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「ゴッグ」のはんあいだ差分さぶん

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; げきちゅうでの活躍かつやく
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: 『0080』では、だい1登場とうじょう。[[機動きどう戦士せんしガンダム0080 ポケットのなか戦争せんそう登場とうじょう人物じんぶつ#アンディ・ストロース|アンディ・ストロース]]、[[機動きどう戦士せんしガンダム0080 ポケットのなか戦争せんそう登場とうじょう人物じんぶつ#ミハイル・カミンスキー|ミハイル・カミンスキー]]、[[機動きどう戦士せんしガンダム0080 ポケットのなか戦争せんそう登場とうじょう人物じんぶつ#ガブリエル・ラミレス・ガルシア|ガブリエル・ラミレス・ガルシア]]が搭乗とうじょうし、[[機動きどう戦士せんしガンダム0080 ポケットのなか戦争せんそう登場とうじょう人物じんぶつ#ジオン公国こうこくぐん(サイクロプスたい)|サイクロプスたい]]隊長たいちょうである[[機動きどう戦士せんしガンダム0080 ポケットのなか戦争せんそう登場とうじょう人物じんぶつ#ハーディ・シュタイナー|ハーディ・シュタイナー]]のズゴックEととも地球ちきゅう連邦れんぽうぐんの[[宇宙うちゅう世紀せいき施設しせつ地名ちめい#北極ほっきょく|北極ほっきょく基地きち]]を強襲きょうしゅうした。かくともパイロットのうであいまってむかつ[[ジム・コマンド#ジム寒冷かんれい仕様しよう|ジム寒冷かんれい仕様しよう]]部隊ぶたい翻弄ほんろうし、アンディ連邦れんぽうぐん新型しんがたMSを格納かくのうしたコンテナを発見はっけんするが、コンテナを搭載とうさいする連邦れんぽうぐんのシャトルがすでにげの秒読びょうよ態勢たいせいはいっていたため、アンディは僚機の到着とうちゃくたずに突入とつにゅうする。その結果けっかほんはシャトルの護衛ごえいによる攻撃こうげきけて撃破げきはされ、アンディも戦死せんししている。
: 『0080』では、だい1登場とうじょう。[[機動きどう戦士せんしガンダム0080 ポケットのなか戦争せんそう登場とうじょう人物じんぶつ#アンディ・ストロース|アンディ・ストロース]]、[[機動きどう戦士せんしガンダム0080 ポケットのなか戦争せんそう登場とうじょう人物じんぶつ#ミハイル・カミンスキー|ミハイル・カミンスキー]]、[[機動きどう戦士せんしガンダム0080 ポケットのなか戦争せんそう登場とうじょう人物じんぶつ#ガブリエル・ラミレス・ガルシア|ガブリエル・ラミレス・ガルシア]]が搭乗とうじょうし、[[機動きどう戦士せんしガンダム0080 ポケットのなか戦争せんそう登場とうじょう人物じんぶつ#ジオン公国こうこくぐん(サイクロプスたい)|サイクロプスたい]]隊長たいちょうである[[機動きどう戦士せんしガンダム0080 ポケットのなか戦争せんそう登場とうじょう人物じんぶつ#ハーディ・シュタイナー|ハーディ・シュタイナー]]のズゴックEととも地球ちきゅう連邦れんぽうぐんの[[宇宙うちゅう世紀せいき施設しせつ地名ちめい#北極ほっきょく|北極ほっきょく基地きち]]を強襲きょうしゅうした。かくともパイロットのうであいまってむかつ[[ジム・コマンド#ジム寒冷かんれい仕様しよう|ジム寒冷かんれい仕様しよう]]部隊ぶたい翻弄ほんろうし、アンディ連邦れんぽうぐん新型しんがたMSを格納かくのうしたコンテナを発見はっけんするが、コンテナを搭載とうさいする連邦れんぽうぐんのシャトルがすでにげの秒読びょうよ態勢たいせいはいっていたため、アンディは僚機の到着とうちゃくたずに突入とつにゅうする。その結果けっかほんはシャトルの護衛ごえいによる攻撃こうげきけて撃破げきはされ、アンディも戦死せんししている。
: 漫画まんが『[[機動きどう戦士せんしムーンガンダム]]』では、0091ねん新生しんせいネオ・ジオンぐん接収せっしゅうした南極なんきょくきゅう資源しげん開発かいはつ基地きち配備はいびされており、[[ロンド・ベル]]たいによる降下こうか作戦さくせん迎撃げいげきに1出撃しゅつげきしている。
: 漫画まんが『[[機動きどう戦士せんしガンダムUC#戦後せんご戦争せんそう|機動きどう戦士せんしガンダムUCバンデシネ Episode:0]]』では、0094ねん5がつ3にち公国こうこくぐん残党ざんとうの2連邦れんぽうぐんウィルミントン海軍かいぐん基地きち襲撃しゅうげき守備しゅびたいの[[ネモ (ガンダムシリーズ)|ネモ]]2と[[ジムIII]] 1全滅ぜんめつむが、1はジムIIIに、もう1歩兵ほへい部隊ぶたいによる榴弾りゅうだん斉射せいしゃによって撃破げきはされる。なお、1装備そうびしているハンド・ミサイル・ユニットは[[アナハイム・エレクトロニクス]]しゃせいであり、残党ざんとう同社どうしゃから横流よこながしをけたものである。
: 漫画まんが『[[機動きどう戦士せんしガンダムUC#戦後せんご戦争せんそう|機動きどう戦士せんしガンダムUCバンデシネ Episode:0]]』では、0094ねん5がつ3にち公国こうこくぐん残党ざんとうの2連邦れんぽうぐんウィルミントン海軍かいぐん基地きち襲撃しゅうげき守備しゅびたいの[[ネモ (ガンダムシリーズ)|ネモ]]2と[[ジムIII]] 1全滅ぜんめつむが、1はジムIIIに、もう1歩兵ほへい部隊ぶたいによる榴弾りゅうだん斉射せいしゃによって撃破げきはされる。なお、1装備そうびしているハンド・ミサイル・ユニットは[[アナハイム・エレクトロニクス]]しゃせいであり、残党ざんとう同社どうしゃから横流よこながしをけたものである。
: OVA『[[機動きどう戦士せんしSDガンダム|機動きどう戦士せんしSDガンダム Mk-IV]]』収録しゅうろくの「ゆめのマロンしゃ宇宙うちゅうたび』」には、通常つうじょうのゴッグと同様どうようのカラーリングの機体きたい登場とうじょう。ジャブロー攻略こうりゃくせん参加さんかしており、SD世界せかいから宇宙うちゅう世紀せいきまよんだマロンしゃ宇宙船うちゅうせん[[ティターンズの機動きどう兵器へいき#ガブスレイ|ガブスレイごう]]にたいし、2がズゴックEとともにジャブローの河川かせんない魚雷ぎょらい発射はっしゃし、撃破げきはしている。
: OVA『[[機動きどう戦士せんしSDガンダム|機動きどう戦士せんしSDガンダム Mk-IV]]』収録しゅうろくの「ゆめのマロンしゃ宇宙うちゅうたび』」には、通常つうじょうのゴッグと同様どうようのカラーリングの機体きたい登場とうじょう。ジャブロー攻略こうりゃくせん参加さんかしており、SD世界せかいから宇宙うちゅう世紀せいきまよんだマロンしゃ宇宙船うちゅうせん[[ティターンズの機動きどう兵器へいき#ガブスレイ|ガブスレイごう]]にたいし、2がズゴックEとともにジャブローの河川かせんない魚雷ぎょらい発射はっしゃし、撃破げきはしている。

2024ねん4がつ27にち (土) 03:54時点じてんにおけるはん

ゴッグ (GOGG) は、「ガンダムシリーズ」に登場とうじょうする架空かくう兵器へいき有人ゆうじん操縦そうじゅうしきひとがたロボット兵器へいきモビルスーツ」 (MS) のひとつ。初出しょしゅつは、1979ねん放送ほうそうテレビアニメ機動きどう戦士せんしガンダム』。

作中さくちゅうてきがわ勢力せいりょくである「ジオン公国こうこくぐん」の量産りょうさんで、水中すいちゅう航行こうこう能力のうりょくゆうした水陸すいりく両用りょうようMSのひとつ。ずんぐりした巨体きょたいに、するどつめ関節かんせつ構造こうぞうりょううで特徴とくちょうで、りょううで収納しゅうのうしてかたアーマーをじた巡航じゅんこう形態けいたい変形へんけいする。

とう記事きじでは、かくバリエーション関連かんれん機種きしゅについても記述きじゅつする。

デザイン

監督かんとく富野とみの喜幸よしゆきのラフデザインをもとに大河原おおかわら邦男くにお参考さんこうようデザインをえがき、安彦やすひこ良和よしかずがクリーンアップしたものが決定けってい稿こうとなった[1]参考さんこうようデザインは決定けってい稿こうより細身ほそみであるが、デザインはほぼ完成かんせいしている。この参考さんこうようデザインを「試作しさく1号機ごうき」としたり[2]、「前期ぜんきがたゴッグと推測すいそくされる」とする資料しりょうもある[3]。なお、うで伸縮しんしゅく収納しゅうのう富野とみののアイデアによる[1]

設定せってい解説かいせつ

しょもと
ゴッグ
GOGG
型式けいしき番号ばんごう MSM-03
所属しょぞく ジオン公国こうこくぐん
開発かいはつ ツィマットしゃ
生産せいさん形態けいたい 量産りょうさん
頭頂とうちょうだか 18.3m[4]/17.8m[5]
本体ほんたい重量じゅうりょう 82.4t[4]
全備ぜんび重量じゅうりょう 159.4t[4]/130t[5]
装甲そうこう材質ざいしつ チタン・セラミックふくごうざい[6][7]
ちょうかたスチール合金ごうきんちょうこう張力ちょうりょくこう[7][8][ちゅう 1]
出力しゅつりょく 1,740kW[4](94,000馬力ばりき[5]
推力すいりょく 38,000kg×2、15,000kg×3[9]
そう推力すいりょく121,000kg[4]
最大さいだい速度そくど 地上ちじょう:50km/h[5]
水中すいちゅう:75kt[4]/19kt[5]
武装ぶそう メガ粒子りゅうしほう×2
ミサイル発射はっしゃかん×2
アイアンネイル×2
フリージーヤード
搭乗とうじょうしゃ コーカ・ラサ
マーシー
ジオン公国こうこくぐん一般いっぱんへい

概説がいせつ

ジオン公国こうこくでは地上ちじょうようMSとしてMS-09ドム開発かいはつしていたが、同機どうきかく反応はんのうではメガ粒子りゅうしほう運用うんよう可能かのう出力しゅつりょくることはできなかった。反応はんのう出力しゅつりょく向上こうじょうのためにはその冷却れいきゃく能力のうりょくたかめる必要ひつようがあり、もっと効率こうりつてき方法ほうほう冷却れいきゃくすい使用しようすることであった。そのため、U.C.0078ねん11月には海水かいすい冷却れいきゃく使用しよう可能かのう水陸すいりく両用りょうようMSの開発かいはつが、MIPしゃツィマットしゃ発注はっちゅうされた[10]。また、水陸すいりく両用りょうようMSはメガ粒子りゅうしほう運用うんようのほか、独力どくりょく海中かいちゅう進行しんこうして目的もくてき到達とうたつ可能かのうとしており、前線ぜんせん基地きち存在そんざいしない場所ばしょでも戦闘せんとう可能かのう特性とくせいゆうする。みず抵抗ていこう考慮こうりょして頭部とうぶまるりゅう線形せんけいとなり、装備そうび内装ないそうしきとなった[10]

開発かいはつはMSM-02水中すいちゅう実験じっけんとの競作きょうさくおこなわれた[11]。その開発かいはつおりにはおおくのアースノイド技術ぎじゅつしゃたずさわったほか、MSM-01(MS-06M) ザク・マリンタイプられたしん素材そざいのデータも反映はんえいされている[7]。そのツィマットしゃにおいてプロトタイプ1号機ごうき完成かんせいし、ジオン公国こうこくのリゾートコロニー「うみ」でテストをおこなったあと、地上ちじょうろされてテストを継続けいぞくした[10][ちゅう 2][ちゅう 3]先行せんこうがたとMSM-02はともに少数しょうすう生産せいさんされ、その2かげつ生産せいさんラインを後期こうきがた集中しゅうちゅうした[12]量産りょうさんは3がつから開始かいしされ、5月には地中海ちちゅうかいやメキシコわん中心ちゅうしん実戦じっせん配備はいびされた[10][ちゅう 4]

水中すいちゅうでの活動かつどう時間じかんながく、推進すいしんには胴体どうたい結合けつごうから吸入きゅうにゅうしたみず反応はんのう高熱こうねつ蒸発じょうはつさせて噴射ふんしゃする水流すいりゅうジェットエンジン採用さいようしている[10]

のMSMシリーズと同様どうようにフレキシブル・ベロウズ・リムという伸縮しんしゅく可能かのう蛇腹じゃばらじょう多重たじゅう関節かんせつ構造こうぞう採用さいようし、これが水中すいちゅうでの抵抗ていこう軽減けいげんやクローを使用しようした格闘かくとうせい向上こうじょうなどに一役ひとやくっている[13][14]。また、この機構きこうによってりょううで両脚りょうきゃく格納かくのうし、水中すいちゅうでの抵抗ていこう低減ていげんできるように設計せっけいされている[12][15]

陸上りくじょうでの活動かつどうには本体ほんたいないのバラストタンクに冷却れいきゃくすいめて行動こうどうするため、1 - 2あいだ活動かつどう限度げんどとなる[15]反応はんのう冷却れいきゃくじょう制限せいげんから、陸上りくじょうでの活動かつどう時間じかんながくない[11]。また、機体きたい重量じゅうりょう影響えいきょうして俊敏しゅんびん動作どうさおこなえないが、たいあつよう設計せっけい近接きんせつ戦闘せんとう十分じゅうぶん防御ぼうぎょりょく発揮はっきする[16]行動こうどう範囲はんいうみ河川かせん地帯ちたい周辺しゅうへん限定げんていされるが、装甲そうこう馬力ばりきともにザクのではなく、連邦れんぽうぐん拠点きょてん破壊はかい[10]じゅう装甲そうこうかした上陸じょうりく侵攻しんこう作戦さくせん活躍かつやくした[11]

武装ぶそう

キアM-23がたメガ粒子りゅうしほう[12][ちゅう 5]
腹部ふくぶに2もん搭載とうさいしたメガ粒子りゅうしほう[15][ちゅう 6]そう重量じゅうりょうは38.7tにおよぶ[12]出力しゅつりょくは1もんにつき2.8MW[15]。エネルギーCAP技術ぎじゅつもちいないビーム兵器へいきであり、ゴッグはどう装備そうび採用さいようしたはつ機体きたいである[15]射程しゃていは1kmほど[16]破壊はかいりょくはザクのつ120ミリライフルの2ばい程度ていどとなる[10]。また、腹部ふくぶ2もん固定こていしきであることからまわしになんがあったとされる[18]
アイアン・ネイル[ちゅう 7]
うで装備そうびされた、近接きんせつ格闘かくとうよう装備そうびとマニピュレーターをねるつめ[18]機体きたい運用うんようじょう、オプションの携行けいこうむずかしかったことから採用さいようされた。実戦じっせんにおいては防御ぼうぎょよう装備そうびとしても機能きのうする[18]アクチュエーター出力しゅつりょくたかいため、ちょう硬質こうしつ合金ごうきんせいつめによってあつ空母くうぼかんそこくことも可能かのう[15]
魚雷ぎょらい発射はっしゃかん[18]
ほん腹部ふくぶ魚雷ぎょらい発射はっしゃかんかく2もん搭載とうさいする[18][13]。ミサイルランチャーとした資料しりょうもみられる[21]
フリージーヤード
頭頂とうちょうのマルチプルランチャー[13]から発射はっしゃされるカプセルに収納しゅうのうされている、ゲルじょう物質ぶっしつ機体きたいおおうことで、機雷きらい爆雷ばくらい無効むこうできる[18]。これはソナーによる探知たんち低減ていげんする効果こうかもあったが、ウォーターインテークが閉塞へいそくすることから長時間ちょうじかん使用しようできず、からった機雷きらいすみやかに投棄とうき排除はいじょする必要ひつようがあった[13]
フォノンメーザー
頭部とうぶ装備そうびする[17][22][23]
テレビばんだい26でマーシーとラサがベルファスト基地きち急襲きゅうしゅうしたさい連邦れんぽうぐん防衛ぼうえい部隊ぶたい発射はっしゃした魚雷ぎょらいをゴッグが光線こうせん迎撃げいげきする描写びょうしゃがある。この光線こうせんはゴッグのがわ頭部とうぶから発射はっしゃされている。
その
レーザーほうを2もん内蔵ないぞうするとした資料しりょうもみられるが[24]装備そうび個所かしょ不明ふめい

げきちゅうでの活躍かつやく

機動きどう戦士せんしガンダム』だい26で、はつ水陸すいりく両用りょうようMSとして登場とうじょう

マッドアングラーたい所属しょぞくユーコンきゅう潜水せんすいかんから2発進はっしんし、連邦れんぽうぐんベルファスト基地きちうみから攻撃こうげきした。61しき戦車せんしゃだい口径こうけいバルカンほうじゅう装甲車そうこうしゃ主力しゅりょくとする連邦れんぽうぐん守備しゅびたい一蹴いっしゅうし、MSの通常つうじょう兵器へいきたいする優越ゆうえつせいあらためて印象いんしょうづけた。そのさい機雷きらいさわかみなりしてもなんともなかったゴッグの機体きたいて、操縦そうじゅうしていたコーカ・ラサ曹長そうちょう漫画まんが機動きどう戦士せんしガンダム THE ORIGIN』では、アニメばんでのズゴックパイロットであるカラハ変更へんこう)は装甲そうこう強固きょうこさをたか評価ひょうかしている。パワーでもガンダムけをとっておらず、パワーアップしたハイパーハンマーをも素手すでめ、チェーンをせんっている。

だが、そのはやられやくとなり、ゴッグのじゅう装甲そうこうでもふせげないビーム兵器へいき撃破げきはされる描写びょうしゃつづいた(どういち作画さくが流用りゅうよう)。おもなパイロットはラサ、マーシーなど。ズゴックパイロットとして出撃しゅつげきしたカラハも、ゴッグにっていたとうかがえる描写びょうしゃがある[ちゅう 8]ジャブローせんでは配備はいびされていたゴッグをすべてうしなったマッドアングラーたいに2のゴッグが追加ついか配備はいびされたが、この2もホワイトベースたいとの交戦こうせん撃破げきはされている。

なお、アムロ・レイはゴッグ2交戦こうせんするまえほんめい発言はつげんしている。だい26前半ぜんはんレビル提示ていじした画面がめんにもうで格納かくのうしたゴッグの正面しょうめん表示ひょうじされているため、連邦れんぽうぐんほんめいについても情報じょうほうをすでにっていたことがうかがえる。

機動きどう戦士せんしガンダムΖぜーたΖぜーただい40では、スタンパ・ハロイ所有しょゆう機体きたいとして登場とうじょうぜんてん周囲しゅういモニター・リニアシートかわそうされており、ねつかくジェットによるホバー走行そうこう可能かのう複数ふくすう存在そんざいしており、ルナン通常つうじょうカラーのゴッグに搭乗とうじょうしてやり武器ぶきにしている。ハマーン・カーンあやつアッガイたいしてはクローでうで切断せつだんされて戦闘せんとう不能ふのうになり、退散たいさんしている。このほか、アジアふう装飾そうしょくほどこされたあか機体きたい存在そんざいする。

たまこし博幸ひろゆき漫画まんがばん機動きどう戦士せんしガンダム0080 ポケットのなか戦争せんそう』では、サイクロプスたい要人ようじん救出きゅうしゅつ作戦さくせん「オペレーション・カノッサ」のさいに、のちにハイゴッグ搭乗とうじょうするミハイル・カミンスキー中尉ちゅうい搭乗とうじょう左肩ひだりかた部隊ぶたいしょうえがかれている。アンディ・ストロース少尉しょういラムズゴックとともにコムサイ搭載とうさいされて地球ちきゅう降下こうか直後ちょくごコア・ブースター2追撃ついげきけるも、コミサイの下部かぶハッチをけてアイアン・ネイルで撃破げきはする。そのうみから連邦れんぽうぐん基地きち上陸じょうりくし、守備しゅびたいのジムや61しき戦車せんしゃ殲滅せんめつする。

呼称こしょう

機体きたい名称めいしょう本来ほんらい、ゴッではなくゴッであった。『機動きどう戦士せんしガンダム』げきちゅうでゴックと呼称こしょうされていること[25]劇場げきじょうばん機動きどう戦士せんしガンダムII あい戦士せんしへん』パンフレット、富野とみのゆかりゆうのラフ[26]にゴックと表記ひょうきされていること、ズゴック・ゾゴックとともに「ゴックシリーズ」としての富野とみのラフが存在そんざいすることなどが、その裏付うらづけとなっている(ほん放送ほうそう当時とうじ競作きょうさく設定せってい存在そんざいしなかった)。

バリエーション

水中すいちゅう実験じっけん

しょもと
水中すいちゅう実験じっけん
AQUA EXPERIMENT TYPE[27]
型式けいしき番号ばんごう MSM-02
所属しょぞく ジオン公国こうこくぐん
開発かいはつ ツィマットしゃ
生産せいさん形態けいたい 試作しさく
頭頂とうちょうだか 17.7m[28]
本体ほんたい重量じゅうりょう 58.3t[28]
全備ぜんび重量じゅうりょう 95.4t[28]
装甲そうこう材質ざいしつ チタン・セラミックふくごうざい[28]
出力しゅつりょく 1,370kW[28]
推力すいりょく 61,400kg[28]
センサー
有効ゆうこう半径はんけい
3,150m[28]
武装ぶそう 6連装れんそうミサイル・ランチャー×4
たいかん対空たいくうミサイル・ランチャー×4
収納しゅうのうしき70mmバルカンほう×2
頭部とうぶバルカンほう
搭乗とうじょうしゃ バリー・ファウンテン

メカニックデザイン企画きかくモビルスーツバリエーション(MSV)』の文字もじ設定せってい初出しょしゅつで、『M-MSV』(初出しょしゅつは『SD CLUBだい13ごう)でデザインや詳細しょうさい設定せっていくわえられた。

ザク・マリンタイプのデータをもとにツィマットしゃ開発かいはつした水陸すいりく両用りょうようMS[28]だい1水陸すいりく両用りょうようMS開発かいはつにおいてゴッグと社内しゃない競作きょうさくかたち開発かいはつされている[29]機体きたい形状けいじょう流線型りゅうせんけいにすることによってみず抵抗ていこうらし、ハイドロ・ジェットを装備そうびして水中すいちゅうでの運動うんどうせいはザク・マリンタイプより10-20パーセント向上こうじょうしているが、ぐん要求ようきゅうにはたっしていない[28]。ゴッグとくらべてまだザクの面影おもかげのこっているため、地上ちじょうせんでの性能せいのう期待きたいされるが[29]陸上りくじょうでの機動きどうせい劣悪れつあくであった[28]

ジェネレーターはドムに搭載とうさい予定よていのものを水冷すいれいしき改修かいしゅうしたことによって出力しゅつりょく向上こうじょうしているが、陸上りくじょうでの稼働かどう時間じかんかぎられている[28]武装ぶそうりょうかたりょう前腕ぜんわんかぶとに6連装れんそうミサイル・ランチャー、ランドセル中央ちゅうおうたいかん対空たいくうようのミサイル・ランチャー、ランドセル上部じょうぶ左右さゆう収納しゅうのうしきの70ミリバルカンほう(バルカン・ポッド[30])を装備そうび。スペックひょうには頭部とうぶバルカンほう記載きさいされているが[28]装備そうび位置いち不明ふめい。また、ゴッグとおなじキアM-23メガ粒子りゅうしほう搭載とうさいされたともいわれるが[29]、こちらも不明ふめいである。

ゴッグの初期しょきがたとともに先行せんこう量産りょうさんかたち少数しょうすう生産せいさんされるが、ゴッグが後期こうきがた移行いこうするさいには生産せいさんラインをゆずり、ほん生産せいさん中止ちゅうしとなる[29]

曽野そのよしだい漫画まんがアッガイ博士はかせ』では、水陸すいりく両用りょうようMSによる海洋かいよう探査たんさ開発かいはつ機器きき評価ひょうかかい (ETEDO) におなじツィマットしゃせいジュリックとともに参加さんか同社どうしゃのテスト・パイロットであるバリー・ファウンテン軍曹ぐんそう搭乗とうじょうし、だい1回戦かいせんでMIPしゃプロトタイプズゴック対戦たいせんするが、推進すいしん破壊はかいされて行動こうどう不能ふのうとなる。

プロトタイプゴッグ

しょもと
プロトタイプゴッグ
PROTOTYPE GOGG
型式けいしき番号ばんごう MSM-03-1
所属しょぞく ジオン公国こうこくぐん
開発かいはつ ツィマットしゃ
生産せいさん形態けいたい 試作しさく
頭頂とうちょうだか 17.5m[31]
本体ほんたい重量じゅうりょう 58.4t[31]
全備ぜんび重量じゅうりょう 79.6t[31]
装甲そうこう材質ざいしつ チタン・セラミックふくごうざい[31]
出力しゅつりょく 2,690kW[31]
推力すいりょく 4,300kg[31]
センサー
有効ゆうこう半径はんけい
3,200m[31]
武装ぶそう 拡散かくさんメガ粒子りゅうしほう×2[31]
ハンド魚雷ぎょらいポッド×2[31]

『M-MSV』で設定せっていされた。初出しょしゅつは『SD CLUB』だい9ごう

スペースコロニーうち開発かいはつされたゴッグの試作しさくがた[31]地球ちきゅう移送いそうしてテストがおこなわれた結果けっか水中すいちゅうでの長時間ちょうじかん長距離ちょうきょり航行こうこうにおけるりょううで抵抗ていこう増加ぞうか問題もんだいとなり、量産りょうさんがたでは手足てあし伸縮しんしゅく機構きこう採用さいようされる[31]。メガ粒子りゅうしほうほん段階だんかいから装備そうびされているが、水中すいちゅうでのビームの拡散かくさん予想よそう以上いじょう深刻しんこくであったことから、オプション装備そうびとして前腕ぜんわん装着そうちゃくする魚雷ぎょらいポッドが計画けいかくされている[31]。しかし、うで伸縮しんしゅく機構きこう採用さいようされたことから廃案はいあんとなっている[3]

漫画まんがアッガイ博士はかせ』では、プロトタイプのズゴックアッガイとともに、スペースコロニーない水陸すいりく両用りょうようMSの評価ひょうか試験しけん参加さんかしている。また、ほん基礎きそ設計せっけいおこなったツィマットしゃ設計せっけい主任しゅにんコースケ・カトーが登場とうじょうする。

なお、ほんのデザインは1989ねん大河原おおかわら邦男くにおがリライトしたゴッグをそのまま流用りゅうようしている[32]

ゴッグ(F.M.S.)

模型もけい情報じょうほうのメカニックデザイン企画きかく『F.M.S.』(福地ふくちモビルスーツステーション)に登場とうじょうするジオン公国こうこくぐん水陸すいりく両用りょうようMS。

通常つうじょうのゴッグ(ノーマル・ゴッグ)とハイゴッグの中間ちゅうかん位置いちする機体きたいで、頭部とうぶ胴体どうたいはノーマル・ゴッグからおおきな変更へんこうくわえられていないが、かたうで形状けいじょうはハイゴッグに類似るいじしており、全体ぜんたいてきなフォルムもハイゴッグのものにちかづいている。武装ぶそう胴体どうたいおよびりょううでのビームほうとクローのほか、バルカンとロケットだん装備そうび作中さくちゅうでは一貫いっかんしてたんに「ゴッグ」とばれており、ほん独自どくじ名称めいしょう設定せってい。そのため、本節ほんぶしかりのものである。

ジュアッグあらためとともにジャブロー攻略こうりゃくせん参加さんかしているが、地球ちきゅう連邦れんぽうぐんのMSの迎撃げいげきけて撃破げきはされている。

ハイゴッグ

しょもと
ハイゴッグ
HY-GOGG
型式けいしき番号ばんごう MSM-03C
所属しょぞく ジオン公国こうこくぐん
生産せいさん形態けいたい 量産りょうさん
頭頂とうちょうだか 15.4m
本体ほんたい重量じゅうりょう 54.5t
全備ぜんび重量じゅうりょう 79.2t
装甲そうこう材質ざいしつ チタン・セラミックふくごうざい[7]
ちょうかたスチール合金ごうきん[7]
出力しゅつりょく 2,735kW
推力すいりょく 38,000kg×2(背部はいぶ
10,000kg×1(股間こかん
そう推力すいりょく)86,000kg/規格きかく排水はいすいりょう253t
武装ぶそう ビーム・カノン×2
魚雷ぎょらい発射はっしゃかん×4
バイス・クロー×2
120mmマシンキャノン×2
ハンド・ミサイル・ユニット×2
搭乗とうじょうしゃ アンディ・ストロース
ミハイル・カミンスキー
ガブリエル・ラミレス・ガルシア
その 姿勢しせい制御せいぎょバーニア×9

OVA機動きどう戦士せんしガンダム0080 ポケットのなか戦争せんそう』に登場とうじょう。メカニックデザインは出渕いずぶちひろしうで出渕いずぶちがこれ以前いぜんにラフデザインを担当たんとうしたカプールのラインをすすめて自分じぶんのコンセプトをれており、『0080』のなか一番いちばん自信じしんのあるデザインだとかたっている[33]。もともと、『0080』登場とうじょうMSのおおくは新型しんがたではなくテレビシリーズに登場とうじょうした機体きたいのリメイクだったが、ほんだけは大幅おおはばにデザインをえたために当初とうしょからべつ機体きたいとしてかんがえており[34]設定せっていには「MSM-05/B《ゴックあらため」の名称めいしょうしるされていた[35]

統合とうごう整備せいび計画けいかくにおいて開発かいはつされた機体きたいひとつであるが、ズゴックEのような改修かいしゅう改良かいりょうではなく、ゴッグのコンセプトをもと新規しんき設計せっけいされた機体きたいとされる[36][ちゅう 9]再度さいど地球ちきゅう侵攻しんこうまで開発かいはつ凍結とうけつされていたカプールまでの過渡かとにあたる機体きたい[37]、コクピット形状けいじょうはズゴックEと同型どうけいのものに改修かいしゅうされた[37]。また、モノアイ形状けいじょう変更へんこうされたほか、ショルダーアーマーは可動かどうしきのものに変更へんこう。エネルギーCAP技術ぎじゅつ導入どうにゅうやジェネレーターの改良かいりょうによってゴッグよりも機体きたいぜんこう小型こがたし、火力かりょく増大ぞうだい[36]。また、機体きたい軽量けいりょうされ、機種きしゅとの部品ぶひん共有きょうゆうはかられているとされる[38]。そういった各種かくしゅ改良かいりょうにより、生産せいさんせい向上こうじょうした[39]陸上りくじょうでの運動うんどう性能せいのう旧型きゅうがたおおきく凌駕りょうがし、巨大きょだい格闘かくとうせんようクローもあいまって連邦れんぽうぐんジム圧倒あっとうする戦闘せんとうりょく[7]水中すいちゅう航行こうこう形状けいじょう改善かいぜん水中すいちゅうようジェットパックの装備そうびにより、巡行じゅんこう能力のうりょく向上こうじょうした[36]終戦しゅうせんまでに相当そうとうすう機体きたい生産せいさんされた[36]一方いっぽう配備はいび遅延ちえんからかぎられた戦場せんじょうでしか運用うんようされなかった[7]投入とうにゅう実績じっせきからズゴックとの連携れんけい有用ゆうようであったため、戦略せんりゃく武装ぶそうめん差別さべつはかられている[36]

武装ぶそう装備そうび
ジェットパック
航続こうぞく距離きょり水中すいちゅうでの速度そくど向上こうじょうするために装備そうびされる[36]はな可能かのう化学かがく燃料ねんりょうしきのロケットで[40]本体ほんたい背面はいめんのスラスターと併用へいようすることによって機体きたい滑走かっそうさせることや飛翔ひしょうすることが可能かのうなほか、断崖絶壁だんがいぜっぺきすうじゅうmを垂直すいちょく上昇じょうしょう可能かのう[39]
ビーム・カノン[36][ちゅう 10]
うで装備そうびする[36]内蔵ないぞうしきのメガ粒子りゅうしほう[38]連射れんしゃ可能かのうで、近接きんせつ戦闘せんとう活用かつようされる[39]
魚雷ぎょらい発射はっしゃかん
頭部とうぶ左右さゆうに2もんずつ、けい4もん装備そうび巡行じゅんこう遮蔽しゃへいされる[36]。また、洋上ようじょう陸上りくじょうでは対地たいち対空たいくうミサイルとして使用しよう可能かのう[39]
バイス・クロー
うで装備そうび中間なかま関節かんせつもうけられており、作業さぎょうせい向上こうじょうしている[36]
120mmマシンキャノン
腹部ふくぶ装備そうび。ザクマシンガンとどう口径こうけいの120mmほう発射はっしゃする[39]
ハンド・ミサイル・ユニット
うで追加ついか装備そうびするオプション[36]航行こうこうにはフェアリングユニットでおおわれており、これはミサイル発射はっしゃ排除はいじょされる[39]
げきちゅうでの活躍かつやく
『0080』では、だい1登場とうじょうアンディ・ストロースミハイル・カミンスキーガブリエル・ラミレス・ガルシア搭乗とうじょうし、サイクロプスたい隊長たいちょうであるハーディ・シュタイナーのズゴックEととも地球ちきゅう連邦れんぽうぐん北極ほっきょく基地きち強襲きょうしゅうした。かくともパイロットのうであいまってむかジム寒冷かんれい仕様しよう部隊ぶたい翻弄ほんろうし、アンディ連邦れんぽうぐん新型しんがたMSを格納かくのうしたコンテナを発見はっけんするが、コンテナを搭載とうさいする連邦れんぽうぐんのシャトルがすでにげの秒読びょうよ態勢たいせいはいっていたため、アンディは僚機の到着とうちゃくたずに突入とつにゅうする。その結果けっかほんはシャトルの護衛ごえいによる攻撃こうげきけて撃破げきはされ、アンディも戦死せんししている。
漫画まんが機動きどう戦士せんしムーンガンダム』では、0091ねん新生しんせいネオ・ジオンぐん接収せっしゅうした南極なんきょくきゅう資源しげん開発かいはつ基地きち配備はいびされており、ロンド・ベルたいによる降下こうか作戦さくせん迎撃げいげきに1出撃しゅつげきしている。
漫画まんが機動きどう戦士せんしガンダムUCバンデシネ Episode:0』では、0094ねん5がつ3にち公国こうこくぐん残党ざんとうの2連邦れんぽうぐんウィルミントン海軍かいぐん基地きち襲撃しゅうげき守備しゅびたいネモ2ジムIII 1全滅ぜんめつむが、1はジムIIIに、もう1歩兵ほへい部隊ぶたいによる榴弾りゅうだん斉射せいしゃによって撃破げきはされる。なお、1装備そうびしているハンド・ミサイル・ユニットはアナハイム・エレクトロニクスしゃせいであり、残党ざんとう同社どうしゃから横流よこながしをけたものである。
OVA『機動きどう戦士せんしSDガンダム Mk-IV収録しゅうろくの「ゆめのマロンしゃ宇宙うちゅうたび』」には、通常つうじょうのゴッグと同様どうようのカラーリングの機体きたい登場とうじょう。ジャブロー攻略こうりゃくせん参加さんかしており、SD世界せかいから宇宙うちゅう世紀せいきまよんだマロンしゃ宇宙船うちゅうせんガブスレイごうたいし、2がズゴックEとともにジャブローの河川かせんない魚雷ぎょらい発射はっしゃし、撃破げきはしている。

ゴッグ(サンダーボルトばん

漫画まんが・OVA『機動きどう戦士せんしガンダム サンダーボルト』に登場とうじょう。パイロットはフィリップ・カウフマン[41]

ほんさくでは四肢ししほそながいなどハイゴックとの折衷せっちゅうてきなデザインとなっているうえ、いちねん戦争せんそうのゴッグよりいちまわおおきく設計せっけいされたという設定せっていになっている。胴体どうたいあし腰部ようぶ腹部ふくぶかれており、コックピットの位置いちする腰部ようぶ球状きゅうじょうとなっている。

あしりたたむ機構きこう追加ついかされ、水中すいちゅうではりたたむことでみず抵抗ていこう軽減けいげんしているほか、あしりたたんだ状態じょうたいソリのように氷上ひかみ高速こうそく移動いどうできる。また、クロー部分ぶぶん装備そうびされたヒートクローでうみごおり容易よういくずせる。

脚注きゃくちゅう

注釈ちゅうしゃく

  1. ^ ほんふく水陸すいりく両用りょうようMSの装甲そうこう材質ざいしつながらく設定せっていされていなかった。1996ねん発行はっこう書籍しょせき『データコレクション2 いちねん戦争せんそうへん』で「ちょうこう張力ちょうりょくこう」とされ[8]、2000ねんの『MSVコレクションファイル[地球ちきゅうへん]』では「チタン・セラミックふくごうざい」も併記へいきされるが、翌年よくねんの『GUNDAM OFFICIALS』では後者こうしゃのみが記載きさいされ[6]以降いこう資料しりょうでは『OFFICIALS』を踏襲とうしゅうしている。
  2. ^ ガンダムセンチュリー』では1号機ごうき完成かんせいが0080ねん1がつ地上ちじょうろされたのが2がつとされるが、同書どうしょとき系列けいれつ現在げんざい設定せっていとはことなる。
  3. ^ プロトタイプゴッグ開発かいはつて、前期ぜんきがた競作きょうさくである水中すいちゅう実験じっけんとも少数しょうすう先行せんこう生産せいさんされ、試験しけん運用うんようされたとする資料しりょうもみられる。[3]
  4. ^ 後期こうきがた生産せいさんは、キャリフォルニアベースのツィマットしゃ工廠こうしょうおこなわれた[13]
  5. ^ 収束しゅうそくビームほう[17]、「偏向へんこうメガ粒子りゅうしほう」との記述きじゅつがみられる[15][10]
  6. ^ 3もんとする資料しりょうもみられる[15]
  7. ^ かぎつめの「アイアン・ネイル」という名称めいしょうはテレビばん放映ほうえい終了しゅうりょう直後ちょくご書籍しょせき氷川ひかわ竜介りゅうすけ創作そうさくしたものであり[19]同書どうしょ子供こどもけに「怪獣かいじゅう図鑑ずかん」としてあつかった結果けっかであるという[20]
  8. ^ テレビばんだい27で、ズゴックとゴッグの心地ごこち比較ひかくしている。
  9. ^ プラモデルキットによっては、説明せつめいしょ内用ないよう辞典じてんでフリージーヤードに言及げんきゅうされているものの、しょもとひょう記述きじゅつがみられず装備そうび有無うむ不明ふめいなものもみられる[36]
  10. ^ ビーム・キャノンと記述きじゅつした資料しりょうもみられる[39]

出典しゅってん

  1. ^ a b 機動きどう戦士せんしガンダム ガンダムアーカイブ』メディアワークス、1999ねん6がつ、96-97ぺーじISBN 978-4840212113
  2. ^ 『コミックボンボン』1982ねん6がつごう講談社こうだんしゃ、209ぺーじ
  3. ^ a b c 皆川みなかわゆか『機動きどう戦士せんしガンダム公式こうしき百科ひゃっか事典じてん GUNDAM OFFICIALS』講談社こうだんしゃ、2001ねん3がつ、292-293ぺーじISBN 978-4063301106
  4. ^ a b c d e f 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動きどう戦士せんしガンダム MSだい図鑑ずかん【PART.1 いちねん戦争せんそうへん】』バンダイ、1989ねん2がつ20日はつか、56-57ぺーじ。(ISBN 4-89189-006-1)
  5. ^ a b c d e 『テレビマガジン』1981ねん2がつごう付録ふろく機動きどう戦士せんしガンダムだい事典じてん上巻じょうかん講談社こうだんしゃ
  6. ^ a b OFFICIALS 2001, p. 292-295.
  7. ^ a b c d e f g MSVコレクションファイル地球ちきゅうへん 2000.
  8. ^ a b DCいちねん戦争せんそうへん 1996, p. 28.
  9. ^ 『B-CLUB VISUAL COMIC 機動きどう戦士せんし0080 ポケットのなか戦争せんそう VOL 2』(バンダイ、1989ねん
  10. ^ a b c d e f g h ガンダムセンチュリー』みのり書房しょぼう、1981ねん9がつ銀河ぎんが出版しゅっぱん、2000ねん3がつ復刻ふっこくばん)、39ぺーじISBN 4-87777-028-3
  11. ^ a b c 機動きどう戦士せんしガンダム モビルスーツバリエーション(2) ジオンぐんMS・MAへん講談社こうだんしゃ、1984ねん4がつ30にち、2006ねん7がつ復刻ふっこくばん)、108-109ぺーじISBN 978-4063721768
  12. ^ a b c d 模型もけい情報じょうほう別冊べっさつ MSバリエーション・ハンドブック2』バンダイ、1983ねん5がつ、10-11ぺーじ
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  14. ^ 『モビルスーツ全集ぜんしゅう2 水陸すいりく両用りょうようモビルスーツBOOK』 双葉社ふたばしゃ、2010ねん11月15にち、32ぺーじ
  15. ^ a b c d e f g h 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動きどう戦士せんしガンダム MSだい図鑑ずかん【PART.1 いちねん戦争せんそうへん】』バンダイ、1989ねん2がつ20日はつか、84-85ぺーじ。(ISBN 4-89189-006-1)
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  22. ^ 『ロマンアルバム 機動きどう戦士せんしガンダム』徳間書店とくましょてん、1980ねん7がつ、138ぺーじ
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  25. ^ 株式会社かぶしきがいしゃ日本にっぽんサンライズ『機動きどう戦士せんしガンダム台本だいほんぜん記録きろく』375-388p,391p,421-427p。
  26. ^ 株式会社かぶしきがいしゃ日本にっぽんサンライズ『機動きどう戦士せんしガンダム記録きろく全集ぜんしゅう4』183p。なお、本書ほんしょにはゴック、ゴッグの表記ひょうき混在こんざいしている。
  27. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE.46 機動きどう戦士せんしガンダム MSだい図鑑ずかん【PART.7 デラーズ紛争ふんそうへんした〉】』バンダイ、1992ねん6がつ、137ぺーじ
  28. ^ a b c d e f g h i j k l 『SD CLUB』だい13ごう、バンダイ、1990ねん6がつ、80ぺーじ
  29. ^ a b c d 模型もけい情報じょうほう別冊べっさつ MSバリエーション・ハンドブック2』バンダイ、1983ねん5がつ、10-11ぺーじ
  30. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE.25 機動きどう戦士せんしガンダム MSだい図鑑ずかん【PART.4 MS開発かいはつ競争きょうそうへん】』バンダイ、1991ねん2がつ、98-99ぺーじ
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  32. ^ 大河原おおかわら邦男くにおアイアンワークス』(バンダイ、1989ねん11月)103ぺーじ
  33. ^ 出渕いずぶちひろしメカニカルデザインワークス1』ムービック、2000ねん8がつ、27ぺーじISBN 978-4896014907
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  35. ^ モデルグラフィックス10 1988, p. 51.
  36. ^ a b c d e f g h i j k l 『1/144 ハイゴッグ』バンダイ、1989ねん5がつ組立くみたて説明せつめいしょ
  37. ^ a b 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動きどう戦士せんしガンダム MSだい図鑑ずかん【PART.1 いちねん戦争せんそうへん】』バンダイ、1989ねん2がつ20日はつか、138-140ぺーじ。(ISBN 4-89189-006-1)
  38. ^ a b 皆河みなごゆうとぎそう解説かいせつガンダム辞典じてんVer1.5』講談社こうだんしゃ、2009ねん8がつ、183ぺーじISBN 978-4063757958
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  40. ^ 『1/144 ズゴックE』バンダイ、1989ねん3がつ組立くみたて説明せつめいしょ
  41. ^ MECHANICAL ゴッグ”. OVA『機動きどう戦士せんしガンダム サンダーボルト』公式こうしきサイト. そうどおり・サンライズ. 2021ねん11月18にち閲覧えつらん

参考さんこう文献ぶんけん

  • 書籍しょせき
    • 『データコレクション2 機動きどう戦士せんしガンダム いちねん戦争せんそうへん』メディアワークス、1996ねん11月15にちISBN 4-07-305314-0 
    • 機動きどう戦士せんしガンダム MSV コレクションファイル[地球ちきゅうへん]』講談社こうだんしゃ、2000ねん6がつ21にちISBN 4-06-346551-9 
    • 皆川みなかわゆか機動きどう戦士せんしガンダム 公式こうしき百科ひゃっか事典じてん GUNDAM OFFICIALS講談社こうだんしゃ、2001ねん3がつ21にちISBN 4-06-330110-9 
  • 雑誌ざっし
    • 『モデルグラフィックス』1988ねん10がつごうだい日本にっぽん絵画かいが 

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