STS-106
徽章 きしょう
ミッションの情報 じょうほう ミッション名 めい
STS-106 シャトル
アトランティス 発射 はっしゃ 台 だい
39-B 打上 うちあ げ日時 にちじ
2000年 ねん 9月 がつ 8日 にち 8:45:47(EDT) 着陸 ちゃくりく または着水 ちゃくすい 日時 にちじ
2000年 ねん 9月 がつ 19日 にち 3:56(EDT)ケネディ宇宙 うちゅう センター 第 だい 15滑走 かっそう 路 ろ ミッション期間 きかん
11日 にち 19時 じ 間 あいだ 12分 ふん 15秒 びょう 周回 しゅうかい 数 すう
185 高度 こうど
320 km 軌道 きどう 傾斜 けいしゃ 角 かく
51.6° 航行 こうこう 距離 きょり
7,900,000 km 乗員 じょういん 写真 しゃしん
年表 ねんぴょう
STS-106 は、アトランティス を用 もち いて国際 こくさい 宇宙 うちゅう ステーション (ISS)を訪 おとず れたスペースシャトル のミッションである。
質量 しつりょう :
打上 うちあ げ時 じ :115,259 kg
着陸 ちゃくりく 時 じ :100,369 kg
ペイロード:10,219 kg
近 きん 点 てん :375 km
遠 とお 点 てん :386 km
軌道 きどう 傾斜 けいしゃ 角 かく :51.6°
軌道 きどう 周期 しゅうき :92.2分 ふん
ドッキング:2000年 ねん 9月 がつ 10日 とおか 5時 じ 51分 ふん 25秒 びょう (UTC)
ドッキング解除 かいじょ :2000年 ねん 9月 がつ 18日 にち 3時 じ 46分 ふん 00秒 びょう (UTC)
ドッキング時間 じかん :7日 にち 21時 じ 間 あいだ 54分 ふん 35秒 びょう
開始 かいし :2000年 ねん 9月 がつ 11日 にち 4時 じ 47分 ふん (UTC)
終了 しゅうりょう :2000年 ねん 9月 がつ 11日 にち 11時 じ 01分 ふん (UTC)
時間 じかん :6時 じ 間 あいだ 14分 ふん
ICC STS-106
STS-106におけるアトランティスの打上 うちあ げ
宇宙 うちゅう 飛行 ひこう 中 ちゅう の乗組 のりくみ 員 いん
9月11日 にち に行 おこな われた宇宙 うちゅう 遊泳 ゆうえい 中 ちゅう のマレンチェンコ
STS-106から見 み た国際 こくさい 宇宙 うちゅう ステーション。ユニティ 、ザーリャ、ズヴェズダのモジュールにプログレス補給 ほきゅう 船 せん がドッキングしている。
ISS組立 くみた てミッションISS-2A.2b では、SPACEHAB Double ModuleとIntegrated Cargo Carrier (ICC)を用 もち いてISSへの補給 ほきゅう 品 ひん が運 はこ ばれた。またこのミッションでは、2度 ど の船 ふね 外 がい 活動 かつどう が行 おこな われた。
4度目 どめ の宇宙 うちゅう 飛行 ひこう となる船長 せんちょう のテレンス・ウィルコットは、7名 めい の乗組 のりくみ 員 いん を指揮 しき した。11日間 にちかん のミッションで、ウィルコットらは1週間 しゅうかん をISSの中 なか で過 す ごし、アトランティス後部 こうぶ のSPACEHABとズヴェズダ にドッキングしたロシアのプログレスM-1 からの荷物 にもつ を降 お ろした。ズヴェズダは7月 がつ 26日 にち にISSに接続 せつぞく されたばかりで、当初 とうしょ は居住 きょじゅう 区域 くいき として用 もち いられた。
ミッションの目標 もくひょう は、2000年 ねん 秋 あき に予定 よてい されていた初 はじ めての長期 ちょうき 滞在 たいざい のためにズヴェズダの準備 じゅんび をすることであった。ウィリアム・シェパード を船長 せんちょう とする第 だい 1次 じ 長期 ちょうき 滞在 たいざい の乗組 のりくみ 員 いん は、2000年 ねん 10月 がつ 31日 にち にソユーズ で地球 ちきゅう を出発 しゅっぱつ し、新 あたら しい開拓 かいたく 地 ち での4ヶ月 かげつ 間 あいだ の生活 せいかつ を始 はじ めた。
飛行 ひこう 3日 にち 目 め 、ともに2度目 どめ の宇宙 うちゅう 飛行 ひこう となるエドワード・ルーとユーリ・マレンチェンコは、6時 じ 間 あいだ 14分 ぶん の船 せん 外 がい 活動 かつどう を行 おこな った。船 ふね 外 がい 活動 かつどう の目的 もくてき は、電源 でんげん ケーブルやデ で ータ通信 たつうしん のためのケーブルをズヴェズダとザーリャ の間 あいだ に敷設 ふせつ することと6フィートの長 なが さの磁気 じき センサ を設置 せっち することであった。磁気 じき センサは、ズヴェズダの地球 ちきゅう からの角度 かくど を測定 そくてい するための三 さん 次元 じげん コンパスとして設計 せっけい されたものであった。
ルーとマレンチェンコは、100フィート以上 いじょう 上 じょう のカーゴベイまで命綱 いのちづな と手 て すりを使 つか って移動 いどう し、スペースシャトル外 がい の最 さい 遠 とお での船 ふね 外 がい 活動 かつどう となった。彼 かれ らはバーバンクとマストラキオのロボットアームによる手助 てだす けを受 う けて作業 さぎょう を完了 かんりょう し、この船 ふね 外 がい 活動 かつどう は、スペースシャトルの歴史 れきし 上 じょう ちょうど50回 かい 目 め の船 ふね 外 がい 活動 かつどう となった。また、これは、1997年 ねん 10月 がつ にミール で行 おこな われた時 とき に続 つづ き、スペースシャトル外 がい での2度目 どめ のアメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく とロシアの共同 きょうどう での船 ふね 外 がい 活動 かつどう となった。ルーは赤 あか い縞 しま 模様 もよう の宇宙 うちゅう 服 ふく 、マレンチェンコは純白 じゅんぱく の宇宙 うちゅう 服 ふく を着 き た。マレンチェンコは、1994年 ねん にミールに4ヶ月 かげつ 滞在 たいざい していた時 とき に合計 ごうけい 12時 じ 間 あいだ の船 ふね 外 がい 活動 かつどう を経験 けいけん していたが、ルーにとっては初 はじ めての船 ふね 外 がい 活動 かつどう であった。ダン・バーバンクは、船 ふね 外 がい 活動 かつどう の振付 ふりつけ 師 し を務 つと めた。
ミッションスペシャリストのリック・マストラキオは、このミッションのロボットアーム操作 そうさ の責任 せきにん 者 しゃ で、ルーとマレンチェンコが組立 くみた て作業 さぎょう を行 おこな っていた間 あいだ に、カナダが設置 せっち したアームを用 もち いて2人 ふたり の移動 いどう を行 おこな った。マストラキオのバックアップは、操縦 そうじゅう 手 しゅ のスコット・アルトマンが務 つと めることになっていた。
乗組 のりくみ 員 いん の最後 さいご のメンバーはボリス・モロコフで、モロコフはプログレスからの荷 に 下 お ろしを担当 たんとう した。
飛行 ひこう 4日 にち 目 め 、乗組 のりくみ 員 いん は与 あずか 圧 あつ 結合 けつごう アダプタ -2を通 つう じてISSに入 はい り、3トン以上 いじょう の補給 ほきゅう 品等 ひんとう の移動 いどう 作業 さぎょう を開始 かいし した。アトランティスの乗組 のりくみ 員 いん は、7月 がつ にバイコヌール宇宙 うちゅう 基地 きち から打 う ち上 あ げられて以来 いらい 初 はじ めてズヴェズダの内部 ないぶ に入 はい った。さらに、Reaction Control System (RCS)を用 もち いて再 さい 起動 きどう し、ISSを高 たか い軌道 きどう に押 お し上 あ げた。
補給 ほきゅう 品 ひん の移動 いどう と維持 いじ の作業 さぎょう は5日 にち 目 め も続 つづ き、消耗 しょうもう 品 ひん は必要 ひつよう な量 りょう 以上 いじょう あったので、ミッションは1日 にち 延 の ばされることになった。
飛行 ひこう 5日 にち 目 め の活動 かつどう には、ズヴェズダ内 ない への3つのバッテリーの設置 せっち 等 とう があった。打上 うちあ げ時 じ の重量 じゅうりょう を減 へ らすため、ズヴェズダは8つのうち5つのバッテリーしか積 つ まない状態 じょうたい で打 う ち上 あ げられた。
ルーとマレンチェンコは、飛行 ひこう 6日 にち 目 め の大 だい 部分 ぶぶん をズヴェズダへの電圧 でんあつ 電流 でんりゅう 安定 あんてい 装置 そうち の設置 せっち に費 つい やした。電子 でんし システムや水 みず を水素 すいそ と酸素 さんそ に電気 でんき 分解 ぶんかい する装置 そうち も設置 せっち され、最初 さいしょ の乗組 のりくみ 員 いん 到着 とうちゃく 後 ご に起動 きどう された。
乗組 のりくみ 員 いん は、6つの100ポンドの水 みず の容器 ようき や最初 さいしょ の乗組 のりくみ 員 いん 用 よう の全 すべ ての食物 しょくもつ 、事務 じむ 用品 ようひん 、コンピュータ等 とう を含 ふく み、6000ポンド以上 いじょう の荷物 にもつ をISS内 ない に移動 いどう した。
乗組 のりくみ 員 いん は、5日 にち と9時 じ 間 あいだ 21分 ふん をISSで過 す ごした。ウィルコットとアルトマンは4つのブースターを操作 そうさ してISSを約 やく 233マイルから241マイルの軌道 きどう に移 うつ し、平均 へいきん 高度 こうど を14マイル上昇 じょうしょう させた。ISSへの結合 けつごう から7日 にち と21時 じ 間 あいだ 54分 ふん 後 ご 、アトランティスは11時 じ 46分 ふん (EDT)にドッキングを解除 かいじょ した。
アトランティスは、490万 まん マイルの飛行 ひこう で3トン以上 いじょう の荷物 にもつ をISSに運 はこ んだ。アマチュア無線 むせん の無線 むせん 機 き が、STS-106で初 はじ めて宇宙 うちゅう に運 はこ ばれ、ISSに設置 せっち されて、第 だい 1次 じ 長期 ちょうき 滞在 たいざい の乗組 のりくみ 員 いん によって用 もち いられた[ 1] 。
1998年 ねん -2004年 ねん
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2024年 ねん
進行 しんこう 中 ちゅう 予定 よてい 宇宙船 うちゅうせん
アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく のスペースシャトルミッション
終了 しゅうりょう 中止 ちゅうし オービタ