞 の栗原 恵 がそれぞれ漫画 本編 に1キャラクターとして登場 する[25][26]。
書誌 情報
[各 話 は『イブニング』掲載 の時点 から単行本 への収録 を考慮 し、単行 本 各巻 ごとの特色 が発生 するように構成 されている。各巻 のエピソード :単行本 (通常 版 )表紙 イラストの人物 が中心 となるエピソードが含 まれている。また多 くの巻 で、最終 話 は小田切 学 (偶数 巻 )または式 島 未散 (奇 数 巻 )を語 り手 にしてエピソードを描 いている。各 話 のサブタイトル :各巻 ごとに共通 した名称 が付 けられている。第 1巻 「○い●●」(漢字 1字 と送 り仮名 「い」の形容詞 に、「ん」で終 わる語尾 の2文字 の漢字 )第 2巻 「dog - 」頭 にdogがくる英単語 もしくは連語 第 3巻 1980年代 の日本 のポップスの楽曲 名 第 4巻 「自己 ○○」(○○は2文字 の熟語 が入 る)第 5巻 バレーボールを題材 にした漫画 やアニメーションのタイトルを捩 ったもの第 6巻 「 - ow」owで終 わる一語 の英単語 第 7巻 世界 の著名 な童話 ・民話 のタイトルを捩 ったもの第 8巻 武士 を捩 った、または武具 名 を含 んだタイトル第 9巻 「時 (時間 )」に関連 したタイトル第 10巻 バレーボール用語 を捩 った別 の言葉 第 11巻 数字 を含 むタイトル第 12巻 安部 公房 の作品 名 を捩 ったもの第 13巻 著名 な映画 のタイトルを捩 ったもの第 14巻 企業 のキャッチコピーやスローガンを捩 ったもの第 15巻 タロットカード(大 アルカナ)のタイトル第 16巻 ダーツ用語 第 17巻 戸川 純 の楽曲 名 を捩 ったもの第 18巻 各種 宝石 の英名
第 2巻 の発売 に際 して、一部 販売 店 でスポーツ新聞 を模 した販促 チラシ『バシスポ』が配布 された。第 5巻 は2008年 11月の刊行 と4巻 の巻末 に予告 されていたが、翌 2009年 1月 に延期 された。4巻 までは発売 予定 の年 と季 節 のみの予告 だった。巻末 には、単行 本 発売 時 に『月刊 アフタヌーン』に宣伝 を兼 ねて掲載 された出張 編 が収録 されることもある。
単行本 ・通常 版
[日本橋 ヨヲコ 『少女 ファイト』講談社 〈講談社 KCデラックス〉、既刊 18巻 (2022年 1月 21日 現在 )- 2006
年 7月 21日 発行 、ISBN 978-4-06-372171-3 - 2007
年 2月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-372262-8 - 2007
年 9月 21日 発行 、ISBN 978-4-06-372351-9 - 2008
年 4月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-375476-6 - 2009
年 1月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-375638-8 - 2009
年 10月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-375794-1 - 2010
年 7月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-375944-0 - 2011
年 7月 22日 発行 、ISBN 978-4-06-376063-7 - 2012
年 8月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-376640-0 - 2013
年 7月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-376861-9 - 2014
年 6月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-377009-4 - 2015
年 5月 22日 発行 、ISBN 978-4-06-377178-7 - 2016
年 5月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-377465-8 - 2017
年 7月 21日 発行 、ISBN 978-4-06-393235-5 - 2018
年 8月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-512375-1 - 2019
年 9月 20日 発行 、ISBN 978-4-06-517221-6 - 2020
年 7月 22日 発行 、ISBN 978-4-06-520261-6 - 2022
年 1月 21日 発行 、ISBN 978-4-06-525927-6
- 2006
単行本 ・特 装 版
[いずれの
日本橋 ヨヲコ 『少女 ファイト』講談社 〈講談社 プレミアムKC〉、既刊 4 - 18巻 (2022年 1月 21日 現在 )第 4巻 特 装 版 2008年 4月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-362110-5同 梱 品 :黒 曜谷学園 高等 学校 指定 とするノートと連載 で既出 のカラーイラストが描 かれた下敷 き(ノートの一部分 に、小田切 学 の漫画 と長谷川 留 弥子 によるパラパラ漫画 が描 かれている)
第 5巻 特 装 版 2009年 1月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-362132-7同 梱 品 :オリジナルドラマCD『少女 ファイト番外 編 「野良犬 たちのおつかい」』
第 6巻 特 装 版 2009年 10月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-358308-3同 梱 品 :オリジナルアニメDVD(OAD)
第 7巻 特 装 版 2010年 7月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-364836-2第 8巻 特 装 版 2011年 7月 22日 発行 、ISBN 978-4-06-364872-0同 梱 品 :小田切 明 の複製 原稿 (B5サイズ16枚 )と原稿 袋
第 9巻 特 装 版 2012年 8月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-364890-4同 梱 品 :黒 曜谷ストレイドッグス公式 スポーツバッグ(ミニバージョン)
第 10巻 特 装 版 2013年 7月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-364926-0同 梱 品 :「真理 の手紙 」付 き黒 曜谷高校 謹製 レターセット
第 11巻 特 装 版 2014年 6月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-364957-4同 梱 品 :黒 曜谷ストレイドッグス公式 タオルマフラー
第 12巻 特 装 版 2015年 5月 22日 発行 、ISBN 978-4-06-362294-2同 梱 品 :黒 曜谷ストレイドッグス公式 ラバーパスケース
第 13巻 特 装 版 2016年 5月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-362330-7同 梱 品 :特製 ポストカードブック(16枚 )
第 14巻 特 装 版 2017年 7月 21日 発行 、ISBN 978-4-06-362373-4同 梱 品 :ぬりえブック(書 き下 ろしを含 むカラーイラスト作品 の線画 24点 )
第 15巻 特 装 版 2018年 8月 23日 発行 、ISBN 978-4-06-512861-9同 梱 品 :日 めくり名言 集 兼 31日 分 卓上 カレンダー
第 16巻 特 装 版 2019年 9月 20日 発行 、ISBN 978-4-06-517222-3同 梱 品 :カラー描 き下 ろし時計
第 17巻 特 装 版 2020年 7月 22日 発行 、ISBN 978-4-06-520262-3同 梱 品 :描 き下 ろしイラスト入 り付箋 ブック(6種類 各 20枚 )
第 18巻 特 装 版 2022年 1月 21日 発行 、ISBN 978-4-06-527007-3同 梱 品 :描 き下 ろし漫画 ブックレット(登場 人物 4名 の各 エピソード4編 、全 16P)
OAD
[2009
スタッフ
[監督 -多田 俊介 脚本 -日本橋 ヨヲコ- アニメーションキャラクターデザイン・
作画 監督 -高橋 英樹 - デフォルメデザイン -
関川 成人 絵 コンテ -田頭 しのぶ演出 -江崎 慎 平 美術 監督 -野村 正信 色彩 設計 -津守 裕子 撮影 監督 -荒井 栄 児 編集 -濱 宇津 妙子 音響 監督 -中嶋 聡 彦音楽 -池 頼広 - プロデューサー -
小林 範 善 - アニメーションプロデューサー -
黒木 るい - アニメーション
制作 - Production I.G 製作 -講談社
主題歌
[- エンディングテーマ「Oh my friend」
作詞 - MAYU /作曲 -重永 亮介 /編曲 -宅 見 将 典 /歌 ・演奏 - BLiSTAR挿入歌 「パラレル・ワールド」作詞 ・作曲 -重永 亮介 /編曲 -重永 亮介 ・宅 見 将 典 /歌 ・演奏 - BLiSTAR
ドラマCD
[少女 ファイト番外 編 「野良犬 たちのおつかい」(2009年 1月 23日 発売 ISBN 978-4-06-362132-7) -第 5巻 特 装 版 に付属 。少女 ファイト「野良犬 たちのおもいで」(2010年 7月 23日 発売 SJFC-1)
インターネットラジオ
[ラジオ | |
---|---|
2010 | |
アニメイトTV | |
6 | |
ストリーミング | |
パーソナリティ | |
テンプレート - ノート |
『
番組 概要
[ゲスト
[伊倉 一恵 (鎌倉 沙羅 役 ):第 1回 (2010年 6月 25日 )杉山 大 (千石 雲海 役 ):第 2回 (2010年 7月 9日 )桑島 法子 (陣内 笛 子 役 ):第 3回 (2010年 7月 23日 )能登 麻美子 (小田切 学 役 ):第 4回 (2010年 8月 6日 )
コーナー
[集 え!円卓 の犬 騎士 ども!少女 ファイトに対 する熱 き思 いを紹介 するコーナー。- コンテンツトーク
- トランプで
選 んだ『少女 ファイト』原作 の個性 的 なサブタイトルをキーワードにトークするコーナー。 番組 公式 じゃんけんが使用 される。掛 け声 はバレーボール風 に「そーれ、じゃんけんぽん」池袋 ガールズベットバレー- 4つの「お
題 」から一 つを取 り上 げ毎回 チャンピオンを決 めるコーナー。- お
題 1:「人 に勧 めたい、想像 したら幸 せになる光景 」 - お
題 2:「そういえば似 てる言葉 」 - お
題 3:「あの人 は今 」 - お
題 4:「レシーブ→トス→○○→アタック」
- お
私 を春 高 へ連 れてって黒 曜谷高校 を倒 せる最強 のメンバーを結成 するコーナー。レギュラー入 りは大原 とゲストの独断 と偏見 で選 ばれる。
ラジオドラマ
[- オーディオドラマ『
野良犬 たちのおもいで』が番組 の最後 に毎回 少 しずつ放送 される。
ラジオCD
[- DJCD
少女 ファイト犬 神 鏡子 と愉快 な仲間 たちのオールイブニングニッポン(2010年 9月 3日 発売 SJFC-2)
脚注
[出典
[- ^ a b c “「
少女 ファイト」ほぼ全 話 をコミックDAYSで無料 公開 、移籍 連載 開始 を記念 し”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年 6月 1日 ) 2023年 6月 1日 閲覧 。 - ^ “イブニングが23
年間 の歴史 に幕 、最終 号 に「アザゼルさん。」「ギャングキング」読 み切 り”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年 2月 28日 ) 2023年 2月 28日 閲覧 。 - ^ a b c “
誰 しも悪役 を演 じなければいけない時 がある―漫画 家 日本橋 ヨヲコインタビュー”.東京 ナイロンガールズ. 2016年 5月 23日 閲覧 。 - ^ 『ジャンプスクエア』2009
年 2月 号 、集英社 。 - ^ 『TV Bros.』2008
年 11月8日 号 (11月5日 〈水 〉発売 ) - ^ “
文化庁 メディア芸術 祭 歴代 受賞 作品 ”.文化庁 . 2017年 7月 31日 閲覧 。 - ^
学 の場合 「練 を理解 したい」ということが目的 で、バレー漫画 執筆 やバレーボールのプレーはその手段 と考 える(単行本 第 6巻 「Fight.42」)。 - ^
単行本 第 2巻 「Fight.12」。 - ^
特 装 版 5巻 付録 ドラマCDの作者 コメントより。 - ^
作者 Twitter(2016年 5月 14日 ) - ^
単行本 第 10巻 、205頁 。 - ^
単行本 第 1巻 、第 1話 。 - ^
単行本 第 4巻 、第 27話 。 - ^
作者 Twitter(2016年 5月 23日 ) - ^
作者 Twitter(2016年 5月 23日 ) - ^
読 み出典 :作者 Twitter(2015年 10月 28日 ) - ^
単行本 第 12巻 巻末 において、事前 に利用 許諾 を得 たうえでの設定 であるとしている。 - ^ 『G
戦場 ヘヴンズドア』単行本 第 3巻 「Air.18」。 - ^
第 4巻 巻末 にある北江古田 公園 の解説 。 - ^
単行本 第 4巻 巻末 で言及 。 - ^ “「
少女 ファイト」12巻 特 装 版 にパスケース付属 、ミカサとコラボしたバッグも”. コミックナタリー (2015年 5月 22日 ). 2016年 5月 23日 閲覧 。 - ^ “「お
前 がそう思 うんならそうなんだろう」日本橋 ヨヲコ先生 が元 ネタ画像 を提供 ”. ガジェット通信 . (2016年 6月 12日 ) 2019年 5月 6日 閲覧 。 - ^
特 装 版 第 7巻 巻末 - ^
作者 Twitter(2016年 5月 31日 ) - ^ “
日本橋 ヨヲコ公式 ブログ” (2019年 4月 26日 ). 2019年 5月 6日 閲覧 。 - ^ “【レポート】2018-19V.LEAGUE WOMEN オールスターゲーム”. Vリーグオフィシャルサイト. (2019
年 4月 20日 ) 2019年 5月 6日 閲覧 。
注釈
[- ^
月 2回 の掲載 だと作画 の都合 でときどき間 に合 わなくなると作者 は述 べている。 - ^ あまりに
夢中 になるとすべてのボールを自分 でレシーブしようとし、そのうえ自分 でスパイクしようとする。 - ^ この
状態 になった場合 、絵柄 上 は練 の瞳孔 が小 さく描 かれる。 - ^
真理 と同 じ髪型 だが、これは過去 に真理 の髪 を切 っていた奈緒 の母 が、学 と同 じくらいの身長 である真理 のいつも注文 していた髪型 に切 ったため。 - ^
飴屋 中学 の女子 バレー部 は体育 会 系 体質 だが、これに関 してはチーム全体 がルミと同様 の性格 である。 - ^ この
他 に背番号 7のメンバーが登場 するが、名前 を含 め素性 は一切 不明 。真理 が欠 けたことでレギュラー入 りしたと推定 される[独自 研究 ?]。 - ^
元 ヤンキーから更生 した製薬 会社 の営業 マンという設定 。 - ^
女装 をさせると、志乃 は「学 や厚子 は女 らしさで負 けている」という(厚子 や学 がめかし込 むと逆 に女装 と言 われる)。幼少 時 はおかっぱ頭 だった。 - ^
唯 隆子 の常軌 を超 えたプレーは、作者 によると「うちゅうのほうそくがみだれる!」イメージとのことである。
関連 項目
[春 高 バレー(全国 高等 学校 バレーボール選抜 優勝 大会 →全日本 バレーボール高等 学校 選手権 大会 ) -本 作 内 では鏡子 らが「(高校 )3年 はインターハイで引退 だから、春 高 の(出場 )チャンスは(2年生 時 までの)2回 しかない」と語 るが、大会 正式 名称 が上記 前者 から後者 に変 わり開催 時期 も3月 下旬 から1月 初旬 に変更 された2011年 以降 は、高校 3年生 も本 大会 に出場 可能 となった。- インターハイ(
全日本 バレーボール高等 学校 選手権 大会 →全国 高等 学校 総合 体育 大会 バレーボール競技 大会 ) -以前 は高校 選手権 を兼 ねた大会 だったが、2011年 から「春 高 バレー」が選手権 大会 に位置 づけられたことにより、2010年 度 以降 は単 に「インターハイにおけるバレーボール競技 大会 」として実施 されている。