大だい清一せいいち统志

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《大だい清一せいいち统志》（满语：ᡩᠠᡳ᠌ᠴᡳᠩ
ᡤᡠᡵᡠᠨ ‍ᡳ
ᡠᡥᡝᡵᡳᠯᡝᠮᡝ
ᡝᠵᡝᡥᡝ
ᠪᡳᡨ᠌ᡥᡝ，穆きよし麟德轉寫てんしゃ：Daicing gurun i uherileme ejehe bithe），是ぜ清朝せいちょう官かん修おさむ的てき地理ちり总志，是ぜ繼ままし隋ずい《区域くいき图志》，唐とう《元和げんな郡ぐん县图志こころざし》，宋そう《太平たいへい寰宇记》、《元もと丰九域いき志こころざし》，《大だい元もと一いち统志》，《大明だいめい一いち统志》以來いらい的てき集大成しゅうたいせい之の作さく。

內容

《大だい清一せいいち统志》的てき內容如下^[1]：

目錄もくろく上じょう
上諭じょうゆ
表ひょう
凡例はんれい
翻譯ほんやく語ご解かい
卷まき一いち——卷まき四よん百ひゃく二に十じゅう四よん

編纂へんさん過程かてい

《大だい清きよし一統いっとう志こころざし》的てき編纂へんさん工作こうさく从清康かん熙二に十じゅう五ご年ねん（1686年ねん）一直延續到道みち光こう二に十じゅう二に年ねん（1842年ねん），幾いく乎橫跨またが兩個りゃんこ世紀せいき。最早もはや在ざい順治じゅんじ十じゅう八はち年ねん（1661年ねん）清きよし廷命令れい河南かなん巡じゅん撫なで賈漢復ふく督とく修おさむ方かた誌し，开啟清きよし代だい地方ちほう修おさむ志こころざし之の先せん河かわ。康かん熙年间保和かず殿どの大だい学士がくし衛まもる周しゅう祚最早もはや倡议纂修《一いち统志》，康かん熙十じゅう一いち年ねん（1671年ねん）上じょう疏奏请：“各省かくしょう通どおり志こころざし宜むべ修おさむ，如天下山川しもやまかわ、形かたち势、户口、丁ちょう徭、地ち亩、钱粮、风俗、人物じんぶつ、疆域、险要，宜むべ汇集成しゅうせい帙ちつ，名めい曰《通つう志こころざし》，诚一いち代だい之の文献ぶんけん，然迄さまで今こん各省かくしょう尚ひさし未み编修，甚属缺かけ典てん，何なに以襄我わが皇すめらぎ上じょう兴隆盛治もりじ乎？除のぞき河南かなん、陕西已やめ经前抚臣贾汉复纂修おさむ进呈外がい，请敕下か直じき省しょう各かく督とく抚，聘集夙儒名めい贤，接せっ古こ续今，纂辑成なり书，总发翰林院かんりんいん，汇为《大だい清一せいいち统志》。”康かん熙十じゅう二に年ねん（1672年ねん）十じゅう二に月がつ，“三さん藩はん之の乱みだれ”起おこり，纂修《大だい清一せいいち统志》事こと暂被搁置。

康かん熙二に十じゅう年ねん（1681年ねん）平定へいてい三さん藩はん之の亂みだれ，二に十じゅう四よん年ねん（1685年ねん）又また擊げき敗はい沙すな俄にわか。清朝せいちょう國勢こくせい空前くうぜん穩定。康かん熙二に十じゅう五ご年ねん（1686年ねん）清きよし廷又下か令れい编纂《一いち统志》，設しつらえ《一統いっとう志こころざし》館かん，由ゆかり陈廷敬けい、徐じょ乾いぬい學まなぶ领其事ごと，徐じょ乾いぬい學まなぶ被ひ许三さん礼れい劾，力ちから请归故里ふるさと，康かん熙准他た仿司馬しば光ひかり修おさむ《通つう鑑かん》方式ほうしき，自じ帶おび書しょ局きょく，繼續けいぞく修おさむ纂，並なみ徵ちょう姜きょう宸英與あずか黃き虞おそれ稷きび偕行，康かん熙二に十じゅう九きゅう年ねん（1690年ねん）徐じょ乾いぬい學がく設しつらえ局きょく於蘇州しゅう洞ほら庭山にわやま，学者がくしゃ顾祖禹、阎若璩、黄き仪、胡えびす渭、齐召南みなみ等とう先さき后きさき參まいり修おさむ。因よし规模宏大こうだい，久ひさ而未成みせい。康かん熙三さん十じゅう三さん年ねん（1694年ねん）徐じょ乾いぬい學まなぶ病びょう逝，韓かん菼總裁そうさい其事，五年後韓菼去世，《大だい清きよし—統すべ志こころざし》又また被ひ擱置。

雍正帝みかど繼つぎ位い後ご，續ぞく修おさむ《一統いっとう志こころざし》，雍正三さん年ねん，藍あい鼎かなえ元もと奉たてまつ派は校こう書しょ內廷，分ふん修おさむ《大だい清きよし一統いっとう志こころざし》。雍正六ろく年ねん（1728年ねん）命いのち各省かくしょう修おさむ通どおり志こころざし，送おく一統いっとう志こころざし館かん，“著ちょ各省かくしょう督とく撫なで。將はた本省ほんしょう通どおり志こころざし。重じゅう加か修おさむ葺，務つとむ期き考こう據よりどころ詳しょう明あきら，採と摭精當とう。既すんで無缺むけつ略りゃく，亦また無む冒おかせ濫以成なり完かん善之よしゆき書しょ如一いち年ねん未み能のう竣事．或ある寬ひろし至いたり二に三さん年ねん內纂成なり具ぐ奏そう。”又また明あかり确规定じょう，60年ねん修おさむ一いち次じ方かた志こころざし。雍正十じゅう一いち年ねん（1733年ねん）八はち月がつ，方ほう苞つと任にん《一統いっとう志こころざし》總裁そうさい，提出ていしゅつ“行くだり查事項じこう”十じゅう四よん條じょう，要求ようきゅう各省かくしょう遵循。乾いぬい隆たかし五ご年ねん十じゅう一いち月がつ，《大だい清一せいいち统志》342卷かん初稿しょこう告つげ成なり。乾いぬい隆たかし对于修おさむ志こころざし事ごと宜むべ尤ゆう为关切きり，所有しょゆう稿こう件けん必亲自じ过目，认真审核。乾いぬい隆たかし九きゅう年ねん（1744年ねん）刻印こくいん成なり書しょ，编排次序じじょ为：首くび京師けいし，次じ直ちょく隸、盛もり京きょう、江蘇こうそ、安徽あんき、山西さんせい、山東さんとう、河南かなん、陝西せんせい、甘肅かんせい、浙江せっこう、江西えにし、湖北こほく、湖南こなん、四川しせん、福建ふっけん、廣東かんとん、廣西ひろせ、雲南うんなん、貴き州しゅう，外そと藩はん及朝贡诸国附くにつき录於後ご。其内容ないよう，每まい省しょう立りつ统部，冠かん以图、表ひょう，首しゅ分野ぶんや，建けん置おけ沿革えんかく、形かたち势、职官、户口、田た赋、名めい宦。省しょう以下いか各かく府ふ先さき是ぜ冠かんむり以图、表ひょう，下分しもぶん：分野ぶんや、建けん置おけ沿革えんかく、形かたち势、风俗、城しろ池ち、学校がっこう、户口、田た赋、山川やまかわ、古こ迹、关隘、津つ梁はり、堤つつみ堰せき、陵墓りょうぼ、寺てら观、名めい宦、人物じんぶつ、流りゅう寓ぐう、列れつ女おんな、仙せん释、土ど产二に十じゅう一いち门。

乾いぬい隆たかし二に十じゅう九きゅう年ねん，因いん新しん疆劃入國にゅうこく土ど，御ご史し曹学闵奏称しょう：“《大だい清一せいいち统志》……久ひさ已やめ颁行海内かいだい，近きん年来ねんらい平定へいてい準じゅん噶爾及回かい部ぶ，拓つぶせ地ち二に万まん余あまり里さと，实为振古しんこ未み有ゆう之の丰功。前ぜん命いのち廷臣ていしん纂修《西域せいいき图志》，并令钦天监臣前ぜん往测量りょう各部かくぶ经纬地ち度ど，增ぞう入にゅう舆图。惟おもんみ《一いち统志》尚なお未み议及增ぞう修おさむ，请饬儒臣查照体たい例れい，将はた西域せいいき新しん疆敬谨增入いれ。再さい查《一いち统志》自じ成なり书以后きさき，迄まで今こん又また二に十じゅう余よ年ねん，各省かくしょう府ふ厅州县添设裁并多有ゆう不同ふどう，亦また应查照あきら新しん定之さだゆき制せい逐一ちくいち刊かん改あらため。”乾いぬい隆たかし特とく诏命重じゅう修おさむ《一いち统志》。乾いぬい隆たかし二に十じゅう九きゅう年ねん（1764年ねん），由ゆかり文ぶん华殿大だい学士がくし和かず珅主持しゅうもち纂修，总纂官有かんゆう纪昀、陆锡熊ぐま、孙士毅あつし，总校官かん陆费墀等ひとし，開始かいし測はか繪え、製作せいさく青海あおみ、西藏にしくら、新しん疆地區ちく精確せいかく的てき地圖ちず。乾いぬい隆たかし四よん十じゅう九きゅう年ねん（1784年ねん）续修完成かんせい，乾いぬい隆たかし五ご十じゅう四よん年ねん（1789年ねん）正式せいしき进呈。

嘉よしみ庆十じゅう六ろく年ねん（1811年ねん）三さん修おさむ《大だい清一せいいち统志》，由ゆかり穆きよし彰あきら阿おもね、李り佐たすく贤、泮锡恩おん、廖鸿荃、龚自珍めずらし等とう主持しゅうもち。道みち光こう二に十じゅう二に年ねん（1842年ねん）完成かんせい，國史こくし館かん總裁そうさい大だい學士がくし穆きよし彰あきら阿おもね等とう奏そう稱しょう：「為ため接せっ纂〈大だい清きよし一統いっとう志こころざし〉全書ぜんしょ告つげ成なり，恭きょう摺すり奏聞そうもん請旨事ごと，竊臣館かん於嘉慶けい十じゅう六ろく年ねん『經けい方略ほうりゃく館かん』，奏請そうせい將はた〈大だい清きよし一統いっとう志こころざし〉移うつり交補纂，臣しん等とう現げん已やめ督とく飭在館かん各員かくいん，將はた全書ぜんしょ纂輯繕つくろえ校こう完かん竣，共きょう五ご百ひゃく六ろく十じゅう卷かん，凡例はんれい、目錄もくろく二に卷かん。陸續りくぞく進しん伏ふく思おもえ，纂輯〈大だい清きよし一統いっとう志こころざし〉卷帙かんちつ浩ひろし煩はん，與あずか臣しん館かん常行つねゆき功こう課か不同ふどう……」。有清ありきよ一いち代だい，前ぜん后きさき编辑过3部ぶ：即そく康かん熙《大だい清一せいいち统志》，乾いぬい隆たかし《大だい清一せいいち统志》，《嘉よしみ庆重じゅう修一しゅういち统志》。

台灣たいわん問題もんだい

在ざい乾いぬい隆たかし九きゅう年ねん（1744年ねん）版本はんぽん的てき「臺灣たいわん府ふ建けん置おけ沿革えんかく」中有ちゅうう一いち段だん文字もじ敘述：“台灣たいわん自じ古いにしえ荒あら服ふく之の地ち，不通ふつう中國ちゅうごく，名めい曰東番ばん。明あきら天啟てんけい中なか，為ため紅毛こうもう荷に蘭らん夷えびす人じん所しょ據よりどころ，屬ぞく於（从）日本にっぽん。^[2]”

天啟てんけい為ため1621至いたり1627年ねん，該時期じき曾發生はっせい濱田はまだ彌兵衛やへえ事件じけん，時日じじつ方かた稱しょう台だい民族みんぞく為ため高砂たかさご國こく且並未み對たい荷に人じん治ち台だい提出ていしゅつ異議いぎ，在ざい清朝せいちょう已やめ統治とうち臺灣たいわん多年たねん、日本にっぽん則そく處しょ於鎖國さこく狀態じょうたい下か，因いん而兩者しゃ對たい台灣たいわん島とう歷史れきし之の瞭あきら解かい均ひとし十分じゅうぶん稀まれ疏，至いたり今後こんご人じん對たい於先人じん作さく此誤述じゅつ的てき原因げんいん仍不詳しょう，道みち光こう二に十じゅう二に年ねん（1842年ねん）版ばん則そく刪去「屬ぞく於日本にっぽん」四よん字じ。^[2]