内うち巻込まきこめ

内うち巻込まきこめ（うちまきこみ）は、柔道じゅうどうの投とう技わざで横よこ捨身しゃしん技わざの一ひとつ。講道館こうどうかんや国際こくさい柔道じゅうどう連盟れんめい (IJF) での正式せいしき名めい。IJF略号りゃくごうUMK。

概要がいよう

相手あいての片腕かたうでを一本いっぽん背負せおいの様ように抱かかえ、相手あいての腕うでを首くびに巻まき付つける様ように引ひいて、深ふかく腰こしを回まわし入いれ、倒たおれこみながら投なげる技わざ。

右みぎ組ぐみの場合ばあい、技わざを仕掛しかける側がわ（取と）は相手あいて（受）を前まえまたは右前みぎまえ隅すみに崩くずし、右腕うわんを相手あいての右みぎ腋わきに内うちから差さし入いれて相手あいての右腕うわんを抱かかえ込こみ（一本いっぽん背負投せおいなげのように抱かかえることになる）、左ひだり回まわりに270度どほど回まわって腰こしを相手あいての外側そとがわに出だして相手あいての足あしが出でるのを防ふせぎつつ、相手あいての前方ぜんぽう、自みずからの右みぎに倒たおれ込こみながら体からだを捨すてて、抱かかえた腕うでを首くびに巻まき付つけるように引ひきつけて投なげる。