"brother"YASSHI

"brother"YASSHI
2020.11.25 撮影さつえい
プロフィール
リングネーム	"brother"YASSHI "brother"YASSINI STEVIE"brother"TSUJIMOTO
本名ほんみょう	辻本つじもと 恭きょう史し
ニックネーム	カス野郎やろう おしゃべりレスラー
身長しんちょう	175cm
体重たいじゅう	80kg
誕生たんじょう日び	(1982-01-26) 1982年ねん1月がつ26日にち（42歳さい）
出身しゅっしん地ち	京都きょうと府ふ宇治うじ市し
所属しょぞく	ダブプロレス KOBEメリケンプロレス
スポーツ歴れき	レスリング
トレーナー	ウルティモ・ドラゴン ホルヘ・リベラ
デビュー	2000年ねん10月がつ20日はつか

"brother"YASSHI（"ブラザー"ヤッシー、1982年ねん1月がつ26日にち - ）は、日本にっぽんの男性だんせいプロレスラー。本名ほんみょう：辻本つじもと 恭きょう史し（つじもと やすし）。京都きょうと府ふ宇治うじ市し出身しゅっしん。血液けつえき型がたB型がた。

経歴けいれき

京都きょうと廣こう学がく館かん高等こうとう学校がっこう（旧きゅう : 南京なんきん都と高等こうとう学校がっこう）卒業そつぎょう後ごに闘たたかえ龍りゅう門もんの7期生きせいとして入門にゅうもんし、2000年ねん10月がつ20日はつかにメキシコのアレナ・ロペスマテオスにおける大鷲おおわし透とおる戦せんでプロレスデビューする。日本にっぽんマット初はつ登場とうじょうは吉野よしの正人まさとと共ともにみちのくプロレスに参戦さんせん、T2PではミラノコレクションA.T.らの所属しょぞくするイタリアン・コネクションというユニットのメンバーでもあった。なお、イタリアン・コネクション時代じだいはギミック上うえジャマイカ・キングストン出身しゅっしん、イタリア・ジェノヴァ出身しゅっしんを名乗なのったこともある。当時とうじより受うけが上手うまく、同おなじプロレス団体だんたいでやはり受うけの達人たつじんでもある横よこ須賀すか享とおるとのシングル等とうで示しめされている。闘たたかえ龍りゅう門もんJAPANを経へて、DRAGON GATEではヒールユニットでもある「悪あく冠かんむり一色いっしょく」で下品げひんなマイクパフォーマンスなどで人気にんきがあった。が、2004年ねん末まつに他たのメンバーと共ともにリング外がいにおける素行そこう不良ふりょう、職務しょくむ怠慢たいまんを理由りゆうに解雇かいこされた。

2005年ねん2月がつ、YASSHIはTARU、近藤こんどうとともにVOODOO-MURDERSに加入かにゅうし、それ以来いらいは全日本ぜんにほんプロレスを主戦しゅせん場じょうとした。YASSHIもその口くちの巧たくみさと嫌きらわれ者しゃキャラクター、気持きもちいいまでの受うけ（やられっぷり）で同どう団体だんたいのレギュラー格かくとなった。7月からはDragondoor興行こうぎょうへ参加さんかしている。だが、9月28日にちの熊本くまもと興南こうなん会館かいかんで行おこなわれた試合しあい後ご、諏訪間すわま幸平こうびらにアンクルホールドをかけられ左ひだり脚あしを骨折こっせつしてしまい、欠場けつじょうとなった。翌日よくじつ、福岡ふくおか県けんの田川たがわ市し武道館ぶどうかんで行おこなわれた休憩きゅうけい中ちゅう、YASSHIは松葉杖まつばづえをつきながらTARUとともに売店ばいてんを襲撃しゅうげきした。9月23日にち、TARUの毒どく霧きり噴射ふんしゃを受うけた松崎まつざき年男としおアナに代かわり、「俺おれが実況じっきょうしたるわ!」と宣言せんげんし、解説かいせつ担当たんとうの小佐野おさの景けい浩ひろしとともに代理だいり実況じっきょうをしている。

2006年ねん2月がつ23日にち、ドラゴンドアの後継こうけい団体だんたいであるプロレスリングElDoradoにも所属しょぞくしている。5月28日にちには、佐々木ささき健介けんすけとのシングルマッチ（通称つうしょう「公開こうかい処刑しょけい」）が実現じつげんした。YASSHIも体格たいかくで大おおきく劣おとる健介けんすけに立たち向むかうにあたり、「これならカス野郎やろうの逆ぎゃく水平すいへいも耐たえられる」として剣道けんどうの防具ぼうぐを装着そうちゃくして入場にゅうじょうした。しかし、リングに上あがった直後ちょくごに頭あたまが大おおきすぎて被こうむるのが辛からかったのか面めんを取とったためにダイレクトに攻撃こうげきを受うける結果けっかとなった。なお、当とうの健介けんすけも「面めんを被こうむっていればよかったのに」と語かたっている（後のちに健介けんすけは、YASSHIとのシングルを今後こんごも続つづけたいと話はなしている。）。さらに、この後のち通路つうろで休やすんでいたらメーンの武藤むとう敬たかし司しと諏訪すわ魔まの場外じょうがい乱闘らんとうに巻まき込こまれて武藤むとうに踏ふみつけられ、「二に次じ災害さいがいや!」と散々さんざんな目めに遭あった。この後のち、YASSHIは相手あいての攻撃こうげきからやっとのことで逃にげ出だしたのに、仲間なかまであるはずのVMメンバーに連つれ戻もどされさらに痛いためつけられたり（TARU曰いわく『こいつはやられるのが仕事しごとや』）、試合しあい会場かいじょうにたまたまあった檻おりの中なかに閉とじ込こめられながらも「今日きょうはこの辺あたりで勘弁かんべんしたるわ!」と叫さけんで見みせたりと、「いじられキャラ」ぶりに磨みがきがかかり、ヒールの枠わくを超こえた人気にんきを集あつめ始はじめた。6月のジュニアシングルリーグでは、いつものスタイルではなく黒くろのショートパンツで試合しあいしたが、全敗ぜんぱいに終おわる。YASSHIも「ストロングスタイルを見みせたる!」と大見得おおみえを切きったのはよかったのだが、それを逆手さかてに取とられてしまい2006年ねん7月がつ3日にちの大田おおた区く体育館たいいくかん大会たいかいでは、「ブラザーストロングスタイル体感たいかんマッチ」と称しょうした健介けんすけとの再戦さいせんが行おこなわれ（なお、この時ときのリングネームはパワーウォリアーを真似まねたヤッシーウォリアーであった。）、健介けんすけにはおろか乱入らんにゅうした健介けんすけの妻つまでもある北斗ほくと晶あきらにまで叩はたきのめされた。なお、"strong"YASSHIが初はつ登場とうじょうしたのは闘たたかえ龍りゅう門もんJAPANにおけるストロング市川いちかわ（ストーカー市川いちかわ）戦せんで、この時ときは白しろのショートタイツで登場とうじょうした。試合しあい自体じたいはドン・フジイの介入かいにゅうにより、市川いちかわが念願ねんがんの勝利しょうりしたかと思おもいきや、YASSHIはわざと試合しあいに負まけることで市川いちかわの「闘たたかえ龍りゅう門もん最さい弱じゃく」というアイデンティティーを奪うばってしまったのであった。7月23日にち、石川いしかわ県けん産業さんぎょう館かんで行おこなわれた全日本ぜんにほんプロレスの試合しあいで出場しゅつじょう予定よていの健介けんすけが目めの怪我けがで欠場けつじょうしたため、プロレス現役げんえき引退いんたいを間近まぢかに控ひかえた馳はせ浩ひろし（現げん : 石川いしかわ県知事けんちじ） が地元じもとラストマッチを行おこなうという名目めいもくで、YASSHIが健介けんすけの代かわりに出場しゅつじょうすることが決きまった。これを知しったYASSHIは、自分じぶんが少年しょうねん時代じだいから馳はせのファンであったことを明あかし（これ以前いぜんにも、YASSHIは学生がくせい時代じだいに馳はせの著書ちょしょを愛読あいどくしていたことを明あかしている。）、対戦たいせん相手あいてに立候補りっこうほし、武藤むとう・小島こじま聡さとし・馳はせとの対戦たいせん（TARU・近藤こんどう組ぐみ）が実現じつげんした。試合しあい前まえにYASSHIは（スーツを着きた）馳はせの顔写真かおじゃしん入いりの緑茶りょくちゃを飲のみながら、「俺おれは政治せいじ家かじゃないレスラー時代じだいの馳はせが好すきだったんや!」と叫さけんだ。8月27日にちの両国りょうこく国技こくぎ館かん大会たいかいでは、馳はせの最後さいごの試合しあいの対戦たいせん相手あいてを務つとめることとなった。この試合しあいでYASSHIは、観戦かんせんしていた森もり喜朗よしろう元もと首相しゅしょうを得意とくいのマイクで罵倒ばとうし場外じょうがい乱闘らんとう一いち歩ほ手前てまえにまで持もち込こむという暴挙ぼうきょに出でた。2006年ねん12月に小島こじまと対戦たいせんしたが、敗やぶれた。

2007年ねん4月がつ30日にち、世界せかいジュニア王者おうじゃの中嶋なかじま勝彦かつひこの挑戦ちょうせんを受うけるが、敗やぶれる。8月11日にちには格闘技かくとうぎイベントの「HEAT 4」で"brother"YASSHIとして総合そうごう格闘技かくとうぎに初はつ挑戦ちょうせん。久米くめ鷹たか介かいと対戦たいせんしたが2R3分ふん7秒びょう、久米くめのチョークスリーパーで一本いっぽん負まけを喫きっした。

2008年ねん1月がつ4日にちの新しん日本にっぽん・東京とうきょうドーム大会たいかい出場しゅつじょうが決定けっていしたのに先立さきだって、2007年ねん12月24日にちの新しん日にち後楽園こうらくえん大会たいかいに来場らいじょうした。ドームでの対戦たいせん相手あいてとなる長州ちょうしゅう力りょくに対たいしてYASSHIは「団体だんたい経営けいえいに失敗しっぱいした出戻でもどり」と、長州ちょうしゅうにとって「消けしたい過去かこ」とも言いえる事実じじつに基もとづく挑発ちょうはつを行おこない、ファンから喚声かんせいを浴あびた。その長州ちょうしゅうとは2月がつにカスイチで対戦たいせんしたが、長州ちょうしゅうのリキラリアットを喰くらった際さいに首くびを負傷ふしょうしてしまいついに長期ちょうき欠場けつじょうに追おい込こまれた（わずか2分ふん足たらずの秒びょう殺ころせだった）。10月、ElDoradoから離脱りだつ。その後ご、ElDoradoが活動かつどう休止きゅうしとなった。親会社おやがいしゃソウルコネクション所属しょぞくとなる。

2009年ねん1月がつ3日にちの全日本ぜんにほんプロレス後楽園こうらくえん大会たいかいのジュニアヘビー級きゅうバトルロイヤルで自身じしん3度目どめの優勝ゆうしょうを果はたした。しかし試合しあい後ご、2月がつシリーズを最後さいごにプロレスを休業きゅうぎょうすると発言はつげん、2月がつ6日にちの後楽園こうらくえん大会たいかいでかつての盟友めいゆう・近藤こんどうとの一騎討いっきうちちを全日本ぜんにほんに要求ようきゅうし、実現じつげんした。2月15日にちの地元じもと京都きょうと大会たいかい、YASSHI&TARU対たい諏訪すわ魔ま&近藤こんどう戦せんをもってプロレスラー活動かつどうにピリオドを打うつこととなったが、試合しあい終了しゅうりょう後ごに武藤むとうがシングルマッチを申もうし入いれボーナスマッチも実現じつげん、10カウントゴングで送おくり出だされた。

2011年ねん3月21日にち、全日本ぜんにほんプロレスの両国りょうこく国技こくぎ館かんでのチャリティー大会たいかいにて試合しあいには参加さんかしなかったものの、TARUの呼よびかけに応おうじて久々ひさびさにリング上じょうに姿すがたを現あらわした。

2012年ねん12月9日にち、ダイアモンド・リングに乱入らんにゅう。12月23日にち、拳こぶし剛つよし（旧きゅう : 西村にしむら賢吾けんご）とブードゥーマーダーズ再始動さいしどうを発表はっぴょう。

2014年ねん7月がつ27日にち、全日本ぜんにほんプロレスのリングに5年ねんぶりに一人ひとりで登場とうじょう、リング上じょうで参戦さんせんを要求ようきゅうする。"brother"YASSHI個人こじんとして出場しゅつじょうしたが、リング上じょうでブードゥーマーダーズを投入とうにゅうすると宣言せんげんするも全日本ぜんにほんプロレスからは拒否きょひされ、それだけではなくYASSHIも出場しゅつじょうを拒否きょひされる事態じたいとなり、出場しゅつじょう予定よていだったYASSHIの次期じきシリーズの出場しゅつじょうも白紙はくしとなってしまった。

2016年ねん1月がつ24日にち、地元じもとの京都きょうとで京都きょうとカス野郎やろうプロレスを開催かいさい。2月4日にち、吉野よしのに呼よびこまれて11年ねんぶりにDRAGON GATEのリングに登場とうじょう、YASSHIは土井どい成樹しげきを挑発ちょうはつして吉野よしのとしゃちを除のぞく初対面しょたいめんの選手せんしゅからリング上じょうで自己じこ紹介しょうかいをされた。この後のち、土井どい&YAMATO対たい吉野よしの&YASSHIも同時どうじに決定けっていされた。2月17日にち、CRYSIS興行こうぎょうに参戦さんせんし、メインイベント終了しゅうりょう後ごブードゥーマーダーズの脱退だったいを発表はっぴょう。3月2日にち、DRAGON GATE後楽園こうらくえんホール大会たいかいに参戦さんせんし、吉野よしのとのタッグで土井どい&YAMATO組ぐみを相手あいてに対戦たいせんするが、BOX攻撃こうげきやレフェリー暴行ぼうこうでの反則はんそく負まけとなる。3月20日にち、WRESTLE-1千葉ちばBlue Field大会たいかいに来場らいじょうし、試合しあい後ごの控ひかえ室しつにて同どう団体だんたいのユニット¨TriggeR¨に加入かにゅうすることを宣言せんげんした。3月21日にち、WRESTLE-1山形やまがた大会たいかいにも来場らいじょうし、近藤こんどうと接触せっしょくを図はかるも結局けっきょく、近藤こんどうには会あえず芦野あしの祥さち太郎たろうにはイロモノ呼よばわりされた。後のちに近藤こんどうと接触せっしょくし、Triggerに加入かにゅうする。だが、加入かにゅうを要求ようきゅうした時期じきから近藤こんどうが欠場けつじょう中ちゅうのため、直接ちょくせつの共闘きょうとうはすぐにはできていない。5月11日にち、DRAGON GATE後楽園こうらくえんホール大会たいかいの土井どい、谷たに嵜なおきvs吉野よしの、しゃちほこBOYのタッグマッチに乱入らんにゅうしVerserKに加入かにゅう。7月24日にち、DRAGON GATE神戸こうべワールド記念きねんホール大会たいかいにて土井どいとのタッグでジミー・ススム&ジミー・カゲトラの持もつオープン・ザ・ツインゲート統一とういつタッグ王座おうざに挑戦ちょうせんするも、王座おうざ獲得かくとくとはならなかった。

2017年ねん9月30日にち、ダブプロレスに入団にゅうだん。

2018年ねん3月、Kzyに呼よび込こまれ再ふたたびDRAGON GATEに参戦さんせん。4月には、新しんユニット（NATURAL VIBES）のメンバーになった。11月、自身じしんのTwitterにて一般いっぱん女性じょせいとの結婚けっこんを報告ほうこく。

戦績せんせき

総合そうごう格闘技かくとうぎ 戦績せんせき
1 試合しあい	(T)KO	一本いっぽん	判定はんてい	その他た	引ひき分わけ	無効むこう試合しあい
0 勝かち	0	0	0	0	0	0
1 敗はい	0	1	0	0

勝敗しょうはい	対戦たいせん相手あいて	試合しあい結果けっか	大会たいかい名めい	開催かいさい年月日ねんがっぴ
×	久米くめ鷹たか介かい	2R 3:07 チョークスリーパー	HEAT 4 〜MEGA BATTLE HEAT from NAGOYA〜	2007年ねん8月がつ11日にち

タイトル歴れき

• UWA世界せかいジュニアヘビー級きゅう王座おうざ
• UWA世界せかいタッグ王座おうざ
• UWA世界せかい6人にんタッグ王座おうざ
• アジアタッグ王座おうざ
• NWAインターナショナルライトタッグ王座おうざ
• APEX OF TRIANGLE王座おうざ
• DOVEタッグ王座おうざ
• 666認定にんていきかんしゃ級きゅう王座おうざ
• シアタープロレス花鳥風月かちょうふうげつ認定にんてい新風しんぷう流人るにんタッグ王座おうざ
• WAR世界せかい6人にんタッグ王座おうざ

得意とくい技わざ

見みた目めに汚きたなく口くちも汚きたない不快ふかい感かん100%を自称じしょうしていて技わざに関かんしては、その言葉ことば通どおり相手あいてに対たいするとてもズル賢かしこいプレーが最大さいだいの見みせ所しょとなっている。

ナイス・ジャマイカ

いわゆるジャーマンスープレックスだが、技わざ名めいはドン・フジイのナイス・ジャーマンに対抗たいこうして自身じしんのギミックのモチーフから名付なづけたことが由来ゆらいである。

キングストン・パイルドライバー

技わざ名めいは、自身じしんのギミックのモチーフから名付なづけたことが由来ゆらい。

フライング・ビッグヘッド

ダイビング・ヘッドバットだが、ヘルメットが被かぶれない程ほどのYASSHIの大おおきな頭あたまからこう名付なづけられた。なお、YASSHIは飛とぶ前まえに「ビッグヘッド!」と数すう回かい叫さけびながらポーズを取とるがその間あいだにダウンしていた相手あいてが蘇生そせいしてしまい、コーナー上じょうから叩たたき落おとされることも多おおい。

バッド・ボーイ

前方ぜんぽう回転かいてんしてのネックブリーカー。

ビッグ・ボーイ

ダイビング式しきのバッド・ボーイ。近藤こんどうとの合体がったい式しきもある。

クラミジア

不摂生ふせっせいな下半身かはんしんを相手あいての顔かおに向むけて精神せいしん的てきなダメージを与あたえるツームストーン・パイルドライバー。

ポストーレ・デ・ラ・ノーチェ

T2P時代じだいのフィニッシュ・ホールドで、全日本ぜんにほん移籍いせき後ごは全まったく使つかわなかった。技わざ名めいはスペイン語ごで、「夜よるのおかず」という意味いみ。

ターン・テーブル

変形へんけいのローリング・クレイドル。

ヤッシー・リフト

レスリングの俵たわら返がえし。YASSHIのレスリング技術ぎじゅつの高たかさが窺うかがえる数少かずすくない技わざ。

口くち撃げき（こうげき）

リング内外ないがいでの罵詈ばり雑言ぞうごんにより精神せいしん的てきダメージを与あたえる。シングルマッチでは玉砕ぎょくさいなどで相手あいてをダウンさせたあとの状態じょうたいに追撃ついげきとして仕掛しかけることもある。タッグマッチではダウンしている相手あいてに攻撃こうげきを加くわえず、罵倒ばとうだけを繰くり返かえしてパートナーにタッチすることもある。

玉砕ぎょくさい

金的きんてきへのクロー（鷲掴わしづかみ）による反則はんそく攻撃こうげき。文字通もじどおり相手あいての"玉だま"を"砕"くことで肉体にくたい的てきダメージだけでなく精神せいしん的てきにもダメージを与あたえる拷問ごうもん技わざ。ダウンしている状態じょうたいのYASSHIを引ひき起おこそうとしてきた相手あいての手てを振ふり解ほどいて反撃はんげきとして仕掛しかけることが多おおい。

二子ふたご玉川たまがわ

2人ふたりに対たいして同時どうじにかける玉砕ぎょくさい。タッグマッチではツープラトンに対たいする反撃はんげきとして仕掛しかけることが多おおい。

サンタマリア

2人ふたりの股間こかんをそれぞれの手てで鷲掴わしづかみし、もう1人ひとりの股間こかんへ噛かみつくことで3人にんの急所きゅうしょを同時どうじに攻撃こうげきする技わざ。

バビロン

近藤こんどうとの合体がったい技わざ。近藤こんどうの肩かたの上うえからの前方ぜんぽう回転かいてん式しきセントーン。

ペニス・カッター

近藤こんどうとの合体がったい技わざ。近藤こんどうがサイド・バスターで捕とらえた相手あいての首くびへのダイビング・ギロチンドロップ。

ビッグ・ヘッド・トレイン

近藤こんどうとの合体がったい技わざ。近藤こんどうがYASSHIを肩かたの上うえに担かつぎ上あげた状態じょうたいで走はしり、相手あいてにYASSHIの頭あたまをぶつける。元もとネタは、キン肉マンきんにくまんに出でてきた技わざでもあるロングホーン・トレインから。

プロレスラー活動かつどう休止きゅうし

YASSHIは足首あしくびや首くびの怪我けがによる長期ちょうき欠場けつじょうが何なん度どかあり、YASSHIはキャラクター上じょう明言めいげんしないがジュニアヘビー級きゅうの体格たいかくでヘビー級きゅう選手せんしゅの攻撃こうげきを受うけ続つづけたことによる蓄積ちくせきされたダメージも大おおきかったと思おもわれる。週刊しゅうかんプロレスで連載れんさいしていたYASSHIのコラム「カス野郎やろう千せん人にん斬ぎり」の連載れんさいは活動かつどうの休止きゅうしと共ともに連載れんさい休止きゅうしとなったが同誌どうし1500号ごう記念きねん号ごうにおいて1回かい限かぎりの復活ふっかつをしている。後のちに休業きゅうぎょう理由りゆうとして宇治うじ市しの実家じっかで営いとなむ石材せきざい店てんを継つぐために専門せんもん的てきな修行しゅぎょうを4年ねん受うけた。その際さい、試合しあい会場かいじょうには乱入らんにゅうしても試合しあいには出場しゅつじょうしないと決きめていたとYASSHIは話はなしている。

エピソード

• マイクなどで罵倒ばとうする際さいに、「カス野郎やろう!」と対戦たいせん相手あいてを罵ののしり（原則げんそくとしてVMメンバー、尊敬そんけいする馳はせ、YASSHIと縁えんの深ふかいSUWAに対たいしては発言はつげんしない。が、2006年ねんの馳はせの引退いんたい試合しあいで観戦かんせんに来きていた森元もりもと首相しゅしょうには発言はつげんしている。）、YASSHIも一いち日にちのマイクパフォーマンス内ないにおいてこの言葉ことばを十じゅう数すう回かい頻発ひんぱつすることがあり、最後さいごは「ご機嫌きげんちゃーん!」と締しめる。コール時じには股間こかんに手てを突つっ込こみ、陰毛いんもうを毟むしって息いきで吹ふき飛とばすような仕草しぐさを見みせることがある。
• 学生がくせい時代じだいのYASSHIは手てのつけられない不良ふりょうだったと自負じふしているが、闘たたかえ龍りゅう門もん出身しゅっしん者しゃでは数少かずすくないレスリングの経験けいけん者しゃであったり、書道しょどうの有段者ゆうだんしゃ（五ご段だん）であるなど意外いがいな経歴けいれきを持もっている（悪あく冠かんむり一色いっしょくのユニット名めい発表はっぴょうの際さいの題字だいじはYASSHIによるものである。）。プロレスリングElDoradoのジャンピングキッド沖本おきもととKAIENTAI DOJOの火野ひの裕士ひろしは、YASSHIの南みなみ京都きょうと高校こうこう時代じだいのレスリング部ぶの後輩こうはいにあたる。
• 特技とくぎは自作じさくのラップ。リング上じょうで披露ひろうしたり、リリックを自みずからのブログで公開こうかいすることもあった。
• 原宿はらじゅくのムラサキスポーツの前まえで、痴話ちわ喧嘩げんかしているところを666のラム会長かいちょうに見みられている。
• アントーニオ本多ほんだとは、トークがうまい同士どうしなライバル関係かんけいでエルドラドのリングで「二人ふたりでトークをして三さん秒びょう黙だまったら負まけ」というルールの試合しあいをしたことがある。（試合しあいは、本多ほんだが唐突とうとつに出だした暗算あんざんで三さん秒びょう黙だまらせて勝利しょうり、納得なっとくいかないYASSHIが通常つうじょうのシングルマッチに移行いこうさせてナイス・ジャマイカで勝利しょうりしている。）
• 高校生こうこうせいの頃ころ、越中えっちゅう詩し郎ろうに「お前まえにはプロレスラーは無理むりだ！」と冷つめたく言いわれ長年ながねん恨うらんでいたが、カスイチ3で対戦たいせんして「打倒だとう・越中えっちゅう」を決意けついする。「カスイチ4」では「超ちょう・平成へいせい維震軍ぐん」を結成けっせいし、越中えっちゅうとタッグを組くんでいくことにした。
• プロレスを始はじめて間あいだもない頃ころ、プロテインを買かえるほどの経済けいざい的てきな余裕よゆうがなく、チェーン店てんの牛丼ぎゅうどんでタンパク質たんぱくしつを摂とっていたと語かたっている。
• 前述ぜんじゅつのレスリングの経験けいけんがあることからそのレスリング技術ぎじゅつを認みとめられて闘たたかえ龍りゅう門もんに入門にゅうもんしたのだが、流暢りゅうちょうで危険きけんなマイクパフォーマンスは師しであるウルティモ・ドラゴンも予想よそうしてなかったらしい。
• 最近さいきんはTwitterなどでいいねしたり、DMを返かえすなどファンを大切たいせつにしている一いち面めんがある。
• 闘たたかえ龍りゅう門もんの同期どうきでもあった大家だいけ健けんからは、「プロレスラーになりたくて闘たたかえ龍りゅう門もんに入はいったけど、YASSHIは俺おれから比くらべたらすごいできるわけよ。だから本当ほんとうにどうしたらいいか分わからなくなって」と羨望せんぼうされていた。さらに大家たいかは、「闘たたかえ龍りゅう門もんの枠わくに収おさまり切きらない奴やつ」と、YASSHIがかつてDRAGON GATEを解雇かいこされた理由りゆうをそのように表現ひょうげんしている。以上いじょうの発言はつげんを2017年ねん9月がつ21日にちの新宿しんじゅくFACE興業こうぎょうで、ガンバレ☆プロレスインディペンデントワールド世界せかいジュニアヘビー級きゅう王者おうじゃ選手権せんしゅけん試合しあいに関かんする会見かいけんで、行おこなった大家たいかに対たいしてYASSHIは「そんなこと言いったらオマエの仲間なかまも、オマエを支持しじしているファンも、ないがしろにしているのと一緒いっしょやカス野郎やろう!」と、若干じゃっかん卑屈ひくつになっていた大家たいかを一喝いっかつする発言はつげんを行おこなっている。

関連かんれん作品さくひん

• 井上いのうえ章一しょういち『京都きょうとぎらい』朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん, 2015.

外部がいぶリンク

• "brother"YASSHI (@brotherYASSHI84) - X（旧きゅうTwitter）
• SHERDOG 選手せんしゅデータ