ルノー・RE20

ルノー・RE20
ルノー・RE20B

ルネ・アルヌーがドライブするRE20 （1980年ねんオランダGP）
カテゴリー	F1
コンストラクター	ルノー
デザイナー	フランソワ・キャスタン ミッシェル・テツ
先代せんだい	RS10
後継こうけい	RE30
主要しゅよう諸しょ元もと
シャシー	アルミニウム製せいモノコック
トレッド	前まえ：1,720 mm (68 in) 後ご：1,630 mm (64 in)
ホイールベース	2,860 mm (113 in)
エンジン	ルノー・ゴルディーニ EF1, 1,492 cc (91.0 cu in), V6, ターボ, ミッドエンジン, 縦たて置おき
トランスミッション	ヒューランド FGA 400 5速そく MT
重量じゅうりょう	615 kg (1,356 lb)
燃料ねんりょう	エルフ
タイヤ	ミシュラン
主要しゅよう成績せいせき
チーム	エキップ・ルノー エルフ
ドライバー	15. ジャン＝ピエール・ジャブイーユ 15. アラン・プロスト 16. ルネ・アルヌー
コンストラクターズタイトル	0
ドライバーズタイトル	0
初戦しょせん	1980年ねんアルゼンチングランプリ
出走しゅっそう 優勝ゆうしょう 表彰台ひょうしょうだい ポール Fラップ 20 3 5 5 4

ルノー・RE20 (Renault RE20) はルノー・スポールが1980年ねんのF1世界せかい選手権せんしゅけんに投入とうにゅうしたフォーミュラ1カー。デザイナーはフランソワ・キャスタンとミッシェル・テツ。

概要がいよう

RE20はグラウンド・エフェクト・カーとして設計せっけいされ、ルノー・ゴルディーニ EF1ターボエンジンを搭載とうさいした。同どうエンジンは520 bhp (388 kW; 527 PS)を発生はっせいしたとされる。当時とうじはV型がた8気筒きとう3リッターのフォード-コスワース DFVが広ひろく使用しようされ、ルノーのターボエンジンは560 bhp (418 kW; 568 PS)を発揮はっきするフェラーリのものより出力しゅつりょくで劣おとっていた。オールフレンチを標榜ひょうぼうするチームはタイヤもミシュランを使用しようした。

当時とうじのフランス系けいチームはドライバーも全すべてフランス人じんを起用きようしていた。1980年ねんのRE20はジャン＝ピエール・ジャブイーユ とルネ・アルヌーがドライブし、81年ねんはアルヌーと、前年ぜんねんにマクラーレンからF1デビューしたアラン・プロストがジャブイーユに代かわって起用きようされた。

RE20は1980年ねんシーズンに3勝しょうを記録きろくした。アルヌーがブラジルと南みなみアフリカで2勝しょう、ジャブイーユがオーストリアで1勝しょうを挙あげた。 改良かいりょう型がたのRE20Bは1981年ねんシーズンの序盤じょばん5戦せんに使用しようされた。その後ごは新型しんがた車しゃのルノー・RE30が投入とうにゅうされた。

F1における全ぜん成績せいせき

(key) （太字ふとじはポールポジション）

年とし	チーム	エンジン	タイヤ	ドライバー	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	ポイント	順位じゅんい
1980年ねん	エキップ・ルノー エルフ	ルノー・ゴルディーニ EF1 V6 tc	M		ARG	BRA	RSA	USW	BEL	MON	FRA	GBR	GER	AUT	NED	ITA	CAN	USA		38	4位い
				ジャン＝ピエール・ジャブイーユ	Ret	Ret	Ret	10	Ret	Ret	Ret	Ret	Ret	1	Ret	Ret	Ret
				ルネ・アルヌー	Ret	1	1	9	4	Ret	5	NC	Ret	9	2	10	Ret	7
1981年ねん	エキップ・ルノー エルフ	ルノー・ゴルディーニ EF1 V6 tc	M		USW	BRA	ARG	SMR	BEL	MON	ESP	FRA	GBR	GER	AUT	NED	ITA	CAN	CPL	54*	3位い
				アラン・プロスト	Ret	Ret	3	Ret	Ret
				ルネ・アルヌー	8	Ret	5	8	DNQ

* 1981年ねんの48ポイントはルノー・RE30によるもの。