金剛寺 (河内長野 市 )
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
6120105005422 | |
概要
[歴史
[初期
[南北 朝 時代
[このとき、
その後
[その
しかし、
境内
[金堂 (重要 文化財 ) -元 応 2年 (1320年 )再建 。慶長 10年 (1605年 )には豊臣 秀頼 により大 修理 されている。堂 内 には中央 に本尊 の金剛 界 大日如来 坐像 (国宝 )、向 かって右 に不動明王 坐像 (国宝 )、左 に降 三 世 明王 (ごうざんぜみょうおう)坐像 (国宝 )を安置 する(いずれも2017年 度 に国宝 に指定 )。密教 の曼荼羅 の一 つである尊 勝 曼荼羅 を立体 的 に現 したものでありこの金剛寺 にしか存在 しない。多宝塔 (重要 文化財 ) -平安 時代 後期 の建立 で現存 している多宝塔 としては日本 最古 であり、また大阪 府 で最古 の木造 建築 物 でもある[1]。ただし、慶長 11年 (1606年 )に豊臣 秀頼 により大 改修 されている。上層 の隅 行 には日本 の現存 建築 で唯一 かつ最多 となる九 手先 の組物 がある。経蔵 (重要 文化財 )宝蔵 (重要 文化財 )薬師堂 (重要 文化財 ) -慶長 年間 (1596年 - 1615年 )に豊臣 秀頼 により再建 。五 仏堂 (重要 文化財 ) -慶長 年間 (1596年 - 1615年 )に豊臣 秀頼 により再建 。新 西国 三 十 三 箇所 第 7番 札所 で千手観音 を祀 る。求 聞持堂 (重要 文化財 ) -元禄 13年 (1700年 )に徳川 綱吉 により建立 。天野山 八 十 八 ヶ所 巡 り -四国八十八箇所 霊場 石仏 群 がある。- 閼伽
井 屋 (重要 文化財 ) 御影堂 (重要 文化財 ) -慶長 11年 (1606年 )に豊臣 秀頼 により再建 。観月 亭 (重要 文化財 ) -慶長 11年 (1606年 )に豊臣 秀頼 により再建 。御影堂 に接続 している。法 具 蔵 (重要 文化財 ) -慶長 年間 (1596年 - 1615年 )に豊臣 秀頼 により建立 。護摩堂 (重要 文化財 ) -慶長 年間 (1596年 - 1615年 )に豊臣 秀頼 により建立 。開山 堂 (重要 文化財 ) -元禄 13年 (1700年 )に徳川 綱吉 により建立 。光 厳 天皇 陵 (分骨 所 ) -宮内庁 管轄 。北門 鐘楼 (重要 文化財 ) -室町 時代 前期 の再建 。食堂 (重要 文化財 ) -室町 時代 前期 の再建 。南朝 の政庁 ・天野 殿 。南 門 天 照 皇 大神 社 (重要 文化財 )八 大 龍王 善女 龍王 社 (重要 文化財 )弁財天 社 (重要 文化財 )築地 塀 (重要 文化財 )楼門 (重要 文化財 ) -鎌倉 時代 後期 の再建 。摩 尼 院 -塔頭 。南朝 行在所 。書院 (重要 文化財 ) -慶長 年間 (1596年 - 1615年 )に豊臣 秀頼 により再建 。表門 (重要 文化財 ) -慶長 年間 (1596年 - 1615年 )に豊臣 秀頼 により再建 。
本 坊 南 門 (表門 、重要 文化財 )鎮守 橋 (国 登録 有形 文化財 ) - この橋 は天野川 に掛 かっており、ここを通 って鎮守 社 に参拝 する。無量 寿 院 庫裏 籠 堂 (国 登録 有形 文化財 )表門 (旧 真 福 院 表門 、重要 文化財 )
大 講堂 (国 登録 有形 文化財 )大 講堂 食堂 (国 登録 有形 文化財 )表門 (旧 理 趣 院 表門 、重要 文化財 )
観 蔵 院 -塔頭 。北朝 行在所 。吉祥院 -塔頭 。天野山 会館 総門 (重要 文化財 )水分 明神 社 (重要 文化財 ) -鎮守 社 。慶長 年間 (1596年 - 1615年 )に豊臣 秀頼 により建立 。丹生 高野 明 神社 (重要 文化財 ) -鎮守 社 。慶長 年間 (1596年 - 1615年 )に豊臣 秀頼 により建立 。鎮守 社 拝殿 (重要 文化財 ) -慶長 年間 (1596年 - 1615年 )に豊臣 秀頼 により建立 。鎮守 社 鐘楼 (重要 文化財 ) -慶長 年間 (1596年 - 1615年 )に豊臣 秀頼 により建立 。戎 社
-
金堂 (修復 前 ) -
食堂 (じきどう) -
楼門 -
御影堂 -
五 仏堂 -
観月 台 (御影堂 付属 ) -
求 聞持堂 -
閼伽
井 屋 -
開山 堂 -
光 厳 天皇陵 (分骨 所 ) -
天 照 皇 大 神社 本殿 -
八大龍王善女龍王社本殿
-
弁財天 社本 殿 -
総門 -
水 掛 け三 尊 -
南 門 -
鎮守 水分 明神 社本 殿 -
鎮守 社 拝殿 -
鎮守 社 鐘楼
文化財
[国宝
[木造 大日如来 坐像 、木造 不動 ・降 三 世 明王 坐像 3躯 (附 木造 天蓋 ) - 2017年 度 国宝 指定 [8][9][注釈 1]剣 無銘 附 :黒 漆 宝剣 拵 延喜 式 神 名 帳 延喜 式 第 十 二 残 巻 、第 十 四 、第 十 六 紙 本 著 色 日月 四季 山水 図 (じつげつしきさんすいず、六 曲 屏風 一双 ) - 2018年 度 国宝 指定 [10][11]
中世 やまと絵 屏風 の代表 作 として名高 い作品 。この屏風 に関 する史料 は殆 ど残 っておらず、制作 時期 も15世紀 半 ばとする説 から、16世紀 後半 とする意見 もある。同 時期 の洗練 されたやまと絵 屏風 にあまり見 られない工芸 的 な手法 や、仏画 に通 じる波 の描 き方 、泥臭 ささえ感 じる素朴 な表現 から、大和 絵師 ではなく絵 仏師 が描 いた可能 性 がある[12]。山 や松 、波 などが動 き出 さんばかりに誇張 され、その特異 で迫力 ある造形 から美術 書 などの表紙 にしばしば使 われ、日本 画家 の加山 又 造 や山本 太郎 などが本 作 を下敷 きにした作品 を発表 している。
重要 文化財
[建造 物
楼門 附 :棟 札 (1枚 )金堂 附 :棟 札 (1枚 )御影堂 (御影堂 と観月 亭 からなる)附 :棟 札 (1枚 )多宝塔 食堂 (天野 殿 )鐘楼 金剛寺 (建造 物 )22棟 [13][14]摩 尼 院 4棟 [注釈 2] ※所有 者 は摩 尼 院 書院 附 :化粧 野地 板 1枚 、棟 札 1枚 表門 築地 塀 (2所 )
彫刻
絵画
工芸 品
蓮花 蒔絵 経 筥 -東京 国立 博物館 寄託 。腹巻 及膝鎧 伝 楠 氏 一族 所用 20領 、1双 (明細 は後 出 )※「腹巻 」は鎧 の一種 白銅 鏡 (花鳥 文様 )野辺 雀 蒔絵 手箱 -京都 国立 博物館 寄託 。金銅 柄 香炉 附 :金銅 牡丹 文 透 蓋 -東京 国立 博物館 寄託 。金銅 装 戒体箱 -奈良 国立 博物館 寄託 。蓮 唐草 螺鈿 蝶 形 三 足 卓
書跡 ・典籍 、古文書
宝 篋印陀羅尼 経 - 梵漢
普 賢 行 願 賛 紺紙金泥 法華経 巻 第 八 藤原基衡 願 経 紙 本金 泥 宝 篋印陀羅尼 経 料紙 消息 及歌集 切 -東京 国立 博物館 寄託 。大 般涅槃経 12巻 各巻 正平 十 四 年 後村上天皇 加筆 奥書 遊 仙窟 1帖 元 亨 元年 加点 奥書 [18][注釈 3]楠木 氏 文書 1巻
国 指定 史跡
[金剛寺 境内
国 の登録 有形 文化財
[本 坊 持仏堂 本 坊 客殿 本 坊 大 玄関 本 坊 奥殿 本 坊 渡廊下 本 坊 茶室 本 坊 表門 無量 寿 院 ・籠 堂 天野川 東岸 旧 子 院 築地 塀 大 講堂 大 講堂 食堂 鎮守 橋
腹巻 及 び膝 鎧 伝 楠木 氏 使用
白 韋威腹巻 (しろかわおどしはらまき) 1領 白 韋威腹巻 1領 藍 韋威腹巻 1領 藍 韋威肩 白 腹巻 1領 藍 韋裹腹巻 (あいかわつつみはらまき) 1領 藍 韋裹腹巻 1領 藍 韋威腹巻 1領 藍 韋威腹巻 1領 黒 韋威腹巻 1領 黒 韋威腹巻 1領 黒 韋威腹巻 1領 黒 韋威肩 白 腹巻 大 袖付 1領 藍 韋威肩 紫 紅白 腹巻 1領 - 熏韋裹肩
紅白 威 腹巻 (ふすべかわつつみ かたくれないしろおどしはらまき) 1領 - 熏韋裹
腹巻 1領 - 熏韋裹
腹巻 4領 浅黄 糸 素 懸 威 鉄 腹巻 (あさぎいとすがけおどし かなはらまき)壺 袖 一 隻 付 1領 黄 熏韋威 膝 鎧 1双
重要 美術 品
[銅 製 飛 雁 文 鏡 銅 製 瑞 花 雙 鴛 文 八 稜 鏡 紙 本 墨書 清水寺 仮名 縁起
大阪 府 指定 有形 文化財
[木造 薬師 如来 立像 銅 製 銭 弘 俶塔金剛寺 一切経 4461巻 24帖 2枚 - 2022年 (令 和 4年 )3月 15日 指定 。
大阪 府 指定 天然記念物
[金剛寺 のスギ
河内長野 市 指定 有形 文化財
[河内長野 市 指定 無形 民俗 文化財
[天野山 金剛寺 の正 御影 供 百味 飲食
河内長野 市 選定 保存 地域
[金剛寺 のヒノキ林
前後 の札所
[新 西国 三 十 三 箇所 - 6
宝亀 院 - 7金剛寺 -客 番 観心寺 河 泉 二 十 四 地蔵 霊場 - 11
明 忍 寺 - 12金剛寺 - 13善正 地蔵寺 河内 飛鳥 古 社寺 霊場 - 7
西琳寺 - 8金剛寺 - 9延命寺 神仏 霊場 巡拝 の道 - 54
七宝 瀧寺 - 55金剛寺 - 56観心寺
アクセス
[南海 バス天野山 線 「天野山 」バス停 下車 すぐ。
脚注
[注釈
[- ^
附 (つけたり)の天蓋 は2012年 追加 指定 (平成 24年 9月 6日 文部 科学 省 告示 第 135号 ) - ^ 1965
年 に「摩 尼 院 書院 1棟 」として指定 。2019年 に表門 、築地 塀 2所 、化粧 野地 板 、棟 札 を追加 指定 (令 和 元年 12月 27日 文部 科学 省 告示 第 114号 )。 - ^ 2019
年 の官報 告示 で追加 指定 と名称 変更 が行 われている。(追加 指定 前 )「遊 仙窟 残 巻 1帖 」⇒(追加 指定 後 )「遊 仙窟 1帖 」(令 和 元年 7月 23日 文部 科学 省 告示 第 28号 ) - ^
同 じ2017年 6月 28日 付 けで登録 された旧 理 趣 院 表門 と旧 真 福 院 表門 については、2019年 に重要 文化財 に指定 されたことにともない、登録 有形 文化財 としての登録 は抹消 されている(令 和 元年 12月 27日 文部 科学 省 告示 第 115号 )。
出典
[- ^ a b “
金剛寺 多宝塔 文化 遺産 オンライン”.文化庁 . 2016年 12月23日 閲覧 。 - ^ “
大阪 みどりの百 選 ”.大阪 府 . 2016年 12月23日 閲覧 。 - ^ a b
内田 2006, p. 206. - ^ a b c
内田 2006, p. 270. - ^
内田 2006, pp. 270–278. - ^
内田 2006, pp. 270–278, 351. - ^ a b 『なら
仏像 館 名品 図録 』(奈良 国立 博物館 、2012)、pp.14 - 15 - ^
平成 29年 9月 15日 文部 科学 省 告示 第 113号 - ^
国宝 ・重要 文化財 の指定 について(文化庁 サイト) - ^ 「
文化 審議 会 答申 〜国宝 ・重要 文化財 (美術 工芸 品 )の指定 について〜」(文化庁 サイト、2018年 3月 9日 発表 ) - ^
平成 30年 10月 31日 文部 科学 省 告示 第 204号 - ^
泉 万里 『光 をまとう中世 絵画 ─やまと絵 屏風 の美 』角川 学芸 出版 、2007年 ISBN 978-4-04-702137-2 - ^
令 和 元年 12月 27日 文部 科学 省 告示 第 113号 - ^ “
重要 文化財 (建造 物 )の指定 について(2019年 10月 18日 )”.文化庁 . 2019年 10月 22日 閲覧 。 - ^ a b
文化庁 ホームページ - ^
平成 23年 6月 27日 文部 科学 省 告示 第 101号 - ^
平成 17年 6月 7日 文部 科学 省 告示 第 87号 - ^
平成 26年 8月 21日 文部 科学 省 告示 第 107号 - ^
平成 29年 6月 28日 文部 科学 省 告示 第 89号 )
参考 文献
[内田 啓一 『文観 房 弘 真 と美術 』法藏館 、2006年 。ISBN 978-4831876393。