左翼さよくナショナリズム

左翼さよくナショナリズム（さよくナショナリズム、英語えいご: Left-wing nationalism）とは、左翼さよくまたは左派さはの立場たちばにおけるナショナリズムのこと。

概要がいよう

左翼さよくナショナリズムとは通常つうじょう、社会しゃかい的てき平等びょうどうや国民こくみん主権しゅけん、民族みんぞく自決じけつなどを基礎きそとした、ナショナリズムの形態けいたいで、その起源きげんはフランス革命かくめいのジャコバン派はとされ、典型てんけい的てきには反はん帝国ていこく主義しゅぎを掲かかげる。また冷戦れいせん構造こうぞう崩壊ほうかい後ごは、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく中心ちゅうしんのグローバリゼーションに反対はんたいすることが増ふえた。

左翼さよくナショナリズムは、ナショナリズムとしては右翼うよくナショナリズムと対比たいひさせた概念がいねんであり、人種じんしゅ主義しゅぎ的てきなナショナリズムやファシズムには反対はんたいする場合ばあいが多おおいが、スターリニズムや毛沢東もうたくとう思想しそうなどでは不ふ寛容かんようや人種じんしゅ的てき偏見へんけんを持もつ場合ばあいもある 。

歴史れきし上じょうの著名ちょめいな左翼さよくナショナリズム運動うんどうには、マハトマ・ガンディーの下したでインドの独立どくりつを推進すいしんしたインド国民こくみん会議かいぎや、アイルランド独立どくりつ戦争せんそうおよび北きたアイルランド問題もんだい時代じだいのシン・フェイン党とう、南みなみアフリカ共和きょうわ国こくでアパルトヘイトに反対はんたいしたネルソン・マンデラの下したのアフリカ民族みんぞく会議かいぎ、などがある。

社会しゃかい主義しゅぎの潮流ちょうりゅうの中なかでも、第だい一いち次じ世界せかい大戦たいせん勃発ぼっぱつ時じに多おおくの社会しゃかい民主みんしゅ主義しゅぎ政党せいとうは国際こくさい主義しゅぎを放棄ほうきして自国じこくの参戦さんせんに賛成さんせいしたため、それを批判ひはんする立場たちばから社会しゃかい愛国あいこく主義しゅぎと呼よばれた。またマルクス主義まるくすしゅぎの潮流ちょうりゅうの中なかでも、ロシア革命かくめい以降いこうのマルクス・レーニン主義しゅぎ、特とくにスターリニズムは愛国あいこく主義しゅぎや民族みんぞく主義しゅぎを掲かかげた。第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん終結しゅうけつ後ごスターリン批判ひはんを受うけ、中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくの毛沢東もうたくとう思想しそう、ホー・チ・ミンのベトナム労働党ろうどうとう、エンヴェル・ホッジャのアルバニア労働党ろうどうとう、ユーゴスラビア社会しゃかい主義しゅぎ連邦れんぽう共和きょうわ国こくのチトー主義しゅぎ、ガマール・アブドゥル＝ナーセルのアラブ社会しゃかい主義しゅぎ、シリアやイラクのバアス党とう、朝鮮民主主義人民共和国ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこくの主体しゅたい思想しそう、ミャンマー（ビルマ）の「社会しゃかい主義しゅぎへのビルマの道みち」（ビルマ式しき社会しゃかい主義しゅぎ）などは、それぞれ自主じしゅ独立どくりつや民族みんぞく自決じけつを強調きょうちょうした。

各国かっこく

日本にっぽん

1906年ねん、北きた一輝いっきは「国体こくたい論ろん及および純正じゅんせい社会しゃかい主義しゅぎ」で、社会しゃかい主義しゅぎと天皇てんのうおよび国家こっか主義しゅぎを結むすびつけ、陸軍りくぐん皇すめらぎ道どう派はに影響えいきょうを与あたえた。1930年代ねんだい、社会しゃかい主義しゅぎ者しゃの赤松あかまつ克麿かつまろや島中しまなか雄三ゆうぞうらは国民こくみん社会しゃかい主義しゅぎを提唱ていしょうし、赤松あかまつは日本にっぽん国家こっか社会党しゃかいとうを結成けっせいした。また社会しゃかい大衆たいしゅう党とうの麻生あそう久ひさらは陸軍りくぐんの「国防こくぼうの本義ほんぎと其強化きょうかの提唱ていしょう」を「軍部ぐんぶの社会しゃかい主義しゅぎ的てき傾向けいこうの表現ひょうげん」と評価ひょうかし、新しん体制たいせい運動うんどうや大政たいせい翼賛よくさん会かいに積極せっきょく参加さんかした。大川おおかわ周明しゅうめいは社会しゃかい主義しゅぎ、統制とうせい経済けいざいとアジア主義しゅぎを関連かんれんづけた。

1920年代ねんだい以降いこう、労農ろうのう派はは日本にっぽん民主みんしゅ革命かくめい論争ろんそうや日本にっぽん資本しほん主義しゅぎ論争ろんそうで日本にっぽんに応おうじた社会しゃかい主義しゅぎを主張しゅちょうしてコミンテルンと対決たいけつし、後ごの社会党しゃかいとう左派さはや日本にっぽん型がた社会しゃかい民主みんしゅ主義しゅぎに影響えいきょうを与あたえた。

1950年代ねんだいの砂川すなかわ紛争ふんそう、1960年代ねんだいから1970年代ねんだいの安保あんぽ闘争とうそう、ベトナム反戦はんせん運動うんどう、沖縄おきなわ本土ほんど復帰ふっき運動うんどう、反はん帝国ていこく主義しゅぎの民族みんぞく解放かいほう運動うんどうなどは、反米はんべいや反はん欧米おうべいのナショナリズムの側面そくめんも持もった。

日本にっぽんの新しん左翼さよくのうちでは、「反米はんべい愛国あいこく」を掲かかげて京浜けいひん安保あんぽ共闘きょうとうが羽田空港はねだくうこう突入とつにゅう闘争とうそうやダイナマイト等ひとしを使つかった米べい軍ぐん基地きち襲撃しゅうげきを行おこなったり、日本にっぽん赤軍せきぐんは「世界せかい革命かくめい」を掲かかげてパレスチナ解放かいほう闘争とうそうと連帯れんたいした例れい、毛沢東もうたくとう思想しそうの傾向けいこうの強つよい日本にっぽん共産党きょうさんとう（左派さは）などが「愛国あいこく」を掲かかげた例れいがある。

冷戦崩壊れいせんほうかい後ご、日本にっぽんの左派さは政党せいとうは階級かいきゅう政党せいとうから大衆たいしゅう政党せいとうへと脱皮だっぴを図はかっている。その為ためか、ナショナリズムをアピールする場面ばめんも増ふえてきた。

例たとえば、日本にっぽん共産党きょうさんとうは、富士山ふじさんの写真しゃしんをバックに「この国くにを愛あいする党とうです」と記しるされた選挙せんきょポスターを作成さくせいしたり、TPP推進すいしん派はに対たいして「売国ばいこく」と批判ひはんしたり、赤旗あかはたの中なかで「日本にっぽん共産党きょうさんとうのこの立場たちばこそ、国くにを愛あいする広範こうはんな国民こくみんの気持きもちと要求ようきゅうを真しんの意味いみで代表だいひょうしうる立場たちばであって、その意味いみではこれこそ真しんの愛国あいこく者しゃの立場たちばであるということができます。」と自党じとうを定義ていぎしている。

社民党しゃみんとうも公式こうしきサイトで福島ふくしまみずほ参議院さんぎいん議員ぎいんが、参議院さんぎいんの本ほん会議かいぎ場ばで「私わたしは愛国あいこく者しゃだ」と言いったり、自民党じみんとうに対たいして「自民党じみんとうは愛国心あいこくしんが足たりない（親米しんべい保守ほしゅを批判ひはんした文脈ぶんみゃくで）」という批判ひはんを行おこなっている。

東ひがしアジア反日はんにち武装ぶそう戦線せんせんはアイヌ革命かくめい論ろんを掲かかげたが、これは新しん左翼さよくの窮民きゅうみん革命かくめい論ろんから派生はせいしたもので、アイヌの民族みんぞく自決じけつの要求ようきゅうから出でてきた思想しそうではない。

中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく

毛沢東もうたくとうは新あたらしく建設けんせつされるべき社会しゃかいのヴィジョンは、強調きょうちょうされるべき民族みんぞくの偉大いだいさと不可分ふかぶんのものであると述のべた（1938年ねん10月がつ中国共産党ちゅうごくきょうさんとう中央ちゅうおう委員いいん会かい報告ほうこくに拠よる）。

• 現在げんざいの、中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくにおける左翼さよくナショナリズムの主要しゅような点てんは、次つぎからなる。

1. 香港ほんこんや台湾たいわん省しょうは同胞どうほうであり、各かく方面ほうめんで結束けっそくすべき。
2. 多た民族みんぞく国家こっかの統合とうごう手段しゅだんとして「中華ちゅうか民族みんぞく」と定義ていぎすべき。
3. 帝国ていこく主義しゅぎやテロの脅威きょういに対応たいおうして、大幅おおはばな軍備ぐんび拡張かくちょうを実施じっしすべき。
4. 腐敗ふはいの原因げんいんは政府せいふ機能きのうの緩和かんわとイデオロギーの希薄きはく化かにあり、中央ちゅうおう集権しゅうけんの強化きょうかが必要ひつようである。
5. 外資がいしに関かんしては先端せんたん分野ぶんや対象たいしょうの導入どうにゅうは容認ようにんし、文化ぶんかを損そこなう消費しょうひ財ざい分野ぶんや対象たいしょうのものは規制きせいすべき。

この内うち、3.は米国べいこく留学りゅうがくの経験けいけんがある論客ろんかくが多おおいことからRMA（軍事ぐんじにおける革命かくめい）の影響えいきょうを受うけており、新しん三さん打だ三さん防ぼうの様ようにハイテク兵器へいきの充実じゅうじつがよく唱となえられる。5.は情報じょうほう統制とうせいの口実こうじつにしばしば用もちいられる。グローバリゼーションに伴ともない、この種たねの勢力せいりょくが大衆たいしゅうや軍部ぐんぶの背広せびろ組ぐみを基盤きばんに置おき、発言はつげん力りょくを強つよめている。

2013年ねん、習近平ひらたは国家こっか主席しゅせきの就任しゅうにん演説えんぜつで「中華ちゅうか民族みんぞくの偉大いだいな復興ふっこうという中国ちゅうごくの夢ゆめを実現じつげんするため引ひき続つづき奮闘ふんとう、努力どりょくしなければならない」と述のべた。

台湾たいわん（中華民国ちゅうかみんこく）

台湾たいわんでは右派うは政党せいとうである中国ちゅうごく国民党こくみんとうが中国ちゅうごく本土ほんどとの統一とういつを模索もさくするのに対たいし、社会しゃかい福祉ふくしや環境かんきょう保護ほご、反はん原発げんぱつ、人権じんけん、などのリベラル左派さは的てきな政策せいさくを掲かかげる民主進歩党みんしゅしんぽとうが台湾たいわん独立どくりつを主張しゅちょうした。

朝鮮半島ちょうせんはんとう

大韓民国だいかんみんこくでは、「左派さは新しん自由じゆう主義しゅぎ」を自称じしょうする盧武鉉のむひょん前ぜん政権せいけんの与党よとうウリ党とうや、民主みんしゅ労働党ろうどうとうなどが、朝鮮民主主義人民共和国ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこくへの外交がいこう政策せいさくとして太陽たいよう政策せいさくを支持しじした。

朝鮮民主主義人民共和国ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこくでは、1950年代ねんだいから従来じゅうらいのマルクス・レーニン主義しゅぎを置おき換かえる形かたちで、極端きょくたんな自主じしゅ独立どくりつ路線ろせんである主体しゅたい思想しそうを主張しゅちょうしている。

ラテンアメリカ

ラテンアメリカのナショナリズムは、ジラルデに拠よればアルゼンチンのペロン主義しゅぎの主導しゅどう者しゃフアン・ペロンと、キューバ革命かくめいの指導しどう者しゃフィデル・カストロらに代表だいひょうされる。

1968年ねんにペルーでクーデターを実行じっこうしたフアン・ベラスコ・アルバラードは対たい米べい追従ついしょうからの脱却だっきゃくを唱となえ、軍事ぐんじ政権せいけんを樹立じゅりつ。地下ちか資源しげんの「民族みんぞく化か（外国がいこく資本しほんからの接収せっしゅう）」をはじめとする社会しゃかい主義しゅぎ政策せいさくとソ連それんへの接近せっきんを実行じっこうした。べラスコの方針ほうしんと政策せいさくは、後述こうじゅつのウゴ・チャベスらに大おおきな影響えいきょうを与あたえたとされる。

2000年代ねんだいに入はいり、ラテンアメリカではアルゼンチンのネストル・キルチネル政権せいけん、チリのミシェル・バチェレ政権せいけん、ブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ政権せいけん、ウルグアイのタバレ・バスケス政権せいけんなど中道ちゅうどう左派さは化かが急速きゅうそくに進すすんだ。

一方いっぽう、ベネズエラのウゴ・チャベス政権せいけん、ボリビアのエボ・モラレス政権せいけん、エクアドルのラファエル・コレア政権せいけん、ニカラグアのダニエル・オルテガ政権せいけんなど、反米はんべいや積極せっきょく国家こっかを唱となえる急進きゅうしん左派さは政権せいけんも成立せいりつした。

ソ連それん・ロシア

ウラジーミル・レーニンの著書ちょしょ『民族みんぞく自決じけつ権けんについて』では「単たんなる民族みんぞく自決じけつではなく、民族みんぞく内ないのプロレタリアートの自決じけつを助たすけることを、積極せっきょく的てきで主おもな任務にんむとする。」とし、植民しょくみん地ち支配しはいからの解放かいほう運動うんどうやロシア内ないに発生はっせいしていた自由じゆう主義しゅぎ的てき民族みんぞく主義しゅぎの力ちからを専制せんせい打倒だとうへと転換てんかんするべく民族みんぞく自決じけつを認みとめる見解けんかいを示しめした。その一方いっぽうレーニンは排外はいがい的てきナショナリズムを忌いみ嫌きらい、あくまでプロレタリアートの民族みんぞくは平等びょうどうであることを強調きょうちょうした。こうしてロシア革命かくめいで誕生たんじょうしたソビエト連邦れんぽうは構成こうせい国家こっかの平等びょうどうを謳うたった連邦れんぽう国家こっかとなった。

レーニンの死後しご実権じっけんを握にぎったヨシフ・スターリンは一いち国こく社会しゃかい主義しゅぎを主張しゅちょうし、マルクス主義まるくすしゅぎの世界せかい革命かくめい論ろんを主張しゅちょうするレフ・トロツキーらを追放ついほうし、全体ぜんたい主義しゅぎ的てきで愛国あいこく主義しゅぎ的てきな一いち党とう独裁どくさい制せいを構築こうちくした（スターリニズム）。独どくソ戦せんを帝政ていせいロシアがナポレオンによる侵略しんりゃくを阻止そしした祖国そこく戦争せんそうになぞらえ、大だい祖国そこく戦争せんそうと呼称こしょうするなど、革命かくめいにより否定ひていされたはずの帝国ていこく主義しゅぎ的てき愛国心あいこくしんも利用りようした。

ソビエト連邦れんぽうの崩壊ほうかい後ごのロシア連邦れんぽうでは、ウラジーミル・プーチン大統領だいとうりょうが「強つよいロシア」の再建さいけんを標榜ひょうぼうして、左翼さよく的てきな社会しゃかい政策せいさくも取とり入いれ、ピオネールやコムソモールを想起そうきさせるナーシを作つくり、ロシア連邦れんぽう共産党きょうさんとうの層そうを二ふたつに割わった。

インド

諸しょ民族みんぞくの団結だんけつを謳うたうインド国民こくみん会議かいぎ派は各派かくは。

シンガポール

社会しゃかい民主みんしゅ主義しゅぎを自称じしょうする人民じんみん行動こうどう党とうは、人種じんしゅ・ジェンダーの排他はいた的てき関係かんけいを超越ちょうえつしたナショナリズムを奨励しょうれいしている。

アラブ諸国しょこく

アラブ諸国しょこくでは、汎ひろしアラブ主義しゅぎ（アラブ民族みんぞく主義しゅぎ）と社会しゃかい主義しゅぎとが結むすびついたアラブ社会しゃかい主義しゅぎと呼よばれる独自どくじの政治せいじ潮流ちょうりゅうがある。エジプトのガマール・アブドゥル＝ナーセルやバアス党とう（アラブ社会しゃかい主義しゅぎ復興ふっこう党とう）などが代表だいひょう的てきである。

パレスチナ

パレスチナではパレスチナ問題もんだいを背景はいけいに、イスラエルによる占領せんりょう（シオニズム）に反対はんたいし、大だい多数たすうの政党せいとうがパレスチナの解放かいほうと独立どくりつを掲かかげ、イスラエルとそれを支持しじするアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくへ反発はんぱつしている。

オスロ合意ごうい以降いこうはファタハやパレスチナ解放かいほう民主みんしゅ戦線せんせんなどは穏健おんけん派は武装ぶそう勢力せいりょくに転てんじたが、強硬きょうこう派は武装ぶそう勢力せいりょくのパレスチナ解放人民戦線ぱれすちなかいほうじんみんせんせん（PFLP）やパレスチナ解放人民戦線ぱれすちなかいほうじんみんせんせん総そう司令しれい部ぶ（PFLP-GC）などはアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくなどからテロ組織そしきに指定していされている。

アフリカ

脱だつ植民しょくみん地ち化か時代じだいの1950年代ねんだい後半こうはんから1960年代ねんだいにかけて、ガーナのクワメ・エンクルマ政権せいけんや、ギニアのセク・トゥーレ政権せいけん、アルジェリアのベン・ベラ政権せいけんなど、アフリカ諸国しょこくの独立どくりつ指導しどう者しゃには左翼さよくナショナリズム的てき傾向けいこうを持もつ人物じんぶつも多おおかった。

その他た

ブルガリアでのイスラム系けい少数しょうすう民族みんぞく住民じゅうみんへの強制きょうせい的てき同化どうかやチェコにおけるドイツ語ご系けい住民じゅうみんの大量たいりょう追放ついほうなどが挙あげられる。

参考さんこう文献ぶんけん

• ラウル・ジラルデ『現代げんだい世界せかいとさまざまなナショナリズム』中谷なかたに猛たけしほか訳やく、晃あきら洋よう書房しょぼう、2004（マルクス主義まるくすしゅぎナショナリズムについての言及げんきゅうがある）
• 浅羽あさば通明みちあき『ナショナリズム』筑摩書房ちくましょぼう、2004
• 小熊こぐま英二えいじ『＜民主みんしゅ＞と＜愛国あいこく＞』新しん曜社、2002（革命かくめいナショナリズムについての言及げんきゅうがある）
• 大澤おおさわ真幸まさき編へん『ナショナリズム論ろんの名著めいちょ50』平凡社へいぼんしゃ、2002
• スターリン『マルクス主義まるくすしゅぎと民族みんぞく問題もんだい』大月書店おおつきしょてん、1953

関連かんれん項目こうもく

• 左翼さよく
• ナショナリズム
• 社会しゃかい愛国あいこく主義しゅぎ
  • 反米はんべい愛国あいこく路線ろせん（日本にっぽん共産党きょうさんとう（革命かくめい左派さは）神奈川かながわ県けん委員いいん会かい、永田ながた洋子ようこグループ（連合赤軍れんごうせきぐん合流ごうりゅうまで同どう路線ろせんを保持ほじ））
• 社会しゃかい帝国ていこく主義しゅぎ/城内きうち平和へいわ
• 国家こっか社会しゃかい主義しゅぎ/民族みんぞくボルシェヴィズム
  • ナチス左派さは、国家こっかボリシェヴィキ党とう、ペロニスタ、アラブ社会しゃかい主義しゅぎ、ブラックパンサー党とう、ヒンドゥー・ナショナリズム#ヒンドゥー・ナショナリズムとナチス・ドイツ
• ポピュリズム
• マルクス主義まるくすしゅぎ
  • マルクス・レーニン主義しゅぎ
  • スターリン主義しゅぎ
  • 一いち国家こっか社会しゃかい主義しゅぎ
  • 毛沢東もうたくとう思想しそう
  • 主体しゅたい思想しそう
• 国際こくさい主義しゅぎ
• 反米はんべい/反はん帝国ていこく主義しゅぎ
• ビルマ式しき社会しゃかい主義しゅぎ
• 保守ほしゅ左派さは
• 憂国ゆうこく我わが道みち会かい
• 一水会いちすいかい
• 韓国かんこくの民族みんぞく主義しゅぎ