ソシエテ・ジェネラル

ソシエテ ジェネラル
Société Générale S.A.

種類しゅるい	株式会社かぶしきがいしゃ
市場いちば情報じょうほう	Euronext: GLE
略称りゃくしょう	ソジェン
本社ほんしゃ所在地しょざいち	フランス パリ9区くオスマン大通おおどおり29番地ばんち (29 Boulevard Haussmann)
設立せつりつ	1864年ねん (1864)
法人ほうじん番号ばんごう	2700150001080
事業じぎょう内容ないよう	市中しちゅう銀行ぎんこう・投資とうし銀行ぎんこう・保険ほけん業ごう
代表だいひょう者しゃ	フレデリック・ウデア（会長かいちょう兼けんCEO）
売上うりあげ高だか	264億おく2000万まんユーロ（2010年ねん）
営業えいぎょう利益りえき	57億おく1300万まんユーロ（2010年ねん）
純じゅん利益りえき	39億おく1700万まんユーロ（2010年ねん）
純資産じゅんしさん	509億おく8000万まんユーロ（2010年ねん）
総そう資産しさん	1兆ちょう1320億おくユーロ（2010年ねん）
従業じゅうぎょう員数いんずう	約やく117,000名めい（2022年ねん）
外部がいぶリンク	https://www.societegenerale.com/

ソシエテ・ジェネラル（Société Générale S.A.）は、フランスでBNPパリバに続つづくメガバンク。世界せかい約やく80カ国かこく以上いじょうで個人こじんと企業きぎょうの双方そうほうを顧客こきゃくとし、プライベートバンキングを営いとなみ投資とうし信託しんたく取引とりひきも担になう。ゴールド・フィックス（Gold fixing）加盟かめい行ぎょう。ソジェン・ベルジック（Société Générale de Belgique）とは異ことなる。

沿革えんかく

ペレールの退場たいじょう

1852年ねん、ペレール兄弟きょうだい（Frères Pereire）のクレディ・モビリエ（Crédit mobilier）を創立そうりつした。クレディ・モビリエは少額しょうがくの株式かぶしき・社債しゃさいを大だい規模きぼに発行はっこうし大衆たいしゅう貯蓄ちょちくをプールして、産業さんぎょう金融きんゆうと公共こうきょう事業じぎょう投資とうしを国際こくさい的てきに展開てんかいする兼営けんえい銀行ぎんこうとなった。これに対抗たいこうするシンジケートが1855年ねんに組織そしきされた（Réunion Financière）。ロスチャイルド家かを基軸きじくとする同どうシンジケートには錚々たるメンバーがそろっていた。ケス・デパーニュグループ創業そうぎょう者しゃのピレ（Pillet-Will）、パリ割引わりびき銀行ぎんこうのヘンチ（Édouard Hentsch）、アントウェルペンのカーン閨ねや閥ばつ（Famille Cahen d'Anvers）、アライド・アイリッシュ銀行ぎんこうのエドワード（Edward Charles Blount）、商工しょうこう信用しんよう銀行ぎんこうの創立そうりつ者しゃタラボー（Paulin Talabot）などが参加さんかしていたのである。

1863年ねん、同どうシンジケートの大だい部分ぶぶんがジェネラル・クレジット（General Credit and Finance）を資本しほん金きん2億おく5千せん万まんフランでロンドンに創立そうりつ。トーマス・ブラッシー（Thomas Brassey）がリーダーシップをとり、ジェネラル・クレジットはエジプト・近東きんとうで活躍かつやくした。1864年ねん5月がつ、ソジェンがシンジケートを更新こうしんする形かたちで創業そうぎょう（Société Générale pour Favoriser le Développment du Commerce et de l'Industrie en France SA, 資本しほん金きん1億おく2千せん万まんフラン）。シュナイダーエレクトリックのウジェーヌ（Eugène Schneider）が社長しゃちょうとなった。ロスチャイルド家かは出資しゅっしをしなかったのに、アルフォンス・ド・ロチルドを監査かんさ役やくに就つけた。普ひろし墺おう戦争せんそうの翌年よくねん、短期たんき資本しほんの塊かたまりであったクレディ・モビリエが不動産ふどうさん投機とうきに失敗しっぱいし破産はさんした。後のちに中国ちゅうごく興業こうぎょう銀行ぎんこうがペレールの轍わだちを踏ふむことになる。

無敵むてきとなったソジェンは、金属きんぞく工業こうぎょうの盛さかんなサン＝テティエンヌとクレルモン＝フェランに支店してんを出だした。普ひろし仏ふつ戦争せんそうまでにアルザスにも支店してんを出だしていた（ストラスブールとミュルーズ、少すこし遅おくれてコルマール）。1871年ねん、初はつの海外かいがい支店してんをロンドンに開設かいせつした。

ソジェンとソジェナル

1876年ねん、イスマーイール・パシャへの借款しゃっかんを回収かいしゅうできなくなった農業のうぎょう信用しんよう銀行ぎんこう（Société du Crédit Agricole）が倒産とうさんした。この事件じけんは50年ねん後ごのクレディ・アグリコル誕生たんじょうまでにおいて、フランス農業のうぎょう金融きんゆうに対たいする最初さいしょの試練しれんであった。農業のうぎょう信用しんよう銀行ぎんこうはクレディ・フォンシエ（Crédit foncier de France）の子会社こがいしゃであったので、親会社おやがいしゃフォンシエはスエズ運河うんが運用うんよう純益じゅんえきの担保たんぽ権けんを実行じっこうしていた。フォンシエは1852年ねんサビエル・ブラニキ（Xavier Branicki）が設立せつりつした。彼かれはポーランド立憲りっけん王国おうこくの貴族きぞくで、ロシアの圧制あっせいから逃のがれ、ボナパルト家かやロスチャイルド家かと親したしくなった。フォンシエは開発かいはつ業者ぎょうしゃがパリ改造かいぞうの対価たいかとして受うけ取とった土地とちを大だい規模きぼに割引わりびいて国策こくさく企業きぎょうに成長せいちょうした。このようなフォンシエが借款しゃっかんを回収かいしゅうせぬまま終おわるわけがなかった。

1880年ねんドイツ帝国ていこくが北東ほくとうアルザスの子会社こがいしゃを閉しめるか分離ぶんりするかせよと命令めいれいしてきたので、1881年ねんソジェナル（Sogenal）を独立どくりつさせた。一方いっぽうでオスマン債務さいむ管理かんり局きょくが発足ほっそくして債権さいけん回収かいしゅうの目途もくとが立たった。ソジェナルがドイツで勢力せいりょくを拡大かくだいするにつれ、ドイツ系けい銀行ぎんこうが同局どうきょくの開発かいはつ利権りけんに食くい込こんできた。1888年ねん、ソジェンがオクタヴ・オンベルグ・パパを派遣はけんしてインドシナ銀行ぎんこうの重役じゅうやくを任まかせた。

三さん国こく干渉かんしょうでフランス資本しほんは広東かんとんに足あしがかりを得えた。そして露ろ清しん銀行ぎんこうの主導しゅどう権けんを奪うばいかけたロシアを日にち露ろ戦争せんそうが動揺どうようさせた。1906年ねん、ソジェンはユニオン・ミニエールの設立せつりつに参加さんか。1910年ねん、子会社こがいしゃの北方ほっぽう銀行ぎんこう（Banque du Nord）を露ろ清しん銀行ぎんこうと合併がっぺい（露ろ亜あ銀行ぎんこう）。ソジェンは主導しゅどう権けんを奪うばい返かえそうとするが、思おもうようにはいかなかった。ロシアはオスマン攻ぜめやポーランド分割ぶんかつのときからプロイセンと交渉こうしょうをもっており、サンクトペテルブルクの中央ちゅうおう銀行ぎんこうにロスチャイルドの代理人だいりにんが送おくり込こまれていた。

1913年ねん、ソジェンはドイツ・オリエントバンクのモロッコ支店してんを買収ばいしゅうした。一方いっぽう、インドシナ銀行ぎんこうの天津てんしん支店してん長ちょうだったペルノット（Joseph Pernotte）が創立そうりつ計画けいかくを立たてていた中国ちゅうごく興業こうぎょう銀行ぎんこう（Banque industrielle de Chine）が同年どうねんに発足ほっそくした。翌年よくねんに第だい一いち次じ世界せかい大戦たいせんが勃発ぼっぱつし、フランスは辛からくも勝利しょうりした。ヴェルサイユ条約じょうやくでアルザス・ロレーヌが戻もどったのに、ソジェンとソジェナルは統合とうごうせず独立どくりつしたままだった。中国ちゅうごく興業こうぎょう銀行ぎんこうはロイズ銀行ぎんこうとコルレス関係かんけいにありながら資金しきん難なんでペレール的てきな兼営けんえい銀行ぎんこう路線ろせんを突つき進すすんだ。ソジェナルはドイツで支店してんを出だし続つづけ、1926年ねんチューリッヒへ設置せっちするまで勢いきおいが続つづいた。ソジェンは1920年代ねんだいに政府せいふの景気けいきを刺激しげきされて成長せいちょうできたが、世界せかい恐慌きょうこうには耐たえかね、クレディ・リヨネ（現げんクレディ・アグリコル）と経営けいえい拡大かくだいを自制じせいする合意ごういに達たっした。

支配しはい権けんをめぐる戦たたかい

第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん中なかのペタン政権せいけん下かで、産業さんぎょう金融きんゆうを営いとなむ銀行ぎんこうは支店してん開設かいせつと証券しょうけん業務ぎょうむを禁きんじられた。1944年ねん、バーデン銀行ぎんこう（Badische Bank）がソジェナルを吸収きゅうしゅうしてバーデン・アルザス銀行ぎんこうと改称かいしょうさせた。バーデン銀行ぎんこうはロスチャイルド家かとディスコント・ゲゼルシャフト（現げんドイツ銀行ぎんこう）が1870年ねんに創立そうりつした。終戦しゅうせんして1945年ねん12月、ソジェンとクレディ・リヨネ、パリ割引わりびき銀行ぎんこうと国民こくみん商しょう工業こうぎょう銀行ぎんこう（ともに現げんBNPパリバ）が国有こくゆう化かされた。オートバンクは理事りじ会かいに席せきを占しめ、発言はつげん力りょくを残のこした。バーデン・アルザス銀行ぎんこうはそのままだったので、気きままに経営けいえいを拡大かくだいした。ソジェンも国有こくゆう銀行ぎんこうとしてアルジェリアをはじめとする旧きゅう植民しょくみん地ちへ支店してんを展開てんかいした。1955年ねんバーデン・アルザス銀行ぎんこうが再ふたたびソジェンを名乗なのり、地域ちいき開発かいはつ会社かいしゃ（Société de développement régional）を牽引けんいんした。

1960年代ねんだいはじめ、ソジェンは政府せいふのデフレ政策せいさくにより融資ゆうし額がくを厳きびしく制限せいげんされた。1966年ねん、支店してん開設かいせつに事前じぜん承認しょうにんが不要ふようとなった。欧州おうしゅう経済けいざい共同きょうどう体たいへ加入かにゅうした1968年ねん、政府せいふが業務ぎょうむ範囲はんいの拡大かくだいを奨励しょうれいするようになった。ソジェンはユーロダラーに活路かつろを見出みいだした。合衆国がっしゅうこくへ進出しんしゅつし、外為がいため業務ぎょうむと商しょう取引とりひきをターゲットに国際こくさい的てきな急きゅう成長せいちょうをとげた。世界せかいが変動へんどう相場そうば制せいとなった1973年ねん、ソジェンは株式かぶしきの25％を従業じゅうぎょう員いんと限かぎられた投資とうし家かに売却ばいきゃくし、東京とうきょう支店してんを開設かいせつした。さらに、フランス初はつのベンチャー・キャピタル（SOGINNOVE）の設立せつりつを主導しゅどうした。ソジェンは主しゅ幹事かんじとしてアーノルド・スミス（C. Arnholdt Smith）のUSナショナルにユーロダラーを貸かし付つけていたが、倒産とうさんして750万まんドルの損害そんがいを出だした。それからはコングロマリット化かを推進すいしんした。1979年ねんまでにソジェンは世界せかい60カ国かこくで200支店してんをもつ多た国籍こくせき企業きぎょうとなっていたが、同年どうねん政府せいふ介入かいにゅうなしに増資ぞうしできる法律ほうりつが制定せいていされた。政府せいふは92％も支配しはい率りつを維持いじしていたのに画期的かっきてきな出来事できごとであった。1980年ねん、ソジェンはイギリスブローカーを買収ばいしゅう（Strauss Turnbull & Co.）、同社どうしゃのユーロ債さい取引とりひきを乗のっ取とった。ミッテラン大統領だいとうりょうが出でるとソジェンは1982年ねんに再ふたたび完全かんぜん国有こくゆう化かされた。そして元もとBNP社長しゃちょうのジャック（Jacques Mayoux）がソジェン社長しゃちょうとなった。ソジェンは1984年ねんに国際こくさい部門ぶもんで240万まんドルの損失そんしつを出だしたのに、投資とうし銀行ぎんこうを志向しこうしてグローバルに大口おおぐち顧客こきゃくを探さがし回まわった。翌年よくねんに3.3万まん人にんをリストラして、レバレッジド・バイアウト用ようの新しん会社かいしゃを設立せつりつし（Projis）、ベンチャー・キャピタルを二に倍ばいに増資ぞうしした。1986年ねんにコアビタシオンとなり、翌年よくねんソジェンは完全かんぜんに民営みんえい化かされた。

前後ぜんごするがソジェンは1983年ねん、ミューチュアル・ファンドを束たばねるファンド・オブ・ファンズからおよそ400万まんドルを請求せいきゅうされた裁判さいばんで、判決はんけつに会計かいけい上じょうの注意ちゅうい義務ぎむが存在そんざいしないことを認みとめさせた。これは1973年ねん5月がつ10日とおかに原告げんこくが請求せいきゅうしている金かねをABN（現げんABNアムロ）がパナマ国立こくりつ銀行ぎんこうへ送おくってしまい、BCB（Bahamas Commonwealth Bank Ltd）名義めいぎの特とくに信託しんたくというわけではない口座こうざに振ふり込こんだ事件じけんであり、原告げんこくは擬制ぎせい信託しんたくを主張しゅちょうしていた（Baden v Société Générale）。

ブラックマンデー以降いこう

ブラックマンデーの後のちソジェンの株価かぶかは下さがっていた。マル・ヴィエノ（Marc Viénot, ヴィヴェンディ重役じゅうやく）がソジェン会長かいちょうとなった。法ほう改正かいせいがパリ証券しょうけん取引とりひき所しょに改革かいかくをもたらした。それまでフランスの証券しょうけん会社かいしゃは独占どくせん的てきにブローカー業務ぎょうむを営いとなんでいた（Agents de change en France）。しかし初はじめてソジェンが証券しょうけん会社かいしゃを買収ばいしゅうし（Delahaye / Ripault）、独占どくせん体制たいせいを切きり崩くずした。ミッテランの続投ぞくとうが決きまってソジェンの株価かぶかは急上昇きゅうじょうしょうし、このころジョルジュ（Georges Pébereau）が少すくなくとも公おおやけ企業きぎょう二に社しゃに支ささえられてソジェン株かぶの9.16％を取得しゅとくしたことを明あきらかにした。ソジェンは民間みんかん五ご社しゃに相当そうとう割合わりあいの自社じしゃ株かぶを買かわせて乗のっ取とりを防ふせいだ。1988年ねん、イギリスのアセット・マネジメント会社かいしゃを買収ばいしゅうした（Touche Remnant, 4年ねん後ごHenderson Groupに売却ばいきゃく）。

• 1990年ねん - ヴュルテンベルク王国おうこくの証あかしを模もしたような現在げんざいのロゴが制定せいていされた。
• 1997年ねん - パリバからクレディ・デュ・ノル（Crédit du Nord）を買収ばいしゅう（2000年ねんデクシアが20％参加さんか）。
• 1998年ねん - ハンブローズ銀行ぎんこう（Hambros Bank, Strauss Turnbull に先行せんこう参加さんか）と旧きゅう山一證券やまいちしょうけん系列けいれつの投資とうし顧問こもん会社かいしゃを買収ばいしゅう。
• 2000年ねん - サンタンデさんたんでール銀行るぎんこうおよびSAI（Società Assicuratrice Industriale）と戦略せんりゃく的てき提携ていけい。
• 2001年ねん - TCW（TCW Group）を買収ばいしゅう（当初とうしょ51％、2006年ねんまでに70％）。
• 2002年ねん - 信託しんたく銀行ぎんこう（プライベートバンキング）業務ぎょうむに進出しんしゅつ。
• 2004年ねん - ギリシャ総合そうごう銀行ぎんこう（General Bank of Greece）の50％を支配しはい（2010年ねんに88％以上いじょう）。
• 2006年ねん - ロスバンク（Rosbank）の20％を支配しはい（やがて75％近ちかくまで支配しはい率りつが上昇じょうしょう）。
• 2008年ねん - 1月がつ、所属しょぞくディーラーのジェローム・ケルビエル（Jérôme Kerviel）による不正ふせい取引とりひきがあったと発表はっぴょう、損失そんしつ額がくは49億おくユーロにのぼることを明あきらかにした。HSBCホールディングスやBNPパリバ、クレディ・アグリコルなどによる敵対てきたい的てき買収ばいしゅうをフランソワ・フィヨン首相しゅしょうが牽制けんせいし、米国べいこくのモルガン・スタンレーとJPモルガン・チェースを引受ひきうけ先さきとする55億おくユーロ（約やく8500億おく円えん）の増資ぞうしを行おこなって復活ふっかつした。5月、ロックフェラーの資産しさん運用うんよう事業じぎょうの株式かぶしきを保有ほゆうした。
• 2009年ねん - ダニエル・ブトン（Daniel Bouton）元もと会長かいちょうが巨額きょがく損失そんしつ事件じけんで引責いんせき辞任じにん、フレデリック・ウデアが会長かいちょう兼けん社長しゃちょうに。
• 2010年ねん - クレディ・デュ・ノルがマルセイユ信金しんきん（Société Marseillaise de Crédit）をHSBC のCCFから取得しゅとく。
• 2012年ねん - RITキャピタル・パートナーズがロックフェラー・グループの資産しさん運用うんよう事業じぎょうの株式かぶしき37％を取得しゅとくする合意ごういを発表はっぴょう。
• 2013年ねん - ソシエテジェネラル信託しんたく銀行ぎんこうを三井住友銀行みついすみともぎんこうに売却ばいきゃく。商号しょうごうもSMBC信託しんたく銀行ぎんこうに改称かいしょう。
• 2014年ねん - 3月、オンラインバンキング子会社こがいしゃブルソラマ（Boursorama）の未み保有ほゆう株かぶを取得しゅとくする計画けいかくを明あきらかにした。
• 2015年ねん - 4月がつ、ジェフリーズ・ベーチェ（Bache & Co.）の先物さきもの事業じぎょうの大だい部分ぶぶんを取得しゅとく。
• 2016年ねん - 3月、重大じゅうだい不正ふせい捜査そうさ局きょくがEULIBOR不正ふせい操作そうさの疑うたがいでSG元もとトレーダー1人ひとりとドイツ銀行ぎんこう行員こういん・元もと行員こういん4人にんの弁護人べんごにんの欧州おうしゅう逮捕たいほ状じょうを取とった。4月、パナマ文書ぶんしょをめぐり、本社ほんしゃを捜索そうさくされた。6月、フランスの労働ろうどう裁判所さいばんしょがジェローム・ケルビエルの解雇かいこは不当ふとうだとして、ソシエテ・ジェネラルに45万まんユーロの損害そんがい賠償ばいしょうを命めいじた。SG側がわは上訴じょうそする方針ほうしん。同月どうげつ、クラインワート・ベンソン・ロンズデールを買収ばいしゅう。かつてクラインワートはゴールド・フィックスの参加さんか者しゃであったが、1995年ねんドレスナー銀行ぎんこうに、また2009年ねんドレスナーごとコメルツ銀行ぎんこうに買収ばいしゅうされた。2009年ねん10月がつリップルウッド・ホールディングスへ売却ばいきゃくされた。
• 2018年ねん - 6月4日にち、米べい仏ふつ各かく当局とうきょくにおよそ13億おくドルの和解わかい金きんを支払しはらうことで合意ごうい。容疑ようぎはLIBOR不正ふせい操作そうさ（2006年ねん、東京とうきょうとロンドンの職員しょくいんが連携れんけい。2017年ねん8月がつには元もとソジェン幹部かんぶ2人にんが同様どうようのスキームで刑事けいじ告訴こくそされた。）とカダフィ政権せいけんに対たいする賄賂わいろ（2004-9年ねん。調査ちょうさファンドLegg Masonまで買収ばいしゅう。連邦れんぽう海外かいがい腐敗ふはい行為こうい防止ぼうし法ほう違反いはん）。

日本にっぽんでの事業じぎょう展開てんかい

日本にっぽんとの関かかわりとしては、幕末ばくまつの勘定かんじょう奉行ぶぎょう小栗おぐり忠順ただまさと1864年ねんに来日らいにちしたフランス公使こうしレオン・ロッシュとの対談たいだんで、ヨーロッパにおいて日本にっぽん国債こくさいの応募おうぼ者しゃを募集ぼしゅうする窓口まどぐちとなった。1866年ねん、ソシエテ・ジェネラルのクーレ代表だいひょうが来日らいにちし、小栗ささぐりとの間あいだに3500万まんフラン（当時とうじ）の借款しゃっかん契約けいやくが結むすばれた。この借款しゃっかんを利用りようし、幕府ばくふは軍備ぐんびを増強ぞうきょうし、返済へんさいには生糸きいと、茶ちゃなどの輸出ゆしゅつ代金だいきんを充あてるため、これらの輸出ゆしゅつはすべてソシエテ・ジェネラルを経由けいゆした。横須賀造船所よこすかぞうせんじょは代表だいひょう的てきな遺産いさんである。

東京とうきょうオフショア市場いちばの開設かいせつされた1986年ねん、ソシエテジェネラル証券しょうけん東京とうきょう支店してんも開設かいせつされた。2010年ねん、ソシエテ ジェネラル アセットマネジメントとクレディ・アグリコルアセットマネジメントが合併がっぺいし、アムンディ・ジャパン株式会社かぶしきがいしゃに商号しょうごう変更へんこうした。

• ソシエテ ジェネラル銀行ぎんこう
• ソシエテ・ジェネラル証券しょうけん
• リクソー投信とうしん (Lyxor Asset Management)
• アムンディ・ジャパン（旧きゅうソシエテ ジェネラル アセットマネジメント）
• ニューエッジ・ジャパン証券しょうけん ※クレディ・アグリコルとの合弁ごうべん
• ソシエテジェネラルエアクラフトリーシング

外部がいぶリンク

• ソシエテ・ジェネラル 日本にっぽん
• Societe Generale Japan (@socgen_japan) - X（旧きゅうTwitter）
• Société Générale S.A. グローバルサイト（フランス語ふらんすご）（英語えいご）
• アムンディ・ジャパン