アプロディーテー

アプロディーテー Ἀφροδίτη
愛あいと美びと性せいの女神めがみ, 生殖せいしょくと豊穣ほうじょうの女神めがみ
紀元前きげんぜん4世紀せいきのギリシアの原物げんぶつを紀元きげん2世紀せいきにローマが複製ふくせいしたアプロディーテー像ぞう。 アテネ国立こくりつ考古学こうこがく博物館はくぶつかん所蔵しょぞう。
信仰しんこうの中心地ちゅうしんち	パポス, キュプロス島とう, キュテラ島とう
住処すみか	オリュムポス
シンボル	イルカ, 鳩ばと, 白鳥しらとり, 薔薇ばら, 林檎りんご, 真珠しんじゅ
配偶はいぐう神しん	ヘーパイストス, アレース, アドーニス
親おや	ホメーロス『イーリアス』：ゼウス, ディオーネー ヘーシオドス『神かみ統みつる記き』：ウーラノスの男性だんせい器きから生うまれた。
兄弟きょうだい	アテーナー, アポローン, アルテミス, アレース, ヘーパイストス, ヘルメース, ディオニューソス, エイレイテュイア, ヘーベー, メリアス, エリーニュス
子供こども	アレースとの間あいだ：エロース, ポボス, デイモス, ハルモニアー, アンテロース ヘルメースとの間あいだ：ヘルマプロディートス ポセイドーンとの間あいだ：エリュクス、ロードス ディオニューソスとの間あいだ：プリアーポス、ペイトー、カリスたち アンキーセースとの間あいだ：アイネイアース
ローマ神話しんわ	ウェヌス

アプロディーテー（古典こてんギリシア語ご：ΑΦΡΟΔΙΤΗ, Ἀφροδίτη, Aphrodītē）またはアプロディタ（アイオリス方言ほうげん：ΑΦΡΟΔΙΤΑ, Ἀφροδιτα, Aphrodita）は、愛あいと美よしと性せいを司つかさどるギリシア神話しんわの女神めがみで、オリュンポス十じゅう二に神かみの一いち柱はしらである。美びにおいて誇ほこり高たかく、パリスによる三さん美神びしんの審判しんぱんで、最高さいこうの美神びしんとして選えらばれている。また、戦せんの女神めがみとしての側面そくめんも持もつ。日本語にほんごでは、アプロディテ、アフロディテ、アフロディーテ、アフロダイティ（英えい: Aphrodite）などとも表記ひょうきされる。

元来がんらいは、古代こだいオリエントや小しょうアジアの豊穣ほうじょうの植物しょくぶつ神しん・植物しょくぶつを司つかさどる精霊せいれい・地ち母はは神しんであったと考かんがえられる。アプロディーテーは、生殖せいしょくと豊穣ほうじょう、すなわち春はるの女神めがみでもあった。

ホメーロスの『イーリアス』では「黄金おうごんのアプロディーテー」や「笑わらいを喜よろこぶアプロディーテー」など特有とくゆうの形容けいよう語句ごくを持もっている。プラトーンの『饗宴きょうえん』では純粋じゅんすいな愛情あいじょうを象徴しょうちょうする天上てんじょうの「アプロディーテー・ウーラニアー（英語えいご版ばん)」と凡俗ぼんぞくな肉欲にくよくを象徴しょうちょうする大衆たいしゅうの「アプロディーテー・パンデーモス（英語えいご版ばん）」という二に種類しゅるいの神性しんせいが存在そんざいすると考かんがえられている。

概説がいせつ

ヘーシオドスの『神かみ統みつる記き』によれば、クロノスによって切きり落おとされたウーラノスの男性だんせい器きにまとわりついた泡あわ（アプロス、aphros）から生うまれ、生うまれて間あいだもない彼女かのじょに魅みせられた西風せいふうが彼女かのじょを運はこび、キュテラ島とうに運はこんだ後のち、キュプロス島とうに行いき着ついたという。彼女かのじょが島しまに上陸じょうりくすると愛あいと美びが生うまれ、それを見みつけた季き節ぶしの女神めがみホーラーたちが彼女かのじょを飾かざって服ふくを着きせ、オリュンポス山さんに連つれて行いった。オリュンポスの神かみ々は出自しゅつじの分わからない彼女かのじょに対たいし、美うつくしさを称賛しょうさんして仲間なかまに加くわえ、ゼウスが養女ようじょにした。これは、Ἀφροδίτη が「泡あわの女神めがみ」とも解釈かいしゃく可能かのうなことより生しょうじた通俗つうぞく語源ごげん説せつともされるが、アプロディーテーが男性だんせい器きから生うまれるという猥雑わいざつな誕生たんじょうの仕方しかたをしているのはヘーシオドスが極度きょくどの女嫌おんなぎらいであったためといわれる。ホメーロスはゼウスとディオーネーの娘むすめだと述のべている。

美びと優雅ゆうがを司つかさどる三さん美神びしんカリスたちは彼女かのじょの侍女じじょとして従したがっている。また、アプロディーテーのつけた魔法まほうの宝たから帯たいには「愛あい」と「憧あこがれ」、「欲望よくぼう」とが秘ひめられており、自みずからの魅力みりょくを増まし、神かみや人ひとの心しんを征服せいふくすることが出来できる。

気きが強つよく、ヘーラーやアテーナーと器量きりょう比くらべをしてトロイア戦争せんそうの発端ほったんとなったり、アドーニスの養育よういく権けんをペルセポネーと奪うばい合あったりすることもある。

キュプロスとアプロディーテーのあいだには本質ほんしつ的てきな連関れんかんがあり、女神めがみが最初さいしょにキュプロスに上陸じょうりくしたというのは、アプロディーテーの起源きげんとも密接みっせつに関係かんけいする。

結婚けっこん相手あいて・愛人あいじんを含ふくめ関係かんけいがあったものは多々たたいるが主おもなものは、ヘーパイストス、アレース、アドーニスである。

聖せい獣ししはイルカで、聖せい鳥とりは白鳥しらとり、鳩ばと、雀すずめ、燕つばめ。聖せい樹きは薔薇ばら、芥子からし、花梨かりん、銀ぎん梅花ばいか。真珠しんじゅ、帆立貝ほたてがい、林檎りんごもその象徴しょうちょうとされる。また、牡おす山羊やぎや鵞鳥がちょうに乗のった姿すがたでも描えがかれる。

物語ものがたり

アドーニス

アドーニス（Adonis）は、アッシリア王おうテイアースの娘むすめスミュルナの生うんだ子こであるとされる。スミュルナは、アプロディーテーへの祭祀さいしを怠おこたったため父親ちちおやに対たいして愛情あいじょうを抱いだく呪のろいをかけられ、策さくを弄ろうしてその想おもいを遂とげた。しかし、これが露見ろけんしたため父ちちに追おわれ、殺ころされる所ところを神かみに祈いのって没薬もつやくの木き（スミュルナ）に変へんじた。その幹みきの中なかで育そだち、生うまれ落おちたのがアドーニスといわれる。また、アドーニスの出生しゅっしょうについてはまったく別べつの説話せつわも多おおい。例たとえば、アポロドーロスの述のべるところでは、エーオースの子孫しそんで、キュプロスにパポス市しを建設けんせつしたキニュラースの息子むすこがアドーニスである。

アプロディーテーはこのアドーニスの美うつくしさに惹ひかれ、彼かれを自みずからの庇護ひご下かにおいた。だがアドーニスは狩猟しゅりょうの最中さいちゅうに野猪やちょの牙きばにかかって死しんだ。女神めがみは嘆なげき悲かなしみ、自みずからの血ちをアドーニスの倒たおれた大地だいちに注そそいだ（アドーニス本人ほんにんの血ちとする説せつも）。その地ちから芽生めばえたのがアネモネといわれる。アプロディーテーはアドーニスの死後しご、彼かれを祀まつることを誓ちかったが、このアドーニス祭さいは、アテーナイ、キュプロス、そして特とくにシリアで執とり行おこなわれた。この説話せつわは、地ち母はは神しんと死しんで蘇よみがえる穀物こくもつ霊れいとしての少年しょうねんというオリエント起源きげんの宗教しゅうきょうの特色とくしょくを色濃いろこく残のこしたものである。

アイネイアース

ゼウスはたびたびアプロディーテーによって人間にんげんの女おんなを愛あいしたので、この女神めがみにも人間にんげんへ愛情あいじょうを抱いだくよう画策かくさくし、アンキーセースをその相手あいてに選えらんだ。女神めがみはアンキーセースを見みるとたちまち恋こいに落おち、彼かれと臥所ふしどを共ともにした。こうして生うまれたのがアイネイアースであり、彼かれはトロイア戦争せんそうの後のちローマに逃のがれ、その子こイーロス（ラテン語らてんご名な：ユールス）が、ユリウス家かの祖そとされたため、非常ひじょうによく崇拝すうはいされた。

信仰しんこう

東方とうほう起源きげんの性格せいかく

古ふるくは東方とうほうの豊穣ほうじょう・多産たさんの女神めがみアスタルテー、イシュタルなどと起源きげんを同おなじくする外来がいらいの女神めがみで、『神かみ統みつる記き』に記しるされているとおり、キュプロスを聖地せいちとする。オリエント的てきな地ち母はは神しん且かつ金星かなぼし神かみとしての性格せいかくは、繁殖はんしょくと豊穣ほうじょうを司つかさどる神かみとして、庭園ていえんや公園こうえんに祀まつられる点てんにその名残なごりを留とめている。そして愛あいの女神めがみとしての性格せいかくを強つよめ、自みずから恋愛れんあいをする傍かたわら神かみ々や人々ひとびとの情欲じょうよくを掻かき立たてて、恋愛れんあいをさせることに精せいを出だしている。同おなじく愛あいの神かみエロースと共ともにいる事こともしばしばである。また、これとは別べつに航海こうかいの安全あんぜんを司つかさどる神かみとして崇拝すうはいされたが、これはフェニキアとの関連かんれんを示唆しさするものと考かんがえられる。

スパルタやコリントスでは、アテーナーのように、甲冑かっちゅうを着つけた軍神ぐんしんとして祀まつられていた。特とくにコリントスはギリシア本土ほんどの信仰しんこう中心ちゅうしん地ちとされ、コリントスのアクロポリス（アクロコリントス）のアプロディーテー神殿しんでんには、女神めがみの庇護ひご下かの神殿しんでん娼婦しょうふが存在そんざいした。この所作しょさもまた東洋とうよう起原きげんのものとされる。

古ふるくから崇拝すうはいされていた神かみではないために伝つたえられる説話せつわは様々さまざまである。ヘーパイストスの妻つまとされるが、アレースと情じょうを交かわしてエロースなどを生うんだという伝承でんしょうもある。アプロディーテーとエロースを結むすび付つける試こころみは、紀元前きげんぜん5世紀せいきの古典こてん期き以降いこうに盛さかんとなった。

金星きんぼしの女神めがみ

本来ほんらい、豊穣ほうじょう多産たさんの植物しょくぶつ神しんとしてイシュタルやアスタルテー同様どうように金星かなぼしの女神めがみであったが、このことはホメーロスやヘーシオドスでは明言めいげんされていない。しかし古典こてん期き以降いこう、再ふたたび金星きんぼしと結むすび付つけられ、ギリシアでは金星きんぼしを「アプロディーテーの星ほし」と呼よぶようになった。現代げんだいのヨーロッパ諸しょ言語げんごで、ラテン語らてんごの「ウェヌス」に相当そうとうする語かたりで金星きんぼしを呼よぶのはこれに由来ゆらいする。

グレゴリオ聖歌せいかでも歌うたわれる中世ちゅうせいの聖歌せいか『アヴェ・マリス・ステラ』の「マリス・ステラ（Maris stella）」は、「海うみの星ほし」の意味いみであるが、この星ほしは金星きんぼしであるとする説せつがある。聖母せいぼマリアがオリエントの豊穣ほうじょうの女神めがみ、すなわちイシュタルやアスタルテーの系譜けいふにあり、ギリシアのアプロディーテーや、ローマ神話しんわのウェヌスの後継こうけいであることを示しめしているとされる。

ローマ神話しんわでの対応たいおうと別名べつめい

ローマ神話しんわではウェヌス（Venus）をアプロディーテーに対応たいおうさせる。この名なの英語えいご形がたは「ヴィーナス」で、金星きんぼしを意味いみすると共ともに「愛あいと美びの女神めがみ」である。

別名べつめいとして、レスボス島とうの詩人しじんサッポーはアプロディタ（Ἀφροδιτα, Aphrodita）と呼よんでいる。また、キュプリス（「キュプロスの女神めがみ」の意い）という別名べつめいもある。キュプロス島とうには古ふるくからギリシア人じん植民しょくみん地ちがあったが、キュプロスを経由けいゆして女神めがみの信仰しんこうがオリエントより招来しょうらいされたためとも考かんがえられる。アプロディーテーとキュプロスには本質ほんしつ的てきな関係かんけいがあった。

その海うみからの生誕せいたんと関係かんけいして「キュテレイア（キュテーラの女神めがみ）」と呼よばれるほか、キュプロスの都市としパポスにちなみ「パピアー（パポスの女神めがみ）」とも称しょうされる。ヘーラーは、毎年まいとし1回かい沐浴もくよくして、元もとの純潔じゅんけつな処女しょじょに戻もどったが、アプロディーテーもパポスで同おなじ沐浴もくよくを行おこなっている。

ギャラリー

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  サンドロ・ボッティチェッリ『ヴィーナスの誕生たんじょう』（1484年ねん-1485年ねん頃ごろ） ウフィツィ美術館びじゅつかん所蔵しょぞう
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  エドゥアルト・シュタインブリュック『ヴィーナスの誕生たんじょう』（1846年ねん） 個人こじん蔵ぞう
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  ジャン＝レオン・ジェローム『ヴィーナスの誕生たんじょう』（1890年ねん） 個人こじん蔵ぞう
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  アルノルト・ベックリン『海うみから上あがるヴィーナス』（1869年ねん） ダルムシュタット州立しゅうりつ博物館はくぶつかん所蔵しょぞう
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  アルノルト・ベックリン『海うみから上あがるヴィーナス』（1872年ねん） セントルイス美術館びじゅつかん所蔵しょぞう
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  ギュスターヴ・モロー『海うみから上あがるヴィーナス』（1866年ねん頃ごろ） 個人こじん蔵ぞう
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  アンニーバレ・カラッチ『ヴィーナスとアドーニス』（1595年ねん頃ごろ） 美術びじゅつ史し美術館びじゅつかん所蔵しょぞう
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  ロレンツォ・ロット『ヴィーナスとクピードー』（1520年代ねんだい末まつ） メトロポリタン美術館びじゅつかん所蔵しょぞう
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  ポンペオ・バトーニ『ヴィーナスとクピードー』（18世紀せいき頃ごろ） 個人こじん蔵ぞう
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  ハーバート・ジェームズ・ドレイパー『真珠しんじゅを戴いただくアプロディーテー』（1907年ねん） 個人こじん蔵ぞう
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  ジャック＝ルイ・ダヴィッド『ヴィーナスと三さん美神びしんに武器ぶきを取とり上あげられるマールス』（1824年ねん） ベルギー王立おうりつ美術館びじゅつかん所蔵しょぞう
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  アレクサンドレ・シャルル・ギルモ『ウルカヌスに情事じょうじを発見はっけんされたヴィーナスとマールス』（1827年ねん） インディアナポリス美術館びじゅつかん所蔵しょぞう
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  ル・ナン兄弟きょうだい『鍛造たんぞう場じょうにあるヴィーナスとウルカヌス』（1641年ねん） ランス美術館びじゅつかん所蔵しょぞう
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  彫像ちょうぞう『アルルのヴィーナス』（紀元前きげんぜん1世紀せいき末まつ） ルーヴル美術館びじゅつかん所蔵しょぞう
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  彫像ちょうぞう『ヴィーナスとクピードー』 ルーヴル美術館びじゅつかん所蔵しょぞう
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  アンティオキアのアレクサンドロス『ミロのヴィーナス』 ルーヴル美術館びじゅつかん所蔵しょぞう
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  ジョセフ・ノルキンズ ヴィーナス像ぞう（1773年ねん） ゲッティ・センター所蔵しょぞう
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  彫像ちょうぞう『クニドスのアプロディーテー』（紀元前きげんぜん4世紀せいき） バチカン美術館びじゅつかん所蔵しょぞう

参考さんこう文献ぶんけん

• 高津たかつ春繁はるしげ『ギリシア・ローマ神話しんわ辞典じてん』、岩波書店いわなみしょてん、1960年ねん。ISBN ISBN 4-00-080013-2。
• アポロドーロス『ギリシア神話しんわ』高津たかつ春繁はるしげ（訳わけ）、岩波書店いわなみしょてん、1978年ねん。ISBN 978-4003211014。
• ヘシオドス『神かみ統みつる記き』廣川ひろかわ洋一よういち（訳わけ）、岩波いわなみ文庫ぶんこ、1984年ねん。ISBN 4-00-321071-9。
• ホメーロス『イリアス（上うえ・下した）』松平まつだいら千秋ちあき（訳わけ）岩波いわなみ文庫ぶんこ、1992年ねん。
• ホメーロス『オデュッセイア（上うえ・下した）』松平まつだいら千秋ちあき（訳わけ）、岩波いわなみ文庫ぶんこ、1994年ねん。
• マイケル・グラント、ジョン・ヘイゼル『ギリシア・ローマ神話しんわ事典じてん』木宮きみや直ただし仁ひとし（訳わけ）、大修館書店たいしゅうかんしょてん、1988年ねん。ISBN 978-4469012217。
• フェリックス・ギラン『ギリシア神話しんわ』中島なかじま健けん（訳わけ）、青土おうづち社しゃ、1991年ねん。ISBN 978-4791751440。
• 呉ご茂一もいち『ギリシア神話しんわ』新潮社しんちょうしゃ、1994年ねん。ISBN 978-4103071037。
• M. G. Howatson et al. Concise Companion to Classsical Literature, Oxford Univ. Press

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• うお座ざ
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