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STS-51-J

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
STS-51-J
徽章きしょう
ミッションの情報じょうほう
ミッションめい STS-51-J
シャトル アトランティス
発射はっしゃだい ケネディ宇宙うちゅうセンターだい39発射はっしゃ施設しせつ
打上うちあ日時にちじ 1985ねん10がつ3にち 15:15:30 UTC
着陸ちゃくりくまたは着水ちゃくすい日時にちじ 1985ねん10がつ7にち 17:00:08 UTC
ミッション期間きかん 4にち1あいだ44ふん38びょう
周回しゅうかいすう 64
高度こうど 219 km
軌道きどう傾斜けいしゃかく 28.5°
航行こうこう距離きょり 1,682,641 km
乗員じょういん写真しゃしん
ひだりから、ステュアート、ヒルマーズ、ボブコ、ペイルズ、グレイブ
年表ねんぴょう
前回ぜんかい 次回じかい
STS-51-I STS-51-I STS-61-A STS-61-A

STS-51-Jは、アメリカ航空こうくう宇宙うちゅうきょくスペースシャトルのミッションである。アトランティスはつ飛行ひこうであり、スペースシャトルのミッション全体ぜんたいとしては21かいとなった。1985ねん10がつ3にちケネディ宇宙うちゅうセンターからげられ、アメリカ国防総省こくぼうそうしょうのペイロードをはこび、4にちの10がつ7にち帰還きかんした。

乗組のりくみいん

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バックアップ

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  • マイケル・ボーエン

ミッションパラメータ

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  • 質量しつりょう:
    • 着陸ちゃくりく:86,400 kg
    • ペイロード:19,968 kg
  • きんてん:475 km
  • とおてん:484 km
  • 軌道きどう傾斜けいしゃかく:28.5°
  • 軌道きどう周期しゅうき:94.2ふん

ミッションハイライト

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放出ほうしゅつまえ衛星えいせい
アトランティスのはつ飛行ひこう
STS-51-Jのミッションをえ、砂漠さばく着陸ちゃくりくするアトランティス

STS-51-Jは、1985ねん10がつ3にち1115ふん(EDT)にケネディ宇宙うちゅうセンターだい39発射はっしゃ施設しせつからげられた。打上うちあげは、メインエンジンの液体えきたい水素すいそバルブをじる遠隔えんかく制御せいぎょ装置そうち問題もんだいで22ふん30びょうおくれた。制御せいぎょ装置そうちは、あやまって「オン」と表示ひょうじされていた。

ミッションは、STS-51-C以来いらい2度目どめのアメリカ国防総省こくぼうそうしょうのペイロード(衛星えいせい)を放出ほうしゅつするためのものであった。2つ(USA-11USA-12)のDSCS-III (Defense Satellite Communications System)衛星えいせい慣性かんせい上段じょうだんロケット静止せいし軌道きどう投入とうにゅうされたとわれている。DSCS衛星えいせいは、Xたい周波数しゅうはすう(8/7 GHz)を使つかった。それぞれのDSCS-III衛星えいせい設計せっけい寿命じゅみょうは10年間ねんかんであったが、いくつかは設計せっけい寿命じゅみょうおおきくえて使つかわれた。

ミッションは成功せいこうしたとかんがえられている。4にちと1あいだ45ぶん飛行ひこうわったのち、アトランティスは1985ねん10がつ7にち1300ふん(EDT)にエドワーズ空軍くうぐん基地きちだい23滑走かっそう着陸ちゃくりくした。STS-51-Jによって、船長せんちょうのキャロル・ボブコは、3つのことなったオービタで宇宙うちゅうったはじめての宇宙うちゅう飛行ひこうとなり、また2つのことなったオービタの処女しょじょ航海こうかい経験けいけんした唯一ゆいいつ宇宙うちゅう飛行ひこうとなった。

出典しゅってん

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外部がいぶリンク

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