『特務内親王遼子』なのだが、特に読まれた形跡はないのに(読破した人がいるとは思えないのだが)レビューに星1つついてて、コメントは無し。おそらく平安文学的、ないしは女性週刊誌的「内親王」のイメージで読み始めたがそのイメージとまったく合わないことが書かれていたので、読むのをやめて星1つを付けたのだろう。あるいはこれが、近代東アジア史のパロディになっているので、それが生理的に気に入らなかったのかもしれない。
同じことはおそらく『江ノ島合戦』にも言えて、ただ単にタイトルのイメージで面白そうだなと思って読んでみたら期待外れだったのだろう。
『ヨハンナ・シュピリ初期作品集』もそうだろう。ハイディに対するイメージと違う、そういう反発で低い点を付ける。
これはもうしょうがない。私の場合世の中にもう読みたい本がなくなったので自分で書き始めたのであり、その辺にありそうな本を読みたい人が読んでも面白いはずがない。気難しい、世の中が嫌いで人間が嫌いなおっさんが書いたものなので、一般人が読んで不快なのはしょうがない。
『妻が僕を選んだ理由』は23個もレビュー(コメント無しを含む)がついてて、なんでこれがそんなに読まれたのか不思議だが、おそらくこれも単にタイトルに興味が引かれたというだけなのだろう。
どうしたものだろうね。
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