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アイスクリーム - Wikipedia

アイスクリーム

冷菓れいか一種いっしゅ
アイスミルクから転送てんそう

アイスクリームえい: ice cream)は、牛乳ぎゅうにゅうなどを原料げんりょうにして、やしながら空気くうきふくむように攪拌してクリームじょうとし、これをこおらせた菓子かしである。そのうち、やわらかいものは「ソフトクリーム」とばれる。また、アイスクリームはアイスともう。

アイスクリーム カクテルグラスにられ、ホイップクリームとウエハースをえて
アイスクリーム こう脂肪しぼう[1]
100 gあたりの栄養えいよう
エネルギー 887 kJ (212 kcal)
22.4 g
デンプン 正確せいかくせい注意ちゅうい 18.1 g
12.0 g
飽和ほうわ脂肪酸しぼうさん (6.96) g
一価いっか飽和ほうわ (3.47) g
あたい飽和ほうわ (0.54) g
3.5 g
ビタミン
ビタミンA相当そうとうりょう
(13%)
100 µg
チアミン (B1)
(5%)
0.06 mg
リボフラビン (B2)
(15%)
0.18 mg
ナイアシン (B3)
(1%)
0.1 mg
パントテンさん (B5)
(14%)
0.72 mg
ビタミンB6
(2%)
0.03 mg
ビタミンB12
(17%)
0.4 µg
ビタミンD
(1%)
0.1 µg
ビタミンE
(1%)
0.2 mg
ビタミンK
(5%)
5 µg
ミネラル
ナトリウム
(5%)
80 mg
カリウム
(3%)
160 mg
カルシウム
(13%)
130 mg
マグネシウム
(4%)
14 mg
リン
(16%)
110 mg
鉄分てつぶん
(1%)
0.1 mg
亜鉛あえん
(5%)
0.5 mg
どう
(1%)
0.01 mg
セレン
(6%)
4 µg
成分せいぶん
水分すいぶん 61.3 g
コレステロール 32 mg
ビオチン(B7 2.6 µg
有機ゆうきさん 0.2 g

ビタミンEはαあるふぁ─トコフェロールのみをしめした[2]ちち固形こけいぶん15.0 %以上いじょうちち脂肪しぼうぶん12.0 %以上いじょう試料しりょう: バニラアイスクリーム
%はアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくにおける
成人せいじん栄養えいよう摂取せっしゅ目標もくひょう (RDI割合わりあい

後述こうじゅつするとおり、くにによっては「アイスクリーム」製品せいひん規格きかく規定きていする場合ばあいがある。たとえば日本にっぽんではにゅう固形こけいぶんおよちち脂肪しぼうぶんもっとたかいアイスクリームと、アイスミルクラクトアイスの3種類しゅるいわせて広義こうぎに「アイスクリームるい」としょうす。ちち成分せいぶんをほとんどふくまず、クリームじょうでない氷菓ひょうかもアイスクリームにくくられることもおお[3]

歴史れきし 編集へんしゅう

伝説でんせつ 編集へんしゅう

古来こらいより乳製品にゅうせいひん天然てんねんこおりゆきやして習慣しゅうかんがあったとられている。 中国ちゅうごく大陸たいりくいん古代こだいエジプトにはシャーベットのような冷菓れいか[4]存在そんざいしたとされ、 ユリウス・カエサルアレクサンドロス3せい大王だいおう)がちちみつこおりゆきくわえてんだり、 マルコ・ポーロイタリアつたえたとするせつもあるらしい。

起源きげん 編集へんしゅう

16世紀せいきヨーロッパのルネサンス錬金術れんきんじゅつ最盛さいせいに、現在げんざいられているアイスクリーム製法せいほういだされた。

硝石しょうせき溶解ようかいねつ吸熱反応はんのう)による冷温れいおんを、パドヴァ大学だいがく教授きょうじゅだったマルク・アントニウス・ジマラ発見はっけんした[4]。 さらに、こおり硝石しょうせき混合こんごうするとマイナス25まで温度おんどがる寒剤かんざいを、ベルナルド・ブオンタレンティ(Bernardo Buontalenti, 1536ねん - 1608ねん)が発見はっけんし、人工じんこうてき氷結ひょうけつ可能かのうとなった[4]。 そして硝石しょうせきさい結晶けっしょうによる回収かいしゅう容易よういなので、この操作そうさかえおこなうことができた。

現在げんざいのアイスクリームの原型げんけいは16世紀せいき中頃なかごろフィレンツェでブオンタレンティがメディチいえのために創作そうさくしたセミフレッドズコットとされている。フランスのオルレアンこうアンリ(アンリ2せい)にとついだメディチの カテリーナ・デ・メディチ(Caterina de' Medici, ふつめいカトリーヌ・ド・メディシス(Catherine de Médicis)、1519ねん - 1589ねん)が、菓子かし職人しょくにんとともにフランスにんだともわれる。しかし、米国べいこくニューヨーク大学だいがくのローラ・ワイスは、このはなしには根拠こんきょがないとべている[5]

1686ねんシチリア出身しゅっしんのフランチェスコ・プロコピオ・ディ・コルテッリ(ふつめいフランソワ・プロコープ)がパリカフェル・プロコープ」を開店かいてんし、1720ねん、シチリアの氷菓ひょうかグラニータをアレンジしたグラス・ア・ラ・シャンティ(glace à la chantilly)をした。これはホイップクリームこおらせた氷菓ひょうかであり、アイスクリームの商業しょうぎょうてき成功せいこう最初さいしょれいなされている。

イギリスには1624ねん、カトリーヌのまごアンリエット・マリーチャールズ1せい(1625ねん - 1649ねん)のもととついだときジェラート(アイスクリーム)職人しょくにんともなつたわったとわれる。チャールズ1せい宴会えんかいでフランスの料理人りょうりにんド・ミレオによってつくられ、おおいに賞揚しょうようされたという。チャールズ1せいは、アイスクリームの製法せいほう秘密ひみつにし、おうにだけアイスクリームを提供ていきょうする見返みかえりに、アイスクリーム職人しょくにん一生いっしょう年金ねんきんあたえたという伝説でんせつがある。しかし、この逸話いつわは19世紀せいき以前いぜん文献ぶんけんにはあらわれず、アイスクリームりによる創作そうさくとされている。なお、この時代じだいになってもアイスクリームはまだ乳製品にゅうせいひんをほとんど使用しようしておらず、わりにメレンゲ使用しようしたシャーベットにちかいものであった。

世界せかいでの普及ふきゅう 編集へんしゅう

初期しょきのアイスクリームは、つめたいボウルなか使つかつくられたため、製造せいぞう大変たいへん困難こんなんであった。これを改良かいりょうする発明はつめいおもに18世紀せいき移民いみんによってアイスクリームがつたわったアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくでなされた。1846ねん、アメリカのナンシー・ジョンソンという主婦しゅふによって手回てまわしのクランクしきの攪拌発明はつめいされた。1851ねんにはメリーランドしゅうボルチモア牛乳ぎゅうにゅうヤコブ・フッセルが、あまったなまクリームを処理しょりするために世界せかいはつのアイスクリーム製造せいぞう工場こうじょうつくった。これ以降いこう、アイスクリームは量産りょうさんひんと、なま洋菓子ようがしにはっきりかれるようになる。1867ねんドイツ製氷せいひょう発明はつめいされると、冷凍れいとう技術ぎじゅつ酪農らくのう発達はったつともない、アイスクリームの工場こうじょう生産せいさん時代じだい到来とうらいした。

サンデー(Sundae)は1881ねんウィスコンシンしゅうのエド・バーナー(Ed Berners)によって発明はつめいされた。バーナーは日曜日にちようびに5セントでデザートを提供ていきょうしていたため、このがついた。

禁酒きんしゅほう時代じだい(1920ねん - 1933ねん)のアメリカでは、バーにわって人々ひとびと社交しゃこうとなったソーダ・ファウンテン提供ていきょうされたことから、アイスクリームは急速きゅうそく普及ふきゅうせた。ビール販売はんばいおこなえなくなった大手おおてブルワリーでもアイスクリームの製造せいぞうはじまった。1916ねんから1925ねんまでに、アメリカの人口じんこうはおよそ15%増加ぞうかした一方いっぽう、アイスクリームの消費しょうひりょうは55%も増加ぞうかした。健康けんこう食品しょくひんとしての宣伝せんでんおこなわれた。アイ・スクリーム・バー(I-Scream Bars, エスキモー・パイ英語えいごばん)、グッドユーモア・バー英語えいごばんポプシクルなど、様々さまざまぼうきアイスクリームやアイスキャンディが考案こうあんされ、普及ふきゅうしたのもこの時代じだいであった。1933ねん禁酒きんしゅほう廃止はいしされると、バーが再開さいかいされたことでアイスクリームの人気にんき多少たしょういたが、以後いご国民こくみんてき嗜好しこうひん地位ちいたもった。だい世界せかい大戦たいせんなかアメリカぐんでも将兵しょうへい士気しき向上こうじょうさせるべく大量たいりょう供給きょうきゅうされ、アイスクリームの製造せいぞう運搬うんぱんせんもんおこなアイスクリーム・バージ調達ちょうたつされた[6]

2015ねんなつの1かげつあいだ、イタリア国内こくないすうひゃく店舗てんぽでは、貧困ひんこん家庭かていどもとうにアイスを無償むしょう提供ていきょうするプロジェクト「保留ほりゅうアイス」が実施じっしされた。趣旨しゅし賛同さんどうした購入こうにゅうきゃくが2つぶん料金りょうきん支払しはらうことで成立せいりつする仕組しくみで、SalvamammeというNGOが考案こうあんした。同国どうこくナポリ発祥はっしょうとされる「カフェ・ソスペーゾ他人たにんのコーヒー先払さきばらい)」にならったもの[7][8]

アイスクリームのくにべつ消費しょうひりょうは、統計とうけい主体しゅたい手法しゅほうによってはあるが、ユーロモニターしゃ調査ちょうさによれば1人ひとりあたりの年間ねんかん消費しょうひりょうオーストラリアの19.3リットルが最多さいたである[9]

日本にっぽんでの普及ふきゅう 編集へんしゅう

日本人にっぽんじんはじめてアイスクリームをべたのは幕末ばくまつ1860ねん万延まんえん元年がんねん)、咸臨丸かんりんまる渡米とべいしたべい使節しせつだんであるとされている。

日本にっぽんはつのアイスクリームは1869ねん明治めいじ2ねん)、べい使節しせつだんのメンバーであった町田まちだぼうぞうがアメリカへの渡航とこうれきのある出島でじま松蔵まつぞうから製法せいほうおそわり、横浜よこはま馬車ばしゃどうどおひらいた「氷水こおりみず」で製造せいぞう販売はんばいした「あいすくりん」である[10][11]原料げんりょう生乳せいにゅう砂糖さとう卵黄らんおういたってシンプルなもので、現在げんざいの「カスタードアイス」にあたる。しかし、1人前にんまえ値段ねだんが2ふん現在げんざい価値かちやく8000えん)と大変たいへん高価こうかであったため、民衆みんしゅう敬遠けいえんされてなかなか浸透しんとうしなかった。『横浜よこはま沿革えんかく』によると、1869ねん明治めいじ2ねん)はだい赤字あかじとなり一時いちじ休業きゅうぎょうしたが、よく1870ねん明治めいじ3ねん)4がつ横浜よこはまそう鎮守ちんじゅ伊勢山いせやますめらぎ大神宮だいじんぐう創建そうけんまつりさいして再開さいかいし、祭礼さいれいにぎわいと初夏しょか日差ひざしにより「すこぶ繁盛はんじょうきわめ、いん前年ぜんねん失敗しっぱい快復かいふく」したとある。「アイスクリームの」である5月9にち日本にっぽんはじめてアイスクリームを製造せいぞう販売はんばいした一般いっぱんてきわれ社団しゃだん法人ほうじん日本にっぽんアイスクリーム協会きょうかい1965ねん昭和しょうわ40ねん)に制定せいていしているが、『横浜よこはま沿革えんかく』にはそのような記述きじゅつはない。出島でじま松蔵まつぞう明治天皇めいじてんのうに「あいすくりん」を献上けんじょうした。このアイスは富士山ふじさんふもとこおりあなおよび函館はこだて北海道ほっかいどう)の天然てんねんごおりもちいて製造せいぞうしたと出島でじま本人ほんにんのこしている。のち1899ねん明治めいじ32ねん)7がつ東京とうきょう銀座ぎんざ資生堂しせいどうでもされ、人気にんきメニューとなった。その日本にっぽんでアイスクリームの工業こうぎょう生産せいさんがスタートしたのは1920ねん大正たいしょう9ねん)のことである。

日本にっぽんでのアイスクリームの2006ねん平成へいせい18ねん国産こくさんひんおよび輸入ゆにゅうひん国内こくない販売はんばいがくは3558おくえんとされている(日本にっぽんアイスクリーム協会きょうかい集計しゅうけい)。内訳うちわけ森永乳業もりながにゅうぎょう12.5%、江崎えざきグリコやく12.0%、 ハーゲンダッツジャパン11.8%、明治乳業めいじにゅうぎょう10.5%、 ロッテ9.8%、そのカネボウ(げんクラシエ)赤城乳業あかぎにゅうぎょうオハヨおはよ乳業にゅうぎょうセンタンひとしといったメーカー)43.4%(日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ推計すいけい)。

どう協会きょうかい集計しゅうけいするアイスクリームるい氷菓ひょうかのメーカー出荷しゅっかがくは、2020年度ねんど前年度ぜんねんど0.9%ぞうの5197おくえん過去かこ最多さいた更新こうしんした。新型しんがたコロナウイルス感染かんせんしょう流行りゅうこうしたで、家庭かてい飲食いんしょくするうちくえごもり消費しょうひ影響えいきょうしたものとみられる[12]

原材料げんざいりょう 編集へんしゅう

アイスクリームの原材料げんざいりょうとしては、乳製品にゅうせいひん糖分とうぶん油脂ゆし安定あんていざい乳化剤にゅうかざい香料こうりょう使用しようされる。

乳製品にゅうせいひん 編集へんしゅう

乳製品にゅうせいひんおおきくけて、ちち脂肪しぼうみなもととなるもの、あぶらちち固形こけいぶんばれる脂肪しぼう以外いがいちち固形こけいぶんみなもととなるもの、両方りょうほうふくむものに分類ぶんるいされる。ちち脂肪しぼうげんとなるものとしてはなまクリームやしおバターがある。しおバターのほう安価あんかであるが、発酵はっこうにおい欠点けってんとなりうる。脂肪しぼう以外いがいちち固形こけいぶんげんとなるものとしては脱脂粉乳だっしふんにゅう脱脂だっし練乳れんにゅうがある。これらも特有とくゆうにおいが欠点けってんとなりうる。両方りょうほうふくむものとしてはちち濃縮のうしゅくちちぜん脂粉しふんちちぜんあぶら練乳れんにゅうがある。また、脂肪しぼうぶん操作そうさのために、脱脂粉乳だっしふんにゅうつくさい分離ぶんりしたちち脂肪しぼう添加てんかする場合ばあいもある。通常つうじょう、「ちち」は牛乳ぎゅうにゅう意味いみするが、まれにヤギひつじちちのものもあるので一概いちがい牛乳ぎゅうにゅう解釈かいしゃくするのは誤解ごかいといえる。

ちち脂肪しぼうぶんあぶらちち固形こけいぶんりょうはそれぞれ出来上できあがったアイスクリームの性質せいしつおおきな影響えいきょうおよぼす。ちち脂肪しぼうぶんおおいと舌触したざわりがなめらかになるが、おおぎると空気くうきふくみにくくなるのでかたくなる。あぶらちち固形こけいぶんちちタンパク質たんぱくしつ乳糖にゅうとうミネラルなどからなる。あじコクあたえ、空気くうきふくみやすくするが、おおぎると乳糖にゅうとう結晶けっしょうしてザラザラしたしょくかんになってしまう。

糖分とうぶん 編集へんしゅう

アイスクリームに甘味あまみあたえるために糖分とうぶん添加てんかする。アイスクリームはえた状態じょうたいあじわうため甘味あまみかんじにくくなる。そこでアイスクリームミックスにたいしてショとうなら15%前後ぜんごとかなりのたか割合わりあい添加てんかする。ショとう以外いがいブドウ糖ぶどうとう異性いせいとう水飴みずあめなどが使用しようされる。それぞれの甘味あまみ物性ぶっせいによりアイスクリームの風味ふうみ変化へんかする。たとえばブドウ糖ぶどうとう清涼せいりょうかんをもたらす効果こうかがある。水飴みずあめ以外いがいとう凝固ぎょうこてん降下こうかにより、アイスクリームミックスを凍結とうけつしにくくする。これはミルクのあじわいをつよくする効果こうかがあるが、アイスクリームがけやすくなるので加減かげん重要じゅうようである。

油脂ゆし 編集へんしゅう

アイスミルクやラクトアイスに脂肪しぼうぶんおぎな目的もくてき使用しようされる。また、原料げんりょうコストの低減ていげん健康けんこう意識いしきした観点かんてん商品しょうひんでは、植物しょくぶつせい油脂ゆし使用しようされるがアイスクリームはちち脂肪しぼう以外いがい使用しよう禁止きんしである。これはちち脂肪しぼうぶんおなじように室温しつおん付近ふきん固体こたいとなり、体温たいおん程度ていど温度おんどでは液体えきたいとなる性質せいしつ油脂ゆし使用しようされる。また、油脂ゆし自身じしん特有とくゆうにおいをっていないことが必要ひつようである。この条件じょうけんかな植物しょくぶつヤシ硬化こうかパーム綿実油めんじつゆなどである。ポリフェノール水分すいぶん油脂ゆし分離ぶんりふせ技術ぎじゅつ使つかって常温じょうおんでもかたちくずれにくいアイスクリームも開発かいはつされている[13]

添加てんかぶつ 編集へんしゅう

安定あんていざい
ちち固形こけいぶんちちタンパク質たんぱくしつには凍結とうけつにアイスクリームをゲルさせ、空気くうき保持ほじしてこおり結晶けっしょうこまかくたもはたらきがある。しかし、ちち固形こけいぶんすくないアイスミルクやラクトアイスではそのはたらきが期待きたいできない。また、アイスクリームの輸送ゆそう貯蔵ちょぞうなどの途中とちゅう温度おんど変動へんどうすると一部いちぶこおり結晶けっしょう融解ゆうかいしてさい凍結とうけつすることでこおり結晶けっしょう成長せいちょうしていき、かたしょくかんになってしまう(ヒートショック)。これをふせぐために安定あんていざい使用しようされる。むかしデンプンゼラチン使用しようされていたが、現在げんざいペクチンアルギン酸あるぎんさんナトリウムアラビアガムなども使用しようされる。ハーゲンダッツは、原則げんそく使用しようなのであつかいには注意ちゅういようする。
乳化剤にゅうかざい
ちち固形こけいぶんにはある程度ていど乳化剤にゅうかざいとしての効果こうかがあるため、そのりょうおおいアイスクリームではとく乳化剤にゅうかざい添加てんかしなくとも均一きんいつなアイスクリームをつくることができる。しかし、ちち固形こけいぶんすくないアイスミルクやラクトアイスでは不十分ふじゅうぶんなため乳化剤にゅうかざい添加てんかする必要ひつようがある。
しかし、アイスクリームにも乳化剤にゅうかざい添加てんかする場合ばあいがある。このアイスクリームちゅう乳化剤にゅうかざいはたらきは通常つうじょう期待きたいされる界面かいめん活性かっせい効果こうかとはことなり、ぎゃく凍結とうけつ乳化にゅうか適度てきど破壊はかいしてにゅう脂肪しぼうあぶらしずくおおきく成長せいちょうさせることにあるとされている。これによってアイスクリームのしょくかんみずっぽくなくなる。グリセリン脂肪酸しぼうさんエステルショとう脂肪酸しぼうさんエステルレシチンなどが使用しようされる。
天然てんねん素材そざいもとめる時代じだい風潮ふうちょうから、これらの添加てんかぶつ食物しょくもつ由来ゆらいである場合ばあいおおくなった。
フレーバー
アイスクリームにはちちあじうフレーバー(香料こうりょう)が付与ふよされる。バニラチョコレートストロベリーの3しゅフレーバーおもであったが、現在げんざいではそのほかの果実かじつや、抹茶まっちゃコーヒーなどの嗜好しこう飲料いんりょうのフレーバーを添加てんかした製品せいひんおおくなっている。アイスミルクやラクトアイスではちちあじおぎなうためにミルクフレーバーももちいられる。

製法せいほう 編集へんしゅう

 
アイスクリームメーカー

アイスクリームの製造せいぞう原料げんりょう混合こんごう乳化にゅうか殺菌さっきん冷却れいきゃく、エージング、凍結とうけつ硬化こうかからなる。

原料げんりょう混合こんごう
原料げんりょう混合こんごう完全かんぜん溶解ようかいしアイスクリームミックスとする。60℃前後ぜんこうぬくしておこなわれる。
乳化にゅうか
アイスクリームミックスちゅうあぶらしずくこまかく粉砕ふんさいして均一きんいつ状態じょうたいにする。通常つうじょう2かい乳化にゅうかおこなわれる。1かい乳化にゅうかこうあつおこない、あぶらしずく直径ちょっけいを2µm以下いかまでこまかくする。この時点じてんではいくつかのあぶらしずくがくっつきあっている。2かい乳化にゅうか低圧ていあつおこない、このあぶらしずくをバラバラにして分散ぶんさんさせる。
殺菌さっきん
アイスクリームミックスちゅうきん殺菌さっきんするほか、ちち原料げんりょうちゅうふくまれる酵素こうそしつかつさせるはたらきもある。酵素こうそ活性かっせい残存ざんそんしていると油脂ゆし分解ぶんかいされてにおいがてくるためである。工業こうぎょうてきにはタンクでおこなうバッチしき殺菌さっきんでは冷却れいきゃく時間じかんがかかり品質ひんしつ劣化れっかこりやすいため、連続れんぞく流通りゅうつうしき高温こうおん瞬間しゅんかん殺菌さっきんほう使用しようされている。
冷却れいきゃく・エージング
殺菌さっきんただちにアイスクリームミックスは冷蔵れいぞうされ、そのまましばらく貯蔵ちょぞうされる。貯蔵ちょぞうちゅう乳化剤にゅうかざいあぶらしずく表面ひょうめん充分じゅうぶん吸着きゅうちゃくしたり、あぶらしずくちゅう脂肪しぼう固化こかしたりする。これは凍結とうけつ空気くうき保持ほじなどに影響えいきょうする。
凍結とうけつ
アイスクリームミックスと空気くうきをフリーザーに導入どうにゅうし-2〜-9℃程度ていど温度おんどまで急速きゅうそく冷却れいきゃく凍結とうけつさせる。はげしく撹拌かくはんしながら急速きゅうそく凍結とうけつすることによって空気くうきがアイスクリームちゅう気泡きほうとしてまれたまま凍結とうけつし、アイスクリーム特有とくゆうしょくかんられる。このまれた空気くうき体積たいせきのアイスクリームミックスの体積たいせきたいする比率ひりつをオーバーランという。適当てきとうなオーバーランはアイスクリームミックスの組成そせいによりわるが、ひくぎるとかたつめぎるしょくかんとなり、おおぎるとパサパサしたしょくかんとなる。凍結とうけつ速度そくどはやいほど、こおり結晶けっしょうこまかくなりなめらかなしょくかんのアイスクリームができる。この凍結とうけつでアイスクリームちゅう水分すいぶんの50-80%程度ていど凍結とうけつした状態じょうたいになる。ソフトクリームはこの時点じてんでアイスクリームをけたものである。
硬化こうか
フリーザーからてきたアイスクリームを容器ようき充填じゅうてんして、そのまま-20℃以下いかまで冷却れいきゃくして、のこっている水分すいぶんだい部分ぶぶん凍結とうけつさせる。これはフリーザーの凍結とうけつ温度おんどそのままではこおり結晶けっしょう融解ゆうかい成長せいちょうによって徐々じょじょこおり結晶けっしょう合体がったいしてザラザラしたしょくかんになったり、気泡きほう合体がったいして均一きんいつになったりしてしまうためである。

一連いちれん工程こうてい液体えきたい窒素ちっそもちいて短時間たんじかん調理ちょうりする方法ほうほうもある[14]

成分せいぶん規格きかくによる分類ぶんるい 編集へんしゅう

アイスクリームは成分せいぶん規格きかくにより分類ぶんるいされる[4]

日本にっぽん 編集へんしゅう

日本にっぽんにおけるアイスクリームるい氷菓ひょうかは「ちちおよ乳製品にゅうせいひん成分せいぶん規格きかくとうかんする省令しょうれい」(ちちとう省令しょうれいおよび「アイスクリームるいおよ氷菓ひょうか表示ひょうじかんする公正こうせい競争きょうそう規約きやく[15] によって分類ぶんるいされている。なお、ちちとう省令しょうれいにおいて乳製品にゅうせいひん分類ぶんるいされるのは、下記かきのアイスクリームるいである。

日本にっぽんにおけるアイスクリームるい氷菓ひょうか分類ぶんるい
分類ぶんるい 定義ていぎ
アイスクリームるい アイスクリーム 重量じゅうりょう百分率ひゃくぶんりつちち固形こけいぶん15.0%以上いじょう、うちちち脂肪しぼうぶん8.0%以上いじょうのもの 濃縮のうしゅくちち使用しようしたり、生乳せいにゅうをベースになまクリーム混合こんごうさせたり、「アイスクリーム」の分類ぶんるいわせるためちち脂肪しぼう調節ちょうせつする場合ばあいもある。また、ちち脂肪しぼう以外いがい食用しょくよう油脂ゆし添加てんかチョコレート卵黄らんおうフレーバー原料げんりょうふくまれているぶんのぞみとめられない。
アイスミルク 重量じゅうりょう百分率ひゃくぶんりつちち固形こけいぶん10.0%以上いじょう、うちちち脂肪しぼうぶん3.0%以上いじょうのもの ちち固形こけいぶんちち脂肪しぼうぶん割合わりあいがアイスクリームの基準きじゅんよりいずれもひくく、またにゅう脂肪しぼう以外いがい食用しょくよう油脂ゆし添加てんかみとめられている(禁止きんしされていない)。
ラクトアイス 重量じゅうりょう百分率ひゃくぶんりつちち固形こけいぶん3.0%以上いじょうのもの ラクトとはラテン語らてんごで「ちち」を意味いみする。ちち固形こけいぶんがアイスミルクよりさらにすくなく、ちち脂肪しぼうぶんふくまれていなくてもよい。安価あんか植物しょくぶつけい油脂ゆし混合こんごうして脂肪しぼうぶんおぎなっている製品せいひんおお[16]カロリーがアイスクリームやアイスミルクよりたか場合ばあいもある。
氷菓ひょうか とうえきしくはこれに食品しょくひん混和こんわした液体えきたい凍結とうけつしたものまた食用しょくようごおり粉砕ふんさいし、これにとうえきしくは食品しょくひん混和こんわさい凍結とうけつしたもので、凍結とうけつじょうのまま食用しょくようきょうするもの かきごおりなど。アイスクリームるいとの区別くべつ成分せいぶん比率ひりつによるため、シャーベットアイスキャンディーなどで原材料げんざいりょうとして乳製品にゅうせいひん使用しようしていても、比率ひりつによっては氷菓ひょうか分類ぶんるいされる。

いずれも食品しょくひん衛生えいせいほうもとづく規格きかく適合てきごうしなければならないとされている。

長年ながねん研究けんきゅうから、アイスクリームの温度おんど氷点下ひょうてんか25℃以下いかであれば、もと状態じょうたいがほとんど変化へんかしないことがわかっており、日本にっぽんアイスクリーム協会きょうかいでは工場こうじょう冷凍庫れいとうこ営業えいぎょう冷凍庫れいとうこにおいて長期間ちょうきかんアイスクリームを保管ほかんする場合ばあい氷点下ひょうてんか25℃以下いか小売こうりてん配送はいそうして家庭かてい保存ほぞんするまでは最低限さいていげん氷点下ひょうてんか18℃以下いか保管ほかんすることを推奨すいしょうしている[17]氷点下ひょうてんか18℃以下いか保存ほぞんされることが前提ぜんていであり、適切てきせつ温度おんど保存ほぞんされれば品質ひんしつ変化へんかきわめてわずかだが、適切てきせつ温度おんど管理かんりされなければ変質へんしつもともどらないことから、保存ほぞん期間きかんよりも温度おんど管理かんり重要じゅうようである。そのため、日本にっぽんでは賞味しょうみ期限きげん消費しょうひ期限きげん表示ひょうじ義務ぎむはない[18]

米国べいこく 編集へんしゅう

アメリカ食品しょくひん医薬品いやくひんきょくによる規則きそくではアイスクリームはちち固形こけいぶん20%以上いじょうちち脂肪しぼうぶん10%以上いじょうふくむものとされている。ちち脂肪しぼう6%以上いじょうタンパク質たんぱくしつ2.7%以上いじょうのものはメロリン(Mellorine)としょうされる。以前いぜんはアイスクリームよりもちち固形こけいぶんちち脂肪しぼうぶんすくない分類ぶんるいとしてアイスミルクがあったが、現在げんざい廃止はいしされている。

商品しょうひん形態けいたいによる分類ぶんるい 編集へんしゅう

アイスクリームは商品しょうひん形態けいたいによりつぎのように分類ぶんるいされる[4]

カップ
カップりのアイスクリームのカップはかみせい樹脂じゅしせい大別たいべつされ、ぶたやシールで密封みっぷうされている[4]
スティック
スティックタイプのアイスクリームのスティックには木製もくせい樹脂じゅしせいのものがある[19]。スティックタイプのアイスクリームの製法せいほうはモールドタイプとエクスツールドタイプにけられる[19]
モナカ(アイスモナカ)
最中さいちゅう生地きじ(モナカがわ)をしょく容器ようきとして利用りようしたもの[19]
アイスクリーム・コーン
べられる円錐えんすいかたちざらは、アイスクリームコーン(ice cream cone)あるいはたんにコーンという。日本語にほんごではカタカナ表記ひょうきおなじなので勘違かんちがいされることがおおいが、コーンという形状けいじょうからており、原料げんりょうトウモロコシ(コーン:corn)ではなく小麦粉こむぎこである。現在げんざいではよん角錐かくすいのような形状けいじょうのもの、小型こがたタルト生地きじのような形状けいじょうのものもあり、このような円錐えんすいがたでないものもふくめて小麦粉こむぎこいてつくられる上部じょうぶひらいた容器ようき一般いっぱんにコーンとばれている。ワッフル生地きじかたいたワッフルコーンもある。
コーンの発明はつめいしゃ不明ふめいである。これにかんする最初さいしょ文献ぶんけん記述きじゅつは、Mrs. A. B. Marshall's Cookery Book(1888ねん)である。Marshallはアイスクリーム製法せいほう様々さまざま工夫くふうをした人物じんぶつとしてられ、彼女かのじょ自身じしんによる発明はつめい可能かのうせいもある。このカップは、1904ねんセントルイス万国博覧会ばんこくはくらんかいのアイスクリームりが使用しようし、一気いっきぜん世界せかいひろまった。
アイスクリーム専門せんもんてんなどでは販売はんばいにコーンを保管ほかんしておくためのコーンスタンドがもちいられ、販売はんばいさいにはコーンの下端かたん円錐えんすいじょうかみ(スリーブ)がけられることもある。さらに、ソフトクリームなどでは小麦粉こむぎこ生地きじいてつくられたキャップがアクセントにのせられていることもある。
その
  • 一口ひとくちタイプ[19] - 一口ひとくちべることができるようチョコレートでコーティングしたものなど。
  • サンドイッチタイプ[19]
  • スティックレスバータイプ[19]
  • デコレーションタイプ[19]
  • ハンディ容器ようきタイプ[19] - スパウトづけパウチ容器ようきなどを利用りようしたもの[19]

販売はんばい形態けいたいによる分類ぶんるい 編集へんしゅう

アイスクリームにはつぎのような販売はんばい形態けいたいがある[19]

シングルパック 編集へんしゅう

1個いっこ単位たんい販売はんばいされるものをシングルパックという[19]コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどでは、いち食分しょくぶん包装ほうそうされたアイスクリームが販売はんばいされている。製品せいひん形態けいたいとしては、かみせいあるいはプラスチックせいのカップにはいったカップアイス、プラスチック容器ようきいち食分しょくぶんずつ密封みっぷう包装ほうそうされてさら簡単かんたんせるようにしたポーションアイス、プラスチック容器ようき(パウチ容器ようきりアイスクリーム、などのぼうにアイスクリームがついたアイスバーなどの形態けいたいをとる。

マルチパック 編集へんしゅう

ややちいさめのアイスクリームをわせたものをマルチパックという[19]包装ほうそうのアイスクリームを複数個ふくすうこずつ箱詰はこづめした形態けいたい販売はんばいされている(マルチアイス、ファミリーパック、箱入はこいりアイス)。

ホームタイプ 編集へんしゅう

大型おおがた容器ようきあるいはケーキタイプのようにさらけたりけたりするものをホームタイプという[19]

スーパーマーケットコンビニエンスストアなどでは、まるがたあるいはかくがたのプラスチックせいあるいはかみせい大型おおがた容器ようきはいったアイスクリーム(バルクアイス)が販売はんばいされている。容量ようりょうすうリットルのアイスクリームが容器ようき充填じゅうてんされており、容器ようきからけてべる。代表だいひょうてきなブランドに、ハーゲンダッツレディーボーデンなどがある。

業務ぎょうむよう 編集へんしゅう

レストラン、ファーストフードてん、ホテル、喫茶店きっさてんなどけに2~10リットル程度ていどのアイスクリームを大型おおがた容器ようき充填じゅうてんしたもの[19]

外食がいしょく産業さんぎょう 編集へんしゅう

喫茶店きっさてんなどではバニラアイスクリームだけをいてある場合ばあいもあるが、レストランによってはアイスクリームのわせやフルーツなど食品しょくひんとのわせからなるデザートも提供ていきょうされる。これらの飲食いんしょくてんではなんらかのさらうつわにアイスクリームをって提供ていきょうするてん共通きょうつうしている。

専門せんもんてん 編集へんしゅう

 
サーティワン(西武せいぶドーム、2009ねん

アイスクリームをせんもん店舗てんぽがあり、そうした店舗てんぽ全国ぜんこくてき国際こくさいてきまたは広域こういきてきなチェーンてんであることもおおい。代表だいひょうてきなものにバスキン・ロビンス日本にっぽんでのブランドは「サーティワンアイスクリーム」)、ハーゲンダッツ、ホブソンズ、ブルーシールなどがある。これらの店舗てんぽでは多種たしゅ多様たようなフレーバーのアイスクリームを提供ていきょうし、コーンワッフルかみせいのカップなどをもちいる。これらのアイスクリームは、店内てんないべるだけでなくかえりも可能かのうである。

以下いかおもなアイスクリームパーラー。

その 編集へんしゅう

自動じどう販売はんばい 編集へんしゅう

日本にっぽんでは江崎えざきグリコが「セブンティーンアイス」ブランドでえき構内こうないゲームセンターなどに設置せっちしている。また森永製菓もりながせいかショッピングセンターサービスエリア展開てんかいしている。

屋外おくがい販売はんばい 編集へんしゅう

屋台やたいなどの屋外おくがい販売はんばい場合ばあいいち食分しょくぶんける場合ばあい(アイスクリーム・シャーベット)、個別こべつにパッケージされた場合ばあい(アイスキャンディー)、そのいち食分しょくぶんつく場合ばあいかきごおり)、など複数ふくすう商品しょうひん形態けいたいがある。いちれいとして、秋田あきたけん名物めいぶつババヘラなどがげられる。

アイスクリームの提供ていきょう 編集へんしゅう

デコレーション 編集へんしゅう

アイスクリームグラスなどでアイスクリームがきょうされる場合ばあいには、デコレーションとしてうえウエハースかたいたワッフル、シガーロール(円筒えんとうじょうしょう菓子かし)がのせられることもある。

関連かんれん用品ようひん 編集へんしゅう

ディッシャー
アイスクリームをコーンやうつわ簡単かんたんにのせることができるようにした専用せんよう道具どうぐ
アイスクリームグラス
食事しょくじなどでデザートにアイスクリームをさいもちいられる専用せんようのグラス。
アイスクリームスプーン
アイスクリーム専用せんようのスプーン。紙袋かみぶくろなどに包装ほうそうされた使つかての木製もくせい・プラスチックせいスプーンもある。また、通常つうじょうのステンレススプーンよりもねつ伝導でんどうたかいアルミニウムとう素材そざいつくられているねつ伝導でんどうアイスクリーム専用せんようスプーンも販売はんばいされている。

関連かんれんする作品さくひん 編集へんしゅう

ノンフィクション作品さくひん 編集へんしゅう

フィクション作品さくひん 編集へんしゅう

脚注きゃくちゅう 編集へんしゅう

出典しゅってん 編集へんしゅう

  1. ^ 文部もんぶ科学かがくしょう 「日本にっぽん食品しょくひん標準ひょうじゅん成分せいぶんひょう2015年版ねんばんななてい
  2. ^ 厚生こうせい労働省ろうどうしょう 「日本人にっぽんじん食事しょくじ摂取せっしゅ基準きじゅん(2015年版ねんばん
  3. ^ おしえて!アイスクリーム王子おうじ/アイスクリームとラクトアイスは、なにがちがうの? 日本にっぽんアイスクリーム協会きょうかい(2018ねん11月15にち閲覧えつらん
  4. ^ a b c d e f うえ野川のがわおさむいち へん『ミルクの事典じてん』(朝倉書店あさくらしょてん、2009ねん)p.126
  5. ^ ローラ・ワイス ちょ竹田たけだえん やく『アイスクリームの歴史れきし物語ものがたりはら書房しょぼう〈お菓子かし図書館としょかん〉、2012ねんISBN 978-4562047857 
  6. ^ Thanks, Prohibition! How the Eighteenth Amendment Fueled America’s Taste for Ice Cream”. Perspectives on History. 2021ねん8がつ14にち閲覧えつらん
  7. ^ だれかのために先払さきばらい、「保留ほりゅうアイスクリーム」 イタリア AFPBB News(2015ねん8がつ1にち
  8. ^ “《つめたい善意ぜんい》お裾分すそわけ=貧困ひんこん家庭かてい子供こども無料むりょうアイス−. ローマAFP=時事じじ. (2015ねん8がつ2にち). オリジナルの2015ねん8がつ9にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150809115247/http://www.jp105.net/news-693273.html 
  9. ^ 世界せかい各国かっこく1人ひとりあたどしあいだ消費しょうひりょう”. 日本にっぽんアイスクリーム協会きょうかい. 2019ねん8がつ22にち閲覧えつらん
  10. ^ アイスクリームの日本にっぽん昔話むかしばなし 信州大学しんしゅうだいがく 細野ほその明義あきよし p33
  11. ^ 横浜よこはま歴史れきし年表ねんぴょう 編纂へんさん委員いいんかいへん
  12. ^ 「アイス・氷菓ひょうか販売はんばいがく最高さいこうに 20年度ねんど ないしょく需要じゅよう伸長しんちょう」『日本農業新聞にほんのうぎょうしんぶん』2021ねん7がつ9にち14めん
  13. ^ けないアイス」増産ぞうさん日経にっけい産業さんぎょう新聞しんぶん』2018ねん9がつ20日はつか食品しょくひんにち用品ようひん・サービスめん)および『日経にっけいMJ』2018ねん10がつ1にち(コンビニ・フードめん)/2018ねん11月15にち閲覧えつらん
  14. ^ アイスクリームをつくろう”. 三重みえけん総合そうごう教育きょういくセンター. 2003ねん11月7にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2013ねん12がつ20日はつか閲覧えつらん
  15. ^ アイスクリームるいおよ氷菓ひょうか表示ひょうじかんする公正こうせい競争きょうそう規約きやく公正こうせい競争きょうそう規約きやく施行しこう規則きそく”. 日本にっぽんアイスクリーム協会きょうかい. 2022ねん1がつ31にち閲覧えつらん
  16. ^ アイスクリームの知識ちしき | 「ちち」の知識ちしき | まなぶ・体験たいけんする | 森永乳業もりながにゅうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ”. 森永乳業もりながにゅうぎょうウェブサイト. 2022ねん1がつ30にち閲覧えつらん
  17. ^ アイスクリームと温度おんど管理かんり 日本にっぽんアイスクリーム協会きょうかい
  18. ^ 5.賞味しょうみ期限きげん 日本にっぽんアイスクリーム協会きょうかい
  19. ^ a b c d e f g h i j k l m n うえ野川のがわおさむいち へん『ミルクの事典じてん』p.127、朝倉書店あさくらしょてん、2009ねん

関連かんれん項目こうもく 編集へんしゅう

外部がいぶリンク 編集へんしゅう