哺乳類
Mammalia | |||||||||||||||||||||
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Mammalia Linnaeus, 1758 | |||||||||||||||||||||
語源
Mammalia(
「
進化
分類 体系
有 羊 膜 類 Amniota
哺乳類 Mammalia原 獣 亜 綱 Prototheria / Australosphenida単 孔 目 Monotremata(現生 :カモノハシ、ハリモグラ)
獣 形 類 Theriiformes- †
異 獣 亜 綱 Allotheria - †
三 錐 歯 目 (正 三 錐 歯 目 /三 丘 歯 目 ) Triconodonta (Eutriconodonta) 全 獣類 Holotheria- †
相称 歯 目 Symmetrodonta - ザテリア
類 Zatheria- †ペラムス
科 Peramuridae 獣 亜 綱 (真 獣 亜 綱 ) Theria- †パッポーテリウム
科 Pappotheriidae 後 獣類 Metatheria有 袋 類 Marsupialia(現生 :カンガルー、コアラなど)
真 獣類 Eutheria有 胎盤 類 Placentalia(現生 :大 部分 の現生 哺乳類 )
- †パッポーテリウム
- †ペラムス
- †
- †
※
※
形態 的 ・生態 的 な特徴
軟組織 の特徴
これらは
乳房 保育 行動 (授乳 )に用 いる器官 。汗腺 が分化 した乳腺 が集合 し発達 したもの。乳房 と乳頭 内部 にある乳腺 と乳 管 で成 り立 つ。イノシシやネズミなど多産 種 では多 対 を、ヒトやゾウのような少 産 種 では1対 のみを発達 させる。単 孔 類 は持 たない。通常 出産 すると乳 の分泌 が開始 されるが、他 の個体 が産 んだ子 を相手 に母性 本能 が刺激 されて乳 を分泌 する場合 もある[13]。単 孔 類 では乳房 ・乳頭 はなく乳腺 からにじみ出 た乳 を子 が舐 め取 る。口唇 (口 輪 筋 )頬 (頬 筋 )上記 の乳頭 に吸 い付 くため口 の周 りにある柔 らかい器官 。単 孔 類 は持 たない。鯨 類 では二 次 的 に退化 したと思 われている。体毛 体 表 を覆 う体毛 を持 つ動物 のうち、皮膚 の角質 層 に由来 するものを持 つのは哺乳類 のみである[14]。さらにこれが発達 して厚 くなると、角 や爪 、またはヤマアラシ・センザンコウのトゲやウロコとなる[14]。体毛 は体温 の発散 を防 ぐ他 に、保護 色 や触覚 の役割 を持 ったり、ディスプレイにも使 われたりする[14]。クジラ類 では、ハクジラ類 が、胎児 期 にのみ、頭部 の一部 にわずかな毛 をもつ。参考 までに、爬虫類 は体毛 をもたず、鳥類 では羽毛 が体 表 を覆 う。
共通 の特徴 であるかのように誤解 されていること
- 「
胎生 」 獣 亜 綱 は、胎生 であるが、原 獣 亜 綱 など(現生 種 はカモノハシ目 の3属 5種 のみ)は例外 的 に卵生 である。- 「
胎盤 」 有 胎盤 類 は体内 の胎盤 で子 を育 てて出産 するが、(哺乳類 の3つの系統 のひとつの後 獣 目 は)有 袋 類 で体外 部 の育児 嚢で子 を育 てる。
(℃) | |
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ブタ | 39.0 |
ヤギ | 39.0 |
ヒツジ | 39.0 |
ウサギ | 39.5 |
ウシ | 38.5 |
イヌ | 38.5 |
ネコ | 38.5 |
ウマ | 37.5 |
ヒト | 36.0 |
( |
42.0 |
体温 鳥類 と同 じく、体温 をほぼ一定 に保 つ恒温動物 であるものがほとんどを占 める。ただし、ナマケモノ、ハダカデバネズミのように例外 的 に変温動物 とされる種 もある。肛門 と泌尿生殖 門 (尿 と胎児 が出 てくる孔 )の分離 例外 としてカモノハシ類 は、共通 の総 排出 口 をもつ(爬虫類 や鳥類 も1穴 )。
歯 の特徴
骨格 の特徴
成長 点 長 骨 は中心 部分 ではなく両 端 の骨 端 軟骨 部分 で成長 し、成長 中 の若 い個体 では、それらが軟骨 でつながっている(爬虫類 では、骨 は中心 部分 からしか成長 しない)。下 顎 - 1つの
歯 骨 だけでできている(爬虫類 は下 顎 が複数 の骨 からなる)。 鱗状 骨 頭骨 と下 顎 は、側 頭 鱗 (鱗状 骨 )と歯 骨 によって関節 している(爬虫類 の顎 関節 は、方形 骨 と関節 骨 からなる)。耳 小骨 鐙 骨 ・砧 骨 ・槌 骨 という3個 の連続 した耳 小骨 が、鼓膜 の振動 を内耳 に伝 える(爬虫類 や鳥類 の耳 小骨 は、鐙 骨 のみ。哺乳類 のみがもつ砧 骨 と槌 骨 は、爬虫類 の方形 骨 ・関節 骨 がそれぞれ変化 したものである)。こうした変化 は獣 弓 類 (とりわけキノドン類 )において段階 的 に進化 が進 んでいた[17]。二 次 口蓋 口蓋 と鼻 道 の間 に二 次 口蓋 と呼 ばれる板 状 の骨 があり、口 と鼻 道 の間 が完全 に仕切 られている(爬虫類 ではこの分離 が不完全 )。頭骨 の鼻 穴 - 1つ(
爬虫類 では1対 )。 後 頭 顆頭蓋 の後頭部 にある大 後 頭 孔 の左右 に、頭骨 と第 一 頸椎を関節 させる後 頭 顆を1対 もつ(爬虫類 や鳥類 は、大 後 頭 孔 の下 に1個 の後 頭 顆をもつ)。頚椎 - 7
個 。ただし、クジラ目 では癒合 ・分離 によって数 が変異 し、ジュゴン目 では6個 、アリクイ目 では6・9・10個 となる。 肋骨 首 の部分 の肋骨 は、すべて頚椎 に癒合 している。胸椎 にはゆるく関節 し、体 を前後 左右 に曲 げるだけでなく、ねじることもできる。また、腹 の部分 には肋骨 がない(体 をねじれることと、腹部 の肋骨 を欠 くことにより、メスは寝 そべって子 どもに授乳 することができる)。肩 甲 骨 脊柱 とは関節 しておらず(このために前肢 の自由 な動作 が可能 となる)、外側 の面 に肩 甲 棘 とよばれるはっきりした隆起 線 が前後 に走 る(爬虫類 の肩 甲 骨 には肩 甲 棘 がない)。指 骨 の数 は親指 が2個 、その他 の指 は3個 が基本 (爬虫類 はこれより多 い)。寛 骨 腸 骨 ・坐骨 ・恥骨 の3つが癒合 し、1つの寛 骨 になっている。ただしクジラ類 は寛 骨 が消失 (爬虫類 は3つの骨 が分離 している)。
色覚 の特徴
なお、
その
分類
現生 分類 群 の系統
系統 樹 は2012年 から2017年 までの複数 の引用 文献 (系統 樹 内 を参照 )、および2020年 のサーベイ論文 [44]を用 いて作成 した。系統 樹 中 に登場 する引用 は、その分岐 を明示 してある参考 文献 を記 したものである。例 えば「獣 亜 綱 」のところについている引用 (キャンベル11版 pp.852-853)は「獣 亜 綱 」が「有 袋 類 」と「有 胎盤 類 」に分岐 する事 を記 してある文献 である論文 から引用 した場合 は、論文 本体 ではなく「Abstract」や「Introduction」の節 からのみ引用 した。これは論文 本体 の記述 は(論文 発表 時点 では)定説 になっていない新説 であるのに対 し、これらの節 は既存 研究 を客観 的 かつ網羅 的 に記載 するためのものだからである。ただしサーベイ論文 [44]や書籍 [45]に関 してはその限 りではない。
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の
有 胎盤 類
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という3つに
なお、この3つの
しかしこれらの
また
こうした
なお
北方 真 獣類 + アトラントゲナータ(「大西洋 で生 じた分化 」[51]あるいは「大西洋 類 」の意 [52]:異 節 類 +アフリカ獣類 )- アフリカ
獣類 + エクサフロプラセンタリア(「アフリカ獣類 以外 の有 胎盤 類 」の意 [53]:異 節 類 +北方 真 獣類 ) 異 節 類 + エピテリア(「上 獣類 」の意 [54]:アフリカ獣類 +北方 真 獣類 )
アフリカ獣類
アフリカ
北方 真 獣類
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のように
真 主 齧 類
なお
ローラシア獣類
ローラシア
なお、
有 袋 類
- オーストラリア
有 袋 類 (Australidelphia。ミクロビオテリウム目 、フクロネコ目 、バンディクート目 、双 前歯 目 、フクロモグラ目 の5つ) - アメリカ
有 袋 類 (Ameridelphia。オポッサム目 、ケノレステス目 の2つ)
の2つに
- なお
上 では南米 に住 むはずのミクロビオテリウム目 を形態 学 的 特徴 の類似 性 によりオーストラリア有 袋 類 に分類 しているが[66][67]、この事 自身 は分子 系統 解析 においても支持 されており[67]、ミクロビオテリウム目 はオーストラリア有 袋 類 の他 の4つの目 の姉妹 群 である[67]。 一方 、ミクロビオテリウム目 以外 の4つのオーストラリア有 袋 類 の関係 性 は2015年 現在 未 確定 である[67]。化石 の形態 学 的 な解析 によるとオポッサム目 は他 の有 袋 類 全 ての姉妹 群 であるが[68]、一方 で分子 系統 解析 によればケノレステス目 が他 の有 袋 類 全 ての姉妹 群 であるという研究 成果 が複数 ある[68]。これら2つの成果 は明 らかに矛盾 しているが、どちらが正 しいのかは2015年 現在 定 まっていない[68]。
日本 における目名 の表記 法 に関 する議論
しかし、たとえば「ネコ
さらに、
また、
この
脚注
注釈
出典
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乳類 ”.国土 交通 省 公式 サイト. 2023年 9月 27日 閲覧 。 - ^ “「ほ
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節 。なお原文 には「Pilosa」という名称 は登場 せず、FolivoraとVermilinguaを束 ねるクレードである旨 が述 べられているだけだが、これらを束 ねるクレードは通常 「Pilosa」と呼 ばれるのでこれを補 った。 - ^ a b DCK+(2017)の「Introduction」の
節 - ^ a b EOSF(2017)の「Introduction」の
節 - ^ KHJ(2013)の「Introduction」の
節 - ^ SS(2012)の「Abstract」
節 - ^ DCK+(2017)の「Introduction」の
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版 pp.852-853。なおキャンベル11版 では「有 胎盤 類 」ではなく「真 獣類 」と書 いてあるが、現生 生物 に限定 した場合 は両者 は一致 するので、両者 を区別 しなかった。 - ^ キャンベル11
版 pp.852-853 - ^ a b
長谷川 (2020) - ^ キャンベル11
版 - ^ TRM et al.(2016)の「Abstract」の
節 。なおカッコ内 に例示 した動物 の例 は同 文献 のFig.2から。 - ^ a b c d e f g h i j EOSF(2017)の「Introduction」の
節 - ^ a b c d e f g h i
長谷川 (2020) pp.271-272. - ^
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外部 リンク
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- 『
哺乳類 』 - コトバンク