カル・リプケン・ジュニア

映像えいぞう外部がいぶリンク
	1995年ねん9月がつ6日にち; カル・リプケン2131試合しあい; 連続れんぞく出場しゅつじょう達成たっせいの試合しあい（MLB.comによる動画どうが）

カル・リプケン・ジュニア
*Cal Ripken, Jr.*
	2015年ねん12月7日にち
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
出身しゅっしん地ち	メリーランド州しゅうハーバー・デ・グレイス
生年月日せいねんがっぴ	1960年ねん8月がつ24日にち（63歳さい）
身長しんちょう; 体重たいじゅう	6' 4" ＝約やく193 cm; 225 lb ＝約やく102.1 kg
選手せんしゅ情報じょうほう
投球とうきゅう・打席だせき	右みぎ投とう右みぎ打だ
ポジション	遊撃手ゆうげきしゅ、三塁手さんるいしゅ
プロ入いり	1978年ねんドラフト2巡じゅん目め
初はつ出場しゅつじょう	1981年ねん8月がつ10日とおか
最終さいしゅう出場しゅつじょう	2001年ねん10月がつ6日にち
経歴けいれき（括弧かっこ内ないはプロチーム在籍ざいせき年度ねんど）
	ボルチモア・オリオールズ (1981 - 2001);
アメリカ野球やきゅう殿堂でんどう殿堂でんどう表彰ひょうしょう者しゃ
選出せんしゅつ年ねん	2007年ねん
得票とくひょう率りつ	98.5%
選出せんしゅつ方法ほうほう	全米ぜんべい野球やきゅう記者きしゃ協会きょうかい選出せんしゅつ
	この表ひょうについて

カル・リプケン・ジュニア（英語えいご: Cal Ripken, Jr., 本名ほんみょう：カルビン・エドウィン・リプケン・ジュニア（Calvin Edwin Ripken Jr., 1960年ねん 8月がつ24日にち - ）は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくメリーランド州しゅうハバディグレイス出身しゅっしんの元もとプロ野球やきゅう選手せんしゅ（内野ないや手しゅ）。愛称あいしょうは"アイアンマン"（"Iron man"）。

歴代れきだい1位いとなる2632試合しあい連続れんぞく出場しゅつじょうを記録きろくした。現役げんえき時代じだいの全すべてをボルチモア・オリオールズで過すごした現代げんだいでは数少かずすくないフランチャイズ・プレイヤー。

経歴けいれき[編集へんしゅう]

現役げんえき初期しょき[編集へんしゅう]

1978年ねんのMLBドラフト2巡じゅん目め（全体ぜんたい48位い）でボルチモア・オリオールズから指名しめいされ、入団にゅうだん。

1981年ねん8月がつ10日とおかのカンザスシティ・ロイヤルズ戦せんでメジャーデビューを果はたした。

1982年ねんシーズン当初とうしょは三塁手さんるいしゅとして出場しゅつじょうしていたが、7月がつ1日にちにアール・ウィーバー監督かんとくが遊撃手ゆうげきしゅにコンバート^[1]。打率だりつ.264・28本塁打ほんるいだ・93打点だてんを記録きろくし、アメリカンリーグ新人しんじん王おうを受賞じゅしょうした。

メジャー屈指くっしの攻撃こうげき型がた遊撃手ゆうげきしゅ^[1]として1982年ねん5月30日にちから1998年ねん9月20日にちまでの15年間ねんかんに2632試合しあい連続れんぞく出場しゅつじょうの大だい記録きろくを成なし遂とげる。この間あいだに1982年ねん6月がつ5日にちから1987年ねん9月14日にちまで8243イニング連続れんぞく出場しゅつじょうや903試合しあい連続れんぞくフルイニング出場しゅつじょうのMLB記録きろくも作つくっている^[1]。

1983年ねんは前年ぜんねんを上回うわまわる打率だりつ.318、27本塁打ほんるいだ、102打点だてんを記録きろく。211安打あんだ、47二塁打にるいだ、121得点とくてんはリーグ1位いとなり、史上しじょう初はじめて新人しんじん王おうの翌年よくねんにア・リーグMVPに選出せんしゅつされた^[2]。チームはワールドシリーズ進出しんしゅつを果はたし、打率だりつ.167と低迷ていめいしたがチームは13年ねんぶりのワールドチャンピオンとなった^[3]。

現役げんえき中期ちゅうき[編集へんしゅう]

1984年ねんはリーグ新しん記録きろくとなる583補殺ほさつを記録きろくし、5月6日にちにはサイクル安打あんだを達成たっせい^[1]。また、同年どうねんの日米にちべい野球やきゅうのメンバーの一人ひとりとして参加さんかしている。

1985年ねん4月がつ10日とおかに左ひだり足首あしくびを捻ねじり医師いしから2週間しゅうかんの休養きゅうようが必要ひつようと宣告せんこくされたが次つぎの日ひは試合しあいがなく12日にちから出場しゅつじょうを続つづけ連続れんぞく試合しあいの記録きろくは途切とぎれなかった^[4]。

1987年ねんに父ちちのカル・リプケン・シニア（英語えいご版ばん）がオリオールズの監督かんとくに就任しゅうにんし、弟おとうとのビリー・リプケンがメジャー昇格しょうかくを果はたし二に遊ゆう間あいだを形成けいせい^[1]。史上しじょう初はじめて親子おやこ3人にんが同どう一いちチームとなった^[5]。

1990年ねん4月がつ14日にちから7月がつ27日にちかけて当時とうじのMLB新しん記録きろくとなる95試合しあい連続れんぞく無む失策しっさくを達成たっせい^[5]。 1991年ねんには遊撃手ゆうげきしゅとして当時とうじのリーグ新しん記録きろくとなる368塁打るいだを記録きろくし（1996年ねんにアレックス・ロドリゲスが記録きろく更新こうしん）、遊撃手ゆうげきしゅとしてア・リーグ史上しじょう初はじめて3割わり・30本塁打ほんるいだ・100打点だてんを達成たっせい^[1]。また、この年としのオールスターゲームではMVPとなり、前日ぜんじつに行おこなわれたホームランダービーでも優勝ゆうしょうしている。自身じしん2度目どめのMVPも受賞じゅしょうした。

連続れんぞく試合しあい出場しゅつじょう記録きろく更新こうしん[編集へんしゅう]

1994年ねん8月がつ12日にちから1995年ねん4月がつ2日にちにかけての232日間にちかんに及およぶ長期ちょうきストライキの際さいには、オーナー側がわが代替だいたい選手せんしゅで1995年ねんシーズン開幕かいまくを強行きょうこうさせようとしたが、「もし、試合しあいが行おこなわれたら記録きろくが2009で途切とぎれてしまう」と、ボルチモア市議会しぎかいはオリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズで代替だいたい選手せんしゅによって試合しあいが行おこなわれたらMLB機構きこうに1試合しあい1000ドルの罰金ばっきんを科かす法案ほうあんを成立せいりつさせた^[5]。そして、4月がつ27日にちにシーズン公式こうしき戦せんは再開さいかいされ、9月6日にち、ルー・ゲーリッグ（ニューヨーク・ヤンキース）の2130連続れんぞく試合しあい出場しゅつじょうを56年ねんぶりに塗ぬり替かえる、2131連続れんぞく試合しあい出場しゅつじょうを達成たっせいした。

さらには翌よく1996年ねん6月12日にちにはカンザスシティ・ロイヤルズ戦せんにて衣ころも笠りゅう祥雄よしお（広島ひろしま）が持もつ2215連続れんぞく試合しあい出場しゅつじょうを越こえ、2216連続れんぞく試合しあい出場しゅつじょうを達成たっせいした。この試合しあいには衣笠きぬがさも2試合しあい連続れんぞくで来場らいじょうしており、記録きろく更新こうしんに立たち会あった。衣笠きぬがさとはこれが縁えんで衣笠きぬがさが関連かんれんする番組ばんぐみにゲストやサプライズ出演しゅつえんすることがあった^[6]。そして2006年ねん4月がつ9日にちには当時とうじ阪神はんしんタイガースに所属しょぞくしていた金本かなもと知とも憲けんが連続れんぞくフルイニング出場しゅつじょうを更新こうしんした時ときには映像えいぞうで祝福しゅくふくをした。

現役げんえき後期こうき[編集へんしゅう]

1996年ねんにデーブ・ジョンソン監督かんとくは若手わかて有望ゆうぼう株かぶだったマニー・アレクサンダーを遊撃手ゆうげきしゅに据すえようと考かんがえ、リプケンを三塁手さんるいしゅへ再さいコンバートしようとした。結局けっきょく、この案あんは約やく1週間しゅうかんしか続つづかなかったが、この間あいだリプケンはアレクサンダーと1ヶ月かげつ以上いじょうも話はなしをしなかったという^[7]。アレクサンダーは翌よく1997年ねんにニューヨーク・メッツへトレードされた。アレクサンダーはリプケンを恨うらみ続つづけ、背番号せばんごう8を提示ていじされたがリプケンと同おなじ番号ばんごうであるという理由りゆうから拒否きょひした^[7]。

1997年ねんからは三塁手さんるいしゅとして出場しゅつじょうを続つづけた。

1998年ねんの本拠地ほんきょち最終さいしゅう戦せんとなった9月がつ20日はつか、自みずから欠場けつじょうを申もうし出でて連続れんぞく試合しあいの記録きろくは2632で終おわった。^[4]。

1999年ねん3月25日にちに父ちちのシニアが亡なくなり精神せいしん的てきに大おおきなショックを受うけ開幕かいまくを迎むかえた^[8]。開幕かいまくから不調ふちょうで打率だりつ.179の成績せいせきで4月がつ19日にちに腰痛ようつうのため自身じしん初はつの故障こしょう者しゃリスト入いりとなった。故障こしょうから復帰ふっきして以降いこうは調子ちょうしを上あげ、6月13日にちのアトランタ・ブレーブス戦せんで球団きゅうだん記録きろくの1試合しあい6安打あんだを記録きろく。7月には年俸ねんぽう630万まんドルで2000年ねんの契約けいやくを延長えんちょうした^[8]。8月3日にちに再ふたたび腰痛ようつうでリスト入いりとなり、2度どの故障こしょう者しゃリスト入いりで出場しゅつじょう試合しあい数すうは86に留とまり規定きてい打席だせきに達たっしていないが、打率だりつ.340は自己じこ最高さいこうとなった。

2000年ねん4月がつ16日にちのミネソタ・ツインズ戦せんで3000本ほん安打あんだを達成たっせい。

引退いんたいまで[編集へんしゅう]

2001年ねん6月がつ、この年とし限かぎりでの現役げんえき引退いんたいを発表はっぴょう^[4]。最後さいごのオールスターゲームにはファン投票とうひょうで19回かい目めの選出せんしゅつを果はたし、アメリカンリーグの選出せんしゅつ記録きろくを更新こうしんした^[9]。試合しあい前まえに遊撃手ゆうげきしゅのアレックス・ロドリゲスがリプケンとポジションを交代こうたいし、リプケンはオジー・スミスの持もっていた遊撃手ゆうげきしゅとしての出場しゅつじょう試合しあい数すう14を更新こうしんした^[9]。試合しあいでは本塁打ほんるいだを放はなち、オールスターゲーム史上しじょう最年長さいねんちょうでMVPを獲得かくとくした。

引退いんたい直前ちょくぜんの9月9日にち、リプケンの背番号せばんごう『8』はオリオールズの永久えいきゅう欠番けつばんに指定していされた^[10]。引退いんたい試合しあいはヤンキー・スタジアムの予定よていだったが、アメリカ同時どうじ多発たはつテロ事件じけんのため同年どうねん10月がつ6日にちに本拠地ほんきょちで公式こうしき戦せん最後さいご戦せんで迎むかえた。ファンへの挨拶あいさつでは「今いまは第だい1章しょうを終おえたばかり。これから第だい2章しょうが始はじまる」^[4]と述のべた。

引退いんたい後ご[編集へんしゅう]

リプケンの背番号せばんごう「8」。
ボルチモア・オリオールズの永久えいきゅう欠番けつばんに2001年ねん指定してい。

その後ごは故郷こきょう・メリーランド州しゅうアバディーンに球場きゅうじょうを建設けんせつし、オリオールズ傘下さんかのマイナーチームであるアバディーン・アイアンバーズを誘致ゆうち。現在げんざいはアイアンバーズの共同きょうどうオーナーの1人ひとりとして名なを連つらねる。そして、妻つまケリーと「ケリー&カル・リプケン基金ききん」を設立せつりつして、チャリティ・イベントや募金ぼきん活動かつどう、自身じしんが破やぶった前ぜん記録きろく保持ほじ者しゃの衣笠きぬがさと共ともに少年しょうねん野球やきゅうの発展はってんなどに力ちからを注そそぎ^[7]、たびたびその指導しどうのために日本にっぽんにも来日らいにちしている。多おおくの組織そしきに積極せっきょく的てきに寄付きふも行おこなっているが、その中なかには筋すじ萎縮いしゅく性せい側がわ索さく硬化こうか症しょう（ルー・ゲーリッグ病やまい）の研究けんきゅうへの援助えんじょも含ふくまれている。

引退いんたいした2001年ねんにUSAトゥデイが満票まんぴょうでアメリカ野球やきゅう殿堂でんどう入いりすることができるかと特集とくしゅうが組くまれ^[4]、殿堂でんどう入いり有ゆう資格しかく者しゃとなる2007年ねん、満票まんぴょうではなかったが537票ひょう（98.5%）もの高こう得票とくひょうを集あつめ初年度しょねんどでの殿堂でんどう入いりを果はたした。得票とくひょう率りつ98.5%は歴代れきだい3位い、野手やしゅとしては当時とうじ史上しじょう最高さいこうの得票とくひょう率りつである^[4]^[11]。

2018年ねん4月がつ23日にちに前ぜん記録きろく保持ほじ者しゃの衣笠きぬがさが死去しきょした折おりには、リプケンも「偉大いだいな友人ゆうじんだった」と哀悼あいとうの意いを表あらわした^[12]。

選手せんしゅとしての特徴とくちょう[編集へんしゅう]

連続れんぞく試合しあい出場しゅつじょう記録きろくばかりがクローズアップされるリプケンだが、通算つうさん3184安打あんだ、431本塁打ほんるいだ、1695打点だてんとバッティングでも優すぐれた成績せいせきを残のこしており、カール・ヤストレムスキー以来いらいのアメリカンリーグのみで3000本ほん安打あんだと400本塁打ほんるいだの記録きろくを達成たっせいした^[9]。

ゴールドグラブ賞しょうを2回かい受賞じゅしょうしており、大柄おおがらな体からだを生いかしたミスのない職人しょくにん肌はだのプレーはメジャー屈指くっしであった。通算つうさん守備しゅび率りつ.979は、遊撃手ゆうげきしゅのMLB歴代れきだい4位い（天然てんねん芝しばを本拠地ほんきょちとする選手せんしゅとしては歴代れきだい1位い）であり、1990年ねんには、95試合しあい連続れんぞく無な失策しっさく、シーズン守備しゅび率りつ.996という当時とうじの遊撃手ゆうげきしゅのMLB新しん記録きろくを樹立じゅりつした。こうした守備しゅび面めんでの貢献こうけんが評価ひょうかされたことで、打撃だげき不振ふしんに陥おちいった時ときにもリプケンが変かわらず起用きようされ続つづけたのである。

リプケン登場とうじょう以前いぜんは遊撃手ゆうげきしゅといえば、小柄こがらな選手せんしゅで打撃だげきに少々しょうしょう難なんがあったとしても守備しゅび力りょくが優先ゆうせんされるのが当あたり前まえのポジションだった。しかし、リプケンの登場とうじょうによって、後ごのデレク・ジーター、アレックス・ロドリゲス、ノマー・ガルシアパーラの1990年代ねんだい三さん大だい遊撃手ゆうげきしゅにもつながる、打撃だげきにも優すぐれた大型おおがた遊撃手ゆうげきしゅ時代じだいが幕まくを開あけることとなった^[13]。

一方いっぽうで様々さまざまな賞しょうを獲得かくとくしながらも、打撃だげきのタイトルは一いち度ども獲得かくとくをしたことはなかった。

詳細しょうさい情報じょうほう[編集へんしゅう]

年度ねんど別べつ打撃だげき成績せいせき[編集へんしゅう]

年とし度ど	球たま団だん	試ためし合ごう	打だ席せき	打だ数かず	得とく点てん	安やす打だ	二に塁るい打だ	三さん塁るい打だ	本ほん塁るい打だ	塁るい打だ	打だ点てん	盗ぬすめ塁るい	盗ぬすめ塁るい死し	犠打だ	犠飛ひ	四よん球たま	敬けい遠とお	死し球たま	三さん振ふ	併殺ころせ打だ	打だ率りつ	出で塁るい率りつ	長なが打だ率りつ	O P S
1981	BAL	23	40	39	1	5	0	0	0	5	0	0	0	0	0	1	0	0	8	4	.128	.150	.128	.278
1982		160	655	598	90	158	32	5	28	284	93	3	3	2	6	46	3	3	95	16	.264	.317	.475	.792
1983		162	726	663	121	211	47	2	27	343	102	0	4	0	5	58	0	0	97	24	.318	.371	.517	.888
1984		162	716	641	103	195	37	7	27	327	86	2	1	0	2	71	1	2	89	16	.304	.374	.510	.884
1985		161	718	642	116	181	32	5	26	301	110	2	3	0	8	67	1	1	68	32	.282	.347	.469	.816
1986		162	707	627	98	177	35	1	25	289	81	4	2	0	6	70	5	4	60	19	.282	.355	.461	.816
1987		162	717	624	97	157	28	3	27	272	98	3	5	0	11	81	0	1	77	19	.252	.333	.436	.769
1988		161	689	575	87	152	25	1	23	248	81	2	2	0	10	102	7	2	69	10	.264	.372	.431	.803
1989		162	712	646	80	166	30	0	21	259	93	3	2	0	6	57	5	3	72	22	.257	.317	.401	.718
1990		161	695	600	78	150	28	4	21	249	84	3	1	1	7	82	18	5	66	12	.250	.341	.415	.756
1991		162	717	650	99	210	46	5	34	368	114	6	1	0	9	53	15	5	46	19	.323	.374	.566	.940
1992		162	715	637	73	160	29	1	14	233	72	4	3	0	7	64	14	7	50	13	.251	.323	.366	.689
1993		162	718	641	87	165	26	3	24	269	90	1	4	0	6	65	19	6	58	17	.257	.329	.420	.749
1994		112	484	444	71	140	19	3	13	204	75	1	0	0	4	32	3	4	41	17	.315	.364	.459	.823
1995		144	613	550	71	144	33	2	17	232	88	0	1	1	8	52	6	2	59	15	.262	.324	.422	.746
1996		163	707	640	94	178	40	1	26	298	102	1	2	0	4	59	3	4	78	28	.278	.341	.466	.807
1997		162	686	615	79	166	30	0	17	247	84	1	0	0	10	56	3	5	73	19	.270	.331	.402	.733
1998		161	659	601	65	163	27	1	14	234	61	0	2	1	2	51	0	4	68	9	.271	.331	.389	.720
1999		86	354	332	51	113	27	0	18	194	57	0	1	3	3	13	3	3	31	14	.340	.368	.584	.952
2000		83	339	309	43	79	16	0	15	140	56	0	0	0	4	23	0	3	37	10	.256	.310	.453	.763
2001		128	516	477	43	114	16	0	14	172	68	0	2	2	9	26	1	2	63	15	.239	.276	.361	.637
MLB：21年ねん		3001	12883	11551	1647	3184	603	44	431	5168	1695	36	39	10	127	1129	107	66	1305	350	.276	.340	.447	.787

各かく年度ねんどの太字ふとじはリーグ最高さいこう

年度ねんど別べつ守備しゅび成績せいせき[編集へんしゅう]

年とし度ど	球たま団だん	三塁さんるい（3B）						遊ゆう撃げき（SS）
年とし度ど	球たま団だん	試ためし合ごう	刺とげ殺ころせ	補ほ殺ころせ	失しつ策さく	併殺ころせ	守もり備率りつ	試ためし合ごう	刺とげ殺ころせ	補ほ殺ころせ	失しつ策さく	併殺ころせ	守もり備率りつ
1981	BAL	6	2	6	1	1	.889	12	11	24	2	5	.946
1982		71	66	151	6	17	.973	94	155	289	13	47	.972
1983		-						162	272	534	25	113	.970
1984		-						162	297	583	26	122	.971
1985		-						161	286	474	26	123	.967
1986		-						162	240	482	13	105	.982
1987		-						162	240	480	20	103	.973
1988		-						161	284	480	21	119	.973
1989		-						162	276	531	8	119	.990
1990		-						161	242	435	3	94	.996
1991		-						162	267	528	11	114	.986
1992		-						162	287	445	12	119	.984
1993		-						162	226	495	17	101	.977
1994		-						112	132	321	7	72	.985
1995		-						144	206	409	7	100	.989
1996		6	5	16	0	1	1.000	158	228	467	14	109	.980
1997		162	98	314	22	25	.949	3	2	0	0	0	1.000
1998		161	101	265	8	22	.979	-
1999		85	36	142	13	11	.932	-
2000		73	56	134	5	17	.974	-
2001		111	97	209	14	23	.956	-
MLB		675	461	1237	69	117	.961	2302	3651	6977	225	1565	.979

各かく年度ねんどの太字ふとじはリーグ最高さいこう
各かく年度ねんどの太字ふとじ年ねんはゴールドグラブ賞しょう受賞じゅしょう

表彰ひょうしょう[編集へんしゅう]

シーズンMVP：2回かい（1983年ねん、1991年ねん）
新人しんじん王おう（1982年ねん）
シルバースラッガー賞しょう（遊撃手ゆうげきしゅ部門ぶもん）：8回かい（1983年ねん - 1986年ねん、1989年ねん、1991年ねん、1993年ねん、1994年ねん）
ゴールドグラブ賞しょう（遊撃手ゆうげきしゅ部門ぶもん）：2回かい（1991年ねん、1992年ねん）
オールスターゲームMVP：2回かい（1991年ねん、2001年ねん）
ルー・ゲーリッグ賞しょう：1回かい（1992年ねん）
ロベルト・クレメンテ賞しょう：1回かい（1992年ねん）
アメリカ野球やきゅう殿堂でんどう入はいり（2007年ねん）
コミッショナー特別とくべつ表彰ひょうしょう（2001年ねん）

記録きろく[編集へんしゅう]

オールスターゲーム選出せんしゅつ：19回かい（1983年ねん - 2001年ねん）※1984年ねんから1996年ねん・2001年ねんは遊撃手ゆうげきしゅとして、1997年ねんから1999年ねんは三塁手さんるいしゅとして選出せんしゅつ
サイクル安打あんだ：1回かい（1984年ねん5月がつ6日にち）
連続れんぞく試合しあい出場しゅつじょう：2632（MLB歴代れきだい1位い、1982年ねん5月がつ30日にち - 1998年ねん9月がつ20日はつか）
連続れんぞく試合しあいフルイニング出場しゅつじょう：903（MLB歴代れきだい1位い、1982年ねん6月がつ5日にち - 1987年ねん9月がつ14日にち）※NPBでは金本かなもと知とも憲けんが1492試合しあいを記録きろくしている。
通算つうさん犠飛ぎひ：127（MLB歴代れきだい2位い）

背番号せばんごう[編集へんしゅう]

8（1981年ねん - 2001年ねん）※ボルチモア・オリオールズの永久えいきゅう欠番けつばん

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f “The Ballplayers - Cal Ripken, Jr.” (英語えいご). BaseballLibrary.com. 2008年ねん9月がつ30日にち閲覧えつらん。
^ “Cal Ripken, Jr. from the Chronology” (英語えいご). BaseballLibrary.com. 2008年ねん12月22日にち閲覧えつらん。
^ “1983 World Series - BAL vs. PHI” (英語えいご). Baseball-Reference.com. 2008年ねん9月がつ30日にち閲覧えつらん。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 樋口ひぐち浩一こういち「2007年度ねんど殿堂でんどう入いり／C・リプケン＆T・グウィン」『月刊げっかんメジャー・リーグ』2007年ねん3月がつ号ごう、ベースボールマガジン社しゃ、2007年ねん、雑誌ざっし 08625-3、91 - 93頁ぺーじ。
^ ^a ^b ^c 藤澤ふじさわ文洋ふみひろ『メジャーリーグ・スーパースター名鑑めいかん』研究けんきゅう社しゃ、2003年ねん、212 - 215頁ぺーじ頁ぺーじ。ISBN 4-327-37689-2。
^ “江夏えなつの21球きゅう　“赤あかヘル野球やきゅう”軌道きどう乗のった1979年ねん”. デイリースポーツ online (2022年ねん7月がつ14日にち). 2022年ねん7月がつ18日にち閲覧えつらん。
^ ^a ^b ^c 「クレメンテ賞しょう受賞じゅしょう者しゃの光ひかりと影かげ優等生ゆうとうせいたちの隠かくれた一いち面めん」『月刊げっかんスラッガー』2006年ねん2月がつ号ごう日本スポにっぽんすぽーツ企画出版社つきかくしゅっぱんしゃ　42-43頁ぺーじ
^ ^a ^b 「30球団きゅうだんマンスリー・リポートボルチモア・オリオールズ父ちちの死し、故障こしょう禍かと障害しょうがい多おおきシーズン二ふたつの金字塔きんじとう目前もくぜんでリプケン離脱りだつ」『月刊げっかんメジャー・リーグ』1999年ねん10月がつ号ごう、ベースボールマガジン社しゃ、1999年ねん、雑誌ざっし 08625-5、89頁ぺーじ。
^ ^a ^b ^c “ORIOLES RETIRED NUMBERS” (英語えいご). The Official Site of The Baltimore Orioles. 2008年ねん12月22日にち閲覧えつらん。
^ “Retired Uniform Numbers in the American League” (英語えいご). Baseball Almanac - The Official Baseball History Site. 2008年ねん12月22日にち閲覧えつらん。
^ なお、後年こうねん2016年ねんにケン・グリフィー・ジュニアが野手やしゅとして99.3%の得票とくひょう率りつでリプケンの得票とくひょう率りつを越こえて殿堂でんどう入いりし、さらに2018年ねんにマリアノ・リベラが100%満票まんぴょうで殿堂でんどう入いりしている。
^ “衣ころも笠りゅう祥雄よしお氏しの死去しきょ、リプケン氏しが哀悼あいとう「彼かれに対たいする尊敬そんけいは計はかり知しれない”. full-Count. 2019年ねん3月がつ20日はつか閲覧えつらん。
^ 福島ふくしま良一りょういち『素晴すばらしいアメリカ野球やきゅう』光文社こうぶんしゃ 123ページ

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

選手せんしゅの通算つうさん成績せいせきと情報じょうほう MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Baseballhalloffame.org（英語えいご）– アメリカ野球やきゅう殿堂でんどう（National Baseball Hall of Fame）による紹介しょうかい
Ripken Baseball
Cal Ripken Jr. interview
Cal Ripken Jr (CalRipkenJr) - Facebook

[library-1] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f “The Ballplayers - Cal Ripken, Jr.” (英語えいご). BaseballLibrary.com. 2008年ねん9月がつ30日にち閲覧えつらん。

[2] “Cal Ripken, Jr. from the Chronology” (英語えいご). BaseballLibrary.com. 2008年ねん12月22日にち閲覧えつらん。

[3] “1983 World Series - BAL vs. PHI” (英語えいご). Baseball-Reference.com. 2008年ねん9月がつ30日にち閲覧えつらん。

[wp4-4] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 樋口ひぐち浩一こういち「2007年度ねんど殿堂でんどう入いり／C・リプケン＆T・グウィン」『月刊げっかんメジャー・リーグ』2007年ねん3月がつ号ごう、ベースボールマガジン社しゃ、2007年ねん、雑誌ざっし 08625-3、91 - 93頁ぺーじ。

[Superstar-5] 藤澤ふじさわ文洋ふみひろ『メジャーリーグ・スーパースター名鑑めいかん』研究けんきゅう社しゃ、2003年ねん、212 - 215頁ぺーじ頁ぺーじ。ISBN 4-327-37689-2。

[6] “江夏えなつの21球きゅう　“赤あかヘル野球やきゅう”軌道きどう乗のった1979年ねん”. デイリースポーツ online (2022年ねん7月がつ14日にち). 2022年ねん7月がつ18日にち閲覧えつらん。

[sul200602-7] 「クレメンテ賞しょう受賞じゅしょう者しゃの光ひかりと影かげ優等生ゆうとうせいたちの隠かくれた一いち面めん」『月刊げっかんスラッガー』2006年ねん2月がつ号ごう日本スポにっぽんすぽーツ企画出版社つきかくしゅっぱんしゃ　42-43頁ぺーじ

[maj199910-8] 「30球団きゅうだんマンスリー・リポートボルチモア・オリオールズ父ちちの死し、故障こしょう禍かと障害しょうがい多おおきシーズン二ふたつの金字塔きんじとう目前もくぜんでリプケン離脱りだつ」『月刊げっかんメジャー・リーグ』1999年ねん10月がつ号ごう、ベースボールマガジン社しゃ、1999年ねん、雑誌ざっし 08625-5、89頁ぺーじ。

[retired-9] “ORIOLES RETIRED NUMBERS” (英語えいご). The Official Site of The Baltimore Orioles. 2008年ねん12月22日にち閲覧えつらん。

[10] “Retired Uniform Numbers in the American League” (英語えいご). Baseball Almanac - The Official Baseball History Site. 2008年ねん12月22日にち閲覧えつらん。

[11] なお、後年こうねん2016年ねんにケン・グリフィー・ジュニアが野手やしゅとして99.3%の得票とくひょう率りつでリプケンの得票とくひょう率りつを越こえて殿堂でんどう入いりし、さらに2018年ねんにマリアノ・リベラが100%満票まんぴょうで殿堂でんどう入いりしている。

[12] “衣ころも笠りゅう祥雄よしお氏しの死去しきょ、リプケン氏しが哀悼あいとう「彼かれに対たいする尊敬そんけいは計はかり知しれない”. full-Count. 2019年ねん3月がつ20日はつか閲覧えつらん。

[13] 福島ふくしま良一りょういち『素晴すばらしいアメリカ野球やきゅう』光文社こうぶんしゃ 123ページ

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

[7]

[8]

[9]

[10]

[11]

[12]

[13]

表ひょう話はなし編へん歴れきボルチモア・オリオールズ
球団きゅうだん	歴史れきし選手せんしゅ監督かんとく成績せいせき
歴代れきだい本拠地ほんきょち	ロイド・ストリート・グラウンズスポーツマンズ・パークメモリアル・スタジアムオリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ
文化ぶんか	ザ・オリオール・バード
永久えいきゅう欠番けつばん	4 5 8 20 22 33 42
オリオールズ球団きゅうだん殿堂でんどう	ブルックス・ロビンソンフランク・ロビンソンデーブ・マクナリーブーグ・パウエルガス・トリアンドスマイク・クェイヤールイス・アパリシオマーク・ベランガーアール・ウィーバーポール・ブレアーポール・リチャーズミルト・パパスジム・パーマーケン・シングルトンアル・バンブリースティーブ・バーバージム・ジェンタイルステュ・ミラーディック・ホールスコット・マクレガーハンク・バウアーハル・ブラウンジーン・ウッドリングドン・ビュフォードマイク・フラナガンジョージ・バンバーガーチャック・トンプソンジェリー・ホフバーガービリー・ハンターカル・リプケン・シニアハリー・ダルトンデービー・ジョンソンリック・デンプシーリー・メイボビー・グリッチリー・マクフェイルエディ・マレーフランク・キャッシェンジャック・ダン3世せいエディ・ワットティッピー・マルティネスハンク・ピーターズエルロッド・ヘンドリックスマイク・ボディッカーレックス・バーニーデニス・マルティネスホイト・ウィルヘルムボブ・ブラウンカル・リプケン・ジュニアアーニー・タイラーブレイディ・アンダーソンエディ・ワイドナーラルフ・サルボンダグ・デシンセイクリス・ホイルズ B.J.サーホフビル・オドネルグレッグ・オルソンフィル・イツゾーワイルド・ビル・ヘギージュリー・ワグナーハロルド・ベインズレニー・ジョンストンレイ・ミラージョニー・オーツマイク・ボーディックリッチー・バンセルスマイク・ムッシーナウォルター・ユースリッチ・ダウアーロベルト・アロマードン・プリーズジョン・ローウェンスタインゲイリー・レニキーメルビン・モーラフレッド・ウルマンブライアン・ロバーツフレッド・マンフラモー・ガバ
ワールドシリーズ優勝ゆうしょう（3回かい）	1966 1970 1983
ワールドシリーズ敗退はいたい（4回かい）	1944 1969 1971 1979
リーグ優勝ゆうしょう（7回かい）	1944 1966 1969 1970 1971 1979 1983
できごと	1999年ねんのキューバ代表だいひょうとの親善しんぜん試合しあい
傘下さんかマイナーチーム	ノーフォーク・タイズ（AAA級きゅう）ボウイ・ベイソックス（AA級きゅう）アバディーン・アイアンバーズ（High-A級きゅう）デルマーバ・ショアバーズ（Low-A級きゅう）フロリダ・コンプレックスリーグ・オリオールズ（Rookie級きゅう）ドミニカン・サマーリーグ・オリオールズ（Rookie級きゅう）

典拠てんきょ管理かんりデータベース
全般ぜんぱん	FAST ISNI VIAF WorldCat
国立こくりつ図書館としょかん	ドイツアメリカ日本にっぽんチェコ
学術がくじゅつデータベース	CiNii Books CiNii Research
その他た	SNAC 2