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オリーブ・オイル

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出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

ボトルにはいったオリーブ・オイル(中央ちゅうおう)とオリーブ
オリーブの分布ぶんぷ

オリーブ・オイル英語えいご: olive oil)、またはオリおりブ油ぶゆオリーブゆは、オリーブ果実かじつからられる植物しょくぶつである。

概要がいよう

ボトルにはいったオリーブ・オイル。わかしぼったものは葉緑素ようりょくそのこ緑色みどりいろになるが、にがみがつよい。

酸化さんかされにくいオレインさん比較的ひかくてきおおふくむため、食用しょくよう油脂ゆしくらべて酸化さんかされにくく常温じょうおんかたまりにくい性質せいしつつ(乾性かんせい)。ギリシアでの語源ごげんが「よろこび」と共通きょうつうすることから正教会せいきょうかいではとき対象たいしょうとなる。

おも地中海ちちゅうかいめんした地域ちいきイタリアスペインギリシャマシュリク、シチリアなど)でこのんで使つかわれる。これらの地方ちほうではたんあぶらといえばオリーブ・オイルをさすことがおお[よう出典しゅってん]。ギリシャでの消費しょうひりょう世界一せかいいちで、日常にちじょう食卓しょくたくにおいて様々さまざま料理りょうり使つかわれており、日常にちじょう生活せいかつかせない食材しょくざいである。イタリアなどでは毎年まいとしオリーブの収穫しゅうかくぶしに、ブルスケッタなどと一緒いっしょしぼりたてのオリーブ・オイルを賞味しょうみして収穫しゅうかくいわ習慣しゅうかんがある。

おも生産せいさんこくはスペイン (40.1%)、イタリア (19.5%)、ギリシャ (12.9%) などとなっている。

食用しょくようのほか、化粧けしょうひん薬品やくひん、またせっけんなどの原料げんりょうとしてももちいられる。

オリーブ・オイルは紫外線しがいせんにより劣化れっかするが、紫外線しがいせん太陽光たいようこうせんのみならず電球でんきゅう蛍光けいこうとうひかりにもふくまれているため、冷暗所れいあんしょ保存ほぞんする。りやすい食卓しょくたく台所だいどころ場合ばあいくろびんアルミホイルおおったびんにより遮光しゃこうすると同様どうよう効果こうかがある[1]

また、日本語にほんご中国ちゅうごくではオリーブ・オイルを橄欖かんらんかんらんゆ表現ひょうげんすることがあるが、これはかつて橄欖かんらん種子しゅしからあぶらしぼっていたことから、オリーブをよう橄欖かんらん記述きじゅつしたことからている。英語えいごでは、橄欖かんらんChinese oliveともんでいる。

製法せいほう品質ひんしつ等級とうきゅう

抽出ちゅうしゅつ工程こうてい

オリーブ・オイルの抽出ちゅうしゅつ工程こうていは、植物しょくぶつからの抽出ちゅうしゅつことなる利点りてんつ。すなわち、せい果肉かにくから加熱かねつ果汁かじゅうしぼって放置ほうちしておくだけで、自然しぜん果汁かじゅう表面ひょうめんかびがり、これを分離ぶんりすることでることが出来できるのである。オリーブと同様どうよう果肉かにくから多量たりょうあぶらられるアブラヤシ果実かじつからパーム採油さいゆする場合ばあい原産地げんさんちであり伝統でんとうてき栽培さいばい地帯ちたいである西にしアフリカ熱帯ねったい雨林うりん地帯ちたいにおける伝統でんとうてき手法しゅほうでも、パーム飽和ほうわ脂肪酸しぼうさんおおふくむため常温じょうおんでは固形こけいであり、くだいた果肉かにく煮沸しゃふつしなければ抽出ちゅうしゅつできないのとはおおきなちがいである。一般いっぱん種子しゅし果実かじつから採取さいしゅされる植物しょくぶつおおくが、加熱かねつ工程こうてい溶剤ようざい抽出ちゅうしゅつ工程こうていられ、とくにほとんどの場合ばあい植物しょくぶつ組織そしきからあぶら分離ぶんりするのに加熱かねつ工程こうてい不可欠ふかけつであるのにたいして、オリーブ・オイルのこの容易ようい抽出ちゅうしゅつ特性とくせい最大さいだい特性とくせいのひとつとなっている。これは、ワイン本来ほんらいかぎられたぶしにしかられないブドウ果汁かじゅう一年中いちねんじゅうむことが出来でき保存ほぞん果汁かじゅうとしたものとして発展はってんしたのと同様どうよう、オリーブ・オイルもおな地中海ちちゅうかい文化ぶんかなかで、まさあぶらというかたち保存ほぞんされたせい果汁かじゅうとして発展はってんしたとえる。オリーブ・オイルの性質せいしつは、食品しょくひん化学かがくてきにも、文化ぶんかてきにも、このような歴史れきしてき背景はいけい色濃いろこっている。

クラゾメナイ古代こだいギリシアしき石臼いしうす

おさむりつ向上こうじょうのため、果実かじつをすりつぶしてしぼった果汁かじゅう遠心分離機えんしんぶんりき採油さいゆする。伝統でんとう品質ひんしつおもんじる採油さいゆしょでは、この果実かじつのすりつぶしに伝統でんとうてき石臼いしうすもちいられているが、工業こうぎょうてき大量たいりょう処理しょりする採油さいゆしょでは機械きかいによる粉砕ふんさいおこなわれている。オリーブしぼよう石臼いしうすは、ひがしアジアの穀物こくもつ粉砕ふんさいよう石臼いしうすのようにみぞったまいいしえんばん水平すいへいかさなりって回転かいてんし、形態けいたいではなく、巨大きょだいいしさらうえ垂直すいちょくてられたいしえんばんが、車輪しゃりんのようにころがりながら円運動えんうんどうをする形態けいたいのものである。

エクストラ・ヴァージン・オリーブ・オイル

果汁かじゅうから遠心えんしん分離ぶんりなどの機械きかいてき処理しょりのみでられたあぶらヴァージン・オリーブ・オイルび、そのなかでも風味ふうみ官能かんのう検査けんさあじかおりに欠陥けっかんがひとつもなく、酸度さんどが 0.8% 以下いかのものをとくエクストラ・ヴァージン・オリーブ・オイルぶ。また、品質ひんしつわるいヴァージン・オリーブ・オイルを精製せいせいだつさん脱臭だっしゅう脱色だっしょくとう)したもので、酸度さんどが 0.3% 以下いかのものを精製せいせいオリーブ・オイルといい、この精製せいせいオイルとちゅう程度ていど品質ひんしつのヴァージン・オイルをブレンドし、酸度さんど 1.0% 以下いかにしたものをオリーブ・オイル(日本にっぽんではピュア・オリーブ・オイル)とぶ。ただし、これらの品質ひんしつ等級とうきゅう規格きかく国際こくさいオリーブ理事りじかいen:International Olive Council,IOC)[注釈ちゅうしゃく 1]さだめたもので、IOC に加盟かめいしていない日本にっぽんではこれらの品質ひんしつ等級とうきゅう規格きかく沿った製品せいひん表示ひょうじでなくとも法的ほうてきにはなに問題もんだいもない。

果実かじつふくまれるあぶら無駄むだなく回収かいしゅうするため、果汁かじゅうしぼったしぼりかすから再度さいど遠心分離機えんしんぶんりき石油せきゆけい有機ゆうき溶剤ようざい使つかって抽出ちゅうしゅつしたオイルを粗製そせいオリーブ・ポマース・オイルぶ。オリーブ・ポマース・オイルは上記じょうきのオリーブ・オイルとは成分せいぶんことなるため、IOC[4]規定きていにより「オリーブ・オイル」と表示ひょうじしてはいけないとさだめられており、食用しょくようではなく工業こうぎょうようとしてあつかわれている。ただし、オリーブ・ポマース・オイルを精製せいせいし、酸度さんどを 0.3% 以下いかにした精製せいせいオリーブ・ポマース・オイルは、そのくに基準きじゅん日本にっぽんであれば JASほう[5])をクリアしていれば、食用しょくようとしての販売はんばい可能かのうである(そのわり、容器ようきには「ポマース」と明確めいかく表記ひょうきしなければならない)。オリーブ・ポマース・オイル精製せいせいオリーブ・ポマース・オイルにヴァージン・オリーブ・オイルをブレンドしたもので、格安かくやすのオリーブ・オイルとして出回でまわっているもののおおくはこのオリーブ・ポマース・オイルである。

オリーブの種子しゅしから溶剤ようざい抽出ちゅうしゅつによってられたあぶらオリーブかくんでいる。

品質ひんしつ等級とうきゅう 酸度さんど(%) 等級とうきゅう規格きかく 精度せいど (mg/kg)
エクストラ・ヴァージン・オリーブ・オイル ≦ 0.8 ヴァージン・オリーブ・オイルのうち風味ふうみ官能かんのう検査けんさあじかおりに欠陥けっかんがひとつもないもの ≦ 250
ヴァージン・オリーブ・オイル ≦ 2.0 ヴァージン・オリーブ・オイルのうち風味ふうみ官能かんのう検査けんさあじかおりに若干じゃっかん欠陥けっかんがあるもの ≦ 250
オーディナリー・ヴァージン・オリーブ・オイル ≦ 3.3 ヴァージン・オリーブ・オイルのうち風味ふうみ官能かんのう検査けんさあじかおりに複数ふくすう欠陥けっかんがあるもの(日本にっぽんでは食用しょくよう ≦ 300
ランパンテ・ヴァージン・オリーブ・オイル > 3.3 ヴァージン・オリーブ・オイルのうち酸度さんどたか食用しょくようには不向ふむきで、精製せいせい必要ひつようなもの(食用しょくよう ≦ 300
精製せいせいオリーブ・オイル ≦ 0.3 ヴァージン・オリーブ・オイルを精製せいせいしたもの ≦ 350
(ピュア)オリーブ・オイル ≦ 1.0 精製せいせいオリーブ・オイルとヴァージン・オリーブ・オイルをブレンドしたもの ≦ 350
精製せいせいオリーブ・ポマース・オイル ≦ 0.3 精製せいせいオリーブ・オイルのしぼりかす(ポマース)からさらに抽出ちゅうしゅつしたもの > 350
オリーブ・ポマース・オイル ≦ 1.0 精製せいせいオリーブ・ポマース・オイルにヴァージン・オリーブ・オイルをブレンドしたもの > 350

歴史れきし

ハエンそだてられたピクアル

オリーブ栽培さいばいとオリーブ・オイル発祥はっしょう地中海ちちゅうかい沿岸えんがんである。ひろしんじられているせつでは、オリーブ・オイルの使用しようクレタとうはじまったという。オリーブ・オイルを貯蔵ちょぞうするための最古さいこアンフォラはここから出土しゅつどしており、紀元前きげんぜん3500ねんごろのものとみられる。もうひとつのせつでは、カナンじん紀元前きげんぜん4500ねんごろにはじめてオリーブ・オイルをしぼったという。

宗教しゅうきょうてき用途ようともちいられることもあった。キリスト教きりすときょうイエス称号しょうごうキリスト」は救世主きゅうせいしゅ意味いみするが、原義げんぎは「あぶらひじりべつされたもの」ので、きよしべつにオリーブ・オイルが使つかわれたとられるほか、聖書せいしょにオリーブ・オイルが頻繁ひんぱん登場とうじょうするのは古代こだいカナン地方ちほうげんパレスチナ)の文化ぶんかにオリーブ・オイルが根付ねついていた証拠しょうこである。また、ギリシャなどの教会きょうかいでは灯火ともしびようにももちいる。

古代こだいローマでは不作ふさくとしそなえて公共こうきょう貯蔵庫ちょぞうこもうけ、祝賀しゅくがときには人々ひとびとにふるまわれることもあった。カエサルウティカのたたか勝利しょうりおさめたときにはぐん兵士へいし一人ひとりあたり2ガロンものあたえられたという。 マシュリクでは、美容びよう健康けんこうのためにそのままむこともある。

育苗いくびょう栽培さいばい製造せいぞう方法ほうほう技術ぎじゅつ発達はったつにより、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくオーストラリアなどのしん世界せかいから、非常ひじょうすぐれた品質ひんしつのオリーブ・オイルが出荷しゅっかされるようになった。オリーブのよくそだ環境かんきょうはワインようのブドウ(とくシラーカベルネたね)がそだ環境かんきょう非常ひじょうているからである。風土ふうどなえ製造せいぞう方法ほうほう生産せいさんしゃ嗜好しこうなどにより、いろあじ個性こせいる。

世界せかい生産せいさん

2000ねんから2014ねんまでの世界せかいのオリーブ・オイルのおも生産せいさんしゃすうひゃくまんキログラム)
くに 2000 % 2005 % 2009 % 2014 %
スペインの旗 スペイン 962.400 38,2 % 819.428 32,1 % 1.199.200 41,2 % 1.775.800 54,3 %
イタリアの旗 イタリア 507.400 20,1 % 671.315 26,3 % 587.700 20,2 % 461.000 14,1 %
ギリシャの旗 ギリシャ 408.375 16,2 % 386.385 15,1 % 332.600 11,4 % 131.900 4,0 %
トルコの旗 トルコ 185.000 7,3 % 115.000 4,5 % 143.600 4,9 % 190.000 5,8 %
シリアの旗 シリア 165.354 6,6 % 123.143 4,8 % 168.163 5,8 % 165.000 5,0 %
チュニジアの旗 チュニジア 115.000 4,6 % 210.000 8,2 % 150.000 5,2 % 70.000 2,1 %
モロッコの旗 モロッコ 40.000 1,6 % 50.000 2,0 % 95.300 3,3 % 120.000 3,7 %
アルジェリアの旗 アルジェリア 30.488 1,2 % 34.694 1,4 % 56.000 1,9 % 44.000 1,3 %
ヨルダンの旗 ヨルダン 27.202 1,1 % 17.458 0,7 % 16.760 0,6 % 30.000 0,9 %
ポルトガルの旗 ポルトガル 25.974 1,0 % 31.817 1,2 % 53.300 1,8 % 91.600 2,8 %
アルゼンチンの旗 アルゼンチン 10.500 0,4 % 20.000 0,8 % 22.700 0,8 % 30.000 0,9 %
リビアの旗 リビア 6.000 0,2 % 7.900 0,3 % 15.000 0,5 % 15.000 0,5 %
レバノンの旗 レバノン 5.300 0,2 % 6.800 0,3 % 19.700 0,7 % 20.500 0,6 %
オーストラリアの旗 オーストラリア 500 0,02 % 5.000 0,2 % 15.000 0,5 % 18.000 0,6 %
世界せかい合計ごうけい 2.518.629 100,0 % 2.552.182 100,0 % 2.911.115 100 % 3.270.500 100 %
Fuentes: FAO

日本にっぽんのオリーブ・オイル

1908ねん明治めいじ41ねん)、さかなあぶら加工かこう必要ひつようなオリーブ・オイルの自給じきゅうをはかるため[6]のう商務省しょうむしょうアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくから導入どうにゅうした苗木なえぎ三重みえけん鹿児島かごしまけん香川かがわけん試験しけんてきえた。香川かがわけん小豆島しょうどしまえたオリーブだけが順調じゅんちょうそだち、大正たいしょう時代じだいはじめには搾油さくゆ出来できるほどの収穫しゅうかくされた[7]小豆島あずしまではいまでもしまのあちこちにオリーブのえられており、国産こくさんのオリーブ・オイルがつくられている。

小豆島あずしま栽培さいばいされているものは、おもに「ミッション」「マンザニロ」「ネバディロ・ブランコ」「ルッカ」の4種類しゅるい[8]

近年きんねん熊本くまもとけん荒尾あらお)がオリーブ/オリーブ・オイルの生産せいさん特産とくさんひん熱心ねっしんんでおり、香川かがわけんいで、熊本くまもとけん全国ぜんこく2生産せいさんりょうとなっている[9]

用途ようと

食用しょくよう
てんぷらあぶらいたぶつサラダようなどに使用しよう
化粧けしょうひん
かみ、スキンオイルなど
薬用やくよう
日本にっぽん薬局方やっきょくほう収載しゅうさいされており、薬効やっこう成分せいぶん配合はいごうしてもちいられる。
工業こうぎょうよう
トルコ相撲すもう

料理りょうりれい

セビリアけんエステーパのオリーブの

地中ちちゅう海食かいしょく南部なんぶイタリア料理りょうりスペイン料理りょうりギリシャ料理りょうりトルコ料理りょうりレバノン料理りょうり、フランスのプロヴァンス料理りょうりバスク料理りょうり。また、地中海ちちゅうかいにはめんしていないが、文化ぶんかてき類似るいじてんおおポルトガル料理りょうり)では、オリーブ・オイルがおお使つかわれる。

成分せいぶん栄養えいよう

健康けんこうとオリーブ・オイル

一覧いちらんひょう

オリーブ・オイル
100 gあたりの栄養えいよう
エネルギー 3,699 kJ (884 kcal)
0 g
糖類とうるい 0 g
食物しょくもつ繊維せんい 0 g
100 g
飽和ほうわ脂肪酸しぼうさん 13.808 g
一価いっか飽和ほうわ 72.961 g
あたい飽和ほうわ 10.523 g
0 g
ビタミン
ビタミンA相当そうとうりょう
(0%)
0 µg
(0%)
0 µg
0 µg
チアミン (B1)
(0%)
0 mg
リボフラビン (B2)
(0%)
0 mg
ナイアシン (B3)
(0%)
0 mg
パントテンさん (B5)
(0%)
0 mg
ビタミンB6
(0%)
0 mg
葉酸ようさん (B9)
(0%)
0 µg
ビタミンB12
(0%)
0 µg
コリン
(0%)
0.3 mg
ビタミンC
(0%)
0 mg
ビタミンD
(0%)
0 IU
ビタミンE
(96%)
14.35 mg
ビタミンK
(57%)
60.2 µg
ミネラル
ナトリウム
(0%)
2 mg
カリウム
(0%)
1 mg
カルシウム
(0%)
1 mg
マグネシウム
(0%)
0 mg
リン
(0%)
0 mg
鉄分てつぶん
(4%)
0.56 mg
亜鉛あえん
(0%)
0 mg
マンガン
(0%)
0 mg
セレン
(0%)
0 µg
成分せいぶん
水分すいぶん 0 g
%はアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくにおける
成人せいじん栄養えいよう摂取せっしゅ目標もくひょう (RDI割合わりあい
出典しゅってん: USDA栄養えいようデータベース英語えいご
オリーブ・オイル(100gなか)のおも脂肪酸しぼうさん種類しゅるい代表だいひょう[13]
項目こうもく 分量ぶんりょう (g)
脂肪しぼう 100
飽和ほうわ脂肪酸しぼうさん 13.808
16:0(パルミチンさん 11.29
18:0(ステアリンさん 1.953
一価いっか飽和ほうわ脂肪酸しぼうさん 72.961
16:1(パルミトレインさん 1.255
18:1(オレインさん 71.269
あたい飽和ほうわ脂肪酸しぼうさん 10.523
18:2(リノールさん 9.762

脚注きゃくちゅう

注釈ちゅうしゃく

  1. ^ IOCはオリーブの栽培さいばい生産せいさん保護ほご開発かいはつのため、1959ねん国際こくさい連合れんごう後援こうえんのもと設立せつりつされた、オリーブ業界ぎょうかいにおける唯一ゆいいつ政府せいふあいだ国際こくさい機関きかんEUなどが加盟かめいしている[2][3]

出典しゅってん

  1. ^ これが正解せいかい!オリーブオイルしん調理ちょうりじゅつ”. ためしてガッテン. NHK (2005ねん3がつ2にち). 2007ねん3がつ8にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2010ねん12月17にち閲覧えつらん
  2. ^ 国際こくさいオリーブ理事りじかい香川かがわのオイル評価ひょうか国内こくないはつ認定にんてい. 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん. (2018ねん12月7にち). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38639870W8A201C1LA0000/ 2020ねん3がつ6にち閲覧えつらん 
  3. ^ 香川かがわ県庁けんちょう (2017ねん12月12にち). “IOC(国際こくさいオリーブ理事りじかい)によるオリーブオイル官能かんのう評価ひょうか研修けんしゅうについて【香川かがわ県庁けんちょう”. フーズチャネル. 2020ねん3がつ6にち閲覧えつらん
  4. ^ International Olive Council
  5. ^ 食用しょくよう植物しょくぶつ油脂ゆし日本にっぽん農林のうりん規格きかく”. 農林水産省のうりんすいさんしょう. 2020ねん3がつ9にち閲覧えつらん
  6. ^ 小豆島あずしま情報じょうほうサイト
  7. ^ 小豆島あずしまオリーブ公園こうえん
  8. ^ たまらなく小豆島あずしま オリーブ探検たんけんたい小豆島あずしままち商工会しょうこうかい
  9. ^ ゆたかなかお鮮度せんど抜群ばつぐん!オリーブオイル ~熊本くまもと 荒尾あらお~ NHK「ロクいち!福岡ふくおか」2017ねん11月08にち
  10. ^ 『オリーブの歴史れきしはら書房しょぼう、2016ねん4がつ27にち、15ぺーじ 
  11. ^ 石浦いしうら博士はかせのオドロキ生命せいめい科学かがく東京大学とうきょうだいがく教養きょうよう学部がくぶ進学しんがく情報じょうほうセンター
  12. ^ オリおりブ油ぶゆにが成分せいぶん鎮痛ちんつうやく薬理やくり作用さようべい研究けんきゅうチームが発見はっけん北陸大学ほくりくだいがく
  13. ^ USDA National Nutrient Database

参考さんこう文献ぶんけん

ファブリーツィアー・ランツァちょ伊藤いとうあやぎぬやく、『「しょく」の図書館としょかん オリーブの歴史れきしはら書房しょぼう、2016/4/27、ISBN 978-4-562-05317-9

関連かんれん項目こうもく

外部がいぶリンク