* C&A with BLACK EYES<ref>[https://www.tv-asahi.co.jp/music/contents/m_lineup/0070/index.html ミュージックステーション 出演者ラインアップ 1988年3月18日放送] テレビ朝日 2020年7月5日閲覧</ref>}}
* C&A with BLACK EYES<ref>[https://www.tv-asahi.co.jp/music/contents/m_lineup/0070/index.html ミュージックステーション 出演者ラインアップ 1988年3月18日放送] テレビ朝日 2020年7月5日閲覧</ref>}}
'''CHAGE and ASKA'''(チャゲ・アンド・アスカ、{{lang-ko-short|''차게 앤 아스카''}}<ref>[https://music.bugs.co.kr/album/218093 Songs Of CHAGE And ASKA - 벅스]{{ko icon}}</ref>、{{lang-zh-cn-short|''恰克与飞鸟''}}<ref>[https://baike.baidu.com/item/%E6%81%B0%E5%85%8B%E4%B8%8E%E9%A3%9E%E9%B8%9F 恰克与飞鸟 - 百度百科]{{zh-cn icon}}</ref>、{{lang-zh-tw-short|''恰克與飛鳥''}}<ref>[https://music-tw.line.me/artist/15887 恰克與飛鳥的專輯、歌曲與介紹 - LINE MUSIC]{{zh-tw icon}}</ref>)は、[[日本]]の[[音楽ユニット]]<ref name="CHAGEandASKA_oricon"/>。通称:'''チャゲアス'''。略表記:'''C&A'''。公式ファンクラブは'''TUG OF C&A'''<ref>[https://www.chage-aska.net/fanclub/ FAN CLUB【CHAGE and ASKA Official Web Site】]{{ja icon}}</ref>。
'''CHAGE and ASKA'''(チャゲ・アンド・アスカ)は、[[日本]]の[[音楽ユニット]]<ref name="CHAGEandASKA_oricon"/>。通称:'''チャゲアス'''。略表記:'''C&A'''。公式ファンクラブは'''TUG OF C&A'''<ref>[https://www.chage-aska.net/fanclub/ FAN CLUB【CHAGE and ASKA Official Web Site】]{{ja icon}}</ref>。
== 概要 ==
== 概要 ==
高校の同級生同士であった[[Chage]]と[[ASKA]]で結成し、1979年に「[[ひとり咲き]]」でデビュー<ref name="CHAGEandASKA_oricon">[https://www.oricon.co.jp/prof/4069/profile/ CHAGE and ASKAのプロフィール | ORICON NEWS] オリコン 2021年11月10日閲覧。</ref>。1980年に「[[万里の河]]」、1986年には「[[モーニングムーン]]」がヒット。1991年に「[[SAY YES (CHAGE&ASKAの曲)|SAY YES]]」が[[オリコンチャート]]13週連続1位を獲得し、ダブルミリオンを記録。1992年にはアルバム『[[SUPER BEST II]]』もダブルミリオンを記録し、アルバム年間1位を獲得。シングルでは「[[if (CHAGE and ASKAの曲)|if]]」が[[ミリオンセラー|ミリオン]]を記録。1993年に「[[YAH YAH YAH/夢の番人]]」が史上初となる同一歌手でシングル2作目のダブルミリオンを記録し、年間1位を獲得<ref name="CHAGEandASKA_oricon"/>。1994年には「[[HEART/NATURAL/On Your Mark]]」と「[[めぐり逢い (CHAGE and ASKAの曲)|めぐり逢い]]」がミリオンを記録。自身初の海外ツアーを開催し、1996年にアジア出身者初の『[[MTVアンプラグド|MTV Unplugged]]』に出演して、2000年には[[大韓民国|韓国]]で日本人初の大規模ライブを行った。
高校の同級生同士であった[[Chage]]と[[ASKA]]で結成し、1979年に「[[ひとり咲き]]」でデビュー<ref name="CHAGEandASKA_oricon">[https://www.oricon.co.jp/prof/4069/ CHAGE and ASKAのプロフィール | ORICON NEWS] オリコン 2021年11月10日閲覧。</ref>。1980年に「[[万里の河]]」、1986年には「[[モーニングムーン (CHAGE and ASKAの曲)|モーニングムーン]]」がヒット。1991年に「[[SAY YES (CHAGE&ASKAの曲)|SAY YES]]」が[[オリコンチャート]]13週連続1位を獲得し、ダブルミリオンを記録。1992年にはアルバム『[[SUPER BEST II]]』もダブルミリオンを記録し、オリコンアルバム年間1位を獲得。シングルでは「[[if (CHAGE and ASKAの曲)|if]]」が[[ミリオンセラー|ミリオン]]を記録。1993年に「[[YAH YAH YAH/夢の番人]]」がオリコン史上初となる同一歌手でシングル2作目のダブルミリオンを記録し、オリコンシングル年間1位を獲得<ref name="CHAGEandASKA_oricon"/>。1994年には「[[HEART/NATURAL/On Your Mark]]」と「[[めぐり逢い (CHAGE and ASKAの曲)|めぐり逢い]]」がミリオンを記録。自身初の海外ツアーを開催し、1996年にアジア出身者初の『[[MTVアンプラグド|MTV Unplugged]]』に出演して、2000年には[[大韓民国|韓国]]で日本人初の大規模ライブを行った。
同年9月には3枚目シングル「[[万里の河]]」を発売。自身初となる[[オリコンチャート]]トップ10入りを果たし、50万枚を超えるヒットとなった<ref name="c&a2000"/>{{rp|374,387}}<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/62623/full/#rkg CHAGE and ASKAが無期限活動休止] オリコン 2015年4月12日閲覧</ref>。10月からは『学園祭コンサート』を開催した<ref name="c&a2000"/>{{rp|374}}。1981年2月に2枚目アルバム『[[熱風 (CHAGE and ASKAのアルバム)|熱風]]』を発売した。「万里の河」のヒットもあり、オリコンアルバムチャート1位を獲得<ref name="oricon090224">[https://www.oricon.co.jp/news/63437/full/ 再結成ユニコーン、14年10ヶ月ぶりの首位獲得] オリコン 2009年2月24日配信, 2021年9月6日閲覧。</ref>。3月からは約60公演となるコンサートツアー『熱風』を開催した。さらに8月には[[田園コロシアム]]で『The 夏祭り'81』を開催した。10月には5枚目シングル「[[男と女 (CHAGE and ASKAの曲)|男と女]]」を発売した<ref name="c&a2000"/>{{rp|375}}。1982年は1年を通して、ツアーの開催など多忙に活動を行い、シングルとアルバムは2枚ずつの発売となった<ref name="c&a2000"/>{{rp|376}}。1983年も前年同様にコンサートツアーを積極的を開催し、その中でも9月に史上初めてとなる[[国立代々木競技場|国立代々木競技場第一体育館]]をコンサート会場として使用した<ref name="c&a2000"/>{{rp|377}}<ref group ="注">当時の呼称は「代々木オリンピックプール」</ref>。1984年2月に10枚目シングル「[[MOON LIGHT BLUES]]」を発売した。この当時、「ひとり咲き」や「万里の河」の路線イメージを脱却するため、打ち込みの音を利用するサウンドとなった。しかし、所属レコード会社のワーナー・パイオニアは否定的であったことから2人との間に亀裂が入った。3月から8月までコンサート『SUPER EVENT "INSIDE"』を開催した<ref name="c&a2000"/>{{rp|378}}。4月にはChageが[[石川優子]]とコラボして発売した「[[ふたりの愛ランド]]」が45万枚を記録するヒットとなった<ref>『J-POP名曲事典300曲 「シャドー・シティ」から「Hello, Again 〜昔からある場所〜」まで誕生秘話』140頁。</ref>。
同年9月には3枚目シングル「[[万里の河]]」を発売。自身初となる[[オリコンチャート]]トップ10入りを果たし、50万枚を超えるヒットとなった<ref name="c&a2000"/>{{rp|374,387}}<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/62623/full/#rkg CHAGE and ASKAが無期限活動休止] オリコン 2015年4月12日閲覧</ref>。10月からは『学園祭コンサート』を開催した<ref name="c&a2000"/>{{rp|374}}。1981年2月に2枚目アルバム『[[熱風 (CHAGE and ASKAのアルバム)|熱風]]』を発売した。「万里の河」のヒットもあり、オリコンアルバムチャート1位を獲得<ref name="oricon090224">[https://www.oricon.co.jp/news/63437/full/ 再結成ユニコーン、14年10ヶ月ぶりの首位獲得] オリコン 2009年2月24日配信, 2021年9月6日閲覧。</ref>。3月からは約60公演となるコンサートツアー『熱風』を開催した。さらに8月には[[田園コロシアム]]で『The 夏祭り'81』を開催した。10月には5枚目シングル「[[男と女 (CHAGE and ASKAの曲)|男と女]]」を発売した<ref name="c&a2000"/>{{rp|375}}。1982年は1年を通して、ツアーの開催など多忙に活動を行い、シングルとアルバムは2枚ずつの発売となった<ref name="c&a2000"/>{{rp|376}}。1983年も前年同様にコンサートツアーを積極的を開催し、その中でも9月に史上初めてとなる[[国立代々木競技場|国立代々木競技場第一体育館]]をコンサート会場として使用した<ref name="c&a2000"/>{{rp|377}}<ref group ="注釈">当時の呼称は「代々木オリンピックプール」</ref>。1984年2月に10枚目シングル「[[MOON LIGHT BLUES]]」を発売した。この当時、「ひとり咲き」や「万里の河」の路線イメージを脱却するため、打ち込みの音を利用するサウンドとなった。しかし、所属レコード会社のワーナー・パイオニアは否定的であったことから2人との間に亀裂が入った。3月から8月までコンサート『SUPER EVENT "INSIDE"』を開催した<ref name="c&a2000"/>{{rp|378}}。4月にはChageが[[石川優子]]とコラボして発売した「[[ふたりの愛ランド]]」が45万枚を記録するヒットとなった<ref>『J-POP名曲事典300曲 「シャドー・シティ」から「Hello, Again 〜昔からある場所〜」まで誕生秘話』140頁。</ref>。
1985年2月に12枚目シングル「[[誘惑のベルが鳴る]]」、13枚目シングル「[[オンリー・ロンリー]]」を2枚同時に発売。3月から12月にかけてコンサートツアー『SHAKIN' NIGHT』、福岡・大阪で『THE 夏祭り'85』を開催した。開催中となる10月に[[レコードレーベル|レコード会社]]をキャニオン・レコード(現:[[ポニーキャニオン]])に移籍。ワーナー・パイオニアとの契約が完全に終了してから、移籍先を探してキャニオン・レコードへの移籍となった。移籍後、初作品となるベスト・アルバム『[[Standing Ovation (チャゲ&飛鳥のアルバム)|Standing Ovation]]』を12月に発売した<ref name="c&a2000"/>{{rp|378}}。1986年2月にはキャニオン・レコード移籍後初となった14枚目シングル「[[モーニングムーン]]」を発売した。この年はシングル4枚、アルバム2枚、[[レコード|アナログ盤]]限定で[[ミニアルバム]]1枚を発売し、コンサートも夏に[[横浜スタジアム]]で開催するなど、1年を通して精力的な活動を行った<ref name="c&a2000"/>{{rp|380}}。1987年3月にはベスト・アルバム『[[SUPER BEST (CHAGE and ASKAのアルバム)|SUPER BEST]]』を発売し、4月からは全国55箇所で全国ツアーを開催した。9月にはASKAが当時使用していた飛鳥涼の名義で「[[MY Mr.LONELY HEART]]」を発売した<ref name="c&a2000"/>{{rp|382}}。同年にChageとASKAは[[光GENJI]]へ楽曲提供を行い、シングルとしては「[[STAR LIGHT (光GENJIの曲)|STAR LIGHT]]」「[[ガラスの十代]]」「[[パラダイス銀河]]」がヒットした<ref>{{cite news|url=https://natalie.mu/music/column/378101|title=
1985年2月に12枚目シングル「[[誘惑のベルが鳴る]]」、13枚目シングル「[[オンリー・ロンリー]]」を2枚同時に発売。3月から12月にかけてコンサートツアー『SHAKIN' NIGHT』、福岡・大阪で『THE 夏祭り'85』を開催した。開催中となる10月に[[レコードレーベル|レコード会社]]をキャニオン・レコード(現:[[ポニーキャニオン]])に移籍。ワーナー・パイオニアとの契約が完全に終了してから、移籍先を探してキャニオン・レコードへの移籍となった。移籍後、初作品となるベスト・アルバム『[[Standing Ovation (チャゲ&飛鳥のアルバム)|Standing Ovation]]』を12月に発売した<ref name="c&a2000"/>{{rp|378}}。1986年2月にはキャニオン・レコード移籍後初となった14枚目シングル「[[モーニングムーン (CHAGE and ASKAの曲)|モーニングムーン]]」を発売した。この年はシングル4枚、アルバム2枚、[[レコード|アナログ盤]]限定で[[ミニアルバム]]1枚を発売し、コンサートも夏に[[横浜スタジアム]]で開催するなど、1年を通して精力的な活動を行った<ref name="c&a2000"/>{{rp|380}}。1987年3月にはベスト・アルバム『[[SUPER BEST (CHAGE and ASKAのアルバム)|SUPER BEST]]』を発売し、4月からは全国55箇所で全国ツアーを開催した。9月にはASKAが当時使用していた飛鳥涼の名義で「[[MY Mr.LONELY HEART]]」を発売した<ref name="c&a2000"/>{{rp|382}}。同年にChageとASKAは[[光GENJI]]へ楽曲提供を行い、シングルとしては「[[STAR LIGHT (光GENJIの曲)|STAR LIGHT]]」「[[ガラスの十代]]」「[[パラダイス銀河]]」がヒットした<ref>{{cite news|url=https://natalie.mu/music/column/378101|title=
西寺郷太のPOP FOCUS 第5回 CHAGE and ASKA「恋人はワイン色」|work=音楽ナタリー|date=2020-5-12|accessdate=2020-5-12}}</ref>。
西寺郷太のPOP FOCUS 第5回 CHAGE and ASKA「恋人はワイン色」|work=音楽ナタリー|date=2020-5-12|accessdate=2020-5-12}}</ref>。
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=== 「SAY YES」「YAH YAH YAH」などのヒット ===
=== 「SAY YES」「YAH YAH YAH」などのヒット ===
1991年1月にアルバム『SEE YA』から26枚目シングル「[[太陽と埃の中で]]」をシングルカットして発売された。シングルカットながらも50万枚を超える売上を記録<ref name="oricon090109"/><ref name="c&a2000"/>{{rp|387}}。3月から6月まではChageがMULTI MAXとして、ASKAがソロの活動を行った。特にASKAのソロ3枚目シングル「[[はじまりはいつも雨]]」がロングヒットとなり120万枚を記録した<ref>[https://www.riaj.or.jp/riaj/open/open-record!file?fid=819 The Record vol.443] p4 日本レコード協会 2020年8月19日閲覧</ref>。7月から2人がCHAGE and ASKAとして活動を始め、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列ドラマ『[[101回目のプロポーズ]]』の主題歌となった27枚目シングル「[[SAY YES (CHAGE&ASKAの曲)|SAY YES]]」を発売。オリコンチャートで13週連続1位を獲得し、累計では280万枚以上を売り上げて自身最大のヒット作品となった。9月から全国ツアー『SAY YES』を開催し、10月には14枚目アルバム『[[TREE (CHAGE and ASKAのアルバム)|TREE]]』を発売した。当時の最高初週売上であった99万枚を記録し、累計で235万枚を記録<ref name="oricon090109"/><ref>「邦楽ヒットアルバム 200万枚時代が来た?」『[[日本経済新聞]]』1991年11月25日付夕刊、14頁。</ref>。11月にはアルバムに収録されていた「[[僕はこの瞳で嘘をつく]]」を28枚目シングルとしてシングルカットして、80万枚を超える売上となった<ref name="c&a2000"/>{{rp|387}}<ref name="oricon090109"/>。1992年になり、3月から全国ツアー『CONCERT TOUR 1992 BIG TREE』が開催され、ベスト・アルバム『[[SUPER BEST II]]』が発売された。270万枚を売り上げ、同年のオリコン年間アルバムランキングで1位を獲得<ref name="c&a2000"/>{{rp|388}}<ref name="oricon090109"/>。さらに第6回[[日本ゴールドディスク大賞]]では主要7部門中6部門受賞した<ref name ="6th gold disc">[http://www.golddisc.jp/award/06/index.html 第6回日本ゴールドディスク大賞]</ref>。6月にASKAが渡英、7月にChageが渡英してレコーディングが開始された。その後、29枚目シングル「[[if (CHAGE and ASKAの曲)|if]]」が発売され、110万枚を記録<ref name="c&a2000"/>{{rp|400}}<ref name="oricon090109"/>。10月には30枚目シングル「[[no no darlin']]」を発売。11月には前述のシングルを収録した15枚目アルバム『[[GUYS]]』を発売。140万枚を超える売上を記録した<ref name="c&a2000"/>{{rp|400}}<ref name="oricon090109"/>。Chageは10月には帰国し、年末までMULTI MAXとして活動を行った<ref name="c&a2000"/>{{rp|400}}。
1991年1月にアルバム『SEE YA』から26枚目シングル「[[太陽と埃の中で]]」をシングルカットして発売された。シングルカットながらも50万枚を超える売上を記録<ref name="oricon090109"/><ref name="c&a2000"/>{{rp|387}}。3月から6月まではChageがMULTI MAXとして、ASKAがソロの活動を行った。特にASKAのソロ3枚目シングル「[[はじまりはいつも雨]]」がロングヒットとなり120万枚を記録した<ref>[https://www.riaj.or.jp/riaj/open/open-record!file?fid=819 The Record vol.443] p4 日本レコード協会 2020年8月19日閲覧</ref>。7月から2人がCHAGE and ASKAとして活動を始め、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列ドラマ『[[101回目のプロポーズ]]』の主題歌となった27枚目シングル「[[SAY YES (CHAGE&ASKAの曲)|SAY YES]]」を発売。オリコンチャートで13週連続1位を獲得し、累計では280万枚以上を売り上げて自身最大のヒット作品となった。9月から全国ツアー『SAY YES』を開催し、10月には14枚目アルバム『[[TREE (CHAGE and ASKAのアルバム)|TREE]]』を発売した。当時の最高初週売上であった99万枚を記録し、累計で235万枚を記録<ref name="oricon090109"/><ref>「邦楽ヒットアルバム 200万枚時代が来た?」『[[日本経済新聞]]』1991年11月25日付夕刊、14頁。</ref>。11月にはアルバムに収録されていた「[[僕はこの瞳で嘘をつく]]」を28枚目シングルとしてシングルカットして、80万枚を超える売上となった<ref name="c&a2000"/>{{rp|387}}<ref name="oricon090109"/>。1992年になり、3月から全国ツアー『CONCERT TOUR 1992 BIG TREE』が開催され、ベスト・アルバム『[[SUPER BEST II]]』が発売された。270万枚を売り上げ、同年のオリコン年間アルバムランキングで1位を獲得<ref name="c&a2000"/>{{rp|388}}<ref name="oricon090109"/>。さらに第6回[[日本ゴールドディスク大賞]]では主要7部門中6部門受賞した<ref name ="6th gold disc">[https://www.golddisc.jp/award/06/index.html 第6回日本ゴールドディスク大賞]</ref>。6月にASKAが渡英、7月にChageが渡英してレコーディングが開始された。その後、29枚目シングル「[[if (CHAGE and ASKAの曲)|if]]」が発売され、110万枚を記録<ref name="c&a2000"/>{{rp|400}}<ref name="oricon090109"/>。10月には30枚目シングル「[[no no darlin']]」を発売。11月には前述のシングルを収録した15枚目アルバム『[[GUYS]]』を発売。140万枚を超える売上を記録した<ref name="c&a2000"/>{{rp|400}}<ref name="oricon090109"/>。Chageは10月には帰国し、年末までMULTI MAXとして活動を行った<ref name="c&a2000"/>{{rp|400}}。
1993年1月にASKAが帰国し、3月には31枚目シングル「[[YAH YAH YAH/夢の番人]]」が発売された。「YAH YAH YAH」がフジテレビ系列ドラマ『[[振り返れば奴がいる]]』の主題歌に起用されたこともあり、240万枚を超える売上を記録<ref name="c&a2000"/>{{rp|401}}<ref name="oricon090109"/>。同年のオリコン年間シングルランキング1位を獲得した。さらに第7回日本ゴールドディスク大賞を2年連続で受賞した<ref name="7th gold disc">[http://www.golddisc.jp/award/07/index.html 第7回日本ゴールドディスク大賞]</ref>。3月から5月にかけて[[フジサンケイグループ]]のイベント「[[LIVE UFO]]」の一環として、東名阪でコンサート『LIVE UFO '93 CHAGE&ASKA GUYS 〜夢の番人〜』を開催。5月には[[モナコ]]で開かれた[[ワールド・ミュージック・アワード|The World Music Awards]]にアジア代表として初出場した<ref name="c&a2000"/>。8月に32枚目シングル「[[Sons and Daughters 〜それより僕が伝えたいのは]]」を発売し、80万枚を記録<ref name="c&a2000"/>{{rp|401}}<ref name="oricon090109"/>。10月には16枚目アルバム『[[RED HILL]]』を発売して160万枚を記録<ref>[https://www.riaj.or.jp/riaj/open/open-record!file?fid=823 The Record vol.442] p4 日本レコード協会 2020年10月13日閲覧</ref>。さらにアルバム発売と同時にコンサートツアー『史上最大の作戦 THE LONGEST TOUR 1993-1994』が開催された<ref name="c&a2000"/>{{rp|401}}<ref name="oricon090109"/>。同時に1993年から[[セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン]]とのチャリティー活動で「Save the Children with CHAGE and ASKA」という募金活動を始めた<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/07/07/kiji/K20140707008515580.html ASKA薬物事件が影響…「セーブ・ザ・チルドレン」活動終了―] スポニチアネックス 2014年7月7日配信, 2022年5月1日閲覧。</ref><ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/175084 ASKA チャリティーコンサートで歌唱間違えるハプニング「怒ってる?」] 東スポ 2022年4月21日配信, 2022年5月1日閲覧。</ref>。
1993年1月にASKAが帰国し、3月には31枚目シングル「[[YAH YAH YAH/夢の番人]]」が発売された。「YAH YAH YAH」がフジテレビ系列ドラマ『[[振り返れば奴がいる]]』の主題歌に起用されたこともあり、240万枚を超える売上を記録<ref name="c&a2000"/>{{rp|401}}<ref name="oricon090109"/>。同年のオリコン年間シングルランキング1位を獲得した。さらに第7回日本ゴールドディスク大賞を2年連続で受賞した<ref name="7th gold disc">[https://www.golddisc.jp/award/07/index.html 第7回日本ゴールドディスク大賞]</ref>。3月から5月にかけて[[フジサンケイグループ]]のイベント「[[LIVE UFO]]」の一環として、東名阪でコンサート『LIVE UFO '93 CHAGE&ASKA GUYS 〜夢の番人〜』を開催。5月には[[モナコ]]で開かれた[[ワールド・ミュージック・アワード|The World Music Awards]]にアジア代表として初出場した<ref name="c&a2000"/>。8月に32枚目シングル「[[Sons and Daughters 〜それより僕が伝えたいのは]]」を発売し、80万枚を記録<ref name="c&a2000"/>{{rp|401}}<ref name="oricon090109"/>。10月には16枚目アルバム『[[RED HILL]]』を発売して160万枚を記録<ref>[https://www.riaj.or.jp/riaj/open/open-record!file?fid=823 The Record vol.442] p4 日本レコード協会 2020年10月13日閲覧</ref>。さらにアルバム発売と同時にコンサートツアー『史上最大の作戦 THE LONGEST TOUR 1993-1994』が開催された<ref name="c&a2000"/>{{rp|401}}<ref name="oricon090109"/>。同時に1993年から[[セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン]]とのチャリティー活動で「Save the Children with CHAGE and ASKA」という募金活動を始めた<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/07/07/kiji/K20140707008515580.html ASKA薬物事件が影響…「セーブ・ザ・チルドレン」活動終了―] スポニチアネックス 2014年7月7日配信, 2022年5月1日閲覧。</ref><ref>[https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/175084 ASKA チャリティーコンサートで歌唱間違えるハプニング「怒ってる?」] 東スポ 2022年4月21日配信, 2022年5月1日閲覧。</ref>。
デビュー15周年を迎える1994年も第8回日本ゴールドディスク大賞グランプリシングル賞などを受賞<ref name="8th gold disc">[http://www.golddisc.jp/award/08/ 第8回日本ゴールドディスク大賞]</ref>。5月にはThe World Music Awardsを3年連続受賞し、アジア代表として出場した。さらに初のアジアツアー『ASIAN TOUR 1994』を[[香港]]・[[シンガポール]]・[[台湾]]で開催<ref name="c&a2000"/>{{rp|401}}。8月には35枚目シングル「[[HEART/NATURAL/On Your Mark]]」が発売され、115万枚を記録。さらにベスト・アルバム『[[Yin&Yang]]』も発売され、70万枚を売り上げた<ref name="c&a2000"/>{{rp|402}}<ref name="oricon090109"/>。11月に36枚目シングル「[[めぐり逢い (CHAGE and ASKAの曲)|めぐり逢い]]」を発売し、125万枚を記録。シングルとして5作目の[[ミリオンセラー]]となった<ref name="c&a2000"/>{{rp|402}}<ref name="oricon090109"/>。12月には全英語詞の楽曲「[[Something There]]」をエンディングソングとして起用した[[ハリウッド]]映画『[[ストリートファイター (1994年の映画)|Street Fighter]]』が全米を皮切りに全世界で公開された<ref name="c&a2000"/>{{rp|402}}。
デビュー15周年を迎える1994年も第8回日本ゴールドディスク大賞グランプリシングル賞などを受賞<ref name="8th gold disc">[https://www.golddisc.jp/award/08/ 第8回日本ゴールドディスク大賞]</ref>。5月にはThe World Music Awardsを3年連続受賞し、アジア代表として出場した。さらに初のアジアツアー『ASIAN TOUR 1994』を[[香港]]・[[シンガポール]]・[[台湾]]で開催<ref name="c&a2000"/>{{rp|401}}。8月には35枚目シングル「[[HEART/NATURAL/On Your Mark]]」が発売され、115万枚を記録。さらにベスト・アルバム『[[Yin&Yang]]』も発売され、70万枚を売り上げた<ref name="c&a2000"/>{{rp|402}}<ref name="oricon090109"/>。11月に36枚目シングル「[[めぐり逢い (CHAGE and ASKAの曲)|めぐり逢い]]」を発売し、125万枚を記録。シングルとして5作目の[[ミリオンセラー]]となった<ref name="c&a2000"/>{{rp|402}}<ref name="oricon090109"/>。12月には全英語詞の楽曲「[[Something There]]」をエンディングソングとして起用した[[ハリウッド]]映画『[[ストリートファイター (1994年の映画)|Street Fighter]]』が全米を皮切りに全世界で公開された<ref name="c&a2000"/>{{rp|402}}。
1995年1月から3月にかけて、ASKAはソロ活動を行った。5月に37枚目シングルとして「Something There」を発売。55万枚を超える売上を記録<ref name="c&a2000"/>{{rp|403}}<ref name="oricon090109"/>。6月には17枚目アルバム『[[Code Name.1 Brother Sun]]』を発売し、75万枚を記録<ref name="c&a2000"/>{{rp|403}}<ref name="oricon090109"/>。発売直後後にコンサートツアー『CONCERT TOUR '95~'96 SUPER BEST 3 MISSION IMPOSSIBLE』を開催。さらに11月と1996年3月にアジアツアー『ASIAN TOUR II - MISSION IMPOSSIBLE』を台湾・シンガポール・香港にて計5公演開催した<ref name="c&a2000"/>{{rp|403}}。1996年2月に38枚目シングル「[[river (CHAGE and ASKAの曲)|river]]」を発売し、4月には前述のシングルを収録した18枚目アルバム『[[CODE NAME.2 SISTER MOON]]』を発売。45万枚を超える売上となった<ref name="c&a2000"/>{{rp|403-404}}<ref name="oricon090109"/>。6月にはアジア出身者としては初となる『[[MTVアンプラグド|MTV Unplugged]]』へ出演を行い、7月に[[チャカ・カーン]]、[[ボーイ・ジョージ]]、[[マイケル・ハッチェンス]]ら海外の実力派アーティストによるトリビュート・アルバム『[[one voice THE SONGS OF CHAGE&ASKA]]』を発売した。この作品は[[ビルボード|ビルボード誌]]にも取り上げられた<ref>{{Cite web |url=https://books.google.ba/books?id=qQkEAAAAMBAJ&pg=PA93&dq=Safta+Jaffery+yamaha+music+foundation&hl=en&sa=X&ei=1724UJHeLcbHsgagpIHoDQ#v=onepage&q=Safta%20Jaffery%20yamaha%20music%20foundation&f=false |title=Billboard |publisher=[[Google ブックス|Google Book]] |language=英語 |date=1996-06-22 |accessdate=2013-12-30}}</ref>。
1995年1月から3月にかけて、ASKAはソロ活動を行った。5月に37枚目シングルとして「Something There」を発売。55万枚を超える売上を記録<ref name="c&a2000"/>{{rp|403}}<ref name="oricon090109"/>。6月には17枚目アルバム『[[Code Name.1 Brother Sun]]』を発売し、75万枚を記録<ref name="c&a2000"/>{{rp|403}}<ref name="oricon090109"/>。発売直後後にコンサートツアー『CONCERT TOUR '95~'96 SUPER BEST 3 MISSION IMPOSSIBLE』を開催。さらに11月と1996年3月にアジアツアー『ASIAN TOUR II - MISSION IMPOSSIBLE』を台湾・シンガポール・香港にて計5公演開催した<ref name="c&a2000"/>{{rp|403}}。1996年2月に38枚目シングル「[[river (CHAGE and ASKAの曲)|river]]」を発売し、4月には前述のシングルを収録した18枚目アルバム『[[CODE NAME.2 SISTER MOON]]』を発売。45万枚を超える売上となった<ref name="c&a2000"/>{{rp|403-404}}<ref name="oricon090109"/>。6月にはアジア出身者としては初となる『[[MTVアンプラグド|MTV Unplugged]]』へ出演を行い、7月に[[チャカ・カーン]]、[[ボーイ・ジョージ]]、[[マイケル・ハッチェンス]]ら海外の実力派アーティストによるトリビュート・アルバム『[[one voice THE SONGS OF CHAGE&ASKA]]』を発売した。この作品は[[ビルボード|ビルボード誌]]にも取り上げられた<ref>{{Cite web |url=https://books.google.ba/books?id=qQkEAAAAMBAJ&pg=PA93&dq=Safta+Jaffery+yamaha+music+foundation&hl=en&sa=X&ei=1724UJHeLcbHsgagpIHoDQ#v=onepage&q=Safta%20Jaffery%20yamaha%20music%20foundation&f=false |title=Billboard |publisher=[[Google ブックス|Google Book]] |language=英語 |date=1996-06-22 |accessdate=2013-12-30}}</ref>。
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デビュー30周年を迎える2009年に入り、1月に一部のメディアがCHAGE and ASKAの解散を報道した<ref>{{Cite book|和書|author=速水健朗|title=バンド臨終図巻 ビートルズからSMAPまで|publisher=文春文庫|date=2016-12-10|page=193|isbn=978-4167907594}}</ref>。所属事務所のロックダムアーティスツは解散を否定し<ref>[https://natalie.mu/music/news/12435 CHAGE and ASKA公式サイトで解散報道を否定] 音楽ナタリー 2009年1月9日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref>、後日にCHAGE and ASKAとしての活動を無期限休止にして、お互いソロ活動に専念することを正式発表した<ref>[https://natalie.mu/music/news/13001 CHAGE and ASKA、無期限活動休止を発表 ] 音楽ナタリー 2009年1月30日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref>。2月にはベスト・アルバム『[[CHAGE and ASKA VERY BEST NOTHING BUT C&A]]』が発売された<ref>[https://natalie.mu/music/news/12429 チャゲアスのデビュー30周年を記念したベストアルバム] 音楽ナタリー 2009年1月8日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref>。
デビュー30周年を迎える2009年に入り、1月に一部のメディアがCHAGE and ASKAの解散を報道した<ref>{{Cite book|和書|author=速水健朗|title=バンド臨終図巻 ビートルズからSMAPまで|publisher=文春文庫|date=2016-12-10|page=193|isbn=978-4167907594}}</ref>。所属事務所のロックダムアーティスツは解散を否定し<ref>[https://natalie.mu/music/news/12435 CHAGE and ASKA公式サイトで解散報道を否定] 音楽ナタリー 2009年1月9日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref>、後日にCHAGE and ASKAとしての活動を無期限休止にして、お互いソロ活動に専念することを正式発表した<ref>[https://natalie.mu/music/news/13001 CHAGE and ASKA、無期限活動休止を発表 ] 音楽ナタリー 2009年1月30日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref>。2月にはベスト・アルバム『[[CHAGE and ASKA VERY BEST NOTHING BUT C&A]]』が発売された<ref>[https://natalie.mu/music/news/12429 チャゲアスのデビュー30周年を記念したベストアルバム] 音楽ナタリー 2009年1月8日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref>。
2013年1月に公式サイトにてCHAGE and ASKAの活動再開することが発表された<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2020983/full/ チャゲアス、4年ぶり活動再開今夏6年ぶりライブで「二人の声が重なる」] オリコン 2013年1月25日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref>。同年8月末に国立代々木第一体育館において、復活ライブを開催する予定であったが、6月にASKAに一過性脳虚血症の疑いで静養が必要と診断されたため、ライブを延期することが発表された<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2023051/full/ チャゲアス、8月の代々木3daysで再始動「代々木で止めて、始まる」] オリコン 2013年3月28日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref><ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2025516/full/ チャゲアス・ASKA、一過性脳虚血症の疑いで休養 ライブも延期] オリコン 2013年6月11日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref>。しかし、8月に[[週刊文春]]がASKAの薬物使用疑惑を報じた<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2027212/full/ ASKA所属事務所が“騒動”謝罪一連の報道は否定「事実に反する」] オリコン 2013年8月1日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref><ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2029642/ 週刊文春、ASKA事務所の主張に反論事前の取材依頼と本人の承諾あった] オリコン 2013年10月11日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref>。10月にASKAは活動自粛する形となったが<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2029589/full/ チャゲアス・ASKAが活動自粛所属事務所が発表] オリコン 2013年10月10日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref>、2014年5月に[[覚醒剤取締法]]違反(所持)の疑いで逮捕された<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/05/17/kiji/K20140517008178270.html ASKA容疑者、覚せい剤所持容疑で逮捕] スポーツニッポン 2014年5月17日</ref>。そして逮捕に伴い、ASKA、CHAGE and ASKAの音楽・映像および関連商品の販売中止・回収と、全楽曲・映像のデジタル配信停止が発表された<ref>{{Cite web|url=https://www.universal-music.co.jp/press-releases/2014-05-19/ |title=ASKAの逮捕に伴う当社の対応について |publisher=ユニバーサル ミュージック合同会社 |date=2014-05-19 |accessdate=2014-05-19}}</ref><ref>{{Cite news |url=https://www.yamahamusic.co.jp/s/ymc/news/detail/464 |title=ASKA関連商品に関する当社の対応につきまして |publisher=ヤマハミュージックコミュニケーションズ |date=2014-05-19 |accessdate=2014-05-19}}</ref><ref>{{Cite news |url=https://www.oricon.co.jp/news/2037590/full// |title=ASKA逮捕でCD出荷停止&回収決定 レーベル「厳正な措置」 |publisher=ORICON STYLE([[オリコン]]) |date=2014-05-19 |accessdate=2014-05-19}}</ref>。6月にはロックダムアーティスツが、ASKAの契約解除を発表。CHAGE and ASKAのファンクラブ「TUG OF C&A」も8月末を以って休止する予定であることも併せて発表<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2039153/full/ ASKA、事務所から契約解除 FCも8月で運営休止] オリコン 2014年6月27日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref>。さらに7月にはセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンからの申し出より「Save the Children with CHAGE and ASKA」の活動を終了した<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/07/06/kiji/K20140706008513880.html チャゲアス 子ども支援活動終了へ…SCJから申し入れ] スポニチアネックス 2014年7月6日配信、2019年1月11日閲覧。</ref>。
2013年1月に公式サイトにてCHAGE and ASKAの活動再開することが発表された<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2020983/full/ チャゲアス、4年ぶり活動再開今夏6年ぶりライブで「二人の声が重なる」] オリコン 2013年1月25日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref>。同年8月末に国立代々木第一体育館において、復活ライブを開催する予定であったが、6月にASKAに一過性脳虚血症の疑いで静養が必要と診断されたため、ライブを延期することが発表された<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2023051/full/ チャゲアス、8月の代々木3daysで再始動「代々木で止めて、始まる」] オリコン 2013年3月28日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref><ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2025516/full/ チャゲアス・ASKA、一過性脳虚血症の疑いで休養 ライブも延期] オリコン 2013年6月11日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref>。しかし、8月に[[週刊文春]]がASKAの薬物使用疑惑を報じた<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2027212/full/ ASKA所属事務所が“騒動”謝罪一連の報道は否定「事実に反する」] オリコン 2013年8月1日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref><ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2029642/ 週刊文春、ASKA事務所の主張に反論事前の取材依頼と本人の承諾あった] オリコン 2013年10月11日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref>。10月にASKAは活動自粛する形となったが<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2029589/full/ チャゲアス・ASKAが活動自粛所属事務所が発表] オリコン 2013年10月10日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref>、2014年5月に[[覚醒剤取締法]]違反(所持)の疑いで逮捕された<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/05/17/kiji/K20140517008178270.html ASKA容疑者、覚せい剤所持容疑で逮捕] スポーツニッポン 2014年5月17日</ref>。そして逮捕に伴い、ASKA、CHAGE and ASKAの音楽・映像および関連商品の販売中止・回収と、全楽曲・映像のデジタル配信停止が発表された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.universal-music.co.jp/press-releases/2014-05-19/ |title=ASKAの逮捕に伴う当社の対応について |publisher=ユニバーサル ミュージック合同会社 |date=2014-05-19 |accessdate=2014-05-19}}</ref><ref>{{Cite news |url=https://www.yamahamusic.co.jp/s/ymc/news/detail/464 |title=ASKA関連商品に関する当社の対応につきまして |publisher=ヤマハミュージックコミュニケーションズ |date=2014-05-19 |accessdate=2014-05-19}}</ref><ref>{{Cite news |url=https://www.oricon.co.jp/news/2037590/full// |title=ASKA逮捕でCD出荷停止&回収決定 レーベル「厳正な措置」 |publisher=ORICON STYLE([[オリコン]]) |date=2014-05-19 |accessdate=2014-05-19}}</ref>。6月にはロックダムアーティスツが、ASKAの契約解除を発表。CHAGE and ASKAのファンクラブ「TUG OF C&A」も8月末を以って休止する予定であることも併せて発表<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2039153/full/ ASKA、事務所から契約解除 FCも8月で運営休止] オリコン 2014年6月27日配信, 2021年10月26日閲覧。</ref>。さらに7月にはセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンからの申し出より「Save the Children with CHAGE and ASKA」の活動を終了した<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/07/06/kiji/K20140706008513880.html チャゲアス 子ども支援活動終了へ…SCJから申し入れ] スポニチアネックス 2014年7月6日配信、2019年1月11日閲覧。</ref>。
{{see also|Chage#2009年 -}}
{{see also|Chage#2009年 -}}
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5月に公式サイトでアルバム『CHAGE&ASKA VERY BEST ROLL OVER 20TH』がChageのライブツアーの5月18日以降の公演で、会場販売されることが発表された。ASKAの逮捕の影響で、CHAGE and ASKA及びASKAのCD・DVD等は販売中止となり、廃盤状態になっていた。また、ASKAの逮捕後にCHAGE and ASKAのCDが再発売されるのは今回が初めてである<ref>[https://chage.jp/information/release/detail-204.php CHAGE and ASKA「CHAGE&ASKA VERY BEST ROLL OVER 20TH」 会場販売のお知らせ] Chage official website 2017年5月15日閲覧</ref>。その後も順次に作品の再発売が発表され、7月にはアルバム『CHAGE&ASKA VERY BEST ROLL OVER 20TH』<ref>[https://www.chage-aska.net/information/1613 「CHAGE&ASKA VERY BEST ROLL OVER 20TH」CD販売、音楽配信再開のお知らせ] CHAGE and ASKA official Web Site 2017年6月30日閲覧</ref>、11月には2000年より前に発売されたアルバムとシングルの配信が再開された<ref>[https://www.chage-aska.net/information/1615 CHAGE and ASKA 音楽配信楽曲追加のお知らせ] CHAGE and ASKA official Web Site 2017年11月12日閲覧</ref>。さらに『VERY BEST ROLL OVER 20TH』に続き、『SUPER BEST II』『[[THE STORY of BALLAD]]』『[[THE STORY of BALLAD II]]』のCDの販売が再開された<ref>[https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1711/14/news049.html チャゲアスのCD、一部出荷再開逮捕以来3年ぶり] 2018年1月12日閲覧</ref>。
5月に公式サイトでアルバム『CHAGE&ASKA VERY BEST ROLL OVER 20TH』がChageのライブツアーの5月18日以降の公演で、会場販売されることが発表された。ASKAの逮捕の影響で、CHAGE and ASKA及びASKAのCD・DVD等は販売中止となり、廃盤状態になっていた。また、ASKAの逮捕後にCHAGE and ASKAのCDが再発売されるのは今回が初めてである<ref>[https://chage.jp/information/release/detail-204.php CHAGE and ASKA「CHAGE&ASKA VERY BEST ROLL OVER 20TH」 会場販売のお知らせ] Chage official website 2017年5月15日閲覧</ref>。その後も順次に作品の再発売が発表され、7月にはアルバム『CHAGE&ASKA VERY BEST ROLL OVER 20TH』<ref>[https://www.chage-aska.net/information/1613 「CHAGE&ASKA VERY BEST ROLL OVER 20TH」CD販売、音楽配信再開のお知らせ] CHAGE and ASKA official Web Site 2017年6月30日閲覧</ref>、11月には2000年より前に発売されたアルバムとシングルの配信が再開された<ref>[https://www.chage-aska.net/information/1615 CHAGE and ASKA 音楽配信楽曲追加のお知らせ] CHAGE and ASKA official Web Site 2017年11月12日閲覧</ref>。さらに『VERY BEST ROLL OVER 20TH』に続き、『SUPER BEST II』『[[THE STORY of BALLAD]]』『[[THE STORY of BALLAD II]]』のCDの販売が再開された<ref>[https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1711/14/news049.html チャゲアスのCD、一部出荷再開逮捕以来3年ぶり] 2018年1月12日閲覧</ref>。
2018年3月に映像作品『千年夜一夜ライブ 〜福岡ドーム 僕らがホーム〜』『ASIAN TOUR IN TAIPEI』『MTV UNPLUGGED LIVE』『CHAGE and ASKA LIVE DVD BOX 1』『CHAGE and ASKA LIVE DVD BOX 2』『CHAGE and ASKA LIVE DVD BOX 3』の販売が再開され<ref>{{Cite web|url=https://www.chage-aska.net/information/1618 |title=CHAGE and ASKA DVD 一部作品販売再開のお知らせ |date=2018-01-29 |work=CHAGE and ASKA Official Web Site |publisher=ロックダムアーティスツ |accessdate=2018-01-29}}</ref>、4月には[[ヤマハミュージックコミュニケーションズ]]から再発売された『風舞』から『NO DOUBT』までのアルバムが販売再開された<ref>{{Cite web|url=https://www.chage-aska.net/information/1620 |title=CHAGE and ASKA 旧譜CD作品販売再開のお知らせ |date=2018-04-17 |work=CHAGE and ASKA Official Web Site |publisher=ロックダムアーティスツ |accessdate=2018-04-18}}</ref>。11月に2001年以降に発売された[[ユニバーサルミュージック (日本)|ユニバーサルミュージック]]発売元の作品が販売再開された<ref>[https://www.universal-music.co.jp/chage-and-aska/news/2018-09-10/ CHAGE and ASKA及びASKA名義のCD/DVD作品出荷再開のお知らせ] ユニバーサルミュージック 2018年10月7日閲覧</ref>。
2018年3月に映像作品『千年夜一夜ライブ 〜福岡ドーム 僕らがホーム〜』『ASIAN TOUR IN TAIPEI』『MTV UNPLUGGED LIVE』『CHAGE and ASKA LIVE DVD BOX 1』『CHAGE and ASKA LIVE DVD BOX 2』『CHAGE and ASKA LIVE DVD BOX 3』の販売が再開され<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.chage-aska.net/information/1618 |title=CHAGE and ASKA DVD 一部作品販売再開のお知らせ |date=2018-01-29 |work=CHAGE and ASKA Official Web Site |publisher=ロックダムアーティスツ |accessdate=2018-01-29}}</ref>、4月には[[ヤマハミュージックコミュニケーションズ]]から再発売された『風舞』から『NO DOUBT』までのアルバムが販売再開された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.chage-aska.net/information/1620 |title=CHAGE and ASKA 旧譜CD作品販売再開のお知らせ |date=2018-04-17 |work=CHAGE and ASKA Official Web Site |publisher=ロックダムアーティスツ |accessdate=2018-04-18}}</ref>。11月に2001年以降に発売された[[ユニバーサルミュージック (日本)|ユニバーサルミュージック]]発売元の作品が販売再開された<ref>[https://www.universal-music.co.jp/chage-and-aska/news/2018-09-10/ CHAGE and ASKA及びASKA名義のCD/DVD作品出荷再開のお知らせ] ユニバーサルミュージック 2018年10月7日閲覧</ref>。
=== デビュー40周年、ASKAの脱退 ===
=== デビュー40周年、ASKAの脱退 ===
デビュー40周年となる2019年8月25日に『CHAGE and ASKA LIVE DVD BOX 4』『CHAGE&ASKA LIVE IN KOREA 韓日親善コンサート Aug.2000』を発売した。『DVD BOX 4』は期間限定発売の完全受注生産であり、「CHAGE and ASKA ASIAN TOUR 1994 LIVE IN HONG KONG」「CHAGE & ASKA CONCERT TOUR 電光石火 ~TUG OF C&A PRESENTS PREVIEW in 幕張メッセ~Aug.1999」「CHAGE & ASKA LIVE IN KOREA 韓日親善コンサート Aug.2000」が収録される<ref name="#2"/>。そして、同じ日にASKAがCHAGE and ASKAからの脱退を発表した<ref>{{Cite web|title=関係者各位|BLOG|ASKA Official Web Site 「Fellows」|url=https://www.fellows.tokyo/blog/?id=1619|website=ASKA Official Web Site 「Fellows」|accessdate=2019-08-25|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://natalie.mu/music/news/344953|title=ASKAがCHAGE and ASKA脱退を表明|publisher=Natalie.mu|accessdate=2019-08-25|language=ja}}</ref>。
デビュー40周年となる2019年8月25日に『CHAGE and ASKA LIVE DVD BOX 4』『CHAGE&ASKA LIVE IN KOREA 韓日親善コンサート Aug.2000』を発売した。『DVD BOX 4』は期間限定発売の完全受注生産であり、「CHAGE and ASKA ASIAN TOUR 1994 LIVE IN HONG KONG」「CHAGE & ASKA CONCERT TOUR 電光石火 ~TUG OF C&A PRESENTS PREVIEW in 幕張メッセ~Aug.1999」「CHAGE & ASKA LIVE IN KOREA 韓日親善コンサート Aug.2000」が収録される<ref name="#2"/>。そして、同じ日にASKAがCHAGE and ASKAからの脱退を発表した<ref name="fellows">{{Cite web|和書|title=関係者各位|BLOG|ASKA Official Web Site 「Fellows」|url=https://www.fellows.tokyo/blog/?id=1619|website=ASKA Official Web Site 「Fellows」|accessdate=2019-08-25|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/music/news/344953|title=ASKAがCHAGE and ASKA脱退を表明|publisher=Natalie.mu|accessdate=2019-08-25|language=ja}}</ref>。
2020年5月に1989年から1994年にかけてVHSビデオで発売されて廃盤となっていた『WALK』『SEE YA』『TREE』『Go to Eleven~GUYS〜』『RED HILL』『On Your Mark』をDVDで順次発売されることが発表された<ref name="nikkan20200513">[https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/202005130000279_m.html?mode=all チャゲアス廃盤映像作DVD化決定、追加リリースも] 日刊スポーツ 2020年5月13日配信, 2020年5月13日閲覧</ref>。
2020年5月に1989年から1994年にかけてVHSビデオで発売されて廃盤となっていた『WALK』『SEE YA』『TREE』『Go to Eleven~GUYS〜』『RED HILL』『On Your Mark』をDVDで順次発売されることが発表された<ref name="nikkan20200513">[https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/202005130000279_m.html?mode=all チャゲアス廃盤映像作DVD化決定、追加リリースも] 日刊スポーツ 2020年5月13日配信, 2020年5月13日閲覧</ref>。
170行目:
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== 音楽性 ==
== 音楽性 ==
=== 制作 ===
=== 制作 ===
Chage、ASKA各々の自作曲をレパートリーとし、大半のシングル曲の作詞作曲はASKAが担当している。メインボーカルは原則的に作曲者が担当するが、Chageが作曲、ASKAが作詞を手がけた楽曲や、初期の一部のChage曲ではASKAがメインボーカルを務めている。デビュー当時は[[ギター]]での楽曲作りをしており、"演歌フォーク""大陸的なサウンド"などと評されていた。しかし、デビュー5年目となる1984年頃から、[[キーボード (楽器)|キーボード]]や[[コンピュータ]]などを使った楽曲作りと変わり、ポップスやロック色が強まっていった。1990年に発売されたアルバム『[[SEE YA]]』は、[[ロンドン]]で制作され、そして1991年に大ヒットとなる「SAY YES」が発売された。このヒットにより、チャゲアスは「'''[[シンセサイザー]]を使ったロマンチックな[[バラード]]を歌うラブソングの旗手'''」というイメージが定着した<ref group ="注">なお、'''バラードのチャゲアス'''を払拭されるためにASKAは「[[YAH YAH YAH/夢の番人|YAH YAH YAH]]」「[[晴天を誉めるなら夕暮れを待て]]」(ASKAソロ楽曲)など、CHAGEは「[[めぐり逢い (CHAGE and ASKAの曲)#収録曲|濡れた夢]]」などのそれぞれが作詞作曲した作品も発売している。</ref>。なお、コンピュータでの打ち込みは[[小室哲哉]]が率いる[[TM NETWORK]]が最初とされているが、実際はチャゲアスの方が先にコンピュータでの打ち込みを始めている<ref name="no doubt">[https://web.archive.org/web/20010217044722/http://ent.nikkeibp.co.jp/ent/bn/9910/021.html#c&a_int 『日経エンタテインメント』] 1999年10月号(インターネット・アーカイブのキャッシュ)より</ref>。
Chage、ASKA各々の自作曲をレパートリーとし、大半のシングル曲の作詞作曲はASKAが担当している。メインボーカルは原則的に作曲者が担当するが、Chageが作曲、ASKAが作詞を手がけた楽曲や、初期の一部のChage曲ではASKAがメインボーカルを務めている。デビュー当時は[[ギター]]での楽曲作りをしており、"演歌フォーク""大陸的なサウンド"などと評されていた。しかし、デビュー5年目となる1984年頃から、[[キーボード (楽器)|キーボード]]や[[コンピュータ]]などを使った楽曲作りと変わり、ポップスやロック色が強まっていった。1990年に発売されたアルバム『[[SEE YA]]』は、[[ロンドン]]で制作され、そして1991年に大ヒットとなる「SAY YES」が発売された。このヒットにより、チャゲアスは「'''[[シンセサイザー]]を使ったロマンチックな[[バラード]]を歌うラブソングの旗手'''」というイメージが定着した<ref group ="注釈">なお、'''バラードのチャゲアス'''を払拭されるためにASKAは「[[YAH YAH YAH/夢の番人|YAH YAH YAH]]」「[[晴天を誉めるなら夕暮れを待て]]」(ASKAソロ楽曲)など、CHAGEは「[[めぐり逢い (CHAGE and ASKAの曲)#収録曲|濡れた夢]]」などのそれぞれが作詞作曲した作品も発売している。</ref>。なお、コンピュータでの打ち込みは[[小室哲哉]]が率いる[[TM NETWORK]]がイメージされているが、実際はチャゲアスも早くからコンピュータでによる打ち込みを始めている<ref name="no doubt">[https://web.archive.org/web/20010217044722/http://ent.nikkeibp.co.jp/ent/bn/9910/021.html#c&a_int 『日経エンタテインメント』] 1999年10月号(インターネット・アーカイブのキャッシュ)より</ref>。
{{main|[[ASKA#音楽活動]]}}
{{main|[[ASKA#音楽活動]]}}
作品に関して、大衆から売上枚数が注目されたりすることがあるが、「SAY YES」「[[Something There]]」の発売時に2人は「楽曲を作った時のテンションが注がれている状態で発売することが自分達のやり方」「売上枚数の数字ばかりが注目されるが、それらに対して意味はない」とコメントしている<ref name="suponithica">[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/yomimono/music/anokoro/08/kiji/K20110805001347320.html 【1991年8月】SAY YES “月9”のメガヒット チャゲアス初のミリオンセラー] スポニチアネックス 2011年8月5日配信,2019年3月7日閲覧</ref><ref>[https://www.chage-aska.net/discography/single/something_there.php Something There] CHAGE and ASKA Official Web Site 2019年3月7日閲覧</ref>。
作品に関して、大衆から売上枚数が注目されたりすることがあるが、「SAY YES」「[[Something There]]」の発売時に2人は「楽曲を作った時のテンションが注がれている状態で発売することが自分達のやり方」「売上枚数の数字ばかりが注目されるが、それらに対して意味はない」とコメントしている<ref name="sponichica">[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/yomimono/music/anokoro/08/kiji/K20110805001347320.html 【1991年8月】SAY YES “月9”のメガヒット チャゲアス初のミリオンセラー] スポニチアネックス 2011年8月5日配信,2019年3月7日閲覧</ref><ref>[https://www.chage-aska.net/discography/single/something_there.php Something There] CHAGE and ASKA Official Web Site 2019年3月7日閲覧</ref>。
=== コンサートの二人の距離 ===
=== コンサートの二人の距離 ===
コンサート等でステージに立つ際の2人の距離(正確には2人の使用するマイクスタンドの間隔)は'''基本的に「210cm」'''と決まっており、2004年のコンサートツアーの際に発行されたオフィシャルブック『two-five』の中でも取り上げられている。理由について、『two-five』では「手を伸ばしても相手にぶつかることなく、三歩足を踏み出せばそれぞれの肩に触れることができる」「お互いがお互いを引き立て合い、時に大きく、時にCHAGE and ASKAとしてのまとまりを見せてくれる」と述べられている。また、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系『[[トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜]]』では実際にライブ映像などを元に画像解析を行ってこれを検証したことがあり、その際にも検証に使用されたほぼ全ての映像で2人の距離が210cmであることが確認されている<ref>[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系『[[トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜|トリビアの泉]]』2006年5月31日放送</ref>。
コンサート等でステージに立つ際の2人の距離(正確には2人の使用するマイクスタンドの間隔)は'''基本的に「210cm」'''と決まっており、2004年のコンサートツアーの際に発行されたオフィシャルブック『two-five』の中でも取り上げられている。理由について、『two-five』では「手を伸ばしても相手にぶつかることなく、三歩足を踏み出せばそれぞれの肩に触れることができる」「お互いがお互いを引き立て合い、時に大きく、時にCHAGE and ASKAとしてのまとまりを見せてくれる」と述べられている。また、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系『[[トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜]]』では実際にライブ映像などを元に画像解析を行ってこれを検証したことがあり、その際にも検証に使用されたほぼ全ての映像で2人の距離が210cmであることが確認されている<ref>[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系『[[トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜|トリビアの泉]]』2006年5月31日放送</ref>。しかし実際には、テレビ番組などではもっと狭い距離の場合も多い。
しかし、2019年にASKAは脱退を表明。形式上はChage1人のグループという扱いになっているが、これによりグループは事実上の解散となった<ref name="#1"/><ref>{{Cite web|title=関係者各位|BLOG|ASKA Official Web Site 「Fellows」|url=https://www.fellows.tokyo/blog/?id=1619|website=ASKA Official Web Site 「Fellows」|accessdate=2019-08-25|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://natalie.mu/music/news/344953|title=ASKAがCHAGE and ASKA脱退を表明|publisher=Natalie.mu|accessdate=2019-08-25|language=ja}}</ref>。
しかし、2019年にASKAは脱退を表明。形式上はChage1人のグループという扱いになっているが、これによりグループは事実上の解散となった{{R|"#1"|"fellows"}}<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/music/news/344953|title=ASKAがCHAGE and ASKA脱退を表明|publisher=Natalie.mu|accessdate=2019-08-25|language=ja}}</ref>。
* シングルミリオン獲得数:5作品(ミリオン3作品 / ダブルミリオン2作品)(歴代5位タイ、2016年12月現在)<ref group ="注">[[サザンオールスターズ]]、[[DREAMS COME TRUE]]、[[安室奈美恵]]、[[宇多田ヒカル]]などが同じく歴代5位となる。</ref><ref name="excite">[https://www.excite.co.jp/news/article/E1479368070334/ 歴代1位の記録も! CHAGE and ASKAの凄さを改めて振り返る!] exciteニュース 2016年12月3日閲覧</ref>
* シングルミリオン獲得数:5作品(ミリオン3作品 / ダブルミリオン2作品)(歴代5位タイ、2016年12月現在)<ref group ="注釈">[[サザンオールスターズ]]、[[DREAMS COME TRUE]]、[[安室奈美恵]]、[[宇多田ヒカル]]などが同じく歴代5位となる。</ref><ref name="excite">[https://www.excite.co.jp/news/article/E1479368070334/ 歴代1位の記録も! CHAGE and ASKAの凄さを改めて振り返る!] exciteニュース 2016年12月3日閲覧</ref>
*: [[SMAP]]の「[[世界に一つだけの花]]」に売上を抜かれる前は「YAH YAH YAH/夢の番人」がオリコン歴代シングル売上10位を記録しており、歴代TOP10に「SAY YES」「YAH YAH YAH/夢の番人」がランクインしていた。同一アーティストで2作ランクインしていたのはCHAGE and ASKAのみであった<ref>[https://withnews.jp/article/f0160206001qq000000000000000G0010401qq000012994A アスカ残し、チャゲ逝く 「なんかショック…」ちょっとした騒動に] with news 2016年2月15日閲覧</ref>。なお、シングル2作品ダブルミリオンをもつ同一アーティストとして、歴代1位タイである<ref name="excite"/><ref group ="注">[[Mr.Children]](「[[Tomorrow never knows (Mr.Childrenの曲)|Tomorrow never knows]]」「[[名もなき詩]]」)と並ぶ。</ref>。
*: [[SMAP]]の「[[世界に一つだけの花]]」に売上を抜かれる前は「YAH YAH YAH/夢の番人」がオリコン歴代シングル売上10位を記録しており、歴代TOP10に「SAY YES」「YAH YAH YAH/夢の番人」がランクインしていた。同一アーティストで2作ランクインしていたのはCHAGE and ASKAのみであった<ref>[https://withnews.jp/article/f0160206001qq000000000000000G0010401qq000012994A アスカ残し、チャゲ逝く 「なんかショック…」ちょっとした騒動に] with news 2016年2月15日閲覧</ref>。なお、シングル2作品ダブルミリオンをもつ同一アーティストとして、歴代1位タイである<ref name="excite"/><ref group ="注釈">[[Mr.Children]](「[[Tomorrow never knows (Mr.Childrenの曲)|Tomorrow never knows]]」「[[名もなき詩]]」)と並ぶ。</ref>。
* 歴代週間連続1位獲得数:「SAY YES」(13週連続・歴代5位)<ref>[https://www.chage-aska.net/history/1990.php#1991 1991年ヒストリー] CHAGE and ASKA official web site 2016年6月25日閲覧。</ref>
* 歴代週間連続1位獲得数:「SAY YES」(13週連続・歴代5位)<ref>[https://www.chage-aska.net/history/1990.php#1991 1991年ヒストリー] CHAGE and ASKA official web site 2016年6月25日閲覧。</ref>
『1979-1982 BEST』『SUPER BEST』『Yin&Yang』『CHAGE and ASKA VERY BEST NOTHING BUT C&A』は、廃盤作品である<ref>[https://artist.cdjournal.com/d/chage-and-aska-very-best-nothing-but-c--a/4108121703 CHAGE and ASKA / CHAGE and ASKA VERY BEST NOTHING BUT C&A {{nowiki|[廃盤]}}] </ref>。
!style="width:15%"|種類
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!style="width:15%"|発売日
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|ベスト・アルバム
|ベスト・アルバム
|'''1982年12月21日'''
|'''1982年12月21日'''
!{{Larger|[[1979-1982 BEST]]}} <ref group ="注">[[カセットテープ]]でのみ発売。公式サイトには記載されていない。</ref>
!{{Larger|[[1979-1982 BEST]]}} <ref group ="注釈">[[カセットテープ]]でのみ発売。公式サイトには記載されていない。</ref>
: {{small|[[ゴールデンタイム]]に2時間の生放送であった。出演はCHAGE&ASKAの他に2人にゆかりのあるゲストを招いてのトークや歌の披露、CHAGE&ASKAの楽曲を使用したショートドラマの放送や、[[よみうりランド]]EASTで電球にメッセージを書き込んだ巨大クリスマスツリーの点灯、その後にCHAGE&ASKAが生登場し歌を披露するなど、盛り沢山の内容であった<ref group ="注">キャッチコピーは「もうやれません、こんなこと。CHAGEもASKAも日テレも」</ref>。}}
: {{small|[[ゴールデンタイム]]に2時間の生放送であった。出演はCHAGE&ASKAの他に2人にゆかりのあるゲストを招いてのトークや歌の披露、CHAGE&ASKAの楽曲を使用したショートドラマの放送や、[[よみうりランド]]EASTで電球にメッセージを書き込んだ巨大クリスマスツリーの点灯、その後にCHAGE&ASKAが生登場し歌を披露するなど、盛り沢山の内容であった<ref group ="注釈">キャッチコピーは「もうやれません、こんなこと。CHAGEもASKAも日テレも」</ref>。}}
* '''CHAGE&ASKAスペシャル 54分の衝撃'''(1993年12月25日、NHK総合)
* '''CHAGE&ASKAスペシャル 54分の衝撃'''(1993年12月25日、NHK総合)
* '''CHAGE&ASKA SPECIAL Mr.ASIA 世界音楽祭3年連続受賞!! 1994 The World Music Awards'''(1994年7月24日、[[テレビ朝日]]系)
* '''CHAGE&ASKA SPECIAL Mr.ASIA 世界音楽祭3年連続受賞!! 1994 The World Music Awards'''(1994年7月24日、[[テレビ朝日]]系)
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* '''15th Anniversary Special -転-'''(1994年8月25日、WOWOW)
* '''15th Anniversary Special -転-'''(1994年8月25日、WOWOW)
: {{small|デビュー15周年を記念してゲストがCHAGE&ASKAのみという内容で放送された<ref>{{Cite web|url=https://www.tv-asahi.co.jp/music/contents/m_lineup/0347/index.html |title=出演者ラインアップ BACK NUMBER |publisher=[[テレビ朝日]] |accessdate=2013-11-30}}</ref><ref group ="注">CHAGE&ASKAに加え、[[宇佐元恭一]]、[[MULTI MAX]]も歌を披露した。</ref>。2013年現在、同番組でゲストが1組のみのスペシャル番組が放送されたのは、他に[[DREAMS COME TRUE]](1994年8月12日放送)と[[サザンオールスターズ]](2008年8月8日放送)がある。}}
: {{small|デビュー15周年を記念してゲストがCHAGE&ASKAのみという内容で放送された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.tv-asahi.co.jp/music/contents/m_lineup/0347/index.html |title=出演者ラインアップ BACK NUMBER |publisher=[[テレビ朝日]] |accessdate=2013-11-30}}</ref><ref group ="注釈">CHAGE&ASKAに加え、[[宇佐元恭一]]、[[MULTI MAX]]も歌を披露した。</ref>。2013年現在、同番組でゲストが1組のみのスペシャル番組が放送されたのは、他に[[DREAMS COME TRUE]](1994年8月12日放送)と[[サザンオールスターズ]](2008年8月8日放送)がある。}}
* '''史上最大の作戦 IN ASIA CHAGE&ASKA その瞳で見てくれ'''(1996年6月16日、フジテレビ系)
* '''史上最大の作戦 IN ASIA CHAGE&ASKA その瞳で見てくれ'''(1996年6月16日、フジテレビ系)
: 1983年9月30日にチャゲ&飛鳥がコンサート会場として初めて使用した会場。当初は、[[1982年|前年]]に[[日本武道館]]でのコンサート開催を計画していたが、事務所関係者の間で賛否が分かれて断念した。その代わり、「まだ誰もやったことのない場所でやろう」となって選ばれたのが国立代々木第一体育館であった<ref>[[日本放送協会|NHK]] [[NHK衛星第2テレビジョン|BS2]]『CHAGE&ASKA HISTORY '79 - '90』内でのインタビューより</ref><ref group ="注">なお、念願の[[日本武道館]]公演は翌1984年8月8日・9日に開催している。</ref>。2007年には無期限活動休止前最後となるコンサートを開催。また、2013年に活動再開後初となるライブ開催を予定していた場所であった<ref>[http://calive2013.chage-aska.net/ CHAGE and ASKA スペシャルライブ 2013 "On Your Mark"] 特設サイト</ref>。
: 1983年9月30日にチャゲ&飛鳥がコンサート会場として初めて使用した会場。当初は、[[1982年|前年]]に[[日本武道館]]でのコンサート開催を計画していたが、事務所関係者の間で賛否が分かれて断念した。その代わり、「まだ誰もやったことのない場所でやろう」となって選ばれたのが国立代々木第一体育館であった<ref>[[日本放送協会|NHK]] [[NHK衛星第2テレビジョン|BS2]]『CHAGE&ASKA HISTORY '79 - '90』内でのインタビューより</ref><ref group ="注釈">なお、念願の[[日本武道館]]公演は翌1984年8月8日・9日に開催している。</ref>。2007年には無期限活動休止前最後となるコンサートを開催。また、2013年に活動再開後初となるライブ開催を予定していた場所であった<ref>[http://calive2013.chage-aska.net/ CHAGE and ASKA スペシャルライブ 2013 "On Your Mark"] 特設サイト</ref>。
: [[IFPI]]が主催する国際音楽賞。CHAGE&ASKAは1992年から3年連続で受賞した。1992年の授賞式に日本代表として招待されていたが、スケジュールの都合で出演できず、1993年に改めて日本代表として初出演しパフォーマンスした<ref group ="注" name="no no darlin'"></ref>。1994年はアジア代表として出演し、アメリカの[[コーラス (ポピュラー音楽)|コーラス]]グループである14カラット・ソウルと共演した<ref group ="注" name="sons and daughters"></ref>。2010年には[[安室奈美恵]]が現地でパフォーマンスした。
: [[IFPI]]が主催する国際音楽賞。CHAGE&ASKAは1992年から3年連続で受賞した。1992年の授賞式に日本代表として招待されていたが、スケジュールの都合で出演できず、1993年に改めて日本代表として初出演しパフォーマンスした<ref group ="注釈" name="no no darlin'"></ref>。1994年はアジア代表として出演し、アメリカの[[コーラス (ポピュラー音楽)|コーラス]]グループである14カラット・ソウルと共演した<ref group ="注釈" name="sons and daughters"></ref>。2010年には[[安室奈美恵]]が現地でパフォーマンスした。
* [[MTVアンプラグド|MTV Unplugged]]
* [[MTVアンプラグド|MTV Unplugged]]
: [[MTV]]が放送する[[アコースティック]]を基調とするライブ番組。CHAGE&ASKAは、アジア圏のアーティストとして初めて出演を果たす<ref group ="注" name="mtv unplugged"></ref>。収録は1996年6月19日にロンドンのファウンテン・スタジオで行われた。
: [[MTV]]が放送する[[アコースティック]]を基調とするライブ番組。CHAGE&ASKAは、アジア圏のアーティストとして初めて出演を果たす<ref group ="注釈" name="mtv unplugged"></ref>。収録は1996年6月19日にロンドンのファウンテン・スタジオで行われた。
* [[福岡ドーム]]
* [[福岡ドーム]]
: 1999年12月31日に初のドーム公演と初のカウントダウン・ライブを開催した会場。それまで、コンサートとして最大でも1万人から1万5千人規模の会場になるべく拘って活動してきたが(過去に3万人規模の横浜スタジアムでコンサートを開催するなどの例外はあった)、"特別なお祭り的イベント" ということで2人の故郷でもある福岡で開催した。内容はCHAGEソロ(途中でMULTI MAX登場)、ASKAソロ、CHAGE & ASKAの3部構成であった。なお、韓国の関係者がこのライブを視察に来ていたことで、翌年にソウルでの親善コンサート開催アーティストをCHAGE&ASKAに決めるきっかけとなった<ref>『ASKA CONCERT TOUR GOOD TIME』 パンフレット内のインタビューを参照</ref>。
: 1999年12月31日に初のドーム公演と初のカウントダウン・ライブを開催した会場。それまで、コンサートとして最大でも1万人から1万5千人規模の会場になるべく拘って活動してきたが(過去に3万人規模の横浜スタジアムでコンサートを開催するなどの例外はあった)、"特別なお祭り的イベント" ということで2人の故郷でもある福岡で開催した。内容はCHAGEソロ(途中でMULTI MAX登場)、ASKAソロ、CHAGE & ASKAの3部構成であった。なお、韓国の関係者がこのライブを視察に来ていたことで、翌年にソウルでの親善コンサート開催アーティストをCHAGE&ASKAに決めるきっかけとなった<ref>『ASKA CONCERT TOUR GOOD TIME』 パンフレット内のインタビューを参照</ref>。
1988年2月には20枚目シングル「恋人はワイン色」が発売され、自身初のドラマ主題歌に起用された。この年はシングル・アルバム共に2枚ずつ発売され、ASKAはソロ活動も並行に行われた。5月から8月、10月から12月までは前年ツアーを開催している[5]:383。デビュー10周年を迎える1989年となり、3月には23枚目シングル「WALK」、6月に24枚目シングル「LOVE SONG」を発売した。デビュー日の8月25日には12枚目アルバム『PRIDE』を発売した。1981年の『熱風』以来となるオリコンアルバムチャート1位を獲得した[19]。しかし、10月にChageは新しいバンドとなるMULTI MAXを結成し、ASKAは12月渡英したことでCHAGE and ASKAが活動休止となった[5]:384。1990年4月にChageも渡英して、ASKAと合流してロンドンでレコーディングを始めた。6月に2人が日本へ帰国後に25枚目シングル「DO YA DO」が発売され、1981年発売の「万里の河」以来となるオリコンチャートトップ10入りを果たした。8月には13枚目アルバム『SEE YA』が発売され、50万枚を超える売上となった。発売後にはアルバムを引っ提げ、全国60箇所でライブ『SEE YA』が1991年2月まで開催された[5]:385-387[22]。
1991年1月にアルバム『SEE YA』から26枚目シングル「太陽と埃の中で」をシングルカットして発売された。シングルカットながらも50万枚を超える売上を記録[22][5]:387。3月から6月まではChageがMULTI MAXとして、ASKAがソロの活動を行った。特にASKAのソロ3枚目シングル「はじまりはいつも雨」がロングヒットとなり120万枚を記録した[23]。7月から2人がCHAGE and ASKAとして活動を始め、フジテレビ系列ドラマ『101回目のプロポーズ』の主題歌となった27枚目シングル「SAY YES」を発売。オリコンチャートで13週連続1位を獲得し、累計では280万枚以上を売り上げて自身最大のヒット作品となった。9月から全国ツアー『SAY YES』を開催し、10月には14枚目アルバム『TREE』を発売した。当時の最高初週売上であった99万枚を記録し、累計で235万枚を記録[22][24]。11月にはアルバムに収録されていた「僕はこの瞳で嘘をつく」を28枚目シングルとしてシングルカットして、80万枚を超える売上となった[5]:387[22]。1992年になり、3月から全国ツアー『CONCERT TOUR 1992 BIG TREE』が開催され、ベスト・アルバム『SUPER BEST II』が発売された。270万枚を売り上げ、同年のオリコン年間アルバムランキングで1位を獲得[5]:388[22]。さらに第6回日本ゴールドディスク大賞では主要7部門中6部門受賞した[25]。6月にASKAが渡英、7月にChageが渡英してレコーディングが開始された。その後、29枚目シングル「if」が発売され、110万枚を記録[5]:400[22]。10月には30枚目シングル「no no darlin'」を発売。11月には前述のシングルを収録した15枚目アルバム『GUYS』を発売。140万枚を超える売上を記録した[5]:400[22]。Chageは10月には帰国し、年末までMULTI MAXとして活動を行った[5]:400。
1999年3月に東芝EMI移籍後初作品とった39枚目シングル「この愛のために/VISION」を発売した。CHAGE and ASKAとしての活動を再開し、5月にはアコースティックライブを赤坂BLITZで開催した[5]:406。デビュー20周年を迎えた8月25日には自身初のセルフプロデュースによる19枚目アルバム『NO DOUBT』を発売した。発売後にはコンサートツアー『CONCERT TOUR 電光石火』を開催し、11月には『ASIAN TOUR NO DOUBT』として北京・上海公演を行った。12月にベスト・アルバム『CHAGE&ASKA VERY BEST ROLL OVER 20TH』を発売。45万枚を超える売上を記録した[5]:406[22]。大晦日には故郷福岡で初のドーム公演にして初のカウントダウン・ライブ『千年夜一夜ライブ 〜福岡ドーム 僕らがホーム〜』を開催した[5]:406。
2004年4月から12月までコンサートツアー『CHAGE and ASKA CONCERT TOUR 2004 two-five』を開催し、デビュー25周年となる8月25日には45枚目シングル「36度線 -1995夏-」が発売された。発売直後にライブ『CHAGE and ASKA 25th Anniversary Special チャゲ&飛鳥熱風コンサート』を東京・お台場野外特設会場で開催した。11月には、慶應義塾大学三田祭の前夜祭ライブを行い、12月に46枚目シングル「僕はMusic」を発売した[33]。2005年はお互いソロ活動を中心に行い[33]、2006年12月に国立代々木競技場第一体育館にて『Point Green Live 2006』が開催され、徳永英明、岡本真夜とともに出演した[33]。2007年1月に47枚目シングル「Man and Woman」、48枚目シングル「Here & There」を同時に発売。直後には21枚目アルバム『DOUBLE』を発売した。3月から7月にかけてコンサートツアー『CHAGE and ASKA Concert tour 2007 DOUBLE』を開催し、11月からは、上海大舞台(旧称:上海体育館)での公演を皮切りに8年ぶりにアコースティック・ライブ『CHAGE and ASKA Concert 2007 alive in live』を行った[33]。
2013年1月に公式サイトにてCHAGE and ASKAの活動再開することが発表された[38]。同年8月末に国立代々木第一体育館において、復活ライブを開催する予定であったが、6月にASKAに一過性脳虚血症の疑いで静養が必要と診断されたため、ライブを延期することが発表された[39][40]。しかし、8月に週刊文春がASKAの薬物使用疑惑を報じた[41][42]。10月にASKAは活動自粛する形となったが[43]、2014年5月に覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕された[44]。そして逮捕に伴い、ASKA、CHAGE and ASKAの音楽・映像および関連商品の販売中止・回収と、全楽曲・映像のデジタル配信停止が発表された[45][46][47]。6月にはロックダムアーティスツが、ASKAの契約解除を発表。CHAGE and ASKAのファンクラブ「TUG OF C&A」も8月末を以って休止する予定であることも併せて発表[48]。さらに7月にはセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンからの申し出より「Save the Children with CHAGE and ASKA」の活動を終了した[49]。
5月に公式サイトでアルバム『CHAGE&ASKA VERY BEST ROLL OVER 20TH』がChageのライブツアーの5月18日以降の公演で、会場販売されることが発表された。ASKAの逮捕の影響で、CHAGE and ASKA及びASKAのCD・DVD等は販売中止となり、廃盤状態になっていた。また、ASKAの逮捕後にCHAGE and ASKAのCDが再発売されるのは今回が初めてである[50]。その後も順次に作品の再発売が発表され、7月にはアルバム『CHAGE&ASKA VERY BEST ROLL OVER 20TH』[51]、11月には2000年より前に発売されたアルバムとシングルの配信が再開された[52]。さらに『VERY BEST ROLL OVER 20TH』に続き、『SUPER BEST II』『THE STORY of BALLAD』『THE STORY of BALLAD II』のCDの販売が再開された[53]。
2018年3月に映像作品『千年夜一夜ライブ 〜福岡ドーム 僕らがホーム〜』『ASIAN TOUR IN TAIPEI』『MTV UNPLUGGED LIVE』『CHAGE and ASKA LIVE DVD BOX 1』『CHAGE and ASKA LIVE DVD BOX 2』『CHAGE and ASKA LIVE DVD BOX 3』の販売が再開され[54]、4月にはヤマハミュージックコミュニケーションズから再発売された『風舞』から『NO DOUBT』までのアルバムが販売再開された[55]。11月に2001年以降に発売されたユニバーサルミュージック発売元の作品が販売再開された[56]。
デビュー40周年となる2019年8月25日に『CHAGE and ASKA LIVE DVD BOX 4』『CHAGE&ASKA LIVE IN KOREA 韓日親善コンサート Aug.2000』を発売した。『DVD BOX 4』は期間限定発売の完全受注生産であり、「CHAGE and ASKA ASIAN TOUR 1994 LIVE IN HONG KONG」「CHAGE & ASKA CONCERT TOUR 電光石火 ~TUG OF C&A PRESENTS PREVIEW in 幕張メッセ~Aug.1999」「CHAGE & ASKA LIVE IN KOREA 韓日親善コンサート Aug.2000」が収録される[32]。そして、同じ日にASKAがCHAGE and ASKAからの脱退を発表した[57][58]。
2020年5月に1989年から1994年にかけてVHSビデオで発売されて廃盤となっていた『WALK』『SEE YA』『TREE』『Go to Eleven~GUYS〜』『RED HILL』『On Your Mark』をDVDで順次発売されることが発表された[59]。
コンサート等でステージに立つ際の2人の距離(正確には2人の使用するマイクスタンドの間隔)は基本的に「210cm」と決まっており、2004年のコンサートツアーの際に発行されたオフィシャルブック『two-five』の中でも取り上げられている。理由について、『two-five』では「手を伸ばしても相手にぶつかることなく、三歩足を踏み出せばそれぞれの肩に触れることができる」「お互いがお互いを引き立て合い、時に大きく、時にCHAGE and ASKAとしてのまとまりを見せてくれる」と述べられている。また、フジテレビ系『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』では実際にライブ映像などを元に画像解析を行ってこれを検証したことがあり、その際にも検証に使用されたほぼ全ての映像で2人の距離が210cmであることが確認されている[63]。しかし実際には、テレビ番組などではもっと狭い距離の場合も多い。
1991年にシングル「SAY YES」が250万枚以上の売上を記録し、1980年代のレコード市場には予測できなかった記録を作り、1992年に第6回日本ゴールドディスク大賞を受賞した際シングル390万枚を売り上げての受賞をし、1990年に記録したサザンオールスターズの60.4万枚の記録を大きく更新した。翌年の1993年の第7回も受賞しており、アルバム売上が409万枚となり、1990年代のCDとMDの普及の基となった[64]。また、自身のライブ「CHAGE&ASKA CONCERT MOVIE GUYS」を1992年末に上映した。今では、ライブを映画化することは多々あることだが、当時ライブを映画化にするのは失敗すると言われてた時代に大ヒットさせ、この常識を覆した[65]。
2022年6月13日、ASKAが古舘伊知郎との対談で、「きっと、2人になれば“色々あったな”って言い合えるんですけど。なかなかその機会がなくても、もうお前そんなこと言ってる歳じゃないぞと。64、65になって、あと何年声が出るんだと。僕は自分にそれを突き付けてるから、あいつも同じように突き付けなきゃダメ。僕も頑ななときはありましたけど、今はもっと(CHAGEが)頑なだから。それをほぐしていくのが、僕の役目かもしれない」と話し、「CHAGE and ASKA」復活の可能性について言及した[76]。
1.ChageLiveTour10-11 "まわせ大きな地球儀" - 2.Chageの茶会2012 〜座・藍燈横濱〜 - 3.ChageLiveTour 2014 〜equal〜 - 4.Chage Live Tour 2019 feedback - 5.Chage New Year & Birthday Party 2020 @ Billboard Live OSAKA
映像作品
VHS
CHAGE "大いに唄う" in 武道館
DVD (音楽)
1.Feeling Place - 2.CHAGE CONCERT TOUR 2008 アイシテル - 3.Chageドキュメント2009 〜日々即是空〜- 4.ChageLiveTour10-11 "まわせ大きな地球儀" 5.ChageLiveTour 2014 〜equal〜 - 6.Chage Live Tour 2015 〜天使がくれたハンマー〜 - 7.Chage Live Tour 2018 ◆ CRIMSON ◆
DVD (その他)
1.missing pages
Blu-ray
1.ChageLiveTour10-11 "まわせ大きな地球儀" - 2.CHAGE CONCERT TOUR 2008 アイシテル - 3.Chageドキュメント2009 〜日々即是空〜 - 4.Chageの茶会2012 〜座・藍燈横濱〜 - 5.ChageLiveTour 2014 〜equal〜 - 6.Chage Live Tour 2015 〜天使がくれたハンマー〜 - 7.Chage Live Tour 2018 ◆ CRIMSON ◆
1.ASKA SYMPHONIC CONCERT TOUR 2008 "SCENE" at The Bay (Singapore) - 2.ASKA CONCERT TOUR 10>>11 FACEs - 3.ASKA CONCERT 2012 昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend - 4.ASKA CONCERT TOUR 12>>13 ROCKET