(Translated by https://www.hiragana.jp/)
カーニズム - Wikipedia コンテンツにスキップ

カーニズム

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
Bummerandlazarus2.jpg
2ひき野良犬のらいぬバマーとラザラス英語えいごばんつめられながらにくべるジョシュア・ノートン(1860年代ねんだい・サンフランシスコ)

カーニズム英語えいご:carnism)は、人類じんるい動物どうぶつとの関係かんけいろんじるさいもちいられる概念がいねんで、動物どうぶつ製品せいひん利用りよう消費しょうひとく食肉しょくにく消費しょうひ支持しじする支配しはいてきイデオロギーす。マルタン・ジベールとエリーゼ・デソルニエによれば、「カーニズムは、あるしゅ動物どうぶつ製品せいひん消費しょうひするように人々ひとびと仕向しむけるイデオロギーをし、本質ほんしつてきヴィーガニズム対置たいちされるものである」[1]

カーニズムという言葉ことばは、2001ねん社会しゃかい心理しんり学者がくしゃけんヴィーガン活動かつどうのメラニー・ジョイがつくったもので、彼女かのじょ著書ちょしょなぜ我々われわれいぬあいし、ぶたべ、うしにまとうのか英語えいごばん』(2009ねん)によって普及ふきゅうした[2][3][4]。carnはラテン語らてんごで「にく」を意味いみする。

ここではカーニズムは、様々さまざま防衛ぼうえいせいとほとんどうたがいようのない前提ぜんていささえられた支配しはいてき信念しんねん体系たいけいであると指摘してきされている[5][6][7]。この理論りろんによれば、イデオロギーの核心かくしん肉食にくしょくを「自然しぜん正常せいじょう必要ひつよう」なもの[8]、(ときには)「い」ものとしてれることである[9][10]。カーニズムの重要じゅうよう特徴とくちょうは、特定とくていたね動物どうぶつのみを食品しょくひん分類ぶんるいし、もしたね適用てきようすれば受容じゅようすべからざる動物どうぶつ虐待ぎゃくたいとして拒絶きょぜつされるような慣行かんこうを、これらの動物どうぶつたいしては受容じゅようするてんにある。この分類ぶんるい文化ぶんか相対そうたいてきなもので、たとえば韓国かんこくにはいぬべるひともいるが西洋せいようでは普通ふつうはペットであり、また西洋せいようじんうしべるが、インドのおおくの地域ちいきでは保護ほごされている[1]

日本語にほんごでは肉食にくしょく主義しゅぎやくされる場合ばあいもある[11][12]が、菜食さいしょく主義しゅぎ(ベジタリアニズム)から類推るいすいされるような、動物どうぶつせい食品しょくひんだけを選択せんたくてき摂取せっしゅする食生活しょくせいかつ意味いみするものではない。なお、この意味いみでの肉食にくしょく主義しゅぎやその実践じっせんしゃ相当そうとうするかたりとしては、英語えいごにミータタリアン/ミータタリアニズム(meatatarian/-ism)[13]があり、そのなかでもとくにくだけをしょくするものをミートガン/ミートガニズム(meatgan/-ism)という[14]にくふくめた食生活しょくせいかつおく人々ひとびとベジタリアン)を意味いみするかたり多様たようであり、meat-eaterないしflesh-eater、fleshist、carnivore[15]meatarianなどがかんがえられる(菜食さいしょく主義しゅぎしゃおおいインドにはnon-vegetarianかたりもある)。ジョイが定義ていぎするところでは、「自分じぶん肉食にくしょくしゃ(meat-eater)である」という言明げんめい思想しそうてき立場たちばふくまない行動こうどう様式ようしき意味いみするのにたいして、「自分じぶんはカーニストである」という主張しゅちょうは、肉食にくしょく動物どうぶつ消費しょうひ支持しじしゃであるという信念しんねんともな選択せんたくである[15]

歴史れきし[編集へんしゅう]

文学ぶんがくしゃのルナン・ラルーは、古代こだいギリシアから現代げんだいにいたるベジタリアニズムとそれにたいする思想しそう歴史れきし紐解ひもとくなかで、カーニストの主張しゅちょうともうべきある共通きょうつうせい見出みいだした。かれによれば、カーニストは一般いっぱんに、ベジタリアニズムは傾聴けいちょうあたいしない馬鹿ばかげたかんがえであり、人類じんるいかみから動物どうぶつたいする支配しはいけんあたえられ、動物どうぶつたいする暴力ぼうりょくつつしむことは人間にんげん脅威きょういをもたらす、と主張しゅちょうしていた。家畜かちくくるしむことはなく、病死びょうし捕食ほしょくによるよりも屠殺とさつのほうがのぞましい、という見方みかたが19世紀せいきひろまったことをラルーは発見はっけんした。ただし家畜かちくくるしまないというかんがかたについては、古代こだいギリシアの菜食さいしょく主義しゅぎしゃで、ウールのように動物どうぶつ屠殺とさつする必要ひつようのない人道的じんどうてき畜産ちくさん唱道しょうどうしたポルピュリオス記述きじゅつ前例ぜんれいがあったこともかれはつきとめた[16]

1970年代ねんだい動物どうぶつ道徳どうとくてき立場たちばかんする伝統でんとうてき見方みかたたいし、心理しんり学者がくしゃリチャード・ライダーら動物どうぶつ権利けんり擁護ようご疑義ぎぎていした。ライダーは1971ねんたね差別さべつ概念がいねん提唱ていしょうしたが、これは、ただそのたねぞくすることのみにもとづいて、個人こじん個体こたい)に価値かち権利けんり付与ふよすることと定義ていぎされる[17]。2001ねん心理しんり学者がくしゃ動物どうぶつ権利けんり唱道しょうどうしゃのメラニー・ジョイが、たね差別さべつ一種いっしゅとしてカーニズムという言葉ことばつくした。この思想しそう動物どうぶつ食品しょくひん利用りよう、とりわけ食肉しょくにくのための屠殺とさつささえていると彼女かのじょべる[15][18]。ジョイはさらに、カーニズムとパターナリズム比較ひかくし、いずれもその普遍ふへんせいのために認識にんしきされない支配しはいてきなイデオロギーであると主張しゅちょうしている[1]

我々われわれは、ベジタリアニズムをるように――動物どうぶつ世界せかい我々われわれ自身じしんについての一連いちれん前提ぜんていもとづく選択肢せんたくしとして――肉食にくしょくることはない。 むしろ我々われわれはそれを所与しょよの、「普通ふつう」にすること、いままでとおり・いつもとおりのやりかたとしてている。わたしたちはなにをしているか、なぜしているかなどかんがえずに動物どうぶつべている。なぜなら、この行為こうい根底こんていにある信念しんねん体系たいけいえないからである。このえない信念しんねん体系たいけいこそ、わたしがカーニズムとぶものである。[2]

サンドラ・マールクは、肉食にくしょくによってかたち動物どうぶつ搾取さくしゅかんするイデオロギーてき正当せいとうせい喚起かんきされるというてんにおいて、カーニズムは「たね差別さべつ問題もんだい核心かくしん」であると主張しゅちょうしている[19]

特徴とくちょう[編集へんしゅう]

食用しょくよう食用しょくよう[編集へんしゅう]

ヴリンダーヴァン路上ろじょうやすうし東洋とうよう一部いちぶ文化ぶんかけんではうし神聖しんせいされる一方いっぽうで、西洋せいよう文化ぶんかけんでは牛肉ぎゅうにくとして消費しょうひされる。
調理ちょうりされたいぬ家禽かきん中国ちゅうごく)。西洋せいよう文化ぶんかではいぬしょくされず家禽かきん食用しょくようとなるが、東洋とうようではいぬ肉食にくしょくおこなわれる場合ばあいもある。

カーニズムの中心ちゅうしんてきいちめんは、人間にんげんスキーマ信念しんねん欲望よくぼう決定けっていし、またそれによって決定けっていされる精神せいしんてき分類ぶんるい)によって、動物どうぶつ食用しょくよう食用しょくよう、ペット、がいじゅう捕食ほしょくしゃ、あるいは娯楽ごらく動物どうぶつ分類ぶんるいされる、ということである[1][20]。どの動物どうぶつ食物しょくもつとされるかは文化ぶんかてきによってことなる。いぬ中国ちゅうごく韓国かんこくでは食用しょくようにされるが、地域ちいきではあいされているか、あるいは中東ちゅうとうやインドの一部いちぶのようにきたないものとなすがゆえに、食用しょくようにはならない[1]うし西洋せいようではべられるが、インドのおおくの地域ちいきではあがめられている[21]ぶたイスラム教徒きょうとユダヤ教徒きょうとには拒絶きょぜつされるが、集団しゅうだんではひろ食用しょくようとしてみとめられている[22]。こうした分類ぶんるいほうがその動物どうぶつへのあつかいを決定けっていし、その動物どうぶつ感覚かんかく知性ちせいたいする主観しゅかんてき認知にんち影響えいきょうし、動物どうぶつたいする共感きょうかん道徳どうとくてき関心かんしん増減ぞうげんさせる、とジョイや心理しんり学者がくしゃ主張しゅちょうする[20]

肉食にくしょくのパラドクス[編集へんしゅう]

ジェフ・マネスは、カーニズムはほとんどの人々ひとびと価値かちかん行動こうどうにおけるパラドクスに根差ねざしているとしるす。すなわちかれらは、動物どうぶつ危害きがいくわえることに反対はんたいしながら、なおも動物どうぶつべるのである。この矛盾むじゅん認知にんちてき協和きょうわこすが、人々ひとびと精神せいしんてき麻痺まひ英語えいごばんという防衛ぼうえいせいによってそれをおさえようとするのだとかれとなえる[23]動物どうぶつけることと、動物どうぶつがいあたえなければならない食事しょくじれることとのあいだあきらか葛藤かっとうは、「肉食にくしょくのパラドクス」とばれてきた[24][25][26]

肉食にくしょくのパラドクスが西洋せいようじん認知にんちてき協和きょうわこすというせつ支持しじする実験じっけんてき証拠しょうこがある[9][27][28]西洋せいようじんは、より知的ちてき能力のうりょく道徳どうとくてき低位ていいにあるとかんがえる動物どうぶつをよりこのんでべ、ぎゃくに、べている動物どうぶつ知能ちのう道徳どうとくせいけるものとみなす[24][29]。さらに、動物どうぶつもの分類ぶんるいするかかが、動物どうぶつたちの知能ちのうてき特徴とくちょうたいする人々ひとびと認識にんしき影響えいきょうおよぼし、にく自体じたいべる行為こういによって、ひとはその動物どうぶつ知能ちのうひくいとおもうようになる。 たとえばある研究けんきゅうでは、馴染なじみのない異国いこく動物どうぶつについて、現地げんちみんがそれをったとくとより知能ちのうひくいと評価ひょうかし、べつ研究けんきゅうでは、ビーフジャーキーべたのちではうし知能ちのうをよりひく見積みつもった[24]

動物どうぶつ製品せいひん由来ゆらいかんがえないことも戦略せんりゃくの1つである[30]動物どうぶつ頭部とうぶ無傷むきず身体しんたい一部いちぶがほとんど食肉しょくにくとして提供ていきょうされないのはこの理由りゆうによる、とジョイは主張しゅちょうしている[31]

正当せいとう[編集へんしゅう]

ジョイは、にくべる人々ひとびとにく消費しょうひを「正常せいじょう自然しぜん必要ひつよう(normal, natural, necessary)」なものとみなしているとして、「正当せいとうの3N」というかんがえを導入どうにゅうした[8][10]。3Nは、奴隷どれいせいはん女性じょせい投票とうひょうけんといったほかのイデオロギーの正当せいとうにおいてもさけばれ、かれらの支持しじするイデオロギーが解体かいたいされてはじめて問題もんだいふくみのものとひろ認識にんしきされるようになったと彼女かのじょ主張しゅちょうする[32]

この議論ぎろんでは、人類じんるいにくべるように進化しんかしたこと、人類じんるい肉食にくしょく期待きたいされていること、のこるため・つよくあるためには肉食にくしょく必要ひつようであることをしんじるように人々ひとびと仕向しむけられているとする。こうした信念しんねんは、宗教しゅうきょう家族かぞく・メディアなどさまざまな機関きかんによって強化きょうかされているという。科学かがくしゃたちは、人間にんげんにくべることなく食事しょくじ十分じゅうぶんりょうタンパク質たんぱくしつられることをしめしてきた[33]が、にく必要ひつようだという信念しんねんはなおも存続そんぞくしている[9][10]

ジョイの著書ちょしょもとづいて、心理しんり学者がくしゃ米国べいこくとオーストラリアで一連いちれん調査ちょうさおこない、結果けっかが2015ねん公表こうひょうされた。ここではにくべる人々ひとびとだい多数たすうが、正常せいじょう自然しぜん必要ひつようくわえて「美味びみ(nice)」という「4N」にもとづいて肉食にくしょく正当せいとうしていることがかった。その主張しゅちょうは、人間にんげん雑食ざっしょく動物どうぶつであり(natural)、ほとんどの人々ひとびとにくべ(normal)、ベジタリアンの食事しょくじ栄養えいようけ(necessary)、そしてにく美味おいしい(nice)というものである[9][10][34]

こうした主張しゅちょう支持しじした肉食にくしょく人々ひとびとは、みずからのしょく習慣しゅうかんについてあまり罪悪ざいあくかんおぼえないと報告ほうこくする傾向けいこうつよかった。かれらは動物どうぶつ客観きゃっかんし、動物どうぶつたいする道徳どうとくてき配慮はいりょすくなく、また動物どうぶつへの意識いしきひく傾向けいこうにあった。かれらはまた、社会しゃかいてき不平等ふびょうどう階級かいきゅうてきイデオロギーをより支持しじし、自分じぶん消費しょうひしゃ行動こうどうにあまりほこりをもたないこともかった[9]

屠殺とさつからの救済きゅうさい言説げんせつ[編集へんしゅう]

感謝かんしゃさいでの七面鳥しちめんちょう贈呈ぞうてい大統領だいとうりょうによる七面鳥しちめんちょう恩赦おんしゃは、カーニズムのいちれいとしてげられる

協和きょうわ緩解かんかいいちれいは、メディアがすくわれなかったなんひゃくまんいのち無視むしして、虐殺ぎゃくさつまぬかれた1ひき動物どうぶつ焦点しょうてんてる「屠殺とさつじょうからの救済きゅうさい」の物語ものがたり顕著けんちょである[35]。 この二分にぶんほうはカーニズムの特徴とくちょうであるとジョイはしるしている[36]

これらの物語ものがたり中心ちゅうしんをなす動物どうぶつれいとしては、「シャーロットのおくりもの」(1952)のウィルバーや「ベイブ」(1995)の主人公しゅじんこうベイブ、サイ・モンゴメリーちょ『The Good, Good Pig』(2006)のクリストファー・ホグウッド[35]2ひきのタムワース英語えいごばんシンシナティ・フリーダム英語えいごばんなどがある。 べつれいとして、米国べいこく感謝かんしゃさいにおける七面鳥しちめんちょう恩赦おんしゃしきげられる。2012ねん研究けんきゅうによれば、これをほうじたほとんどのメディアでは、きた動物どうぶつ食肉しょくにく関係かんけい疎外そがいしながら養鶏ようけいごうとなえていた[36]

市井しせい反応はんのう[編集へんしゅう]

ハフィントン・ポストザ・ステーツマン英語えいごばんザ・ドラム英語えいごばん投書とうしょは、動物どうぶつへの搾取さくしゅ行為こういたいする議論ぎろん問題もんだい提起ていき容易よういにするものとしてこの用語ようご賞賛しょうさんした[37][38][39]精肉せいにくぎょう業界ぎょうかい「Drovers Cattle Network」は、まるで動物どうぶつせい食品しょくひんべることが「精神せいしん疾患しっかん」であるかのようにえがいているとして、用語ようご使用しよう批判ひはんした[40]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ a b c d e Gibert, Martin; Desaulniers, Élise (2014). “Carnism”. Encyclopedia of Food and Agricultural Ethics. Springer Netherlands. pp. 292–298. ISBN 978-94-007-0929-4. https://martingibert.files.wordpress.com/2012/08/gibert-desaulniers-2013-carnism.pdf 
  2. ^ a b Joy, Melanie (2010). Why we love dogs, eat pigs, and wear cows : an introduction to carnism : the belief system that enables us to eat some animals and not others. San Francisco: Conari Press. p. 9. ISBN 9781573244619. OCLC 316832932. https://www.worldcat.org/oclc/316832932 
  3. ^ Rose, Marla (8 November 2010). "An Interview with Dr. Melanie Joy", Encyclopædia Britannica Advocacy for Animals.
  4. ^ Ben, Schott. (11 January 2010). "Carnism", Schott's Vocab, The New York Times.
  5. ^ DeMello, Margo (2012). Animals and Society: An Introduction to Human-Animal Studies. New York: Columbia University Press. p. 138. https://books.google.com/books?id=92Ct9iD1QTYC&pg=PA138 
  6. ^ Dhont, Kristof; Hodson, Gordon (2014). “Why do right-wing adherents engage in more animal exploitation and meat consumption?”. Personality and Individual Differences 64: 12–17. doi:10.1016/j.paid.2014.02.002. https://kar.kent.ac.uk/41689/1/Dhont&Hodson%202014%20PAID.pdf. 
  7. ^ Kool, V.K.; Agrawal, Rita (2009). “The Psychology of Nonkilling”. In Pim, Joám Evans. Toward a nonkilling paradigm (1st ed ed.). Honolulu: Center for Global Nonkilling. pp. 353-356. ISBN 9780982298312. OCLC 463312339. https://books.google.com/books?id=TzDZYc8SGigC&pg=PA353 
  8. ^ a b Joy 2011, p. 96.
  9. ^ a b c d e Piazza, Jared (August 2015). “Rationalizing meat consumption. The 4Ns”. Appetite 91: 114–128. doi:10.1016/j.appet.2015.04.011. PMID 25865663. 
    "How people defend eating meat", Lancaster University, 15 May 2015.
  10. ^ a b c d Singal, Jesse (4 June 2015). "The 4 Ways People Rationalize Eating Meat", New York Magazine.
  11. ^ 肉食にくしょく主義しゅぎはな理性りせいてき正統せいとう食餌しょくじ選択せんたくを – TEDxTokyo”. 2019ねん6がつ13にち閲覧えつらん
  12. ^ 野林のばやし厚志あつし へん肉食にくしょく行為こうい研究けんきゅう平凡社へいぼんしゃ、2018ねん、15-19ぺーじISBN 9784582837704 
  13. ^ Yang, Bo; Ye, Chang; Yan, Bingyu; He, Xionglei; Xing, Ke (2019-2). “Assessing the Influence of Dietary History on Gut Microbiota”. Current Microbiology 76 (2): 237–247. doi:10.1007/s00284-018-1616-8. ISSN 0343-8651. http://link.springer.com/10.1007/s00284-018-1616-8. 
  14. ^ Meatatarian | World Library - eBooks | Read eBooks online”. www.worldlibrary.org. 2019ねん6がつ25にち閲覧えつらん
  15. ^ a b c Joy, Melanie (2001). “From Carnivore to Carnist: Liberating the Language of Meat”. Satya 18 (1): 126-127. http://www.satyamag.com/sept01/joy.html. 
  16. ^ Desaulniers, Élise (2015ねん1がつ30にち). “Le végétarisme et ses ennemis: entrevue avec Renan Larue”. 2015ねん8がつ6にち閲覧えつらん
  17. ^ Godlovitch, Stanley; Godlovitch, Roslind; Harris, John (1972). Animals, men, and morals; an enquiry into the maltreatment of non-humans.. New York: Taplinger Pub. Co. ISBN 0800802721. OCLC 304013. https://www.worldcat.org/oclc/304013 
  18. ^ Joy, Melanie (2003). Psychic Numbing and Meat Consumption: The Psychology of Carnism(doctoral dissertion). San Francisco: Saybrook Graduate School. 
  19. ^ Mahlke, Sandra (2014). Das Machtverhältnis zwischen Mensch und Tier im Kontext sprachlicher Distanzierungsmechanismen: Anthropozentrismus, Speziesismus und Karnismus in der kritischen Diskursanalyse. Diplomica Verlag. ISBN 978-3-8428-9140-1. https://books.google.com/books?id=F6hPAwAAQBAJ 
  20. ^ a b Joy 2011, pp. 14, 17.
  21. ^ Having Your Dog and Eating It Too?”. Psychology Today. 2019ねん7がつ2にち閲覧えつらん
  22. ^ Robert L. Winzeler (12 April 2012). Anthropology and Religion: What We Know, Think, and Question. AltaMira Press. pp. 63. ISBN 978-0-7591-2191-1. https://books.google.com/books?id=mREqLR4uqp8C&pg=PA63 
  23. ^ Mannes, Jeff (2015). “Karnismus”. Lexikon der Mensch-Tier-Beziehungen. Transcript Verlag. pp. 191–193. ISBN 978-3-8376-2232-4. http://www.transcript-verlag.de/978-3-8376-2232-4/lexikon-der-mensch-tier-beziehungen 
  24. ^ a b c Loughnan, Steve (2010). “The role of meat consumption in the denial of moral status and mind to meat animals”. Appetite 55 (1): 156–159. doi:10.1016/j.appet.2010.05.043. PMID 20488214. 
  25. ^ Loughnan, Steve; Bastian, Brock; Haslam, Nick (2014-4). “The Psychology of Eating Animals” (英語えいご). Current Directions in Psychological Science 23 (2): 104–108. doi:10.1177/0963721414525781. ISSN 0963-7214. http://journals.sagepub.com/doi/10.1177/0963721414525781. 
  26. ^ Fawcett, Anne (2013). “Euthanasia and morally justifiable killing in a veterinary clinical context”. In Jay Johnston, Fiona Probyn-Rapsey. Animal Death. Sydney: Sydney University Press. ISBN 978-1743320235. https://books.google.com/books?id=BaGUOm2SRngC&pg=PA215 .
  27. ^ Rothgerber, Hank (August 2014). “Efforts to overcome vegetarian-induced dissonance among meat eaters”. Appetite 79: 32–41. doi:10.1016/j.appet.2014.04.003. 
  28. ^ Hodson, Gordon (3 March 2014). "The Meat Paradox: Loving but Exploiting Animals", Psychology Today.
  29. ^ Bastian, Brock (2011). “Don’t mind meat? The denial of mind to animals used for human consumption”. Personality and Social Psychology Bulletin 38 (2): 247–256. doi:10.1177/0146167211424291. https://www2.psy.uq.edu.au/~uqbbast1/Bastian%20et%20al%20PSPB%20in%20press.pdf. 
  30. ^ Plous, Scott (2002). “Is there such a thing as discrimination towards animals?”. In Plous, Scott. Understanding Prejudice and Discrimination. McGraw Hill Higher Education. pp. 509–528. ISBN 0-07-255443-6. http://www.understandingprejudice.org/pdf/animals.pdf?logged=true 2015ねん8がつ9にち閲覧えつらん 
  31. ^ Joy 2011, p. 16.
  32. ^ Joy 2011, p. 97.
  33. ^ Greger, Michael. “Do vegetarians get enough protein?”. 2014ねん6がつ6にち閲覧えつらん
  34. ^ Goodyer, Paula. “Meat eaters justify diet using 'Four Ns': natural, necessary, normal, nice”. Sydney Morning Herald. Sydney Morning Herald. 2015ねん6がつ1にち閲覧えつらん
  35. ^ a b Mizelle, Brett (2015). “Pigs, Pork and the Spectacle of Killing and Meat”. In Marguerite S. Shaffer, Phoebe S. K. Young. Rendering Nature: Animals, Bodies, Places, Politics. University of Pennsylvania Press. ISBN 978-0812247251. https://books.google.com/books?id=AXoJCgAAQBAJ&printsec=frontcover#v=onepage&q&f=false Mizelle, Brett (2012). Pig. Reaktion Books. pp. 105–106. ISBN 978-1861898050 
  36. ^ a b Joy 2011, pp. 135,150
  37. ^ Spencer, Stephan (2013ねん9がつ13にち). “Friend or Food? The Ideology of How We Decide”. The Huffington Post: The Blog. 2015ねん8がつ19にち閲覧えつらん
  38. ^ Gandhi, Maneka (2015ねん7がつ5にち). “From cuisine to corpses to ‘carnism’”. The Statesman. 2015ねん8がつ19にち閲覧えつらん
  39. ^ Fox, Katrina (2010ねん9がつ28にち). “Eating meat isn't natural: it's carnism”. The Drum. ABC. 2015ねん8がつ19にち閲覧えつらん
  40. ^ Murphy, Dan (2011ねん8がつ19にち). “Commentary: The carnist conundrum”. Drovers Cattle Network. 2015ねん8がつ19にち閲覧えつらん

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • Castricano, Jodey, and Rasmus R. Simonsen, eds. (2016). Critical Perspectives on Veganism. Basingstoke, United Kingdom: Palgrave Macmillan.
  • Herzog, Hal (2010). Some We Love, Some We Hate, Some We Eat. New York: Harper Collins.
  • Monteiro, Christopher A., Tamara D. Pfeiler, Marcus D. Patterson and Michael A. Milburn (2017). "The Carnism Inventory: Measuring the ideology of eating animals". Appetite 113: 51-62. doi:10.1016/j.appet.2017.02.011.
  • Potts, Annie, ed. (2016). Meat Culture. Leiden, Netherlands: Brill.
  • Vialles, Noëlie (1994). Animal to Edible. Cambridge: Cambridge University Press.

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]