7TP
7TP | |
4.60 m | |
2.40 m | |
2.27 m | |
9.9 t | |
リーフスプリング・ボギー | |
32 km/h | |
ボフォース45 | |
7.92mm | |
17 mm | |
エンジン |
PZInż.235(Saurer VBLDd) 110 hp/1800 rpm |
3 |
7TPは
開発 と生産
[ヴィッカース 6トン
ポーランドでの
このポーランド
ポーランドを
バリエーション
[- 7TP(
双 砲塔 型 ) - 7TP
最初 の量産 型 。ヴィッカースMk.E双 砲塔 型 と略 同型 の2つの銃 塔 を持 つ。wz.30機銃 2丁 を装備 。24輌 が生産 された。増 積 された機関 室 以外 の車体 基本 構成 はヴィッカースMk.Eに準 じるが若干 装甲 が厚 くされ、また点検 口 が設 けられた車体 前部 上面 装甲 板 、小 改修 された足 回 りなど細部 には違 いがある。資料 により、「7TPdw」と書 かれている場合 があるが(dwはポーランド語 のdwuwieżowy=双 砲塔 の略 )、これは戦後 の西側 の文献 で便宜 的 に使 われた呼称 で、この戦車 が使 われた当時 は、特別 な呼 び分 けはなされていなかった[2]。 - 7TP(
単 砲塔 型 ) - 7TPの
主 量産 型 。ボフォース37mm戦車 砲 を搭載 、100輌 余 りが生産 された。プロトタイプの砲塔 はスウェーデンのボフォース社 で砲 に合 わせて設計 されたもので、同 じくスウェーデン製 のランズベルク装甲車 、ランズベルクL60系 軽 戦車 に使 われた砲塔 と似 た形状 を持 つ。プロトタイプの砲塔 は砲塔 後 面 にハッチを持 ち、上面 はペリスコープのみでハッチはなかったが、量産 型 では砲塔 後部 にバスル、上面 右側 にハッチが設 けられた。上面 左側 には単純 な回転 式 のペリスコープ、上面 右側 (ハッチ上 )にはグンドラフ式 ペリスコープが装着 されている。機関 室 後 面 は、初期 生産 型 は双 砲塔 型 同様 点検 ハッチのほぼ全面 にわたるルーバーと低 い位置 に装着 された排気 マフラーを持 っていたが、標準 型 ではルーバーはなくなりマフラーも高 い位置 に移 されている。資料 によっては、便宜 的 に「7TPjw」(jwはポーランド語 のjednowieżowy=単 砲塔 の略 )と呼 ばれる。
派生 型
[- C7P
- 7TPをベースにした
非 装甲 の重砲 牽引 車 /車両 回収 車 。約 150両 が生産 された。初期 の試作 型 であるC6Tはエンジンが車体 前部 に置 かれ、起動 輪 が後部 、誘導 輪 が前部 という戦車 型 と逆 のレイアウトだったが、C7Pでは戦車 型 と同 じ配置 に戻 されている。重砲 牽引 車 としては、主 に220mm/wz.32瑠弾砲 の牽引 に用 いられた。 - 9TP
- 7TPの
改良 型 として、よりコンパクトなエンジンを搭載 し装甲 形状 も見直 したタイプが計画 された。ザウラーCT1D(ポーランドにおけるライセンス生産 名称 、PZInż.155)ディーゼルエンジン、およびPZInż.725ガソリンエンジン搭載 型 の2種 が、それぞれ国営 技術 工廠 (PZInż)および装甲 部隊 技術 調査 室 (BBT BP)で開発 された。これらは一般 に「9TP」の名称 で知 られるが、この名前 は戦後 になって便宜 的 に使 われ始 めたもので、開発 時 には単純 に「強化 型 7TP」と呼 ばれていた。1輌 の7TP(車輌 登録 番号 1766)にザウラーCT1Dを搭載 しテストされた。1939年 夏 、PZInżにおいて2輌 の試作 車 が作 られ、さらに9月 までに11輌 が生産 されたとする資料 もあるが、実際 には装甲 形状 を改 めた「強化 型 7TP」が存在 した証拠 は確認 できていない[2]。
登場 作品
[アニメ・漫画
[- 『ガールズ&パンツァー』
- ボンプル
高校 が使用 する車輌 として登場 。双 砲塔 型 、単 砲塔 型 の両方 が登場 。
ゲーム
[- 『World of Tanks』
単 砲塔 型 が、ポーランド軽 戦車 7TP として開発 可能 。- 『トータル・タンク・シミュレーター』
- ポーランドの
初期 戦車 (軽 戦車 )として7TP単 砲塔 型 が改 軽 戦車 として9TPが使用 可能 。
脚注
[注釈
[- ^ "VA"はヴィッカース・アームストロング、"U"は
国営 技術 工廠 のウルスス部門 (もと民間 企業 だったが世界 恐慌 を経 て1930年 に国営 化 )、もしくは改善 を意味 するポーランド語 "ulepszeny"の頭文字 、"-33"は1933年 型 をそれぞれ示 す。 - ^ スイスのザウラーVBLDbの
出力 向上 型 であるVBLDdの国産 版 。出力 がVBLDbの92hpからVBLDdでは110hpに向上 している。「PZInż.」は「Państwowe Zakłady Inżynieryjne」(国営 技術 工廠 )の略称 、現在 は農業 機械 企業 持 ち株 会社 ポルモット・ホールディング株式会社 の子会社 であるウルスス株式会社 のワルシャワ工場 。 - ^ ただし、
生産 型 において重量 は結局 9トンを越 えている
出典
[- ^ Janusz Magnuski(1996), p7
- ^ a b Polish Armour of 1918 - 1939 / "Polish light tank 7TP"
参考 文献
[戦車 マガジン社 『戦車 マガジン』1990年 11月 号 、『スティーブ・ザロガ「ポーランド軍 戦車 部隊 1930-39」』- Adam Jońca, Rajmund Szubański, Jan Tarczyński, "Wrzesień 1939 POJAZDY WOJSKA POLSKIEGO Barwa i broń", WKŁ, Warszawa 1990
- Janusz Magnuski, Jan Jędryka "CZOŁG LEKKI 7TP część pierwsza"
- Militaria / kwartalnik historyczno-modelarski vol.1/no.5, FENIX sp.c.,Warszawa 1996
- PIBWL home page / Polish Armour of 1918 - 1939