吾妻線あがつません

吾妻線あがつません
第だい一いち吾妻川あがつまがわ橋梁きょうりょうを渡わたる211系けい電車でんしゃ （2020年ねん11月）
基本きほん情報じょうほう
国くに	日本にっぽん
所在地しょざいち	群馬ぐんま県けん
種類しゅるい	普通ふつう鉄道てつどう（在来ざいらい線せん・地方ちほう交通こうつう線せん）
起点きてん	渋川しぶかわ駅えき
終点しゅうてん	大前おおまえ駅えき
駅えき数すう	18駅えき
電報でんぽう略号りゃくごう	ナノセ（長野原線ながのはらせん時代じだい）
開業かいぎょう	1945年ねん1月がつ2日にち
所有しょゆう者しゃ	東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（JR東日本ひがしにっぽん）
運営うんえい者しゃ	東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（JR東日本ひがしにっぽん）
使用しよう車両しゃりょう	使用しよう車両しゃりょうを参照さんしょう
路線ろせん諸しょ元もと
路線ろせん距離きょり	55.3 km
軌間きかん	1,067 mm
線路せんろ数すう	単線たんせん
電化でんか方式ほうしき	直流ちょくりゅう1,500 V（架空かくう電車でんしゃ線せん方式ほうしき）
閉塞へいそく方式ほうしき	自動じどう閉塞へいそく式しき（特殊とくしゅ）
保安ほあん装置そうち	ATS-P
最高さいこう速度そくど	85 km/h
路線ろせん図ず 赤色あかいろが吾妻あづま線せん、青色あおいろが上越線じょうえつせん直通ちょくつう区間くかん（普通ふつう列車れっしゃ）

吾妻線あがつません（あがつません）は、群馬ぐんま県けん渋川しぶかわ市しの渋川しぶかわ駅えきから同どう県けん吾妻あづま郡ぐん嬬恋つまごい村むらの大前おおまえ駅えきを結むすぶ、東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（JR東日本ひがしにっぽん）の鉄道てつどう路線ろせん（地方ちほう交通こうつう線せん）である。

概要がいよう

群馬ぐんま県けん北西ほくせい部ぶにあり、利根川とねがわ支流しりゅうの吾妻川あがつまがわにより形成けいせいされた吾妻あづま谷たにを渋川しぶかわから西進せいしんする路線ろせんである。

沿線えんせんには草津くさつ温泉おんせんや四よん万まん温泉おんせん・沢渡さわわたり温泉おんせん・万まん座ざ温泉おんせん・鹿沢かざわ温泉おんせん・川原湯温泉かわらゆおんせん・尻しり焼しょう温泉おんせん・小野上温泉おのがみおんせんなど、温泉おんせんが多おおく存在そんざいし、東京とうきょう（上野うえの駅えき）から直通ちょくつうの特急とっきゅうが運行うんこうされている。また普通ふつう列車れっしゃも全すべて上越線じょうえつせん経由けいゆで新前橋しんまえばし駅えきまたは高崎たかさき駅えきから直通ちょくつうしている。

以前いぜんは、「Suica」などのIC乗車じょうしゃカードは利用りようできず、JR東日本ひがしにっぽんの関東かんとう地方ちほうの在来ざいらい線せんで唯一ゆいいつ東京とうきょう近郊きんこう区間くかんに含ふくまれていなかったが、2014年ねん10月1日にちより全線ぜんせんが東京とうきょう近郊きんこう区間くかんに含ふくまれ、導入どうにゅう済ずみの渋川しぶかわ駅えきに加くわえ中之条なかのじょう駅えき、長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき、万座・鹿沢口まんざかざわぐち駅えきでSuicaおよびSuicaと相互そうご利用りよう可能かのうなICカードが使用しよう可能かのうになった。ただし、この3駅えきではいずれも一部いちぶサービスのみの提供ていきょうとなるため、線せん内ない区間くかんを含ふくむSuica定期ていき券けんの発売はつばいは行おこなっていない。

路線ろせんデータ

• 区間くかん（営業えいぎょうキロ）：55.3 km
• 管轄かんかつ（事業じぎょう種別しゅべつ）：東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃ）
• 軌間きかん：1,067 mm
• 駅えき数すう：18（起おこり終点しゅうてん駅えき含ふくむ）
  • 吾妻線あがつません所属しょぞく駅えきに限定げんていする場合ばあい、上越線じょうえつせん所属しょぞくの渋川しぶかわ駅えきが除外じょがいされ、17駅えきとなる。
• 複線ふくせん区間くかん：なし（全線ぜんせん単線たんせん）
• 電化でんか区間くかん：全線ぜんせん（直流ちょくりゅう1,500 V）
• 閉塞へいそく方式ほうしき：自動じどう閉塞へいそく式しき（特殊とくしゅ）
• 保安ほあん装置そうち：ATS-P
• 最高さいこう速度そくど：85 km/h
• 運転うんてん指令しれい所しょ：高崎たかさき総合そうごう指令しれい室しつ (CTC)
  • 準じゅん運転うんてん取扱とりあつかい駅えき（入いれ換かわ時ときは駅えきが信号しんごうを制御せいぎょ）：渋川しぶかわ駅えき・小野上おのがみ駅えき・中之条なかのじょう駅えき・長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき
• 大都市だいとし近郊きんこう区間くかん：全線ぜんせん（東京とうきょう近郊きんこう区間くかん）
• IC乗車じょうしゃカード対応たいおう駅えき：渋川しぶかわ駅えき・中之条なかのじょう駅えき・長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき・万座・鹿沢口まんざかざわぐち駅えきが利用りよう可能かのう（Suica首都しゅと圏けんエリア）

全線ぜんせんを高崎たかさき支社ししゃが管轄かんかつしている。

歴史れきし

渋川しぶかわから中之条なかのじょうまでの区間くかんには、本ほん路線ろせんが開通かいつうする前まえの1912年ねん（明治めいじ45年ねん）に吾妻あづま温泉おんせん馬車ばしゃ軌道きどうという馬車ばしゃ鉄道てつどうが開業かいぎょうしていた。この馬車ばしゃ鉄道てつどうはその後ご吾妻あづま軌道きどうと社名しゃめいを改あらため1920年ねんには路面ろめん電車でんしゃとなり、そして群馬ぐんま電力でんりょく、東京電力とうきょうでんりょく（現在げんざいの東京電力とうきょうでんりょくHDとは別べつ）、東京とうきょう電燈でんとうと経営けいえい者しゃが変かわりながらも1933年ねん（昭和しょうわ8年ねん）まで営業えいぎょうを行おこなっていた。

鉄道てつどう省しょうは、群馬ぐんま県けん吾妻あづま郡ぐん六合くに村むら（現げん・中之条なかのじょう町まち）の日本鋼管にほんこうかん（現げん：JFEホールディングス・JFEスチール）群馬ぐんま鉄山てつざん（1963年ねん閉山へいざん）で採掘さいくつされた鉄鉱てっこう石せきを、同社どうしゃ京浜製鉄所けいひんせいてつじょ（現げん・JFEスチール東日本ひがしにっぽん製鉄せいてつ所しょ京浜けいひん地区ちく）のある神奈川かながわ県けんまで輸送ゆそうし、十じゅう五ご年ねん戦争せんそう（支ささえ那な事変じへん・大だい東亜とうあ戦争せんそう・第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん）遂行すいこうに貢献こうけんしようという軍需ぐんじゅ目的もくてきで本ほん路線ろせんの建設けんせつを計画けいかくした。本ほん路線ろせんのルートは、規格きかくは普通ふつう鉄道てつどうなので曲線きょくせんは少すくないながらも、前述ぜんじゅつの吾妻あづま軌道きどうのルートにほぼ並行へいこうする形かたちとなっている。一方いっぽうで、長野原ながのはらと長野ながの県けんの真田さなだ町まち（現げん・上田うえだ市し）を結むすぶ省しょう営自動車じどうしゃの鹿沢かざわ菅平すがだいら線せんが、1935年ねん（昭和しょうわ10年ねん）に開通かいつうした。

運輸省うんゆしょう時代じだいの1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）、渋川しぶかわ - 長野原ながのはら（現げん・長野原草津口ながのはらくさつぐち）間あいだが長野原線ながのはらせんとして開業かいぎょうした（ただし、当時とうじの新聞しんぶんでは開通かいつう当初とうしょから吾妻あづま線せんとして報道ほうどうされている）。長野原ながのはらから群馬ぐんま鉄山てつざんのある太子たいし（おおし）までは、日本にっぽん鋼管こうかんの専用せんよう線せんが敷設ふせつされた。当初とうしょは貨物かもつ専用せんよう線せんとして開業かいぎょうしたが、1946年ねんまでに渋川しぶかわ - 長野原ながのはら間あいだの旅客りょかく営業えいぎょうを順次じゅんじ開始かいしした。

群馬ぐんま鉄山てつざん専用せんよう線せん（長野原ながのはら - 太子たいし間あいだ）は、1952年ねん（昭和しょうわ27年ねん）に国鉄こくてつに移管いかんされ、1954年ねん（昭和しょうわ29年ねん）に旅客りょかく営業えいぎょうを開始かいしした。1963年ねんの群馬ぐんま鉄山てつざんの閉山へいざん後ご、1966年ねんに貨物かもつ便びん運行うんこうが廃止はいし、1967年ねんの長野原線ながのはらせん電化でんかからも取とり残のこされ、1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）に長野原ながのはら以西いせい延伸えんしんに伴ともなう「長野原ながのはら駅えき構内こうないの改築かいちく工事こうじ」を理由りゆうとして休止きゅうし、そのまま列車れっしゃの運行うんこうが再開さいかいされることのないまま翌よく1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）に路線ろせんが廃止はいしされた。今いまでも長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき付近ふきんの車窓しゃそうから、廃止はいしされた太子たいし支線しせんの鉄橋てっきょうが見みられる。また、太子たいし駅えき跡あとは2010年代ねんだい半なかばより中之条なかのじょう町まちによって復元ふくげん整備せいびが行おこなわれた。太子たいしへは長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えきから中之条なかのじょう町営ちょうえいバス（旧きゅうJRバス関東かんとう 花はな敷じき線せん）で行いくことができる。

長野原ながのはら以西いせいは、嬬恋つまごいまでの予定よてい線せんが「嬬恋つまごい線せん」として1953年ねん（昭和しょうわ28年ねん）に鉄道てつどう敷設ふせつ法ほう別表べっぴょう第だい54号ごうノ2に加くわえられ、1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）には別表べっぴょう第だい54号ごうノ3として嬬恋つまごいから長野ながの県けん境さかいを越こえて信越本線しんえつほんせん（現げん・しなの鉄道てつどう北きたしなの線せん）の豊野とよのまで延伸えんしんする予定よていが決定けってい。1963年ねん、長野原ながのはらと嬬恋つまごいの間あいだが工事こうじ着手ちゃくしゅされた（翌よく1964年ねんには新規しんき発足ほっそくした日本鉄道建設公団にほんてつどうけんせつこうだんへ事業じぎょう承継しょうけい）。1971年ねん3月がつ7日にち、大前おおまえまで延伸えんしん開業かいぎょう、同時どうじに線区せんく名めいが吾妻線あがつませんに改称かいしょうされた。しかし、大前おおまえ - 豊野とよの間あいだは未み着工ちゃっこうに終おわった。大前おおまえ - 豊野とよの間あいだの建設けんせつを断念だんねんした理由りゆうとして、当時とうじの国鉄こくてつの財政ざいせい力りょくが弱よわまっていたこともあるが、それ以前いぜんに、土地とちの事前じぜん調査ちょうさにより大前おおまえ以西いせいの嬬恋つまごい村むら内ないの地熱じねつが高たかく（浅間山あさまやまの影響えいきょうといわれる）、長大ちょうだいトンネルを掘削くっさくして列車れっしゃを通過つうかさせることが危険きけんだという技術ぎじゅつ的てきな判断はんだんもあったとされる。

八はちッ場じょうダム建設けんせつに伴ともなう線路せんろ付つけ替かえ

岩島いわしま駅えき - 長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき間あいだは、八はちッ場じょうダム（やんばダム）の建設けんせつによりダム湖みずうみ（八はちッ場じょうあがつま湖こ）に水没すいぼつするため、線路せんろの付つけ替かえ工事こうじが行おこなわれた。

日本一にっぽんいち短みじかいトンネルとして知しられていた樽沢たるさわトンネル（全長ぜんちょう7.2 m）は、水没すいぼつ区域くいき外がいに位置いちしているものの、新しん線せん付つけ替かえに伴ともない用途ようと廃止はいしとなった。川原湯温泉かわらゆおんせん駅えきは温泉おんせん街がいと同様どうように西側にしがわの高台たかだいへ移転いてんし、新あらたな川原湯温泉かわらゆおんせん駅えきが設もうけられた。また、付つけ替かえに伴ともなって掘削くっさくされる3トンネルのうち、岩島いわしま - 川原湯温泉かわらゆおんせん間あいだにおける八はちッ場じょうトンネルの施工しこうにあたっては日本にっぽんの鉄道てつどうトンネル本坑ほんこうでは初はつの全ぜん断面だんめんTBM工法こうほうが採用さいようされた。

2009年ねん（平成へいせい21年ねん）に日本にっぽん政府せいふの自民党じみんとうから民主党みんしゅとうへの政権せいけん交代こうたいによる八はちッ場じょうダム建設けんせつ中止ちゅうし問題もんだいが浮上ふじょうし、ダム本体ほんたい建設けんせつについての予算よさんは一旦いったん凍結とうけつされたが、吾妻線あがつません付つけ替かえ工事こうじおよびダム周辺しゅうへんの道路どうろ整備せいびに係かかる費用ひようは予算よさん計上けいじょうされており、吾妻あづま線せんの新しん線せん付つけ替かえのための工事こうじは継続けいぞくして行おこなわれた（詳細しょうさいは「八はちッ場じょうダム」を参照さんしょう）。

2013年ねん（平成へいせい25年ねん）12月18日にちの「八はちツ場じょうダム水没すいぼつ関係かんけい5地区ちく連合れんごう対策たいさく委員いいん会かい」において、2014年ねん（平成へいせい26年ねん）秋あきに吾妻あづま線せん岩島いわしま駅えき - 長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき間あいだを新しん線せんに切きり替かえる予定よていであることが報告ほうこくされ、2014年ねん（平成へいせい26年ねん）5月がつ20日はつかにJR東日本ひがしにっぽん高崎たかさき支社ししゃが吾妻線あがつません一部いちぶ付つけ替かえ工事こうじの完了かんりょうと新設しんせつ線せんの運用うんよう開始かいしを同年どうねん10月がつ1日にちと発表はっぴょうした。

2014年ねん（平成へいせい26年ねん）9月がつ24日にちをもって岩島いわしま駅えき - 長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき間あいだの旧きゅう線せんでの営業えいぎょうを終了しゅうりょうした。この日ひの最終さいしゅう列車れっしゃ通過つうか後ごに岩島いわしま駅えき - 長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき間あいだの新しん線せんへの切きり替かえ工事こうじが開始かいしされ、翌よく25日にちは中之条なかのじょう駅えき - 大前おおまえ駅えき間あいだを運休うんきゅうして夕方ゆうがたまで切きり替かえ作業さぎょうが続つづけられた。9月26日にちから30日にちまでは渋川しぶかわ駅えき - 岩島いわしま駅えき間あいだで列車れっしゃを営業えいぎょう運転うんてんし、岩島いわしま駅えき - 大前おおまえ駅えき間あいだを運休うんきゅうして新しん線区せんく間あいだで試運転しうんてんと乗務じょうむ員いん訓練くんれんを行おこなった。 この期間きかん（9月がつ25日にち - 30日にち）は中之条なかのじょう駅えき - 大前おおまえ駅えき間あいだで代行だいこうバスが運行うんこうされた。10月1日にちから新しん線せん経由けいゆで岩島いわしま駅えき - 大前おおまえ駅えき間あいだの営業えいぎょう運転うんてんを再開さいかい。岩島いわしま駅えき - 長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき間あいだの営業えいぎょうキロが新しん線せんへの切きり替かえに伴ともない0.3 km短縮たんしゅくされ、吾妻線あがつません全線ぜんせんの営業えいぎょうキロは55.3 kmとなった。

• 
  八はちッ場じょうダム建設けんせつによる線路せんろ付つけ替かえに伴ともなう新しん線せん（左ひだり奥おく）と旧きゅう線せんとの分岐ぶんき部分ぶぶん（岩島いわしま - 川原湯温泉かわらゆおんせん間あいだ）
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  建設けんせつ中ちゅうの川原湯温泉かわらゆおんせん駅えき新駅しんえき舎しゃ
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  建設けんせつ中ちゅうの川原湯温泉かわらゆおんせん駅えき新しんホーム

年表ねんぴょう

• 1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）10月がつ：長野原線ながのはらせんの工事こうじ着工ちゃっこう。
• 1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）
  • 1月がつ2日にち：渋川しぶかわ駅えき - 長野原ながのはら駅えき間あいだ (42.4 km) が長野原線ながのはらせんとして開業かいぎょう（貨物かもつ営業えいぎょうのみ。日本鋼管にほんこうかん群馬ぐんま鉄山てつざん専用せんよう線せん 長野原ながのはら駅えき - 太子たいし駅えき間あいだも同時どうじ開業かいぎょう）。金島かねしま信号しんごう場じょう・中之条なかのじょう信号しんごう場じょう・岩島いわしま信号しんごう場じょうを開設かいせつ。長野原ながのはら駅えきが貨物かもつ駅えきとして開業かいぎょう。
  • 8月がつ5日にち：渋川しぶかわ駅えき - 中之条なかのじょう駅えき間あいだ (19.8 km) の旅客りょかく営業えいぎょうを開始かいし。群馬原町ぐんまはらまち駅えきが貨物かもつ駅えきとして開業かいぎょう。 金島かねしま信号しんごう場じょう・中之条なかのじょう信号しんごう場じょう・岩島いわしま信号しんごう場じょうを駅えきに変更へんこう（岩島いわしまは貨物かもつ駅えき）。
  • 11月20日にち：中之条なかのじょう駅えき - 岩島いわしま駅えき間あいだ (10.7 km) の旅客りょかく営業えいぎょうを開始かいし。小野上おのがみ駅えき・市城いちしろ駅えきが開業かいぎょう。群馬原町ぐんまはらまち駅えき・岩島いわしま駅えきを貨物かもつ駅えきから一般いっぱん駅えきに変更へんこう。
• 1946年ねん（昭和しょうわ21年ねん）4月がつ20日はつか：岩島いわしま駅えき - 長野原ながのはら駅えき間あいだ (11.9 km) の旅客りょかく営業えいぎょうを開始かいし。郷原ごうはら駅えき・川原湯かわらゆ駅えきが開業かいぎょう。長野原ながのはら駅えきを貨物かもつ駅えきから一般いっぱん駅えきに変更へんこう。
• 1952年ねん（昭和しょうわ27年ねん）10月1日にち：日本にっぽん鋼管こうかん専用せんよう線せんが国鉄こくてつに移管いかんされ、長野原線ながのはらせんに編入へんにゅうして長野原ながのはら駅えき - 太子たいし駅えき間あいだ (5.7 km) が開業かいぎょう（貨物かもつ営業えいぎょうのみ）。太子たいし駅えきが貨物かもつ駅えきとして開業かいぎょう。
• 1954年ねん（昭和しょうわ29年ねん）6月21日にち：長野原ながのはら駅えき - 太子たいし駅えき間あいだで改あらためキロ (+0.1 km)、川原湯かわらゆ駅えき - 長野原ながのはら駅えき間あいだで改あらためキロ (-0.1 km)。
• 1956年ねん（昭和しょうわ31年ねん）11月：旅客りょかく列車れっしゃを気動車きどうしゃ化か。
• 1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）
  • 2月がつ10日とおか：祖母島うばしま駅えきが開業かいぎょう。
  • 11月10日にち：矢倉やくら駅えきが開業かいぎょう。
• 1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）9月がつ1日にち：長野原ながのはら駅えき - 太子たいし駅えき間あいだ (5.8 km) の旅客りょかく営業えいぎょうを開始かいし。
• 1963年ねん（昭和しょうわ38年ねん）8月がつ：長野原ながのはら駅えき - 大前おおまえ駅えき間あいだの延伸えんしん工事こうじ着工ちゃっこう。
• 1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）10月がつ1日にち：長野原ながのはら駅えき - 太子たいし駅えき間あいだ (5.8 km) の貨物かもつ営業えいぎょうを廃止はいし。
• 1967年ねん（昭和しょうわ42年ねん）6月がつ10日とおか：渋川しぶかわ駅えき - 長野原ながのはら駅えき間あいだを電化でんか。
• 1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）11月1日にち：長野原ながのはら駅えき - 太子たいし駅えき間あいだ (5.8 km) 営業えいぎょう休止きゅうし。太子たいし駅えきの営業えいぎょうも休止きゅうし。
• 1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）
  • 2月がつ1日にち：渋川しぶかわ駅えき - 川原湯かわらゆ駅えき間あいだで列車れっしゃ集中しゅうちゅう制御せいぎょ装置そうち (CTC) を導入どうにゅう。
  • 3月7日にち：長野原ながのはら駅えき - 大前おおまえ駅えき間あいだ (13.3 km) 延伸えんしん開業かいぎょう（羽根尾はねお駅えき - 大前おおまえ駅えき間あいだ 8.9 km は旅客りょかく営業えいぎょうのみ）。路線ろせん名めいを長野原線ながのはらせんから吾妻線あがつませんに改称かいしょうし、渋川しぶかわ駅えき - 大前おおまえ駅えき間あいだおよび長野原ながのはら駅えき - 太子たいし駅えき間あいだに区間くかんを分離ぶんり。群馬ぐんま大津おおつ駅えき、羽根尾はねお駅えき（貨物かもつ取扱とりあつかい駅えき）、袋倉ふくろぐら駅えき、万座・鹿沢口まんざかざわぐち駅えき、大前おおまえ駅えきが開業かいぎょう。全線ぜんせん電化でんかと同時どうじに全線ぜんせんがCTC化かされた。
  • 5月1日にち：長野原ながのはら駅えき - 太子たいし駅えき間あいだ (5.8 km) 廃止はいし。太子たいし駅えきも廃止はいし。
• 1982年ねん（昭和しょうわ57年ねん）
  • 4月がつ1日にち：渋川しぶかわ駅えき - 羽根尾はねお駅えき間あいだ (46.7 km) の貨物かもつ営業えいぎょうを廃止はいし（高崎たかさき操車そうしゃ場じょう - 小野上おのがみ駅えき間あいだの不定期ふていき運転うんてんの砕石さいせき輸送ゆそう列車れっしゃは存続そんぞく）。
  • 11月15日にち：特急とっきゅう「白根しらね」を定期ていき化かして運転うんてん開始かいし。
• 1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）3月14日にち：特急とっきゅう「白根しらね」を「新しん特急とっきゅう草津くさつ」に改称かいしょう。
• 1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）4月がつ1日にち：国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かに伴ともない東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどうが承継しょうけい。
• 1989年ねん（昭和しょうわ63年ねん）3月がつ11日にち：107系けい電車でんしゃ導入どうにゅう。
• 1991年ねん（平成へいせい3年ねん）
  • 12月1日にち：川原湯かわらゆ駅えきを川原湯温泉かわらゆおんせん駅えきに、長野原ながのはら駅えきを長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えきに改称かいしょう。
  • 日時にちじ不ふ詳しょう：165系けい電車でんしゃ全廃ぜんぱい。
• 1992年ねん（平成へいせい4年ねん）3月がつ14日にち：小野上温泉おのがみおんせん駅えきが開業かいぎょう。
• 2002年ねん（平成へいせい14年ねん）12月1日にち：特急とっきゅう「新しん特急とっきゅう草津くさつ」を「草津くさつ」に改称かいしょう。
• 2014年ねん（平成へいせい26年ねん）
  • 9月25日にち：八はちッ場じょうダム建設けんせつに伴ともなう新しん線切せんぎり換かえ工事こうじのため中之条なかのじょう駅えき - 大前おおまえ駅えき間あいだを運休うんきゅうし、中之条なかのじょう駅えき - 大前おおまえ駅えき間あいだで30日にちまでバス代行だいこう輸送ゆそうを行おこなう。
  • 9月26日にち-30日にち：中之条なかのじょう駅えき - 岩島いわしま駅えき間あいだの営業えいぎょう運転うんてんが再開さいかい。新しん線区せんく間あいだでの乗務じょうむ員いん訓練くんれんのため岩島いわしま駅えき - 大前おおまえ駅えき間あいだを運休うんきゅうし、同どう区間くかんで試運転しうんてんを実施じっし。
  • 10月1日にち：岩島いわしま駅えき - 大前おおまえ駅えき間あいだの営業えいぎょう運転うんてんが再開さいかい。岩島いわしま駅えき - 長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき間あいだの新しん線切せんぎり換かえに伴ともない、川原湯温泉かわらゆおんせん駅えきが新しん線上せんじょうに移転いてんし、同時どうじに同どう区間くかんを改あらためキロ (-0.3 km)。全線ぜんせんが東京とうきょう近郊きんこう区間くかんに指定していされ、中之条なかのじょう駅えき、長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき、万座・鹿沢口まんざかざわぐち駅えきの3駅えきでSuica等とうのICカード乗車じょうしゃ券けんが使用しよう可能かのうになる。
• 2016年ねん（平成へいせい28年ねん）8月がつ22日にち：211系けい電車でんしゃを導入どうにゅう。初日しょにちはA28編成へんせいを充当じゅうとうして、高崎たかさき駅えきを夜よるに出発しゅっぱつする549Mから。
• 2017年ねん（平成へいせい29年ねん）3月4日にち：一部いちぶ列車れっしゃにおける上越線じょうえつせん内ない直通ちょくつう区間くかんが高崎たかさき駅えきまでから新前橋しんまえばし駅えきまでに短縮たんしゅく。
• 2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）10月13日にち：令れい和わ元年がんねん東日本ひがしにっぽん台風たいふう（台風たいふう19号ごう）の影響えいきょうで長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき - 大前おおまえ駅えき間あいだで長期間ちょうきかん運休うんきゅうとなる。
• 2020年ねん（令れい和わ2年ねん）2月がつ21日にち：長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき - 大前おおまえ駅えき間あいだが運転うんてん再開さいかい。
• 2023年ねん（令れい和わ5年ねん）3月がつ18日にち：特急とっきゅう「草津くさつ」を651系けいからE257系けいに置おき換かえ、「草津くさつ・四よん万まん」に改称かいしょう。
• 2024年ねん（令れい和わ6年ねん）3月がつ22日にち：JR東日本ひがしにっぽん高崎たかさき支社ししゃが、旅客りょかく減少げんしょうにより「鉄道てつどうの特性とくせいである大量たいりょう輸送ゆそうのメリットを発揮はっきできていない」とされる末端まったん区間くかんの長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき - 大前おおまえ駅えき間あいだについて、群馬ぐんま県けん、長野原ながのはら町まちおよび嬬恋つまごい村むらに対たいし同どう区間くかんの「沿線えんせん地域ちいきの総合そうごう的てきな交通こうつう体系たいけいに関かんする議論ぎろん」を申もうし入いれた事ことを発表はっぴょうした。

運行うんこう形態けいたい

渋川しぶかわ駅えき始発しはつ・終着しゅうちゃくの列車れっしゃは設定せっていされておらず、全ぜん列車れっしゃが上越線じょうえつせん新前橋しんまえばし・高崎たかさき方面ほうめんに直通ちょくつうする。2023年ねん3月がつ18日にち改正かいせい時点じてんのダイヤでは、普通ふつう列車れっしゃが、1日にちに高崎たかさき駅えき・新前橋しんまえばし駅えき - 渋川しぶかわ駅えき - 長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき間あいだで14往復おうふく、長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき - 万座・鹿沢口まんざかざわぐち駅えき間あいだで下くだり11本ほん・上のぼり10本ほん、万座・鹿沢口まんざかざわぐち駅えき - 大前おおまえ駅えき間あいだで下くだり4本ほん・上のぼり5本ほん（5時間じかん以上いじょう運行うんこうのない時間じかん帯たいあり）が運行うんこうされている。このほか、上野うえの駅えき - 長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき間あいだに特急とっきゅう「草津くさつ・四よん万まん」（2023年ねん3月がつ18日にち改正かいせいで「草津くさつ」から改称かいしょう）が平日へいじつに2往復おうふく、土曜日どようび・休日きゅうじつに3往復おうふく運転うんてんされている。

2007年ねん3月がつ18日にちのダイヤ改正かいせいまでは、朝あさ7時じ台だいに185系けいで万座・鹿沢口まんざかざわぐち駅えきから渋川しぶかわ駅えきまで快速かいそくとして運転うんてんされ、渋川しぶかわ駅えきから特急とっきゅう「草津くさつ2号ごう」上野うえの行いきになる列車れっしゃも運転うんてんされていた。また、2016年ねん3月がつ26日にちのダイヤ改正かいせいで、万座・鹿沢口まんざかざわぐち駅えき発着はっちゃくで運転うんてんされていた特急とっきゅう「草津くさつ」が、万座・鹿沢口まんざかざわぐち方面ほうめんとは長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えきで普通ふつう列車れっしゃが接続せつぞくする形かたちに改あらためられている。

使用しよう車両しゃりょう

現在げんざいの車両しゃりょう

• 電車でんしゃ
  • 高崎たかさき車両しゃりょうセンター所属しょぞく
    • 211系けい
  • 大宮おおみや総合そうごう車両しゃりょうセンター所属しょぞく
    • E257系けい2500番台ばんだい・5500番台ばんだい - 特急とっきゅう「草津くさつ・四よん万まん」で使用しよう。

• 
  211系けい3000番台ばんだい
  （2022年ねん12月がつ）
• 
  E257系けい5500番台ばんだい
  （2023年ねん5月がつ）

過去かこの車両しゃりょう

• 電車でんしゃ
  • 80系けい - 1960年ねん（昭和しょうわ35年ねん）4月がつ29日にちから5月がつ末まつまでの土ど・日曜日にちようびに準急じゅんきゅう「草津くさつ」、1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）5月がつ6日にちから6月がつ24日にちの土ど・日曜日にちようびに準急じゅんきゅう「上越じょうえついでゆ」、同年どうねん10月がつ1日にちから1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）6月がつ9日にちまで準急じゅんきゅう「くさつ」で使用しよう。長野原線ながのはらせん時代じだいの当時とうじは非ひ電化でんかのため、C11形かたち蒸気じょうき機関きかん車しゃ牽引けんいんで控ひかえ車しゃ兼けん電源でんげん車しゃのオハユニ71形かたちを本ほん系列けいれつ4両りょう編成へんせいに連結れんけつして運転うんてん。
  • 40系けい - 1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）3月がつ25日にちまで使用しよう。
  • 70系けい（80系けいからの改造かいぞう車しゃを含ふくむ） - 1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）3月がつ25日にちまで使用しよう。
  • 153系けい - 1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）7月がつから1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）まで準急じゅんきゅう「上越じょうえついでゆ」（1961年ねん10月がつ1日にちから「草津くさついでゆ」に改称かいしょう）で使用しよう。当時とうじ非ひ電化でんかのため、80系けいと同様どうように控ひかえ車しゃ兼けん電源でんげん車しゃとしてオハユニ71形かたちを連結れんけつして蒸気じょうき機関きかん車しゃ牽引けんいんで運転うんてん。
  • 165系けい - 急行きゅうこう「草津くさつ」に使用しようされ、1985年ねん3月がつ14日にちのダイヤ改正かいせいで「草津くさつ」が新しん特急とっきゅうに格上かくあげされたのちは普通ふつう列車れっしゃに使用しようされた。2003年ねん（平成へいせい15年ねん）まで運用うんよう。
  • 185系けい - 2014年ねんまで特急とっきゅう「草津くさつ」「草津くさつ白根しらね」などで運用うんよう。
  • 107系けい - 2017年ねん（平成へいせい29年ねん）3月がつのダイヤ改正かいせいで吾妻あづま線せんでの運用うんようを終了しゅうりょう。
  • 115系けい - 2018年ねん（平成へいせい30年ねん）3月がつに運用うんようを終了しゅうりょう。
  • 651系けい1000番台ばんだい ‐ 特急とっきゅう「草津くさつ」で使用しよう。2023年ねん（令れい和わ5年ねん）3月がつに運用うんようを終了しゅうりょう。
• 気動車きどうしゃ
  • キハ58系けい - 1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）4月がつ28日にちから準急じゅんきゅう「草津くさついでゆ」、同年どうねん6月がつ10日とおかから準急じゅんきゅう「草津くさつ」で使用しよう（両りょう列車れっしゃとも1966年ねんから急行きゅうこう）。1967年ねん7月がつに165系けい電車でんしゃに置おき換かえられるまで使用しよう。
• 電気でんき機関きかん車しゃ
  • EF12形かたち - 砕石さいせき輸送ゆそうのほか、お座敷ざしき列車れっしゃなどの団体だんたい専用せんよう列車れっしゃや臨時りんじ列車れっしゃに充当じゅうとう。
  • EF15形かたち - 1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）まで使用しよう。貨物かもつ列車れっしゃ、砕石さいせき輸送ゆそう列車れっしゃ、団体だんたい臨時りんじ列車れっしゃなどの牽引けんいんに充当じゅうとう。

沿線えんせん概況がいきょう

停車場ていしゃじょう・施設しせつ・接続せつぞく路線ろせん

凡例はんれい 出典しゅってん: 0.0 渋川しぶかわ駅えき 上越線じょうえつせん 南牧なんもくトンネル 253m 5.5 金島かねしま駅えき 上越新幹線じょうえつしんかんせん 7.7 祖母島うばしま駅えき 第だい一いち吾妻川あがつまがわ橋梁きょうりょう 吾妻川あがつまがわ 11.9 小野上おのがみ駅えき 原はらトンネル 280m 13.7 小野上温泉おのがみおんせん駅えき 16.4 市城いちしろ駅えき 19.8 中之条なかのじょう駅えき 22.9 群馬原町ぐんまはらまち駅えき 26.3 郷原ごうはら駅えき 28.0 矢倉やくら駅えき 30.5 岩島いわしま駅えき 旧きゅう線せん -2014/9 第だい二に吾妻川あがつまがわ橋梁きょうりょう 431m 八はちッ場じょうトンネル 4489m 松谷まつやトンネル 104m 樽沢たるさわトンネル 7m 道みち陸りく神しんトンネル 432.4m 八はちッ場じょうダム 八はちッ場じょうあがつま湖みずうみ 36.4* 川原湯温泉かわらゆおんせん駅えき (1) -2014/9 37.0 川原湯温泉かわらゆおんせん駅えき (2) 2014/10- 川原湯かわらゆトンネル 1870m 第だい一いち中原なかはらトンネル 129.5m 第だい二に中原なかはらトンネル 158.9m 横壁よこかべトンネル 1720m 第だい三さん吾妻川あがつまがわ橋梁きょうりょう 203m 尾坂おさかトンネル 308m 42.0 42.3* 長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき 白砂川しらすなかわ 48.1* 太子たいし駅えき -1971 44.2 群馬ぐんま大津おおつ駅えき 草木くさき原げんトンネル 213m 46.4 羽根尾はねお駅えき 49.3 袋倉ふくろぐら駅えき 草くさ軽けい電鉄でんてつ 嬬恋つまごい駅えき 1919-1960 52.2 万座・鹿沢口まんざかざわぐち駅えき 55.3 大前おおまえ駅えき 草くさ軽けい電鉄でんてつは大前おおまえ延伸えんしん前まえに廃止はいし *=長野原草津口ながのはらくさつぐちの下段げだんと太子たいしのキロ程ほどは旧きゅう線せん経由けいゆ （渋川しぶかわ〜長野原ながのはら42.3 km+長野原ながのはら〜太子たいし5.8 km）

線路せんろは榛名山はるなさん・浅間山あさまやまと草津くさつ白根山しらねさんにはさまれた渓谷けいこくを通とおる。また、沿線えんせんには落石らくせきや土砂崩どしゃくずれなどの災害さいがいが起おこりやすい場所ばしょもあるため、降雨こうう量りょうが一定いってい基準きじゅんを超こえると運転うんてん規制きせいがかかり、バスによる代行だいこう輸送ゆそうが行おこなわれる。これは、利用りよう者しゃが少すくない場合ばあいにタクシーになることもある。無人むじん駅えきの待合室まちあいしつには、不通ふつう時じに備そなえて代行だいこうバスの発着はっちゃく場所ばしょや問とい合あわせ先さきが掲示けいじされているほか、遠隔えんかく操作そうさにより案内あんない放送ほうそうができるよう、スピーカーが設もうけられている。

関東平野かんとうへいやの縁えんを走はしってきた列車れっしゃは、渋川しぶかわ駅えきから吾妻あづま線せんへ入はいり、上越線じょうえつせん内うちでは車窓しゃそう右手みぎてに見みえていた上うえ州しゅうの名山めいざん、赤城山あかぎやまに背せを向むけて西進せいしんする。渋川しぶかわ駅えきを過すぎると家屋かおくもまばらになり、田園でんえん風景ふうけいも目立めだつようになってくる。吾妻あづま線せんに入はいって最初さいしょのトンネルを抜ぬけると金島かねしま駅えきに到着とうちゃくする。金島かねしま駅えきを出でて上越新幹線じょうえつしんかんせんの高架こうか橋きょうをくぐり、ほどなく祖母島うばしま駅えきに至いたり、すぐに利根川とねがわの支流しりゅうである第だい一いち吾妻川あがつまがわ橋梁きょうりょうを渡わたる。この橋はしは歩行ほこう者しゃも通とおれることで有名ゆうめいな橋はしであり、間近まぢかで列車れっしゃの通過つうかを見みることができる。ここから吾妻川あがつまがわに沿そうように走はしり、行ゆく手てには山やまが折おり重かさなって見みえる。進すすむにつれ、車窓しゃそう左手ひだりてには川かわの様子ようすが変かわっていく風景ふうけいが、車窓しゃそう右手みぎてには山々やまやまの風景ふうけいが展開てんかいする。2つのトンネルを抜ぬけると、砂利じゃりを採取さいしゅし、砕石さいせきを搬出はんしゅつしている小野上おのがみ駅えきに到着とうちゃくする。小野上おのがみ駅前えきまえの桜さくらは見事みごとで、沿線えんせんの春はるの風物詩ふうぶつしでもある。小野上おのがみ駅えきを出でてトンネルをひとつ抜ぬけると温泉おんせん施設しせつの建物たてものが目立めだつ小野上温泉おのがみおんせん駅えきに到着とうちゃくする。

山やまの中なかに分わけ入はいっていく吾妻あづま線せんであるが、この区間くかんにはトンネルが無ない。小野上温泉おのがみおんせん駅えきを過すぎると、渋川しぶかわ市しと吾妻あづま郡ぐんの境さかいになり、線せん名めいにもなっている「吾妻あづま」の地ちに入はいることになる。吾妻川あがつまがわと寄より添そいながら田たんぼの中なかの小ちいさな市城いちしろ駅えきに到着とうちゃくする。市城いちしろ駅えきを出でて5分ふん足たらずで吾妻あづま郡ぐんの中心地ちゅうしんち中之条なかのじょう町まちにある中之条なかのじょう駅えきに到着とうちゃくする。中之条なかのじょう駅えきは名めい湯ゆ四よん万まん温泉おんせんや沢渡さわわたり温泉おんせんの玄関げんかん口こうでもある。次つぎの群馬原町ぐんまはらまち駅えきまでは、吾妻川あがつまがわが蛇行だこうしていて、吾妻あづま線せんとはやや離はなれる。中之条なかのじょう駅えきを出でて四万川しまがわ（山田川やまだかわ）を高たかい橋脚きょうきゃくの橋梁きょうりょうで渡わたると、浅間あさま隠かくれ温泉郷おんせんきょうの入口いりくちともなっている群馬原町ぐんまはらまち駅えきである。駅えき周辺しゅうへんは開発かいはつが進すすみ、郊外こうがい型がた店舗てんぽが目立めだつ。群馬原町ぐんまはらまち駅えきを出でると国道こくどう145号ごうがオーバークロスし、列車れっしゃはゆるやかなカーブを描えがいて郷原ごうはら駅えきに到着とうちゃくする。郷原ごうはら駅えきの北側きたがわ（車窓しゃそう右手みぎて）に見みえる切きり立たった岩山いわやまは岩いわ櫃ひつ山やまといい、戦国せんごく時代じだいにあった岩いわ櫃ひつ城じょう跡あとである。ハイキングコースなどで訪おとずれる人ひとも多おおく、郷原ごうはら駅えきが起点きてんとなる。

郷原ごうはら駅えきからはトンネルが続つづく区間くかんになり、2つのトンネルをくぐると矢倉やくら駅えきに到着とうちゃくする。次つぎの岩島いわしま駅えきまでは河岸かわぎし段丘だんきゅうの上部じょうぶを走はしるので、車窓しゃそう左側ひだりがわに東ひがし吾妻あづま町まちの古ふるい町並まちなみや深ふかい渓谷けいこくの様子ようすを見みることができる。矢倉やくら駅えきを出でて3分ふん程度ていどで岩島いわしま駅えきに到着とうちゃくする。

岩島いわしま駅えきから長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えきまでの区間くかんは、八はちッ場じょうダムの本体ほんたい工事こうじ開始かいしに伴ともない、吾妻あづま線せんの付つけ替がえのため2014年ねん10月がつ1日にちに供用きょうよう開始かいしされた区間くかんである。 新しん線区せんく間あいだはトンネルが77%を占しめている。岩島いわしま駅えきを出でて1km ほどの地点ちてんで左ひだりへカーブして第だい二に吾妻川あがつまがわ橋梁きょうりょうを24 - 25 ‰の勾配こうばいで駆かけ上あがり、橋梁きょうりょうを渡わたるとすぐに吾妻あづま線せんでは最もっとも長ながい八はちッ場じょうトンネル（延長えんちょう=4,489m）に入はいる。ここからはダムにより形成けいせいされた八はちッ場じょうあがつま湖みずうみの南側みなみがわを通過つうかする形かたちとなり、八はちッ場じょうトンネルを抜ぬけると川原湯温泉かわらゆおんせん駅えきに到着とうちゃくする。川原湯温泉かわらゆおんせん駅えきを出でるとすぐに川原湯かわらゆトンネルに入はいり、白岩しらいわ沢さわ橋梁きょうりょうを過すぎて横壁よこかべトンネルを抜ぬけ、第だい三さん吾妻川あがつまがわ橋梁きょうりょうを渡わたり、草津くさつ温泉おんせん、花はな敷じき温泉おんせんへの玄関げんかん駅えきである長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えきに到着とうちゃくする。

岩島いわしま駅えき - 長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき間あいだの旧きゅう線区せんく間あいだは、断続だんぞく的てきに続つづくトンネルの狭間はざまで吾妻川あがつまがわが形成けいせいする吾妻渓谷あがつまけいこくの自然しぜん美びを車窓しゃそうから楽たのしむことができた。日本一にっぽんいち短みじかいトンネルであった「樽沢たるさわトンネル」は、この区間くかんで通過つうかしていた。旧きゅう線せんの川原湯温泉かわらゆおんせん駅えきは現在げんざいの八はちッ場じょうあがつま湖みずうみ内ないに位置いちし、ほぼ開業かいぎょう時じのままの木造もくぞう平屋ひらや建だてで、吾妻線あがつませんで唯一ゆいいつ残のこっていた木造もくぞう駅舎えきしゃであった。川原湯温泉かわらゆおんせん駅えき - 長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき間あいだの車窓しゃそう左手ひだりてに丸まるい岩いわが見みえた。これは戦国せんごく時代じだいに丸まる岩城いわき（まるいわじょう）があったところで、丸まる岩城いわき趾と呼よばれている。断続だんぞくするトンネルを抜ぬけて、現在げんざいの第だい三さん吾妻川あがつまがわ橋梁きょうりょうが左ひだりに見みえると長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えきに到着とうちゃくした。

長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えきを出でると太子たいし方面ほうめんへの支線しせんの廃はい線せん跡あとが分岐ぶんきする（支線しせんについては「太子たいし駅えき」を参照さんしょう）。ここから先さきは1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）に延伸えんしん開業かいぎょうした区間くかんで、起伏きふくがある地形ちけいを走はしるため、トンネルをくぐったり、並行へいこうする道路どうろの上うえを通過つうかしたりする。群馬ぐんま大津おおつ駅えきはトンネルを抜ぬけたところにあり、集落しゅうらくの中心ちゅうしんからやや離はなれている静しずかな駅えきである。トンネルをひとつくぐって、元もと貨物かもつ駅えきで側線そくせんもあり広ひろい構内こうないを持もつ羽根尾はねお駅えきに到着とうちゃくする。羽根尾はねお駅えきを出でると一層いっそう山やまの中なかに入はいっていく。袋倉ふくろぐら駅えきはトンネルに挟はさまれた小ちいさな駅えきで、集落しゅうらくの端はしに位置いちする。万座・鹿沢口まんざかざわぐち駅えきは嬬恋つまごい村むらの玄関げんかん口こうで万まん座ざ温泉おんせん、鹿沢かざわ温泉おんせん、浅間あさま高原こうげんなどへの起点きてんとなる。吾妻川あがつまがわは渓谷けいこくから河原かわはらの様相ようそうを見みせる。嬬恋つまごい村むらの商業しょうぎょうの中心ちゅうしんとなる三原みはら地区ちくの様子ようすや町並まちなみが車窓しゃそう右手みぎてに広ひろがる。万座・鹿沢口まんざかざわぐち駅えきを出でると、蛇行だこうして流ながれている吾妻あづま川がわと絡からみ合あうようにして吾妻線あがつませんの終点しゅうてん、行いき止どまりの大前おおまえ駅えきに到着とうちゃくする。並行へいこうする国道こくどう144号ごうは高度こうどを上あげていくが、吾妻線あがつませんはゆるやかな勾配こうばいであるため、大前おおまえ駅えきは国道こくどうや集落しゅうらくよりも低ひくい場所ばしょに位置いちしている。

• 
  大前おおまえ駅えきの待合室まちあいしつに掲示けいじされている不通ふつう時じの案内あんない板ばん
• 
  大前おおまえ駅えきに設置せっちされた、不通ふつう時じに案内あんない放送ほうそうを流ながすスピーカー

駅えき一覧いちらん

便宜上べんぎじょう、すべての列車れっしゃが乗のり入いれる上越じょうえつ線せんの新前橋しんまえばし駅えき - 渋川しぶかわ駅えき間あいだも合あわせて記載きさいする。

• 累計るいけい営業えいぎょうキロは渋川しぶかわ駅えき起算きさん。
• 普通ふつう列車れっしゃはすべての駅えきに停車ていしゃ。特急とっきゅう列車れっしゃ停車駅ていしゃえきは「草津くさつ・四よん万まん」を参照さんしょう
• 線路せんろ（全線ぜんせん単線たんせん） … ◇・∨：列車れっしゃ交換こうかん可か、△：交換こうかん列車れっしゃの一方いっぽうが長野原草津口ながのはらくさつぐち発着はっちゃくの場合ばあいに限かぎり列車れっしゃ交換こうかん可か、｜：列車れっしゃ交換こうかん不可ふか、∥：複線ふくせん区間くかん（上越線じょうえつせん区間くかんのみ）
• 全ぜん駅えき群馬ぐんま県けん内うちに所在しょざい。
• 駅名えきめい・営業えいぎょうキロ・接続せつぞく路線ろせんは『JTB時刻じこく表ひょう』（JTBパブリッシング）、今尾いまお恵めぐみ介かい監修かんしゅう『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう』3号ごう 関東かんとう1（新潮社しんちょうしゃ、2008年ねん）、駅名えきめい・各駅かくえき所在地しょざいちはえきねっとによる。

路線ろせん名めい	駅名えきめい	営業えいぎょうキロ		接続せつぞく路線ろせん	線路せんろ	所在地しょざいち
		駅えき間あいだ	累計るいけい
上越線じょうえつせん	新前橋しんまえばし駅えき	3.3	13.8	東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう：■上越線じょうえつせん（高崎たかさき方面ほうめん）・■両毛線りょうもうせん	∥	前橋まえばし市し
	群馬総社ぐんまそうじゃ駅えき	4.8	9.0		∥
	八木原やぎはら駅えき	5.6	3.4		∥	渋川しぶかわ市し
	渋川しぶかわ駅えき （伊香保いかほ温泉おんせん・榛名湖はるなこ口くち）	3.4	0.0	東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう：■上越じょうえつ線せん（水上すいじょう方面ほうめん）	∨
吾妻線あがつません
	金島かねしま駅えき	5.5	5.5		◇
	祖母島うばしま駅えき	2.2	7.7		｜
	小野上おのがみ駅えき	4.2	11.9		◇
	小野上温泉おのがみおんせん駅えき	1.8	13.7		｜
	市城いちしろ駅えき	2.7	16.4		｜	吾妻あづま郡ぐん	中之条なかのじょう町まち
	中之条なかのじょう駅えき （四よん万まん・沢渡さわわたり温泉おんせん口くち）	3.4	19.8		◇
	群馬原町ぐんまはらまち駅えき	3.1	22.9		｜		東ひがし吾妻あづま町まち
	郷原ごうはら駅えき	3.4	26.3		◇
	矢倉やくら駅えき	1.7	28.0		｜
	岩島いわしま駅えき	2.5	30.5		◇
	川原湯温泉かわらゆおんせん駅えき	6.5	37.0		◇		長野原ながのはら町まち
	長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき	5.0	42.0		△
	群馬ぐんま大津おおつ駅えき	2.2	44.2		｜
	羽根尾はねお駅えき	2.2	46.4		◇
	袋倉ふくろぐら駅えき	2.9	49.3		｜		嬬恋つまごい村むら
	万座・鹿沢口まんざかざわぐち駅えき	2.9	52.2		｜
	大前おおまえ駅えき	3.1	55.3		｜

2022年度ねんどの時点じてんで、JR東日本ひがしにっぽん自社じしゃによる乗車じょうしゃ人員じんいん集計しゅうけいの対象たいしょう駅えき（上越線じょうえつせん乗のり入いれ区間くかんを除のぞく）は、渋川しぶかわ駅えき・中之条なかのじょう駅えき・長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えきの3駅えきである。それ以外いがいの駅えきは完全かんぜんな無人むじん駅えき（年度ねんどいっぱいで無人むじんとなった駅えきを含ふくむ）のため集計しゅうけい対象たいしょうから外はずされている。

廃止はいし区間くかん

• この区間くかんは全ぜん駅えき群馬ぐんま県けん吾妻あづま郡ぐん内うちに所在しょざい。
• 駅名えきめい・市町村しちょうそん名めいは当とう区間くかん廃止はいし時点じてんのもの。

駅名えきめい	営業えいぎょうキロ	接続せつぞく路線ろせん	所在地しょざいち
長野原ながのはら駅えき	0.0	吾妻線あがつません（渋川しぶかわ方面ほうめん）	長野原ながのはら町まち
太子たいし駅えき	5.8		六合くに村むら （現げん・中之条なかのじょう町まち）

利用りよう状じょう況きょう

平均へいきん通過つうか人員じんいん・旅客りょかく運輸うんゆ収入しゅうにゅう

各かく年度ねんどの平均へいきん通過つうか人員じんいん、旅客りょかく運輸うんゆ収入しゅうにゅうは以下いかのとおりである。

年度ねんど	平均へいきん通過つうか人員じんいん（人ひと/日にち）			旅客りょかく運輸うんゆ収入しゅうにゅう（万まん円えん）	出典しゅってん
	全線ぜんせん	渋川しぶかわ - 長野原草津口ながのはらくさつぐち	長野原草津口ながのはらくさつぐち - 大前おおまえ
1987年度ねんど（昭和しょうわ62年度ねんど）	3,304	4,506	791
2009年度ねんど（平成へいせい21年度ねんど）	2,621	3,269	560
2010年度ねんど（平成へいせい22年度ねんど）	2,504	3,108	582
2011年度ねんど（平成へいせい23年度ねんど）	2,363	2,934	547
2012年度ねんど（平成へいせい24年度ねんど）	2,438	3,023	578
2013年度ねんど（平成へいせい25年度ねんど）	2,406	2,991	545	60,300
2014年度ねんど（平成へいせい26年度ねんど）	2,374	2,973	482
2015年度ねんど（平成へいせい27年度ねんど）	2,416	3,043	436
2016年度ねんど（平成へいせい28年度ねんど）	2,391	3,027	383
2017年度ねんど（平成へいせい29年度ねんど）	2,376	3,008	379	62,000
2018年度ねんど（平成へいせい30年度ねんど）	2,327	2,949	364
2019年度ねんど（令れい和わ元もと年度ねんど）	2,206	2,803	320
2020年度ねんど（令れい和わ02年度ねんど）	1,493	1,891	236
2021年度ねんど（令れい和わ03年度ねんど）	1,702	2,160	255	40,300
2022年度ねんど（令れい和わ04年度ねんど）	1,932	2,461	263	53,200
2023年度ねんど（令れい和わ05年度ねんど）	1,937	2,468	260	55,300

収支しゅうし・営業えいぎょう係数けいすう

2019年度ねんど（令れい和わ元もと年度ねんど）の平均へいきん通過つうか人員じんいんが2,000人にん/日にち未満みまんの線区せんく（長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき - 大前おおまえ駅えき間あいだ）の収支しゅうし（運輸うんゆ収入しゅうにゅう、営業えいぎょう費用ひよう）、営業えいぎょう係数けいすう、収支しゅうし率りつは以下いかのとおりである。▲はマイナス（赤字あかじ）を意味いみする。

長野原草津口ながのはらくさつぐち駅えき - 大前おおまえ駅えき間あいだ

年度ねんど	収支しゅうし（百ひゃく万まん円えん）			営業えいぎょう 係数けいすう （円えん）	収支しゅうし率りつ	出典しゅってん
	運輸うんゆ 収入しゅうにゅう	営業えいぎょう 費用ひよう	計けい
2019年度ねんど（令れい和わ元もと年度ねんど）	20	485	▲465	2,367	4.2%
2020年度ねんど（令れい和わ02年度ねんど）	12	472	▲460	3,861	2.6%
2021年度ねんど（令れい和わ03年度ねんど）	14	501	▲486	3,445	2.9%
2022年度ねんど（令れい和わ04年度ねんど）	17	480	▲463	2,759	3.6%

参考さんこう文献ぶんけん

• 川島かわしま令三けいぞう編著へんちょ『中部ちゅうぶライン - 全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全ぜん配線はいせん』10 上越じょうえつ・秩父ちちぶエリア、講談社こうだんしゃ、2011年ねん。ISBN 978-4-06-270070-2。
• 「目めで見みる吾妻あづまの100年ねん」 中澤なかざわ恒夫つねお・小池こいけ義人よしひと監修かんしゅう　郷土きょうど出版しゅっぱん社しゃ、2007年ねん4月がつ。ISBN 978-4-87663-893-2。
• 「写真しゃしんで見みるふるさと嬬恋つまごいのあゆみ」1989年ねん5月がつ、嬬恋つまごい村むら発行はっこう、
• 中之条なかのじょう町まち誌し、東村ひがしむら村むら誌し、吾妻あづま町まち誌し、長野原ながのはら町まち誌し、六合くに村むら誌し、草津くさつ町まち誌し、嬬恋つまごい村むら誌し

関連かんれん項目こうもく

• 日本にっぽんの鉄道てつどう路線ろせん一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 検索けんさく結果けっか（吾妻線あがつませんの駅えき）：JR東日本ひがしにっぽん