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日産・アトラス - Wikipedia

日産にっさん・アトラス

日産自動車にっさんじどうしゃ小型こがた中型ちゅうがたトラック

アトラスATLAS)は、日産自動車にっさんじどうしゃ販売はんばいする小型こがたおよび中型ちゅうがたトラックである。

日産にっさん・アトラス(ATLAS) 1.5tクラス
3代目だいめ F24けい
概要がいよう
別名べつめい 日産にっさん・キャブスター
いすゞ・エルフ(4代目だいめ
マツダ・タイタン(4代目だいめ
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん
販売はんばい期間きかん 1982ねん -
ボディ
ボディタイプ 2/4ドアトラック
駆動くどう方式ほうしき FR/4WD
系譜けいふ
先代せんだい 日産にっさん・キャブスター
日産にっさん・ホーマー
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日産にっさん・アトラス(ATLAS) 2.0tクラス
概要がいよう
別名べつめい いすゞ・エルフ(3代目だいめ、4代目だいめ、6代目だいめ
マツダ・タイタン(6代目だいめ
三菱みつびしふそう・キャンター(5代目だいめ)、
UDトラックス・カゼット(5代目だいめ
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん
販売はんばい期間きかん 1981ねん -
ボディ
ボディタイプ 2/4ドアトラック
駆動くどう方式ほうしき FR/4WD
系譜けいふ
先代せんだい 日産にっさん・キャブオール
日産にっさん・クリッパー
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概要がいよう

編集へんしゅう

現在げんざいいすゞ自動車ずじどうしゃからエルフのOEM供給きょうきゅう(1.5-3.5tせきクラスのみ)をけているが、1-1.5tせきクラスは3代目だいめまで、2-3.5tせきクラスは2代目だいめまでそれぞれ自社じしゃ生産せいさんされていたほか、2-3.5tせきクラスの4代目だいめまでは4-4.6tせきクラスも設定せっていされていた。2-3.5tせきクラスの5代目だいめは、三菱みつびしふそうトラック・バスからキャンターOEM供給きょうきゅうけ、NT450アトラスくるまめい販売はんばいされた。

現行げんこうモデルは1.5tせきクラスと2-3.5tせきがラインナップされており、エルフとマツダ・タイタンUD・カゼットの4姉妹しまい車種しゃしゅとなっている。欧州おうしゅう台湾たいわんシンガポールでは1tクラスの「アトラス10」が「キャブスター」の販売はんばいされている。

現行げんこう販売はんばい車種しゃしゅ運転うんてんじゅん中型ちゅうがた自動車じどうしゃ免許めんきょ(5t限定げんていふくむ)が必要ひつようであるが、2021ねん3がつ生産せいさん終了しゅうりょうした1-1.5tせきクラスガソリンしゃしん普通ふつう免許めんきょ運転うんてん可能かのうである[注釈ちゅうしゃく 1]

1-1.55tクラス

編集へんしゅう

初代しょだい F22がたけい(1982ねん-1992ねん

編集へんしゅう

アトラス100 / 150

エンジンはガソリンエンジンZ20がた、Z16がたディーゼルエンジンSD25がた、SD23がた搭載とうさいする。
2代目だいめキャラバン」/ 3代目だいめホーミー」とフロントウインドシールドとドアガラスが共通きょうつう。ドアはホイールアーチおおきいためすそプレスことなるが、その共通きょうつうである。

2代目だいめ F23がたけい(1992ねん-2007ねん

編集へんしゅう
日産にっさん・アトラス10けい
F23がた
 
前期ぜんきがた(1992ねん1がつ-1995ねん
 
後期こうきがたダブルキャブ(2002ねん8がつ - 2007ねん6がつ
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 3/6にん
ボディタイプ 2/4ドアトラック
駆動くどう方式ほうしき FR/4WD
パワートレイン
エンジン ちょく4 2.3 L TD23
ちょく4 2.5 L TD25
ちょく4 2.7 L TD27
ちょく4 3.2 L QD32
ちょく4 1.6 L NA16S
ちょく4 2.0 L NA20
ちょく4 2.0 L KA20DE
変速へんそく 4AT/5MT
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,515/2,335 mm
全長ぜんちょう 4,460/4,690 mm
全幅ぜんぷく 1,695 mm
ぜんこう 1,930 - 1,980 mm
その
姉妹しまいしゃ いすゞ・エルフ100初代しょだい
日産にっさんディーゼル・コンドル(1tけい初代しょだい
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アトラス10

搭載とうさいエンジンは、TD23がた、TD27がたディーゼルと、NA16Sがた、NA20がたガソリンけい4しゅ。キャッチコピーは「このくにはこびたい」。イメージキャラクターには加山かやま雄三ゆうぞう起用きようされている。
  • 1995ねん平成へいせい7ねん
    • 6がつ - マイナーチェンジ。
    フロントグリルのデザインを変更へんこう。TD23がたディーゼルエンジンをTD25がた変更へんこう日産にっさんディーゼル販売はんばいけ「コンドル」1 - 1.5トンけいしん設定せってい通称つうしょうは「コンドル次郎じろう」。
    いすゞ自動車ずじどうしゃに「エルフ100」としてOEM供給きょうきゅう開始かいし
    • 8がつ - ガソリンエンジンのNA16Sがた廃止はいしされる。
  • 1997ねん平成へいせい9ねん)8がつ - あたらしいディーゼルエンジンQD32がた追加ついか
  • 1999ねん平成へいせい11ねん)6がつ1にち - マイナーチェンジ。
フロントグリルバンパー形状けいじょう変更へんこうなど、うち外装がいそう意匠いしょう変更へんこうがなされ、搭載とうさいガソリンエンジンを直列ちょくれつ4気筒きとう SOHC NA20SからDOHC KA20DEがた変更へんこう直列ちょくれつ4気筒きとうOHVディーゼルのTD27がたおよびQD32がたの3機種きしゅとなる。また、1 tおよび1.25 tみの2WDしゃを1.3 tしゃ統合とうごう
  • 2000ねん平成へいせい12ねん)10がつ23にち - オーテックジャパンによる、KA20がたLPG仕様しようエンジンを搭載とうさいする「アトラスLPG」を追加ついか
  • 2002ねん平成へいせい14ねん)8がつ21にち - 一部いちぶ改良かいりょう
CI変更へんこうし、全車ぜんしゃ平成へいせい12 / 13ねん騒音そうおん規制きせい対応たいおうパワーウインドウタコメーターひとし標準ひょうじゅん装備そうび、オートマチックしゃへのシフトポジションインジケーターの採用さいよう、リモートコントロールエントリーシステムのオプション設定せっていした。
  • 2004ねん平成へいせい16ねん)8がつ23にち - 一部いちぶ改良かいりょう
QD32がたエンジンを改良かいりょう装備そうび向上こうじょうさせる。なお、この改良かいりょうにより、全車ぜんしゃ運転うんてんせきSRSエアバッグシステム標準ひょうじゅん装備そうびされた。

3代目だいめ F24がたけい(2007ねん-2021ねん

編集へんしゅう
日産にっさん・アトラス
F24がた
 
CUSTOM
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 3/6にん
ボディタイプ 2/4ドアトラック
駆動くどう方式ほうしき FR/4WD
パワートレイン
エンジン ちょく4 2L QR20DE
ちょく4 3L ZD30DDTi
変速へんそく 5AT/6AMT/5MT/6MT
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,270 - 3,355 mm
全長ぜんちょう 4,455 - 5,990 mm
全幅ぜんぷく 1,695/1,885 mm
ぜんこう 1,990 - 2,175 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,600 - 2,300 kg
その
姉妹しまいしゃ いすゞ・エルフ100(2代目だいめ
三菱みつびしふそう・キャンターガッツ
UD・コンドル(1tけい・2代目だいめ
ルノー・マキシティ
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しん会社かいしゃ日産にっさんライトトラック」が世界せかい戦略せんりゃくしゃとして開発かいはつし、プラットフォームは、しん開発かいはつLDTプラットフォーム採用さいようされた。
なお、欧州おうしゅう仕様しようしゃ日本にっぽん仕様しようしゃよりもバンパー大型おおがたされており、YD25DDTiZD30DDTiコモンレールディーゼルターボエンジンが搭載とうさいされ、日本にっぽん仕様しようとはインパネ形状けいじょう一部いちぶことなるほか、日本にっぽん仕様しようにはないワイドキャブしゃ用意よういされていた。
欧州おうしゅうではボルボグループのルノートラックへ「マキシティ」という名称めいしょうでOEM供給きょうきゅうされた。また、インドではLCV事業じぎょう日産にっさん提携ていけいむすんでいるアショック・レイランド姉妹しまいしゃを「パートナー」として発表はっぴょうした。
  • 2007ねん平成へいせい19ねん
    • 6月14にち - F24がたとして日本にっぽん発売はつばい開始かいし
    エンジンはしん長期ちょうき規制きせい対応たいおうディーゼルエンジンZD30DDTiがたと、ガソリンエンジンのQR20DEがた搭載とうさいトランスミッション最大さいだい積載せきさいりょう・エンジンの種類しゅるいにより、5そくAT、5そくMT、6そくMT、6そくAMT(機械きかいしきAT)が設定せっていされた。このモデルのMT・AMTは日本にっぽんしゃとしてはめずらしいZFせい採用さいようされている。
    先代せんだいのモデル途中とちゅうより、最大さいだい積載せきさいりょう1.5tをえる仕様しよう自社じしゃ生産せいさんモデルが一時いちじ廃止はいしされていたが、このモデルより1.75 - 2tみが復活ふっかつするかたち追加ついかされた(ただし標準ひょうじゅんはばキャビンのみで、キャブスターに設定せっていのあるワイドキャビンは設定せっていなし)。1.75 - 2tみに4WDしゃ設定せっていされず、6MTおよび6AMTとディーゼルエンジンのみがわされ、6MTは1.15 - 1.5tみには用意よういされていない。また、1.15-1.5tくるまと1.75 - 2.0tしゃではカタログ公式こうしきウェブページ別々べつべつになっていた。
    • 7がつ11にち - OEMしゃのいすゞ・エルフ100がフルモデルチェンジ(ガソリンエンジンしゃのみ)。
    • 7がつ20日はつか - OEMしゃ日産にっさんディーゼル・コンドル 1.0t - 2.0tしゃがフルモデルチェンジ。
  • 2009ねん平成へいせい21ねん
    • 7がつ30にち - 2tけいシングルキャブしゃ平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん達成たっせいしゃ追加ついか。エンジン出力しゅつりょく特性とくせいおよびトランスミッションのギア変更へんこうして燃費ねんぴ向上こうじょうした。
    • 11月12にち - 中国ちゅうごくていしゅう日産にっさん汽車きしゃが「NT400キャブスター」として発売はつばい開始かいし[1]
  • 2010ねん平成へいせい22ねん
    • 3月1にち - 一部いちぶ改良かいりょうサイドターンランプ形状けいじょう変更へんこうし、灯火ともしび規制きせい適合てきごうくわえてキーづけグローブボックスの標準ひょうじゅん装備そうびやセットオプションの追加ついかおこな仕様しよう向上こうじょう
    • 8がつ30にち - 一部いちぶ改良かいりょう(9がつ15にち販売はんばい開始かいし)。
    1.5tけいディーゼルしゃでエンジンの燃焼ねんしょう効率こうりつ改善かいぜんしたことで、平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん達成たっせい同時どうじ全車ぜんしゃでシートの色味いろみやデザインも変更へんこうされた。
  • 2011ねん平成へいせい23ねん
    ディーゼルエンジンのひく圧縮あっしゅく、コモンレールしきちょう高圧こうあつ燃料ねんりょう噴射ふんしゃシステムの採用さいよう酸化さんか触媒しょくばいおよびDPF容量ようりょう拡大かくだいなどで排出はいしゅつガス浄化じょうか性能せいのう大幅おおはば向上こうじょう。これにより平成へいせい22ねん排出はいしゅつガス規制きせい(ポスト新長しんちょう規制きせい)に適合てきごうし、PM30%低減ていげんレベルを達成たっせい。2WDしゃ平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん達成たっせいした。あわせて、一部いちぶグレードではタイヤのサイズアップなどの仕様しよう変更へんこうおこなった。
  • 2012ねん平成へいせい24ねん
    • 3月2にち - 2tけいディーゼルしゃ一部いちぶ改良かいりょう
    エンジンのてい圧縮あっしゅく、コモンレールしきちょう高圧こうあつ燃料ねんりょう噴射ふんしゃシステムの改良かいりょう酸化さんか触媒しょくばいおよびDPF容量ようりょう拡大かくだいなどで排出はいしゅつガス性能せいのう大幅おおはば向上こうじょうし、平成へいせい22ねん排出はいしゅつガス規制きせい(ポスト新長しんちょう排出はいしゅつガス規制きせい)に適合てきごう。エンジンの燃焼ねんしょう効率こうりつ改善かいぜんとトランスミッションのギア変更へんこうにより燃費ねんぴ向上こうじょうし、平成へいせい27年度ねんど重量じゅうりょうしゃ燃費ねんぴ基準きじゅん達成たっせいした。
    • 6月22にち - 一部いちぶ改良かいりょう
    全車ぜんしゃシートベルトアンカーの強化きょうか要件ようけんへの対応たいおうおこない、木製もくせい荷台にだい仕様しよう全車ぜんしゃ後部こうぶ反射はんしゃばん(シール)の追加ついか設定せっていおこなった。またガソリンしゃでは、平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+5%達成たっせい対象たいしょう車種しゃしゅ拡大かくだいし、平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+10%達成たっせい対象たいしょう車種しゃしゅあらたに設定せっていされた。あわせて、2tけい標準ひょうじゅんじゃく・1.85tみダブルキャブを追加ついか設定せっていした。
  • 2013ねん平成へいせい25ねん
    これは、2010ねん4がつダイムラーAGとルノー・日産にっさんアライアンスとのあいだ締結ていけつされた戦略せんりゃくてき協力きょうりょく関係かんけいもとづき、ダイムラーAGのトラック事業じぎょうにおける戦略せんりゃくてき提携ていけいパートナーである三菱みつびしふそうトラック・バスとのあいだで、2012ねん平成へいせい24ねん)11月8にち締結ていけつされた商品しょうひん相互そうご供給きょうきゅうかんする基本きほん契約けいやくもとづきおこなわれたものである。
    エルグランドスカイラインクロスオーバーなどで採用さいようされているアラウンドビューモニターをトラックよう進化しんかさせた「マルチビューモニターシステム」を世界せかいはじめて搭載とうさい
    荷台にだい上面うわつら4箇所かしょ配置はいちされたカメラで車両しゃりょう周囲しゅうい様子ようすをとらえ、運転うんてんしつない上部じょうぶ設置せっちされたハイマウントモニターにその様子ようすうつすことで、運転うんてんシーンにおける安全あんぜん確認かくにんをサポートする。ドライブモードでの運転うんてんルームミラー後方こうほうるのと同様どうよう映像えいぞう「ルームミラービュー」が表示ひょうじされているが、リバースモードでは駐車ちゅうしゃときてきした車両しゃりょう上方かみがたから見下みおろす映像えいぞう「トップビュー」にわる。また、建物たてもの軒下のきしたとの干渉かんしょう確認かくにんできる車両しゃりょう後部こうぶ上方かみがた映像えいぞう「ルーフビュー」、車両しゃりょう後方こうほう障害しょうがいぶつ確認かくにんをサポートする「リアビュー」も設定せっていされているほか、みぎ左折させつさいのターンシグナルレバー作動さどうには車両しゃりょう前部ぜんぶから後部こうぶまでの側面そくめん周囲しゅうい映像えいぞう「サイドビュー」が表示ひょうじされ、とく左折させつ防止ぼうし効果こうかてきである。
    • 6月6にち - 一部いちぶ改良かいりょう
    1.5tけいのディーゼル2WDしゃで、平成へいせい22ねん排出はいしゅつガス規制きせい(ポスト新長しんちょう規制きせい)にたいNOxを10%低減ていげんさせたことにより、てい排出はいしゅつガスしゃ平成へいせい21ねん排出はいしゅつガス基準きじゅん10%低減ていげんレベル)認定にんてい取得しゅとくした。
  • 2015ねん平成へいせい27ねん)4がつ1にち - 一部いちぶ改良かいりょう[2]
エンジンの仕様しよう変更へんこうタイヤサイズの変更へんこうによりディーゼルしゃ燃費ねんぴ向上こうじょう。これにより、1.5 tけいのディーゼル・4WDしゃあらたに平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん達成たっせいし、てい排出はいしゅつガスしゃ平成へいせい21ねん排出はいしゅつガス基準きじゅん10%低減ていげんレベル)認定にんてい取得しゅとくした。
  • 2019ねんれい元年がんねん)8がつ29にち - 後述こうじゅつする「アトラス ディーゼル」への移行いこうともなってガソリンしゃのみとなり「アトラス ガソリン」へ改名かいめい。これにより、日産自動車にっさんじどうしゃ自社じしゃ生産せいさんディーゼルしゃNV350キャラバンだけとなった。これにともない、三菱みつびしふそうへのOEM供給きょうきゅう終了しゅうりょうした。
  • 2020ねんれい2ねん
    • 11月 - 「アトラス ガソリン」の製造せいぞう受託じゅたくする日産車体にっさんしゃたいが、よく2021ねんれい3ねん)6がつをもってマイクロバスシビリアンとともに生産せいさん終了しゅうりょうすることを発表はっぴょう[3]
    • 12月 - 「アトラス ガソリン」の販売はんばい終了しゅうりょうし、WEBカタログの掲載けいさい終了しゅうりょう。これにより日産にっさん自社じしゃせいトラックは終了しゅうりょうとなり、後述こうじゅつする「アトラス ディーゼル(げん・アトラス 1.5tクラス)」へ完全かんぜん移行いこうした(いすゞけOEMのエルフ100も、2021ねん3がつ販売はんばい終了しゅうりょう)。
  • 2021ねんれい3ねん)6がつ - 生産せいさん販売はんばい終了しゅうりょう[3]。これにより、日産自動車にっさんじどうしゃは1935ねんより86年間ねんかんつづけてきた日本にっぽん国内こくないにおけるトラックの自社じしゃ生産せいさんから撤退てったいした。

4代目だいめ F25がたけい(2019ねん - )

編集へんしゅう
いすゞ・エルフ > 日産にっさん・アトラス
日産にっさん・アトラス ディーゼル
日産にっさん・アトラス 1.5tクラス
F25がた
 
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 3/6にん
ボディタイプ 2/4ドアトラック
駆動くどう方式ほうしき FR/4WD
パワートレイン
エンジン ちょく4 3L 4JZ1-TCS
変速へんそく 5MT/5AMT/6AMT
サスペンション
まえ 独立どくりつ懸架けんか
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,490 - 2,500 mm
全長ぜんちょう 4,685 - 4,690 mm
全幅ぜんぷく 1,695 mm
ぜんこう 1,955 - 1,995 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,600 - 2,300 kg
その
姉妹しまいしゃ いすゞ・エルフ(6代目だいめ
マツダ・タイタン(6代目だいめ
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  • 2019ねんれい元年がんねん
    • 6月5にち - いすゞ自動車ずじどうしゃとのあいだ小型こがたトラックのOEM供給きょうきゅう合意ごういし、協業きょうぎょう事業じぎょう契約けいやく締結ていけつされた[4][5]
    • 8がつ29にち -「アトラス ディーゼル」として発表はっぴょう発売はつばいされた[6]
    前述ぜんじゅつした協業きょうぎょう事業じぎょう契約けいやくもとづき、いすゞ自動車ずじどうしゃから6代目だいめエルフの1.5tせきモデルの供給きょうきゅうけるモデルとなる。なお、すでに「アトラス ガソリン」を「エルフ100」としていすゞへ供給きょうきゅうしているため、両社りょうしゃ相互そうご供給きょうきゅうおこなわれることとなった。また、いすゞは後述こうじゅつする2-4tクラスで、1995ねん6がつから2012ねん12がつまでやく17ねんはんにわたり日産にっさんへOEM供給きょうきゅうおこなっていたという経緯けいいがあり、ボディサイズはことなるものの、やく6ねんぶりにOEM供給きょうきゅう再開さいかいされた。
    外観がいかんじょうはエンブレムやデカール変更へんこうされる程度ていどとなる。正式せいしき車両しゃりょう型式けいしきはいすゞりゅう型式けいしきとなるが、日産にっさんでの社内しゃない型式けいしきはF25がたとなる[7]
    エンジンは4JZ1-TCSがたとなり、DPF(エルフでのDPDに相当そうとう)+尿素にょうそSCR構成こうせいされた排出はいしゅつガス後処理あとしょり装置そうち採用さいようにより、平成へいせい28ねん排出はいしゅつガス規制きせい(ポスト・ポスト新長しんちょう規制きせい)に全車ぜんしゃ適応てきおうするとともに、燃費ねんぴ性能せいのう向上こうじょうされたことで「平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+10%」を達成たっせいした。トランスミッションはシーケンシャルMT(エルフでの「スムーサーEx」に相当そうとう)と5そくMTの2種類しゅるいとなり、シーケンシャルMTしゃは2WDは6そく・4WDは5そくとなる。
    フロントサスペンションは独立どくりつ懸架けんかのまま変更へんこうはないが、スプリングをF24がたトーションバースプリングからリーフスプリングならびにコイルスプリングくるまがたべつ設定せってい)へ変更へんこうした。
    スーパーローでは安全あんぜん性能せいのう強化きょうかされ、インテリジェント エマージェンシーブレーキ(エルフでのプリクラッシュブレーキに相当そうとう)、VDC(ビークルダイナミクスコントロール、エルフでの電子でんししき車両しゃりょう姿勢しせい制御せいぎょシステム「IESC」に相当そうとう)、LDW(車線しゃせん逸脱いつだつ警報けいほう、エルフでのLDWSに相当そうとう)、先行せんこうしゃ発進はっしんらせ、車間しゃかん距離きょり警報けいほう標準ひょうじゅん装備そうびされ、AMTしゃには間違まちが衝突しょうとつ防止ぼうしアシスト(エルフでのあやま発進はっしん抑制よくせい機能きのう相当そうとう)も標準ひょうじゅん装備そうびされた。アトラス ディーゼルのインテリジェント エマージェンシーブレーキはNT450アトラスとはことなり、静止せいしした歩行ほこうしゃ自転車じてんしゃ検知けんち可能かのうなステレオカメラ方式ほうしきで、ダッシュボード中央ちゅうおうそなわっている。
    グレード体系たいけい標準ひょうじゅん仕様しようの「DX」[注釈ちゅうしゃく 2]上級じょうきゅう仕様しようの「カスタム」[注釈ちゅうしゃく 3]の2種類しゅるい設定せってい。エルフの最下さいかきゅうグレードである「STグレード」に相当そうとうするモデルは設定せっていされない[注釈ちゅうしゃく 4]標準ひょうじゅんキャブ・標準ひょうじゅんボディ・ダブルタイヤ仕様しようのみの設定せっていとなるが、2ドアのシングルキャブと4ドアのダブルキャブ(ダブルキャブは「DX」のみ)が、荷台にだいたかさはスーパーローとフルスーパーロー(スーパーローは2WDしゃのみの設定せってい)が設定せっていされる。
  • 2021ねんれい3ねん)4がつ19にち -「アトラス 1.5tクラス」へくるまめい変更へんこうし、一部いちぶ仕様しよう向上こうじょうされた[8]同日どうじつ発売はつばいされた「アトラス 2tクラス」の日産にっさんにおける社内しゃない型式けいしきをF25がたとしたため、アトラスシリーズの社内しゃない型式けいしきはF25がた統一とういつされた[7]
同年どうねん11がつ各種かくしゅ安全あんぜん装置そうち装着そうちゃく義務ぎむ対応たいおうし、従来じゅうらいはスーパーローのみの設定せっていだったインテリジェント エマージェンシーブレーキ、VDC、LDWを全車ぜんしゃ拡大かくだいして標準ひょうじゅん装備そうびあわせて、LEDヘッドランプやBluetooth対応たいおうオーディオも標準ひょうじゅん装備そうびされた。
外観がいかんではライトまわりのデザインやフロントグリルのいろをシルバー基調きちょう変更へんこうされ、内装ないそうでは室内しつない上下じょうげでの明暗めいあんコントラストをつけるためシートがら室内しつないトリム、インストルメントパネルのいろ変更へんこうされた。
  • 2023ねんれい5ねん)9がつ25にち - F26がたへのフルモデルチェンジにともない、一旦いったんきゅううりとなる。
  • 2024ねんれい6ねん)2がつ21にち - 4WDしゃ一部いちぶ仕様しよう変更へんこう発表はっぴょうされ、販売はんばい再開さいかい(4がつ中旬ちゅうじゅん発売はつばい[9]各種かくしゅ法規ほうきへの適合てきごうおこなわれるとともに、寒冷かんれい仕様しよう標準ひょうじゅん装備そうびされた。

5代目だいめ F26がたけい(2024ねん - )

編集へんしゅう
いすゞ・エルフ > 日産にっさん・アトラス
日産にっさん・アトラス 1.55tクラス
F26がた
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 3/6にん
ボディタイプ 2/4ドアトラック
駆動くどう方式ほうしき FR
パワートレイン
エンジン ちょく4 3L 4JZ1-TCS
変速へんそく 5MT/9DCT
サスペンション
まえ 独立どくりつ懸架けんか軽量けいりょうインデペンデント)
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,500 mm
全長ぜんちょう 4,690 mm
全幅ぜんぷく 1,695 mm
ぜんこう 1,965 - 1,990 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 2,190 - 2,340 kg
その
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  • 2024ねんれい6ねん)3がつ22にち - 2023ねん9がつに2-4tクラスの2WDしゃがフルモデルチェンジされたF26がたに2WDしゃの1.55tクラスが追加ついか設定せっていされた(5がつ発売はつばい、4WDしゃ前述ぜんじゅつしたF25がた継続けいぞく[10]
1.55tクラスはひらボディの標準ひょうじゅんキャブ・標準ひょうじゅんボディのみの設定せっていで、シングルキャブ・フルフラットロー、シングルキャブ・フラットロー、ダブルキャブ・フラットローの3タイプを設定せってい。グレードは2-4tクラス同様どうように「DX」と「カスタム」が設定せっていされるが、「カスタム」はシングルキャブのみの設定せっていとなる。
 
初代しょだいアトラス300

初代しょだい H40がたけい(1981ねん-1992ねん

編集へんしゅう

アトラス200 / 300

  • 1981ねん昭和しょうわ56ねん)12月 - キャブオール/クリッパー後継こうけい車種しゃしゅとして、H40けい「アトラス200/300」を発表はっぴょう
  • 1985ねん昭和しょうわ60ねん)5がつ - インド・アルウィン日産にっさんにてアトラスの生産せいさん開始かいし
  • 1986ねん昭和しょうわ61ねん)- マイナーチェンジ。フロントグリルの造形ぞうけい変更へんこう
  • 1987ねん昭和しょうわ62ねん)8がつ - FD35エンジン搭載とうさいしゃにオートマチックトランスミッションしゃ運転うんてんせきサスペンションシートづけしゃ(エクストラパック)を新設しんせつ
  • 1988ねん昭和しょうわ63ねん)- マイナーチェンジ。フロントグリルをくろから車体しゃたいしょく変更へんこう
  • 1989ねん平成へいせい元年がんねん)6がつ - 特装車とくそうしゃあつかいで日産にっさんディーゼルアトラス350(P-NK110がた発売はつばい
  • 1990ねん平成へいせい2ねん)6がつ - マイナーチェンジ。ガソリンエンジンをZ20がたからNA20がたかわそう。ED35がたエンジンしゃ追加ついかし、全車ぜんしゃパワーステアリング・サイレントパックを標準ひょうじゅん装備そうび、ワイドキャブしゃ電動でんどう格納かくのうミラー(助手じょしゅせきがわ追加ついか、ワイドキャブカスタムしゃ蛍光けいこうとうをオプション設定せっていとう改良かいりょうおこなった。

2代目だいめ H41がたけい(1991ねん-1995ねん

編集へんしゅう
 
2代目だいめアトラス200

アトラス200 / 300

  • 1991ねん平成へいせい3ねん)10がつ - H41けい標準ひょうじゅんキャビンをモデルチェンジ。キャッチコピーは「このくにはこびたい」。CMキャラクターには森脇もりわき健児けんじを、CMソングには加山かやま雄三ゆうぞう[注釈ちゅうしゃく 5] の「夜空よぞらほし」を起用きよう
  • エンジンはFD46、FD42、BD30のディーゼルエンジン3機種きしゅ搭載とうさい
  • 1992ねん平成へいせい4ねん)1がつ - ワイドキャビンがモデルチェンジ。
  • 1993ねん平成へいせい5ねん)10がつ - マイナーチェンジ。標準ひょうじゅんキャビンハイルーフ仕様しようとセミロングホイールベースしゃ追加ついか。エンジンはあらたにりゅうしつしきディーゼルのED35がた追加ついか。また、ウレタンせいハンドルを全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん装備そうびした。

3代目だいめ H42がたけい(1995ねん-2007ねん

編集へんしゅう
いすゞ・エルフ > 日産にっさん・アトラス
日産にっさん・アトラス
H42がた
 
中期ちゅうきIがた(1999ねん5がつ-2002ねん6がつ
 
後期こうきがた(2004ねん6がつ-2007ねん1がつ
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 3/6/7にん
ボディタイプ 2/4ドアトラック
駆動くどう方式ほうしき FR/4WD
パワートレイン
エンジン 3.1L 4JG2
4.3L 4HF1/4HF1N
4.6L 4HG1
4.6L 4HV1
4.8L 4HL1N/4HL1-TC
5L 4HJ1/4HJ1N
5.2L 4HK1-T
変速へんそく 4AT/5SMT/5MT/6MT
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,475 - 3,815mm
全長ぜんちょう 4,680 - 6,770mm
全幅ぜんぷく 1,695 - 2,180mm
ぜんこう 1,695 - 2,375mm
その
姉妹しまいしゃ いすゞ・エルフ(5代目だいめ
マツダ・タイタン(5代目だいめ
日産にっさんディーゼル・コンドル(2tけい・3代目だいめ
製造せいぞうメーカー いすゞ自動車ずじどうしゃ
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アトラス20 / 30

  • 1995ねん平成へいせい7ねん)6がつ - いすゞ自動車ずじどうしゃから「エルフ」のOEM供給きょうきゅうけ、AKR、AKS、APR、APSがた社内しゃない型式けいしきH42がた)となる。
  • 1998ねん平成へいせい10ねん)11月26にち - オーテックジャパンのによるセミキャブオーバータイプ「アトラス MAX」を追加ついか同時どうじCNGエンジン仕様しよう追加ついか
  • 1999ねん平成へいせい11ねん
    • 5月13にち - マイナーチェンジ。フロントグリルのメッキやシート生地きじ変更へんこうのほか、平成へいせい10ねん排出はいしゅつガス規制きせい適合てきごう、ターボエンジンの排気はいきりょうアップ(4.8L→5.2L)とうほどこされた。
    • 12月20にち - 3.1L 4JG2がたエンジン搭載とうさいしゃ、および4.6L 4HG1がたエンジン搭載とうさいしゃに七都県市低公害車指定制度、京阪神けいはんしんろく府県ふけんていNOxしゃ指定してい制度せいどなどに適合てきごうする指定していてい公害こうがいしゃ追加ついか。あわせてフロント独立どくりつサスペンションくるまをワイドキャビンけい設定せってい、5.0L 4HJ1がたおよび4HJ1Nがたエンジン搭載とうさいしゃ標準ひょうじゅんキャビンけい追加ついか
  • 2000ねん平成へいせい12ねん)10がつ23にち - 4HG1がたエンジンをベースとする4HG1-LPGエンジンを搭載とうさいする「LPGしゃ」、および「ルートバン」を追加ついか
  • 2001ねん平成へいせい13ねん)1がつ31にち - 一部いちぶ改良かいりょう。クラッチフリー機能きのうづけのデュアルモードマニュアルトランスミッションを一部いちぶグレードをのぞ拡大かくだい設定せってい積載せきさいりょう3tしゃ小型こがた貨物かもつ(4ナンバー)を追加ついか設定せってい
  • 2002ねん平成へいせい14ねん)6がつ12にち - マイナーチェンジ。CI変更へんこうふくむフロントグリル意匠いしょう変更へんこうをはじめ、平成へいせい13ねん騒音そうおん規制きせいへの対応たいおうのほか、新型しんがたマニュアルトランスミッションの採用さいよう搭載とうさいエンジンを変更へんこうし、一部いちぶのエンジンについては平成へいせい15ねん排出はいしゅつガス規制きせい対応たいおうした。
  • 2003ねん平成へいせい15ねん)9がつ12にち - 1.5tせきしゃ追加ついか。EGRをそなえる3.1Lディーゼル4JG2がたエンジンを搭載とうさい。また、オーテックジャパンより4WDの2コンプレッサーしき冷凍れいとうしゃなどが発売はつばいされた。
  • 2004ねん平成へいせい16ねん)6がつ9にち - マイナーチェンジ。
灯火ともしび器具きぐるい保安ほあん基準きじゅん変更へんこう関係かんけいでフロントまわりのデザインを大幅おおはば変更へんこう。クラッチペダルのいMT(スムーサーE)を2トンけい車種しゃしゅ標準ひょうじゅん装備そうびマツダ・タイタン共通きょうつうキャブおよびシャシ(4姉妹しまい)となる。また、エルフはフロントガラス下部かぶくろのままだが、アトラスはボディ同色どうしょく変更へんこうされた。

4代目だいめ H43がたけい(2007ねん-2012ねん

編集へんしゅう
いすゞ・エルフ > 日産にっさん・アトラス
日産にっさん・アトラス
H43がた
 
セミワイドはばしゃ
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 3/6/7にん
ボディタイプ 2/4ドアトラック
駆動くどう方式ほうしき FR/4WD
パワートレイン
エンジン 3L 4JJ1-TCS
4.6L 4HV1
5.2L 4HK1-TCN
変速へんそく 5MT/6MT/スムーサーEx
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,475 - 3,865mm
全長ぜんちょう 4,685 - 6,840mm
全幅ぜんぷく 1,695 - 2,180mm
ぜんこう 1,970 - 2,550mm
その
姉妹しまいしゃ いすゞ・エルフ(6代目だいめ
マツダ・タイタン(6代目だいめ
UD・コンドル(2tけい・4代目だいめ
製造せいぞうメーカー いすゞ自動車ずじどうしゃ
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  • 2007ねん平成へいせい19ねん
    • 1がつ30にち - 3代目だいめつづきいすゞ自動車ずじどうしゃから「エルフ」のOEM供給きょうきゅう発表はっぴょう発売はつばいしん長期ちょうき規制きせい対応たいおうした。社内しゃない型式けいしきはH43がた
    • 9月28にち - CNGしゃディーゼルハイブリッドしゃモデルチェンジ。
  • 2009ねん平成へいせい21ねん
    • 4がつ23にち - 一部いちぶ改良かいりょう
    2tけい、4tけい、4.5tけいしゃくわえ、あらたに3tけいしゃ平成へいせい27年度ねんど重量じゅうりょうしゃ燃費ねんぴ基準きじゅん達成たっせい同時どうじ一部いちぶ仕様しよう向上こうじょうし、「DX」にはフォグランプが標準ひょうじゅん装備そうびされ、全車ぜんしゃサイドターンランプが標準ひょうじゅん装備そうびとなった。
    • 10月15にち - 3tけいワイドキャブ(MTしゃ)が平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん達成たっせい
  • 2010ねん平成へいせい22ねん)3がつ10日とおか - 3tけいワイドキャブ(スムーサーExくるま)の燃費ねんぴ向上こうじょうし、平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん達成たっせい同時どうじにCNGしゃはポスト新長しんちょう規制きせい適合てきごう
  • 2011ねん平成へいせい23ねん)7がつ25にち - 一部いちぶ改良かいりょう
ディーゼルエンジンしゃは5.2Lを廃止はいしして4JJ1がた 3.0Lエンジンに統一とういつし、ダウンサイジングはかることで環境かんきょう性能せいのう向上こうじょう燃費ねんぴ性能せいのう両立りょうりつほんエンジンはあらゆる負荷ふか領域りょういきでターボ効果こうかたかめる2ステージターボきゅうシステムやちょう高圧こうあつコモンレール燃料ねんりょう噴射ふんしゃシステム・こう効率こうりつEGRの採用さいようにより動力どうりょく性能せいのう向上こうじょうしたことで燃費ねんぴ効率こうりつ向上こうじょう。また、排出はいしゅつガス性能せいのう向上こうじょうによりNOxの削減さくげん実現じつげんした。これらにより、ほぼすべてのタイプが「平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん」を達成たっせいするとともに、平成へいせい22ねん基準きじゅん排出はいしゅつガス規制きせい適合てきごうした。また、尿素にょうそすいフリー設計せっけいとしたことで、尿素にょうそすいタンクや関連かんれんデバイスが不要ふようとなった結果けっか車体しゃたい重量じゅうりょう排出はいしゅつガス後処理あとしょりシステム容積ようせき増加ぞうか抑制よくせいし、従来じゅうらい積載せきさいりょうそうせい確保かくほした。さらに、安全あんぜん規制きせい強化きょうか対応たいおうすべく、フロントアンダープロテクターや大型おおがた後部こうぶ反射はんしゃ採用さいようした。
  • 2012ねん平成へいせい24ねん)4がつ16にち - 一部いちぶ改良かいりょう
すで適合てきごうみの平成へいせい22ねん基準きじゅん排出はいしゅつガス規制きせいにおいて、PM30%低減ていげんレベルにくわえ、ほとんどの車種しゃしゅにおいてNOx10%低減ていげんレベルを達成たっせいしたことで「平成へいせい21ねん排出はいしゅつガス基準きじゅん10%低減ていげんレベル(てい排出はいしゅつガスしゃ)」に認定にんていされた。あわせて、万一まんいち衝突しょうとつさい乗用車じょうようしゃ車体しゃたいしたもぐむことを抑制よくせいするリアアンダーランプロテクターのしん基準きじゅんにも適合てきごうし、安全あんぜん規制きせい強化きょうかにも対応たいおうした。

5代目だいめ H44がたけい(2012ねん - 2021ねん

編集へんしゅう
三菱みつびしふそう・キャンター > 日産にっさん・アトラス
 
NT450アトラスのフロント

2012ねん平成へいせい24ねん)11月に5代目だいめへフルモデルチェンジ。そのさい、ベース車両しゃりょう三菱みつびしふそうトラック・バスせいキャンター(8代目だいめ変更へんこうされ、車種しゃしゅめいNT450アトラス変更へんこうされた。

なお、2014ねん平成へいせい26ねん)9がつ三菱みつびしふそうトラック・バスがUDトラックスへコンドルの後継こうけい車種しゃしゅとなるカゼットとしてOEM供給きょうきゅう開始かいししたため、3姉妹しまい車種しゃしゅとなった。

2020ねんれい2ねん)11月にOEMもとのキャンターがマイナーチェンジしたことにともない、2021ねんれい3ねん)1がつをもって販売はんばい終了しゅうりょうした。

6代目だいめ F25がたけい(2021ねん - )

編集へんしゅう
いすゞ・エルフ > 日産にっさん・アトラス
日産にっさん・アトラス 2tクラス
F25がた
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 3/6/7にん
ボディタイプ 2/4ドアキャブオーバートラック
駆動くどう方式ほうしき FR/4WD
パワートレイン
エンジン 3.0L 4JZ1-TCS
最高さいこう出力しゅつりょく 150PS(110kW)/2,800rpm
最大さいだいトルク 38.2kgf・m(375N・m)
/1,280 - 2,800rpm
変速へんそく 5MT/6MT/5AMT/6AMT
まえ まえ独立どくりつ懸架けんか/車軸しゃじく懸架けんか車軸しゃじく懸架けんかは2tせきハイシングルキャブ・セミロングボディ・フルスーパーローのみ)
のち まえ独立どくりつ懸架けんか/車軸しゃじく懸架けんか車軸しゃじく懸架けんかは2tせきハイシングルキャブ・セミロングボディ・フルスーパーローのみ)
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,490 - 3,845mm
全長ぜんちょう 4,685 - 6,795mm
全幅ぜんぷく 1,695 - 2,220mm
ぜんこう 1,955 - 2,320mm
その
姉妹しまいしゃ いすゞ・エルフ(6代目だいめ
マツダ・タイタン(6代目だいめ
製造せいぞうメーカー いすゞ自動車ずじどうしゃ
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  • 2021ねんれい3ねん)4がつ19にち - 「アトラス ディーゼル」からくるまめい変更へんこうした「アトラス 1.5tクラス」の一部いちぶ仕様しよう変更へんこう同時どうじに、「NT450アトラス」からくるまめい変更へんこうするかたちで「アトラス 2tクラス」としてフルモデルチェンジされた[8]
NT450アトラスの販売はんばい終了しゅうりょう以来いらいやく3ヶ月かげつぶりに2tクラストラックの販売はんばい再開さいかいするとともに、ベースモデルがやく8ねん5ヶ月かげつぶりにいすゞ・エルフへ回帰かいきされ、1.5tクラスと外観がいかん共通きょうつうされた。日産にっさんでの社内しゃない型式けいしきは1.5tクラス同様どうようにF25がたとなる[7]
サスペンションは、前後ぜんご車軸しゃじく懸架けんか採用さいようする2tせきのハイシングルキャブ・セミロングボディ・フルスーパーロー以外いがい、フロント独立どくりつ懸架けんか[注釈ちゅうしゃく 6]・リヤ車軸しゃじく懸架けんか統一とういつされた。エンジンは1.5tクラスとおなじ4JZ1-TCSがたのみとなった。
インテリジェント エマージェンシーブレーキ、VDC、LDWはNT450アトラス同様どうよう全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん装備そうびとなるが、インテリジェント エマージェンシーブレーキは、NT450アトラスのミリレーダー方式ほうしきから1.5tクラスとおなじステレオカメラ方式ほうしきとなり、位置いちもNT450アトラスのフロントバンパー中央ちゅうおうからダッシュボード中央ちゅうおううつされた。あわせて、ハイキャブとワイドキャブには、キャブのフロント2ヶ所かしょ広角こうかくのミリレーダーをはいし、死角しかくエリアの自動車じどうしゃやバイク・自転車じてんしゃ歩行ほこうしゃ検知けんちしてドライバーにアラームとピラー警告けいこくとうらせることで交差点こうさてんでのみぎ左折させつ出会であがしらとう事故じこ抑制よくせいをサポートする交差点こうさてん警報けいほうあらたに装備そうびされた。
グレード体系たいけいは1.5tクラスとおなじく「DX」(エルフでの「SGグレード」、ならびにタイタンでの「デラックス」相当そうとう)と「カスタム」(エルフでの「SEカスタム」、タイタンでの「カスタム」相当そうとう)の2グレード。キャブタイプは1.5tクラスおな標準ひょうじゅんはば標準ひょうじゅんキャブにくわえ、キャブ本体ほんたいはば拡大かくだいした1ナンバーのハイキャブ、ワイドはばのワイドキャブの3種類しゅるい[注釈ちゅうしゃく 7]やし、いずれのキャブタイプにも2ドアのシングルキャブと4ドアのダブルキャブを設定せってい荷台にだい仕様しようながさは1.5tクラスとおな標準ひょうじゅんボディ(標準ひょうじゅんシングルキャブ、標準ひょうじゅんダブルキャブに設定せってい)にくわえ、セミロングボディ(ハイシングルキャブに設定せってい)、ロングボディ(ハイキャブ、ワイドキャブに設定せってい)、ちょうロングボディ(2t~3.5tせきのみで、2WDワイドシングルキャブに設定せってい)の4種類しゅるいに、たかさもスーパーロー・フルスーパーローにくわえ、だいみちタイヤを装着そうちゃくして高床たかゆかした高床たかゆかダブルタイヤをくわえた3種類しゅるいとなる。また、標準ひょうじゅんキャブにはひらボディにくわえてダンプ設定せっていされ、ダブルキャブダンプ(2WDのみ)や4WDしゃ設定せっていされる。
ボディカラー設定せっていはエルフにじゅんじ、アークホワイト、クイックシルバーメタリック、トランスブルーに、「カスタム」専用せんようしょくのフリントグレーメタリックとエボニーブラックをくわえた5しょく展開てんかいとなる。フロントグリルは1.5tクラスとはことなり、ダーククロムメッキ(「カスタム」)・サテンシルバー(「DX」)のほかにもボディカラー同色どうしょくグリルも選択せんたく可能かのうとなっている。
なお、2-4tクラスのH43がたけい(4代目だいめ)に設定せっていされていた「STDグレード」(エルフでの「STグレード」、ならびにタイタンでの「スタンダード」相当そうとう)、ディーゼルハイブリッドしゃ、CNGしゃ、2tせき高床たかゆかシングルタイヤしゃ、ハイシングルキャブ・セミロングボディ・フルスーパーロー以外いがいのフロント車軸しゃじく懸架けんかモデル、4t~4.6tせきちょうロングボディならびにエルフとタイタンに設定せっていされている4JZ1-TCHがたエンジン搭載とうさいしゃはF25がたけい(6代目だいめ)では設定せっていされない。これにより、アトラスのくるまがたバリエーションはエルフとタイタンよりもしぼられている。
  • 2023ねんれい5ねん)9がつ25にち - 後述こうじゅつするF26がたへのモデルチェンジにともない、一旦いったん販売はんばい終了しゅうりょう
  • 2024ねんれい6ねん)2がつ21にち - 4WDしゃ一部いちぶ仕様しよう変更へんこう発表はっぴょうされ、販売はんばい再開さいかい(4がつ中旬ちゅうじゅん発売はつばい[9]。1.5tクラス同様どうよう各種かくしゅ法規ほうきへの適合てきごう寒冷かんれい仕様しよう標準ひょうじゅん装備そうびおこなわれた。

7代目だいめ F26がたけい(2023ねん - )

編集へんしゅう
いすゞ・エルフ > 日産にっさん・アトラス
日産にっさん・アトラス 2tクラス
F26がた
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 3/6にん
ボディタイプ 2/4ドアキャブオーバートラック
駆動くどう方式ほうしき FR
パワートレイン
エンジン 3.0 L 4JZ1-TCS
最高さいこう出力しゅつりょく 150 PS(110 kW)/2,800 rpm
最大さいだいトルク 38.2 kgf・m (375 N・m)
/1,280 - 2,800 rpm
変速へんそく 5MT/6MT/9DCT
まえ まえ独立どくりつ懸架けんか/車軸しゃじく懸架けんか
のち まえ独立どくりつ懸架けんか/車軸しゃじく懸架けんか
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,490 - 3,845 mm
全長ぜんちょう 4,685 - 6,795 mm
全幅ぜんぷく 1,695 - 2,220 mm
ぜんこう 1,970 - 2,380 mm
その
姉妹しまいしゃ いすゞ・エルフ(7代目だいめ
マツダ・タイタン(7代目だいめ
UD・カゼット(3代目だいめ
製造せいぞうメーカー いすゞ自動車ずじどうしゃ
テンプレートを表示ひょうじ
  • 2023ねんれい5ねん)9がつ25にち - ベースしゃのエルフから半年はんとしおくれで2 tクラスのフルモデルチェンジが発表はっぴょうされた。10月27にち発売はつばいされ、当初とうしょはベースしゃのエルフ同様どうようにシングルキャブの2WDしゃのみとなる。前述ぜんじゅつしたように、F25がたが2024ねんれい6ねん)2がつ22にち一部いちぶ仕様しよう変更へんこうけて4WDしゃ(1.5 tクラスをふくむ)のみ販売はんばい再開さいかいとなり、駆動くどう方式ほうしきによってことなる2つのくるまがた併売へいばいされる体制たいせいとなった[11]
エンジンは6代目だいめ同様どうように3.0 Lディーゼルエンジンの4JZ1-TCSがた踏襲とうしゅうされる。トランスミッションは、AMTがクラッチを奇数きすうだん偶数ぐうすうだんの2系統けいとうけたデュアルクラッチしき(DCT)となり、9そくしたことでワイドレンジかつクロースレシオとなり、変速へんそくのトルクけや無駄むだ回転かいてんおさえている[12]。MTも継続けいぞく設定せっていされる。
安全あんぜん性能せいのう強化きょうかされ、衝突しょうとつ被害ひがい軽減けいげんブレーキは日産にっさんしゃはつとなる交差点こうさてんでのみぎ左折させつ衝突しょうとつけられないと判断はんだんした場合ばあい警報けいほうやブレーキを作動さどうさせるプリクラッシュブレーキ(PCB)[注釈ちゅうしゃく 8]強化きょうかして全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん装備そうびされたほか、ベースしゃのエルフではメーカーオプションとなるフロントブラインドスポットモニターが標準ひょうじゅん装備そうびされた。メーカーオプションとなる安全あんぜん支援しえん機能きのうパッケージは「アドバンスパック」と「プレミアムパック」の2種類しゅるい設定せっていされ、共通きょうつうでインパネ中央ちゅうおう搭載とうさいされたカメラでドライバーの状態じょうたいをモニタリングし、運転うんてんへの注意ちゅうい不足ふそく検知けんちすると警報けいほう音声おんせい・メーターディスプレイの表示ひょうじによる警告けいこく注意ちゅうい喚起かんきおこない、つよ眠気ねむけかんじていると判断はんだんした場合ばあいにはエアコンから冷風れいふうして注意ちゅういうながすドライバーステータスモニター(DSM)、ドライバーが急病きゅうびょうなどの異常いじょう発生はっせいにスイッチをすか、DSMの異常いじょう検知けんちによって作動さどうし、制動せいどうとうとハザードランプの点滅てんめつとホーンによって車外しゃがい注意ちゅうい喚起かんきおこないながら、速度そくど徐々じょじょとして停車ていしゃするドライバー異常いじょう対応たいおうシステム(EDSS)単純たんじゅん停止ていし標識ひょうしき認識にんしき機能きのうスピードリミッター上限じょうげん速度そくど認識にんしきした制限せいげん速度そくど標識ひょうしきわせた速度そくどへスイッチひとつで設定せってい変更へんこう可能かのう標識ひょうしき連動れんどうがたスピードリミッター、日産にっさん商用しょうようしゃはつとなるぜん車速しゃそくしゃあいだクルーズ(FACC)が構成こうせいされ、「プレミアムパック」にはレーンキープアシスト(LKS)も追加ついかされる[13]
フロントフェイスはベースしゃのエルフにわせて「レイヤーゾーニングフェイス」の名称めいしょう一新いっしんされ、中央ちゅうおうの「ブランド表現ひょうげんゾーン」とばれるフロントグリル上部じょうぶ中央ちゅうおうはいされたVモーションのなかにCIが配置はいちされた専用せんようデザインとなり、フロントエンブレムとステアリングのCIが2020ねん7がつからの現行げんこうCIとなった。なお、グレードによりフロントグリルがことなり「DX」はブラック、「カスタム」はクロムメッキとなる。また、6代目だいめ同様どうよう標準ひょうじゅんキャブ・ハイキャブ・ワイドキャブの3種類しゅるいのキャブが設定せっていされるが、ベースしゃのエルフ同様どうようにキャブデザインが統一とういつされた。LEDヘッドランプにくわえてフロントターンランプもLEDされ、特徴とくちょうてきなデザインのLEDポジションランプやミリレーダーを内蔵ないぞう。フォグランプもLEDされた。ボディカラーは6代目だいめからアークホワイト、トランスブルー、クイックシルバーメタリック、「カスタム」専用せんようしょくのフリントグレーメタリックの4しょく踏襲とうしゅうされ、しんいろに「カスタム」専用せんようしょくのダークカーキメタリックが設定せっていされた[注釈ちゅうしゃく 9](アークホワイト以外いがいはメーカーオプション設定せってい)。なお、「カスタム」はOEMもとである7代目だいめエルフの「SEカスタム」、のちにフルモデルチェンジされた兄弟きょうだい車種しゃしゅの7代目だいめマツダ・タイタン「カスタム」や3代目だいめUD・カゼットの「SEカスタム」とはことなり、「CUSTOM」ロゴの専用せんようバッジが上段じょうだんパネル左上ひだりうえ装着そうちゃくされる[注釈ちゅうしゃく 10]
ひらボディには、2tせき高床たかゆかシングルタイヤ(標準ひょうじゅんキャブ・標準ひょうじゅんボディに設定せってい)と4tせき高床たかゆかダブルタイヤ仕様しよう標準ひょうじゅんキャブ・セミロングボディ、標準ひょうじゅんキャブ・ロングボディ、ハイキャブ・標準ひょうじゅんボディに設定せってい)が4代目だいめ以来いらいとなる復活ふっかつ設定せっていとなり、くるまがたのバリエーションが6代目だいめから拡充かくじゅうされた。4tせきはフロントサスペンションが車軸しゃじく懸架けんか(リーフリジット)となるほか、3tせきはフロントサスペンションがくるまがたにより独立どくりつ懸架けんか(インデペンデント)または車軸しゃじく懸架けんか(リーフリジット)となる。
日産にっさんモータースポーツ&カスタマイズあつかいの商用しょうよう特装車とくそうしゃ「ワークユースビークル」シリーズもベースしゃわせてモデルチェンジされ、はこがたしつそなえた「ドライバン」、はこがたしつ側面そくめんがボタン操作そうさおおきく開閉かいへいしてフォークリフトでの一括いっかつ大量たいりょう荷役にやく可能かのうとなる「アルミウィング」、しつ断熱だんねつざい冷凍れいとう装置そうち装備そうびして温度おんど管理かんり可能かのうな「冷蔵れいぞうしゃ」・「冷凍れいとうしゃ」、くるま運搬うんぱんするための「車載しゃさいしゃ」、ダンプ機構きこう荷台にだいスライド機構きこうそなえた「セフテーローダダンプ」、重量じゅうりょうぶつ荷役にやくをサポートするクレーンそなえた「クレーンきトラック」、荷台にだい後部こうぶリフターそなえた「リアゲートリフターづけトラック」がラインナップされ、ひらボディ完成かんせいしゃにはたけせいアオリ ワンハンドゲートづけ特装車とくそうしゃにラインナップした。
  • 2024ねんれい6ねん)3がつ23にち - 1.55tクラスの追加ついかわせて、2t-4tクラスにもダブルキャブをふくめたくるまがた追加ついかおこなわれた(5がつ発売はつばい[10]
ダブルキャブはひらボディは標準ひょうじゅんキャブ・標準ひょうじゅんボディ(2tせきのフルフラットローと1.75tせきのフラットローの2種類しゅるい)、ハイキャブ・ロングボディ(フルフラットロー(1.8tせき)のみ)、ワイドキャブ・ロングボディ(2tせきのフルフラットローと2.75tせき高床たかゆかダブルタイヤの2種類しゅるい)、ワイドキャブ・ちょうロングボディ(2.75tせき高床たかゆかダブルタイヤのみ)の4タイプ。ダンプは標準ひょうじゅんキャブ・標準ひょうじゅんボディ・フルフラットロー(1.75tせき)のみが設定せっていされる。
シングルキャブにおいても、くるまがた追加ついかやタイヤと車両しゃりょうそう重量じゅうりょうわせの追加ついか設定せっていおこなわれ、バリエーションが拡充かくじゅうされた。

特装車とくそうしゃ

編集へんしゅう

F25けいアトラスにおける完成かんせいしゃシリーズは、OEMもと車種しゃしゅであるいすゞ・エルフとはことなりひらボディとダンプ(ダンプは2tクラスのみ)となっている。エルフとはことなりアルミバン完成かんせいしゃ設定せっていはない。アルミバンをふくくるまがたは、オーテックジャパンあつかいによる持込もちこ登録とうろくとなる[14][15]特装車とくそうしゃシリーズにおけるボディカラーは、トランスブルーはリヤゲートリフターづけトラックのみ設定せっていされ、くるまがたはアークホワイトのみとなる[16]

特装車とくそうしゃシリーズにおけるオーテックジャパン指定してい荷台にだいメーカーは以下いかとおり。

いすゞ・エルフUT > 日産にっさん・アトラスMAX
 
アトラスMAX フロント
 
アトラスMAX 1.5t リヤ

1998ねん11月26にち1996ねん生産せいさん終了しゅうりょうとなった日産にっさん・アトラスロコ後継こうけいとして、ウォークスルーバンタイプのアトラスMAXを発表はっぴょう発売はつばい。いすゞとのOEM契約けいやく一環いっかんで、エルフUTバッジエンジニアリングくるまとなったため、メーカーロゴとエンブレム以外いがいはエルフUTと同一どういつである。

ラインナップは

1.5トンみ:4JG2がた 3.1Lディーゼルエンジン・5MT/4AT(KC-AHR69K)
2トンみ:4HF1がた 4.3L ディーゼルエンジン・5MT/4AT(KC-AKR66K)
2トンみ:4HF1がたあらため 4.3LCNGエンジン(125馬力ばりき)・5MT(KC-AKR66LAV)

の5種類しゅるい

東京とうきょうわたしの希望きぼう小売こうり価格かかくは、ディーゼルしゃが259/279、296/322まんえん(5MT/4AT)、CNGしゃが507.5まんえん

1999ねん改良かいりょうで、平成へいせい10ねん自動車じどうしゃ排出はいしゅつガス規制きせい適合てきごうし、識別しきべつ記号きごうが「KK-」となった。

くるまめい由来ゆらい

編集へんしゅう

ギリシャ神話しんわ登場とうじょうする、「地球ちきゅう双肩そうけんかつ大力だいりき無双むそう巨人きょじん」、「アトラス」から。

関連かんれん項目こうもく

編集へんしゅう

脚注きゃくちゅう

編集へんしゅう

注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 1-1.5tせきクラスガソリンしゃは、そう条件じょうけんによっては5t限定げんていじゅん中型ちゅうがた自動車じどうしゃ免許めんきょ以上いじょう免許めんきょ必要ひつようとなる。現行げんこうがたであるアトラス 1.5tクラスとアトラス 2tクラスで5t限定げんていじゅん中型ちゅうがた自動車じどうしゃ免許めんきょ運転うんてん可能かのう車種しゃしゅにおいても、そう条件じょうけんによってはじゅん中型ちゅうがた自動車じどうしゃ免許めんきょ以上いじょうまたは中型ちゅうがた自動車じどうしゃ免許めんきょ(8t限定げんていふくむ)以上いじょう免許めんきょ必要ひつようとなる。
  2. ^ エルフでの「SGグレード」、ならびにタイタンでの「デラックス」相当そうとう
  3. ^ エルフでの「SEカスタム」、ならびにタイタンでの「カスタム」相当そうとう
  4. ^ タイタンでは「スタンダード」に相当そうとうする。
  5. ^ 810がたけいブルーバードF30がたけいレパードのCMに出演しゅつえんしていた。
  6. ^ くるまがたによりリーフスプリングを採用さいようする軽量けいりょう独立どくりつ懸架けんかサスペンション、ならびにコイルスプリングを採用さいようする独立どくりつ懸架けんかサスペンションを採用さいようする。
  7. ^ 「カスタム」はエルフ「SEカスタム」とタイタン「カスタム」で設定せっていされているハイキャブは設定せっていされず、標準ひょうじゅんキャブのみとなる。
  8. ^ プリクラッシュブレーキの名称めいしょうはいすゞ自動車ずじどうしゃ登録とうろく商標しょうひょうで、フルモデルチェンジにともなってエルフと同一どういつ名称めいしょう統一とういつされる
  9. ^ アトラスでは設定せってい廃止はいしされたエボニーブラックは、ベースしゃのエルフにはつづ設定せっていされている。
  10. ^ エルフ「SEカスタム」では「CUSTOM」ロゴのバッジふうデカール装備そうびされており、タイタン「カスタム」やカゼット「SEカスタム」にもおなじデザインで装着そうちゃくされている。なお、タイタン「カスタム」は上段じょうだんパネルみぎくるまめいロゴデカールが装着そうちゃくされている関係かんけいで、上段じょうだんパネル左下ひだりした装着そうちゃくされる。

出典しゅってん

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  3. ^ a b 通期つうき連結れんけつ業績ぎょうせき予想よそう修正しゅうせいかんするおらせ” (PDF). 日産車体にっさんしゃたい株式会社かぶしきがいしゃ (2020ねん11月12にち). 2021ねん3がつ4にち閲覧えつらん
  4. ^ 日産にっさんといすゞ、あらたなOEM供給きょうきゅう契約けいやく締結ていけつ』(プレスリリース)日産自動車にっさんじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2019ねん6がつ19にちhttps://newsroom.nissan-global.com/releases/190619-01-j?lang=ja-JP2019ねん7がつ3にち閲覧えつらん 
  5. ^ いすゞ、日産にっさんあらたなOEM供給きょうきゅう契約けいやく締結ていけつ』(プレスリリース)いすゞ自動車ずじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2019ねん6がつ19にちhttps://www.isuzu.co.jp/press/2019/6_19_2.html2019ねん7がつ3にち閲覧えつらん 
  6. ^ 日産自動車にっさんじどうしゃ、「アトラス ディーゼル(1.55t)」を発表はっぴょう発売はつばい』(プレスリリース)日産自動車にっさんじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2019ねん8がつ29にちhttps://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-012e60c65c918c8aad1d656ccb018169-190829-02-j2019ねん8がつ29にち閲覧えつらん 
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  9. ^ a b 日産にっさん「アトラス」4WDモデルが法規ほうき適合てきごうともな一部いちぶ仕様しよう変更へんこう全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん寒冷かんれい仕様しように。”. Motor-fan Car (2024ねん2がつ21にち). 2024ねん2がつ24にち閲覧えつらん
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  11. ^ 新型しんがた「アトラス」を発表はっぴょう』(プレスリリース)日産自動車にっさんじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ、2023ねん9がつ25にちhttps://global.nissannews.com/ja-JP/releases/230925-02-j2023ねん9がつ25にち閲覧えつらん 
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  14. ^ アトラス 1.5tクラス 特装車とくそうしゃ日産自動車にっさんじどうしゃ
  15. ^ アトラス 2tクラス 特装車とくそうしゃ日産自動車にっさんじどうしゃ
  16. ^ アトラス 特装車とくそうしゃシリーズ日産自動車にっさんじどうしゃ

外部がいぶリンク

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