フォンテーヌブロー派は

「浴室よくしつの貴婦人きふじん」（ディジョン美術館びじゅつかん蔵くら）

「ガブリエル・デストレとその妹いもうとビヤール公爵こうしゃく夫人ふじん」（ルーヴル美術館びじゅつかん蔵ぞう）

フォンテーヌブロー城じょう

フォンテーヌブロー派は（フォンテーヌブローは、仏ふつ：École de Fontainebleau、英えい：School of Fontainebleau）は、フランス・ルネサンス期きに宮廷きゅうていで活躍かつやくした画家がかのグループである。名なの伝つたわらない画家がかも多おおい。

フランソワ1世せいの時代じだいに招まねかれたロッソ・フィオレンティーノに始はじまり、続つづくフランチェスコ・プリマティッチオやニコロ・デッラバーテなどイタリア出身しゅっしんのルネサンス（マニエリスム）の画家がかによって基礎きそが築きずかれた。

16世紀せいき末まつの絵画かいが『ガブリエル・デストレとその妹いもうとビヤール公爵こうしゃく夫人ふじん』（2人ふたりの裸婦らふが描えがかれ、左ひだりの女性じょせいが右みぎの女性じょせいの乳首ちくびをつまんでいる）は様々さまざまに引用いんようされ、有名ゆうめいな作品さくひんであるが、筆者ひっしゃは不明ふめいである。官能かんのう的てきなテーマはいかにもフォンテーヌブロー派はを象徴しょうちょうしている。

参考さんこう文献ぶんけん

• 中野なかの京子きょうこ『はじめてのルーヴル』集英社しゅうえいしゃ、2013年ねん。ISBN 978-4-08-771518-7。 

関連かんれん項目こうもく

• フォンテーヌブロー
• マニエリスム
• マニエリスムの芸術げいじゅつ家か
• ルネサンス