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10 cm NbW 35

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
10 cm Nebelwerfer 35
Allied intelligence diagram of a 10 cm NbW 35
種類しゅるい 迫撃はくげきほう
はら開発かいはつこく ドイツ
運用うんよう
配備はいび期間きかん 1939-1945
配備はいびさき ナチス・ドイツの旗
関連かんれん戦争せんそう紛争ふんそう だい世界せかい大戦たいせん
開発かいはつ
開発かいはつしゃ ラインメタル
開発かいはつ期間きかん 1934-1939
製造せいぞう期間きかん 1939-1941
しょもと
重量じゅうりょう 105 kg (231.48 lbs)
銃身じゅうしんなが 1.344 m (4.40 ft) L/13

砲弾ほうだん 7.38 kg (16.27 lbs)
口径こうけい 105 mm (4.13 in)
仰角ぎょうかく 45° to 90°
旋回せんかいかく 28°
発射はっしゃ速度そくど 10-15 rpm
初速しょそく 193 m/s (633 ft/s)
有効ゆうこう射程しゃてい 3,025 m (3,308 yds)
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10 cm ネーベルヴェルファー 35 (Nebelwerfer 35) とは、だい世界せかい大戦たいせんドイツ国防こくぼうぐん使用しようした化学かがく兵器へいきせんよう迫撃はくげきほうである。

ネーベル(Nebel)lとはきり意味いみするドイツ軍事ぐんじ用語ようごてんじて煙幕えんまくのことである。つまり、ネーベルヴェルファーとは煙幕えんまく発射はっしゃという意味いみでこれは化学かがく兵器へいき使用しようすることを秘匿ひとくするための偽装ぎそうである。ネーベルヴェルファーった場合ばあいには多連装たれんそうロケットランチャーすことがおおいが、もと意味いみ煙幕えんまく発射はっしゃで40がたまでは迫撃はくげきほうで41がたからはロケットランチャーになっている。

通常つうじょう戦闘せんとう8 cm sGrW 34十分じゅうぶんであり、アメリカぐんM2 107mm迫撃はくげきほうのようにじゅう迫撃はくげきほうとして運用うんようするにも威力いりょく射程しゃてい12 cm GrW 42おと中途半端ちゅうとはんぱ性能せいのうであったため、陸軍りくぐんのネーベルトルッペンでは1941ねん以降いこうロケットほうえられた。その空軍くうぐん地上ちじょう部隊ぶたい譲渡ゆずりわたされ、通常つうじょう迫撃はくげきほうとして使用しようされた。

もともとはじめから陸軍りくぐんどくガス投射とうしゃはロケットほう本命ほんめいされており、ほんほうさい軍備ぐんびわせたわせの化学かがくせん装備そうびという側面そくめんおおきく、そのためかネーベルヴェルファーとった場合ばあいのち実用じつようされたロケットランチャーしきのみがられるようになってしまっている。

関連かんれん項目こうもく

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