ソマリアプレート

東ひがしアフリカ平たいら断層だんそうとその東ひがしにあるソマリアプレート

ソマリアプレート（英語えいご:Somali Plate、Somalian Plate）とは、アフリカプレートの内うち、東ひがしアフリカ平たいら断層だんそうから東側ひがしがわの部分ぶぶんを指さすプレートである。このソマリアプレートに対たいして、東ひがしアフリカ平たいら断層だんそうより西側にしがわの部分ぶぶんをヌビアプレートと呼よぶ事こともある。

ソマリアプレートはアファール盆地ぼんちにあるアファール三さん重点じゅうてんから連つらなる東ひがしアフリカ平たいら断層だんそうの東ひがしに位置いちしていて、南みなみに動うごき続つづけている。プレートの北きたの境界きょうかいはアデン湾わんにあり、サウジアラビアの海岸かいがん線せんに沿そって存在そんざいするアデン海嶺かいれいである。また東ひがしの境界きょうかいは、北側きたがわが特とくにカールスバーグ海嶺かいれいとも言いわれる事ことのある、中央ちゅうおうインド洋いんどよう海嶺かいれいである。南みなみの境界きょうかいは南西なんせいインド洋いんどよう海嶺かいれいである。火山かざん活動かつどうはコモロ諸島しょとうやマダガスカルの火山かざんに見みられ、ここにホットスポットがある事ことから、年とし45mm程度ていど、プレートが動うごいているとされる。

参考さんこう文献ぶんけん

• Emerick, C. M., 1985, Age progressive volcanism in the Comores Archipelago and Northern Madagascar, Oregon State Univ., Corvallis, PhD Thesis, Abstract
• Chorowicz, Jean (October 2005). “The East African rift system”. Journal of African Earth Sciences 43 (1–3): 379–410. doi:10.1016/j.jafrearsci.2005.07.019.