STS-4

STS-4
徽章きしょう
ミッションの情報じょうほう
ミッション名めい	STS-4
シャトル	コロンビア
発射はっしゃ台だい	39-A
打上うちあげ日時にちじ	1982年ねん6月がつ27日にち15:00:00 UTC
着陸ちゃくりくまたは着水ちゃくすい日時にちじ	1982年ねん7月がつ4日にち16:09:31 UTC
ミッション期間きかん	7日にち01時じ間あいだ09分ふん31秒びょう
周回しゅうかい数すう	113
高度こうど	365km
軌道きどう傾斜けいしゃ角かく	28.5°
航行こうこう距離きょり	4,700,000
乗員じょういん写真しゃしん
ハーツフィールド（左ひだり）とマッティングリー（右みぎ）
年表ねんぴょう
前回ぜんかい 次回じかい STS-3 STS-5

STS-4は、コロンビアを用もちいたアメリカ航空こうくう宇宙うちゅう局きょくによるスペースシャトルのミッションである。1982年ねん6月がつ27日にちに打うち上あげられた。4度目どめのスペースシャトルのミッションであり、また4度目どめのコロンビアのミッションである。

乗組のりくみ員いん

• 船長せんちょう:ケン・マッティングリー(2)
• 操縦そうじゅう士し:ヘンリー・ハーツフィールド(1)

ミッションパラメータ

• 質量しつりょう
  • 離陸りりく時じ:109,616 kg
  • 着陸ちゃくりく時じ:94,774 kg
  • ペイロード:11,109 kg
• 近きん点てん:295 km
• 遠とお点てん:302 km
• 軌道きどう傾斜けいしゃ角かく:28.5°
• 軌道きどう周期しゅうき:90.3分ふん

ミッションハイライト

RMSに捕つかまえるInduced Environment Contaminant Monitor (IECM)

このミッションでは、初はじめて予定よていされた時間じかんに正確せいかくにスペースシャトルが打うち上あげられた。また、スペースシャトル計画けいかくにおいて、最後さいごの研究けんきゅう開発かいはつ目的もくてきのミッションであった。打上うちあげは1982年ねん6月がつ27日にちの11時じ00分ふんESTに行おこなわれた。貨物かもつ室しつには、ユタ州立しゅうりつ大学だいがくの学生がくせいが提供ていきょうした9つの科学かがく実験じっけん装置そうちを含ふくむ最初さいしょのGetaway Specialやアメリカ空軍くうぐんの極秘ごくひの2機きのミサイル発射はっしゃ検知けんちシステムが積つまれた。これは、カリフォルニア州しゅうサニーベールに設もうけられた秘密ひみつのミッション管理かんりセンターが飛行ひこうの監視かんしに加くわわった。

連続れんぞく流りゅう電気でんき泳およげ動どうシステムや単たん分散ぶんさん系けいラテックス反応はんのう槽そうはミッドデッキで2回かい目めの宇宙うちゅう飛行ひこうを行おこなった。乗組のりくみ員いんは手持てもちカメラを用もちいた雷かみなりの観測かんそくや自身じしんの体からだを用もちいた医学いがく実験じっけんを行おこなった。また先端せんたんにInduced Environment Contamination Monitorを設置せっちしたシャトル・リモート・マニピュレータ・システムを用もちいて飛行ひこう中ちゅうにオービタが放出ほうしゅつするガスや粒子りゅうしについての情報じょうほうを収集しゅうしゅうした。

予定よていされた7日間にちかんのミッションを終おえ、1982年ねん7月がつ4日にち9時じ10分ふんPDTにエドワーズ空軍くうぐん基地きちの第だい22滑走かっそう路ろに着陸ちゃくりくした。スペースシャトルがコンクリートの滑走かっそう路ろに着陸ちゃくりくしたのは初はじめてのことだった。帰還きかんした乗組のりくみ員いんは、ロナルド・レーガン大統領だいとうりょう夫妻ふさいに迎むかえられた。

飛行ひこうは7日間にちかんと1時じ間あいだ9分ふん40秒びょう行おこなわれ、地球ちきゅうを112周しゅうして470万まんkm移動いどうした。空軍くうぐんのペイロードに失敗しっぱいした以外いがいは、ミッションの全すべての目的もくてきは達成たっせいされたが、2つのスペースシャトル固体こたい燃料ねんりょう補助ほじょロケットが失うしなわれた。コロンビアは7月がつ15日にちにケネディ宇宙うちゅうセンターに戻もどってきた。

記章きしょう

赤あか、白しろ、青あおの線せんは、ミッションの番号ばんごうである数字すうじの4を描えがいている。

起床きしょうコール

NASAでは、ジェミニ計画けいかく以来いらい伝統でんとう的てきに、宇宙うちゅう飛行ひこう士しのために音楽おんがくを流ながしている。アポロ15号ごうでは、初はじめて乗組のりくみ員いんの起床きしょうのために用もちいられた。曲きょくは、家族かぞく等とうによって、乗組のりくみ員いん個人こじんにとって特別とくべつな意味いみがある曲きょくや日々ひびの活動かつどうに適切てきせつなものが選えらばれる。

Flight Day	Song	Artist/Composer
2日にち目め	"Up, Up and Away"	The 5th Dimension
3日にち目め	"Hold That Tiger"	Auburn University Band
4日にち目め	ヘンリー・ハーツフィールドの記念きねん日びのメッセージ
5日にち目め	"Theme from Chariots of Fire"
6日にち目め	デルタ・タウ・デルタ・フラタニティの歌うた（マッティングリー）、デルタ・カイ・フラタニティの歌うた（ハーツフィールド）
7日にち目め	"This Is My Country"

外部がいぶリンク

• STS-4 Shuttle Mission
• STS-4 Mission Chronology
• STS-4 Video Highlights - ウェイバックマシン（2007年ねん7月がつ14日にちアーカイブ分ぶん）