篆書てんしょ

篆書てんしょ，又また稱たたえ篆文、篆體，是ぜ古老ころう的てき漢字かんじ書體しょたい，篆書てんしょ指ゆび隸書れいしょ以前いぜん的てき書體しょたい，又また指ゆび大篆だいてん和わ小篆しょうてん。

大篆だいてん

普遍ふへん認みとめ爲ため大篆だいてん在ざい周しゅう宣せん王おう期間きかん以系統けいとう化か，並なみ以垂直ちょく規則きそく出現しゅつげん的てき瘦長字體じたい描繪，成なり為ため籀文。戰國せんごく秦はた又また有ゆう石いし鼓こ文ぶん，古代こだい被ひ當とう作さく是ぜ周しゅう宣せん王おう時期じき的てき刻こく石せき。

小篆しょうてん

小篆しょうてん又また稱しょう秦はた篆，是ぜ秦はた始はじめ皇すめらぎ統一とういつ六ろく國こく後ご（公おおやけ元もと前まえ221年ねん），向こう全國ぜんこく頒佈的てき官かん方かた文字もじ，當時とうじ的てき丞相じょうしょう李り斯奏請そうせい始皇帝しこうてい統一とういつ全國ぜんこく的てき文字もじ，始皇帝しこうてい命いのち他た主持しゅうもち文字もじ的てき統一とういつ工作こうさく，一方面廢除六國的古文以及區域用字，一いち方面ほうめん以秦國こく通用つうよう的てき籀文（傳つて為ため周しゅう宣せん王おう太ふとし史し籀所造づくり，屬ぞく於大おだい篆的一いち種しゅ）為ため基礎きそ加か以簡化か，使つかい之の成なり為ため秦はた朝ちょう的てき官かん方かた文字もじ，並なみ且漢唐から沿用了りょう幾いく百ひゃく年ねん，至いたり漢かん朝ちょう時期じき，民間みんかん普遍ふへん盛行せいこう隸書れいしょ。至いたり此，小篆しょうてん不ふ再さい具有ぐゆう法定ほうてい地位ちい。

李り斯曾編へん寫うつし《倉くら頡篇》、中車ちゅうしゃ府ふ令れい趙ちょう高だか作さく《爰歷篇へん》、太ふとし史し令れい胡えびす毋敬作さく《博學はくがく篇へん》，小篆しょうてん為ため秦しん代だい通用つうよう的てき標準ひょうじゅん字體じたい，選せん「漢かん·許もと慎まき《說せつ文ぶん解かい字じ·敘》」^[1]，大約たいやく3300個こ小篆しょうてん漢字かんじ認可にんか名めい單たん的てき非ひ現存げんそん作品さくひん。它們的てき形式けいしき較不長方形ちょうほうけい和わ更さら加か似に方形ほうけい。第だい一本いっぽん字典じてん，《說せつ文ぶん解かい字じ》（公おおやけ元もと100年ねん—121年ねん），在ざい540部首ぶしゅ之これ下か顯示けんじ9353小篆しょうてん字體じたい，是ぜ許もと慎まき在ざい漢かん代だい的てき畢生ひっせい事業じぎょう。

三さん國こく時期じき，曹魏正せい始はじめ二に年ねん（241），以古文こぶん、小篆しょうてん、隸書れいしょ三種さんしゅ字體じたい刻こく立りつ三さん體たい石經いしきょう。孫吳そんご天てん璽元年がんねん（276），以篆書しょ分別ふんべつ刻こく立りつ天てん發はつ神かみ讖碑、禪ぜん國山くにやま碑ひ。

後世こうせい小篆しょうてん另有演えんじ化か出で的てき鐵線てっせん篆。字體じたい形式けいしき變化へんか不ふ大だい，但ただし用筆ようひつ圓えん活かつ，字じ劃細硬かた似に鐵てつ、筆ふで劃從頭あたま至いたり尾お粗ほぼ細ほそ一致いっち，形かたち似に如線。主要しゅよう是ぜ由ゆかり秦はた代だい《嶧山刻こく石せき》等とう李り斯手書しゅしょ的てき碑いしぶみ刻こく中ちゅう演えんじ化か出來でき。唐とう代だい李り陽よう冰猶なお善ぜん此種書法しょほう。即そく後世こうせい稱しょう唐とう代だい李り陽よう冰的篆書てんしょ為ため「鐵線てっせん篆」。代表だいひょう作品さくひん為ため《三さん墳ふん記き》。

踏入ふみいり現代げんだい，隨ずい着電ちゃくでん腦のう出現しゅつげん而對傳統でんとう書法しょほう藝術げいじゅつ帶たい來らい衝擊しょうげき，電腦でんのう字じ庫こ開始かいし收錄しゅうろく一いち些小篆しょうてん的てき書體しょたい，學術がくじゅつ類るい北きた師し大だい說せつ文ぶん小篆しょうてん和かず商業しょうぎょう類るい以書法家ほうか張ちょう永えい明あきら書寫しょしゃ、方正ほうせい集團しゅうだん開發かいはつ的てき小篆しょうてん體たい^[2]及漢かん儀ぎ公司こうし開發かいはつ的てき篆書てんしょ^[3]^[4]系列けいれつ為ため代表だいひょう。

道教どうきょう傳說でんせつ

六朝りくちょう道教どうきょう傳說でんせつ，天界てんかい所用しょよう文字もじ及道經けい都と是ぜ篆書てんしょ，仙せん真しん或ある有道ありみち之これ士し把わ篆書てんしょ轉寫てんしゃ成なり隸書れいしょ，使つかい道どう經けい流傳りゅうでん世間せけん。如東晉すすむ《太ふとし上じょう靈寶れいほう五ご符ふ序じょ》說せつ該經本ほん是ぜ「科か斗と古書こしょ，字じ不可解ふかかい」；東あずま晉すすむ《元始げんし五老赤書玉篇真文天書經》則のり稱しょう天てん書しょ本ほん是ぜ「雲くも篆」或ある「祕ひ篆文」。靈寶れいほう經けい上うえ常つね記載きさい了りょう天てん書しょ上じょう的てき「雲くも篆」與あずか經けい轉寫てんしゃ的てき隸字。^[5]