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自称「文系出身のエンジニア」で、高校時代は「数学が苦手で偏差値30台だった」「英語もほとんど話せなかった」という<ref name=number120614>[https://number.bunshun.jp/articles/-/231811 カナダGP2位のグロージャンを支えた、“文系”F1エンジニアの小松礼雄。] - Number Web・2012年6月14日</ref>。しかし[[フォーミュラ1]]（F1）チームのエンジニアになりたいという思いから単身渡英し、英会話学校や[[ウォーリック大学]]の大学入学予備コース等を経て、[[ラフバラー大学]]に入学。同大学では自動車工学を専攻し、同専攻の学生の中で2位の成績で[[1999年]]に卒業する<ref name=number120614 />。その後大学院を経て、[[2003年]]に[[B・A・R]]に加入して念願のF1の世界に入る<ref name=toho />。 |
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自称「文系出身のエンジニア」で、高校時代は「数学が苦手で偏差値30台だった」「英語もほとんど話せなかった」という<ref name=number120614>[https://number.bunshun.jp/articles/-/231811 カナダGP2位のグロージャンを支えた、“文系”F1エンジニアの小松礼雄。] - Number Web・2012年6月14日</ref>。しかし[[フォーミュラ1]]（F1）チームのエンジニアになりたいという思いから単身渡英し、英会話学校や[[ウォーリック大学]]の大学入学予備コース等を経て、[[ラフバラー大学]]に入学。同大学では自動車工学を専攻し、同専攻の学生の中で2位の成績で[[1999年]]に卒業する<ref name=number120614 />。その後大学院を経て、[[2003年]]に[[B・A・R]]に加入して念願のF1の世界に入る<ref name=toho />。 |
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== 人物 == |
2024年1月11日 (木) 02:08時点における版
小松 礼雄（こまつ あやお、1976年1月28日 - ）は、日本の自動車技術者。東京都出身。イギリス在住。
主に、モータースポーツの分野にて活動。F1チーム「B・A・R」「ルノー」「ロータス」の技術部門を歴任し、2016年以降は「ハースF1チーム」の要職を務めている。
略歴
父親はベートーヴェン研究家の小松雄一郎[2]。中学時代は「暗記ばかりで物事の本質を教えない」と教師に反発し、中学3年時には「体育以外は自分で勉強する」として図書館に通う毎日だった[2]。
自称「文系出身のエンジニア」で、高校時代は「数学が苦手で偏差値30台だった」「英語もほとんど話せなかった」という[3]。しかしフォーミュラ1（F1）チームのエンジニアになりたいという思いから単身渡英し、英会話学校やウォーリック大学の大学入学予備コース等を経て、ラフバラー大学に入学。同大学では自動車工学を専攻し、同専攻の学生の中で2位の成績で1999年に卒業する[3]。その後大学院を経て、2003年にB・A・Rに加入して念願のF1の世界に入る[1]。
2006年にルノーF1に移籍。2011年にはヴィタリー・ペトロフの担当エンジニアとなり、2012年からはロマン・グロージャンの担当エンジニアとなる。2016年にハースF1チームの創設から参加し、同チームでチーフレースエンジニアとしてレース現場における技術責任者を務める[4]。2019年には技術ディレクター（ディレクター オブ エンジニアリング）に昇格し[5]、2024年にはチーム代表に昇格した。なお、日本人がF1のチーム代表を務めるのは山科忠(当時トヨタF1)以来15年のことである。
人物
日本資本のホンダF1を除けば、F1のチームエグゼクティブでは珍しい日本人であり、特にチーフレースエンジニアという立場上毎レースサーキットに帯同するため、レース中継や専門誌等でコメントを求められることも多い。『オートスポーツ』等の雑誌でコラムも連載するなど、執筆活動も行っている。
レーシングドライバーの中ではロマン・グロージャンと非常に縁が深く、2012年にロータスで初コンビを組んで以降、2020年にグロージャンがハースを離脱するまで9年間も関係が続いていた。信頼も厚く、グロージャン自ら「僕はアヤオと非常に強い関係を築いてきた」と語るほど[6]。また大学院時代には、当時イギリスF3に参戦していた佐藤琢磨のメカニック・エンジニアも務めていたことがある[7]。
愛車遍歴はオペル・アストラワゴン→フォード・エスコートMk1→ミニ→ホンダ・ジャズ→ホンダ・シビック→ロータス・エキシージ→アウディ・A4。2019年現在はアウディは売却し「家族全員で乗れる4シーターのスポーツカー」に乗っているが、サーキット走行用にエキシージもキープしている[7]。
著書
脚注
外部リンク
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※出身組織（本来の所属組織）別に分類。 |
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ラフバラー
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