木曽川きそがわ

木曽川きそがわ（きそがわ）は、長野ながの県けんから岐阜ぎふ県けん・愛知あいち県けん・三重みえ県けんを経へて伊勢湾いせわんに注そそぐ木曽川きそがわ水系すいけいの本流ほんりゅうで一級いっきゅう河川かせん、いわゆる木曽きそ三川さんせんの一ひとつ。

木曽川きそがわ
源みなもと済わたる橋きょうより木曽川きそがわ上流じょうりゅう側がわを望のぞむ （中津川なかつがわ市し、2014年ねん（平成へいせい26年ねん）9月がつ）
水系すいけい	一級いっきゅう水系すいけい 木曽川きそがわ
種別しゅべつ	一級いっきゅう河川かせん
延長えんちょう	229 km
平均へいきん流量りゅうりょう	169 m3/s （犬山いぬやま観測かんそく所しょ（1951年ねん - 2002年ねん））
流域りゅういき面積めんせき	5,275 km2
水源すいげん	鉢盛山はちもりやま（長野ながの県けん）
水源すいげんの標高ひょうこう	2,446 m
河口かこう・合流ごうりゅう先さき	伊勢湾いせわん（三重みえ県けん）
流域りゅういき	日本にっぽん 長野ながの県けん・岐阜ぎふ県けん・愛知あいち県けん・三重みえ県けん

地理ちり

本流ほんりゅう

岐阜ぎふ県けん海津かいづ市し海津かいづ町まち成戸なりとにある木曽きそ三川さんせん分流ぶんりゅう碑ひ周辺しゅうへんに設置せっちされた上流じょうりゅうと下流かりゅうの管理かんり境界きょうかい標識ひょうしき

木曽川きそがわ・概略がいりゃく図ず

鉢盛山はちもりやま南方なんぽう 味噌みそ川かわダム（奥おく木曽きそ湖こ） 笹川ささかわ 塩沢しおざわ川がわ 長野ながの県けん道どう26号ごう（五反田ごたんだ橋きょう） JR中央ちゅうおう本線ほんせん 国道こくどう19号ごう 国道こくどう19号ごう 菅川すがかわ JR中央本線ちゅうおうほんせん 国道こくどう19号ごう 国道こくどう19号ごう 国道こくどう19号ごう 国道こくどう361号ごう 神かみ谷川たにがわ 国道こくどう19号ごう JR中央本線ちゅうおうほんせん 日義ひよし堰堤えんてい 正せい沢川そうごう 熊沢川くまざわがわ 国道こくどう361号ごう（木曽きそ大橋おおはし） 黒川くろかわ 長野ながの県けん道どう461号ごう（行人こうじん橋きょう） 八沢はっさわ川がわ 長野ながの県けん道どう20号ごう（元もと橋はし） 中沢なかざわ川がわ 王滝川おうたきがわ 国道こくどう19号ごう（かけはし大だい橋きょう） 木曽きその桟 国道こくどう19号ごう（あげまつ大橋おおはし） 長野ながの県けん道どう508号ごう（鬼おに渕ふち橋きょう） 十王じゅうおう沢川さわかわ 長野ながの県けん道どう473号ごう（小川おがわ橋きょう） 小川おがわ 寝ね覚さとしの床ゆか 滑川なめかわ 大桑おおくわ堰堤えんてい 伊那いな川がわ 殿しんがり小川おがわ・上田うえだ沢さわ 長通ながどおり川がわ 二に段だん田川たがわ 阿寺川あてらがわ 阿寺あてら峡谷きょうこく 読書どくしょダム 柿かき其川そのかわ 柿かき其峡 与川よがわ 桃もも介かい橋きょう JR中央本線ちゅうおうほんせん 蘭川あららぎがわ 国道こくどう19号ごうと国道こくどう256号ごうの重複じゅうふく区間くかん（南木曽なぎそ大橋おおはし） 山口やまぐちダム 国道こくどう19号ごうと国道こくどう256号ごうの重複じゅうふく区間くかん（賤母大橋おおはし） 長谷川はせがわ 坪川つぼかわ JR中央本線ちゅうおうほんせん JR中央本線ちゅうおうほんせん 国道こくどう256号ごう（弥栄橋やえばし） 川上川かわかみがわ 雨あめ乞石橋きょう 乙姫おとひめ大橋おおはし 外そと洞川どろがわ JR中央ちゅうおう本線ほんせん（第だい一いち木曽川きそがわ橋梁きょうりょう） 弁天橋べんてんばし 落合川おちあいがわ 落合おちあいダム 岐阜ぎふ県けん道どう6号ごう（玉蔵たまくら大橋おおはし） 中津川なかつがわ 山やまの田た川がわ 国道こくどう257号ごう（城山しろやま大橋おおはし） 岐阜ぎふ県けん道どう410号ごう（美恵みえ橋きょう） 付知川つけちがわ 恵那えな峡谷きょうこく 源みなもと済わたる橋きょう 一之瀬川いちのせがわ 千旦林せんだんばやし川がわ 恵那峡えなきょう大橋おおはし 恵那峡えなきょう 大井おおいダム 和田川わだがわ・阿木川あぎがわ 岐阜ぎふ県けん道どう72号ごう（東雲しののめ橋きょう） 岐阜ぎふ県けん道どう72号ごう（東雲しののめ大橋おおはし） 岐阜ぎふ県けん道どう68号ごう（笠置かさぎ橋きょう） 千田せんだ川がわ 中野方川なかのほうがわ 笠置かさぎ峡かい 国道こくどう418号ごう（武並たけなみ橋きょう） 沢尻さわじり川がわ 笠置かさぎダム 五ご月がつ橋きょう 丸山まるやまダム 岐阜ぎふ県けん道どう358号ごう（小和沢こわさわ橋きょう） のぞみ橋きょう 蘇そ水みず峡かい 岐阜ぎふ県けん道どう358号ごう（蘇そ水みず峡かい橋きょう） 岐阜ぎふ県けん道どう358号ごう（八百津やおつ大橋おおはし） 岐阜ぎふ県けん道どう83号ごう（八百津やおつ橋きょう） 稲葉いなば橋きょう 兼山かねやまダム 岐阜ぎふ県けん道どう365号ごう（兼山かねやま橋きょう） 岐阜ぎふ県けん道どう351号ごう（下渡げど橋きょう） 東海とうかい環状かんじょう自動車じどうしゃ道どう【国道こくどう475号ごうと共用きょうよう】（木曽川きそがわ橋きょう） 愛知あいち用水ようすい取水しゅすい口こう 岐阜ぎふ県けん道どう64号ごう（川合かわい大橋おおはし） 飛騨川ひだがわ JR太多線たいたせん（木曽川きそがわ橋梁きょうりょう） 今渡いまわたりダム 国道こくどう21号ごうと国道こくどう248号ごう太田おおたバイパスの重複じゅうふく区間くかん（新しん太田おおた橋きょう） 太田おおた橋きょう 国道こくどう41号ごう（中ちゅう濃こ大橋おおはし） 加茂川かもがわ 可児川かにがわ 迫間川はさまがわ・大安寺だいあんじ川がわ 名古屋鉄道なごやてつどう犬山線いぬやません（旧きゅう犬山いぬやま橋きょう） 愛知あいち県けん道どう・岐阜ぎふ県けん道どう27号ごう（犬山いぬやま橋きょう） 新郷しんごう瀬川せかわ 犬山いぬやま頭首とうしゅ工こう【濃こ尾お用水ようすい取水しゅすい口こう】（犬山いぬやま頭首とうしゅ工こうライン大橋おおはし） 愛知あいち県けん道どう・岐阜ぎふ県けん道どう17号ごう（愛あい岐大橋きょう） 南みなみ派は川かわ分岐ぶんき 各務原かかみがはら大橋おおはし 岐阜ぎふ県けん道どう180号ごう（川島かわしま大橋おおはし） 岐阜ぎふ県けん道どう93号ごう（平成へいせい川島かわじま橋きょう） 東海とうかい北陸ほくりく自動車じどうしゃ道どう（木曽川きそがわ本川ほんかわ橋きょう） 北きた派は川かわ（新境しんさかい川がわ）合流ごうりゅう 南みなみ派は川かわ合流ごうりゅう 国道こくどう22号ごう名めい岐バイパス（新しん木曽川きそがわ橋きょう） JR東海道本線とうかいどうほんせん（木曽川きそがわ橋梁きょうりょう） 名古屋鉄道なごやてつどう名古屋なごや本線ほんせん（木曽川きそがわ橋梁きょうりょう） 岐阜ぎふ県けん道どう・愛知あいち県けん道どう14号ごう（木曽川きそがわ橋きょう） 岐阜ぎふ県けん道どう・愛知あいち県けん道どう193号ごう（尾お濃こ大橋おおはし） 岐阜ぎふ県けん道どう・愛知あいち県けん道どう18号ごう（濃こ尾大びだい橋きょう） 名神めいしん高速こうそく道路どうろ（木曽川きそがわ橋きょう） 東海道新幹線とうかいどうしんかんせん（木曽川きそがわ橋梁きょうりょう） 馬飼まかい頭首とうしゅ工こう【濃こ尾お用水ようすい取水しゅすい口こう】（馬飼まかい大橋おおはし） 愛知あいち県けん道どう・岐阜ぎふ県けん道どう8号ごう（東海大とうかいだい橋きょう） 愛知あいち県けん道どう・岐阜ぎふ県けん道どう125号ごう（立田たつた大橋おおはし） 船頭せんどう平ひら閘門（長良川ながらがわに至いたる） 東名とうめい阪ばん自動車じどうしゃ道どう（木曽川きそがわ橋きょう） JR関西本線かんさいほんせん（木曽川きそがわ橋梁きょうりょう） 近畿日本鉄道きんきにほんてつどう名古屋なごや線せん（木曽川きそがわ橋梁きょうりょう） 国道こくどう1号ごう（尾張おわり大橋おおはし） 鍋田なべた川がわ分岐ぶんき 国道こくどう23号ごう（木曽川きそがわ大橋おおはし） 鍋田なべた川がわ合流ごうりゅう 伊勢いせ湾岸わんがん自動車じどうしゃ道どう（湾岸わんがん木曽川きそがわ橋きょう） 伊勢湾いせわん

長野ながの県けん木曽きそ郡ぐん木祖きそ村むらの鉢盛山はちもりやま（2,446メートル）南方なんぽうを水源すいげんとし、南西なんせいに流ながれている。鳥居峠とりいとうげ西側にしがわを南みなみに向むかって流ながれ御嶽山おんたけさんから流ながれ来くる王滝川おうたきがわを合あわせた後のち、木曽きその桟や寝ね覚さとしの床ゆかなどの渓谷けいこくを形成けいせいしながら岐阜ぎふ県けん中津川なかつがわ市しに入はいり流ながれを西にしに変かえる。

中津川なかつがわ市しより可児かに市しまでの間あいだは恵那峡えなきょう、深沢ふかさわ峡かい、蘇そ水みず峡かいといった峡谷きょうこくを形成けいせいし、濃尾平野のうびへいや東部とうぶに出でて美濃加茂みのかも市しと可児かに市しの境界きょうかいで飛騨川ひだがわと合流ごうりゅうする。飛騨川ひだがわ合流ごうりゅう後ごの可児かに市しから愛知あいち県けん犬山いぬやま市しの犬山いぬやま城しろ付近ふきんまで再度さいど渓谷けいこくを形成けいせいし、これらを総称そうしょうして「日本にっぽんライン」と呼よぶ。この区域くいきは1931年ねん（昭和しょうわ6年ねん）に国くにの名勝めいしょうに指定していされているほか、中ちゅう流域りゅういきが1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）に環境庁かんきょうちょう（現げん・環境省かんきょうしょう）の「名水めいすい百ひゃく選せん」に選定せんていされた。

各務原かがみはら市しと愛知あいち県けん犬山いぬやま市しの境界きょうかい付近ふきんから再度さいど濃尾平野のうびへいやに出でて、各務原かがみはら市し川島かわじま地区ちくで一旦いったん3つの流ながれに分流ぶんりゅうし（三さん派は川かわ地区ちく）、国道こくどう22号ごう新しん木曽川きそがわ橋きょう付近ふきんで再度さいど合流ごうりゅうする。下した流域りゅういきではかつて揖斐川いびがわ、長良川ながらがわと合流ごうりゅう・分流ぶんりゅうを繰くり返かえし輪中わじゅうが発達はったつしていたが、江戸えど時代じだい以降いこう何なん度どとなく改修かいしゅう工事こうじが繰くり返かえされ、現在げんざいでは分離ぶんりされている。三重みえ県けん桑名くわな市し長島ながしま町まちと木曽岬きそさき町まちとの境さかいで伊勢湾いせわんに注そそぐ。延長えんちょう229キロメートルは、最上川もがみがわと並ならび全国ぜんこく7位いの長ながさである。揖斐川いびがわ、長良川ながらがわ流域りゅういきを除のぞく流域りゅういき面積めんせきは5,275平方へいほうキロメートルである。

一級いっきゅう河川かせん指定してい区間くかんの管理かんり者しゃは国土こくど交通省こうつうしょう中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょくで、木曽川きそがわ・長良川ながらがわ間あいだの背割せわり堤つつみの最さい上流じょうりゅう端はし（岐阜ぎふ県けん海津かいづ市し海津かいづ町まち成戸なりと）に設置せっちされた三川みかわ分流ぶんりゅう碑ひの近ちかくに木曽川きそがわ下流かりゅう河川かせん事務所じむしょと木曽川きそがわ上流じょうりゅう河川かせん事務所じむしょの管理かんり境界きょうかい標識ひょうしきが設置せっちされている。

木曽川きそがわ水系すいけい

揖斐川いびがわ及および長良川ながらがわは、河川かせん法ほう上うえでは木曽川きそがわ水系すいけいに包括ほうかつされている。江戸えど時代じだいまでは現在げんざいの木曽きそ三川さんせん公園こうえん付近ふきんまでに木曽川きそがわ・揖斐川いびがわ・長良川ながらがわの三川みかわが全すべて合流ごうりゅうし、東西とうざいの2筋すじに分わかれて伊勢湾いせわんに注そそいでいた。明治めいじ時代じだいの木曽きそ三川さんせん分流ぶんりゅう工事こうじによって分流ぶんりゅうがなされ、現在げんざいでは揖斐川いびがわ・長良川ながらがわは伊勢大いせおお橋きょう付近ふきんで合流ごうりゅうするものの、木曽川きそがわは揖斐川いびがわ・長良川ながらがわと合流ごうりゅうすることなく伊勢湾いせわんまで至いたっている。

流域りゅういきは長野ながの・岐阜ぎふ・愛知あいち・三重みえ・滋賀しがの5県けんにまたがり、水系すいけい全体ぜんたいの流域りゅういき面積めんせき9,100平方へいほうキロメートルは日本にっぽん国内こくないの水系すいけいで5番目ばんめに広ひろい。水系すいけい全体ぜんたいで391の一いち級きゅう河川かせんがあり（詳細しょうさいは#主おもな支流しりゅう）、河川かせん延長えんちょうは全体ぜんたいで246.5キロメートル。

• 
  桃もも介かい橋きょうから望のぞむ木曽川きそがわ。
  （長野ながの県けん南木曽なぎそ町まち、2014年ねん（平成へいせい26年ねん）10月がつ）
• 
  苗木なえぎ城址じょうしから望のぞむ木曽川きそがわ。
  （岐阜ぎふ県けん中津川なかつがわ市し、2017年ねん（平成へいせい29年ねん）3月がつ）
• 
  武並たけなみ橋きょうと木曽川きそがわ。
  （岐阜ぎふ県けん恵那えな市し、2011年ねん（平成へいせい23年ねん）11月がつ）
• 
  猿さる啄ついばめ城址じょうしから望のぞむ木曽川きそがわ（日本にっぽんライン）。
  （岐阜ぎふ県けん坂祝さかほぎ町まち、2010年ねん（平成へいせい22年ねん）11月がつ）
• 
  ライン大橋おおはしから望のぞむ木曽川きそがわと犬山いぬやま城しろ。
  （岐阜ぎふ県けん各務原かがみはら市し、2014年ねん（平成へいせい26年ねん）10月がつ）
• 
  木曽川きそがわ橋きょうと木曽川きそがわ。
  （岐阜ぎふ県けん笠松かさまつ町まち、2006年ねん（平成へいせい18年ねん）9月がつ）
• 
  尾張おわり大橋おおはしと木曽川きそがわ。
  （三重みえ県けん桑名くわな市し、2015年ねん（平成へいせい27年ねん）8月がつ）
• 
  木曽川きそがわ（手前てまえ）・長良川ながらがわ揖斐川いびがわ（奥おく）河口かこう空そら撮つまみ

流域りゅういきの自治体じちたい（木曽川きそがわ本流ほんりゅう）

長野ながの県けん

木曽きそ郡ぐん木祖きそ村むら、木曽きそ町まち、上松うえまつ町まち、大桑おおが村むら、南木曽なぎそ町まち

岐阜ぎふ県けん

中津川なかつがわ市し、恵那えな市し、瑞浪みずなみ市し、加茂かも郡ぐん八百津やおつ町まち、可児かに郡ぐん御嵩みたけ町まち、可児かに市し、美濃加茂みのかも市し、加茂かも郡ぐん坂祝さかほぎ町まち、各務原かがみはら市し、羽島はしま郡ぐん笠松かさまつ町まち、岐南ぎなん町まち、羽島はしま市し、海津かいづ市し

愛知あいち県けん

犬山いぬやま市し、丹羽たんば郡ぐん扶桑ふそう町まち、江南えな市し、一宮いちのみや市し、稲沢いなざわ市し、愛あい西市さいち、弥富やとみ市し

三重みえ県けん

桑名くわな市し、桑名くわな郡ぐん木曽岬きそさき町まち

歴史れきし

河川かせんの名称めいしょう

吉よし蘇そ川かわ・岐蘇川かわなどの異字いじの他ほか、場所ばしょにより、広野こうの川がわ・鵜沼うぬま川がわ・境川さかいがわ・墨俣すのまた川がわ・美濃みの川がわ・尾張おわり川がわなどとも呼よばれた。

「木曽きそ」「吉よし蘇そ」「岐蘇」の由来ゆらいについては、木曽きそ谷たにに麻あさを産出さんしゅつすることに由来ゆらいする「生なま麻あさ」（キソ）という説せつと、木曽きその人々ひとびとが麻あさの服ふくを着きることに由来ゆらいする「着き麻あさ」（キソ）という説せつがある。ほかにアイヌ語ごで「キ」は美うつくしい、「ソ」は谷たに・流ながれを意味いみするから、木曽きそ谷たににはアイヌの人ひとたちの平和へいわな集落しゅうらくがあったという説せつもある。のちに地名ちめいが川かわの名前なまえとなったと見みられる。

前史ぜんし

木曽川きそがわを含ふくむ木曽きそ三川さんせんは、木曽きそ山脈さんみゃくの隆起りゅうきと伊勢湾いせわんの沈降ちんこうなどに見みられる、濃尾平野のうびへいや下部かぶの基盤きばんが西にしへ向むかうほど沈降ちんこうしている、濃こ尾お傾かたぶけ動どう運動うんどうという造みやつこ盆地ぼんち運動うんどうにより形成けいせいされてきた。この運動うんどうにより、沈降ちんこうの上部じょうぶに木曽きそ三川さんせんが運搬うんぱんした土砂どしゃが堆積たいせきすることで濃尾平野のうびへいやを形成けいせいしてきた。1万まん数すう千せん年ねん前まえまでの最終さいしゅう氷ごおり期きには海面かいめんが現在げんざいより百ひゃく数すう十じゅうメートル低ひくく、木曽きそ三川さんせんの河口かこうは伊勢湾いせわん口くち付近ふきんにあったが、約やく1万まん年ねん前まえになると急激きゅうげきな温暖おんだん化かにより海面かいめんが急上昇きゅうじょうしょうした。木曽川きそがわが最もっとも東ひがしに偏かたよって流ながれていた時代じだいは、犬山いぬやま付近ふきんより南みなみ流ながし、名古屋なごや市内しないの鶴舞つるまい付近ふきんで伊勢いせ湾わんへ注そそいだ。縄文じょうもん海うみ進すすむ期きには、海岸かいがん線せんが西にしは養老山地ようろうさんち山麓さんろくまで、北きたは大垣おおがき市し・岐阜ぎふ市し付近ふきんまで進入しんにゅうした。木曽きそ三川さんせんが流ながし込こむ大量たいりょうの土砂どしゃは河口かこうに細長ほそながい三角州さんかくすを形成けいせいし、徐々じょじょに海岸かいがん線せんを南進なんしんさせていった。同時どうじに、木曽きそ三川さんせんの流りゅう路ろは、濃こ尾お傾かたぶけ動どう運動うんどうの影響えいきょうを受うけて養老山地ようろうさんち側がわへと偏かたよっていった。こうして平野ひらの奥おく部ぶまで標高ひょうこうがほとんど変かわらず、かつ、3つの大だい河川かせんの流りゅう路ろが狭せまい地域ちいきに集中しゅうちゅうするという、極きわめて水害すいがいの発生はっせいさせやすい地理ちり条件じょうけんが成立せいりつした。

• 
  養老山地ようろうさんちの多度山たどやまから望のぞむ下しも流域りゅういきの木曽きそ三川さんせん（手前てまえから揖斐川いびがわ、長良川ながらがわ、木曽川きそがわ）。中央ちゅうおうに木曽きそ三川さんせん公園こうえんセンター。その南側みなみがわの長良川ながらがわと揖斐川いびがわとの堰堤えんていは油島あぶらじま千本松せんぼんまつ締切しめきり堤つつみ（海津かいづ市し）

古木ふるき曽川そがわ

詳細しょうさいは「境川さかいがわ_(岐阜ぎふ県けん)#古木ふるき曽川そがわ」を参照さんしょう

古代こだいには、木曽川きそがわ本流ほんりゅうが美濃みの国こく・尾張おわり国こくの国境こっきょうだった。尾張おわり川がわとも呼よばれた。現在げんざいの各務原かがみはら・笠松かさまつ付近ふきんでは広野こうの川がわとも呼よばれた。

広野こうの川がわ事件じけん

769年ねん（神護かんご景けい雲くも3年ねん）の洪水こうずいにより本流ほんりゅうが移動いどうし（現在げんざいの茜部あかなべの南みなみを流ながれるようになった）、川かわの掘ほ開ひらきにより本流ほんりゅうを元もとに戻もどす施工しこうが始はじまった。しかし土砂どしゃの堆積たいせきと流量りゅうりょうの変化へんかは続つづき、施工しこうが美濃みの国こく側がわと尾張おわり国こく側がわの洪水こうずい被害ひがいの量りょうにも関かかわるようになり、866年ねん（貞さだ観かん8年ねん）には、美濃みの国こくの各務かがみ郡ぐん郡司ぐんじの各務かがみ吉雄よしおと厚見あつみ郡ぐん郡司ぐんじの各務かがみ吉宗よしむねが、前年ぜんねんに太政大臣だじょうだいじんの藤原ふじわら良りょう房ぼうに派遣はけんされ施工しこうした尾張おわり国こくの郡司ぐんじとその役やく夫おっとを襲撃しゅうげきするという「広野こうの川がわ事件じけん（各務原かがみはら合戦かっせん）」が起おきた。

治水ちすいと先人せんじん達たちの苦闘くとう

詳細しょうさいは「輪中わじゅう」を参照さんしょう

平安へいあん時代じだいには既すでに水屋みずやが建設けんせつされており、後のちに輪中わじゅうが形成けいせいされて行いき住民じゅうみんは洪水こうずいに対抗たいこうしていった。地元じもとに残のこる言葉ことばに「四よん刻こく八はち刻こく十じゅう二に刻こく」がある。これは大雨おおあめが降ふった際さいの木曽きそ三川さんせんの洪水こうずい到達とうたつ予測よそく時間じかんの事ことであり、揖斐川いびがわは四よん刻こく（8時じ間あいだ）、長良川ながらがわは八はち刻こく（16時じ間あいだ）、木曽川きそがわは十じゅう二に刻こく（24時じ間あいだ）で洪水こうずいが到達とうたつすることを意味いみしている。いかに流域りゅういき住民じゅうみんが水害すいがいに対たいして敏感びんかんであったかが良よく分わかる。一方いっぽうで網あみの目め状じょうに流ながれる木曽きそ三川さんせんを利用りようしての水運すいうんは、金きむ華山かざんや大垣おおがきの他ほか、烏江からすえ湊みなとから陸路りくろを経由けいゆしての琵琶湖びわこ水運すいうん、桑名くわな津つからの海運かいうんなどで大坂おおさかなどにも繋つながっていた。

軍事ぐんじの要衝ようしょうとしての歴史れきし

木曽川きそがわは鎌倉かまくら時代ときよ以降いこう、その豊富ほうふな水量すいりょうと広大こうだいな川幅かわはばが軍事ぐんじ拠点きょてんとして利用りようされた。1221年ねん（承うけたまわ久ひさし3年ねん）の承久じょうきゅうの乱らんでは後鳥羽上皇ごとばじょうこう率ひきいる朝廷ちょうてい軍ぐんが鎌倉かまくら幕府ばくふ軍ぐんを木曽川きそがわで迎撃げいげき。下くだる戦国せんごく時代じだいには豊臣とよとみ秀吉ひでよしが美濃みの・墨俣すのまた（現げん・岐阜ぎふ県けん大垣おおがき市し）に一夜いちや城しろを築きずき織田おだ信長のぶながの美濃みの攻略こうりゃくを容易よういにした。信長のぶながは木曽川きそがわ・長良川ながらがわ河口かこうに浮うかぶ長島ながしまに拠よる一向いっこう一揆いっきに大おおいに苦くるしめられた。関ヶ原せきがはらの戦たたかいの前哨ぜんしょう戦せんにあたる河田かわた木曽川きそがわ渡河とかの戦たたかいでは、岐阜ぎふ城じょう主おもであった西にし軍ぐんの織田おだ秀信ひでのぶの激はげしい抵抗ていこうを、池田いけだ輝政てるまさや山内やまうち一豊かずとよなどが兵士へいし数すうの差さを活いかして打うち破やぶった。

国境こっきょう線せんの変更へんこう

木曽きそ八はち流りゅうの様子ようす（緑みどりは木曽川きそがわ本川ほんかわおよび主要しゅよう派は川かわ）

通説つうせつでは戦国せんごく時代じだい末期まっき（安土あづち桃山ももやま時代じだい）の1585年ねん（天正てんしょう13年ねん）6月がつ、それまで現在げんざいの境川さかいがわの場所ばしょを流ながれ、墨俣すのまたで長良川ながらがわと合流ごうりゅうしていた木曽川きそがわは、大だい洪水こうずいを起おこして南方なんぽうへ流ながれ路ろを移動いどうしたとされる。豊臣とよとみ秀吉ひでよしが尾張おわり・美濃みのの国境こっきょうを変更へんこうし、従来じゅうらい尾張おわりの葉栗はぐり郡ぐん・中島なかじま郡ぐん・海うみ西郡にしごおりなどの一部いちぶだった25か村そんを美濃みのに編入へんにゅうした（美濃みのの羽栗はぐり郡ぐん・中島なかじま郡ぐん・海うみ西郡にしごおり、近代きんだいに合併がっぺいして羽島はしま郡ぐん・海津かいづ郡ぐん）のも、この大だい洪水こうずいによる流りゅう路ろ移動いどうがきっかけだとされている。

しかし、1585年ねん（天正てんしょう13年ねん）の大だい洪水こうずいについては、200年ねん以上いじょうのちの地誌ちしなどに記載きさいがあるだけで、同どう時代じだいの資料しりょうがまったく残のこっていない一方いっぽう、すでにそれ以前いぜんの本能寺ほんのうじの変へん後ご（1582年ねん（天正てんしょう10年ねん））の段階だんかいで、尾張おわり国主こくしゅ織田おだ信雄のぶおと美濃みの国主こくしゅ織田おだ信孝のぶたかとが、古来こらいの木曽川きそがわ（境川さかいがわ）上じょうに置おかれていた濃こ尾お国境こっきょうを領地りょうちの境さかいとする国くに切せつか、それとも「大川おおかわ」を境さかいに分割ぶんかつする大川おおかわ切せつかで対立たいりつしている。「木曽きそ八はち流りゅう」と呼よばれたように、そもそも木曽川きそがわはいくつもの派は川かわに分わかれ、西尾にしお張ちょうの平野へいやを複雑ふくざつに離合りごうしながら流ながれ下くだっていたが、そのほかいくつかの文献ぶんけん資料しりょうからも、室町むろまち時代ときよ中頃なかごろには現在げんざいの木曽川きそがわの位置いちにすでに大おおきな分流ぶんりゅう（をよひ川かわ＝及川おいかわと呼よばれていた）が存在そんざいしており、1582年ねん（天正てんしょう10年ねん）時点じてんでは元々もともとの木曽川きそがわ本流ほんりゅうにも規模きぼで勝まさり、従来じゅうらいの国境こっきょうよりも領土りょうど分割ぶんかつ線せんとして相応ふさわしいと主張しゅちょうしうるまでなっていたと考かんがえられる。

御ご囲かこえ堤つつみ

木曽川きそがわ左岸さがん用水路ようすいろの変遷へんせん。詳細しょうさいは宮田みやた用水ようすいを参照さんしょう。

広ひろい範囲はんいの木曽川きそがわ左岸さがん水路すいろ体系たいけい図ず（緑みどりは整備せいび・開削かいさくされた河川かせん・水路すいろ）

詳細しょうさいは「御ご囲かこえ堤つつみ」を参照さんしょう

江戸えど時代じだい初期しょきの木曽川きそがわの左岸さがん・尾張おわり側がわには、以下いかの3つの主要しゅような主流しゅりゅうが存在そんざいした。

• 一之枝いちのえだ川がわ（いちのえがわ） - 木津きづで木曽川きそがわから分岐ぶんきし、現在げんざいの青木あおき川がわ筋すじで五条川ごじょうがわに至いたる。
• 二之にの枝川えだかわ（にのえがわ） - 般若はんにゃで木曽川きそがわから分岐ぶんきし、現在げんざいの般若はんにゃ川がわ・大江おおえ川がわ・三宅みやけ川がわ筋すじで三之さんの枝川えだかわに至いたる。1400年ねんごろ以前いぜんは、勝幡しょばたから南下なんかして善ぜん太川たがわ筋すじで伊勢湾いせわんに至いたる古こ日光にっこう川がわと呼よばれる流りゅう路ろをとった。
• 三之さんの枝川えだかわ（さんのえがわ） - 宮田みやたで木曽川きそがわから分岐ぶんきし、上うえ・中流ちゅうりゅう部ぶは現在げんざいの日光にっこう川がわ筋すじ（古川ふるかわ・萩原川はぎわらがわ）を流ながれ、下流かりゅう部ぶは天王てんのう川がわを経へて佐屋さや川がわに至いたる。

江戸えど幕府ばくふを開ひらいた徳川とくがわ家康いえやすは、江戸えど防衛ぼうえいの最前線さいぜんせんとして重要じゅうような尾張おわりに実子じっしの松平まつだいら忠吉ただよし、次ついで同おなじく徳川とくがわ義直よしなおを置おき、名古屋なごや城じょうを築城ちくじょうした。そして名古屋なごや防衛ぼうえいのため、木曽川きそがわが濃尾平野のうびへいやに出でる犬山いぬやま付近ふきんから河口かこう部ぶの弥富やとみまでの左岸さがん48キロメートルに御ご囲かこえ堤つつみ（おかこいつつみ）を引堤した（1608年ねん（慶長けいちょう13年ねん）完成かんせい）。

御ご囲かこえ堤つつみによって一之枝いちのえだ川がわ・二之にの枝川えだかわ・三之さんの枝川えだかわはいずれも木曽川きそがわから切きり離はなされ、水量すいりょうが減少げんしょうして用よう排水はいすい路ろとしての色合いろあいが濃こくなる。派は川かわの分派ぶんぱ口こうがあった地点ちてんの堤防ていぼうに杁えぶりが設もうけられ各派かくは川かわへの用水ようすいの確保かくほが試こころみられるが、河かわ道どうの変化へんかも激はげしく土砂どしゃ堆積たいせきにより取水しゅすいが困難こんなんとなることも多おおかった。この時とき整備せいびされた杁えぶりおよび水路すいろに端はしを発はっする用水路ようすいろは、宮田みやた用水ようすい・木津用水こつようすい・般若はんにゃ用水ようすい・新しん般若はんにゃ用水ようすいなどとして現存げんそんする。

秀吉ひでよし時代じだいの国境こっきょう変更へんこうとこの御お囲かこえ堤つつみとによって、濃尾平野のうびへいや部ぶの木曽川きそがわはおおむね現在げんざいの位置いち（元もとの及川おいかわ）に確定かくていされた。軍事ぐんじ施設しせつとしての観点かんてんから御お囲かこえ堤つつみの対岸たいがんの堤つつみは3尺しゃく（約やく91センチメートル）低ひくくされ、美濃みの側がわはさらに水害すいがいの被害ひがいを受うけることとなった。その一方いっぽう、木曽きそ八はち流りゅうによる洪水こうずい常つね襲かさね地帯ちたいであった尾張おわり側がわは、その流量りゅうりょうが制御せいぎょされたことで水害すいがいの減少げんしょうと生産せいさん性せいの向上こうじょうを見みた。

このころの伝承でんしょうとして、ヤロカ水すいという妖怪ようかいが木曽川きそがわ・長良川ながらがわ・揖斐川いびがわに出没しゅつぼつするという話はなしがある。これは柳田やなぎだ國男くにおの「妖怪ようかい談義だんぎ」に記しるされているものだが、川かわから「ヤロカヤロカ」という声こえが聞きこえ、これに「ヨコサバヨコセ」と応こたえると洪水こうずいに呑のまれるというものである。実際じっさいに1650年ねん（慶安けいあん3年ねん）大垣おおがき藩はん領内りょうないで3,000人にんもの死者ししゃを出だし、木曽きそ三川さんせんが海うみのようになったと言いわれている濃こ尾大びだい洪水こうずいでは、尾張おわり国こく丹羽たんば郡ぐん上うえ般若はんにゃ村むら（現在げんざいの愛知あいち県けん江南えな市し付近ふきん）の村民そんみんが「ヤロカヤロカ」との声こえに「ヨコサバヨコセ」と応こたえて村むらは洪水こうずいで全滅ぜんめつしたと伝つたえられている。実際じっさいは暴風雨ぼうふううの音おとが「ヤロカヤロカ」に聞きこえるのではないかと考かんがえられているが、それだけ流域りゅういきの住民じゅうみんは洪水こうずいに対たいして敏感びんかんであったことが窺うかがえる。

宝たから暦れき治水ちすい

宝たから暦れき治水ちすい碑ひ。平田ひらた靱負ゆきえら薩摩さつま藩はん士しの遺徳いとくを称となえている。

詳細しょうさいは「宝たから暦れき治水ちすい事件じけん」を参照さんしょう

1753年ねん（宝たから暦れき3年ねん）12月、幕府ばくふは薩摩さつま藩はん主おも・島津しまつ重しげる年ねんに対たいし尾張おわり藩はん領内りょうないの木曽きそ三川さんせん分流ぶんりゅう工事こうじを命令めいれいした。外様とざま雄藩ゆうはんの経済けいざい力りょくを削そぐ為ための施策しさく「手伝てつだえ普請ふしん」である。薩摩さつま藩はんは平田ひらた靱負ゆきえを総そう奉行ぶぎょうとして翌よく1754年ねん（宝たから暦れき4年ねん）から1年ねんを掛かけ、長良川ながらがわと揖斐川いびがわの分流ぶんりゅう工事こうじを行おこなった。いわゆる宝たから暦れき治水ちすい事件じけんである。工事こうじに駆かり出だされた薩摩さつま藩士はんしの苦難くなんは並大抵なみたいていのものでは無なく、幕府ばくふの厳きびしい監視かんし下かで多おおくの藩士はんしが切腹せっぷくしたり病死びょうしした。かくして不完全ふかんぜんとは言いえ、長良川ながらがわ・揖斐川いびがわの分流ぶんりゅう・締切しめきり工事こうじは完成かんせいした。現在げんざいに残のこる油島あぶらじま千本せんぼん松原まつばら締切しめきり堤つつみである。だが、平田ひらたは薩摩さつま藩はんに多大ただいな負債ふさいと多おおくの藩士はんしを死しなせた責ぜめを一身いっしんに負おい、完成かんせい後ご自刃じじんして果はてた。

施策しさく後ごの洪水こうずいの頻度ひんどは結果けっか的てきには増加ぞうかしているが、彼かれは1938年ねん（昭和しょうわ13年ねん）治水ちすい神社じんじゃにまつられ、地元じもと住民じゅうみんは今いまでも平田ひらたを始はじめとする薩摩さつま藩士はんしの遺徳いとくを慕したっている。

木曽きそ三川さんせん分流ぶんりゅう工事こうじ

明治めいじから昭和しょうわに整備せいびされた木曽川きそがわ周辺しゅうへんの河川かせん（緑みどりは整備せいび・開削かいさくされた河川かせん・水路すいろ）

詳細しょうさいは「木曽きそ三川さんせん分流ぶんりゅう工事こうじ」を参照さんしょう

明治めいじ時代じだいに入はいると、内務省ないむしょうはヨーロッパより多おおくのお雇やとい技術ぎじゅつ者しゃを招まねき入いれ、全国ぜんこく各地かくちの治水ちすい事業じぎょうに着手ちゃくしゅした。

木曽川きそがわにおいては課題かだいの分流ぶんりゅう工事こうじを本格ほんかく的てきに推進すいしんするべくヨハニス・デ・レーケを迎むかえ、1888年ねん（明治めいじ20年ねん）より「木曽きそ・長良ながら・揖斐いび三さん大河たいが水利すいり分流ぶんりゅう計画けいかく」に着手ちゃくしゅした。川床かわどこは木曽川きそがわ、長良川ながらがわ、揖斐川いびがわの順じゅんに高たかく、木曽川きそがわ河口かこう部ぶの掘ほり下さげと三川みかわの分離ぶんりにより、洪水こうずい被害ひがいは大幅おおはばに減少げんしょうした。

船頭せんどう平ひら閘門は、新しん木曽川きそがわと新しん長良川ながらがわを繋つなぐ水運すいうんのために設もうけられたものである。

上流じょうりゅう改修かいしゅう工事こうじ

木曽川きそがわ上流じょうりゅう改修かいしゅう工事こうじの河かわ道どう整理せいりの前後ぜんご比較ひかく

詳細しょうさいは「木曽川きそがわ上流じょうりゅう改修かいしゅう工事こうじ」を参照さんしょう

木曽きそ三川さんせんの上流じょうりゅう部ぶの改修かいしゅうを求もとめる運動うんどうは下流かりゅう改修かいしゅう実施じっし以前いぜんから存在そんざいし、大正たいしょうに入はいると帝国ていこく議会ぎかいでも上流じょうりゅう改修かいしゅうが議論ぎろんされるようになる。1922年ねん（大正たいしょう10年ねん）の通常つうじょう議会ぎかいで事業じぎょうに着工ちゃっこうするための予算よさんが認みとめられると、支ささえ川かわの改修かいしゅうも一体いったいとなった上流じょうりゅう改修かいしゅうが行おこなわれる。改修かいしゅう事業じぎょうは順次じゅんじ着工ちゃっこうされるが、財政難ざいせいなんや戦争せんそうによって工期こうきが延長えんちょうされ、一連いちれんの工事こうじは1950年代ねんだいまで続つづけられた。上流じょうりゅう改修かいしゅうにおいて木曽川きそがわでは、川島かわしま付近ふきんで乱らん流ながしていた木曽川きそがわの支ささえ派は川かわが整理せいりされた。

近代きんだい河川かせん工事こうじ

ダム建設けんせつと電源でんげん開発かいはつ

大井おおいダムと関西電力かんさいでんりょく大井おおい発電はつでん所しょ（木曽川きそがわ）。土木どぼく学会がっかい選奨せんしょう土木どぼく遺産いさんに認定にんていされている。

大正たいしょう時代じだいに入はいると木曽川きそがわ水系すいけいは豊富ほうふな水量すいりょうと急流きゅうりゅうが水力すいりょく発電はつでんの好こう適地てきちとして注目ちゅうもくされた。

木曽川きそがわには福澤ふくさわ桃もも介かい率ひきいる大同だいどう電力でんりょくが日本にっぽん初はつのダム式しき発電はつでん所しょである大井おおいダムを1924年ねん（大正たいしょう13年ねん）に建設けんせつしたことに始はじまり、落合おちあいダム・兼山かねやまダム・今渡いまわたりダムなどを木曽川きそがわ・王滝川おうたきがわに建設けんせつした。

特とくに、大井おおいダムと三浦みうらダム（王滝川おうたきがわ）建設けんせつ工事こうじは日本にっぽんの土木どぼく史しに輝かがやく土木どぼく工事こうじとされている。一方いっぽう、飛騨川ひだがわは松永まつなが安やすし左ひだりエ門もん率ひきいる東邦とうほう電力でんりょくによって水力すいりょく発電はつでん所しょが建設けんせつされ、上麻生かみあさおダムや川辺かわべダムなどが建設けんせつされた。だが、これらは後のちに国家こっかの電力でんりょく統制とうせいの流ながれには勝かてず、日本にっぽん発はつ送電そうでん株式会社かぶしきがいしゃに統合とうごうされていく。

木曽川きそがわ水系すいけいの総合そうごう開発かいはつ

戦後せんごの木曽川きそがわ水系すいけいの河川かせん開発かいはつは、他たの大だい河川かせんと同様どうようにまず水力すいりょく発電はつでんの開発かいはつに始はじまり、やや遅おくれて治水ちすいとかんがいに焦点しょうてんを当あてた河川かせん開発かいはつが起おこってそれらが結合けつごうした河川かせん総合そうごう開発かいはつ事業じぎょうになり、人口じんこうの増加ぞうかが顕著けんちょになるに従したがい上水道じょうすいどう需要じゅようの確保かくほを目指めざした水みず資源しげん開発かいはつへと移行いこうした。さらに1970年代ねんだい以降いこうは電力でんりょく需要じゅようの増大ぞうだいに対応たいおうするため揚水ようすい発電はつでんを主軸しゅじくとした新規しんき電源でんげん開発かいはつが行おこなわれていった。以下いかはこれらの流ながれについてそれぞれ説明せつめいする。

電源でんげん開発かいはつ

戦後せんごの飛騨川ひだがわ電力でんりょく開発かいはつの詳細しょうさいについては飛騨川ひだがわ流域りゅういき一貫いっかん開発かいはつ計画けいかくを参照さんしょう

• 
  朝日あさひダム（飛騨川ひだがわ）。戦後せんごの木曽川きそがわ電源でんげん開発かいはつの口火くちびを切きった。
• 
  高根たかね第だい一いちダム（飛騨川ひだがわ）。木曽川きそがわ水系すいけいにおける大だい規模きぼ揚水ようすい発電はつでんの第だい一いち号ごう。
• 
  上大須かみおおすダム（根尾東谷川ねおひがしだにがわ）。木曽川きそがわ水系すいけい最大さいだいの水力すいりょく発電はつでん所しょ・奥美濃おくみの発電はつでん所しょの下部かぶ調整ちょうせい池ち。

戦前せんぜん活発かっぱつに行おこなわれた水力すいりょく発電はつでん事業じぎょうは太平洋戦争たいへいようせんそうにおいて一時いちじ中断ちゅうだんを余儀無よぎなくされたが、空襲くうしゅうに伴ともなう電力でんりょく設備せつび破壊はかいなどで電力でんりょく供給きょうきゅうが著いちじるしく減衰げんすいしたため停電ていでんが頻発ひんぱつ。これを解消かいしょうしかつ早期そうきの経済けいざい復興ふっこうを行おこなうために政府せいふによって電源でんげん開発かいはつが積極せっきょく的てきに推進すいしんされ、木曽川きそがわ水系すいけいでも早はやいうちから再開さいかいされた。

日本にっぽん発はつ送電そうでんは急流きゅうりゅうで包蔵ほうぞう水力すいりょくが大おおきく、開発かいはつの手てが及およんでいない飛騨川ひだがわ最上もがみ流域りゅういきに特とくに着目ちゃくもくした。1946年ねん（昭和しょうわ21年ねん）ダム式しき水力すいりょく発電はつでん所しょの建設けんせつ計画けいかくを検討けんとうし、その第だい一いち弾だんとして飛騨川ひだがわ上流じょうりゅう部ぶの大野おおの郡ぐん朝日あさひ村むら地点ちてんと支流しりゅうの秋神川あきがみがわに着目ちゃくもくした。ここに比較的ひかくてき規模きぼの大おおきいコンクリートダムを建設けんせつして水力すいりょく発電はつでんを行おこない、名古屋なごや方面ほうめんに電力でんりょくを供給きょうきゅうするという計画けいかくであった。また、木曽川きそがわ上流じょうりゅう部ぶの王滝川おうたきがわについても三浦みうらダム完成かんせい後ごさらなる水力すいりょく発電はつでん計画けいかくを進すすめ、木曽川きそがわ本流ほんりゅうでは戦争せんそうで中断ちゅうだんした加茂かも郡ぐん八百津やおつ町まちと可児かに郡ぐん御嵩みたけ町まち境さかいの蘇そ水みず峡かい地点ちてんでのダム計画けいかくを再開さいかいした。

ところが日本にっぽん発はつ送電そうでんは戦争せんそうに協力きょうりょくした独占どくせん資本しほんであると連合れんごう国軍こくぐん最高さいこう司令しれい官かん総そう司令しれい部ぶ（GHQ）によって、過度かど経済けいざい力りょく集中しゅうちゅう排除はいじょ法ほうの対象たいしょうとされ、解体かいたいの方針ほうしんが決定けっていされた。そして1951年ねん（昭和しょうわ26年ねん）に電気でんき事業じぎょう再さい編成へんせい令れいによって全国ぜんこくで9つの電力でんりょく会社かいしゃに分割ぶんかつ・民営みんえい化かされてしまった経緯けいいがある。木曽川きそがわ水系すいけいについては、本流ほんりゅうと長野ながの県けん内うち支流しりゅうの発電はつでん施設しせつと発電はつでん用よう水利すいり権けんを福澤ふくさわ桃もも介かいが設立せつりつした大同だいどう電力でんりょくが保有ほゆうしていたため、その流ながれをくむ関西電力かんさいでんりょくが継承けいしょう。飛騨川ひだがわ・長良川ながらがわ・揖斐川いびがわについては中部電力ちゅうぶでんりょくが発電はつでん施設しせつと水利すいり権けんを継承けいしょうした。このため同おなじ水系すいけいでありながら、2つの電力でんりょく会社かいしゃが全まったく違ちがう地域ちいき（木曽川きそがわ・王滝川おうたきがわの電力でんりょくは近畿きんき地方ちほう、飛騨川ひだがわ・長良川ながらがわ・揖斐川いびがわの電力でんりょくは名古屋なごや）に送電そうでんするために電源でんげん開発かいはつを行おこなうという奇妙きみょうな構図こうずとなった。これは発電はつでん用水ようすい利権りけんの所有しょゆう者しゃは「最初さいしょに開発かいはつを行おこなった事業じぎょう者しゃの流ながれをくむ法人ほうじんが継承けいしょうし開発かいはつを独占どくせん的てきに行おこなう権利けんりがある」とした一いち河川かせん一いち社しゃ主義しゅぎという概念がいねんが根底こんていにあるためである。

中部電力ちゅうぶでんりょくは飛騨川ひだがわの発電はつでん用水ようすい利権りけんを受うけ継つぎ飛騨川ひだがわ・秋神川あきがみがわの水力すいりょく発電はつでん事業じぎょうを手掛てがけ、1953年ねん（昭和しょうわ27年ねん）に朝日あさひダム（飛騨川ひだがわ）と秋あき神しんダム（秋神川あきがみがわ）を完成かんせいさせた。この両りょうダムは木曽川きそがわ水系すいけいにおいて三浦みうらダムに次つぐ高たかさ80メートル台だいのハイダムであった。関西電力かんさいでんりょくは王滝川おうたきがわ中流ちゅうりゅう部ぶの王滝おうたき村むら二に子持こもち地点ちてんに三浦みうらダムに匹敵ひってきする規模きぼのダムを計画けいかく、さらに中流ちゅうりゅう部ぶの八百津やおつ町まちに日本にっぽん初はつの100メートル級きゅうダムである丸山まるやまダムの建設けんせつに着手ちゃくしゅした。だが経済けいざい安定あんてい本部ほんぶによる木曽川きそがわ水系すいけいの治水ちすい計画けいかくが発表はっぴょうされるとこれらのダム計画けいかくは治水ちすい計画けいかくに組くみ込こまれ、両りょう電力でんりょく会社かいしゃは電気でんき事業じぎょう者しゃとして参加さんかすることになり事業じぎょう主体しゅたいからは離はなれることになった（詳細しょうさいは後述こうじゅつ）。

その後ご電力でんりょく需要じゅようが高度こうど経済けいざい成長せいちょうや人口じんこうの増加ぞうかで急激きゅうげきに増加ぞうかすると、電力でんりょく会社かいしゃによる新規しんき電源でんげん開発かいはつはより出力しゅつりょくの大おおきい火力かりょく発電はつでんや原子力げんしりょく発電はつでんへと移行いこうする（火ひ主ぬし水すい従したがえ）が、需要じゅようのピークが高たかまる夏季かきなどに電力でんりょくを安定あんてい的てきに供給きょうきゅうするため火力かりょく発電はつでんや原子力げんしりょく発電はつでんとの連携れんけいが可能かのうな揚水ようすい発電はつでんが水力すいりょく発電はつでんでは注目ちゅうもくされ、木曽川きそがわ水系すいけいでも揚水ようすい発電はつでん所しょが計画けいかく・建設けんせつされることになった。木曽川きそがわ水系すいけいにおいての揚水ようすい発電はつでんの嚆矢こうし（こうし）は1963年ねん（昭和しょうわ38年ねん）に関西電力かんさいでんりょくが建設けんせつした三尾みお発電はつでん所しょ（出力しゅつりょく35,500キロワット）であるが、より大だい規模きぼな揚水ようすい発電はつでん所しょが計画けいかくされて行いく。中部電力ちゅうぶでんりょくは飛騨川ひだがわ流域りゅういき一貫いっかん開発かいはつ計画けいかくを1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）に策定さくていし揚水ようすい発電はつでんを主軸しゅじくとした大だい規模きぼな水力すいりょく発電はつでん事業じぎょうを計画けいかくする。

その第だい一いち弾だんとして建設けんせつされたのが1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）に完成かんせいした高根たかね第だい一いち発電はつでん所しょである。これは飛騨川ひだがわ最さい上流じょうりゅう部ぶの大野おおの郡ぐん高根たかね村むら（現在げんざいの高山市たかやまし）に高根たかね第だい一いちダムと高根たかね第だい二にダムを建設けんせつし、出力しゅつりょく34万まんキロワットの電力でんりょくを名古屋なごや市しや中京ちゅうきょう工業こうぎょう地帯ちたいに供給きょうきゅうするというものである。その後ご1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）には益田ますだ郡ぐん金山かなやま町まち（現在げんざいの下呂げろ市し）の馬瀬川まぜかわに馬瀬川まぜかわ第だい一いち発電はつでん所しょ（出力しゅつりょく28万まん8,000キロワット）が建設けんせつされ、飛騨川ひだがわは一大いちだい電源でんげん地帯ちたいへと変貌へんぼうした。その後ごは比較的ひかくてき開発かいはつの行おこなわれていない長良川ながらがわ・揖斐川いびがわに目めが付つけられ、木曽川きそがわ水系すいけいでは初はつとなる出力しゅつりょく100万まんキロワット級きゅうの揚水ようすい発電はつでん所しょ・奥美濃おくみの発電はつでん所しょが計画けいかくされた。これは長良川ながらがわ支流しりゅう板取川いたどりがわの小しょう支流しりゅう・西にしヶ洞ほら谷川たにがわ上流じょうりゅうに川浦かわうら（かおれ）ダムを、揖斐川いびがわ支流しりゅう根尾川ねおがわの小しょう支流しりゅう・根尾東谷川ねおひがしだにがわに上大須かみおおすダムを建設けんせつし、出力しゅつりょく150万まんキロワットの電力でんりょくを生うみ出だすというものである。奥美濃おくみの発電はつでん所しょは1995年ねん（平成へいせい7年ねん）に完成かんせいし、現在げんざい木曽川きそがわ水系すいけいにおける最大さいだい規模きぼの水力すいりょく発電はつでん所しょとして稼働かどうしている。

また既存きそんの一般いっぱん水力すいりょく発電はつでん所しょの再さい開発かいはつも同時どうじに行おこなわれ、新しん上麻生かみあさお発電はつでん所しょや新しん丸山まるやま発電はつでん所しょをはじめ、出力しゅつりょく5万まん - 6万まんキロワット台だいの発電はつでん能力のうりょくが増強ぞうきょうされた。これもピーク時じの電力でんりょく需要じゅように対応たいおうするための開発かいはつである。現在げんざいは徳山とくやまダムの発電はつでん事業じぎょうとして中部電力ちゅうぶでんりょくが出力しゅつりょく15万まん5,000キロワットの徳山とくやま発電はつでん所しょを建設けんせつしている。なお、上麻生かみあさお発電はつでん所しょの取水しゅすいダムである上麻生かみあさおダムは1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）8月がつ18日にちに発生はっせいした飛騨川ひだがわバス転落てんらく事故じこにおいて救助きゅうじょ活動かつどう援助えんじょのため、ダム決壊けっかいの危険きけん性せいから普段ふだんは絶対ぜったい行おこなわれない洪水こうずい時じの水門すいもん閉鎖へいさを時間じかん限定げんていで行おこなったというエピソードが残のこされている。

木曽きそ特定とくてい地域ちいき総合そうごう開発かいはつ計画けいかく

• 
  丸山まるやまダム（木曽川きそがわ）。木曽きそ特定とくてい地域ちいき総合そうごう開発かいはつ計画けいかくにおける治水ちすい事業じぎょうの根幹こんかんである。
• 
  横山よこやまダム（揖斐川いびがわ）。揖斐川いびがわの治水ちすいと西濃せいのう地域ちいきの利水りすいに重要じゅうような役割やくわりを担になう。
• 
  牧尾まきおダム（王滝川おうたきがわ）。愛知あいち用水ようすいの水源すいげんで知多半島ちたはんとうの水みずがめである。
• 
  岩屋いわやダム（馬瀬川まぜかわ）。木曽川きそがわ用水ようすいの水源すいげんで名古屋なごや市しの水みずがめである。

木曽川きそがわは宝たから暦れき治水ちすいや木曽きそ・長良ながら・揖斐いび三さん大河たいが水利すいり分流ぶんりゅう計画けいかくによって長良川ながらがわ・揖斐川いびがわと完全かんぜんに切きり離はなされ、以前いぜんに比ひして水害すいがいによる被害ひがいは減少げんしょうした。とはいえそれでも洪水こうずいによる被害ひがいは後ごを絶たたず、1938年ねん（昭和しょうわ13年ねん）7月がつ5日にちの梅雨つゆ前線ぜんせん豪雨ごううで木曽川きそがわは過去かこ最大さいだいの洪水こうずい量りょうを記録きろくした。その洪水こうずい量りょうは愛知あいち県けん犬山いぬやま市し地点ちてんにおいて毎秒まいびょう13,200トンという過去かこに例れいを見みないものであった。

戦後せんごカスリーン台風たいふうやアイオン台風たいふうを始はじめ毎年まいとしの様ように台風たいふうや豪雨ごううが襲来しゅうらい、これに戦中せんちゅうの河川かせん改修かいしゅう不備ふびや山間さんかん部ぶの乱伐らんばつによる保水ほすい力りょく低下ていかもあいまって全国ぜんこく各地かくちの河川かせんは大小だいしょう問とわず大だい洪水こうずいをもたらし、その被害ひがい額がくは留とまるところを知しらなかった。こうした風水害ふうすいがいが戦後せんご疲弊ひへいした日本にっぽん経済けいざいに更さらなる打撃だげきをもたらすことを懸念けねんした経済けいざい安定あんてい本部ほんぶは、利根川とねがわ・淀川よどがわ・北上川きたかみがわを始はじめ全国ぜんこく10の主要しゅよう大だい河川かせんに対たいして堤防ていぼう整備せいびに加くわえてダムによる洪水こうずい調節ちょうせつを図はかる治水ちすい方針ほうしんを立案りつあんした。そして1949年ねん（昭和しょうわ24年ねん）には諮問しもん機関きかんである治水ちすい調査ちょうさ会かいの答申とうしんを得えて「河川かせん改訂かいてい改修かいしゅう計画けいかく」を発表はっぴょう。上記じょうきの目的もくてきに沿そった河川かせん改修かいしゅうを計画けいかくした。

木曽川きそがわについても対象たいしょうとなり、同年どうねん木曽川きそがわ水系すいけい流域りゅういき計画けいかくが発表はっぴょうされた。この計画けいかくでは1938年ねん（昭和しょうわ13年ねん）の洪水こうずいを基準きじゅんとしてダムと堤防ていぼう改修かいしゅうによる洪水こうずい調節ちょうせつを行おこなうこととし、木曽川きそがわ本流ほんりゅうと飛騨川ひだがわ・長良川ながらがわ・揖斐川いびがわ流域りゅういきに多数たすうの治水ちすいダム建設けんせつを計画けいかくした。当初とうしょは既すでに建設けんせつされていた大井おおいダムや兼山かねやまダムなどの発電はつでん専用せんようダムを転用てんようする計画けいかくであったが、何いずれも洪水こうずい調節ちょうせつ目的もくてきを達成たっせいするだけのポテンシャルが無ないため既設きせつのダム再さい開発かいはつは断念だんねんし、日本にっぽん発はつ送電そうでんが施工しこうを進すすめていた木曽川きそがわ中流ちゅうりゅうの丸山まるやまダムを水力すいりょく発電はつでん専用せんようから洪水こうずい調節ちょうせつ目的もくてきを加くわえた多目的たもくてきダムとすることで木曽川きそがわ中流ちゅうりゅう・下流かりゅうの治水ちすいを図はかろうとした。経済けいざい安定あんてい本部ほんぶは岐阜ぎふ県けん知事ちじを通つうじて日本にっぽん発はつ送電そうでんに事業じぎょう主体しゅたいを建設省けんせつしょうにする変更へんこうを命めいじた。これにより丸山まるやまダムは木曽川きそがわ水系すいけい流域りゅういき計画けいかくにおける治水ちすいの要ようとして活用かつようされることになる。

さらに1951年ねん（昭和しょうわ26年ねん）、第だい3次じ吉田よしだ内閣ないかくは国土こくど復興ふっこうのために河川かせんを有効ゆうこうに開発かいはつして治水ちすいのみならず農地のうち開墾かいこんのためのかんがいと工業こうぎょう地帯ちたいへの送電そうでんのための電力でんりょく開発かいはつを強力きょうりょくに進すすめるために今いままで別個べっこの事業じぎょう者しゃが実施じっししていた河川かせん開発かいはつを一元化いちげんかする河川かせん総合そうごう開発かいはつ事業じぎょうを大だい規模きぼに遂行すいこうし、経済けいざい成長せいちょうを軌道きどうに乗のせることを目的もくてきに国土こくど総合そうごう開発かいはつ法ほうを成立せいりつさせ特定とくてい地域ちいき総合そうごう開発かいはつ計画けいかくを発表はっぴょうした。これにより全国ぜんこく22地域ちいきがその対象たいしょうとなったが、木曽川きそがわ水系すいけいについても愛知あいち県けん・岐阜ぎふ県けん・長野ながの県けんの三さん県けんにまたがり、建設省けんせつしょう（現在げんざいの国土こくど交通省こうつうしょう）・農林省のうりんしょう（現在げんざいの農林水産省のうりんすいさんしょう）・通商産業省つうしょうさんぎょうしょう（現在げんざいの経済けいざい産業さんぎょう省しょう）・中部電力ちゅうぶでんりょく・関西電力かんさいでんりょくの5者しゃにより治水ちすい・かんがい・水力すいりょく発電はつでんの多目的たもくてき河川かせん開発かいはつ計画けいかくが進すすめられた。その根幹こんかん事業じぎょうとして木曽川きそがわ本流ほんりゅうと飛騨川ひだがわ・長良川ながらがわ・揖斐川いびがわ流域りゅういきに15基きの多目的たもくてきダムを建設けんせつする計画けいかくが立たてられたのである。これが木曽きそ特定とくてい地域ちいき総合そうごう開発かいはつ計画けいかくである（愛知あいち用水ようすい事業じぎょうについては後述こうじゅつ）。

木曽きそ特定とくてい地域ちいき総合そうごう開発かいはつ計画けいかくにおけるダム計画けいかく

ダム名めい	一いち次じ 支ささえ川かわ （本川ほんがわ）	二に次じ 支ささえ川かわ	三さん次じ 支ささえ川かわ	堤つつみ高だか （メートル）	総そう貯水ちょすい 容量ようりょう （千せん立方りっぽうメートル）	型式けいしき	目的もくてき	沿革えんかく
薮原やぶはらダム	木曽川きそがわ			50.0	9,000	重力じゅうりょく式しき	F･P	信濃川しなのがわ水系すいけい奈良井川ならいがわの奈良井ならいダムとの間あいだで導水どうすいする計画けいかく。一旦いったん立たち消ぎえとなり後ごに味噌みそ川かわダムとして再度さいど計画けいかくされ、1993年ねん（平成へいせい5年ねん）に完成かんせい。
丸山まるやまダム	木曽川きそがわ			98.0	59,350	重力じゅうりょく式しき	F･P	関西電力かんさいでんりょくによる発電はつでん専用せんようダムから多目的たもくてきダムに目的もくてき拡大かくだい。1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん）完成かんせい。
犬山いぬやまダム	木曽川きそがわ			35.0	35,150	重力じゅうりょく式しき	F･P	立たち消ぎえとなり、その後ご農林省のうりんしょう東海とうかい農政のうせい局きょくにより宮田みやた用水ようすいなどの取水しゅすい口こうである犬山いぬやま頭首とうしゅ工こうとして建設けんせつされる。
二に子持こもちダム	王滝川おうたきがわ			75.0	68,500	重力じゅうりょく式しき	F･N･A･P	愛知あいち用水ようすい事業じぎょうの水源すいげんとして計画けいかく変更へんこうされ、治水ちすい機能きのうを持もたない多目的たもくてきダム・牧尾まきおダムとして1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）完成かんせい。
朝日あさひダム	飛騨川ひだがわ			92.0	34,400	重力じゅうりょく式しき	F･N･A･P	中部電力ちゅうぶでんりょくの発電はつでん専用せんようダムに治水ちすいとかんがい目的もくてきを付加ふかする予定よていであったが、最終さいしゅう的てきには発電はつでん単独たんどくで建設けんせつされ1953年ねん（昭和しょうわ28年ねん）完成かんせい。
久田見くたみダム	飛騨川ひだがわ			60.0	76,000	重力じゅうりょく式しき	F･P	飛ひ水すい峡かいに建設けんせつされ、水没すいぼつする上麻生かみあさおダム・上麻生かみあさお発電はつでん所しょの発電はつでん目的もくてきを付設ふせつする予定よていであったが、水没すいぼつ予よ定数ていすうが200戸こを超こえるため立たち消ぎえ。
落合おちあいダム	飛騨川ひだがわ	小坂川おさかがわ		70.0	67,250	重力じゅうりょく式しき	F･N･A･P	出力しゅつりょく32,000キロワットの発電はつでん能力のうりょくを有ゆうする多目的たもくてきダムとして計画けいかくされたが、立たち消ぎえ。
岩屋いわやダム	飛騨川ひだがわ	馬瀬川まぜかわ		70.0	24,000	重力じゅうりょく式しき	F･P	支流しりゅう和良わら川がわの岩瀬いわせダムとの間あいだで導水どうすいする発電はつでん計画けいかくであったが、一旦いったん立たち消ぎえ。1960年代ねんだいに再度さいど計画けいかくされ、1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）に1億おくトン級きゅうのダムとして完成かんせい。
岩瀬いわせダム	飛騨川ひだがわ	馬瀬川まぜかわ	和良わら川がわ	50.0	17,500	重力じゅうりょく式しき	F･P	岩屋いわやダムとの間あいだで導水どうすいする計画けいかくであったが立たち消ぎえ。その後ごダム地点ちてんを馬瀬川まぜかわに移うつし発電はつでん専用せんようの馬瀬川まぜかわ第だい二にダムとして1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）に完成かんせい。
洞戸ほらどダム	長良川ながらがわ	板取川いたどりがわ		60.0	155,550	重力じゅうりょく式しき	F･A･P	一旦いったん立たち消ぎえとなったが1960年代ねんだいに板取いたどりダム計画けいかくとして復活ふっかつ。だが地元じもとの反対はんたいが激はげしく1980年代ねんだいに計画けいかく中止ちゅうし。
東ひがし杉原すぎはらダム	揖斐川いびがわ			72.0	184,000	重力じゅうりょく式しき	F･N･A･P	ダム地点ちてんを下流かりゅうに移うつし横山よこやまダムとして1964年ねん（昭和しょうわ39年ねん）に完成かんせいしたが、電源でんげん開発かいはつによって同どう地点ちてんにダム計画けいかくが立たてられ日本にっぽん最大さいだいの多目的たもくてきダム・徳山とくやまダムとして2008年ねん（平成へいせい20年ねん）完成かんせい。
黒津くろづダム	揖斐川いびがわ	根尾川ねおがわ		84.0	130,000	重力じゅうりょく式しき	F･N･P	1950年代ねんだいには立たち消ぎえ。
根尾ねおダム	揖斐川いびがわ	根尾川ねおがわ	根尾東谷川ねおひがしだにがわ	45.0	16,000	重力じゅうりょく式しき	F･N･P	1950年代ねんだいには立たち消ぎえ。その後ご上流じょうりゅう部ぶに1995年ねん（平成へいせい7年ねん）上大須かみおおすダムが完成かんせい。
一之瀬いちのせダム	揖斐川いびがわ	牧田川まきだがわ		32.0	6,710	重力じゅうりょく式しき	F･N･P	1950年代ねんだいには立たち消ぎえ。
奈良井ならいダム	信濃川しなのがわ	犀川さいがわ	奈良井川ならいがわ	30.0	9,000	重力じゅうりょく式しき	F･P	薮原やぶはらダムとの間あいだで導水どうすいする発電はつでん計画けいかくであったが一旦いったん立たち消ぎえ。その後ご長野ながの県営けんえいの多目的たもくてきダムとして1982年ねん（昭和しょうわ57年ねん）完成かんせい。

（注ちゅう）目的もくてきの略号りゃくごう：F（洪水こうずい調節ちょうせつ）、N（不ふ特定とくてい利水りすい）、A（かんがい）、P（水力すいりょく発電はつでん）

このダム計画けいかくはその後ご変更へんこうがあり、最終さいしゅう的てきには木曽川きそがわの丸山まるやまダムと揖斐川いびがわの横山よこやまダム、王滝川おうたきがわの二に子持こもちダムの三さんダム計画けいかくに集約しゅうやくされ、それぞれ1950年代ねんだい後半こうはんから1960年代ねんだいには完成かんせいを見みた。ところが1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）9月26日にち、近畿きんき地方ちほうから中部ちゅうぶ地方ちほうを伊勢湾いせわん台風たいふうが襲来しゅうらいし、死者ししゃ・行方ゆくえ不明ふめい者しゃ4,645人にんという戦後せんご最悪さいあくの台風たいふう被害ひがいをもたらした。この台風たいふうでは長良川ながらがわ・揖斐川いびがわ流域りゅういきの水害すいがいに加くわえ名古屋なごや市し南みなみ区くを始はじめとする伊勢湾いせわん沿岸えんがん地域ちいきでの高潮こうちょうが被害ひがいをさらに拡大かくだいさせた。事態じたいを重おもく見みた政府せいふは中曽根なかそね康弘やすひろを本部ほんぶ長ちょうとする「中部ちゅうぶ日本にっぽん災害さいがい対策たいさく本部ほんぶ」を名古屋なごや市しに設置せっちし、木曽川きそがわ水系すいけいおよび伊勢湾いせわん沿岸えんがん一帯いったいの治水ちすい・防災ぼうさい体制たいせい強化きょうかを図はかった。特とくに被害ひがいが甚大じんだいであった伊勢いせ湾岸わんがんについては防潮ぼうちょう堤つつみや防潮ぼうちょう水門すいもんなどの強化きょうか・建設けんせつを進すすめ、これらの防潮ぼうちょう施設しせつは1990年代ねんだいにはほぼ完成かんせいした。また長良川ながらがわ・揖斐川いびがわ流域りゅういきの治水ちすい機能きのうを高たかめるため堤防ていぼうの強化きょうかを進すすめると同時どうじにダムによる治水ちすいの強化きょうかも検討けんとうし、横山よこやまダムの洪水こうずい調節ちょうせつ機能きのうを強化きょうかする傍かたわら徳山とくやまダム（揖斐川いびがわ）や長良川ながらがわ河口かこう堰せき（長良川ながらがわ）、板取いたどりダム（板取川いたどりがわ）の計画けいかくが持もち上のぼることとなった。

木曽川きそがわ水系すいけい水すい資源しげん開発かいはつ基本きほん計画けいかく

濃尾平野のうびへいやは大雨おおあめになると洪水こうずいの被害ひがいを受うけやすく、渇水かっすいにも悩なやまされる地域ちいきでもあった。古ふるくは1001年ねん（長保ながほ3年ねん）に木曽川きそがわから大江おおえ用水ようすいが引ひかれ、その後ご宮田みやた用水ようすいや木津用水こつようすいなどの用水路ようすいろが建設けんせつされ、濃尾平野のうびへいや中部ちゅうぶは一大いちだい穀倉こくそう地帯ちたいとなった。だが尾張おわり丘陵きゅうりょう・知多半島ちたはんとう・東ひがし濃こ地域ちいき・養老山地ようろうさんち一帯いったいは水みずの便びんが悪わるく、特とくに知多半島ちたはんとうは大だい河川かせんが全まったくないことから慢性まんせい的てきな水不足みずぶそくに悩なやまされていた。このためこの一帯いったいではため池いけによる農業のうぎょう用水ようすい補給ほきゅうが行おこなわれていたが、それは根本こんぽん的てきな解決かいけつにはなり得えなかった。

戦後せんごに入はいって、知多半島ちたはんとうに水みずを安定あんてい的てきに供給きょうきゅうするための根本こんぽん解決かいけつ策さくとして、木曽川きそがわから知多半島ちたはんとう先端せんたんまで農業のうぎょう用水路ようすいろを整備せいびするという壮大そうだいな計画けいかくが持もち上あがった。これは浜島はまじま辰雄たつおによって構想こうそうされたものであるが吉田よしだ茂しげるによって採用さいようされ、やがて木曽きそ特定とくてい地域ちいき総合そうごう開発かいはつ計画けいかくの一環いっかんとして正式せいしきな事業じぎょうとなった。これが愛知あいち用水ようすいであるが工事こうじ費ひが莫大ばくだいなものになることが予想よそうされ、政府せいふは世界銀行せかいぎんこうの融資ゆうしを仰あおいだ。1954年ねん（昭和しょうわ29年ねん）世界銀行せかいぎんこうの農業のうぎょう調査ちょうさ団だん一いち行ぎょうが来日らいにちし、日本にっぽん各地かくちの農業のうぎょう振興しんこうに有用ゆうような地域ちいきを調査ちょうさし、融資ゆうし可能かのうかどうかを調査ちょうさした。その結果けっか知多半島ちたはんとう地域ちいきは篠津しのつ地域ちいき泥炭でいたん地ち開発かいはつ事業じぎょうや八郎潟はちろうがた干拓かんたく事業じぎょうなどと共ともに世界銀行せかいぎんこうの融資ゆうしを受うけることになり、着工ちゃっこうに向むけて大おおきく前進ぜんしんした。1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん）10月がつ、事業じぎょうを運営うんえいする特殊とくしゅ法人ほうじん・愛知あいち用水ようすい公団こうだんが設立せつりつされ、1957年ねん（昭和しょうわ32年ねん）11月に着工ちゃっこうした。まず水源すいげんとして建設省けんせつしょうがかつて計画けいかくしていた王滝川おうたきがわの二に子持こもちダム計画けいかくを拡充かくじゅうして牧尾まきおダムを建設けんせつし、関西電力かんさいでんりょくが管理かんりする兼山かねやまダム貯水池ちょすいちに兼山かねやま取水しゅすい口こうを設もうけてここから尾張おわり丘陵きゅうりょう・知多半島ちたはんとうまで水みずを供給きょうきゅうすることとした。愛知あいち用水ようすいは1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）に完成かんせいし、幹線かんせん水路すいろ112キロメートル、延のべ1,012キロメートルに及およぶ大だい用水路ようすいろが渇水かっすいに悩なやまされた地域ちいきを今いまなお潤うるおす。

愛知あいち用水ようすいの着工ちゃっこうに前後ぜんごし農林省のうりんしょう（農林水産省のうりんすいさんしょう）は濃こ尾お用水ようすいの拡充かくじゅうを図はかるため1951年ねん（昭和しょうわ26年ねん）「国営こくえい濃こ尾お用水ようすい土地とち改良かいりょう事業じぎょう」を施工しこう。愛知あいち県けん犬山いぬやま市しと岐阜ぎふ県けん各務原かがみはら市しの境さかいの木曽川きそがわに犬山いぬやま頭首とうしゅ工こうを建設けんせつして用水ようすい補給ほきゅうを増強ぞうきょうさせ、1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）に完成かんせいした。さらに濃こ尾お用水ようすいの完成かんせい年ねんには西濃せいのう地域ちいきのかんがい補給ほきゅうを図はかるため横山よこやまダム（揖斐川いびがわ）を水源すいげんとする「国営こくえい西濃せいのう用水ようすい土地とち改良かいりょう事業じぎょう」が着工ちゃっこうされ、1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）岡島おかじま頭首とうしゅ工こうの竣工しゅんこうによって西濃せいのう用水ようすいが完成かんせい。西濃せいのう地域ちいきに安定あんていした水みず供給きょうきゅうを行おこなった。そして知多半島ちたはんとうと同様どうように慢性まんせい的てきな水不足みずぶそくに悩なやむ東ひがし濃こ地域ちいき（岐阜ぎふ県けん多治見たじみ市し・土岐とき市し・瑞浪みずなみ市し・恵那えな市し・中津川なかつがわ市し）に水みず供給きょうきゅうするため岐阜ぎふ県けんは1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）に東ひがし濃こ用水ようすいを完成かんせいさせ、関西電力かんさいでんりょく落合おちあいダムに取水しゅすい口こうを設もうけて東ひがし濃こ地域ちいきに安定あんていした水みず供給きょうきゅうをもたらした。現在げんざいは濃こ尾お用水ようすいの改修かいしゅうを目的もくてきに2000年ねん（平成へいせい12年ねん）から「新しん濃こ尾お農地のうち防災ぼうさい事業じぎょう」が行おこなわれており、2014年ねん（平成へいせい26年ねん）完成かんせい予定よていである。

こうしたかんがい整備せいびが行おこなわれる一方いっぽうで、名古屋なごや市しを中心ちゅうしんとする中京ちゅうきょう圏けんは急速きゅうそくに人口じんこうが増加ぞうか。さらにトヨタ自動車とよたじどうしゃや新しん日本にっぽん製鐵せいてつなど大型おおがた工場こうじょうが進出しんしゅつすることで中京ちゅうきょう工業こうぎょう地帯ちたいも拡充かくじゅう。水みず需要じゅようは青天井あおてんじょうの勢いきおいとなった。このため従来じゅうらい治水ちすい中心ちゅうしんに行おこなわれていた河川かせん開発かいはつは水みず資源しげん確保かくほが重要じゅうような目的もくてきとなっていった。利根川とねがわや淀川よどがわで水みず資源しげん開発かいはつを目的もくてきとした河川かせん総合そうごう開発かいはつ事業じぎょうを行おこなっていた水資源開発公団みずしげんかいはつこうだん（現在げんざいの独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん水みず資源しげん機構きこう）は1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）、木曽川きそがわ水系すいけいを水みず資源しげん開発かいはつ促進そくしん法ほうに基もとづく水みず資源しげん開発かいはつ水系すいけいに指定してい。愛知用水あいちようすい公団こうだんを吸収きゅうしゅうするとともに「木曽川きそがわ水系すいけい水すい資源しげん開発かいはつ基本きほん計画けいかく」を定さだめて水みず資源しげん開発かいはつのための河川かせん施設しせつ建設けんせつを計画けいかくした。

これによって計画けいかくされたものとして味噌みそ川かわダム・木曽川きそがわ大堰おおせぎ（木曽川きそがわ）・阿木川あぎがわダム（阿木川あぎがわ）・岩屋いわやダム（馬瀬川まぜかわ）・長良川ながらがわ河口かこう堰せき（長良川ながらがわ）・徳山とくやまダム（揖斐川いびがわ）があり、事業じぎょうは全すべて完成かんせいし愛知あいち用水ようすいの新あらたな水源すいげんとなった。また岩屋いわやダム・木曽川きそがわ大堰おおせぎを水源すいげんとして木曽川きそがわ用水ようすいを建設けんせつして愛知あいち用水ようすいを補完ほかん。さらに1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）からは三重みえ用水ようすいの建設けんせつを開始かいしし、揖斐川いびがわを水源すいげんとして1977年ねん（昭和しょうわ52年ねん）に完成かんせいした中里なかさとダムなどを経由けいゆし三重みえ県けん北きた中部ちゅうぶ地域ちいきに上水道じょうすいどう・工業こうぎょう用よう水道すいどう・農業のうぎょう用水ようすいを1993年ねん（平成へいせい5年ねん）より供給きょうきゅう開始かいしした。これらのダム・堰せき・用水路ようすいろは名古屋なごや市しの水みずがめとして現在げんざいも重要じゅうような役割やくわりを果はたしている。現在げんざいは2008年ねん（平成へいせい20年ねん）に完成かんせいした徳山とくやまダムの水みずを岐阜ぎふ県けん揖斐いび郡ぐん揖斐川いびがわ町まちから長良川ながらがわを経へて愛知あいち県けん犬山いぬやま市しの木曽川きそがわまで結むすぶ木曽川きそがわ水系すいけい連絡れんらく導水どうすい路ろの建設けんせつが進すすめられている。また1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）の長野ながの県けん西部せいぶ地震じしんによって大量たいりょうの土砂どしゃが流入りゅうにゅうした御岳湖おんたけこの土砂どしゃを掘削くっさくして貯水ちょすい容量ようりょうを確保かくほするための牧尾まきおダム再さい開発かいはつ事業じぎょうが行おこなわれている。

全国ぜんこくを巻まき込こんだ論争ろんそう - 長良川ながらがわ河口かこう堰せき・徳山とくやまダム -

長良川ながらがわ河口かこう堰せき（長良川ながらがわ）。公共こうきょう事業じぎょうの在あり方かたや河川かせん環境かんきょうについて日本にっぽん中ちゅうに問題もんだいを提起ていきした。		徳山とくやまダム（揖斐川いびがわ）。徳山とくやま村むら全ぜん村むらが水没すいぼつするため強固きょうこな反対はんたい運動うんどうが巻まき起おこった。

公共こうきょう事業じぎょう見直みなおしの風潮ふうちょうは木曽川きそがわ水系すいけいの開発かいはつにも影響えいきょうを及およぼした。 特とくに木曽川きそがわ水系すいけいは全国ぜんこく的てきに注目ちゅうもくの的まとになっている。

一ひとつは長良川ながらがわ河口かこう堰せきである。 高度こうど経済けいざい成長せいちょう期きの1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）に計画けいかく発表はっぴょうされたが、ダムの無ない長良川ながらがわに河口かこう堰せきを建設けんせつすることに猛烈もうれつな反対はんたい運動うんどうが巻まき起おこった。これにより本体ほんたい建設けんせつは全まったく進すすまず、堰せきと一体いったいで運用うんようされる予定よていであった板取いたどりダム（板取川いたどりがわ）の建設けんせつが中止ちゅうしに追おい込こまれた。長良川ながらがわ固有こゆう種しゅのサツキマスを始はじめ魚類ぎょるいに多大ただいな影響えいきょうを及およぼすとの反対はんたい派はの主張しゅちょうは新聞しんぶん社しゃやジャーナリストを味方みかたにつけ、中立ちゅうりつ的てきな視点してんでの議論ぎろんが出来できなくなってしまったが、結果けっか環境かんきょうアセスメントを厳密げんみつに行おこなう事ことで建設けんせつは進すすみ、1994年ねん（平成へいせい6年ねん）完成かんせいした。

もう一ひとつは揖斐川いびがわに2008年ねん（平成へいせい20年ねん）に完成かんせいした徳山とくやまダムである。ダム建設けんせつにより揖斐いび郡ぐん徳山とくやま村むら（現げん・揖斐川いびがわ町まち）全ぜん村むら477戸こが水没すいぼつすることになるため、反対はんたい運動うんどうが激化げきかした。事業じぎょう者しゃ・水没すいぼつ予定よてい者しゃ双方そうほうのねばり強づよい交渉こうしょうの末すえ、代替だいたい地ち集団しゅうだん移転いてんで妥結だけつした。この2事業じぎょうは、公共こうきょう事業じぎょうと環境かんきょう問題もんだい、生存せいぞん権けんという複雑ふくざつな問題もんだいを多おおくの関係かんけい者しゃに投なげかけ、以降いこうの公共こうきょう事業じぎょうに多大ただいな影響えいきょうを与あたえた。

木曽川きそがわ水系すいけいの河川かせん整備せいびは環境かんきょう保護ほごという大おおきな問題もんだいを投なげかけた。だが、長良川ながらがわは1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）の9.12水害すいがいや2000年ねん（平成へいせい12年ねん）の東海とうかい豪雨ごううによる郡上こおりかみ市しの大だい災害さいがいなど度々たびたび流域りゅういきに被害ひがいをもたらす氾濫はんらんを起おこし、堤防ていぼう整備せいびでは限界げんかいとの意見いけんがある。揖斐川いびがわに関かんしても、横山よこやまダムによって洪水こうずい調節ちょうせつが実施じっしされているが2003年ねん（平成へいせい15年ねん）の大垣おおがき水害すいがいなど流域りゅういきはしばしば洪水こうずいの被害ひがいを受うけており、徳山とくやまダムの必要ひつよう性せいを流域りゅういき自治体じちたいが訴求そきゅうしている。木曽川きそがわについても1983年ねん（昭和しょうわ58年ねん）の美濃加茂みのかも水害すいがいで丸山まるやまダムの計画けいかく流入りゅうにゅう量りょうを超こえる洪水こうずいが発生はっせいした事ことから新しん丸山まるやまダムを現在げんざい建設けんせつ中ちゅうである。また、知多半島ちたはんとうは1994年ねん（平成へいせい6年ねん）の大だい渇水かっすいで1日にち19時じ間あいだ断水だんすいの事態じたいとなり、トヨタ自動車とよたじどうしゃの工場こうじょう操業そうぎょうにも影響えいきょうを及およぼした。

しかしながら、高度こうど経済けいざい成長せいちょうが終おわり、水みず需要じゅようの増大ぞうだいが見込みこめない中なか、ダム建設けんせつが本当ほんとうにコストに見合みあったものであるのか、という視点してんでの批判ひはんもある。治水ちすいについても、ダムによる治水ちすいにばかり依存いぞんするのではなく、旧来きゅうらいからあった輪中わじゅうを有効ゆうこう活用かつようして洪水こうずい被害ひがいに対処たいしょしようという意見いけんもあり、国土こくど交通省こうつうしょうも具体ぐたい的てきな検討けんとうを行おこないつつある。

こうした事ことから、流域りゅういき住民じゅうみんの生命せいめい・財産ざいさんの保護ほごを取とるか、自然しぜん保護ほごを取とるか、それは住民じゅうみんにとって本当ほんとうに最適さいてきな選択肢せんたくしかという、難むずかしい決定けっていを関係かんけい者しゃは迫せまられている。両立りょうりつが難むずかしい為ために、中立ちゅうりつ的てきな視点してんで当事とうじ者しゃによる公開こうかい・公正こうせいな議論ぎろんが求もとめられている。

主おもな支流しりゅう

一級いっきゅう河川かせんのみを下流かりゅう側がわから順じゅんに記載きさいする（出典しゅってん：河川かせんコード台帳だいちょう（国土こくど交通省こうつうしょう中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく）、長野ながの県けん、岐阜ぎふ県けん、三重みえ県けん）。

木曽川きそがわの支流しりゅう

河川かせん	よみ	次数じすう	管理かんり者しゃ	主おもな経過けいか地ち	河川かせん延長えんちょう （km）	備考びこう
木曽川きそがわ	きそがわ	本川ほんがわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく 長野ながの県けん 岐阜ぎふ県けん		122.3
松川まつかわ	まつかわ	1次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
揖斐川いびがわ	いびがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく 岐阜ぎふ県けん			本川ほんがわの支流しりゅうは揖斐川いびがわの支流しりゅうを参照さんしょう。
鍋田なべた川がわ	なべたがわ	1次じ支ささえ川かわ	愛知あいち県けん 三重みえ県けん	木曽岬きそさき町まち、弥富やとみ市し
鍋田なべた川東かわひがし支ささえ川かわ	なべたがわひがししせん	2次じ支ささえ川かわ	愛知あいち県けん	弥富やとみ市し
北きた派は川かわ	きたはせん	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく	笠松かさまつ町まち、各務原かがみはら市し	2.7
新境しんさかい川がわ	しんさかいがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	笠松かさまつ町まち、各務原かがみはら市し	13.6
南みなみ派は川かわ	みなみはせん	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく	一宮いちのみや市し、各務原かがみはら市し、江南えな市し	9.2
郷瀬ごのせ川がわ	ごうせがわ	1次じ支ささえ川かわ	愛知あいち県けん	犬山いぬやま市し
新郷しんごう瀬川せかわ	しんごうせがわ	2次じ支ささえ川かわ	愛知あいち県けん	犬山いぬやま市し
大安寺だいあんじ川がわ	だいあんじがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	各務原かがみはら市し	2.3
迫間川はさまがわ	はざまがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	坂祝さかほぎ町まち、関せき市し	4.0
可児川かにがわ	かにがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	可児かに市し、御嵩みたけ町まち、瑞浪みずなみ市し	23.9
矢戸やと川がわ	やとがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	可児かに市し	4.2
横市川よこいちがわ	よこいちがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	可児かに市し	6.0
久々利くくり川がわ	くくりがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	可児かに市し	7.6
姫川ひめかわ	ひめかわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	可児かに市し、多治見たじみ市し	5.7
大森川おおもりかわ	おおもりがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	可児かに市し	4.0
中郷ちゅうごう川がわ	なかごうがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	可児かに市し	2.7
瀬田川せたがわ	せたがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	可児かに市し	2.7
比衣ひえ川がわ	ひえがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	御嵩みたけ町まち	2.5
真名まな田川たがわ	まなだがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	御嵩みたけ町まち	1.9
唐沢からさわ川がわ	からさわがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	御嵩みたけ町まち	1.5
平芝ひらしば川がわ	ひらしばがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	御嵩みたけ町まち	1.5
切木きりご川がわ	きりきがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	御嵩みたけ町まち	2.5
津橋つばし川がわ	つばしがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	御嵩みたけ町まち、瑞浪みずなみ市し	3.5
加茂川かもがわ	かもがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	坂祝さかほぎ町まち、美濃加茂みのかも市し	11.4
寿ことぶき後川うしろがわ	すごがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	坂祝さかほぎ町まち	0.8
飛騨川ひだがわ	ひだがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	美濃加茂みのかも市し、川辺かわべ町まち、七宗ひちそう町まち、 八百津やおつ町まち、白川しらかわ町まち、下呂げろ市し、 高山たかやま市し、	136.8
深ふか渡川どがわ	ふかどがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	美濃加茂みのかも市し	1.8
雄鳥おんどり川かわ	おんどりがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	川辺かわべ町まち	5.0
飯田川いいたがわ	いいだがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	川辺かわべ町まち	3.5
水無瀬みなせ川がわ	みなせがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	川辺かわべ町まち	1.6
尾お賀が野川のがわ	おがのがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	川辺かわべ町まち	1.8
神淵川かぶちがわ	かぶちがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	七宗ひちそう町まち	12.8
飯高ひだか川がわ	いいだかがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	七宗ひちそう町まち	1.2
葛かずら屋や川かわ	くずやがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	七宗ひちそう町まち	4.5
間あいだ見川みがわ	まみがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	七宗ひちそう町まち	3.0
奥田おくだ川がわ	おくだがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	七宗ひちそう町まち	3.8
八日ようか市川いちかわ	ようかいちがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	七宗ひちそう町まち	4.3
葉は津川つがわ	はずがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	七宗ひちそう町まち	3.8
杉すぎ洞川どろがわ	すぎほらがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	七宗ひちそう町まち	1.6
白川しらかわ	しらかわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	白川しらかわ町まち、東白川ひがししらかわ村むら、中津川なかつがわ市し	31.0
田代たしろ沢川さわかわ	たしろざわがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	白川しらかわ町まち	0.4
黒川くろかわ	くろかわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	白川しらかわ町まち	22.1
赤川あかがわ	あかかわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	白川しらかわ町まち	9.2
栃とち平川ひらかわ	とちだいらがわ	5次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	白川しらかわ町まち	2.2
柿かき反はん川かわ	かきぞれがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	白川しらかわ町まち	3.9
洞ほら山川やまかわ	ほらやまがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	白川しらかわ町まち	2.4
柏かしわ本川ほんがわ	かしもとがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	東白川ひがししらかわ村むら	1.5
西洞さいと川がわ	にしぼらがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	東白川ひがししらかわ村むら	2.8
佐さ広川ひろかわ	さひろがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	東白川ひがししらかわ村むら	3.6
曲きょく坂ざか川かわ	まがりさかがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	東白川ひがししらかわ村むら	1.8
大明神だいみょうじん川がわ	だいみょうじんがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	東白川ひがししらかわ村むら	6.0
新しん巣す川かわ	しんすがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	東白川ひがししらかわ村むら	1.4
佐見川さみがわ	さみがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	白川しらかわ町まち	19.6
稲田いなだ川がわ	いなだがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	白川しらかわ町まち	2.2
小野おの日陰ひかげ川かわ	おのひかげがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	白川しらかわ町まち	2.2
菅かん田川たがわ	すがたがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	下呂げろ市し	8.9
馬瀬川まぜかわ	まぜがわ	2次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく 岐阜ぎふ県けん	下呂げろ市し、高山市たかやまし	76.4
戸川とがわ	とがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	下呂げろ市し	6.9
和良わら川がわ	わらがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	下呂げろ市し、郡上こおりかみ市し	9.0
土ど京きょう川がわ	どきょうがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	8.2
鬼おに谷川たにがわ	おんだにがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	1.3
入間川いりまがわ	いるまがわ	5次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	3.5
貢みつぎ間あいだ川かわ	ぐまがわ	6次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	2.2
弓掛川ゆがけがわ	ゆがけがわ	3次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく	下呂げろ市し、郡上こおりかみ市し	14.9
小原おはら川がわ	おばらがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	高山市たかやまし	2.0
門和佐かどわさ川がわ	かどわさがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	下呂げろ市し	16.8
竹原たけはら川がわ	たけはらがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	下呂げろ市し	8.9
輪川わがわ	わがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	下呂げろ市し	9.0
乗政のりまさ川がわ	のりまさがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	下呂げろ市し	4.0
神かみ梨なし川かわ	かみなしがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	下呂げろ市し	1.1
般若はんにゃ川がわ	はんにゃがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	下呂げろ市し	1.7
白山川しらやまかわ	はくさんかわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	下呂げろ市し	0.8
山之口やまのくち川がわ	やまのぐちがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	下呂げろ市し	11.2
カジヤ谷川たにがわ	かじやだにがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	下呂げろ市し	2.5
大ケ洞おおかぼら川がわ	おおがぼらがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	下呂げろ市し	3.5
小坂川おさかがわ	おさかがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	下呂げろ市し	28.4
大洞川おおぼらがわ	おおぼらがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	下呂げろ市し	4.1
兵衛ひょうえ谷川たにがわ	ひょうえだにがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	下呂げろ市し	4.6
無数河むすご川がわ	むすごがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	高山市たかやまし	7.9
八はち尺しゃく川かわ	はっしゃくがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	高山市たかやまし	4.7
青屋川あおやがわ	あおやがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	高山市たかやまし	5.4
九蔵くぞう川がわ	くぞうがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	高山市たかやまし	1.0
秋神川あきがみがわ	あきがみがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	高山市たかやまし	5.1
道後どうご谷川たにがわ	どうごだにがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	高山市たかやまし	3.3
塩蔵えんぞう川がわ	えんぞうがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	高山市たかやまし	2.7
黍生きびゅう川がわ	きびふがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	高山市たかやまし	1.8
小長こなが谷川たにがわ	こながたにがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	高山市たかやまし	0.8
脇わき谷川たにがわ	わきたにがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	高山市たかやまし	0.0
日和田ひよりだ川がわ	ひわだがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	高山市たかやまし	8.0
幕まく岩川いわかわ	まくいわがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	高山市たかやまし	4.0
沢尻さわじり川がわ	さわじりがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	恵那えな市し	4.1
中野方川なかのほうがわ	なかのほがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	恵那えな市し	10.5
力石ちからいし川がわ	ちからいしがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	恵那えな市し	1.1
千田せんだ川がわ	せんだがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	恵那えな市し	3.2
和田川わだがわ	わだがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	恵那えな市し、中津川なかつがわ市し	9.0
柏ケ根かしがね川がわ	かしがねがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	3.9
阿木川あぎがわ	あぎがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく 岐阜ぎふ県けん	恵那えな市し、中津川なかつがわ市し	16.9
濁川にごりかわ	にごりがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	恵那えな市し、中津川なかつがわ市し	4.0
横町よこちょう川かわ	よこまちがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	恵那えな市し	1.7
永田川ながたがわ	ながたがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	恵那えな市し	5.2
田た違たがえ川かわ	たちがいがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	恵那えな市し	2.5
定てい蓮はちす寺川てらがわ	じょうれんじがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	恵那えな市し	1.5
飯沼いいぬま川がわ	いいぬまがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	恵那えな市し、中津川なかつがわ市し	9.4
岩村いわむら川がわ	いわむらがわ	2次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく	恵那えな市し	8.4
湯ゆ壺川こせん	ゆつぼがわ	3次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく	恵那えな市し	1.4
富田川とんだがわ	とみだがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	恵那えな市し	5.5
吉田川よしだがわ	よしだがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	恵那えな市し	2.4
飯羽間いいばま川がわ	いいばまがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	恵那えな市し	3.3
一色いっしょく川かわ	いしきがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	恵那えな市し	2.2
野田川のだがわ	のだがわ	2次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく	中津川なかつがわ市し	1.1
久ひさ須田すだ川がわ	くすだがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	1.9
寺川てらがわ	てらがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	2.8
千旦林せんだんばやし川がわ	せんだばやしがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	6.0
坂本川さかもとがわ	さかもとがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	3.6
一之瀬川いちのせがわ	いちのせがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	4.7
付知川つけちがわ	つけちがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	27.5
狩宿かりしゅく川がわ	かりやどがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	5.3
麦むぎ搗川	むぎつぎがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	3.0
木積きづみ沢川そうごう	きずみさわがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	2.5
松島まつしま川がわ	まつしまがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	2.7
長根ながね川がわ	ちょうねがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	3.5
柏原かしわばら川がわ	かしわばらがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	5.0
横川よこかわ	よこがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	3.7
山やまの田た川がわ	やまのだがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	3.6
中津川なかつがわ	なかつがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	14.0
四よんツ目川めがわ	よつめがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	2.6
後田うしろだ川がわ	うしろだがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	2.6
前川まえかわ	まえかわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	2.2
落合川おちあいがわ	おちあいがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	3.7
湯舟ゆぶね沢川そうごう	ゆぶねざわがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	5.7
島田しまだ川がわ	しまだがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	2.8
牧沢まきざわ川がわ	まきさわがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	1.8
外そと洞川どろがわ	そでぼらがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	5.0
川上川かわかみがわ	かわうえがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	中津川なかつがわ市し	9.9
坪川つぼかわ	つぼがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち	6.1
塚野つかの川かわ	つかのがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち	2.7
長谷川はせがわ	はせがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち	3.3
蘭川あららぎがわ	あららぎがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち	12.0
細野ほその沢さわ	ほそのざわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち	1.5
男おとこ埵川	おたるがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち	3.9
押手おして沢さわ	おしてざわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち	1.0
額がく付づけ川かわ	ひたいつけがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち	2.2
南沢みなみさわ川がわ	みなみさわがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち	3.5
鍋割川なべわりがわ	なべわりがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち	2.8
桂川かつらがわ	かつらがわ	3次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち	5.0
長者ちょうじゃ畑はた川がわ	ちょうじゃばたがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち	3.0
与川よがわ	よがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち、大桑おおが村むら	7.5
胡桃くるみ田川たがわ	くるみだがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち	1.6
下山しもやま沢川さわかわ	しもやまざわがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち	4.4
南沢みなみさわ川がわ	みなみさわがわ	3次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち	2.1
上山うえやま沢川さわかわ	かみやまさわがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち	5.9
柿かき其川そのかわ	かきぞれがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち	10.9
岩倉いわくら沢さわ	いわくらさわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	南木曽なぎそ町まち	3.0
阿寺川あてらがわ	あでらがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	大桑おおが村むら	12.9
二に段だん田川たがわ	にだんだがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	大桑おおが村むら	2.3
長通ながどおり川がわ	ながどうりがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	大桑おおが村むら	0.8
殿しんがり小川おがわ	とのおがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	大桑おおが村むら	6.4
上田うえだ沢さわ	かみたざわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	大桑おおが村むら	1.5
伊那いな川がわ	いながわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	大桑おおが村むら	16.4
浦川うらかわ	うらかわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	大桑おおが村むら	4.8
越こし百川ももかわ	こすもがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	大桑おおが村むら	6.6
けさざわ川がわ	けさざわがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	大桑おおが村むら	5.9
福ぶく栃沢とちざわ	ふくとちさわ	3次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	大桑おおが村むら	0.8
東川ひがしがわ本谷川ほんたにかわ	ひがしかわほんたにがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	大桑おおが村むら	3.9
カナ沢さわ	かなざわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	大桑おおが村むら	0.9
滑川なめかわ	なめかわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	上松うえまつ町まち	8.7
中沢なかざわ	なかざわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	上松うえまつ町まち	2.2
小川おがわ	おがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	上松うえまつ町まち	17.0
十王じゅうおう沢川さわかわ	じゅうおうざわがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	上松うえまつ町まち	7.0
王滝川おうたきがわ	おおたきがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち、王滝おうたき村むら	53.8
本ほん洞川どろがわ	ほんぼらがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	7.6
西野川にしのがわ	にしのがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	26.7
白川しらかわ	しらかわ	3次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	10.0
湯川ゆかわ	ゆかわ	3次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	8.9
鹿しかノ瀬川せかわ	かのせがわ	3次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	0.3
末川すえかわ	すえかわ	3次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	11.4
把わの沢川さわかわ	たばのさわがわ	4次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	3.6
ヒゲ沢川そうごう	ひげさわがわ	4次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	3.0
冷川ひやかわ	つめたがわ	3次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	5.6
西又にしまた川がわ	にしまたがわ	3次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	5.0
藤沢川ふじさわがわ	ふじさわがわ	3次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	2.6
樽沢たるさわ	たるざわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	王滝おうたき村むら	4.7
大又川おおまたがわ	おおまたがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	王滝おうたき村むら	7.4
溝口みぞぐち川がわ	みぞぐちがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	王滝おうたき村むら	4.0
鈴すずケ沢さわ	すずがさわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	王滝おうたき村むら	3.6
鯎川	うぐいがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	王滝おうたき村むら	14.4
小俣おばた川がわ	おまたがわ	3次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	王滝おうたき村むら	3.0
濁沢川にごりさわがわ	にごりざわがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	王滝おうたき村むら	5.2
下した黒沢くろさわ	しもくろさわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	王滝おうたき村むら	0.7
白はく谷川たにがわ	しらたにがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	王滝おうたき村むら	1.0
枝川えだがわ	えだがわ	3次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	王滝おうたき村むら	0.6
中沢なかざわ川がわ	なかざわがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	5.0
八沢はっさわ川がわ	やざわがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	6.3
黒川くろかわ	くろかわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	12.2
幸さいわい沢川さわかわ	こうざわがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	7.6
西洞さいと川がわ	にしほらがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	4.1
上小川かみおがわ	かみおがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	2.0
熊沢川くまざわがわ	くまざわがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	6.4
正せい沢川そうごう	しょうざわがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	11.2
濃こケ池川いけがわ	のうがいけがわ	2次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	6.7
神かみ谷川たにがわ	かみやがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木曽きそ町まち	3.0
菅川すがかわ	すげがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木祖きそ村むら	3.9
塩沢しおざわ川がわ	しおざわがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木祖きそ村むら	7.7
笹川ささかわ	ささがわ	1次じ支ささえ川かわ	長野ながの県けん	木祖きそ村むら	8.7

揖斐川いびがわの支流しりゅう

揖斐川いびがわは木曽川きそがわの1次じ支ささえ川かわとされるが、下記かき表ひょう中ちゅうでは本川ほんがわとし、以下いかの支ささえ川かわは揖斐川いびがわに対たいしての次数じすうを示しめす。

河川かせん	よみ	次数じすう	管理かんり者しゃ	主おもな経過けいか地ち	河川かせん延長えんちょう （km）	備考びこう
揖斐川いびがわ	いびがわ	本川ほんがわ （木曽川きそがわ1次じ支ささえ川かわ）	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく 岐阜ぎふ県けん
新堀しんぼり川がわ	しんぼりがわ	1次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
長良川ながらがわ	ながらがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく 岐阜ぎふ県けん			本川ほんがわの支流しりゅうは長良川ながらがわの支流しりゅうを参照さんしょう。
大山おおやま田川たがわ	おおやまだがわ	1次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
沢さわ北川きたがわ	さわきたがわ	1次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
東川ひがしがわ	あずまがわ	2次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
流石さすが川かわ	さざれいしがわ	1次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
三さん砂川すながわ	みすながわ	1次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
新田川にいだがわ	しんでんがわ	1次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
肱江ひじえ川がわ 大谷川おおたにがわ	ひじえがわ おおたにがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく 三重みえ県けん	桑名くわな市し
大杉谷川おおすぎだにがわ	おおすぎだにがわ	2次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
落合川おちあいがわ	おちあいがわ	2次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
南みなみ谷川たにがわ	みなみだにがわ	2次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
奥おく南みなみ谷川たにがわ	おくみなみだにがわ	3次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
田代川たしろかわ	たしろがわ	2次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
多度たど川がわ 狼おおかみ谷川たにがわ	たどがわ おおかみだにがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく 三重みえ県けん	桑名くわな市し
赤沢川あかさわかわ	あかざわがわ	2次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
赤谷川あかだんがわ	あかたにがわ	2次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
落葉らくよう川がわ	おちばがわ	2次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
福江ふくえ川がわ	ふくえがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	海津かいづ市し	2.3
大江おおえ川がわ	おおえがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	海津かいづ市し	13.2
東大とうだい江川えがわ	ひがしおおえがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	海津かいづ市し	7.3
中江川なかえがわ	なかえがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	海津かいづ市し	5.6
帆ほ引川	ほびきがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	海津かいづ市し	0.7
山やま除川よけがわ	やまよけがわ	1次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん 岐阜ぎふ県けん	桑名くわな市し、海津かいづ市し	6.8
長ちょう除川よけがわ	ながよけがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	海津かいづ市し	3.5
田鶴たづる川がわ	たづるがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	海津かいづ市し	3.8
三さん切川きれかわ	みきりがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	海津かいづ市し	0.3
津屋つや川がわ	つやがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	海津かいづ市し、養老ようろう町まち	13.8
五ご三さん川がわ	ごさんがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	養老ようろう町まち、海津かいづ市し	6.1
大だい榑川	おおぐれがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	海津かいづ市し、養老ようろう町まち、輪之内わのうち町まち	4.2
大だい榑川放水ほうすい路ろ	おおぐれがわほうすいろ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	輪之内わのうち町まち、養老ようろう町まち	0.3
牧田川まきだがわ	まきたがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく 岐阜ぎふ県けん	養老ようろう町まち、輪之内わのうち町まち、大垣おおがき市し	37.2
水門すいもん川がわ	すいもんがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	輪之内わのうち町まち、大垣おおがき市し	14.5
中之なかの江川えがわ	なかのえがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	大垣おおがき市し	5.8
新規しんき川かわ 曽根そね川がわ	しんきがわ そねがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	大垣おおがき市し	2.9
加納かのう川がわ	かのうがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	大垣おおがき市し	1.9
杭くい瀬川せかわ	くいせがわ	2次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく 岐阜ぎふ県けん	輪之内わのうち町まち、大垣おおがき市し、養老ようろう町まち	23.9
小畑おばた川がわ	おばたがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	養老ようろう町まち	4.7
相川あいかわ	あいかわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	養老ようろう町まち、大垣おおがき市し、垂井たるい町まち、 関ケ原せきがはら町まち	18.1
色目いろめ川がわ	いろめがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	大垣おおがき市し、養老ようろう町まち	3.0
大谷川おおたにがわ	おおたにがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	養老ようろう町まち	8.4
矢道やみち川がわ	やみちがわ	5次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	養老ようろう町まち	1.1
薬師川やくしかわ	やくしがわ	5次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	養老ようろう町まち	1.9
泥どろ川かわ	どろかわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	大垣おおがき市し、養老ようろう町まち、垂井たるい町まち	4.8
梅うめ谷川たにがわ	うめたにがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	垂井たるい町まち、池田いけだ町まち	4.5
大滝川おおだきがわ	おおたきがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	垂井たるい町まち	5.2
岩手いわて川がわ	いわてがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	垂井たるい町まち	4.5
大だい栗毛くりげ川かわ	おおくりげがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	関ケ原せきがはら町まち	1.5
菅かん野川のがわ	すがのがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	大垣おおがき市し、神戸こうべ町まち	3.5
奥川おくがわ	おくかわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	大垣おおがき市し、池田いけだ町まち、神戸こうべ町まち	3.0
東川ひがしがわ	ひがしかわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	池田いけだ町まち	5.3
中川なかがわ	なかがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	池田いけだ町まち	2.1
深町ふかまち川かわ	ふかまちがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	池田いけだ町まち	1.7
金きむ草川くさかわ	かなくさがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	養老ようろう町まち	5.4
石畑いしはた川がわ	いしばたがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	養老ようろう町まち	0.9
五日いつか市川いちかわ	いつかいちがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	養老ようろう町まち	3.0
藤ふじ古川ふるかわ	ふじこがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん 滋賀しが県けん	大垣おおがき市し、関ケ原せきがはら町まち、米原まいばら市し	9.5
今須います川がわ	いますがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	大垣おおがき市し、関ケ原せきがはら町まち	11.3
赤尾あかお川がわ 古田ふるた川がわ	あかおがわ ふるたがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん 三重みえ県けん	大垣おおがき市し、いなべ市し	3.3
東谷ひがしたに川がわ	ひがしだにがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	大垣おおがき市し	1.9
平野ひらの井川いかわ	ひらのいがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	大垣おおがき市し、瑞穂みずほ市し、神戸こうべ町まち	3.0
東平野ひがしひらの井川いかわ	ひがしひらのいがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	神戸こうべ町まち	2.8
根尾川ねおがわ （根尾西谷川ねおにしだにがわ）	ねおがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく 岐阜ぎふ県けん	神戸こうべ町まち、瑞穂みずほ市し、大野おおの町まち、 本巣もとす市し、揖斐川いびがわ町まち	47.2
花田はなた川がわ	はなだがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	大野おおの町まち、神戸こうべ町まち	9.2
三水さみず川がわ	みみずがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	大野おおの町まち	12.3
管かん瀬川せかわ	くだせがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	揖斐川いびがわ町まち	6.5
府内ふない川がわ	ふないがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	揖斐川いびがわ町まち	2.6
根尾東谷川ねおひがしだにがわ	ねおひがしたにがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	本巣もとす市し	18.8
桂川かつらがわ	かつらがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	大野おおの町まち、揖斐川いびがわ町まち	4.4
白石川しらいしがわ	しらいしがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	揖斐川いびがわ町まち	3.3
粕川かすかわ	かすかわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	揖斐川いびがわ町まち、池田いけだ町まち	18.2
高橋たかはし谷川たにがわ	たかはしだにがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	揖斐川いびがわ町まち	6.0
長谷川はせがわ	ながたにがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	揖斐川いびがわ町まち	5.5
表おもて川かわ	おもてがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	揖斐川いびがわ町まち	2.0
飛鳥川あすかがわ	あすかがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	揖斐川いびがわ町まち	5.5
高知こうち川がわ	たかちがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	揖斐川いびがわ町まち	7.5
日坂にっさか川がわ	ひさかがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	揖斐川いびがわ町まち	6.5
坂内川さかうちがわ	さかうちがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく 岐阜ぎふ県けん	揖斐川いびがわ町まち	18.4
白川しらかわ	しろかわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	揖斐川いびがわ町まち	8.2
大谷川おおたにがわ	おおたにがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	揖斐川いびがわ町まち	3.2
広瀬ひろせ浅又川あざまたがわ	ひろせあさまたがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	揖斐川いびがわ町まち	2.2
原はら谷川たにがわ	はらたにがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく	揖斐川いびがわ町まち	0.1
白はく谷川たにがわ	しろたにがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく	揖斐川いびがわ町まち	3.2
上うえノ谷川たにがわ	うえのたにがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく	揖斐川いびがわ町まち	1.8
シツ谷川たにがわ	しつたにがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく	揖斐川いびがわ町まち	1.5
西にし谷川たにがわ	にしたにがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく 岐阜ぎふ県けん	揖斐川いびがわ町まち	12.5
漆うるし谷川たにがわ	うるしたにがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく	揖斐川いびがわ町まち	2.7
磯谷川いそやがわ	いそたにがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく	揖斐川いびがわ町まち	2.5
鬼生谷おにゅうだに川がわ	おにうたにがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく	揖斐川いびがわ町まち	2.5
扇おうぎ谷川たにがわ	おおぎたにがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく	揖斐川いびがわ町まち	3.4
西赤谷にしあかたに川がわ	にしあかたにがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく	揖斐川いびがわ町まち	1.2

長良川ながらがわの支流しりゅう

長良川ながらがわは木曽川きそがわの2次じ支ささえ川かわ（及および揖斐川いびがわの1次じ支ささえ川かわ）とされるが、下記かき表ひょう中ちゅうでは本川ほんがわとし、以下いかの支ささえ川かわは長良川ながらがわに対たいしての次数じすうを示しめす。

河川かせん	よみ	次数じすう	管理かんり者しゃ	主おもな経過けいか地ち	河川かせん延長えんちょう （km）	備考びこう
長良川ながらがわ	ながらがわ	本川ほんがわ （木曽川きそがわ2次じ支ささえ川かわ）	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく 岐阜ぎふ県けん
長島ながしま川がわ	ながしまがわ	1次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
新川しんかわ	しんかわ	2次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
長島ながしま川がわ放水ほうすい路ろ	ながしまがわほうすいろ	2次じ支ささえ川かわ	三重みえ県けん	桑名くわな市し
桑原くわはら川がわ	くわばらがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	羽島はしま市し	8.4
犀川さいがわ	さいかわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく 岐阜ぎふ県けん	大垣おおがき市し、瑞穂みずほ市し、本巣もとす市し	12.9
天王てんのう川がわ	てんのうがわ	2次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく 岐阜ぎふ県けん	瑞穂みずほ市し、北方きたかた町まち	9.0
中川なかがわ	なかがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	瑞穂みずほ市し、本巣もとす市し	6.7
天王てんのう川がわ放水ほうすい路ろ	てんのうがわほうすいろ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し、瑞穂みずほ市し
新堀しんぼり川がわ	しんぼりがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	瑞穂みずほ市し	2.4
高野川こうのかわ	たかのがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	瑞穂みずほ市し	0.3
新しん高野川こうのかわ	しんたかのがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	瑞穂みずほ市し	0.2
五ご六ろく川がわ	ごろくがわ	2次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく	瑞穂みずほ市し	7.6
起おこり証しょう田川たがわ	きしょうでんがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	瑞穂みずほ市し	0.3
宝江ほうえ川がわ	ほうえがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん 瑞穂みずほ市し	瑞穂みずほ市し	2.6
長ちょう護まもる寺川てらがわ	ちょうごじがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	瑞穂みずほ市し	4.0
政田まさだ川がわ	まさだがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	本巣もとす市し、瑞穂みずほ市し	2.4
境川さかいがわ	さかいがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	羽島はしま市し、岐阜ぎふ市し、笠松かさまつ町まち、 岐南ぎなん町まち、各務原かがみはら市し	22.9
新しん荒田あらだ川がわ	しんあらたがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し	11.1
岩戸いわと川がわ	いわどがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し	1.0
岩地いわち川がわ	いわちがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	各務原かがみはら市し、岐阜ぎふ市し	2.4
大江おおえ川がわ	おおえがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し	11.3
荒田あらだ川がわ	あらたがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し	6.4
論田ろんでん川がわ	ろんでんがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し	2.7
糸貫いとぬき川がわ	いとぬきがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	瑞穂みずほ市し、本巣もとす市し、北方きたかた町まち	15.2
伊自良川いじらがわ	いじらがわ	1次じ支ささえ川かわ	中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく 岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し、山県やまがた市し	18.1
根尾川ねおがわ （古こ根尾川ねおがわ）	ねおがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し	4.5
板屋いたや川がわ	いたやがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し、本巣もとす市し	9.4
早田川わさだがわ	そうでんがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し	3.5
則武のりたけ川がわ	のりたけがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し	0.1
新堀しんぼり川がわ	しんぼりがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し	3.0
正木まさき川がわ	まさきがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し	4.8
鷺さぎ山川やまかわ	さぎやまがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し	0.3
鳥羽川とばがわ 大桑おおが川がわ	とばがわ おおががわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し、山県やまがた市し	14.9
天神川てんじんかわ	てんじんがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し	3.6
新川しんかわ	しんかわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し、山県やまがた市し	3.5
石田川いしだがわ	いしだがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	山県やまがた市し、岐阜ぎふ市し	8.0
椎倉しぐら川がわ	しぐらがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	山県やまがた市し	1.5
東川ひがしがわ	ひがしがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	山県やまがた市し	1.3
椿川つばきかわ	つばきがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	山県やまがた市し	0.3
城田寺きだいじ川がわ	きだいじがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し	0.4
しびり川かわ	しびりがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	山県やまがた市し	1.9
両りょう満川みつかわ	りょうまんがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し	5.3
山田川やまだかわ	やまだがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し、関せき市し	4.6
津保川つぼがわ	つぼがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し、関せき市し、富加とみか町まち	45.8
関川せきかわ	せきがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	関せき市し	3.0
吉田川よしだがわ	きったがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	関せき市し	2.9
蜂屋はちや川がわ	はちやがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	関せき市し、美濃加茂みのかも市し	9.9
詰つめ田川たがわ	つめたがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	富加とみか町まち、美濃加茂みのかも市し	4.1
川浦かわうら川がわ	かわうらがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	富加とみか町まち、美濃加茂みのかも市し	13.7
大洞川おおぼらがわ	おおぼらがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	富加とみか町まち、美濃加茂みのかも市し	4.0
廿にじゅう屋や川かわ	つづやがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	美濃加茂みのかも市し	4.8
太ふとし市川いちかわ	たいちがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	美濃加茂みのかも市し	0.8
納おさめ古川ふるかわ	のこがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	美濃加茂みのかも市し、川辺かわべ町まち	1.0
志津野しつの川がわ	しつのがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	富加とみか町まち、関せき市し	3.0
小野川おのがわ	おのがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	関せき市し、美濃みの市し	3.7
轡くつわ野川のがわ	くつわのがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	関せき市し	2.8
祖父そふ川かわ川がわ	そぶかわがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	関せき市し	3.7
中之保なかのほ川がわ	なかのほがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	関せき市し	4.8
水成川みずなりかわ	みずなりがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	関せき市し	2.5
武たけ儀ただし倉川くらかわ	むぎくらがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	関せき市し	5.3
小那比おなび川がわ	おなびがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	関せき市し、郡上こおりかみ市し	8.0
少しょう合川あいかわ	しょうごうがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	関せき市し	2.3
福富ふくとみ川がわ	ふくとみがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふ市し	1.6
武儀川むぎがわ	むぎがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	関せき市し、岐阜ぎふ市し、山県やまがた市し	24.2
エゴ川かわ	えごがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	関せき市し、山県やまがた市し	2.2
西洞さいと川がわ	にしぼらがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	山県やまがた市し	1.8
日永ひなが谷川たにがわ	ひながたにがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	山県やまがた市し	2.6
出戸川でとがわ	でとがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	山県やまがた市し	1.8
船越ふなこし川がわ	ふなこしがわ	4次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	山県やまがた市し	2.7
神崎川かんざきがわ	かんざきがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	山県やまがた市し	4.8
伊い往戸川かわ	いおうどがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	山県やまがた市し	7.6
余よ取と川かわ	よとりがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	美濃みの市し	4.2
板取川いたどりがわ	いたどりがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	美濃みの市し、関せき市し	37.3
片知川かたじがわ	かたちがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	美濃みの市し	5.9
神洞かんぼら川がわ	かんぼらがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	美濃みの市し	2.7
半道はんどう川がわ	はみちがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	美濃みの市し	2.9
柿野かきの川がわ	かきのがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	関せき市し、山県やまがた市し	4.6
川浦かわうら谷川たにがわ	かおれだにがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	関せき市し	4.2
西にしケ洞谷ほらだに川がわ	にしがほらたにがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	関せき市し	12.9
粥かゆ川かわ	かゆかわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	3.1
亀尾島川きびしまがわ	きびしまがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	22.2
吉田川よしだがわ	よしだがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	21.6
小駄良川こだらかわ	こだらがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	6.0
神路かんじ川がわ	かんじがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	8.0
落部おとしべ谷川たにがわ	おちべだにがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	4.4
栗巣くりす川がわ	くりすがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	10.0
古道川ふるみちかわ	ふるみちがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	4.7
大間見おおまみ川がわ	おおまみがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	9.0
小間見こまみ川がわ	こまみがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	6.0
牛うし道川みちかわ	うしみちがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	9.2
阿多岐あたぎ川がわ	あたぎがわ	2次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	4.8
板倉いたくら川がわ	いたくらがわ	3次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	1.3
曽部そべ地ち川かわ	そべじがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	2.9
鷲見わしみ川がわ	すみがわ	1次じ支ささえ川かわ	岐阜ぎふ県けん	郡上こおりかみ市し	3.0

主おもな河川かせん施設しせつ

木曽川きそがわ水系すいけいでは、まず水力すいりょく発電はつでんによる電源でんげん開発かいはつが行おこなわれた。大井おおいダムを皮切かわきりに木曽川きそがわ・飛騨川ひだがわに数すう多おおくのダム・発電はつでん所しょが建設けんせつされ、日本にっぽん土木どぼく史しの先駆さきがけとなった。

施設しせつ一覧いちらん

本流ほんりゅう・ 一いち次じ支流しりゅう	二に次じ支流しりゅう	三さん次じ支流しりゅう	ダム	型式けいしき	高たかさ	総そう貯水ちょすい容量ようりょう	事業じぎょう者しゃ	備考びこう
木曽川きそがわ			味噌みそ川かわダム	ロックフィル	140.0	61,000	水みず資源しげん機構きこう
木曽川きそがわ			読書どくしょダム	重力じゅうりょく	32.1	4,351	関西電力かんさいでんりょく
木曽川きそがわ			山口やまぐちダム	重力じゅうりょく	38.6	3,484	関西電力かんさいでんりょく
木曽川きそがわ			落合おちあいダム	重力じゅうりょく	33.3	3,872	関西電力かんさいでんりょく	通達つうたつ第だい二に類るいダム
木曽川きそがわ			大井おおいダム	重力じゅうりょく	53.4	29,400	関西電力かんさいでんりょく	通達つうたつ第だい二に類るいダム
木曽川きそがわ			笠置かさぎダム	重力じゅうりょく	40.8	14,121	関西電力かんさいでんりょく	通達つうたつ第だい二に類るいダム
木曽川きそがわ			丸山まるやまダム	重力じゅうりょく	98.2	79,520	国土こくど交通省こうつうしょう 関西電力かんさいでんりょく	再さい開発かいはつ中なか
木曽川きそがわ			新しん丸山まるやまダム	重力じゅうりょく	122.5	146,000	国土こくど交通省こうつうしょう	事業じぎょう見直みなおし対象たいしょう
木曽川きそがわ			兼山かねやまダム	重力じゅうりょく	36.3	9,393	関西電力かんさいでんりょく
木曽川きそがわ			今渡いまわたりダム	重力じゅうりょく	34.3	9,470	関西電力かんさいでんりょく
木曽川きそがわ			犬山いぬやま頭首とうしゅ工こう	堰せき	-	-	農林水産省のうりんすいさんしょう
木曽川きそがわ			木曽川きそがわ大堰おおせぎ	堰せき	-	-	水みず資源しげん機構きこう
王滝川おうたきがわ			三浦みうらダム	重力じゅうりょく	83.2	62,216	関西電力かんさいでんりょく
王滝川おうたきがわ			王滝川おうたきがわダム	重力じゅうりょく	18.2	589	関西電力かんさいでんりょく
王滝川おうたきがわ			牧尾まきおダム	ロックフィル	104.5	75,000	水みず資源しげん機構きこう	通達つうたつ第だい一類いちるいダム 再さい開発かいはつ中ちゅう
王滝川おうたきがわ			常盤ひたちダム	重力じゅうりょく	24.1	1,288	関西電力かんさいでんりょく
王滝川おうたきがわ			木曽きそダム	重力じゅうりょく	35.2	4,367	関西電力かんさいでんりょく
伊奈川いながわ			伊奈川いながわダム	重力じゅうりょく	43.0	803	関西電力かんさいでんりょく
付知川つけちがわ	加子母川かしもかわ		加子母かしも防災ぼうさいダム	重力じゅうりょく	35.6	733	岐阜ぎふ県けん
阿木川あぎがわ			阿木川あぎがわダム	ロックフィル	102.0	48,000	水みず資源しげん機構きこう
阿木川あぎがわ	富田川とんだがわ		岩村いわむらダム	重力じゅうりょく	35.8	280	岐阜ぎふ県けん
中野方川なかのほうがわ			中野方なかのほうダム	重力じゅうりょく	43.5	411	岐阜ぎふ県けん
飛騨川ひだがわ			高根たかね第だい一いちダム	アーチ	133.0	43,568	中部電力ちゅうぶでんりょく
飛騨川ひだがわ			高根たかね第だい二にダム	中空なかぞら重力じゅうりょく	69.0	11,927	中部電力ちゅうぶでんりょく
飛騨川ひだがわ			朝日あさひダム	重力じゅうりょく	87.0	25,513	中部電力ちゅうぶでんりょく
飛騨川ひだがわ			久々野くぐのダム	重力じゅうりょく	26.7	1,247	中部電力ちゅうぶでんりょく
飛騨川ひだがわ			小坂こさかダム	堰せき	10.6	-	中部電力ちゅうぶでんりょく
飛騨川ひだがわ			東上田ひがしうえだダム	重力じゅうりょく	18.0	1,065	中部電力ちゅうぶでんりょく
飛騨川ひだがわ			瀬戸せとダム	堰せき	5.4	-	中部電力ちゅうぶでんりょく
飛騨川ひだがわ			下原しもばるダム	重力じゅうりょく	23.9	2,936	中部電力ちゅうぶでんりょく
飛騨川ひだがわ			大船渡おおふなとダム	堰せき	13.0	1,660	中部電力ちゅうぶでんりょく
飛騨川ひだがわ			七宗ひちそうダム	堰せき	10.6	783	中部電力ちゅうぶでんりょく
飛騨川ひだがわ			名倉なくらダム	堰せき	13.5	1,151	中部電力ちゅうぶでんりょく
飛騨川ひだがわ			上麻生かみあさおダム	堰せき	13.2	706	中部電力ちゅうぶでんりょく
飛騨川ひだがわ			川辺かわべダム	重力じゅうりょく	27.0	14,492	中部電力ちゅうぶでんりょく
飛騨川ひだがわ	秋神川あきがみがわ		秋あき神しんダム	重力じゅうりょく	74.0	17,584	中部電力ちゅうぶでんりょく
飛騨川ひだがわ	大だいヶ洞川どろがわ		大だいヶ洞ほらダム	重力じゅうりょく	30.0	190	岐阜ぎふ県けん
飛騨川ひだがわ	馬瀬川まぜかわ		西村にしむらダム	重力じゅうりょく	19.5	276	中部電力ちゅうぶでんりょく
飛騨川ひだがわ	馬瀬川まぜかわ		岩屋いわやダム	ロックフィル	127.5	173,500	水みず資源しげん機構きこう
飛騨川ひだがわ	馬瀬川まぜかわ		馬瀬川まぜかわ第だい二にダム	重力じゅうりょく	44.5	9,736	中部電力ちゅうぶでんりょく
飛騨川ひだがわ	細尾ほそお谷たに		細尾ほそお谷たにダム	重力じゅうりょく	22.4	71	中部電力ちゅうぶでんりょく
水無瀬みなせ川がわ			水無瀬みなせダム	重力じゅうりょく	43.5	1,042	岐阜ぎふ県けん	事業じぎょう見直みなおし対象たいしょう
加茂川かもがわ	蜂屋はちや川がわ		蜂屋はちや調整ちょうせい池ち	アース	30.0	550	水みず資源しげん機構きこう
可児川かにがわ			松野まつのダム	アース	26.7	3,313	水みず資源しげん機構きこう 岐阜ぎふ県けん
可児川かにがわ	久々利くくり川がわ		小渕おぶちダム	ロックフィル	18.4	552	岐阜ぎふ県けん
長良川ながらがわ			長良川ながらがわ河口かこう堰せき	堰せき	-	38,700	水みず資源しげん機構きこう
長良川ながらがわ	牛うし道川みちかわ	阿多岐あたぎ川がわ	阿多岐あたぎダム	重力じゅうりょく	71.4	2,550	岐阜ぎふ県けん
長良川ながらがわ	亀尾島川きびしまがわ		内うちヶ谷たにダム	重力じゅうりょく	81.7	9,100	岐阜ぎふ県けん	事業じぎょう見直みなおし対象たいしょう
長良川ながらがわ	板取川いたどりがわ	西にしヶ洞谷ほらだに川がわ	川浦かわうらダム	アーチ	107.5	10,000	中部電力ちゅうぶでんりょく
長良川ながらがわ	伊自良川いじらがわ		伊自良いじらダム	アース	17.1	547	岐阜ぎふ県けん
揖斐川いびがわ			徳山とくやまダム	ロックフィル	161.0	660,000	水みず資源しげん機構きこう
揖斐川いびがわ			横山よこやまダム	中空なかぞら重力じゅうりょく	80.8	43,000	国土こくど交通省こうつうしょう	再さい開発かいはつ中ちゅう
揖斐川いびがわ			久瀬くぜダム	重力じゅうりょく	34.0	4,631	中部電力ちゅうぶでんりょく
揖斐川いびがわ			西平にしだいらダム	重力じゅうりょく	31.5	4,490	中部電力ちゅうぶでんりょく
揖斐川いびがわ			岡島おかじま頭首とうしゅ工こう	堰せき	-	-	土地とち改良かいりょう区く	農林水産省のうりんすいさんしょう施工しこう
揖斐川いびがわ	坂内川さかうちがわ		神岳かんたけダム	重力じゅうりょく	20.0	215	イビデン
揖斐川いびがわ	高橋たかはし谷川たにがわ		高橋たかはし谷たにダム	重力じゅうりょく	18.5	39	中部電力ちゅうぶでんりょく
揖斐川いびがわ	根尾川ねおがわ		金原かなはらダム	堰せき	-	-	中部電力ちゅうぶでんりょく
揖斐川いびがわ	根尾川ねおがわ	根尾東谷川ねおひがしだにがわ	上大須かみおおすダム	ロックフィル	98.0	12,000	中部電力ちゅうぶでんりょく
揖斐川いびがわ	牧田川まきだがわ		牧田川まきだがわ頭首とうしゅ工こう	堰せき	-	-	水みず資源しげん機構きこう
揖斐川いびがわ	牧田川まきだがわ	東谷ひがしたに川がわ	打上うちあげ調整ちょうせい池ち	アース	29.7	2,260	水みず資源しげん機構きこう
揖斐川いびがわ	牧田川まきだがわ	藤ふじ古川ふるかわ	藤ふじ古川ふるかわダム	堰せき	-	-	関ケ原せきがはら町まち
揖斐川いびがわ	牧田川まきだがわ	岩手いわて川がわ	不破ふわ北部ほくぶ防災ぼうさいダム	アース	42.5	1,128	岐阜ぎふ県けん
木曽川きそがわ用水ようすい			上飯田かみいいだ調整ちょうせい池ち	アース	16.1	70	水みず資源しげん機構きこう
愛知あいち用水ようすい	（境川さかいがわ）	（前川まえかわ）	愛知あいち池ち	アース	31.0	9,100	水みず資源しげん機構きこう
愛知あいち用水ようすい			三好池みよしいけ	アース	20.0	2,235	水みず資源しげん機構きこう
愛知あいち用水ようすい			佐布里池そうりいけ	アース	21.0	5,300	水みず資源しげん機構きこう

（備考びこう）2010年ねん（平成へいせい22年ねん）現在げんざいのデータ。黄色おうしょく欄らんは施工しこう中ちゅう、桃色ももいろ欄らんは民主党みんしゅとう政権せいけんにより2009年ねん（平成へいせい21年ねん）12月がつ事業じぎょうの再さい検討けんとうを求もとめられているダム。

用水路ようすいろ一覧いちらん

用水路ようすいろ名めい	所在地しょざいち	取水しゅすい河川かせん	水源すいげん	取水しゅすい口こう	管理かんり主体しゅたい
愛知あいち用水ようすい	岐阜ぎふ県けん 愛知あいち県けん	木曽川きそがわ 長良川ながらがわ	牧尾まきおダム 阿木川あぎがわダム 味噌みそ川かわダム 長良川ながらがわ河口かこう堰せき（緊急きんきゅう時じ）	兼山かねやまダム	水みず資源しげん機構きこう水路すいろ事業じぎょう部ぶ
木曽川きそがわ用水ようすい	岐阜ぎふ県けん 愛知あいち県けん 三重みえ県けん	木曽川きそがわ 飛騨川ひだがわ	岩屋いわやダム	上麻生かみあさおダム 木曽川きそがわ大堰おおせぎ	水みず資源しげん機構きこう水路すいろ事業じぎょう部ぶ
東ひがし濃こ用水ようすい	岐阜ぎふ県けん	木曽川きそがわ	牧尾まきおダム 阿木川あぎがわダム 味噌みそ川かわダム	落合おちあいダム	岐阜ぎふ県けん
曽代そだい用水ようすい	岐阜ぎふ県けん	長良川ながらがわ	長良川ながらがわ左岸さがん（美濃みの市し曽代そだい）	天神てんじん大橋おおはし付近ふきん	曽代そだい用水ようすい土地とち改良かいりょう区く
各務かがみ用水ようすい	岐阜ぎふ県けん	長良川ながらがわ	長良川ながらがわ左岸さがん（関せき市し小瀬こせ）	鮎あゆノ瀬せ橋きょう付近ふきん	各務かがみ用水ようすい土地とち改良かいりょう区く
席せき田た用水ようすい 真桑まくわ用水ようすい	岐阜ぎふ県けん	根尾川ねおがわ	根尾川ねおがわ左岸さがん（本巣もとす市し山口やまぐち）	山口やまぐち取水しゅすい口こう	席せき田井だい水すい土地とち改良かいりょう区く 真桑まくわ方かた井い水すい土地とち改良かいりょう区く
西濃せいのう用水ようすい	岐阜ぎふ県けん	揖斐川いびがわ	横山よこやまダム	岡島おかじま頭首とうしゅ工こう	西濃せいのう用水ようすい土地とち改良かいりょう区く
濃こ尾お用水ようすい （木津きづ・宮田みやた・羽島はしま用水ようすい）	愛知あいち県けん 岐阜ぎふ県けん	木曽川きそがわ	丸山まるやまダム	犬山いぬやま頭首とうしゅ工こう	羽島はしま用水ようすい土地とち改良かいりょう区く 宮田みやた用水ようすい土地とち改良かいりょう区く など
三重みえ用水ようすい	岐阜ぎふ県けん 三重みえ県けん	揖斐川いびがわ 員弁川いなべがわ 朝明川あさけがわ 鈴鹿川すずかがわ など	中里なかさとダム 打上うちあげ調整ちょうせい池ち 加佐登かさど調整ちょうせい池ち 宮川みやがわ調整ちょうせい池ち 菰野こもの調整ちょうせい池ち	牧田川まきだがわ頭首とうしゅ工こう など	水みず資源しげん機構きこう水路すいろ事業じぎょう部ぶ

脚注きゃくちゅう

関連かんれん項目こうもく

• 木曽きそ三川さんせん - （木曽川きそがわ、長良川ながらがわ、揖斐川いびがわ）
• 三さん派は川かわ
• 千本せんぼん松原まつばら (岐阜ぎふ県けん)
• 国営こくえい木曽きそ三川さんせん公園こうえん
• 中野なかのの渡わたし
• 船頭せんどう平ひら閘門
• 寝ね覚さとしの床ゆか
• 犬山いぬやま橋きょう
• 日本にっぽんライン
• 日本国にっぽんこく指定してい名勝めいしょうの一覧いちらん
• 尾張おわり広域こういき緑みどり道どう
• 恵那峡えなきょう
• 猿尾さるお堤つつみ
• 川島かわじま町まち
• 白鳥しらとり貯木場じょう
• 日本にっぽん新しん八景はっけい
• 木曾きそ (軽けい巡洋艦じゅんようかん)-木曽川きそがわにちなんで命名めいめいされた旧きゅう日本にっぽん海軍かいぐんの巡洋艦じゅんようかん。太平洋戦争たいへいようせんそうに参加さんかした。
• 日本にっぽんの川かわ一覧いちらん

参考さんこう文献ぶんけん

• 建設省けんせつしょう河川かせん局きょく開発かいはつ課か 「河川かせん総合そうごう開発かいはつ調査ちょうさ実績じっせき概要がいよう」第だい一いち巻かん：1955年ねん11月
• 建設省けんせつしょう河川かせん局きょく開発かいはつ課か 「河川かせん総合そうごう開発かいはつ調査ちょうさ実績じっせき概要がいよう」第だい二に巻かん：1955年ねん11月
• 建設省けんせつしょう河川かせん局きょく監修かんしゅう・全国ぜんこく河川かせん総合そうごう開発かいはつ促進そくしん期成きせい同盟どうめい会かい編へん 「日本にっぽんの多目的たもくてきダム」1963年版ねんばん：山海さんかい堂どう。1963年ねん
• 建設省けんせつしょう河川かせん局きょく監修かんしゅう・全国ぜんこく河川かせん総合そうごう開発かいはつ促進そくしん期成きせい同盟どうめい会かい編へん 「日本にっぽんの多目的たもくてきダム」1972年版ねんばん：山海さんかい堂どう。1972年ねん
• 建設省けんせつしょう河川かせん局きょく監修かんしゅう・全国ぜんこく河川かせん総合そうごう開発かいはつ促進そくしん期成きせい同盟どうめい会かい編へん 「日本にっぽんの多目的たもくてきダム 直轄ちょっかつ編へん」1980年版ねんばん：山海さんかい堂どう。1980年ねん
• 水資源開発公団みずしげんかいはつこうだん 「水資源開発公団みずしげんかいはつこうだん二に十じゅう年ねん史し」：1982年ねん
• 中部電力ちゅうぶでんりょく株式会社かぶしきがいしゃ 「飛騨川ひだがわ - 流域りゅういきの文化ぶんかと電力でんりょく - 」：1978年ねん
• 財団ざいだん法人ほうじん日本にっぽんダム協会きょうかい 「ダム便覧びんらん」
• 榎えのき原はら雅治まさはる 「中世ちゅうせいの東海道とうかいどうをゆく」（中公新書ちゅうこうしんしょ）：2008年ねん

外部がいぶリンク

• 国土こくど交通省こうつうしょう中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく木曽川きそがわ上流じょうりゅう河川かせん事務所じむしょ
• 国土こくど交通省こうつうしょう中部ちゅうぶ地方ちほう整備せいび局きょく木曽川きそがわ下流かりゅう河川かせん事務所じむしょ
• 独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん水すい資源しげん機構きこう中部ちゅうぶ支社ししゃ
• 犬山いぬやま市し観光かんこう情報じょうほう
• 『木曾きそ川がわ』 - コトバンク