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ウニ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウニつな
ウニの一種いっしゅ
分類ぶんるい
さかい : 動物界どうぶつかい Animalia
もん : 棘皮動物きょくひどうぶつもん Echinodermata
もん : ゆうとげ動物どうぶつもん Echinozoa
つな : ウニつな Echinoidea
学名がくめい
Echinoidea Schumacher, 1817[1]
和名わみょう
ウニ海胆うにうみぐり
英名えいめい
Sea urchin
つな

ウニ海胆うにうみぐりえい: Sea urchin)は、ウニつなぞくする棘皮動物きょくひどうぶつ総称そうしょう別名べつめいガゼなど。なお、「雲丹うに」のてるときはウニを加工かこうした食品しょくひん[2]日本にっぽん俳句はいくでははる季語きご[3]

概要がいよう[編集へんしゅう]

深海しんかい海底かいていからいそいた世界中せかいじゅううみ生息せいそくし、やく870しゅ確認かくにんされている[4]おおくのたね全身ぜんしんトゲつ。なかにはガンガゼのようにどくつものもある。 ウニのからだ構造こうぞうは5つの部分ぶぶんからり、背面はいめんからから輪郭りんかく円形えんけいで、中心ちゅうしんから5つの部分ぶぶん放射ほうしゃ相称そうしょう配置はいちされたものをせいかたちウニるいぶ。タコノマクラなど、放射状ほうしゃじょうではなく左右さゆう相称そうしょうになっているものを不正ふせいがたウニるい[4]

形態けいたい[編集へんしゅう]

ウニの肛門こうもん付近ふきん中心ちゅうしん肛門こうもんまわりに、生殖せいしょくあないた生殖せいしょくばんならんでいる。みぎおおきなほねへん多孔たこうばん生殖せいしょくばんあいだめているおわりばんから、無数むすうたいいたれつがそれぞれびてたいをなす。たい左右さゆうあなからかんあしび、そのあいだあいだたいばれる。
ウニのくち

棘皮動物きょくひどうぶつ放射ほうしゃ相称そうしょうかたちをしており、とげのためにわかりにくくはなっているものの、ウニも放射ほうしゃ相称そうしょうである[5]。ウニは炭酸たんさんカルシウム球状きゅうじょう骨格こっかくち、骨格こっかくじょういぼからとげびている。とげのあるがわ肛門こうもんがあり、くちはその反対はんたいがわ骨格こっかくおおきなあなけている[6]骨格こっかく肛門こうもん付近ふきんのぞいて、5ほんたいとそのあいだあいだたいからなる。たいには、かんあしびる2つのあなけたたいいたつらなっており、そのしたには放射ほうしゃすいかんながれる。あいだたいしたには生殖せいしょくがある[7]

肛門こうもん付近ふきん骨格こっかく頂上ちょうじょういたけいばれる。頂上ちょうじょういたけいはウニのなかでもっとふる部分ぶぶんになる。精子せいしたまご放出ほうしゅつされる生殖せいしょくあなつ5つの生殖せいしょくばん肛門こうもんまわりにならび、生殖せいしょくはここにつながる。生殖せいしょくばんのうち、ひときわおおきくおおくのしょうあなつのが多孔たこうばんであり、みずかんけい外界がいかいをつないでいる。生殖せいしょくばんあいだおわりばんばれるほねがあり、たいはここからのびる。おわりばんにもかんあしがありおわりかんあしばれ、これは1ほんずつえる[8]くちからはちょうびる。くちには5つのがあり、放射ほうしゃ相称そうしょうの「アリストテレス提灯ちょうちん[9]ばれるほね筋肉きんにくによってうごかされる。[10]

とげ[編集へんしゅう]

とげ炭酸たんさんカルシウムのほね表皮ひょうひおおった構造こうぞうをしており[11]防御ぼうぎょ移動いどう機能きのうがある[12]おもはんくちがわとげ防御ぼうぎょもちいられ、くちがわとげ移動いどうもちいられる[13]視覚しかく器官きかん役割やくわりたしている[14]とげかんあしならたいあいだあいだたい)におも配置はいちする。普通ふつう単純たんじゅんとげほかに、先端せんたんピンセットじょうなどになったまたとげがあり、からだひょう掃除そうじてきたいする防御ぼうぎょなどに使つかわれる[11]

とげはその根元ねもとからおおきくうごかすことができる。からとげのつく部分ぶぶんまるがっており、とげ基部きぶもまた半円はんえんがたしている。この両者りょうしゃ筋肉きんにくむすびつけられており、この筋肉きんにくによってとげまわすような運動うんどう可能かのうである[13]筋肉きんにく内側うちがわにキャッチアパレータスとばれる結合けつごう組織そしきがあり、これをかたくすることによってとげ固定こていすることができる。たねによってはとげ中央ちゅうおうからをつなぐ結合けつごう組織そしき[15]

内部ないぶ構造こうぞう[編集へんしゅう]

消化しょうかけい比較的ひかくてき単純たんじゅんで、はらめん中央ちゅうおうくちがあり、体内たいないいちきのらせんをえがきつつうえけ、から真上まうえか、それをはずれた上面うわつら肛門こうもんひらく。生殖せいしょくから上面うわつらひらく。それらのそばに多孔たこうばんがあり、ここからみずかんけいへと海水かいすいれられる。多孔たこうばんからいしかん体内たいないつらぬいてはらめんがわけ、あごうしろの消化しょうかかん環状かんじょうすいかんへとつづく。ここからたいにそって放射ほうしゃすいかんびてかんあしつながる。

発生はっせい[編集へんしゅう]

胞胚孵化ふかし、プランクトン生活せいかつをしながら成長せいちょうする。やがて三角形さんかっけいのようになり、それぞれのかくから突起とっきしたプルテウス幼生ようせいとなる。その海底かいてい一時いちじてき固着こちゃくし、変態へんたいしてウニの姿すがたとなる。

プルテウス幼生ようせい

そのたまごわりし、

2細胞さいぼう→4細胞さいぼう→8細胞さいぼう→16細胞さいぼうくわじつはい→胞胚→プリズム幼生ようせい→プルテウス幼生ようせい

発生はっせいすすむ。プルテウス幼生ようせいまでやく64あいだかかる。

プルテウス幼生ようせい突起とっきえて3週間しゅうかんほどで8ほんになった8うでプルテウス幼生ようせいとなる。 この突起とっきがそのまま成体せいたいのトゲになるわけでなく、左側ひだりがわ一部いちぶで、はらちょう由来ゆらいみず腔を、表皮ひょうひおちいいれしてきたひつじまくおちいつつみウニはらはじめがつくられ、はらはじめ幼生ようせいなか寄生きせいするように成長せいちょうやぶってややウニとなる[16][17]

生態せいたい[編集へんしゅう]

すべ海産かいさんで、うごきのおそそこせい動物どうぶつである。とげうごかし、またかんあし使つかってゆっくりと移動いどうするが、普段ふだんいわいている場合ばあいおおい。いわのくぼみなどにはいんでいるものもおおい。すなそこ適応てきおうしたものでは、カシパンるいのようにすなあさもぐってらすものや、ブンブクチャガマのようにすなあなってらすれいもある。ガンガゼは、熱帯ねったい地方ちほうではすなそこ海底かいていれをなして生活せいかつする。

海藻かいそううものやデトリタスべるものがおおい。ウニの過剰かじょう増加ぞうか海藻かいそう群落ぐんらくじょう)の食害しょくがいによる消失しょうしつこすことから、じょう回復かいふくやウニの実入みいりの改善かいぜんのためにウニるい除去じょきょおこなわれる場合ばあいもある[18]北洋ほくようでは、ウニが多産たさんする海岸かいがんではコンブ生育せいいく出来できなくなるという。いわ附着ふちゃくするコンブのなえってしまうからである。なかには雌雄しゆう同体どうたいのものもいる。

なお、絶食ぜっしょく状態じょうたいいた直後ちょくごのムラサキウニは、野菜やさい雑草ざっそう魚肉ぎょにく穀物こくもつやパンるいなどもふくめ、あたえればほとんどなにでもべる[19]

近年きんねん調査ちょうさ研究けんきゅう結果けっかにより、寿命じゅみょうは(たね環境かんきょうによるが)200さいいたることもあることがわかり、生殖せいしょく能力のうりょくも100さいえても、10さいのウニとわらないことがわかってきた[20]

系統けいとう[編集へんしゅう]

棘皮動物きょくひどうぶつかくぐん関係かんけいについてはよくわからないてんおおい。そのなかでウニつなナマコつなちかいものとかんがえられている。うで完全かんぜんけていること、たいくちから肛門こうもんにわたってびることなどが共通きょうつうてんとしてあげられる。

分類ぶんるい[編集へんしゅう]

現生げんなまぐんウニつなEuechinoidea[21]、オウサマウニのみからなるオウサマウニつなCidaroidea[22]の2つなけられる[1]。かつてはオウサマウニ化石かせきしゅのみでられているニセウニBothriocidaridaeをふくみぞたいBothriocidaroidaなどとともになずらえウニつなPerischoechinoidea分類ぶんるいすることもあったが[23]、のちにニセウニるい古生代こせいだい現生げんなまぐん共通きょうつう祖先そせんより以前いぜん派生はせいしたステムグループとして区別くべつされた[21]

ウニつな Euechinoidea[編集へんしゅう]

ガンガゼ
イイジマフクロウニ
タコノマクラ遺骸いがい

オウサマウニつな Cidaroidea[編集へんしゅう]

食用しょくよう[編集へんしゅう]

うに(なまうに)[24]
100 gあたりの栄養えいよう
エネルギー 502 kJ (120 kcal)
3.3 g
4.8 g
飽和ほうわ脂肪酸しぼうさん 0.63 g
一価いっか飽和ほうわ 0.77 g
あたい飽和ほうわ 1.02 g
16.0 g
ビタミン
ビタミンA相当そうとうりょう
(7%)
58 µg
(6%)
650 µg
チアミン (B1)
(9%)
0.10 mg
リボフラビン (B2)
(37%)
0.44 mg
ナイアシン (B3)
(7%)
1.1 mg
パントテンさん (B5)
(14%)
0.72 mg
ビタミンB6
(12%)
0.15 mg
葉酸ようさん (B9)
(90%)
360 µg
ビタミンB12
(54%)
1.3 µg
ビタミンC
(4%)
3 mg
ビタミンE
(24%)
3.6 mg
ビタミンK
(26%)
27 µg
ミネラル
ナトリウム
(15%)
220 mg
カリウム
(7%)
340 mg
カルシウム
(1%)
12 mg
マグネシウム
(8%)
27 mg
リン
(56%)
390 mg
鉄分てつぶん
(7%)
0.9 mg
亜鉛あえん
(21%)
2.0 mg
どう
(3%)
0.05 mg
成分せいぶん
水分すいぶん 73.8 g
コレステロール 290 mg

ビタミンEはαあるふぁ─トコフェロールのみをしめした[25]試料しりょう: むらさきうに、ばふんうに 生殖せいしょくのみ(うに全体ぜんたい場合ばあい廃棄はいきりつ: 95%、廃棄はいき部位ぶいからとう
%はアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくにおける
成人せいじん栄養えいよう摂取せっしゅ目標もくひょう (RDI割合わりあい

生殖せいしょくせん精巣せいそう卵巣らんそう)を食用しょくようにする[26]生殖せいしょくせんしたものや、塩蔵えんぞうなどの加工かこうひん漢字かんじ雲丹うに表記ひょうきされることもある[27]おも食用しょくようとされるのは日本にっぽんさんかぎれば、バフンウニエゾバフンウニムラサキウニキタムラサキウニアカウニシラヒゲウニの6種類しゅるいである[28][29]日本にっぽん輸入ゆにゅうされるものとしては韓国かんこくさん[26]、ロシアさんのエゾバフンウニ、キタムラサキウニのほか、チリのチリウニ、カナダやアメリカなどのホクヨウオオバフンウニアメリカムラサキウニなどがある[30]

国連こくれん食糧しょくりょう農業のうぎょう機関きかんによれば、2018ねん世界せかいのウニ漁獲ぎょかくりょうからき)はやく6まん7500トンで、そのうちチリが3まん446トン、日本にっぽんは7629トンとなっている[31]。そしてチリのウニのやく95パーセントは日本にっぽん輸入ゆにゅうしている[31]

加工かこう流通りゅうつう[編集へんしゅう]

古来こらいより日本にっぽんにおいてウニは、保存ほぞんようしおもちいて加工かこうしたものが、日本にっぽんさんだい珍味ちんみかぞえられている。これは生食なましょくのウニではなく、あくまで「しお雲丹うに」とばれる加工かこうされたウニである。とくにられていたのは「越前えちぜん雲丹うに」であり、「越前えちぜんこく現在げんざい福井ふくいけん東部とうぶ)で生産せいさん加工かこうされたしお雲丹うに」のことである[32]

現在げんざい日本にっぽんでは、刺身さしみ寿司すしネタ、海鮮かいせんどんぶりなど生食なましょくすることがおおく、鮮度せんど重要じゅうようされる。なお、ウニの臓器ぞうきは、くちれたときにざつあじくさみをかんじさせる[33]ため、なかはいっているであろう海藻かいそうとものぞかれる[33]。また、ウニを使つかったアイスクリームである、ウニアイス存在そんざいする。

ウニのからは、専用せんようのウニ使つかうと比較的ひかくてき容易よういひらくことができるが、包丁ほうちょうでもること自体じたい簡単かんたんにできる。市販しはんされるものは、からってあり、んでから時間じかんっているため、生臭なまぐささがあったり、保存ほぞんかたくずれ防止ぼうしのためにミョウバンアルコール添加てんかされ、食味しょくみ風味ふうみおとったりすることがおおい。一方いっぽうからウニはってみるまで品質ひんしつしがわからないため、寿司すしはじめとする飲食いんしょくてんでは品質ひんしつ一定いっていしているミョウバン処理しょりされたはこウニを使つか場合ばあいがほとんどである。ほかにも、近年きんねん食味しょくみ劣化れっかふせぐために塩水えんすいでパックされたウニもまわっている。しゅんはるからあきであるが、とく初夏しょかのものはもっと品質ひんしついとされ、それ以外いがい時期じき冷凍れいとうひん出回でまわる。

一般いっぱんなまウニとしていた販売はんばいされているものは、精巣せいそう卵巣らんそうざったものである。卵巣らんそうるとゾルさまながれる特徴とくちょうがある。精巣せいそうしろはん透明とうめい精子せいしからいていることがある。精巣せいそうほうあじ美味びみとされており、精巣せいそうのみをあつめたものは高価こうかで、高級こうきゅう寿司ずしてんなどにおろされている。

ウニの食味しょくみは、えさとしてべる海藻かいそうなどによりことなり、北海道ほっかいどう利尻島りしりとう周辺しゅうへん海域かいいきのように高級こうきゅう昆布こぶ産地さんちはウニの名産めいさんでもある[34]個体こたいによる食味しょくみ品質ひんしつやそれを反映はんえいした価格かかくおおきい。いちはこで500えん場合ばあいもあれば、10まんえん以上いじょうくこともある。築地つきじ市場いちば時代じだいふく豊洲とよす市場いちばでの卸売おろしうりかいでは、すこしずつ価格かかくげていくでなく、一発いっぱつ勝負しょうぶ高値たかねをつけた業者ぎょうしゃ落札らくさつするしょう習慣しゅうかんであるため、目利めききがもとめられる[35]

生物せいぶつ学者がくしゃによれば、生殖せいしょく雲丹うに)のツブツブとした構造こうぞうたまごではなく生殖せいしょくしょうのうとよばれ、せい細胞さいぼうたまご細胞さいぼう栄養えいよう細胞さいぼう保持ほじしている。毎年まいとし生殖せいしょくしょうのうでは栄養えいよう細胞さいぼうさき成長せいちょう繁殖はんしょく生殖せいしょく細胞さいぼうせい細胞さいぼうたまご細胞さいぼう)がつくられ放出ほうしゅつして縮小しゅくしょうしまた栄養えいよう細胞さいぼう成長せいちょうもどるサイクルを、すうねんかえしている。このうち食味しょくみかんしては栄養えいよう細胞さいぼう重要じゅうようで、成長せいちょうし(実入みいりがく)生殖せいしょく細胞さいぼうがまだあらわれていない時期じき雌雄しゆうちがいがまだない時期じきもっと美味びみである。これが食品しょくひんとして雌雄しゆう区別くべつをしない理由りゆうである。またこの時期じきしてもかたちたもっているが、こののち生殖せいしょく細胞さいぼうがつくられるにつれて生殖せいしょくすようになる。またアカウニ、バフンウニのめす卵巣らんそう苦味にがみ成分せいぶんである含硫アミノ酸あみのさん[36]あじちてくる。一方いっぽうゆうあじわらないのだが、外見がいけんでは選別せんべつできないためメスにわせて漁期ぎょきまることになる[37]

日本にっぽん全国ぜんこく沿岸えんがんや、中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく渤海わんなどでりょう対象たいしょうとなっており、あさうみ砂地すなじ岩場いわば生息せいそくしているものが充実じゅうじつ美味びみとされる。水深すいしんすうひゃくメートルの深海しんかいからもタコなどのりょうさいして一緒いっしょれることも時折ときおりられるが、深海しんかいはウニにとっては栄養えいよう豊富ほうふえさすくない環境かんきょうであるため、食用しょくようとなる部分ぶぶんすくなく、商品しょうひん価値かちひくい。また、おも産地さんちとしては北海道ほっかいどう積丹しゃこたん利尻島りしりとう礼文島れぶんとうとく有名ゆうめいである。

なまウニとしてべるほかには、からせて炭火すみびなどでいた(あるいはガスバーナーで表面ひょうめんけた)きウニ、パスタソースなどに利用りようされる。青森あおもりけん八戸はちのへ周辺しゅうへん郷土きょうど料理りょうりいちごは、ウニとアワビ潮汁うしおじるである。広島ひろしま周辺しゅうへんにはバターいためたホウレンソウまたはクレソンなまウニをせ、ねつでとろけるしょくかんあじわう「ウニホーレン」(ウニクレソン)という料理りょうりがあるとテレビで紹介しょうかいされたが、実際じっさい広島ひろしま提供ていきょうしているみせ少数しょうすうである。また、北海道ほっかいどう東北とうほく地方ちほうでは、なまウニを1-2ごうくらいのびんめたものがスーパーマーケットなどでられており、牛乳ぎゅうにゅうびんめられたものもおおい。

韓国かんこくや、中国ちゅうごくでも渤海わん周辺しゅうへん中心ちゅうしん食用しょくようとされる。とく海女あまりょうさかんな韓国かんこく済州さいしゅうとうでは、ウニとワカメスープ「ソンゲミヨククッ(성게미역국)」が郷土きょうど料理りょうりとなっており、中国ちゅうごく遼寧りょうねいしょう大連たいれん広東かんとんしょう汕頭汕尾では生食なましょくのほか、鶏卵けいらんくわえたものなどの料理りょうり高級こうきゅう料理りょうりとしてされる。台湾たいわんでもいたぶつにされることがある。ニュージーランドでは Evechinus chloroticus(New Zealand sea urchin)がキナ(kina)とばれ、生食なましょくパイなどのかたち食用しょくようにされている。欧米おうべいではマ帝国まていこく以来いらい伝統でんとう食材しょくざいであり、それをフランス食通しょくつうにもウニは珍重ちんちょうされ、オムレツなどにれられて食卓しょくたくなら[38]ギリシャほか地中海ちちゅうかい沿岸えんがんこく一部いちぶ地域ちいき南米なんべいチリでも食用しょくようとされている。

ウニを使用しようした加工かこう食品しょくひんのなかに、ウニアイスがある。2005ねんに、ササニシキフカヒレといったわりだねのアイスクリームの製造せいぞう販売はんばいられる宮城みやぎけん石巻いしのまき和洋わよう菓子かしてん風月ふうげつどう発売はつばいした[39]。そのほか、岩手いわてけん宮古みやふる重茂おもえ漁協ぎょきょうが2018ねんに「重茂おもえ黄金おうごんしょううにプレミアムアイス」を、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい7ねん復興ふっこう企画きかくとして限定げんてい販売はんばいした[40]

アルコールウニの瓶詰びんづめ[編集へんしゅう]

アルコールうにの瓶詰びんづめ(六連島むつれじまさん

アルコールけウニの瓶詰びんづめ下関しものせき六連島むつれじま発祥はっしょうとされている。山口やまぐちけんは、しおウニをふくめた瓶詰びんづめウニの生産せいさんりょう日本にっぽん全国ぜんこくやく4わりめる[41]

誕生たんじょう

1871ねん(明治めいじ4ねん)、六連島むつれじま灯台とうだいてられ、おおくのそとこうせん寄港きこうするようになった。とく六連島むつれじま捕鯨ほげいせん停泊ていはくであったことからおおくの外国がいこくじんがいたようである。しま寺院じいん西教寺さいきょうじ住職じゅうしょくであったよもぎやま和尚おしょう宴会えんかいせきで、同席どうせきしていた外国がいこくじん水先案内みずさきあんないじんにおさけジン)をそそごうとしたところ、あやまって酒肴さけさかなとしてされていたしおウニ(なまウニともわれている)にこぼしてしまった。あわててえようとしたが、外国がいこくじん水先案内みずさきあんないじんはそのままくちにし、とてもよろこんでべた。それをよもぎやま和尚おしょうもひとくちべたところ、おさけくわわったことでウニのかおりと口当くちあたりがとてもく、美味おいしくなっていることおどろき、これを改良かいりょうしていま瓶詰びんづめ原型げんけいとなるものが誕生たんじょうした。

当初とうしょだる陶器とうきれられていたが、衛生えいせいめん問題もんだい外見がいけん考慮こうりょし、のちにガラス瓶がらすびんめられるようになった。また、加工かこう方法ほうほうも「焼酎しょうちゅうけ」であったため、当初とうしょ焼酎しょうちゅうもちいてつくられていたが、なかには時間じかんつにつれて焼酎しょうちゅうふくまれる酵母こうぼ発酵はっこうすすみ、びんれるなどの問題もんだい発生はっせいしていた。和尚おしょうより製造せいぞう方法ほうほういだとされる城戸きど久七きゅうしちはこれをさらに改良かいりょうし、こう純度じゅんどエチルアルコールもちいることでいまのような安定あんていした瓶詰びんづめが生産せいさんできるにいたった。

伝承でんしょう

城戸きど久七きゅうしち独自どくじ製造せいぞう方法ほうほうからウニの瓶詰びんづめ元祖がんそとなり、「雲丹うにひさ」という商号しょうごう有名ゆうめいになった。当時とうじ16さいであった上田うえだ甚五郎じんごろう城戸きど久七きゅうしち弟子でしりし、アルコールウニの瓶詰びんづ製造せいぞう方法ほうほうまなぶこととなる。甚五郎じんごろう31さいとき高齢こうれいとなった城戸きど久七きゅうしち永年えいねん研究けんきゅうつちかってきた製造せいぞう方法ほうほう後世こうせいのこすべく、甚五郎じんごろうにそのすべてを伝授でんじゅした。甚五郎じんごろうはこののち研究けんきゅうかさね、いまの「うに甚」となった。[42]

加工かこうひん瓶詰びんづめ[編集へんしゅう]

前述ぜんじゅつのウニのアルコールけにイカなどをくわえて珍味ちんみとして加工かこうした瓶詰びんづめ多数たすう流通りゅうつうしている。しかしこれらのなかには、ウニの含有がんゆうりょう不明ふめいである場合ばあいおおく、1973ねんには公正こうせい取引とりひき委員いいんかい調査ちょうさおこなった結果けっか、ウニがかず%しかはいっていないなどとして3しゃ景品けいひん表示法ひょうじほう違反いはん摘発てきはつされている[43]

ウニりょう資源しげん管理かんり[編集へんしゅう]

日本にっぽんでは、漁師りょうし小舟こぶねり、のぞ眼鏡めがね海底かいてい視認しにんすると同時どうじかいあやつり(現在げんざい操船そうせんのしやすい小型こがたふねがいもある)、ウニをさがす。ウニを見付みつけるとたまもう(タモ)とばれるきのあみ、あるいはウニりょうようかぎ捕獲ほかくするが、水深すいしんわせさねばならない。単純たんじゅんにして非常ひじょう熟練じゅくれんようする漁法ぎょほうである。国内こくない生産せいさんりょうのうちやく半分はんぶんめる北海道ほっかいどうでは、こうしたりょう日本海にほんかいがわでは5月〜8がつオホーツクかい方面ほうめんでは羅臼らうすが2がつ〜5月、雄武おむでは4がつ〜6がつ枝幸えさしでは5がつ〜7がつえりでは1がつ〜3月におこなわれる。礼文島れぶんとうのウニるい水揚みずありょう北海道ほっかいどう全体ぜんたいやく20%ちかくをめており、礼文島れぶんとう水揚みずあげが市場いちば価格かかくおおきく左右さゆうする。北海道ほっかいどうでは、りょう生殖せいしょく発育はついくじょうきょうわせておこなうとともに、産卵さんらん保護ほごのために「北海道ほっかいどう海面かいめん漁業ぎょぎょう調整ちょうせい規則きそく」により禁漁きんぎょ期間きかんさだ資源しげん管理かんりおこなわれる。また、近年きんねんでは水産すいさん試験場しけんじょう水産すいさん指導しどうしょ地道じみち調査ちょうさによりウニの年齢ねんれいをはじめややウニ、海藻かいそうなどの実態じったい把握はあくされているほか漁師りょうししるした操業そうぎょう日誌にっしなどにより漁業ぎょぎょう実態じったい掌握しょうあくされるようになった。こうしたデータにより資源しげん管理かんり手法しゅほうができがりつつある。一方いっぽう納沙布岬のさっぷみさき近海きんかいでは放流ほうりゅうしていたウニが大量たいりょうラッコべられ、深刻しんこくかつ壊滅かいめつてき被害ひがいけるれい報告ほうこくされている[44]

ウニは漁獲ぎょかくしやすいため、資源しげん減少げんしょうりつおおきく、1漁期ぎょきに70〜90%にもたっすることがある。このため、上記じょうき禁漁きんぎょ期間きかん設定せっていのほか、漁獲ぎょかくサイズの規制きせい漁場ぎょじょう漁獲ぎょかくりょう規制きせい管理かんり、また密漁みつりょう対策たいさくほか人工じんこうてき種苗しゅびょう生産せいさん放流ほうりゅううつりふえ、ならびに漁場ぎょじょう造成ぞうせい汚染おせん防止ぼうしがいてき駆除くじょといった総合そうごうてき対策たいさくがとられている。ウニの養殖ようしょくは、おやウニから精子せいし卵子らんしをピンセットでし、ふたつを受精じゅせいさせる。精子せいしおおすぎてもすくなすぎても成功せいこうしないむずかしい作業さぎょうである。精子せいしおおすぎると異常いじょうたまごえ、すくなすぎると受精じゅせいりつ低下ていかする。受精じゅせいした卵子らんしやく20あいだをかけ浮遊ふゆう幼生ようせいとなり、48あいだ(2にち)に飼育しいくそううつされる。最終さいしゅうてきうみ放流ほうりゅうされるまできわめて厳重げんじゅうに、近代きんだいてき環境かんきょうのもと24あいだ体制たいせい管理かんりされる。

一方いっぽういそこすほどウニが増加ぞうかし、じょう回復かいふくするためにウニを除去じょきょすることもある。(日本にっぽんでのウニの大量たいりょう発生はっせい参照さんしょうえすぎたウニはえさ不足ふそくのため生殖せいしょく発達はったつせず、そのままで食用しょくよう出荷しゅっかすることはできない。このような除去じょきょ回収かいしゅうされたウニに野菜やさいざん渣などをあたえて出荷しゅっか可能かのう状態じょうたいまで肥育ひいくする研究けんきゅうおこなわれており、キャベツブロッコリーなどを飼料しりょうとしてムラサキウニを肥育ひいくできることがかっている。キャベツで肥育ひいくしたウニは甘味あまみつよくなるというが、コストがかさ商業しょうぎょうベースにはなっていない[19][45]イカナゴ飼料しりょうとして肥育ひいくしたれいもあるが、この場合ばあいにがみをびるとされる[46]

2021ねん9がつ以降いこう北海道ほっかいどう太平洋たいへいよう沿岸えんがんでは赤潮あかしお発生はっせい。ウニの大量たいりょう発生はっせいし、ややウニを海域かいいきに「まき」してそだてる漁業ぎょぎょうしゃおおきな被害ひがいた。すうねんかけてそだてるりょうのため、被害ひがい回復かいふくには4ねん時間じかん費用ひようがかかる見込みこ[47]

日本にっぽんのほか、最近さいきんでは中国ちゅうごくでも渤海わん周辺しゅうへん遼寧りょうねいしょう山東さんとうしょう南シナ海みなみしなかい広東かんとんしょうでウニの養殖ようしょくちかられており、2010ねん養殖ようしょく出荷しゅっかりょうは6,169トンであった[48]

観察かんさつ実験じっけん[編集へんしゅう]

発生はっせいがく勃興ぼっこういて、ウニは新口にのくち動物どうぶつであることが重宝ちょうほうされ、頻繁ひんぱん実験じっけん材料ざいりょうとしてもちいられた。現在げんざいでも、入手にゅうしゅ簡単かんたんで、人工じんこう授精じゅせい容易よういであることと、受精卵じゅせいらん透明とうめい観察かんさつしやすいなど実験じっけん観察かんさつするじょうでの利点りてんおおいため、発生はっせい過程かてい観察かんさつ材料ざいりょうによく使つかわれている。


  1. かこえこうにハサミをいれ、咀嚼そしゃくる。
  2. 三角さんかくフラスコ海水かいすいをいっぱいにり、けた部分ぶぶんうえにしてウニをく。
  3. けた部分ぶぶんに1/2M KClれる。ゆうならば5生殖せいしょくあなから、海水かいすい白色はくしょく精子せいしながれ、めすならば黄色おうしょく卵子らんしながれる。(外観がいかんから雌雄しゆう判断はんだんするのはむずかしいとされるウニだが、バフンウニは例外れいがいてき判断はんだんしやすい。口器こうきまわりのかんあし橙色だいだいいろならめす白色はくしょくならゆうである)
  4. 精子せいしえき卵子らんしえきくわえてやれば受精じゅせいするが、受精じゅせい様子ようすたければ、卵子らんしスポイトスライドガラスにのせ、そこに希釈きしゃくした精子せいしえきをたらしてやればよい。

えさ[編集へんしゅう]

ガンガゼは、えさとして利用りようされる。

文化ぶんか[編集へんしゅう]

語源ごげん[編集へんしゅう]

海胆うに」はうみちょうという意味いみであり、これを訓読くんどくした「うみい」が「うに」の語源ごげんであるとされる[49]。また、「うみぐり」はぐりのいがによくていることに由来ゆらいする[50]1983ねんには、「あたまはたらかない、かんがえがまとまらない」という意味いみである、『あたまがウニになる』という言葉ことば流行りゅうこうした[51]

代替だいたい食品しょくひん[編集へんしゅう]

植物しょくぶつ豆乳とうにゅうクリームを原料げんりょうとする代替だいたいしょく「うにペースト」が開発かいはつされている[52]

出典しゅってん注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

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参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

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外部がいぶリンク[編集へんしゅう]