皇すめらぎ道どう派は

日にち語ご寫うつし法ほう
日にち語ご原文げんぶん	皇すめらぎ道どう派は
假名かめい	こうどうは
平文へいぶん式しき罗马字じ	Kōdōha

皇すめらぎ道どう派は叛軍はんぐん於二に二に六ろく事件じけん中ちゅう所しょ使用しよう的てき旗幟きし

皇すめらぎ道どう派は，是ぜ日本にっぽん帝国ていこく陸軍りくぐん内部ないぶ在ざい1920至いたり1930年代ねんだい存在そんざい的てき一いち個こ政治せいじ派は系けい，其主要よう受北きた一輝いっき等ひとし的てき思想しそう影響えいきょう，主しゅ张尊皇そんのう、在ざい天皇てんのう親政しんせい下か對たい日本にっぽん進行しんこう國家こっか改造かいぞう（其稱之の昭和しょうわ維新いしん）为目标，以暴力りょく革命かくめい打倒だとう日本にっぽん国内こくない资本财阀，並なみ視し蘇そ聯れん為ため國家こっか敵てき人じん。皇すめらぎ道どう派は中心ちゅうしん人物じんぶつ包括ほうかつ被ひ奉たてまつ为首领人物的ぶってき荒木あらき貞夫さだお、真崎まさき甚三郎さぶろう與あずか核心かくしん人物じんぶつ小畑おばた敏さとし四郎しろう、鈴木すずき率りつ道どう、满井佐吉さきち等とう，其勢力せいりょく與あずか以永田ながた鐵山てつざん、東條とうじょう英機ひでき和かず池田いけだ纯久等とう人為じんい核心かくしん的てき統制とうせい派は相あい對立たいりつ。值得注意ちゅうい的てき是ぜ，兩派りょうは系けい皆無かいむ明確めいかく的てき組織そしき或ある統一とういつ的てき行動こうどう。

溯源さくげん

皇すめらぎ道どう派は的てき出現しゅつげん原因げんいん可か追おい溯さかのぼ回まわ明治めいじ時期じき，當時とうじ的てき日本にっぽん陸軍りくぐん長期ちょうき為ため长州藩はん派閥はばつ為ため多た，要職ようしょく皆みな由よし其出身しゅっしん者しゃ所しょ把持はじ，時間じかん一久便出現反長州藩閥的派系。長州ちょうしゅう派は將領しょうりょう山縣やまがた有朋ありとも死後しご，其宿敵てき上原うえはら勇作ゆうさく便びん聯合れんごう其同志どうし福田ふくだ雅太郎まさたろう、荒木あらき貞夫さだお、武藤むとう信義のぶよし、村岡むらおか長太郎ちょうたろう、真崎まさき甚三郎與小畑敏四郎等人公開與山縣繼任者田中たなか義一ぎいち挑戰ちょうせん，為ため參謀さんぼう總長そうちょう和わ陸軍りくぐん大臣だいじん人選じんせん問題もんだい展開てんかい論戰ろんせん。1923年ねん，清浦きようら奎吾組閣そかく，上原うえはら一系推舉福田任陸軍大臣人選，但ただし內閣已やめ採納さいのう長州ちょうしゅう派は宇垣うがき一成いっせい為ため其人選せん，而參謀さんぼう總長そうちょう一職亦受宇垣所組，兩方りょうほう的てき對立たいりつ遂とげ成なり正面しょうめん衝突しょうとつ。

主しゅ张

當時とうじ的てき日本にっぽん正せい處しょ於脫亞入歐だつあにゅうおう、邁向現代げんだい化か的てき歷程れきてい，因いん此出現しゅつげん了りょう許多きょた資本しほん主義しゅぎ和わ政黨せいとう政治せいじ出現しゅつげん的てき社會しゃかい矛盾むじゅん。1927年ねん起おこり的てき昭和しょうわ金融きんゆう恐慌きょうこう，更さら使し國民こくみん經濟けいざい雪上せつじょう加か霜しも、步ふ向こう兩極りょうきょく化か，大だい批勞工こう失業しつぎょう、農村のうそん蕭條しょうじょう，而金融きんゆう業ぎょう和わ工業こうぎょう領りょう導しるべ人じん則のり因いん為ため其彼此ひし利益りえき關係かんけい緊密きんみつ而越漸やや富有ふゆう，因いん此社會しゃかい主義しゅぎ、共產きょうさん主義しゅぎ和わ無む政府せいふ主義しゅぎ的てき組織そしき開始かいし抬頭。無論むろん是ぜ上原うえはら還かえ是ぜ宇垣うがき一派いっぱ人じん，兩方りょうほう都と欲ほっ對たい國家こっか進行しんこう改革かいかく，但ただし主しゅ张採取的とりてき手段しゅだん不同ふどう。宇垣うがき一派主張依從憲法，在ざい議會ぎかい政治せいじ下か執行しっこう政策せいさく；而上原ばら一派形成了荒木貞夫和真崎甚三郎為首领的皇道派，否定ひてい政黨せいとう政治せいじ，認みとめ為ため宇垣うがき一派與政黨勾結，國家こっか改造かいぞう只ただ能のう在天ざいてん皇すめらぎ的てき帶たい領下りょうげ進行しんこう，主しゅ张以軍國ぐんこく主義しゅぎ代替だいたい议会制せい，并且痛恨つうこん宇垣うがき推行的てき裁たっ軍ぐん政策せいさく（裁たっ減げん四よん個こ師し团、約やく九きゅう萬まん人にん的てき兵力へいりょく，用よう於建設けんせつ軍隊ぐんたい現代げんだい化か裝備そうび）。

除じょ了りょう軍ぐん中ちゅう高級こうきゅう將領しょうりょう外がい，皇すめらぎ道どう派は的てき另一重大支持者為下层青年军官。裁たっ军使得とく青年せいねん军官们的晋すすむ升ます推迟，待遇たいぐう不ふ如以前まえ，从而不ふ满。经济不ふ景けい气造成ぞうせい的てき农村的てき悲惨ひさん状じょう况，也给了りょう农村出身しゅっしん的てき青年せいねん军官们危机つくえ感かん。當時とうじ日本にっぽん激げき進しん思想家しそうか北きた一輝いっき曾著《國家こっか改革かいかく法案ほうあん大綱たいこう》，將はた帝國ていこく主義しゅぎ與あずか国家こっか社會しゃかい主義しゅぎ混こん杂結合けつごう，被ひ皇すめらぎ道どう派は份子視し為ため思想しそう依據いきょ，尤ゆう其是易えき受影響えいきょう、富有ふゆう理想りそう和わ抱負ほうふ的てき年とし輕けい人じん完全かんぜん就被北きた一いち輝てる的てき思想しそう所說しょせつ服ふく，他た們不是ぜ加入かにゅう軍隊ぐんたい就是参加さんか具有ぐゆう追随ついずい此思想しそう的てき政治せいじ團體だんたい，如血盟けつめい團だん和わ櫻さくら會かい。北きた一輝還號召日本人起來「清きよし除じょ天皇てんのう身邊しんぺん的てき障礙しょうがい」（此觀點てん又また被ひ稱しょう之の清きよし君くん側がわ），让軍隊たい能のう與あずか天皇てんのう直接ちょくせつ溝みぞ通どおり，在ざい後者こうしゃ帶たい領下りょうげ進行しんこう改革かいかく，故こ此此派は别後來き被ひ稱しょう之の皇すめらぎ道どう派は或ある國體こくたい原理げんり派は。

除じょ了りょう對たい內改革かいかく作法さほう不同ふどう外がい，對たい於國際こくさい戰略せんりゃく的てき觀點かんてん，两派亦また有ゆう相當そうとう分ぶん歧。1931年ねん9月がつ18日にち發生はっせい九きゅう一いち八はち事件じけん，關東軍かんとうぐん在ざい其參謀さんぼう軍ぐん官かん石原いしはら莞爾かんじ和わ坂さか垣かき征四郎せいしろう設計せっけい下か，出兵しゅっぺい佔領了りょう比ひ日本にっぽん本土ほんど大だい得とく多た的てき滿まん洲しゅう，继而建立こんりゅう了りょう「滿まん洲しゅう國こく」，皇すめらぎ道どう派は视苏联为日本にっぽん的てき主要しゅよう敌人，所以ゆえん應おう協きょう助じょ建設けんせつ滿まん洲しゅう而非武力ぶりょく侵略しんりゃく，使つかい其成為ため亞あ洲しゅう對抗たいこう共產きょうさん主義しゅぎ的てき堡壘ほうるい。皇すめらぎ道どう派は将はた統制とうせい派は主しゅ张向中國ちゅうごく擴張かくちょう視し為ため愚ぐ蠢之舉。他た们认为，攻おさむ击中国會こっかい與あずか蒋中正ちゅうせい的てき国民こくみん革命かくめい军两败俱伤，以及制せい造づくり和かず英美ひでみ的てき矛盾むじゅん，最後さいご只ただ會かい讓ゆずる日本にっぽん真正しんせい的てき宿やど敌苏联以及中国共こっきょう产党漁りょう翁おう得とく利り。

活動かつどう

在ざい1931年ねん12月荒木あらき贞夫担任たんにん犬いぬ养毅内ない阁的てき陆军大臣だいじん，利用りよう人事じんじ安やす排はい职缺的てき便利べんり，形成けいせい了りょう陆军省しょう陆军大臣だいじん荒木あらき贞夫以及参さん谋本部ほんぶ内ない参さん谋次长真崎まさき甚三郎さぶろう、第だい3部ぶ长小畑おばた敏さとし四郎しろう、作さく战课长铃木率りつ道どう的まと所しょ谓皇道どう派は核心かくしん。皇すめらぎ道どう派は以武力りょく发动国家こっか创新的てき主しゅ张，并在围绕陆军领导权和未来みらい对苏联对中国ちゅうごく战争准じゅん备上，与あずか统制派は产生对立。

日本にっぽん进入1930年代ねんだい開始かいし相しょう继发生せい幾いく次じ未遂みすい政變せいへん，如三さん月がつ事件じけん、十じゅう月がつ事件じけん、五ご一いち五ご事件じけん等ひとし，还有數すう位い政府せいふ要員よういん接せっ连被刺殺しさつ，如大藏おおくら大臣だいじん井上いのうえ准じゅん之の助すけ、內閣總理そうり大臣だいじん犬いぬ養やしなえ毅あつし（1932年ねん海軍かいぐん及統制とうせい派は發動はつどう五ご一いち五ご事件じけん）、陆军省しょう军务局きょく长永田ながた鐵山てつざん（1935年ねん皇すめらぎ道どう派は發動はつどう相あい泽事件じけん）等とう。其中以五一いち五ご事件じけん來らい說せつ，許多きょた民みん眾對刺殺しさつ兇手きょうしゅ表示ひょうじ莫大ばくだい的てき同情どうじょう，在ざい被告ひこく辯駁べんばく，宣せん稱しょう其僅是ぜ「為ため祖國そこく敲起警鐘けいしょう」後ご，公おおやけ眾竟集しゅう体からだ鼓こ掌てのひら，事後じご甚至有ゆう11萬封血書請求審判機關寬恕兇手，另還有ゆう9位い青年せいねん願意がんい替がえ兇手きょうしゅ服ふく刑けい，為ため表ひょう真誠しんせい，他た們每個人こじん還かえ各かく切きり下か一部いちぶ小しょう指頭しとう，泡あわ在ざい酒精しゅせい裡うら送おく來く。最終さいしゅう兇手きょうしゅ裡うら沒ぼつ有人ゆうじん被ひ判はん處しょ死刑しけい，並なみ都と在ざい幾いく年ねん後ご獲え釋しゃく，這也助長じょちょう他た們武力りょく“维新”行ぎょう之の有理ゆうり的てき想そう法ほう，並なみ助長じょちょう了りょう其行動こうどう，直ちょく至いたり1936年ねん引發皇すめらぎ道どう派は發動はつどう二に二に六ろく事件じけん。

衰おとろえ落

主しゅ条目じょうもく：二に二に六ろく事件じけん

1934年ねん1月がつ荒木あらき贞夫辞任じにん陆军大臣だいじん，本來ほんらい有望ゆうぼう接せっ任にん的てき参まいり谋次长真崎さき甚三郎在参謀总長闲院宫载仁じん亲王的てき反はん对下被ひ改あらため任にん陸軍りくぐん教育きょういく总监，由ゆかり此使统制派は的てき林はやし铣十じゅう郎ろう接せっ任にん陆军大臣だいじん，通つう过人事じんじ调整压制陆军中央ちゅうおう的てき皇すめらぎ道どう派は势力。皇すめらぎ道どう派は和わ统制派は的てき矛盾むじゅん开始激化げきか。1935年ねん，在ざい倾向皇すめらぎ道どう派は军官中ちゅう享有きょうゆう很高威い望もち的てき真崎まさき甚三郎被迫辞去教育总監职务，接着せっちゃく相あい泽事件じけん中ちゅう統制とうせい派は領袖りょうしゅう永田ながた铁山被ひ刺とげ杀。最終さいしゅう，1936年ねん2月がつ26日にち發生はっせい在ざい首都しゅと東京とうきょう的てき二に二に六事件是皇道派衰落的關鍵。

由よし以国体こくたい原理げんり派は自じ居きょ的てき香田こうだ清真きよざね、安藤あんどう輝三てるぞう、栗原くりはら安秀やすひで等とう為ため首くび的てき下か层青年せいねん軍ぐん官かん以一千せん餘あまり名士めいし兵へい，發動はつどう政變せいへん行動こうどう，不ふ僅占据すえ了りょう總理そうり大臣だいじん府ふ邸てい，还殺害さつがい了りょう大藏おおくら大臣だいじん高橋たかはし是清これきよ、內大臣だいじん齋藤さいとう實みのる、教育きょういく總監そうかん渡邊わたなべ錠じょう太郎たろう等ひとし高級こうきゅう官員かんいん，還かえ佔領了りょう陆军省しょう、参まいり谋本部ほんぶ、警视厅等東京とうきょう數すう處しょ據點きょてん與あずか軍事ぐんじ機關きかん，強迫きょうはく高級こうきゅう將領しょうりょう支持しじ他た們，並なみ要求ようきゅう任命にんめい皇すめらぎ道どう派は軍ぐん官かん擔任たんにん要職ようしょく。事件じけん發生はっせい後ご，很長一段時間軍方無所作為，海軍かいぐん將領しょうりょう擔憂海陸かいりく軍ぐん爆發ばくはつ軍ぐん種しゅ衝突しょうとつ、陸軍りくぐん各かく將領しょうりょう對たい彼此ひし派は系けい不明ふめい、不ふ敢隨便びん求もとめ援，最終さいしゅう引來天皇てんのう裕仁ひろひと的てき干ひ預あずか，裕仁ひろひと反感はんかん皇すめらぎ道どう派は主しゅ张排斥はいせき天皇てんのう机つくえ关说的てき政策せいさく，甚至表示ひょうじ：「如果陸軍りくぐん不能ふのう鎮壓ちんあつ叛軍はんぐん，我わが將はた親おや自じ勸すすむ阻他們。」最終さいしゅう在ざい空そら投とう傳單でんたん規ぶんまわし勸すすむ、大軍たいぐん包圍ほうい下か，叛軍はんぐん繳械投降とうこう。

與あずか往日おうじつ五ご一いち五ご事件じけん不同ふどう的てき是ぜ，經過けいか4天てん場面ばめん混亂こんらん的てき叛亂はんらん後ご，輿論よろん不ふ再さい支持しじ暴力ぼうりょく手段しゅだん，而是要求ようきゅう恢復かいふく秩序ちつじょ，也正因いん如此，13名めい叛亂はんらん軍ぐん官かん、4名めい文官ぶんかん和わ北きた一輝本人被判處死刑，皇すめらぎ道どう派は軍ぐん官かん遭到大だい規模きぼ的てき清きよし洗あらい，從したがえ此皇道どう派は再さい也無興起こうき，相對そうたい地ち，統制とうせい派は坐すわ大だい並なみ控ひかえ制せい內閣握にぎ有ゆう內閣人選じんせん廢立はいりつ權けん，此後日本にっぽん進入しんにゅう了りょう軍部ぐんぶ獨裁どくさい時期じき，最さい终統制とうせい派は首領しゅりょう東條とうじょう英機ひでき建立こんりゅう了りょう极权内ない阁。

参考さんこう文献ぶんけん

書籍しょせき

• （中ちゅう文ぶん）Toland, John, 《日本にっぽん帝國ていこく的てき衰亡すいぼう （1936-1945）》, 新星しんせい出版しゅっぱん, 1970, ISBN 9787802254541 
• （中ちゅう文ぶん）林はやし珠たま雪ゆき, 《昭和しょうわ軍閥ぐんばつ與あずか二に二に六ろく事件じけん》, 淡あわ江こう大學だいがく日本にっぽん研究所けんきゅうじょ, 1986 
• （日にち語ご）伊藤いとう正德まさのり, 《軍閥ぐんばつ興亡こうぼう史し》第だい二に卷かん, 文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう新しん社しゃ, 1958 

参まいり见

• 統制とうせい派は
• 天皇てんのう機關きかん說せつ
• 相あい泽事件じけん
• 二に二に六ろく事件じけん