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シュコダ MU-2

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
Škoda MU-2
種類しゅるい まめ戦車せんしゃ
はら開発かいはつこく チェコスロバキア
開発かいはつ
開発かいはつしゃ シェコダしゃ
開発かいはつ期間きかん 1930
製造せいぞう期間きかん 1931
製造せいぞうすう 1
しょもと
全長ぜんちょう 3.2 m (10 ft 6 in)
全幅ぜんぷく 1.7 m (5 ft 7 in)
ぜんこう 1.44 m (4 ft 9 in)
要員よういんすう 2

おもへいそう 1 × 7.92mm シュワルツローゼじゅう機関きかんじゅう
エンジン 水冷すいれい4気筒きとうガソリンエンジン
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シュコダ MU-2は、1930ねんから1931ねんにかけて、チェコスロバキアシュコダしゃ開発かいはつした、試作しさくまめ戦車せんしゃ(Tančík、タンチック)である。

「MU」は「malý útočný vůz」(えい:Small Assault Vehicle、にち小型こがた攻撃こうげき車両しゃりょう)のりゃくである。

試作しさくしゃ1りょうのみ製造せいぞう

概要がいよう[編集へんしゅう]

1928ねん、イギリスのカーデン・ロイドしゃが、「カーデン・ロイド Mk.VI まめ戦車せんしゃ」を開発かいはつすると、チェコスロバキア陸軍りくぐん国防省こくぼうしょう)もこれに関心かんしんち、ČKD(チェスコモラスカー・コーベン・ダニック、チェー・カー・デー、チェコダ)しゃにライセンス生産せいさんおこなわせることになった。ČKDしゃはカーデン・ロイドしゃと、200りょうのライセンス生産せいさん交渉こうしょうはいった。

これをて、ČKDしゃのライバルにして、チェコスロバキア最大さいだい兵器へいきメーカーであるシュコダしゃでも、戦車せんしゃ製造せいぞう莫大ばくだい利益りえきになると見込みこんで、まめ戦車せんしゃそう装甲車そうこうしゃ製造せいぞうへの関心かんしんたかまった。

しかし、シュコダしゃでは、それまで、そう装甲車そうこうしゃ開発かいはつ製造せいぞう経験けいけんはあれど、戦車せんしゃそう装甲車そうこうしゃ開発かいはつ製造せいぞう経験けいけんかった。また、参考さんこうとなるまめ戦車せんしゃ実車じっしゃサンプルも図面ずめんかった。シュコダしゃは0から開発かいはつしなければならなかった。

1930ねん3月、ČKDしゃけの実車じっしゃサンプルとして、3りょうの「カーデン・ロイド Mk.VI まめ戦車せんしゃ」がチェコスロバキアに出荷しゅっかされた。

直後ちょくご同年どうねん4がつ、シュコダしゃ国防省こくぼうしょうに、「自社じしゃそう装甲車そうこうしゃ設計せっけいちゅうであること」を通知つうちした。

1930ねん5がつ、シュコダしゃもうにもかかわらず、国防省こくぼうしょうはČKDしゃに、「カーデン・ロイド Mk.VI まめ戦車せんしゃ」のライセンスコピーである「CL-P」4りょう製造せいぞうめいじた。

この「CL-P」の改良かいりょうがたである「P-1」が、「Vz.33まめ戦車せんしゃ」として、制式せいしき採用さいようされることになる。

設計せっけい[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]