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国会 (日本) - Wikipedia

国会こっかい (日本にっぽん)

日本にっぽんこく議会ぎかい
国会こっかいから転送てんそう

国会こっかい(こっかい、えい: National Diet)は、日本にっぽん立法府りっぽうふ衆議院しゅうぎいん(しゅうぎいん)および参議院さんぎいん(さんぎいん)から構成こうせいされる両院りょういんせい議会ぎかいである。国権こっけん最高さいこう機関きかんとされる(日本国にっぽんこく憲法けんぽうだい41じょうだい42じょう)。

国会こっかい
National Diet
だい213かい国会こっかい
種類しゅるい
種類しゅるい
議院ぎいん参議院さんぎいん上院じょういん
衆議院しゅうぎいん下院かいん
沿革えんかく
設立せつりつ1947ねん昭和しょうわ22ねん5がつ20日はつか
前身ぜんしん帝国ていこく議会ぎかい
役職やくしょく
尾辻おつじ秀久ひでひさ
2022ねんれい4ねん)8がつ3にちより現職げんしょく
空席くうせき
構成こうせい
定数ていすう713
参議院さんぎいん:248
衆議院しゅうぎいん:465
参議院さんぎいん院内いんない勢力せいりょく
与党よとう(143)

野党やとう(92)

無所属むしょぞく欠員けついん(13)

[ちゅう 1]
  欠員けついん(3)
2024ねんれい6ねん)9がつ11にち時点じてん[1]
衆議院しゅうぎいん院内いんない勢力せいりょく
2024ねん10がつ9にち解散かいさん

以下いか解散かいさん直前ちょくぜん院内いんない勢力せいりょく

与党よとう(290)

  自由民主党じゆうみんしゅとう無所属むしょぞくかい (258)
  公明党こうめいとう (32)

野党やとう(168)

  立憲りっけん民主党みんしゅとう無所属むしょぞく (99)
  日本にっぽん維新いしんかい教育きょういく無償むしょう実現じつげんするかい (45)
  日本にっぽん共産党きょうさんとう (10)
  国民こくみん民主党みんしゅとう無所属むしょぞくクラブ (7)
  れいわ新選しんせんぐみ (3)

無所属むしょぞく(7)

  無所属むしょぞく (7)
[ちゅう 2] 2024ねんれい6ねん)6がつ10日とおか時点じてん[2]
参議院さんぎいん委員いいんかい
衆議院しゅうぎいん委員いいんかい
合同ごうどう会議かいぎ
両院りょういん協議きょうぎかい
任期にんき
参議院さんぎいん:6ねん
衆議院しゅうぎいん:4ねん解散かいさんあり)
歳費さいひ報酬ほうしゅう議長ぎちょう月額げつがく217まんえん
ふく議長ぎちょう月額げつがく158まん4せんえん
議員ぎいん月額げつがく129まん4せんえん
選挙せんきょ
だい選挙せんきょ拘束こうそく名簿めいぼしき
比例ひれい代表だいひょう並立へいりつせい
しょう選挙せんきょ比例ひれい代表だいひょう並立へいりつせい
前回ぜんかい参議院さんぎいん選挙せんきょ
2022ねん(れい04ねん)07がつ10日とおか
(だい26かい参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょ)
前回ぜんかいそう選挙せんきょ
2021ねん(れい03ねん)10がつ31にち
(だい49かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいんそう選挙せんきょ)
次回じかい参議院さんぎいん選挙せんきょ
2025ねん(れい07ねん)07がつ28にちまでに施行しこう
(だい27かい参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょ)
次回じかいそう選挙せんきょ
2024ねん(れい06ねん)10がつ27にち施行しこう予定よてい
(だい50かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいんそう選挙せんきょ)
選挙せんきょ改正かいせい参議院さんぎいん
2015ねん(平成へいせい27ねん)07がつ28にち
衆議院しゅうぎいん
2022ねん(れい4ねん)12月28にち
議事堂ぎじどう
日本の旗 日本にっぽん東京とうきょう千代田ちよだ永田町ながたちょう1丁目ちょうめ7ばん1ごう国会こっかい議事堂ぎじどう
ウェブサイト
参議院さんぎいん
衆議院しゅうぎいん
憲法けんぽう
日本国にっぽんこく憲法けんぽう

概要がいよう

編集へんしゅう
 
国会こっかい議事堂ぎじどう(2017ねん

日本国にっぽんこく憲法けんぽうにおいて、国会こっかいは「国権こっけん最高さいこう機関きかん」であって、「くに唯一ゆいいつ立法りっぽう機関きかん」と位置いちづけられている(憲法けんぽう41じょう)。また、「国民こくみん代表だいひょう機関きかん」としての性格せいかくゆうする(憲法けんぽう43じょう1こう)。

国会こっかい議事ぎじおこなわれる国会こっかい議事堂ぎじどう所在地しょざいちは、東京とうきょう千代田ちよだ永田町ながたちょう1丁目ちょうめ7ばん1ごうぞく国会こっかいないし国会こっかい議員ぎいん衆議院しゅうぎいん議員ぎいん参議院さんぎいん議員ぎいん)をして「永田町ながたちょう」とぶ。

国民こくみん代表だいひょう機関きかん

編集へんしゅう

国会こっかいは、衆議院しゅうぎいん下院かいんおよ参議院さんぎいん上院じょういん)のりょう議院ぎいんでこれを構成こうせいし(憲法けんぽう42じょう)、りょう議院ぎいんは「ぜん国民こくみん代表だいひょうする選挙せんきょされた議員ぎいん」(国会こっかい議員ぎいんそう選挙せんきょ選出せんしゅつされる衆議院しゅうぎいん議員ぎいんおよ通常つうじょう選挙せんきょ選出せんしゅつされる参議院さんぎいん議員ぎいん)でこれを組織そしきする(憲法けんぽう43じょう1こう)。

国権こっけん最高さいこう機関きかん

編集へんしゅう

日本国にっぽんこく憲法けんぽうは、国会こっかいを「国権こっけん最高さいこう機関きかん」とさだめる(憲法けんぽう41じょう)。

ここで、「最高さいこう機関きかん」の意味いみ問題もんだいとなる。このてん憲法けんぽう学説がくせつじょうは、政治せいじてき美称びしょうせつ通説つうせつてき見解けんかいされている。政治せいじてき美称びしょうせつとは、国会こっかい諸々もろもろ国家こっか機関きかんなか主権しゅけんしゃたる国民こくみんいでたか地位ちいにあり、国民こくみんわって、国政こくせい全般ぜんぱんにわたり、つよ発言はつげんりょくをもつべきであることから、「最高さいこう機関きかん」とは、国民こくみん代表だいひょうし、国政こくせい中心ちゅうしん位置いちする重要じゅうよう機関きかんであるというてん着目ちゃくもくして国会こっかいした政治せいじてき美称びしょうであるとする見解けんかいである。この見解けんかいは、憲法けんぽう権力けんりょく分立ぶんりつせい採用さいようしていること、内閣ないかくによる衆議院しゅうぎいん解散かいさん違憲いけん立法りっぽう審査しんさけん存在そんざい司法しほうけん独立どくりつなどから、「最高さいこう機関きかん」に特段とくだん法的ほうてき意味いみみとめない。このてんについて、より積極せっきょくてき意味いみづけをなす見解けんかいもある。

  • 統括とうかつ機関きかんせつ - 国会こっかいは、国権こっけん最高さいこう機関きかんとして内閣ないかく裁判所さいばんしょ上位じょうい君臨くんりんし、国政こくせい全般ぜんぱんにわたって最終さいしゅうてき決定けっていけんゆうする。
  • 最高さいこう責任せきにん地位ちいせつ - 国会こっかいは、国権こっけん最高さいこう機関きかんとして国民こくみんたいして国政こくせい全般ぜんぱん責任せきにんい、行政ぎょうせい司法しほう作用さよう調整ちょうせいする。

くに唯一ゆいいつ立法りっぽう機関きかん

編集へんしゅう

日本国にっぽんこく憲法けんぽうは、国会こっかいを「くに唯一ゆいいつ立法りっぽう機関きかん」とさだめる(憲法けんぽう41じょう)。

これは、明治めいじ憲法けんぽうしたにおける帝国ていこく議会ぎかい(1890ねん-1947ねん)が、天皇てんのう立法りっぽうけん協賛きょうさんする地位ちい協賛きょうさん機関きかん)にとどまったのにたいして、国会こっかい立法りっぽうけん独占どくせんする機関きかん立法りっぽう機関きかん)であることを意味いみする(ただし明治めいじ憲法けんぽう立法りっぽうけん天皇てんのうにあったのは名目めいもくてきなことで実際じっさいには帝国ていこく議会ぎかい協賛きょうさんがなければ天皇てんのう立法りっぽうけん行使こうしできなかった[3]。ただ、天皇てんのうは「緊急きんきゅうみことのりれい」という、法律ほうりつ同等どうとう効力こうりょくがあるものをはっすることができた。このみことのりれいには、後日ごじつ議会ぎかい承認しょうにん必要ひつようではあった)。

さらに、この規定きてい詳細しょうさいると、「唯一ただいち」と「立法りっぽう」の意味いみ問題もんだいとなる。

唯一ただいち」の意味いみ

編集へんしゅう

国会こっかいくにの「唯一ただいち」の立法りっぽう機関きかんであるとは、つぎの2つの意味いみつ。

  • 国会こっかい中心ちゅうしん立法りっぽう原則げんそく国会こっかい中心ちゅうしん立法りっぽう主義しゅぎ
    くにおこな立法りっぽうは、憲法けんぽう特別とくべつさだめがある場合ばあいのぞいて、つねに、国会こっかいとおしてされなくてはならないとする原則げんそく。この原則げんそく例外れいがいとなる「特別とくべつさだめ」としては、衆議院しゅうぎいん参議院さんぎいんかく議院ぎいんがその自律じりつけんもとづいてさだめる議院ぎいん規則きそく憲法けんぽう58じょう2こう)、および、最高裁判所さいこうさいばんしょさだめる最高さいこう裁判所さいばんしょ規則きそく憲法けんぽう77じょう1こう)がげられる[ちゅう 3]
    この原則げんそくは、(1)行政ぎょうせいけん緊急きんきゅう命令めいれい独立どくりつ命令めいれい形式けいしきで、議会ぎかいとおすことなく、独自どくじ立法りっぽうおこな立法りっぽうげんせい明治めいじ憲法けんぽうにおける緊急きんきゅうみことのりれい独立どくりつ命令めいれいなど)の廃止はいし、および、(2)行政ぎょうせいけんおこな立法りっぽうを、法律ほうりつ執行しっこう必要ひつよう細則さいそくさだめる執行しっこう命令めいれい法律ほうりつ委任いにんもとづく委任いにん命令めいれい限定げんていする立法りっぽういちげんせい採用さいよう憲法けんぽう73じょう6ごう参照さんしょう)にしめされる。
  • 国会こっかい単独たんどく立法りっぽう原則げんそく国会こっかい単独たんどく立法りっぽう主義しゅぎ
    国会こっかいによる立法りっぽうは、国会こっかい以外いがい機関きかん関与かんよがなくとも、国会こっかい議決ぎけつのみで成立せいりつするとする原則げんそく。この原則げんそくたいする例外れいがいとして、憲法けんぽうは、地方ちほう自治じち特別とくべつほう制度せいどさだめる(憲法けんぽう95じょう)。
    この原則げんそくは、明治めいじ憲法けんぽうでの天皇てんのう立法りっぽうたいする関与かんよ廃止はいし(ただし前述ぜんじゅつのとおり明治めいじ憲法けんぽう立法りっぽうけん天皇てんのうにあったのは形式けいしきてきなことであり、実質じっしつてきには帝国ていこく議会ぎかい議決ぎけつによってのみ立法りっぽうされた[3][ちゅう 4]国会こっかい議決ぎけつのみによる法律ほうりつ成立せいりつ憲法けんぽう59じょう1こう)にしめされる。

立法りっぽう」の意味いみ

編集へんしゅう

日本国にっぽんこく憲法けんぽうだい41じょうくに唯一ゆいいつ立法りっぽう機関きかん」にいう「立法りっぽう」とは、形式けいしきてき意義いぎ立法りっぽう国会こっかい制定せいていする「法律ほうりつ」という国法こくほういち形式けいしきほう規範きはん定立ていりつ)ではなく実質じっしつてき意義いぎ立法りっぽう一般いっぱんてき抽象ちゅうしょうてきほう規範きはん定立ていりつ)をすものとほぐされている。

その理由りゆう憲法けんぽう41じょうの「立法りっぽう」を形式けいしきてき意味いみ立法りっぽうすものと解釈かいしゃくしてしまうと、「国会こっかい制定せいていする法律ほうりつというほう形式けいしきほう規範きはん制定せいていする権限けんげん国会こっかいのみにある」という意味いみたない規定きていになってしまうためである。したがって、実質じっしつてき意味いみ立法りっぽうであると理解りかいされているが、実質じっしつてき意味いみ立法りっぽう内容ないようについては一般いっぱんてき抽象ちゅうしょうてきほう規範きはん定立ていりつ範囲はんいめぐって見解けんかいかれている。

沿革えんかく

編集へんしゅう

帝国ていこく議会ぎかい時代じだい

編集へんしゅう

国会こっかい時代じだい

編集へんしゅう
  • 1946ねん昭和しょうわ21ねん11月3にち - 日本国にっぽんこく憲法けんぽう公布こうふ立法りっぽう機関きかんとして、いずれも民選みんせん議員ぎいんにより組織そしきされる衆議院しゅうぎいん帝国ていこく議会ぎかいより維持いじ引継ひきつぎされた下院かいんおよ参議院さんぎいん(さんぎいん、廃止はいしされた貴族きぞくいんわる上院じょういん)の両院りょういん構成こうせいする国会こっかい(こっかい)を規定きていする。
  • 1947ねん昭和しょうわ22ねん4がつ20日はつか - だい1かい参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょ実施じっし
  • 同年どうねん4がつ25にち - だい23かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいんそう選挙せんきょ実施じっし
  • 同年どうねん5月3にち - 日本国にっぽんこく憲法けんぽう施行しこう
  • 同年どうねん5がつ20日はつか - 日本国にっぽんこく憲法けんぽうもとづき、だい1かい国会こっかい召集しょうしゅう
  • 1960ねん昭和しょうわ35ねん) - 国会こっかい前庭ぜんていに、尾崎おざき行雄ゆきお記念きねんして尾崎おざき記念きねん会館かいかん開館かいかんする。
  • 1972ねん昭和しょうわ45ねん)3がつ - 議会ぎかい開設かいせつ80周年しゅうねん記念きねん事業じぎょう一環いっかんとして憲政記念館けんせいきねんかん開館かいかんする(尾崎おざき記念きねん会館かいかん吸収きゅうしゅう)。
  • 1990ねん平成へいせい2ねん)11月29にち - 参議院さんぎいんほん会議かいぎじょうにおいて「議会ぎかい開設かいせつひゃくねん記念きねん式典しきてん」を挙行きょこう
  • 2000ねん平成へいせい12ねん)11月29にち - 参議院さんぎいんほん会議かいぎじょうにおいて「議会ぎかい開設かいせつひゃくじゅうねん記念きねん式典しきてん」を挙行きょこう
  • 2010ねん平成へいせい22ねん)11月29にち - 参議院さんぎいんほん会議かいぎじょうにおいて「議会ぎかい開設かいせつひゃくじゅうねん記念きねん式典しきてん」を挙行きょこう
  • 2020ねんれい2ねん)11月29にち - 参議院さんぎいんほん会議かいぎじょうにおいて「議会ぎかい開設かいせつひゃくさんじゅうねん記念きねん式典しきてん」を挙行きょこう

構成こうせい組織そしき

編集へんしゅう

両院りょういんせい衆議院しゅうぎいん参議院さんぎいん

編集へんしゅう

国会こっかいは、衆議院しゅうぎいん(しゅうぎいん)と参議院さんぎいん(さんぎいん)によって構成こうせいされる。りょう議院ぎいんとも、主権しゅけんしゃである国民こくみん選挙せんきょ衆議院しゅうぎいん議員ぎいんそう選挙せんきょ参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょ)によってえらばれた国会こっかい議員ぎいん衆議院しゅうぎいん議員ぎいん465にん参議院さんぎいん議員ぎいん248にん)により組織そしきされる、民選みんせん議院ぎいんがた両院りょういんせいである(衆議院しゅうぎいん下院かいん参議院さんぎいん上院じょういん相当そうとうする)。

りょう議院ぎいん補佐ほさする機関きかんとして、かく議院ぎいん事務じむきょく法制ほうせいきょく設置せっちされ、また議院ぎいん直属ちょくぞくしない補佐ほさ機関きかんとして国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんがある。このほか、日本国にっぽんこく憲法けんぽうさだめる国会こっかいによる裁判官さいばんかん弾劾だんがいおこなうため、裁判官さいばんかん訴追そつい委員いいんかい裁判官さいばんかん弾劾だんがい裁判所さいばんしょ設置せっちされている。

両院りょういん協議きょうぎかい

編集へんしゅう

衆議院しゅうぎいん参議院さんぎいん議決ぎけつ一致いっちしなかった場合ばあいは、その調整ちょうせいおこなうため、両院りょういん協議きょうぎかい(りょういんきょうぎかい)が開催かいさいされる。予算よさん条約じょうやく承認しょうにん内閣ないかく総理そうり大臣だいじん指名しめいについて議決ぎけつことなった場合ばあいにはかなら開催かいさいされ、法律ほうりつあんについて議決ぎけつことなった場合ばあいには衆議院しゅうぎいん協議きょうぎかい請求せいきゅうしたときおよ参議院さんぎいん協議きょうぎかい請求せいきゅうしこれに衆議院しゅうぎいん同意どういしたときに開催かいさいされる。

衆議院しゅうぎいん優越ゆうえつ

編集へんしゅう

衆議院しゅうぎいん参議院さんぎいんはそれぞれ国会こっかい一院いちいんとして対等たいとう地位ちいめるが、憲法けんぽうじょうあるいは法律ほうりつじょうにおいて衆議院しゅうぎいん議決ぎけつ優先ゆうせんする場合ばあい衆議院しゅうぎいん優越ゆうえつ)がある。

ただし、参議院さんぎいん緊急きんきゅう集会しゅうかいでは衆院しゅういん予算よさん先議せんぎけん例外れいがいとして、衆議院しゅうぎいんよりさき参議院さんぎいん予算よさん審議しんぎして採決さいけつをすることができるが、内閣ないかく提出ていしゅつけんがない憲法けんぽう改正かいせい議題ぎだいにできないとされている。

かく議院ぎいん役員やくいん

編集へんしゅう

かく議院ぎいんには国会こっかいほうにより以下いかのような役員やくいん設置せっちされる(国会こっかいほうだい16じょうだい26じょうひとし)。

議院ぎいん秩序ちつじょ保持ほじし、議事ぎじ整理せいりし、議院ぎいん事務じむ監督かんとくし、議院ぎいん代表だいひょうする(国会こっかいほうだい19じょう)。
  • 衆議院しゅうぎいんふく議長ぎちょう参議院さんぎいんふく議長ぎちょう
議長ぎちょう事故じこがあるときまたは議長ぎちょうけたときに議長ぎちょう職務しょくむおこなう(国会こっかいほうだい21じょう)。
議長ぎちょうおよふく議長ぎちょうとも事故じこがあるときに議長ぎちょう職務しょくむおこなう(国会こっかいほうだい22じょう1こう)。
かく議院ぎいんにおいて各々おのおのその常任じょうにん委員いいんなかから選挙せんきょされる。(国会こっかいほうだい25じょう
議長ぎちょう監督かんとくしたに、議院ぎいん事務じむすべし、公文こうぶん署名しょめいする(国会こっかいほうだい28じょう)。
  • 衆議院しゅうぎいん参事さんじ参議院さんぎいん参事さんじ
事務じむ総長そうちょういのち事務じむ掌理しょうりする(国会こっかいほうだい28じょう2こう)。

委員いいんかいおよ参議院さんぎいん調査ちょうさかい

編集へんしゅう

帝国ていこく議会ぎかい時代じだい議案ぎあん審議しんぎほん会議かいぎ中心ちゅうしんであったのにたいして、戦後せんご国会こっかいアメリカ議会ぎかいはんをとって国会こっかい審議しんぎは、委員いいんかい中心ちゅうしんおこなわれている。

かく議院ぎいん委員いいんかいには、国会こっかいほう名称めいしょう明記めいきされた常設じょうせつ常任じょうにん委員いいんかいと、案件あんけんごとにかく議院ぎいん必要ひつようおうじてもうけることが可能かのう特別とくべつ委員いいんかいの2種類しゅるいがある(国会こっかいほうだい40じょう)。すべての議案ぎあんほん会議かいぎでの趣旨しゅし説明せつめいおよび必要ひつようおうじて代表だいひょう質問しつもんのちにどこかしらの常任じょうにん委員いいんかい付託ふたくされる(国会こっかいほうだい56じょうの2)が、所掌しょしょうするべき常任じょうにん委員いいんかいがなく、かつ特別とくべつ委員いいんかいもうけて審議しんぎするまでもないと議長ぎちょう判断はんだんした場合ばあいは、ほん会議かいぎ議決ぎけつもとづき常任じょうにん委員いいんかいぞくしない内閣ないかくかんする事項じこうとして内閣ないかく委員いいんかい、もしくは議長ぎちょう諮問しもんかんする事項じこうとして議院ぎいん運営うんえい委員いいんかい付託ふたくされる。

なお、とく緊急きんきゅうようする議案ぎあん委員いいんかいへの付託ふたく省略しょうりゃくすることもできる(衆議院しゅうぎいん規則きそく111じょう参議院さんぎいん規則きそく26じょう)とされており、内閣ないかくないしは国務大臣こくむだいじん両院りょういん役職やくしょくしゃたいする不信任ふしんにん決議けつぎあんがこのれいたる。

委員いいんかい単独たんどく開催かいさいするほかに、どう一院いちいんない複数ふくすう委員いいんかいによる連合れんごう審査しんさかいとして(衆議院しゅうぎいん規則きそくだい60じょう参議院さんぎいん規則きそくだい36じょう)、あるいは衆議院しゅうぎいん参議院さんぎいん両院りょういん常任じょうにん委員いいんかいによる合同ごうどう審査しんさかいとして(国会こっかいほうだい44じょう)、開催かいさいすることも可能かのうである。

また、具体ぐたいてき議案ぎあん付託ふたく有無うむにかかわらず、長期ちょうきてき調査ちょうさおこなうための委員いいんかいてき組織そしきとして参議院さんぎいんにのみ「調査ちょうさかい」をもうけることができ(国会こっかいほうだい54じょうの2)、慣例かんれいにより3以内いない調査ちょうさかいくこととなっている。これは、解散かいさんがなく任期にんき安定あんていしている参議院さんぎいん特色とくしょくかした制度せいどである。

  • 常任じょうにん委員いいんかいれい - 予算よさん委員いいんかい
  • 特別とくべつ委員いいんかいれい - 災害さいがい対策たいさく特別とくべつ委員いいんかい
  • 参議院さんぎいん調査ちょうさかいれい - 共生きょうせい社会しゃかいかんする調査ちょうさかい

常任じょうにん委員いいんかい

編集へんしゅう
 
国会こっかい議事堂ぎじどう 衆議院しゅうぎいんだい1委員いいんしつ

憲法けんぽう審査しんさかい

編集へんしゅう

だい167かい国会こっかいから国会こっかいほう改正かいせいほう施行しこうされ、衆議院しゅうぎいん参議院さんぎいん両院りょういんに、日本国にっぽんこく憲法けんぽうおよ日本国にっぽんこく憲法けんぽう密接みっせつ関連かんれんする基本きほん法制ほうせいについて広範こうはんかつ総合そうごうてき調査ちょうさおこない、憲法けんぽう改正かいせい原案げんあん日本国にっぽんこく憲法けんぽうかか改正かいせい発議はつぎまた国民こくみん投票とうひょうかんする法律ほうりつあんとう審査しんさするため、かく議院ぎいん憲法けんぽう審査しんさかいき(国会こっかいほうだい102じょうの6)、国会こっかいほうだい68じょうの2にもとづく両院りょういん議員ぎいんによる改正かいせい発議はつぎくわえて、どう審査しんさかい改正かいせい発議はつぎまた国民こくみん投票とうひょうかんする法案ほうあん提出ていしゅつ可能かのうとなった(国会こっかいほうだい102じょうの7)。実際じっさい憲法けんぽう改正かいせい原案げんあんについての審議しんぎ2010ねん平成へいせい22ねん5月18にち以降いこう可能かのうとなった。

法的ほうてきにはだい167かい国会こっかい召集しょうしゅうである2007ねん平成へいせい19ねん8がつ7にちからかく議院ぎいん憲法けんぽう審査しんさかい存在そんざいしていることになる。どう審査しんさかい組織そしき手続てつづき詳細しょうさいさだめる「憲法けんぽう審査しんさかい規程きてい」は、衆議院しゅうぎいんでは2009ねん平成へいせい21ねん6月11にち自民じみん公明こうめい与党よとう賛成さんせい多数たすう制定せいていされ、参議院さんぎいんでは2011ねん平成へいせい23ねん5月18にち民主みんしゅ自民じみん公明こうめい・みんななどの賛成さんせい多数たすう制定せいていされたが、その両院りょういんとも審査しんさかい会長かいちょう委員いいん選出せんしゅつされない休眠きゅうみん状態じょうたいつづいた。

2009ねん平成へいせい21ねん)の民主党みんしゅとうへの政権せいけん交代こうたい以降いこう鳩山はとやま政権せいけんかん政権せいけん時代じだい国会こっかいでは憲法けんぽう審査しんさかい始動しどうけた進展しんてんはなく、2010ねん平成へいせい22ねん5月18にち完全かんぜん施行しこういたっても事実じじつじょう存在そんざいしない状況じょうきょうつづいたが[4]野田のだ政権せいけん発足ほっそくの2011ねん平成へいせい23ねん)10がつ21にち会長かいちょう幹事かんじ委員いいん選任せんにんされて始動しどうした。

2011ねん平成へいせい23ねん)11月17にち衆院しゅういん憲法けんぽう審査しんさかい開催かいさいされた。参考さんこうじんとしてもと衆院しゅういん憲法けんぽう調査ちょうさかい会長かいちょう中山なかやま太郎たろう改憲かいけん論議ろんぎ推進すいしん表明ひょうめいし、各党かくとう意見いけん表明ひょうめいをした。同年どうねん11がつ28にち参院さんいん憲法けんぽう審査しんさかい開催かいさいされた[ちゅう 5]参考さんこうじんとしてもと参院さんいん憲法けんぽう調査ちょうさかい会長かいちょう関谷せきやまさる改憲かいけん手続てつづきほう制定せいてい経緯けいいなどを説明せつめいし、各党かくとう意見いけん表明ひょうめいをした。

憲法けんぽう審査しんさかいは、憲法けんぽう改正かいせい原案げんあんおよ日本国にっぽんこく憲法けんぽうかか改正かいせい発議はつぎまた国民こくみん投票とうひょうかんする法律ほうりつあん提出ていしゅつすることができる(だい102じょうの7)。

国民こくみん投票とうひょう広報こうほう協議きょうぎかい

編集へんしゅう

憲法けんぽう改正かいせい発議はつぎがあったときに、当該とうがい発議はつぎかか憲法けんぽう改正かいせいあん国民こくみんたいする広報こうほうかんする事務じむおこなうため、かく議院ぎいんにおいてその議員ぎいんなかから選任せんにんされた同数どうすう委員いいん組織そしきされる臨時りんじ機関きかん。2010ねん平成へいせい22ねん)5がつ18にち以降いこう発効はっこう

情報じょうほう監視かんし審査しんさかい

編集へんしゅう

行政ぎょうせいにおける特定とくてい秘密ひみつ保護ほごかんする制度せいど運用うんよう常時じょうじ監視かんしするため、かく議院ぎいん情報じょうほう監視かんし審査しんさかいもうけられており(国会こっかいほうだい102じょうの13)、特定とくてい秘密ひみつ開示かいじ情報じょうほう提供ていきょうけることができる一方いっぽうで、会議かいぎ会議かいぎろく原則げんそく非公開ひこうかいとなっている。特定とくてい秘密ひみつ保護ほごほうとともに施行しこうした国会こっかいほう改正かいせいほう規定きていされたが、しばらく委員いいん選任せんにん見送みおくられ、2015ねん平成へいせい27ねん)2がつ26にち委員いいん選任せんにんされて始動しどうした。

政治せいじ倫理りんり審査しんさかい

編集へんしゅう

政治せいじ倫理りんり確立かくりつのため、かく議院ぎいん政治せいじ倫理りんり審査しんさかいもうけられており(国会こっかいほうだい124じょうの3)、行為こうい規範きはんとう違反いはんするとされた場合ばあい法的ほうてき拘束こうそくりょくのない勧告かんこくおこなう。審査しんされい存在そんざいするが、実際じっさい勧告かんこくまでいたった実例じつれいはない。報道ほうどうでは「せいりんしん」とりゃくされることがおおい。

運営うんえい

編集へんしゅう

会期かいきせい

編集へんしゅう

概要がいよう

編集へんしゅう

日本にっぽん国会こっかいは「会期かいき」とばれる一定いってい期間きかんにのみ活動かつどうおこな会期かいきせい採用さいようしている[ちゅう 6]会期かいき国会こっかい召集しょうしゅうによりはじまる。国会こっかい召集しょうしゅう憲法けんぽうだい7じょうだい2ごうにより天皇てんのう国事こくじ行為こういとされており、国会こっかい召集しょうしゅう詔書しょうしょ集会しゅうかい期日きじつさだめて公布こうふされる(国会こっかいほうだい1じょう1こう)。議員ぎいん召集しょうしゅう詔書しょうしょ指定していされた期日きじつかく議院ぎいん集会しゅうかいしなければならない(国会こっかいほうだい5じょう)。集会しゅうかいする時刻じこく議院ぎいん規則きそく午前ごぜん10となっている(衆議院しゅうぎいん規則きそくだい1じょうおよ参議院さんぎいん規則きそくだい1じょう)。

会期かいき延長えんちょうおよび臨時りんじかい特別とくべつかい会期かいき設定せっていりょう議院ぎいん一致いっち議決ぎけつおこなうとされているが(国会こっかいほうだい11じょうだい12じょう1こう)、両院りょういん不一致ふいっち場合ばあい衆議院しゅうぎいん議決ぎけつしたがう(国会こっかいほうだい13じょう衆議院しゅうぎいん優越ゆうえつ)。

会期かいき終了しゅうりょう同時どうじ審議しんぎちゅう議案ぎあん原則げんそくとして廃案はいあんとなる。ただし閉会へいかいまえ手続てつづきをとることにより、委員いいんかい閉会へいかいちゅう審査しんさおこなうことができる。これによりつぎ会期かいきにおいても審議しんぎ進捗しんちょくぐことが可能かのうになる(継続けいぞく審議しんぎ)。

会期かいきちゅう議決ぎけついたらなかった案件あんけんは、後会こうかい継続けいぞくしない(国会こっかいほうだい68じょう)。

開会かいかいしき

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だい183かい国会こっかい開会かいかいしき天皇てんのう明仁あきひと臨席りんせきした式辞しきじべる衆議院しゅうぎいん議長ぎちょう伊吹いぶき文明ふみあき

国会こっかいは、召集しょうしゅうはや時期じき参議院さんぎいんほん会議かいぎじょうにおいて、天皇てんのう臨席りんせきのもとで、衆議院しゅうぎいん議長ぎちょう主催しゅさいして開会かいかいしきおこなう。開会かいかいしき日時にちじおよ場所ばしょ衆議院しゅうぎいん議長ぎちょう参議院さんぎいん議長ぎちょう協議きょうぎさだめる(衆議院しゅうぎいん規則きそくだい19じょうおよ参議院さんぎいん規則きそくだい21じょう)。開会かいかいしきでは、衆議院しゅうぎいん議長ぎちょう式辞しきじ天皇てんのうのおことばがべられる。開会かいかいしきには衆議院しゅうぎいん議員ぎいん参議院さんぎいん議員ぎいん参議院さんぎいんほん会議かいぎじょう一様いちようあつまるが、せきりないため、はいりきらない議員ぎいんは2かいせきあつめられる。開会かいかいしきまえには、衆議院しゅうぎいん議員ぎいん参議院さんぎいん議員ぎいん正門せいもんまえ整列せいれつし、天皇てんのう出迎でむかえをするのが恒例こうれいとなっている。

会期かいき種類しゅるい

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常会じょうかい通常つうじょう国会こっかい
常会じょうかい毎年まいとし1かい、1がつちゅう召集しょうしゅうされる国会こっかいである(52じょう国会こっかいほうだい2じょう)。憲法けんぽうじょうは「常会じょうかい」というが、一般いっぱんには「通常つうじょう国会こっかい」とばれることがおおい。会期かいきは150にちであるが、会期かいきちゅう議員ぎいん任期にんきまんきりたっする場合ばあいにはまんきりをもって終了しゅうりょうする(国会こっかいほうだい10じょう)。延長えんちょうは1かいのみ可能かのう国会こっかいほうだい12じょう1こう・2こう)。
臨時りんじかい臨時りんじ国会こっかい
臨時りんじかい憲法けんぽうあるいは国会こっかいほう規定きていもとづいて内閣ないかく臨時りんじ召集しょうしゅうする国会こっかいで、内閣ないかく必要ひつようおうじて臨時りんじかい召集しょうしゅう決定けっていできるが(憲法けんぽうだい53じょう前段ぜんだん)、いずれかの議院ぎいんそう議員ぎいんの4ぶんの1以上いじょう要求ようきゅうがあれば内閣ないかく臨時りんじかい召集しょうしゅう決定けっていしなければならない(憲法けんぽうだい53じょう後段こうだん)。このほか国会こっかいほう規定きていにより衆議院しゅうぎいん議員ぎいん任期にんき満了まんりょうによるそう選挙せんきょおこなわれたときおよ参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょおこなわれたときにも内閣ないかく原則げんそくとして臨時りんじかい召集しょうしゅうしなければならない(国会こっかいほうだい2じょうの3)。憲法けんぽうじょうは「臨時りんじかい」というが、一般いっぱんには「臨時りんじ国会こっかい」とばれることがおおい。延長えんちょうは2かいまで可能かのう国会こっかいほうだい12じょう1こう・2こう)。
特別とくべつかい特別とくべつ国会こっかい
特別とくべつかい衆議院しゅうぎいん解散かいさんによるそう選挙せんきょのち召集しょうしゅうされる国会こっかいである(憲法けんぽうだい54じょう1こう)。憲法けんぽうじょう呼称こしょう規定きていがなく国会こっかいほうにおいて「特別とくべつかい」とさだめられているが、一般いっぱんには「特別とくべつ国会こっかい」とばれることがおおい。延長えんちょうは2かいまで可能かのう国会こっかいほうだい12じょう1こう・2こう)。常会じょうかいあわせて召集しょうしゅうすることもできる(国会こっかいほうだい2じょうの2)。

休会きゅうかい

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会期かいき会期かいきあいだ閉会へいかいなかぶのにたいし、会期かいきちゅうにおいて国会こっかいあるいは議院ぎいんがその意思いしによって自律じりつてきにその活動かつどう一時いちじてき休止きゅうしすることを休会きゅうかいといい、法規ほうきじょう国会こっかい休会きゅうかい」と「議院ぎいん休会きゅうかい」の2種類しゅるいさだめられている。会期かいきちゅうくに行事ぎょうじ年末年始ねんまつねんしその議案ぎあん都合つごうとう理由りゆうにより両院りょういん議事ぎじ一斉いっせい休止きゅうしするのが相当そうとうである場合ばあいは、両院りょういん議長ぎちょう協議きょうぎて、衆議院しゅうぎいん参議院さんぎいん両院りょういん一致いっち議決ぎけつをもって、あらかじめ日数にっすうさだめて休会きゅうかいすることができる(国会こっかい休会きゅうかい)。この場合ばあい衆議院しゅうぎいん優越ゆうえつはなく両院りょういん議決ぎけつ必要ひつようとなる(国会こっかいほうだい15じょう1こう)。かく議院ぎいん単独たんどく10日とおか以内いないにおいていんのみの休会きゅうかい議決ぎけつすることも可能かのうで、この場合ばあいいんとの事前じぜん協議きょうぎ不要ふようである(議院ぎいん休会きゅうかい)(国会こっかいほうだい15じょう4こう)。

なお、明治めいじ憲法けんぽうでは政府せいふ意思いしにより他律たりつてきにその活動かつどう休止きゅうしする停会ていかい制度せいどがあったが(どう憲法けんぽうだい7じょうだい44じょうきゅう議院ぎいんほうだい33じょうだい34じょう)、日本国にっぽんこく憲法けんぽうでは停会ていかい制度せいどはない。

参議院さんぎいん緊急きんきゅう集会しゅうかい

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衆議院しゅうぎいん解散かいさんされた場合ばあい参議院さんぎいん同時どうじ閉会へいかいとなる(両院りょういん同時どうじ活動かつどう原則げんそく)。この衆議院しゅうぎいん解散かいさんから特別とくべつかい開会かいかいまでの閉会へいかいちゅう、「くに緊急きんきゅう必要ひつようがあるとき」に、内閣ないかく参議院さんぎいん緊急きんきゅう集会しゅうかい開催かいさいもとめることができる。緊急きんきゅう集会しゅうかい国会こっかい会期かいきではなく(詳細しょうさいは「参議院さんぎいん緊急きんきゅう集会しゅうかい」の項目こうもく参照さんしょう)、緊急きんきゅう集会しゅうかいにおいてとられた措置そちは「臨時りんじのもの」とされる。このため、緊急きんきゅう集会しゅうかいでとられた措置そちは、つぎ国会こっかい開会かいかいのち10日とおか以内いない衆議院しゅうぎいん同意どういもとめられ、同意どういがない場合ばあいには、その効力こうりょくうしなう。

議事ぎじ手続てつづき

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2013ねん3がつ3にち時点じてん衆議院しゅうぎいん会派かいはべつ勢力せいりょく
 
2016ねん7がつ14にち時点じてん参議院さんぎいん会派かいはべつ勢力せいりょく

ひらき

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参議院さんぎいん規則きそくでは会議かいぎ原則げんそくとして午前ごぜん10はじめることとされている(参議院さんぎいん規則きそくだい81じょう)。また、衆議院しゅうぎいん規則きそくでは会議かいぎ原則げんそくとして午後ごご1はじめることとされている(衆議院しゅうぎいん規則きそくだい103じょう)。

ひらき時刻じこくとなったときは、議長ぎちょう議長ぎちょうせきいて諸般しょはん事項じこう報告ほうこく会議かいぎひらくことを宣告せんこくするが、この宣告せんこくまでは何人なんにん議事ぎじについて発言はつげんすることがゆるされない(衆議院しゅうぎいん規則きそくだい104じょう参議院さんぎいん規則きそくだい83じょう)。

散会さんかい

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議事ぎじ日程にってい記載きさいした案件あんけん議事ぎじわったときは議長ぎちょう散会さんかいする(衆議院しゅうぎいん規則きそくだい105じょう参議院さんぎいん規則きそくだい82じょう)。

のべかい

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議事ぎじわらない場合ばあいでも、衆議院しゅうぎいんにおいては午後ごご6ぎたとき、参議院さんぎいんにおいては午後ごご4ぎたときは、議長ぎちょう議院ぎいんはからないでのべかいすることができる(衆議院しゅうぎいん規則きそくだい105じょう参議院さんぎいん規則きそくだい82じょう)。ただし、参議院さんぎいん規則きそくでは議事ぎじわらない場合ばあいでも、議長ぎちょう必要ひつようみとめたときは議院ぎいんはかってのべかいすることができるとしている(参議院さんぎいん規則きそくだい82じょう)。

定足数ていそくすう

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定足数ていそくすうとは、審議しんぎ議決ぎけつ必要ひつよう出席しゅっせきしゃすうをいう。

表決ひょうけつすう

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表決ひょうけつすうとは、意思いし決定けってい必要ひつよう賛成さんせいしゃすうをいう。

表決ひょうけつ手続てつづき

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起立きりつ採決さいけつ衆議院しゅうぎいんほん会議かいぎ
 
記名きめい投票とうひょう衆議院しゅうぎいんほん会議かいぎ
  • 議長ぎちょう表決ひょうけつろうとするときは表決ひょうけつする問題もんだい宣告せんこくすることとなっており、宣告せんこく議員ぎいん表決ひょうけつされた問題もんだいについて発言はつげんできない(衆議院しゅうぎいん規則きそくだい150じょう参議院さんぎいん規則きそくだい136じょう)。議員ぎいん表決ひょうけつくわわるにはげん議場ぎじょうにいなければならない(衆議院しゅうぎいん規則きそくだい148じょう参議院さんぎいん規則きそくだい135じょう)。表決ひょうけつには条件じょうけんけることができない(衆議院しゅうぎいん規則きそくだい149じょう参議院さんぎいん規則きそくだい134じょう)。
  • 表決ひょうけつ方法ほうほう
    • 起立きりつ採決さいけつ - 表決ひょうけつ方法ほうほう議長ぎちょう問題もんだいについてとするもの起立きりつさせて起立きりつしゃ多少たしょう認定にんていしてけっする起立きりつ採決さいけつ原則げんそくとする(衆議院しゅうぎいん規則きそく151じょう参議院さんぎいん規則きそくだい137じょう)。
    • 記名きめい投票とうひょう - 議長ぎちょう起立きりつしゃ多少たしょう認定にんていしがたいとき、議長ぎちょう宣告せんこくたい出席しゅっせき議員ぎいんの5ぶんの1以上いじょうから異議いぎもうてられたとき、議長ぎちょう必要ひつようみとめたときは記名きめい投票とうひょうとなる(衆議院しゅうぎいん規則きそくだい151じょうだい152じょう参議院さんぎいん規則きそくだい138じょうだい139じょう)。記名きめい投票とうひょう問題もんだいとする議員ぎいん白色はくしょくひょう衆議院しゅうぎいん規則きそくでは白票はくひょう参議院さんぎいん規則きそくでは白色はくしょくひょうという)を、問題もんだいとする議員ぎいん青色あおいろひょう衆議院しゅうぎいん規則きそくでは青票せいひょう参議院さんぎいん規則きそくでは青色あおいろひょうという)を投票とうひょうする(衆議院しゅうぎいん規則きそくだい153じょう参議院さんぎいん規則きそくだい139じょう)。それぞれのいろ木札きふだかく議席ぎせき用意よういされており、白票はくひょう白色はくしょくひょう)にはくろで、青票せいひょう青色あおいろひょう)にはあかであらかじめ議員ぎいん氏名しめいしるされている。記名きめい投票とうひょうさいには議長ぎちょうは「議場ぎじょう閉鎖へいさ」を宣告せんこくし(衆議院しゅうぎいん規則きそくだい154じょう参議院さんぎいん規則きそくだい140じょう)、その参事さんじ点呼てんこめいじる(議席ぎせき番号ばんごうじゅん)。かく議員ぎいん登壇とうだんして投票とうひょうおこなうが、先例せんれいにより衆議院しゅうぎいんでは時計とけいまわりに、参議院さんぎいんでははん時計とけいまわりに投票とうひょうすすめられる。投票とうひょうわったときは、議長ぎちょう投票とうひょうれがないか確認かくにんする。その議長ぎちょうは「投票とうひょうばこ閉鎖へいさ」と「開票かいひょう」、「議場ぎじょうひらきくさり」を宣告せんこくする。そして、理事りじひょう点検てんけん集計しゅうけいおこない、集計しゅうけい議長ぎちょう投票とうひょう結果けっか宣告せんこくする(衆議院しゅうぎいん規則きそくだい155じょう参議院さんぎいん規則きそくだい141じょう)。衆議院しゅうぎいんでは議長ぎちょう事務じむ総長そうちょう結果けっか報告ほうこくめいじるのが先例せんれいとなっている。
    • しボタンしき投票とうひょう - 2015ねん平成へいせい27ねん現在げんざい参議院さんぎいんでのみ導入どうにゅうされている方法ほうほう議席ぎせき設置せっちされた投票とうひょうもちいて問題もんだいとする議員ぎいん賛成さんせいボタン、問題もんだいとする議員ぎいん反対はんたいボタンをすことにより投票とうひょうする(参議院さんぎいん規則きそくだい140じょうの3)。議長ぎちょう必要ひつようみとめたときにしボタンしき投票とうひょうとなる(参議院さんぎいん規則きそくだい140じょうの2)。参議院さんぎいんかく議員ぎいんせきには投票とうひょう設置せっちされており、賛成さんせい白色はくしょくボタン、反対はんたい青色あおいろボタン(緑色みどりいろちかい)、そして、取消とりけし赤色あかいろボタンがならんでいる。しボタンしき投票とうひょうさいには議長ぎちょうは「本案ほんあん賛否さんぴについて、投票とうひょうボタンをおねがいます」と宣告せんこくして投票とうひょう開始かいしされる。かく議員ぎいん賛成さんせい反対はんたいのボタンをすと、投票とうひょう上部じょうぶけられている小型こがたしろランプやあおランプ(緑色みどりいろちかい)が点灯てんとうしてみずからのした内容ないよう確認かくにんできるようになっている。議長ぎちょう時期じき見計みはからって「もなく投票とうひょう終了しゅうりょういたします」「これにて投票とうひょう終了しゅうりょういたします」とげる。そして、投票とうひょう結果けっか議長ぎちょう報告ほうこくすると同時どうじ投票とうひょう結果けっか投票とうひょう総数そうすう賛成さんせい反対はんたい)が参議院さんぎいん議場ぎじょうない3かしょもうけられている表示ひょうじばん表示ひょうじされる。
    • 異議いぎなし採決さいけつ - 議長ぎちょう問題もんだいについて異議いぎ有無うむ議院ぎいんはかるというかたち表決ひょうけつをとることができる(衆議院しゅうぎいん規則きそくだい157じょう参議院さんぎいん規則きそくだい143じょう)。この場合ばあい議長ぎちょう異議いぎがないとみとめたときは可決かけつむね宣告せんこくする。ただし、議長ぎちょう宣告せんこくたいして議員ぎいん異議いぎ衆議院しゅうぎいん場合ばあい出席しゅっせき議員ぎいん20にん以上いじょう異議いぎ)をもうてたときは、議長ぎちょう異議いぎなし採決さいけつをとることができない。

公開こうかい原則げんそく記録きろく公表こうひょう

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  • ほん会議かいぎ憲法けんぽうだい57じょう
    • りょう議院ぎいん会議かいぎは、公開こうかいとする。ただし、出席しゅっせき議員ぎいんの3ぶんの2以上いじょう多数たすう議決ぎけつしたときは、秘密ひみつかいひらくことができる。
    • りょう議院ぎいんは、各々おのおのその会議かいぎ記録きろく保存ほぞんし、秘密ひみつかい記録きろくなかとく秘密ひみつようするとみとめられるもの以外いがいは、これを公表こうひょうし、かつ一般いっぱん頒布はんぷしなければならない。
    • 出席しゅっせき議員ぎいんの5ぶんの1以上いじょう要求ようきゅうがあれば、かく議員ぎいん表決ひょうけつは、これを会議かいぎろく記載きさいしなければならない。
  • 委員いいんかい原則げんそく非公開ひこうかい議員ぎいんのみが傍聴ぼうちょう可能かのう。ただし、報道ほうどう関係かんけいしゃなどで委員いいんちょう許可きょかけたもの傍聴ぼうちょう可能かのう国会こっかいほうだい52じょう)。

行政府ぎょうせいふとの関係かんけい

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国会こっかい議事堂ぎじどう 大臣だいじんしつ
日本国にっぽんこく憲法けんぽう議院ぎいんないかくせい採用さいようしている。
議院ぎいんないかくせいとは、議会ぎかい内閣ないかく一応いちおう分立ぶんりつしつつ、議会ぎかい信任しんにんとくに、両院りょういんせいをとる場合ばあいには、下院かいん信任しんにん日本にっぽんでは衆議院しゅうぎいん信任しんにん)を内閣ないかく存立そんりつのための必要ひつよう条件じょうけんとする制度せいどである。おおくの場合ばあい議会ぎかい多数たすう与党よとう形成けいせいし、与党よとうなかから内閣ないかく総理そうり大臣だいじん指名しめいするため、議会ぎかい内閣ないかく一体いったいてききょうはたらけすることになる。日本国にっぽんこく憲法けんぽうでは、以下いかしょ規定きていにより、議院ぎいんないかくせいさだめる。
  • 内閣ないかくによる行政ぎょうせいけん行使こうしについて、国会こっかいたいし、連帯れんたいして責任せきにんうこと(憲法けんぽうだい66じょう3こう)。
  • 内閣ないかく総理そうり大臣だいじんは、国会こっかい議決ぎけつにより指名しめいされること(憲法けんぽうだい67じょう1こう前段ぜんだん)。
  • 内閣ないかく総理そうり大臣だいじんは、国会こっかい議員ぎいんなかから指名しめいされること(憲法けんぽうだい67じょう1こう前段ぜんだん)。また、国務大臣こくむだいじん過半数かはんすうは、国会こっかい議員ぎいんなかからえらばれなければならないこと(憲法けんぽうだい68じょう1こうただししょ)。
  • 衆議院しゅうぎいん内閣ないかく不信任ふしんにん決議けつぎさだめたこと。また、内閣ないかく不信任ふしんにん決議けつぎけて、内閣ないかく衆議院しゅうぎいん解散かいさんしうる権限けんげんさだめたこと(憲法けんぽうだい69じょう)。なお、内閣ないかく国会こっかいたい連帯れんたいして責任せきにんうこととされ(憲法けんぽうだい66じょう3こう)、国会こっかい構成こうせいする一院いちいんである参議院さんぎいん内閣ないかくがそのたすべき責任せきにん充分じゅうぶんたしていないとかんがえる場合ばあいには内閣ないかく責任せきにんうことができるが[6]憲法けんぽうだい69じょうのような法的ほうてき効果こうかしょうずることはなく政治せいじてき効果こうかしょうじるにとどまるとほぐされている[7]
これらの規定きていのうち、内閣ないかく国会こっかいにする連帯れんたい責任せきにんかんする規定きてい議院ぎいんないかくせい本質ほんしつてき要素ようそかんがかたは、責任せきにん本質ほんしつせつばれ、通説つうせつとされる。これにたいして、責任せきにん規定きていのほか、内閣ないかく衆議院しゅうぎいん解散かいさんけんかんする規定きていをも議院ぎいんないかくせい本質ほんしつてき要素ようそかんがかたは、均衡きんこう本質ほんしつせつばれる。

国会こっかい権能けんのう

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国会こっかいとしての権能けんのうには以下いかのようなものがある。

 
衆議院しゅうぎいんほん会議かいぎじょう
 
参議院さんぎいんほん会議かいぎじょう

立法りっぽうけん

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国会こっかいくに唯一ゆいいつ立法りっぽう機関きかんである(憲法けんぽうだい41じょう)。法律ほうりつあん議決ぎけつについては憲法けんぽうだい59じょうさだめがある。

くに唯一ゆいいつ立法りっぽう機関きかんであるため、憲法けんぽうじょう人権じんけんかんする条文じょうぶんなどでられる「法律ほうりつさだめるところにより」「法律ほうりつさだめる手続てつづきによらなければ」とある場合ばあいには、国会こっかいのみが具体ぐたいてき条件じょうけん詳細しょうさい規定きていとうさだめることができる。なお、立法府りっぽうふとしての国会こっかいがその判断はんだんにおいて、実施じっし細則さいそく具体ぐたいてき基準きじゅんとうについての決定けってい行政府ぎょうせいふたる内閣ないかくとう委任いにんすることはできる。ただし、この場合ばあいでも一定いってい制約せいやくすることが必要ひつようとされる。

憲法けんぽうは、所定しょてい憲法けんぽう改正かいせい手続てつづきなければ、国会こっかいだけの判断はんだんにより改正かいせいすることはできないが、その憲法けんぽう範囲はんいないにおいて、立法りっぽうをなすことができるのは国会こっかいだけであり、行政府ぎょうせいふ活動かつどうについては法律ほうりつしたがってなされる必要ひつようがあるから、行政ぎょうせい活動かつどうは、当然とうぜん国会こっかい意思いししばられることになる。日本にっぽんでは議院ぎいんないかくせいをとっていることから、通常つうじょうは、国会こっかい意思いし行政府ぎょうせいふ指揮しきする内閣ないかく意思いしとは一致いっちする傾向けいこうにある。

裁判官さいばんかん法律ほうりつ拘束こうそくされる(憲法けんぽうだい76じょうだい3こう)。憲法けんぽう違反いはんする場合ばあいには、裁判所さいばんしょ違憲いけん立法りっぽう審査しんさけん行使こうしして当該とうがい法律ほうりつ無効むこう判断はんだんすることはあるものの、法律ほうりつ制定せいていする国会こっかい意思いしは、裁判さいばんとおして日本にっぽんこくすべてにおよぶものといえる。

その国会こっかいおも権能けんのう

編集へんしゅう
条約じょうやく国内こくないほう性質せいしつめぐっても諸説しょせつあるが、これまたすくなくとも行政ぎょうせいたいする国会こっかいからの統制とうせいとなることはうたがいない。条約じょうやく否決ひけつという強権きょうけんは、憲法けんぽうでは事実じじつじょう衆議院しゅうぎいんのみにみとめている。
国会こっかいは、罷免ひめん訴追そついけた裁判官さいばんかん裁判さいばんするため、りょう議院ぎいん議員ぎいん組織そしきする裁判官さいばんかん弾劾だんがい裁判所さいばんしょもうける(憲法けんぽうだい64じょう)。非行ひこうのあった裁判官さいばんかん裁判官さいばんかん弾劾だんがい裁判所さいばんしょ訴追そついするのは、おなじく国会こっかい議員ぎいん組織そしきする裁判官さいばんかん訴追そつい委員いいんかいである。裁判官さいばんかん弾劾だんがい裁判所さいばんしょ裁判官さいばんかん訴追そつい委員いいんかいは、ともに国会こっかいから独立どくりつして職権しょっけん行使こうしする。
財政ざいせいについては予算よさん承認しょうにんけん憲法けんぽうだい86じょう)や予備よび承諾しょうだく憲法けんぽうだい87じょう)などの権限けんげんゆうする。予算よさん法的ほうてき性質せいしつめぐっては諸説しょせつあるが、すくなくとも行政ぎょうせいたいする国会こっかいからの統制とうせいとなることはうたがいない。日本にっぽん憲法けんぽうじょうは、法律ほうりつ制定せいていによる行政ぎょうせい統制とうせい必要ひつようとくになく、行政ぎょうせい過程かていへの介入かいにゅうによる統制とうせいても、国会こっかい予算よさん修正しゅうせいけんとう一向いっこう問題もんだいはない。予算よさん否決ひけつという強権きょうけんは、日本国にっぽんこく憲法けんぽうでは事実じじつじょう衆議院しゅうぎいんのみにみとめているが、参議院さんぎいん自然しぜん成立せいりつまえ予算よさん執行しっこうされる場合ばあいは、暫定ざんてい予算よさん衆議院しゅうぎいん参議院さんぎいん議決ぎけつする必要ひつようがある。

議院ぎいん権能けんのう

編集へんしゅう

議院ぎいん権能けんのうにはおも議院ぎいん自律じりつけん国政こくせい調査ちょうさけんふたつがあり、これら議院ぎいん権能けんのうについては衆議院しゅうぎいん参議院さんぎいんかくいん独立どくりつして行使こうしすることができる。

議院ぎいん自律じりつけん

編集へんしゅう
  • 自主じしゅ組織そしきけん
    出席しゅっせき議員ぎいんの3ぶんの2以上いじょう多数たすうによる議決ぎけつ議員ぎいん議席ぎせきうしなわせることができる。議員ぎいん就任しゅうにんしたのち議員ぎいん資格しかくゆうするかかを判断はんだんする権限けんげんかく議院ぎいん付与ふよされている。
  • 自律じりつてき運営うんえいけん
    • 規則きそく制定せいていけん憲法けんぽうだい58じょう2こう本文ほんぶん前段ぜんだん
    • 議員ぎいんたいする懲罰ちょうばつけん憲法けんぽうだい58じょう2こう本文ほんぶん後段こうだんおよびただししょ
    院内いんない事項じこうかぎられ、院外いんがいについてはおよばない。議員ぎいん除名じょめいするには出席しゅっせき議員ぎいんの3ぶんの2以上いじょう多数たすうによる賛成さんせい必要ひつよう

国政こくせい調査ちょうさけん

編集へんしゅう

かくいんには国政こくせい調査ちょうさけんみとめられている。かならずしも行政ぎょうせい機関きかんのみにかぎらず、公私こうししょ団体だんたい個人こじんにもおよぶ。

国会こっかい会期かいき一覧いちらん

編集へんしゅう
  • 会期かいきがいにおける参議院さんぎいん緊急きんきゅう集会しゅうかいふくむ(詳細しょうさいどう項目こうもく参照さんしょう)。「緊急きんきゅう集会しゅうかい」における括弧かっこない日付ひづけ緊急きんきゅう集会しゅうかい請求せいきゅう集会しゅうかいおよ終了しゅうりょう
  • 審議しんぎ内容ないよう備考びこうらんに「衆議院しゅうぎいん解散かいさん」とあるものは、「会期かいき終了しゅうりょうらん記載きさいされた衆議院しゅうぎいん解散かいさんおこなわれたことをす(したがって、召集しょうしゅうまえさだめた会期かいきまつことなる場合ばあいもある)。
かい 種類しゅるい 詔書しょうしょ公布こうふ 国会こっかい召集しょうしゅう 開会かいかいしき 延長えんちょう
回数かいすう
会期かいき終了しゅうりょう 審議しんぎ内容ないよう備考びこう
1 特別とくべつかい 1947ねん昭和しょうわ22ねん5月6にち 同年どうねん5がつ20日はつか 同年どうねん6月23にち 同年どうねん12月9にち
2 常会じょうかい 1947ねん昭和しょうわ22ねん11月18にち 同年どうねん12月10にち 1948ねん昭和しょうわ23ねん1がつ21にち 同年どうねん7がつ5にち
3 臨時りんじかい 1948ねん昭和しょうわ23ねん9月30にち 同年どうねん10月11にち 同年どうねん11月8にち 同年どうねん11月30にち
4 常会じょうかい 1948ねん昭和しょうわ23ねん11月9にち 同年どうねん12月1にち 同年どうねん12月2にち 同年どうねん12月23にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさん解散かいさん
5 特別とくべつかい 1949ねん昭和しょうわ24ねん1がつ28にち 同年どうねん2がつ11にち 同年どうねん3月19にち 同年どうねん5月31にち
6 臨時りんじかい 1949ねん昭和しょうわ24ねん10がつ10日とおか 同年どうねん10月25にち 同年どうねん11月1にち 同年どうねん12月3にち
7 常会じょうかい 1949ねん昭和しょうわ24ねん11月12にち 同年どうねん12月4にち 同年どうねん12月15にち 1950ねん昭和しょうわ25ねん5月2にち
8 臨時りんじかい 1950ねん昭和しょうわ25ねん7がつ5にち 同年どうねん7がつ12にち 同年どうねん7がつ13にち 同年どうねん7がつ31にち
9 臨時りんじかい 1950ねん昭和しょうわ25ねん11月14にち 同年どうねん11月21にち 同年どうねん11月22にち 同年どうねん12月9にち
10 常会じょうかい 1950ねん昭和しょうわ25ねん11月18にち 同年どうねん12月10にち 1951ねん昭和しょうわ26ねん1がつ25にち 同年どうねん6月5にち
11 臨時りんじかい 1951ねん昭和しょうわ26ねん8がつ6にち 同年どうねん8がつ16にち 同年どうねん8がつ16にち 同年どうねん8がつ18にち
12 臨時りんじかい 1951ねん昭和しょうわ26ねん10月2にち 同年どうねん10がつ10日とおか 同年どうねん10月11にち 同年どうねん11月30にち
13 常会じょうかい 1951ねん昭和しょうわ26ねん11月17にち 同年どうねん12月10にち 1952ねん昭和しょうわ27ねん1がつ22にち 同年どうねん7がつ31にち
14 常会じょうかい 1952ねん昭和しょうわ27ねん8がつ5にち 同年どうねん8がつ26にち 0 同年どうねん8がつ28にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさん解散かいさん
緊急きんきゅう集会しゅうかい 1952ねん昭和しょうわ27ねん8がつ28にち 同年どうねん8がつ31にち 同年どうねん8がつ31にち 中央ちゅうおう選挙せんきょ管理かんりかい委員いいん予備よび委員いいん任命にんめい
15 特別とくべつかい 1952ねん昭和しょうわ27ねん10月8にち 同年どうねん10月24にち 同年どうねん11月8にち 1953ねん昭和しょうわ27ねん3月14にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさんバカヤロー解散かいさん
緊急きんきゅう集会しゅうかい 1953ねん昭和しょうわ28ねん3月14にち 同年どうねん3月18にち 同年どうねん3がつ20日はつか 暫定ざんてい予算よさんとう
16 特別とくべつかい 1953ねん昭和しょうわ28ねん5月3にち 同年どうねん5月18にち 同年どうねん6月16にち 同年どうねん8がつ10日とおか
17 臨時りんじかい 1953ねん昭和しょうわ28ねん10月23にち 同年どうねん10月29にち 同年どうねん10月29にち 同年どうねん11月7にち
18 臨時りんじかい 1953ねん昭和しょうわ28ねん11月18にち 同年どうねん11月30にち 同年どうねん11月30にち 同年どうねん12月8にち
19 常会じょうかい 1953ねん昭和しょうわ28ねん11月19にち 同年どうねん12月10にち 1954ねん昭和しょうわ29ねん1がつ25にち 同年どうねん6月15にち
20 臨時りんじかい 1954ねん昭和しょうわ29ねん11月18にち 同年どうねん11月30にち 同年どうねん11月30にち 同年どうねん12月9にち
21 常会じょうかい 1954ねん昭和しょうわ29ねん11月19にち 同年どうねん12月10にち 1955ねん昭和しょうわ30ねん1がつ21にち 同年どうねん1がつ24にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさんてんこえ解散かいさん
22 特別とくべつかい 1955ねん昭和しょうわ30ねん3月4にち 同年どうねん3月18にち 同年どうねん4がつ25にち 同年どうねん7がつ30にち
23 臨時りんじかい 1955ねん昭和しょうわ30ねん11月15にち 同年どうねん11月21にち 同年どうねん12月2にち 同年どうねん12月16にち
24 常会じょうかい 1955ねん昭和しょうわ30ねん11月29にち 同年どうねん12月20にち 1956ねん昭和しょうわ31ねん1がつ25にち 同年どうねん6月3にち
25 臨時りんじかい 1956ねん昭和しょうわ31ねん11月2にち 同年どうねん11月12にち 同年どうねん11月15にち 同年どうねん12月13にち
26 常会じょうかい 1956ねん昭和しょうわ31ねん11月27にち 同年どうねん12月20にち 1957ねん昭和しょうわ32ねん1がつ30にち 同年どうねん5月19にち
27 臨時りんじかい 1957ねん昭和しょうわ32ねん10月22にち 同年どうねん11月1にち 同年どうねん11月1にち 同年どうねん11月14にち
28 常会じょうかい 1957ねん昭和しょうわ32ねん11月29にち 同年どうねん12月20にち 1958ねん昭和しょうわ33ねん1がつ25にち 同年どうねん4がつ25にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさんはな解散かいさん
29 特別とくべつかい 1958ねん昭和しょうわ33ねん5月28にち 同年どうねん6がつ10日とおか 同年どうねん6月17にち 同年どうねん7がつ8にち
30 臨時りんじかい 1958ねん昭和しょうわ33ねん9月19にち 同年どうねん9月29にち 同年どうねん9月30にち 同年どうねん12月7にち
31 常会じょうかい 1958ねん昭和しょうわ33ねん11月19にち 同年どうねん12月10にち 1959ねん昭和しょうわ34ねん1がつ26にち 同年どうねん5月2にち
32 臨時りんじかい 1959ねん昭和しょうわ34ねん6月12にち 同年どうねん6月22にち 同年どうねん6月25にち 同年どうねん7がつ3にち
33 臨時りんじかい 1959ねん昭和しょうわ34ねん10月7にち 同年どうねん10月26にち 同年どうねん10月27にち 1 同年どうねん12月27にち
34 常会じょうかい 1959ねん昭和しょうわ34ねん12月8にち 同年どうねん12月29にち 1960ねん昭和しょうわ35ねん1がつ30にち 1 同年どうねん7がつ15にち
35 臨時りんじかい 1960ねん昭和しょうわ35ねん7がつ15にち 同年どうねん7がつ18にち 同年どうねん7がつ18にち 同年どうねん7がつ22にち
36 臨時りんじかい 1960ねん昭和しょうわ35ねん10月8にち 同年どうねん10月17にち 同年どうねん10月18にち 同年どうねん10月24にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさん安保あんぽ解散かいさん
37 特別とくべつかい 1960ねん昭和しょうわ35ねん11月24にち 同年どうねん12月5にち 同年どうねん12月10にち 同年どうねん12月22にち
38 常会じょうかい 1960ねん昭和しょうわ35ねん12月5にち 同年どうねん12月26にち 1961ねん昭和しょうわ36ねん1がつ28にち 1 同年どうねん6月8にち
39 臨時りんじかい 1961ねん昭和しょうわ36ねん9月16にち 同年どうねん9月25にち 同年どうねん9月27にち 同年どうねん10月31にち
40 常会じょうかい 1961ねん昭和しょうわ36ねん11月18にち 同年どうねん12月9にち 1962ねん昭和しょうわ37ねん1がつ17にち 同年どうねん5月7にち
41 臨時りんじかい 1962ねん昭和しょうわ37ねん7がつ20日はつか 同年どうねん8がつ4にち 同年どうねん8がつ8にち 同年どうねん9月2にち
42 臨時りんじかい 1962ねん昭和しょうわ37ねん11月28にち 同年どうねん12月8にち 同年どうねん12月10にち 2 同年どうねん12月23にち
43 常会じょうかい 1962ねん昭和しょうわ37ねん12月3にち 同年どうねん12月24にち 1963ねん昭和しょうわ38ねん1がつ23にち 1 同年どうねん7がつ6にち
44 臨時りんじかい 1963ねん昭和しょうわ38ねん10月8にち 同年どうねん10月15にち 同年どうねん10月17にち 同年どうねん10月23にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさん所得しょとく倍増ばいぞう解散かいさん
45 特別とくべつかい 1963ねん昭和しょうわ38ねん11月25にち 同年どうねん12月4にち 同年どうねん12月10にち 同年どうねん12月18にち
46 常会じょうかい 1963ねん昭和しょうわ38ねん11月29にち 同年どうねん12月20にち 1964ねん昭和しょうわ39ねん1がつ20日はつか 1 同年どうねん6月26にち
47 臨時りんじかい 1964ねん昭和しょうわ39ねん11月2にち 同年どうねん11月9にち 同年どうねん11月20にち 同年どうねん12月18にち
48 常会じょうかい 1964ねん昭和しょうわ39ねん11月28にち 同年どうねん12月21にち 1965ねん昭和しょうわ40ねん1がつ21にち 1 同年どうねん6月1にち
49 臨時りんじかい 1965ねん昭和しょうわ40ねん7がつ15にち 同年どうねん7がつ22にち 同年どうねん7がつ30にち 同年どうねん8がつ11にち
50 臨時りんじかい 1965ねん昭和しょうわ40ねん9月22にち 同年どうねん10月5にち 同年どうねん10月11にち 同年どうねん12月13にち
51 常会じょうかい 1965ねん昭和しょうわ40ねん11月29にち 同年どうねん12月20にち 1966ねん昭和しょうわ41ねん1がつ27にち 1 同年どうねん6月27にち
52 臨時りんじかい 1966ねん昭和しょうわ41ねん7がつ2にち 同年どうねん7がつ11にち 同年どうねん7がつ12にち 同年どうねん7がつ30にち
53 臨時りんじかい 1966ねん昭和しょうわ41ねん11月25にち 同年どうねん11月30にち 同年どうねん12月3にち 同年どうねん12月20にち
54 常会じょうかい 1966ねん昭和しょうわ41ねん12月6にち 同年どうねん12月27にち 0 同年どうねん12月27にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさんくろきり解散かいさん
55 特別とくべつかい 1967ねん昭和しょうわ42ねん2がつ4にち 同年どうねん2がつ15にち 同年どうねん3月14にち 1 同年どうねん7がつ21にち
56 臨時りんじかい 1967ねん昭和しょうわ42ねん7がつ22にち 同年どうねん7がつ27にち 同年どうねん7がつ27にち 1 同年どうねん8がつ18にち
57 臨時りんじかい 1967ねん昭和しょうわ42ねん11月25にち 同年どうねん12月4にち 同年どうねん12月5にち 同年どうねん12月23にち
58 常会じょうかい 1967ねん昭和しょうわ42ねん12月6にち 同年どうねん12月27にち 1968ねん昭和しょうわ43ねん1がつ27にち 1 同年どうねん6月3にち
59 臨時りんじかい 1968ねん昭和しょうわ43ねん7がつ26にち 同年どうねん8がつ1にち 同年どうねん8がつ3にち 同年どうねん8がつ10日とおか
60 臨時りんじかい 1968ねん昭和しょうわ43ねん12月3にち 同年どうねん12月10にち 同年どうねん12月11にち 同年どうねん12月21にち
61 常会じょうかい 1968ねん昭和しょうわ43ねん12月6にち 同年どうねん12月27にち 1969ねん昭和しょうわ44ねん1がつ27にち 1 同年どうねん8がつ5にち
62 臨時りんじかい 1969ねん昭和しょうわ44ねん11月15にち 同年どうねん11月29にち 同年どうねん12月1にち 0 同年どうねん12月2にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさん沖縄おきなわ解散かいさん
- 常会じょうかい 1969ねん昭和しょうわ44ねん11月29にち 同年どうねん12月27にち 召集しょうしゅう詔書しょうしょ公布こうふ
63 特別とくべつかい 1969ねん昭和しょうわ44ねん12月30にち 1970ねん昭和しょうわ45ねん1がつ14にち 同年どうねん2がつ14にち 同年どうねん5月13にち
64 臨時りんじかい 1970ねん昭和しょうわ45ねん11月14にち 同年どうねん11月24にち 同年どうねん11月25にち 同年どうねん12月18にち
65 常会じょうかい 1970ねん昭和しょうわ45ねん12月2にち 同年どうねん12月26にち 1971ねん昭和しょうわ46ねん1がつ22にち 同年どうねん5月24にち
66 臨時りんじかい 1971ねん昭和しょうわ46ねん7がつ5にち 同年どうねん7がつ14にち 同年どうねん7がつ17にち 同年どうねん7がつ24にち
67 臨時りんじかい 1971ねん昭和しょうわ46ねん9月23にち 同年どうねん10月16にち 同年どうねん10月18にち 1 同年どうねん12月27にち
68 常会じょうかい 1971ねん昭和しょうわ46ねん12月8にち 同年どうねん12月29にち 1972ねん昭和しょうわ47ねん1がつ29にち 1 同年どうねん6月16にち
69 臨時りんじかい 1972ねん昭和しょうわ47ねん6月27にち 同年どうねん7がつ6にち 同年どうねん7がつ6にち 同年どうねん7がつ12にち
70 臨時りんじかい 1972ねん昭和しょうわ47ねん10月9にち 同年どうねん10月27にち 同年どうねん10月28にち 同年どうねん11月13にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさんにちちゅう解散かいさん
- 常会じょうかい 1972ねん昭和しょうわ47ねん11月11にち 同年どうねん12月9にち 召集しょうしゅう詔書しょうしょ公布こうふみ。
71 特別とくべつかい 1972ねん昭和しょうわ47ねん12月14にち 同年どうねん12月22にち 1973ねん昭和しょうわ48ねん1がつ27にち 2 同年どうねん9月27にち
72 常会じょうかい 1973ねん昭和しょうわ48ねん11月10にち 同年どうねん12月1にち 1974ねん昭和しょうわ49ねん1がつ21にち 1 同年どうねん6月3にち
73 臨時りんじかい 1974ねん昭和しょうわ49ねん7がつ20日はつか 同年どうねん7がつ24にち 同年どうねん7がつ29にち 同年どうねん7がつ31にち
74 臨時りんじかい 1974ねん昭和しょうわ49ねん12月3にち 同年どうねん12月9にち 同年どうねん12月14にち 同年どうねん12月25にち
75 常会じょうかい 1974ねん昭和しょうわ49ねん12月6にち 同年どうねん12月27にち 1975ねん昭和しょうわ50ねん1がつ24にち 1 同年どうねん7がつ4にち
76 臨時りんじかい 1975ねん昭和しょうわ50ねん9月3にち 同年どうねん9月11にち 同年どうねん9月12にち 2 同年どうねん12月25にち
77 常会じょうかい 1975ねん昭和しょうわ50ねん12月6にち 同年どうねん12月27にち 1976ねん昭和しょうわ51ねん1がつ23にち 同年どうねん5月24にち
78 臨時りんじかい 1976ねん昭和しょうわ51ねん9月11にち 同年どうねん9月16にち 同年どうねん9月21にち 同年どうねん11月4にち 同年どうねん12月9にち衆議院しゅうぎいん議員ぎいん任期にんき満了まんりょう
79 臨時りんじかい 1976ねん昭和しょうわ51ねん12月17にち 同年どうねん12月24にち 同年どうねん12月27にち 同年どうねん12月28にち
80 常会じょうかい 1976ねん昭和しょうわ51ねん12月10にち 同年どうねん12月30にち 1977ねん昭和しょうわ52ねん1がつ31にち 1 同年どうねん6月9にち
81 臨時りんじかい 1977ねん昭和しょうわ52ねん7がつ23にち 同年どうねん7がつ27にち 同年どうねん7がつ30にち 同年どうねん8がつ3にち
82 臨時りんじかい 1977ねん昭和しょうわ52ねん9月24にち 同年どうねん9月29にち 同年どうねん9月29にち 1 同年どうねん11月25にち
83 臨時りんじかい 1977ねん昭和しょうわ52ねん12月3にち 同年どうねん12月7にち 同年どうねん12月7にち 同年どうねん12月10にち
84 常会じょうかい 1977ねん昭和しょうわ52ねん11月28にち 同年どうねん12月19にち 1978ねん昭和しょうわ53ねん1がつ21にち 1 同年どうねん6月16にち
85 臨時りんじかい 1978ねん昭和しょうわ53ねん9月14にち 同年どうねん9月18にち 同年どうねん9月18にち 同年どうねん10月21にち
86 臨時りんじかい 1978ねん昭和しょうわ53ねん12月2にち 同年どうねん12月6にち 同年どうねん12月6にち 同年どうねん12月12にち
87 常会じょうかい 1978ねん昭和しょうわ53ねん12月2にち 同年どうねん12月22にち 1979ねん昭和しょうわ54ねん1がつ25にち 1 同年どうねん6月14にち
88 臨時りんじかい 1979ねん昭和しょうわ54ねん8がつ25にち 同年どうねん8がつ30にち 同年どうねん9月3にち 同年どうねん9月7にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさん増税ぞうぜい解散かいさん
89 特別とくべつかい 1979ねん昭和しょうわ54ねん10月22にち 同年どうねん10月30にち 同年どうねん11月14にち 同年どうねん11月16にち
90 臨時りんじかい 1979ねん昭和しょうわ54ねん11月20にち 同年どうねん11月26にち 同年どうねん11月27にち 同年どうねん12月11にち
91 常会じょうかい 1979ねん昭和しょうわ54ねん11月30にち 同年どうねん12月21にち 1980ねん昭和しょうわ55ねん1がつ25にち 1 同年どうねん5月19にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさんハプニング解散かいさん
92 特別とくべつかい 1980ねん昭和しょうわ55ねん7がつ8にち 同年どうねん7がつ17にち 同年どうねん7がつ22にち 同年どうねん7がつ26にち
93 臨時りんじかい 1980ねん昭和しょうわ55ねん9がつ20日はつか 同年どうねん9月29にち 同年どうねん10月3にち 1 同年どうねん11月29にち
94 常会じょうかい 1980ねん昭和しょうわ55ねん12月1にち 同年どうねん12月22にち 1981ねん昭和しょうわ56ねん1がつ26にち 1 同年どうねん6月6にち
95 臨時りんじかい 1981ねん昭和しょうわ56ねん9月19にち 同年どうねん9月24にち 同年どうねん9月25にち 1 同年どうねん11月28にち
96 常会じょうかい 1981ねん昭和しょうわ56ねん12月1にち 同年どうねん12月21にち 1982ねん昭和しょうわ57ねん1がつ25にち 1 同年どうねん8がつ21にち
97 臨時りんじかい 1982ねん昭和しょうわ57ねん11月19にち 同年どうねん11月26にち 同年どうねん12月3にち 1 同年どうねん12月25にち
98 常会じょうかい 1982ねん昭和しょうわ57ねん12月7にち 同年どうねん12月28にち 1983ねん昭和しょうわ58ねん1がつ24にち 同年どうねん5月26にち
99 臨時りんじかい 1983ねん昭和しょうわ58ねん7がつ12にち 同年どうねん7がつ18にち 同年どうねん7がつ19にち 同年どうねん7がつ23にち
100 臨時りんじかい 1983ねん昭和しょうわ58ねん9月2にち 同年どうねん9月8にち 同年どうねん9月9にち 1 同年どうねん11月28にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさん田中たなか判決はんけつ解散かいさん
- 常会じょうかい 1983ねん昭和しょうわ58ねん11月24にち 同年どうねん12月15にち 召集しょうしゅう詔書しょうしょ公布こうふみ。
101 特別とくべつかい 1983ねん昭和しょうわ58ねん12月22にち 同年どうねん12月26にち 1984ねん昭和しょうわ59ねん2がつ6にち 1 同年どうねん8がつ8にち
102 常会じょうかい 1984ねん昭和しょうわ59ねん11月10にち 同年どうねん12月1にち 1985ねん昭和しょうわ60ねん1がつ25にち 1 同年どうねん6月25にち
103 臨時りんじかい 1985ねん昭和しょうわ60ねん10月8にち 同年どうねん10月14にち 同年どうねん10月14にち 1 同年どうねん12月21にち
104 常会じょうかい 1985ねん昭和しょうわ60ねん12月3にち 同年どうねん12月24にち 1986ねん昭和しょうわ61ねん1がつ27にち 同年どうねん5月22にち
105 臨時りんじかい 1986ねん昭和しょうわ61ねん5月27にち 同年どうねん6月2にち 0 同年どうねん6月2にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさんんだふり解散かいさん
106 特別とくべつかい 1986ねん昭和しょうわ61ねん7がつ15にち 同年どうねん7がつ22にち 同年どうねん7がつ24にち 同年どうねん7がつ25にち
107 臨時りんじかい 1986ねん昭和しょうわ61ねん9月5にち 同年どうねん9月11にち 同年どうねん9月11にち 1 同年どうねん12月20にち
108 常会じょうかい 1986ねん昭和しょうわ61ねん12月8にち 同年どうねん12月29にち 1987ねん昭和しょうわ62ねん1がつ26にち 同年どうねん5月27にち
109 臨時りんじかい 1987ねん昭和しょうわ62ねん7がつ1にち 同年どうねん7がつ6にち 同年どうねん7がつ6にち 1 同年どうねん9月19にち
110 臨時りんじかい 1987ねん昭和しょうわ62ねん10月30にち 同年どうねん11月6にち 同年どうねん11月6にち 同年どうねん11月11にち
111 臨時りんじかい 1987ねん昭和しょうわ62ねん11月20にち 同年どうねん11月27にち 同年どうねん11月27にち 同年どうねん12月12にち
112 常会じょうかい 1987ねん昭和しょうわ62ねん12月5にち 同年どうねん12月28にち 1988ねん昭和しょうわ63ねん1がつ25にち 同年どうねん5月25にち
113 臨時りんじかい 1988ねん昭和しょうわ63ねん7がつ15にち 同年どうねん7がつ19にち 同年どうねん7がつ19にち 2 同年どうねん12月28にち
114 常会じょうかい 1988ねん昭和しょうわ63ねん12月9にち 同年どうねん12月30にち 1989ねん平成へいせい元年がんねん2がつ10日とおか 1 同年どうねん6月22にち
115 臨時りんじかい 1989ねん平成へいせい元年がんねん8がつ1にち 同年どうねん8がつ7にち 同年どうねん8がつ8にち 同年どうねん8がつ12にち
116 臨時りんじかい 1989ねん平成へいせい元年がんねん9月22にち 同年どうねん9月28にち 同年どうねん9月28にち 同年どうねん12月16にち
117 常会じょうかい 1989ねん平成へいせい元年がんねん12月5にち 同年どうねん12月25にち 1990ねん平成へいせい2ねん1がつ22にち 同年どうねん1がつ24にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさん消費しょうひぜい解散かいさん
118 特別とくべつかい 1990ねん平成へいせい2ねん2がつ23にち 同年どうねん2がつ27にち 同年どうねん3月2にち 同年どうねん6月26にち
119 臨時りんじかい 1990ねん平成へいせい2ねん10月9にち 同年どうねん10月12にち 同年どうねん10月12にち 同年どうねん11月10にち
120 常会じょうかい 1990ねん平成へいせい2ねん11月20にち 同年どうねん12月10にち 同年どうねん12月10にち 1991ねん平成へいせい3ねん5月8にち
121 臨時りんじかい 1991ねん平成へいせい3ねん8がつ1にち 同年どうねん8がつ5にち 同年どうねん8がつ5にち 同年どうねん10月4にち
122 臨時りんじかい 1991ねん平成へいせい3ねん11月1にち 同年どうねん11月5にち 同年どうねん11月8にち 1 同年どうねん12月21にち
123 常会じょうかい 1992ねん平成へいせい4ねん1がつ10日とおか 同年どうねん1がつ24にち 同年どうねん1がつ24にち 同年どうねん6月21にち
124 臨時りんじかい 1992ねん平成へいせい4ねん8がつ3にち 同年どうねん8がつ7にち 同年どうねん8がつ10日とおか 同年どうねん8がつ11にち
125 臨時りんじかい 1992ねん平成へいせい4ねん10月23にち 同年どうねん10月30にち 同年どうねん10月30にち 1 同年どうねん12月10にち
126 常会じょうかい 1993ねん平成へいせい5ねん1がつ8にち 同年どうねん1がつ22にち 同年どうねん1がつ22にち 同年どうねん6月18にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさんうそつき解散かいさん
127 特別とくべつかい 1993ねん平成へいせい5ねん8がつ2にち 同年どうねん8がつ5にち 同年どうねん8がつ12にち 1 同年どうねん8がつ28にち
128 臨時りんじかい 1993ねん平成へいせい5ねん9月13にち 同年どうねん9月17にち 同年どうねん9月21にち 1 1994ねん平成へいせい6ねん1がつ29にち
129 常会じょうかい 1994ねん平成へいせい6ねん1がつ21にち 同年どうねん1がつ31にち 同年どうねん2がつ8にち 同年どうねん6月29にち
130 臨時りんじかい 1994ねん平成へいせい6ねん7がつ12にち 同年どうねん7がつ18にち 同年どうねん7がつ18にち 同年どうねん7がつ22にち
131 臨時りんじかい 1994ねん平成へいせい6ねん9月22にち 同年どうねん9月30にち 同年どうねん9月30にち 1 同年どうねん12月9にち
132 常会じょうかい 1995ねん平成へいせい7ねん1がつ10日とおか 同年どうねん1がつ20日はつか 同年どうねん1がつ20日はつか 0 同年どうねん6月18にち
133 臨時りんじかい 1995ねん平成へいせい7ねん7がつ31にち 同年どうねん8がつ4にち 同年どうねん8がつ4にち 0 同年どうねん8がつ8にち
134 臨時りんじかい 1995ねん平成へいせい7ねん9月22にち 同年どうねん9月29にち 同年どうねん9月29にち 1 同年どうねん12月15にち
135 臨時りんじかい 1996ねん平成へいせい8ねん1がつ8にち 同年どうねん1がつ11にち 同年どうねん1がつ11にち 同年どうねん1がつ13にち
136 常会じょうかい 1996ねん平成へいせい8ねん1がつ12にち 同年どうねん1がつ22にち 同年どうねん1がつ22にち 0 同年どうねん6月19にち
137 臨時りんじかい 1996ねん平成へいせい8ねん9がつ20日はつか 同年どうねん9月27にち 0 同年どうねん9月27にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさんしょう選挙せんきょ解散かいさん
138 特別とくべつかい 1996ねん平成へいせい8ねん11月1にち 同年どうねん11月7にち 同年どうねん11月11にち 同年どうねん11月12にち
139 臨時りんじかい 1996ねん平成へいせい8ねん11月22にち 同年どうねん11月29にち 同年どうねん11月29にち 同年どうねん12月18にち
140 常会じょうかい 1997ねん平成へいせい9ねん1がつ10日とおか 同年どうねん1がつ20日はつか 同年どうねん1がつ20日はつか 0 同年どうねん6月18にち
141 臨時りんじかい 1997ねん平成へいせい9ねん9月24にち 同年どうねん9月29にち 同年どうねん9月29にち 同年どうねん12月12にち
142 常会じょうかい 1997ねん平成へいせい9ねん12月26にち 1998ねん平成へいせい10ねん1がつ12にち 同年どうねん1がつ12にち 1 同年どうねん6月18にち
143 臨時りんじかい 1998ねん平成へいせい10ねん7がつ27にち 同年どうねん7がつ30にち 同年どうねん8がつ7にち 1 同年どうねん10月16にち
144 臨時りんじかい 1998ねん平成へいせい10ねん11月24にち 同年どうねん11月27にち 同年どうねん11月27にち 同年どうねん12月14にち
145 常会じょうかい 1999ねん平成へいせい11ねん1がつ8にち 同年どうねん1がつ19にち 同年どうねん1がつ19にち 1 同年どうねん8がつ13にち
146 臨時りんじかい 1999ねん平成へいせい11ねん10月22にち 同年どうねん10月29にち 同年どうねん10月29にち 同年どうねん12月15にち
147 常会じょうかい 2000ねん平成へいせい12ねん1がつ7にち 同年どうねん1がつ20日はつか 同年どうねん1がつ20日はつか 0 同年どうねん6月2にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさんかみくに解散かいさん
148 特別とくべつかい 2000ねん平成へいせい12ねん7がつ1にち 同年どうねん7がつ4にち 同年どうねん7がつ4にち 0 同年どうねん7がつ6にち
149 臨時りんじかい 2000ねん平成へいせい12ねん7がつ24にち 同年どうねん7がつ28にち 同年どうねん7がつ28にち 同年どうねん8がつ9にち
150 臨時りんじかい 2000ねん平成へいせい12ねん9月14にち 同年どうねん9月21にち 同年どうねん9月21にち 同年どうねん12月1にち
151 常会じょうかい 2001ねん平成へいせい13ねん1がつ19にち 同年どうねん1がつ31にち 同年どうねん1がつ31にち 同年どうねん6月29にち
152 臨時りんじかい 2001ねん平成へいせい13ねん8がつ3にち 同年どうねん8がつ7にち 同年どうねん8がつ7にち 0 同年どうねん8がつ10日とおか
153 臨時りんじかい 2001ねん平成へいせい13ねん9月21にち 同年どうねん9月27にち 同年どうねん9月27にち 同年どうねん12月7にち
154 常会じょうかい 2002ねん平成へいせい14ねん1がつ11にち 同年どうねん1がつ21にち 同年どうねん1がつ21にち 1 同年どうねん7がつ31にち
155 臨時りんじかい 2002ねん平成へいせい14ねん10月11にち 同年どうねん10月18にち 同年どうねん10月18にち 同年どうねん12月13にち
156 常会じょうかい 2003ねん平成へいせい15ねん1がつ10日とおか 同年どうねん1がつ20日はつか 同年どうねん1がつ20日はつか 1 同年どうねん7がつ28にち
157 臨時りんじかい 2003ねん平成へいせい15ねん9月22にち 同年どうねん9月26にち 同年どうねん9月26にち 同年どうねん10がつ10日とおか 衆議院しゅうぎいん解散かいさんマニフェスト解散かいさん
158 特別とくべつかい 2003ねん平成へいせい15ねん11月15にち 同年どうねん11月19にち 同年どうねん11月21にち 同年どうねん11月21にち
159 常会じょうかい 2004ねん平成へいせい16ねん1がつ9にち 同年どうねん1がつ19にち 同年どうねん1がつ19にち 同年どうねん6月15にち
160 臨時りんじかい 2004ねん平成へいせい16ねん7がつ27にち 同年どうねん7がつ30にち 同年どうねん7がつ30にち 同年どうねん8がつ6にち
161 臨時りんじかい 2004ねん平成へいせい16ねん10月5にち 同年どうねん10月12にち 同年どうねん10月12にち 同年どうねん12月3にち
162 常会じょうかい 2005ねん平成へいせい17ねん1がつ11にち 同年どうねん1がつ21にち 同年どうねん1がつ21にち 1 同年どうねん8がつ8にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさん郵政ゆうせい解散かいさん
163 特別とくべつかい 2005ねん平成へいせい17ねん9月17にち 同年どうねん9月21にち 同年どうねん9月26にち 同年どうねん11月1にち
164 常会じょうかい 2006ねん平成へいせい18ねん1がつ10日とおか 同年どうねん1がつ20日はつか 同年どうねん1がつ20日はつか 同年どうねん6月18にち
165 臨時りんじかい 2006ねん平成へいせい18ねん9月22にち 同年どうねん9月26にち 同年どうねん9月28にち 1 同年どうねん12月15にち
166 常会じょうかい 2007ねん平成へいせい19ねん1がつ15にち 同年どうねん1がつ25にち 同年どうねん1がつ25にち 1 同年どうねん7がつ5にち
167 臨時りんじかい 2007ねん平成へいせい19ねん8がつ3にち 同年どうねん8がつ7にち 同年どうねん8がつ7にち 0 同年どうねん8がつ10日とおか
168 臨時りんじかい 2007ねん平成へいせい19ねん9月6にち 同年どうねん9がつ10日とおか 同年どうねん9がつ10日とおか 2 2008ねん平成へいせい20ねん1がつ15にち
169 常会じょうかい 2008ねん平成へいせい20ねん1がつ8にち 同年どうねん1がつ18にち 同年どうねん1がつ18にち 1 同年どうねん6月21にち
170 臨時りんじかい 2008ねん平成へいせい20ねん9月19にち 同年どうねん9月24にち 同年どうねん9月29にち 1 同年どうねん12月25にち
171 常会じょうかい 2008ねん平成へいせい20ねん12月16にち 2009ねん平成へいせい21ねん1がつ5にち 同年どうねん1がつ5にち 1 同年どうねん7がつ21にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさん
172 特別とくべつかい 2009ねん平成へいせい21ねん9月11にち 同年どうねん9月16にち 同年どうねん9月18にち 0 同年どうねん9月19にち
173 臨時りんじかい 2009ねん平成へいせい21ねん10がつ20日はつか 同年どうねん10月26にち 同年どうねん10月26にち 1 同年どうねん12月4にち
174 常会じょうかい 2010ねん平成へいせい22ねん1がつ8にち 同年どうねん1がつ18にち 同年どうねん1がつ18にち 同年どうねん6月16にち
175 臨時りんじかい 2010ねん平成へいせい22ねん7がつ27にち 同年どうねん7がつ30にち 同年どうねん7がつ30にち 同年どうねん8がつ6にち
176 臨時りんじかい 2010ねん平成へいせい22ねん9月28にち 同年どうねん10月1にち 同年どうねん10月1にち 同年どうねん12月3にち
177 常会じょうかい 2011ねん平成へいせい23ねん1がつ14にち 同年どうねん1がつ24にち 同年どうねん1がつ24にち 1 同年どうねん8がつ31にち
178 臨時りんじかい 2011ねん平成へいせい23ねん9月9にち 同年どうねん9月13にち 同年どうねん9月13にち 1 同年どうねん9月30にち
179 臨時りんじかい 2011ねん平成へいせい23ねん10月17にち 同年どうねん10がつ20日はつか 同年どうねん10月21にち 同年どうねん12月9にち
180 常会じょうかい 2012ねん平成へいせい24ねん1がつ13にち 同年どうねん1がつ24にち 同年どうねん1がつ24にち 1 同年どうねん9月8にち
181 臨時りんじかい 2012ねん平成へいせい24ねん10月25にち 同年どうねん10月29にち 同年どうねん10月29にち 同年どうねん11月16にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさんちかいうち解散かいさん
182 特別とくべつかい 2012ねん平成へいせい24ねん12月22にち 同年どうねん12月26にち 同年どうねん12月28にち 同年どうねん12がつ28にち
183 常会じょうかい 2013ねん平成へいせい25ねん1がつ18にち 同年どうねん1がつ28にち 同年どうねん1がつ28にち 同年どうねん6月26にち
184 臨時りんじかい 2013ねん平成へいせい25ねん7がつ30にち 同年どうねん8がつ2にち 同年どうねん8がつ2にち 同年どうねん8がつ7にち
185 臨時りんじかい 2013ねん平成へいせい25ねん10月8にち 同年どうねん10月15にち 同年どうねん10がつ15にち 1 同年どうねん12月8にち
186 常会じょうかい 2014ねん平成へいせい26ねん1がつ14にち 同年どうねん1がつ24にち 同年どうねん1がつ24にち 同年どうねん6月22にち
187 臨時りんじかい 2014ねん平成へいせい26ねん9月19にち 同年どうねん9月29にち 同年どうねん9がつ29にち 同年どうねん11月21にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさん
188 特別とくべつかい 2014ねん平成へいせい26ねん12月20にち 同年どうねん12月24にち 同年どうねん12月26にち 同年どうねん12がつ26にち
189 常会じょうかい 2015ねん平成へいせい27ねん1がつ16にち 同年どうねん1がつ26にち 同年どうねん1がつ26にち 1 同年どうねん9月27にち
190 常会じょうかい 2015ねん平成へいせい27ねん12月15にち 2016ねん平成へいせい28ねん1がつ4にち 同年どうねん1がつ4にち 0 同年どうねん6月1にち
191 臨時りんじかい 2016ねん平成へいせい28ねん7がつ26にち 同年どうねん8がつ1にち 同年どうねん8がつ1にち 0 同年どうねん8がつ3にち
192 臨時りんじかい 2016ねん平成へいせい28ねん9月16にち 同年どうねん9月26にち 同年どうねん9がつ26にち 2 同年どうねん12月17にち
193 常会じょうかい 2017ねん平成へいせい29ねん1がつ10日とおか 同年どうねん1がつ20日はつか 同年どうねん1がつ20日はつか 0 同年どうねん6月18にち
194 臨時りんじかい 2017ねん平成へいせい29ねん9月22にち 同年どうねん9月28にち 0 同年どうねん9がつ28にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさん
195 特別とくべつかい 2017ねん平成へいせい29ねん10月28にち 同年どうねん11月1にち 同年どうねん11月8にち 0 同年どうねん12月9にち
196 常会じょうかい 2018ねん平成へいせい30ねん1がつ12にち 同年どうねん1がつ22にち 同年どうねん1がつ22にち 1 同年どうねん7がつ22にち
197 臨時りんじかい 2018ねん平成へいせい30ねん10月17にち 同年どうねん10月24にち 同年どうねん10がつ24にち 0 同年どうねん12月10にち
198 常会じょうかい 2019ねん平成へいせい31ねん1がつ18にち 同年どうねん1がつ28にち 同年どうねん1がつ28にち 0 同年どうねんれい元年がんねん6月26にち
199 臨時りんじかい 2019ねんれい元年がんねん7がつ29にち 同年どうねん8がつ1にち 同年どうねん8がつ1にち 0 同年どうねん8がつ5にち
200 臨時りんじかい 2019ねんれい元年がんねん9月27にち 同年どうねん10月4にち 同年どうねん10がつ4にち 0 同年どうねん12月9にち
201 常会じょうかい 2020ねんれい2ねん)1がつ10日とおか 同年どうねん1がつ20日はつか 同年どうねん1がつ20日はつか 0 同年どうねん6月17にち
202 臨時りんじかい 2020ねんれい2ねん9月11にち 同年どうねん9月16にち 同年どうねん9月17にち 0 同年どうねん9月18にち
203 臨時りんじかい 2020ねんれい2ねん10がつ20日はつか 同年どうねん10月26にち 同年どうねん10がつ26にち 0 同年どうねん12月5にち
204 常会じょうかい 2021ねんれい3ねん)1がつ8にち 同年どうねん1がつ18にち 同年どうねん1がつ18にち 0 同年どうねん6がつ16にち
205 臨時りんじかい 2021ねんれい3ねん)9がつ21にち 同年どうねん10がつ4にち 同年どうねん10がつ8にち 0 同年どうねん10がつ14にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさん
206 特別とくべつかい 2021ねんれい3ねん)11月6にち 同年どうねん11がつ10日とおか 同年どうねん11がつ12にち 0 同年どうねん11がつ12にち
207 臨時りんじかい 2021ねんれい3ねん)11月26にち 同年どうねん12がつ6にち 同年どうねん12がつ6にち 0 同年どうねん12がつ21にち
208 常会じょうかい 2022ねんれい4ねん)1がつ7にち 同年どうねん1がつ17にち 同年どうねん1がつ17にち 0 同年どうねん6がつ15にち
209 臨時りんじかい 2022ねんれい4ねん)7がつ26にち 同年どうねん8がつ3にち 同年どうねん8がつ3にち 0 同年どうねん8がつ5にち
210 臨時りんじかい 2022ねんれい4ねん)9がつ28にち 同年どうねん10がつ3にち 同年どうねん10がつ3にち 0 同年どうねん12がつ10日とおか
211 常会じょうかい 2023ねんれい5ねん)1がつ13にち 同年どうねん1がつ23にち 同年どうねん1がつ23にち 0 同年どうねん6がつ21にち
212 臨時りんじかい 2023ねんれい5ねん)10がつ13にち 同年どうねん10がつ20日はつか 同年どうねん10がつ20日はつか 0 同年どうねん12がつ13にち
213 常会じょうかい 2024ねんれい6ねん)1がつ16にち 同年どうねん1がつ26にち 同年どうねん1がつ26にち 0 同年どうねん6がつ23にち
214 臨時りんじかい 2024ねんれい6ねん)9がつ24にち 同年どうねん10がつ1にち 同年どうねん10がつ4にち 0 同年どうねん10がつ9にち 衆議院しゅうぎいん解散かいさん
  • 開会かいかいしきらんの「-」は、会期かいき冒頭ぼうとう衆議院しゅうぎいん解散かいさんされ開会かいかいしきおこなわれなかったことをあらわす。なお、参議院さんぎいん緊急きんきゅう集会しゅうかいについては、開会かいかいしき自体じたいおこなわれない。
  • 延長えんちょう回数かいすうらん数字すうじは、会期かいき延長えんちょうかんする議決ぎけつおこなわれた回数かいすうとし、両院りょういん議決ぎけつおこなわれた場合ばあい衆院しゅういんのみで議決ぎけつおこなわれた場合ばあいもともに1かいとする(かくいんをそれぞれ1かいとはかぞえない)。延長えんちょう議決ぎけつ当初とうしょ会期かいきちゅう衆議院しゅうぎいん解散かいさんとうのため国会こっかい終了しゅうりょうとなり、実際じっさい延長えんちょう期間きかん効力こうりょくはっしなかった場合ばあいもこのらんでは延長えんちょう回数かいすうふくめる。
  • だい110かいからだい112かいまで、だい114かいだい125かいおよだい128かいの6国会こっかい詔書しょうしょは、国事こくじ行為こうい臨時りんじ代行だいこうによるもの。
  • だい110かいからだい113かいまでの4国会こっかい開会かいかいしきには、病気びょうき療養りょうようちゅう昭和しょうわ天皇てんのう名代なだいとして皇太子こうたいし明仁あきひと親王しんのう当時とうじ)が臨席りんせきし「おことば」を代読だいどくしている。

(松澤まつざわひろしいち 1987, pp. 25–26)

会議かいぎろく

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速記そっき様子ようす衆議院しゅうぎいんほん会議かいぎ

国会こっかいほん会議かいぎではだい1かいから速記そっきろくの「衆議院しゅうぎいん会議かいぎろく」と「参議院さんぎいん会議かいぎろく」が作成さくせいされている[8]。また、だい1かい国会こっかいからだい13かい国会こっかいまで「英文えいぶん衆議院しゅうぎいん会議かいぎろく」と「英文えいぶん参議院さんぎいん会議かいぎろく」が作成さくせいされた[8]

委員いいんかい記録きろくについては両院りょういん性格せいかくことなり、衆議院しゅうぎいんでは委員いいん会議かいぎろくとして「衆議院しゅうぎいん委員いいん会議かいぎろく」が作成さくせいされ、参議院さんぎいんでは委員いいんかい会議かいぎろくとして「参議院さんぎいん委員いいんかい会議かいぎろく」が作成さくせいされている[8]

議事ぎじ速記そっきによって記録きろくされる(衆議院しゅうぎいん規則きそくだい201じょう参議院さんぎいん規則きそくだい156じょう[8]初期しょき国会こっかいでは議事ぎじろく作成さくせい速記そっきのみでおこなわれ、かくいん速記そっきしゃ養成ようせいしょがあったが、1951ねん昭和しょうわ26ねん)2がつ8にち参議院さんぎいん労働ろうどう委員いいんかいでテープレコーダーが導入どうにゅうされ採用さいようテストがおこなわれた[9]。なお、かくいん独自どくじもうけられていた速記そっきしゃ養成ようせいしょは2006ねん廃止はいしされた[9]手書てが速記そっきほん会議かいぎ予算よさん委員いいんかいなどではおこなわれているが、それ以外いがい会議かいぎにおいては参議院さんぎいんでは2008ねんから担当たんとう職員しょくいんがモニターで音声おんせい映像えいぞう確認かくにんしてパソコン入力にゅうりょくする方式ほうしき衆議院しゅうぎいんでは2011ねんから音声おんせい認識にんしきシステムが導入どうにゅうされている[10]

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 議長ぎちょう尾辻おつじ秀久ひでひさ自由民主党じゆうみんしゅとう)・ふく議長ぎちょう長浜ながはま博行ひろゆき立憲りっけん民主党みんしゅとう)をふくむ。
  2. ^ 議長ぎちょうがくぶく志郎しろう自由民主党じゆうみんしゅとう)・ふく議長ぎちょう海江田かいえだ万里ばんり立憲りっけん民主党みんしゅとう)をふくむ。
  3. ^ このてん条例じょうれい国会こっかい中心ちゅうしん立法りっぽう原則げんそく例外れいがいとなるか問題もんだいとなる。通説つうせつてき見解けんかいによれば、条例じょうれい制定せいていは、国会こっかい法律ほうりつ制定せいていおな性質せいしつ行為こういであり、また、地方ちほう議会ぎかいもまた、国会こっかい同様どうように、住民じゅうみんにより選挙せんきょされた議員ぎいん組織そしきされるものであることとう理由りゆうに、例外れいがい必要ひつようはないとする。
  4. ^ このてん日本国にっぽんこく憲法けんぽう7じょう1ごうさだめられる天皇てんのうによる法律ほうりつの「公布こうふ」は、法律ほうりつ成立せいりつ国民こくみんひろらせて効力こうりょく発生はっせいさせる行為こういであることから、国会こっかい単独たんどく立法りっぽう原則げんそく抵触ていしょくしない。
  5. ^ 2007ねん平成へいせい19ねん)8がつ設置せっちはつ審査しんさかい開催かいさいした[5]
  6. ^ 会期かいきせい関連かんれんする項目こうもくとして通年つうねん国会こっかい項目こうもく参照さんしょう

出典しゅってん

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  1. ^ 会派かいはべつ所属しょぞく議員ぎいんすう一覧いちらん”. 参議院さんぎいん. 2024ねん1がつ26にち閲覧えつらん
  2. ^ 会派かいはめいおよ会派かいはべつ所属しょぞく議員ぎいんすう”. 衆議院しゅうぎいん. 2024ねん2がつ1にち閲覧えつらん
  3. ^ a b 百瀬ももせたかし 1990, p. 36.
  4. ^ 国民こくみん投票とうひょうほうが18にち施行しこう 政権せいけんらぎ、審査しんさかいは「休眠きゅうみん」 - 47NEWS(よんななニュース) - ウェイバックマシン(2013ねん5がつ11にちアーカイブぶん
  5. ^ 参院さんいん憲法けんぽう審査しんさかい:「くに地方ちほう関係かんけい議論ぎろんを」[リンク] 毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん11月29にち
  6. ^ 松澤まつざわひろしいち 1987, p. 122.
  7. ^ 松澤まつざわひろしいち 1987, pp. 122–123.
  8. ^ a b c d 石倉いしくら賢一けんいち, 「国会こっかい会議かいぎろくについて」『大学だいがく図書館としょかん研究けんきゅう』 1984ねん 25かん p.39-44, doi:10.20722/jcul.769 、2021ねん5がつ19にち閲覧えつらん
  9. ^ a b <あのころ>国会こっかいはつ録音ろくおん 共同通信きょうどうつうしん、2021ねん2がつ9にち閲覧えつらん
  10. ^ 手書てが速記そっき国会こっかい地方ちほう議会ぎかいでも廃止はいしなみ - 産経さんけいWEST - ウェイバックマシン(2015ねん9がつ20日はつかアーカイブぶん

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 松澤まつざわ浩一こういち議会ぎかいほうぎょうせい現代げんだい行政ぎょうせい法学ほうがく全集ぜんしゅう〉、1987ねんISBN 4324007403 
  • 百瀬ももせたかし事典じてん 昭和しょうわせん前期ぜんき日本にっぽん制度せいど実態じったい伊藤いとうたかし監修かんしゅう初版しょはん)、吉川弘文館よしかわこうぶんかん、1990ねんISBN 9784642036191 

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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