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動物どうぶつ同性愛どうせいあい

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
同士どうしキリン

動物どうぶつ同性愛どうせいあい(どうぶつのどうせいあい。りょう性愛せいあいふくむ)は、自然しぜんかいにおいてひろられる。動物どうぶつせい行動こうどうにはおなしゅあいだでさえ様々さまざま形態けいたいがあり、その行動こうどう動機どうきおよび含意がんいはまだ十分じゅうぶんには理解りかいされていない。

1999ねんのブルース・ベージミル (Bruce Bagemihl)の研究けんきゅうでは、交尾こうびかぎられない、同性愛どうせいあいてき行動こうどうが1500にちかたね観察かんさつされることがしめされていて、このうち500しゅについては十分じゅうぶん典拠てんきょがあげられている[1][2] 。なお、ほんこうにおける「動物どうぶつ」には人間にんげん(ヒト)はふくまれない。

用語ようご[編集へんしゅう]

同性愛どうせいあい(ホモセクシャル)という用語ようごは1868ねんカール=マリア・ケートベニー(Karl-Maria Kertbeny)によって造語ぞうごされたものであり、本来ほんらい人間にんげん同性どうせいあいだられる性的せいてき感情かんじょうおよび性行為せいこうい記述きじゅつするためのものであった。動物どうぶつについて同性愛どうせいあいという用語ようご使用しようすることにはおもふたつの理由りゆうから異論いろんがある。動物どうぶつせいおよび動物どうぶつせい行動こうどう動機どうきとなる要因よういんについてはまだ十分じゅうぶんには理解りかいされておらず、また同性愛どうせいあいという用語ようごには人間にんげん以外いがいたねとは関係かんけいのない西洋せいよう文化ぶんかてき含意がんいおおふくまれているためである[3]。それゆえ同性愛どうせいあいてき行動こうどうには様々さまざま名称めいしょうもちいられてきた。動物どうぶつ同性愛どうせいあいかんしては「ゲイ」や「レズビアン」といったかたり使つかわず、もっぱら「ホモセクシャル」をもちいる。「ゲイ」や「レズビアン」といった単語たんご人間にんげんせい行動こうどうむすびついたものとかんがえられるためである。

動物どうぶつ選好せんこうおよび動機どうきつね行動こうどうから推測すいそくされるものである。したがって、長年ながねんにわたって、同性愛どうせいあいという用語ようご動物どうぶつ同性愛どうせいあいてき行動こうどうについてもちいられている。最近さいきん研究けんきゅうでは、同性愛どうせいあいという用語ようご同性どうせい動物どうぶつあいだのあらゆるせい行動こうどうについて使つかわれている[4][5][6][7]

研究けんきゅう[編集へんしゅう]

同性どうせいあいだせい行動こうどうは、同性どうせいあいだせい行動こうどうたいする社会しゃかい態度たいどからしょうじた観察かんさつしゃ偏見へんけんのために、最近さいきんまで「公式こうしきには」おおきな規模きぼ観察かんさつされることがなかった。しかし、現在げんざいでは同性どうせいあいだせい行動こうどう社会しゃかいせい鳥類ちょうるいおよび哺乳類ほにゅうるいとく海洋かいよう哺乳類ほにゅうるいおよび霊長れいちょうるいにおいてひろ観察かんさつされている。

同性どうせいあいだせい行動こうどう刑務所けいむしょないせい行動こうどうられる優劣ゆうれつ関係かんけい類似るいじしたオスの社会しゃかい機構きこうおよび社会しゃかいてき優位ゆうい起源きげんがあるとかんがえている研究けんきゅうしゃもいるが、Joan Roughgarden、Bruce Bagemihl、Paul Vaseyのように、せい社会しゃかいてき機能きのう個体こたい優位ゆういとはかならずしも関係かんけいがなく、れのなかでの連携れんけいおよび社会しゃかいてきむすびつきを強化きょうかするのに役立やくだっているとかんがえる研究けんきゅうしゃもいる。さらに、機会きかいがあるにもかかわらずメスとつがいになるのを拒否きょひし、電気でんきてきショックでかれさせようとしてもオスと生涯しょうがいをともにするゲイのペンギンがいることを指摘してきして、社会しゃかい機構きこう理論りろん疑問ぎもんげかける研究けんきゅうしゃもいる[8][9]。このような同性どうせいのつがいにかんする報告ほうこくはまだ裏付うらづけにとぼしいものにすぎないが、ヒツジのようにたんこんではないたねにおいて恒常こうじょうてきなつがいの関係かんけいをもった恒常こうじょうてき同性愛どうせいあい確認かくにんする科学かがくてき研究けんきゅう[10]増加ぞうかしているのも事実じじつである。

具体ぐたいれい[編集へんしゅう]

ニホンザル場合ばあい同性どうせいあいだ関係かんけいは、れにより割合わりあいことなるが、頻繁ひんぱんられるものである。メスは愛情あいじょうのこもった社会しゃかいてきおよび性的せいてき活動かつどう特徴とくちょうとする「求愛きゅうあい」をおこなう。関係かんけい継続けいぞく期間きかん数日すうじつからすう週間しゅうかんまで様々さまざまだが、このようなきずながメスの4ぶんの1にまでられるれもある。また、このようなペアからつよくて長続ながつづきする友好ゆうこう関係かんけいまれることもしばしばである。オスもまた典型てんけいてきにはどう年齢ねんれい複数ふくすうのパートナーとともに同性どうせいあいだ関係かんけいつ。このような関係かんけいはじゃれあいのおお愛情あいじょうのこもった活動かつどうをともなう[11]

ボノボでは、オスもメスも性愛せいあいてきおよび同性愛どうせいあいてき行動こうどうおこなう。とく注目ちゅうもくすべきはメスの同性愛どうせいあいである。ボノボのせい行動こうどうのおよそ60%は2とう以上いじょうのメスのあいだのものだ。ボノボの同性愛どうせいあいてき結合けつごうシステムはいずれのたねにおいてもられている同性愛どうせいあいなかでももっと頻度ひんどたか同性愛どうせいあいしめしているが、同性愛どうせいあいはあらゆる大型おおがた類人猿るいじんえんについて報告ほうこくされていて、ほかのおおくの霊長れいちょうるいもまた同様どうようである[12][13][14][15][16][17][18][19][20]

アフリカゾウおよびアジアゾウのオスは同性どうせいあいだできずなをむすび、マウンティングをおこなう。このような出会であいはしばしば、キス、はなのからみわせ、おたがいのくちなかはなれるといった愛情あいじょうのこもった相互そうご行為こういをともなう。この出会であいは異性いせいあいいとなみに類似るいじしたもので、オスはしばしばはな相手あいて背中せなかばして、マウンティングしたいという意図いとしめ行為こうい目立めだたせる。つねにつかの性格せいかく性愛せいあい関係かんけいちがい、オス同士どうし関係かんけいは1とう年長ねんちょう個体こたいと1とうまたは2とう年少ねんしょう個体こたいとで構成こうせいされる「仲間なかまづきあい」になる。同性どうせいあいだ関係かんけいはオス・メスのどちらにおいてもひろ頻繁ひんぱんられ、捕獲ほかくされたアジアゾウの場合ばあい性的せいてき出会であいのおよそ45%が同性どうせいあいだ活動かつどうかっている[21]

アメリカバイソン同性愛どうせいあい行動こうどう一般いっぱんてきにしめすウシ哺乳類ほにゅうるいである。オス同士どうし求愛きゅうあい、マウンティング、肛門こうもんへの交尾こうび挿入そうにゅう記録きろくされている。また、メス同士どうしのマウンティングはウシではよくみられることである。さらに、あいだせいのバイソンも存在そんざいする[22]

キリン場合ばあい、Bruce Bagemihlによると、交尾こうびするつがいのうちの9わりはオス同士どうしである[23]

ヒツジかんする2003ねん10がつのCharles E. Roselli博士はかせら(オレゴン健康けんこう科学かがく大学だいがく)の研究けんきゅうによると、オスの同性愛どうせいあいひつじの8%で発見はっけんされた)は「ヒツジせいてきがたかく」(oSDN)とよばれるゆうひつじのう領域りょういき関連かんれんがある。同性愛どうせいあいしめすオスのヒツジのoSDNは異性いせいあいのオスのそれの半分はんぶんおおきさである。

「メスをこのひつじのoSDNはオス指向しこうひつじおよびめすひつじのそれよりもかなりおおきく、おおくのニューロンふくんでいた。さらに、メス指向しこうひつじのoSDNではテストステロンエストラジオール典型てんけいてきなオスのせい行動こうどう促進そくしんするとしんじられているエストロゲンの1しゅ)に変換へんかんする酵素こうそであるアロマターゼがよりたか濃度のうど作用さようした。アロマターゼの作用さようはオス指向しこうひつじめすひつじとのあいだではちがいがなかった」

「oSDNを構成こうせいするニューロンの高密度こうみつどクラスターシトクロムP450にアロマターゼを作用さようさせる。oSDNないのアロマターゼmRNA濃度のうどめすひつじよりもメス指向しこうひつじにおいてかなりたかかった。一方いっぽう、オス指向しこうひつじではその中間ちゅうかん濃度のうど作用さようしている」。この結果けっかは「性的せいてきパートナーのこのみのちがいはのう解剖かいぼうがくてき構造こうぞうおよびそのエストロゲン合成ごうせい能力のうりょくちがいと関連かんれんがある」ことをしめしている[10]

ただし、このヒツジ(この研究けんきゅうでサンプルとなったのは27とう)にかんする研究けんきゅうでは、2とうのオスがつながれていて2とうのメスがつながれていないという状態じょうたいおりのなかで、メスと交尾こうびすることができないオスで同性愛どうせいあいがみられたとしているが、このてん欠陥けっかんがあるという見解けんかい存在そんざいすることは注意ちゅういされるべきである。というのも、ヒツジの交尾こうび攻撃こうげきてき性格せいかくつので、オスとメスとでことなったあつかいをすると、この研究けんきゅう結果けっかたんにオスはメスと交尾こうびできるほど攻撃こうげきてきにはなれなかったことを証明しょうめいしているにすぎないという見方みかたもできるからである。さらに、この研究けんきゅう結果けっかはまだほかの研究けんきゅうによって確認かくにんされていない。

シロトキのオスは、水銀すいぎん摂取せっしゅによって同性どうせいのつがいをつくることがある[24]。そのかず水銀すいぎん摂取せっしゅりょうおおいほどえ、実験じっけんで0.3 ppm水銀すいぎんふくんだエサをあたえられたグループは、55%のオスが同性どうせいとつがいをつくった[25]

リスト[編集へんしゅう]

ここでは、同性どうせいあいだせい行動こうどう観察かんさつされたたね列挙れっきょする。

ちゅう)このリストは英語えいごばんen:List of animals displaying homosexual behaviorからの翻訳ほんやくである。

哺乳類ほにゅうるい[編集へんしゅう]

フクロネコオブトスミントプシスタスマニアデビルチャアンテキヌスヒメフクロネコ

そう前歯まえばアカカンガルーアカクビワラビー、(キノボリカンガルーぞくアカキノボリカンガルーアカネズミカンガルーアカフサオネズミカンガルー、(カンガルーぞくエレガントワラビーオオカンガルーオグロワラビークアッカワラビー、(カンガルーぞくクロカンガルー、(カンガルーぞくケナガワラビーコアラ、(イワワラビーぞくシマオイワワラビー、(カンガルーぞくスナイロワラビー、(カンガルーぞくダマヤブワラビー、(キノボリカンガルーぞくドリアキノボリカンガルーフクロギツネ

フクロネズミ:(イワワラビーぞくバービッジイワワラビー

モグラ:(ハリネズミオオミミハリネズミ

コウモリアブラコウモリぞくインドオオコウモリウサギコウモリコウライクビワコウモリコモロオオコウモリトビイロホオヒゲコウモリドーベントンコウモリナミチスイコウモリノレンコウモリハイガシラオオコウモリヤマコウモリぞくロドリゲスオオコウモリ

サルアカゲザルオランウータン、(マカクぞくカニクイザルガラゴぞくキンシコウ、(マーモセットクチヒゲタマリン、(マカクぞくクロザル、(オナガザルゲラダヒヒ、(オマキザルコモンマーモセットゴリラ、(オナガザルサバンナモンキーシシオザル、(マーモセットジョフロイタマリン、(オマキザルぞくシロガオオマキザルシロテテナガザル、(オナガザルスーティマンガベイ、(オナガザルタラポアンぞくチンパンジーテングザル、(マカクぞくトンケアンモンキー、(オマキザルぞくナキガオオマキザルニホンザル、(コロブスニルギリラングール、(オマキザルぞくノドジロオマキザル、(オナガザルパタスモンキーハヌマンラングールフクロテナガザルフサオマキザル、(マカクぞくブタオザル、(マカクぞくベニガオザルベローシファカボノボ、(マカクぞくボンネットモンキーマカクぞくマントヒヒ、(マカクぞくムーアモンキー、(ガラゴぞくモホールガラゴ、(マーモセットライオンタマリンぞくリスザル、(マーモセットワタボウシタマリン

ツパイコモンツパイホソツパイヤマツパイ

ウサギウサギワタオウサギ

ネズミ:(リスオリンピックマーモットカナダヤマアラシカンガルーネズミキタリス、(リスシラガマーモット、(シマリスぞくチビシマリス、(ネズミトゲホップマウスドブネズミネズミ、(リスハイイロリスハムスター、(テンジクネズミぞくパンパステンジクネズミ、(テンジクネズミブラジルクイ、(テンジクネズミぞくペルーテンジクネズミクイ)、(テンジクネズミモコモルモット

ジュゴンアメリカマナティージュゴン

ゾウアジアゾウアフリカゾウぞく

ウマインドサイウマサバンナシマウマヤマシマウマ、(ウマモウコノウマ

ウシアカシカアフリカスイギュウアメリカアカシカアメリカバイソン、(シカインドキョン、(ウシコーブぞくウォーターバックウシ、(ヤギウリアル、(シカオジロジカガゼルぞくキョンキリン、(ペッカリークチジロペッカリー、(ペッカリークビワペッカリー、(ガゼルぞくグラントガゼル、(イノシシケープイボイノシシ、(ウシコーブシフゾウジャコウウシスイギュウスプリングボックダマジカトナカイ、(ガゼルぞくトムソンガゼルヤギドールシープニホンジカ、(ヤギノヤギノロジカバッファローバーバリシープ、(シカバラシンガジカ、(ヤギバーラルビクーニャビッグホーンヒツジ、(ヤギヒマラヤタール、(ウシコーブぞくプークーブタプロングホーンペッカリーヘラジカマウンテンゴート、(ヤギマーコール、(ヤギムフロンヤギヨーロッパバイソン、(ウシコーブぞくリーチュエレイヨウ

ネコアカギツネアメリカグマアライグマイヌインドライオン、(アシカオーストラリアアシカ、(アシカキタオットセイキタゾウアザラシキツネ、(マングースコビトマングースゴマフアザラシセイウチゼニガタアザラシタイリクオオカミタヌキチーターテン、(アシカニュージーランドアシカネコハイイロアザラシハイイログマヒグマブチハイエナホッキョクグマライオントララッコ

クジラアマゾンカワイルカイロワケイルカオキゴンドウコククジラコビトイルカシャチシロイルカスジイルカぞくスジイルカタイセイヨウセミクジラタイセイヨウマダライルカナガスクジラネズミイルカハシナガイルカハンドウイルカホッキョククジラマイルカぞくマッコウクジラ

鳥類ちょうるい[編集へんしゅう]

ダチョウアメリカレアエミューダチョウ

コウノトリアオアシシギアオサギアデリーペンギンアマサギ、(カモメアメリカオオセグロカモメアメリカセグロカモメウミガラスぞくウミガラスエリマキシギオオハシウミガラスオオワシオニアジサシカモメ、(カモメカリフォルニアカモメカワウ、(カイツブリギンカイツブリ、(カモメギンカモメキングペンギンクサシギぞくクサシギ、(セイタカシギぞくクロセイタカシギ、(カモメクロワカモメコアホウドリゴイサギコサギコフラミンゴコモンシギジェンツーペンギンシュバシコウシュモクドリショウジョウトキ、(カイツブリシラガカイツブリシロエリハゲワシセイタカシギセグロカモメゾウゲカモメチリーフラミンゴハヤブサぞくヒゲペンギン、(サギヒメアカクロサギフンボルトペンギンベニアジサシベニイロフラミンゴミツユビカモメぞくミヤコドリムナグロぞくユリカモメ、(ヨーロッパヒメウヨーロッパフラミンゴ、(カモメワライカモメ

カモアメリカオシ、(ガンぞくエジプトガンカナダガン、(ガンぞくクビワアカツクシガモコクチョウコスズガモコブハクチョウツクシガモ、(ハクチョウナキハクチョウ、(オタテガモぞくニオイガモハイイロガンハクガンマガモミカヅキシマアジワキアカヒドリ

キジ:(キジエリマキライチョウキジオライチョウシチメンチョウニワトリ

ツルツル、(クイナセイケイ、(クイナタスマニアオグロバン、(クイナネッタイバン

ハトカワラバト、(ハトジュズカケバトハト

オウム:(オウムキエリボタンインココザクラインコ、(オウムコハナインコ、(オウムコボウシインコ、(オウムジャマイカインコ、(オウムショウジョウインコ、(オウムズグロゴシキインコセキセイインコ、(オウムソデジロインコ、(オウムネズミガシラハネナガインコ、(オウムムジボウシインコ、(オウムメキシコインコ、(オウムモモイロインコワカケホンセイインコ、(オウムワカナインコ

フクロウ:(フクロウオニアオバズクメンフクロウ

ハチドリアンナハチドリ、(カギハシハチドリユミハシハチドリ

ブッポウソウアオハラニシブッポウソウヒメヤマセミ

キツツキ:(キツツキドングリキツツキ、(キツツキヒメコガネゲラ

スズメ:(ニワシドリアオアズマヤドリアオガラアカカザリフウチョウ、(ハタオリドリアカガタホウオウ、(アリドリアオメウロコアリドリイエスズメ、(カザリドリイワドリ、(マイコドリエンビセアオマイコドリ、(ハタオリドリオウゴンチョウオオフウチョウカケス、(ムクドリモドキぞくキゴシツリスドリ、(ハタオリドリキタキンランチョウキンカチョウ、(アメリカムシクイぞくクロズキンアメリカムシクイ、(カラスぞくカササギぞくPica (pica) hudsoniaかり和名わみょうクロバシカササギ)、コウウチョウコウロコフウチョウ、(コトドリコトドリサンショクツバメジュウシマツショウドウツバメズアオアトリ、(ヒワぞくスコットランドイスカ、(マイコドリセアオマイコドリ、(モズセアカモズ、(ハエトリチャバラオリーブハエトリトゲオヒメドリ、(ムクドリトサカムクドリニシコクマルガラス、(カラスぞくヌレバカケス、(ハタオリドリハイガシラシュウダンハタオリ、(カザリドリハゲガオカザリドリ、(ニワシドリフウチョウモドキ、(アリドリホオジロニショクアリドリ、(ヒタキぞくマダラヒタキミドリツバメ、(ハタオリドリミナミキンランチョウ、(カラスぞくメキシコカケスルリツグミワタリガラス

爬虫類はちゅうるい[編集へんしゅう]

カメ:(リクガメサバクゴファーガメ、(ヌマガメモリイシガメ

ゆううろこ(トカゲ):Plestiodon egregiusかり和名わみょうアカオトカゲ)、(クサリヘビアカダイヤガラガラヘビアゴヒゲトカゲぞく、(イグアナアノールトカゲ、(ハシリトカゲぞくCnemidophorus tessellatusかり和名わみょうイチマツハシリトカゲ)、(イグアナゼンマイトカゲぞくLeiocephalus inaguaeかり和名わみょうイナグアゼンマイトカゲ)、(ヤモリオガサワラヤモリ、(ナミヘビガーターヘビガーマンアノールガラガラヘビ、(イグアナキューバグリーンアノールグリーンアノール、(ハシリトカゲぞくCnemidophorus veloxかり和名わみょうコウゲンシマハシリトカゲ)、コモンアミーバAspidoscelis uniparensかり和名わみょうサバクソウチハシリトカゲ)、(ハシリトカゲぞくCnemidophorus exsanguisかり和名わみょうチワワマダラハシリトカゲ)、ヌママムシ、(ナミヘビパインヘビぞく、(クサリヘビパシフィックガラガラヘビ、(イグアナハリトカゲぞく、(トガゲモドキバンドトカゲモドキ、(トカゲぞくファイブラインスキンクフクスケアノール、(トカゲぞくブロードヘッドスキンクマダラガラガラヘビ、(イグアナユタぞく、(ハシリトカゲぞくCnemidophorus laredoensisかり和名わみょうラレードシマハシリトカゲ

両生類りょうせいるい[編集へんしゅう]

有尾ありおウスグロサンショウウオぞく、(プレソドンアメリカサンショウウオぞくジョルダンサラマンダー

カエル):シベリアスナヒキガエルトノサマガエル

魚類ぎょるい[編集へんしゅう]

カダヤシ: Poecilia mexicana Steindachner(かり和名わみょう スリコギモーリー)

昆虫こんちゅう[編集へんしゅう]

ゴキブリ

その脊椎動物せきついどうぶつ[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ Bruce Bagemihl, Biological Exuberance: Animal Homosexuality and Natural Diversity, St. Martin's Press, 1999; ISBN 0312192398
  2. ^ Harrold, Max (1999ねん2がつ16にち). “Biological Exuberance: Animal Homosexuality and Natural Diversity”. The Advocate, reprinted in Highbeam Encyclopedia. 2007ねん12月25にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2007ねん9がつ10日とおか閲覧えつらん
  3. ^ Dorit, Robert (September-October 2004). “Rethinking Sex”. American Scientist. 2007ねん10がつ12にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2007ねん9がつ11にち閲覧えつらん
  4. ^ Bruce Bagemihl, Biological Exuberance: Animal Homosexuality and Natural Diversity, St. Martin's Press, 1999; pp.122-166
  5. ^ Joan Roughgarden, Evolutions rainbow: Diversity, gender and sexuality in nature and people, University of California Press, Berkeley, 2004; pp.13-183
  6. ^ Vasey, Paul L. (1995), Homosexual behaviour in primates: A review of evidence and theory, International Journal of Primatology 16: p 173-204
  7. ^ Sommer, Volker & Paul L. Vasey (2006), Homosexual Behaviour in Animals, An Evolutionary Perspective. Cambridge University Press, Cambridge. ISBN 0521864461
  8. ^ Gay Penguins Resist 'Aversion Therapy'”. 365 Gay.com (2005ねん2がつ11にち). 2007ねん9がつ29にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2007ねん9がつ10日とおか閲覧えつらん
  9. ^ Central Park Zoo's gay penguins ignite debate”. San Francisco Chronicle (2004ねん2がつ7にち). 2007ねん12月28にち閲覧えつらん
  10. ^ a b Roselli, Charles E.; Kay Larkin, John A. Resko, John N. Stellflug and Fred Stormshak (2004, Vol. 145, No. 2 478-483). “The Volume of a Sexually Dimorphic Nucleus in the Ovine Medial Preoptic Area/Anterior Hypothalamus Varies with Sexual Partner Preference”. Endocrinology, Department of Physiology and Pharmacology, Oregon Health & Science University (C.E.R., K.L., J.A.R.), Portland, Oregon; Department of Animal Sciences, Oregon State University (F.S.), Corvallis, Oregon; and Agricultural Research Service, United States Sheep Experiment Station (J.N.S.), Dubois, Idaho.. 2007ねん9がつ10日とおか閲覧えつらん
  11. ^ Bruce Bagemihl, Biological Exuberance: Animal Homosexuality and Natural Diversity, St. Martin's Press, 1999; pp.302-305
  12. ^ Frans B. M. de Waal. “Bonobos and Fig Leaves”. The ape and the sushi master : cultural reflections by a primatologist. Basic Books 
  13. ^ Bonobos at the Columbus Zoo Archived 2006ねん5がつ2にち, at the Wayback Machine.
  14. ^ Dawkins, Richard (2004). “Chimpanzees”. The Ancestor's Tale. Houghton Mifflin 
  15. ^ Frans B. M. de Waal (1995ねん3がつ). “Bonobo Sex and Society”. Scientific American. pp. 82-88. 2006ねん7がつ17にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2006ねん7がつ17にち閲覧えつらん
  16. ^ Frans de Waal, "Bonobo Sex and Society" in Scientific American (March 1995), p. 82ff
  17. ^ The behavior of a close relative challenges assumptions about male supremacy in human evolution
  18. ^ Courtney Laird, "Social Organization" Archived 2006ねん9がつ22にち, at the Wayback Machine.
  19. ^ Stanford, C. B. (1998). The social behavior of chimpanzees and bonobos. Current Anthropology 39: 399-407.
  20. ^ Kano, Takayoshi (1992). The Last Ape: Pygmy Chimpanzee Behavior and Ecology. Stanford, CA: Stanford University Press.
  21. ^ Bruce Bagemihl, Biological Exuberance: Animal Homosexuality and Natural Diversity, St. Martin's Press, 1999; pp.427-430
  22. ^ Bagemihl, Bruce (Spring 2000). “Left-Handed Bears & Androgynous Cassowaries: Homosexual/transgendered animals and indigenous knowledge”. Whole Earth Magazine. 2004ねん10がつ10日とおか時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2007ねん6がつ16にち閲覧えつらん
  23. ^ 1,500 Animal Species Practice Homosexuality”. News-medical.net (2006ねん10がつ23にち). 2007ねん5がつ28にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2007ねん9がつ10日とおか閲覧えつらん
  24. ^ Dell'Amore, Christine (2010ねん12月3にち). “シロトキ、水銀すいぎんでホモセクシュアルに”. ナショナル ジオグラフィック. ナショナル ジオグラフィック協会きょうかい. 2023ねん11月25にち閲覧えつらん
  25. ^ Mercury poisoning makes male birds homosexual”. New Scientist (2010ねん12月1にち). 2010ねん12月4にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]