王おう延のべ政せい

闽天德とく帝みかど 王おう延のべ政せい
大だい殷いん皇帝こうてい → 闽皇帝こうてい
王おう氏し族ぞく谱中的てき王おう延のべ政せい画像がぞう
統治とうち	943年ねん3月がつ或ある4月－945年ねん2月がつ或ある3月（大だい殷いん皇帝こうてい） 945年ねん2月がつ或ある3月－10月がつ2日にち（闽皇帝こうてい）
出生しゅっしょう	？
逝世	南みなみ唐とう保ほ大だい九きゅう年ねん 951年ねん
安やす葬そう	王おう延のべ政せい墓ぼ（位い于今福建ふっけん省しょう漳州市し芗城区く浦うら南みなみ镇诗朋村むら马栏桥头双そう凤山公こう墓はか）
王おう后きさき	张皇后こうごう
子こ嗣	子こ： 王おう继沂、王おう繼つぎ成なり（一いち说侄子こ）、王おう繼つぎ昌あきら（一いち说侄子こ）、王おう繼つぎ達たち、王おう繼つぎ元もと、王おう繼つぎ重じゅう、王おう繼つぎ晉すすむ、王おう繼つぎ禎ただし 女おんな： 至いたり少しょう2女じょ
年號ねんごう 天德てんとく：943年ねん3月がつ或ある4月－945年ねん10月がつ2日にち 谥号 恭きょう懿
政せい权	殷いん国こく、闽国
父親ちちおや	閩太祖そ

王おう延のべ政せい（閩東語ご：Uòng Iòng-céng；？—951年ねん），五ご代だい十じゅう国こく時期じき閩國末すえ任にん君主くんしゅ，也是殷いん国こく唯一ゆいいつ君主くんしゅ。

生平おいだいら

殷いん国こく疆域图（943年ねん）

王おう延のべ政せい是ぜ闽王王おう審しん知ち的てき儿子，在ざい王おう审知的てき儿子和わ养子中ちゅう排はい行ぎょう第だい十じゅう三さん，人にん稱たたえ“十三郎じゅうざぶろう”；也是王おう延のべ翰、王おう延のべ鈞ひとし、王おう延のべ羲之これ弟おとうと。王おう延のべ羲在位い時じ，王おう延のべ政せい任にん建けん州しゅう刺史しし。由よし於王延のべ羲繼位い後ご，驕傲きょうごう奢侈しゃし，荒淫こういん無む度ど，猜忌さいき宗族そうぞく，王おう延のべ政せい因いん此多有ゆう規ぶんまわし勸すすむ，然しか而王延のべ羲反而回信しんじ怒いか罵ののし，又また派は人じん探さがせ聽王延のべ政せい的てき隱かくれ私わたし，二人ふたり因いん此結怨。閩永えい隆たかし二に年ねん（940年ねん），王おう延のべ羲攻建けん州しゅう，開ひらき啟けい閩國內戰。王おう延のべ政せい向むこう吴越求もとめ援，吴越出兵しゅっぺい援救；结果，在ざい王おう延のべ羲退兵へい后きさき，吴越军不肯撤离建州しゅう；于是，王おう延のべ政せい写うつし信しん给王延のべ羲求助すけ，王おう延のべ曦派兵はへい断だん绝吴越えつ军的粮道；在ざい吴越军粮尽つき后きさき，王おう延のべ政せい派兵はへい出で击，大破たいは吴越军，俘虏、斩杀数すう万まん人にん。

永えい隆たかし三さん年ねん（941年ねん）正月しょうがつ，王おう延のべ政せい被ひ王おう延のべ羲封為ため富とみ沙すな王おう（“富とみ沙すな”为建州しゅう别称）、镇安军（王おう延のべ政せい私わたし自じ改あらため为镇武军）节度使し；十じゅう月がつ，王おう延のべ羲称大だい闽皇帝こうてい，王おう延のべ政せい也自称じしょう兵へい马元帅。同年どうねん，王おう延のべ政せい夺取吴越东平乡大部ぶ，设立松たてまつ源はじめ镇（今いま福建ふっけん省しょう南平なべら市し松溪まつたに县）。永えい隆たかし五ご年ねん二に月がつ（943年ねん3月がつ9日にち－4月がつ7日にち），王おう延のべ政せい於建州しゅう稱しょう帝みかど，國號こくごう殷いん，改元かいげん天德てんとく。王おう延のべ政せい是ぜ中國ちゅうごく正史せいし記載きさい的てき稱しょう帝みかど者しゃ中ちゅう擁よう有ゆう領土りょうど最小さいしょう的てき，僅領有りょうゆう一いち州しゅう六ろく縣けん，被ひ称しょう作さく“五ご縣けん天子てんし”。王おう延のべ政せい與あずか王おう繼つぎ鵬おおとり、王おう延のべ羲一いち樣よう橫よこ徵ちょう暴斂，因いん此人民じんみん生活せいかつ困苦こんく。

永えい隆たかし六ろく年ねん三さん月がつ十じゅう三さん·乙おつ酉とり（944年ねん4月がつ8日にち），朱しゅ文ぶん進すすむ、連れん重じゅう遇ぐう殺ころせ王おう延のべ羲，朱しゅ文ぶん進しん自稱じしょう閩王。王おう延のべ政せい遂とげ出兵しゅっぺい討伐とうばつ。闰十じゅう二に月がつ廿にじゅう九きゅう·丁ひのと酉とり（945年ねん2月がつ14日にち），朱しゅ文ぶん進すすむ、連れん重じゅう遇ぐう為ため部下ぶか所しょ殺ころせ。天德てんとく三さん年ねん正月しょうがつ（945年ねん2月がつ15日にち－3月がつ16日にち），諸しょ臣しん請王延のべ政せい還かえ都と福ふく州しゅう並なみ恢復かいふく閩國號ごう，但ただし當時とうじ南みなみ唐とう大軍たいぐん已やめ趁閩國こく內亂時じ壓あつ境さかい，无暇迁都，遂とげ下か诏以福ふく州しゅう为南都と。

王おう延のべ政せい任命にんめい姪めい子こ、门下侍さむらい郎ろう、同どう平たいら章あきら事ごと王おう繼つぎ昌あきら为督南都なんと内外ないがい诸军事ごと，出で鎮福州しゅう，並なみ派は飞捷指ゆび挥使黃き仁じん諷为镇遏使，领兵協きょう助じょ王おう繼ままし昌あきら。但ただし王おう继昌无能且嗜酒しゅ，不ふ体からだ恤将士し，将士しょうし多た有ゆう怨言えんげん。二に月がつ，南みなみ唐から元宗もとむね李り璟任命にんめい天てん威い都と虞おそれ候こう何なに敬けい洙为建州しゅう行ぎょう营招讨马步ふ都と指ゆび挥使，将はた军祖そ全ぜん恩おん为应援使，姚凤为都监，率りつ兵へい数すう千攻打建州，自じ崇たかし安やす进屯赤あか岭。王おう延のべ政派せいは仆射杨思恭きょう、统军使し陈望领兵1万まん拒こばめ敌，在ざい水南すいなん设置木き栅，双方そうほう相しょう持じ10余あまり天てん。杨思恭きょう强迫きょうはく陈望出で战，陈望不ふ得とく已やめ，领兵渡河とか与あずか唐から军交战。祖そ全ぜん恩おん派兵はへい偷袭闽军后きさき方かた，大だい败闽军。陈望战死，杨思恭きょう只ただ身み逃走とうそう。王おう延のべ政せい非常ひじょう害がい怕，固かた收おさむ建けん州しゅう城じょう，并命令めいれい泉州せんしゅう都と指ゆび挥使董ただし思おもえ安やす和わ王おう忠ただし顺率りつ领泉州兵しゅうへい5000人にん到いた建けん州しゅう，分ふん守もり各かく处要害ようがい。三さん月がつ初はつ二に·戊つちのえ戌いぬ（945年ねん4月がつ16日にち）傍はた晚ばん，黃き仁じん諷因受著作郎さくろう陈继珣和かず前ぜん元もと从指挥使李り仁ひとし達たち慫恿，殺ころせ死し王おう繼つぎ昌あきら；次じ日び，李り仁ひとし达立僧そう人じん卓たく俨明为皇帝こうてい。王おう延のべ政知まさとも道どう福ふく州しゅう发生政せい变后，族ぞく誅黃仁じん諷一家いっか，並なみ派は張ちょう漢かん真ま領水りょうすい軍ぐん討伐とうばつ福ふく州しゅう，但ただし闽军被ひ黄き仁じん讽部打だ败，張ちょう漢かん真しん被ひ俘杀。八はち月がつ廿にじゅう四よん·丁ひのと亥い（10月がつ2日にち），南みなみ唐から军攻破やぶ建けん州しゅう城じょう，王おう延のべ政せい投降とうこう，王おう忠ただし顺战死し，董ただし思おもえ安やす率りつ残部ざんぶ逃回にげまわ泉州せんしゅう，闽国灭亡。

十じゅう月がつ，王おう延のべ政せい抵达南みなみ唐とう都城みやこのじょう金きむ陵りょう，南みなみ唐から皇帝こうてい李り璟封ふう他た為ため羽林はばやし大將軍だいしょうぐん。南みなみ唐とう保ほ大だい五ご年ねん（947年ねん），封ふう安やす化か军节度ど使し、鄱陽王おう，驻饶州。保ほ大だい九きゅう年ねん（951年ねん），改あらため封ふう為ため光ひかり山王さんのう，不ふ久ひさ去さ世よ，被ひ追贈ついぞう為ため福ぶく王おう，谥恭きょう懿。

家庭かてい

兄弟きょうだい

• 閩嗣王おう王おう延のべ翰
• 閩惠宗むね王おう延のべ鈞ひとし
• 閩景宗むね王おう延のべ羲

皇后こうごう

• 张皇后こうごう

子女しじょ

子こ

• 王おう继沂
• 史籍しせき记载王おう繼つぎ成なり、王おう繼つぎ昌あきら是ぜ王おう延のべ政せい从子

参考さんこう文献ぶんけん

• 《十じゅう国こく春秋しゅんじゅう》卷まき92·天德てんとく帝みかど本ほん纪 （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）

外部がいぶ链接

• 五代ごだい闽殷二に国こく（地ち图） （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）
• 闽国内ない战与南みなみ唐から吴越略りゃく闽（地ち图） （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）

前任ぜんにん： 新しん头衔

殷いん国こく皇帝こうてい 943年ねん3月がつ或ある4月－945年ねん2月がつ或ある3月

繼つぎ任にん： 无 （改あらため国号こくごう为闽）

前任ぜんにん： 朱しゅ文ぶん進すすむ

閩國皇帝こうてい 945年ねん2月がつ或ある3月－945年ねん10月がつ2日にち

繼つぎ任にん： 无 （政せい权灭亡ほろび）