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棋聖きせいせん (将棋しょうぎ)

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
永世えいせい棋聖きせいから転送てんそう
棋聖きせいせん
棋戦きせん分類ぶんるい タイトルせん
正式せいしき名称めいしょう ヒューリックはい棋聖きせいせん
開催かいさい概要がいよう
開催かいさい時期じき 予選よせん:5月 - 翌年よくねん1がつ
本戦ほんせん:2がつ - 4がつ
タイトルせん:6月 - 7がつ
初回しょかい開催かいさい 1962年度ねんどだい1
時間じかん いち予選よせん:1時間じかん(チェスクロック使用しよう
予選よせん:3あいだ
本戦ほんせん・タイトルせん:4あいだ
ばん勝負しょうぶ ばん勝負しょうぶ
主催しゅさい 産経新聞さんけいしんぶんしゃ日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい
協賛きょうさん ヒューリック特別とくべつ協賛きょうさん
公式こうしきサイト 棋聖きせいせん日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい
記録きろく
げん棋聖きせい 藤井ふじいさとしふとしだい94
永世えいせい資格しかくしゃ 大山おおやま康晴やすはる永世えいせい棋聖きせい
中原なかはらまこと永世えいせい棋聖きせい
米長よねなが邦雄くにお永世えいせい棋聖きせい
羽生はぶ善治よしはる永世えいせい棋聖きせい資格しかく
佐藤さとう康光やすみつ永世えいせい棋聖きせい資格しかく
最多さいた優勝ゆうしょう 大山おおやま康晴やすはる中原なかはらまこと羽生はぶ善治よしはる(16
最長さいちょう連覇れんぱ 羽生はぶ善治よしはる(10連覇れんぱ
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棋聖きせいせん(きせいせん)は、産業経済新聞社さんぎょうけいざいしんぶんしゃおよ日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい主催しゅさい[ちゅう 1]将棋しょうぎ棋戦きせんで、タイトルせんのひとつ。ばん勝負しょうぶ勝者しょうしゃ棋聖きせいのタイトル(称号しょうごう)をる。

産経新聞さんけいしんぶんしゃ主催しゅさい棋戦きせんとしては、1951ねん開始かいしした一般いっぱん棋戦きせん産経さんけいはい源流げんりゅうである。産経さんけいはい1954ねんじゅんタイトルせん王位おうい決定けっていせんとなり、さらに1960ねんからはブロックさんしゃ連合れんごう協力きょうりょくてタイトルせん王位おういせん格上かくあげとなった。1962ねん産経新聞さんけいしんぶん王位おういせん離脱りだつし、あらたに棋聖きせいせん開始かいしした[1][2]当初とうしょとし2かい前期ぜんき後期こうき開催かいさいだったが、1995ねんからはとし1かい変更へんこう。2018ねん4がつからはヒューリック特別とくべつ協賛きょうさんはいり、正式せいしき名称めいしょうヒューリックはい棋聖きせいせんとすることとなった[3]

タイトルめいの「棋聖きせい」は、本来ほんらい将棋しょうぎ囲碁いご抜群ばつぐん才能さいのうしめものへの尊称そんしょうであった。将棋しょうぎでは、とくに、江戸えど時代じだい末期まっきあらわれた、不世出ふせいしゅつ天才てんさい棋士きし天野あまの宗歩そうほすことがおおく、天野あまのにはじゅうさんせい名人めいじん関根せきね金次郎きんじろうによって棋聖きせい称号しょうごうおくられている。また、護国寺ごこくじには、小菅こすがけんすけ関根せきね金次郎きんじろうらによってはちだい伊藤いとうはじめしるし記念きねんする「棋聖きせいむねしるしいしぶみ」が建立こんりゅうされている。

方式ほうしき[編集へんしゅう]

1962ねん創設そうせつ当初とうしょから1994年度ねんどまでは、タイトルせんなかでは唯一ゆいいつ、1ねんに2おこなわれていた(ばん勝負しょうぶは6~7がつと12月~2がつ)。現行げんこうとし1せいとなったのは1995年度ねんどだい66)である(ちょうど羽生はぶ善治よしはるななかん独占どくせんたした年度ねんどたる)。

だい81より挑戦ちょうせんしゃ決定けっていのシステムが変更へんこうされ、いち予選よせん予選よせん決勝けっしょうトーナメントの3段階だんかい挑戦ちょうせんしゃ決定けっていする。

2021ねん2がつより、女流じょりゅう棋士きし決勝けっしょうトーナメントベスト8まですすんだ場合ばあいに、棋士きし編入へんにゅう試験しけん受験じゅけん資格しかくあたえられることとなった[4]

いち予選よせん[編集へんしゅう]

シードしゃ以外いがい順位じゅんいせんCきゅう1くみ以下いか棋士きしと、女流じょりゅう棋士きし2にんによりトーナメント形式けいしきおこなわれる。8にん予選よせんすすむ。なお、シードしゃ以外いがい順位じゅんいせんCきゅう1くみ以下いか棋士きしであっても、前期ぜんき戦績せんせきによっては予選よせんからの出場しゅつじょうとなる場合ばあいがある。

だい81より時間じかんが1時間じかんチェスクロック使用しよう)に短縮たんしゅくされ(短縮たんしゅくまえは3あいだ)、1にちに2きょく場合ばあいもある。棋聖きせいせん同様どうように1にちに2きょく棋戦きせんは、タイトルせん予選よせんではあきらおうせん(段位だんいべつ予選よせん)がある。テレビ棋戦きせん以外いがい一般いっぱん棋戦きせんでは朝日あさひはい将棋しょうぎオープンせん女流じょりゅうタイトルせんでは女流じょりゅう王将おうしょうせん(予選よせん本戦ほんせん)がある。

予選よせん[編集へんしゅう]

いち予選よせんしゃ8にんと、本戦ほんせん決勝けっしょうトーナメント)のシードしゃ以外いがい棋士きしによりトーナメント形式けいしきおこなわれる。時間じかんかく3あいだ前期ぜんき本戦ほんせん進出しんしゅつしゃおよび棋聖きせいせんばん勝負しょうぶ出場しゅつじょう経験けいけんしゃ[ちゅう 2]は、Cきゅう1くみ以下いかであっても予選よせんからの出場しゅつじょうとなる。82より本戦ほんせんシード人数にんずう変動へんどうすることになり、予選よせんわくは8~12にん範囲はんい毎年まいとし変動へんどうするようになった。

決勝けっしょうトーナメント[編集へんしゅう]

シードしゃ(4~8にん前期ぜんきベスト4以上いじょう+タイトルホルダー上位じょういしゃ4にん)、予選よせんしゃ(8~12にん)のけい16にん参加さんかする[5]時間じかんかく4あいだ。トーナメントの勝者しょうしゃ棋聖きせいばん勝負しょうぶたたかう。

在籍ざいせき期限きげん満了まんりょうしたフリークラス編入へんにゅう棋士きし特例とくれい参加さんか
決勝けっしょうトーナメント準決勝じゅんけっしょう進出しんしゅつしゃ(ベスト4)が、フリークラス規定きてい在籍ざいせき期限きげん満了まんりょうしたフリークラス編入へんにゅう棋士きしである場合ばあい[ちゅう 3]、その在籍ざいせき期限きげん満了まんりょうしゃ棋戦きせんについては出場しゅつじょう資格しかくがなくなるが、棋聖きせいせんについては年度ねんど棋戦きせん参加さんか可能かのうとなり、引退いんたいとはならない(2010ねん7がつ9にち以降いこう[6][ちゅう 4]

棋聖きせいせんばん勝負しょうぶ[編集へんしゅう]

棋聖きせい挑戦ちょうせんしゃばん勝負しょうぶたたかう。のタイトルせん同様どうようばん勝負しょうぶは、全国ぜんこく各地かくち旅館りょかんホテル料亭りょうていなどで実施じっしされる。1996ねん以降いこうばん勝負しょうぶのうち1きょくホテルニューアワジ開催かいさいされることが恒例こうれいとなっている[7][ちゅう 5]時間じかんかく4あいだで、1にちせいである。

ばん勝負しょうぶ模様もようは、現在げんざいABEMA 将棋しょうぎチャンネル完全かんぜんせい中継ちゅうけいされる。2019ねんまではニコニコ生放送なまほうそうでも配信はいしんされていた。

方式ほうしき遍歴へんれき[編集へんしゅう]

だい1-だい65とし2せい時代じだい[編集へんしゅう]

創設そうせつからだい65まではとし前期ぜんき後期こうきの2せいおこなわれていた。

期間きかん 棋聖きせいせん
ばん勝負しょうぶ
(1にちせい)
決勝けっしょうトーナメント 予選よせん いち予選よせん
決勝けっしょう
挑戦ちょうせんしゃ
決定けっていせん

時間じかん
出場しゅつじょう
人数にんずう
シード条件じょうけん 通過つうか
人数にんずう
シード条件じょうけん 通過つうか
人数にんずう
出場しゅつじょう条件じょうけん
時間じかん
1 半年はんとし
(前期ぜんき/後期こうき)

(とし2せい)
7あいだ 当時とうじのトップ棋士きし3めい大山おおやま康晴やすはる升田ますだ幸三こうぞう塚田つかだ正夫まさお)のリーグせん成績せいせき上位じょういしゃ2めい棋聖きせいせんばん勝負しょうぶ進出しんしゅつ
2 さんばん勝負しょうぶ 7あいだ 16めい 8めい
だい1敗者はいしゃ
順位じゅんいせんAきゅう7以上いじょう
08めい 順位じゅんいせん
0Aきゅう8以下いか
0Bきゅう2くみ以上いじょう
02めい シードで
Cきゅう1くみ以下いか
棋士きし全員ぜんいん
3 だい2ベスト8 順位じゅんいせんBきゅう2くみ以上いじょう
04-10 08めい[ちゅう 6]
前期ぜんきベスト4
順位じゅんいせんAきゅう上位じょうい4めい
04めい
11-16 6あいだ 一番いちばん勝負しょうぶ 6あいだ
17-25 5あいだ 5あいだ
26-31 4あいだ 8めい
前期ぜんきベスト4
タイトルホルダー
永世えいせい称号しょうごう保持ほじしゃ
順位じゅんいせんAきゅう上位じょうい
32-56
57-65 前期ぜんき決勝けっしょう出場しゅつじょうしゃ
順位じゅんいせんBきゅう2くみ以上いじょう

だい66-だい80さん予選よせん時代じだい[編集へんしゅう]

  • だい66からはとし1せいとなった。
  • 決勝けっしょうトーナメントのまえに「さん予選よせん」(だい72からは「最終さいしゅう予選よせん」の名称めいしょう)がおこなわれた。
棋聖きせいせん
ばん勝負しょうぶ
(1にちせい)
決勝けっしょうトーナメント 66-71さん予選よせん
72-80最終さいしゅう予選よせん
予選よせん いち予選よせん
決勝けっしょう
挑戦ちょうせんしゃ
決定けっていせん

時間じかん
出場しゅつじょう
人数にんずう

時間じかん
出場しゅつじょう
人数にんずう
シード条件じょうけん 方式ほうしき
時間じかん
通過つうか
人数にんずう
シード条件じょうけん
時間じかん
通過つうか
人数にんずう
出場しゅつじょう条件じょうけん
時間じかん
66-71 5あいだ 一番いちばん勝負しょうぶ 4あいだ 08めい 3あいだ 16めい 8めい
<かくリーグ1>
前期ぜんきベスト4
<かくリーグ2>
タイトルホルダー
永世えいせい称号しょうごう保持ほじしゃ
順位じゅんいせんAきゅう上位じょうい
4にん×4くみ
リーグせん

各組かくくみ上位じょうい2にん
決勝けっしょう進出しんしゅつ[ちゅう 7]
3あいだ 08めい 前期ぜんきさん予選よせん
 /最終さいしゅう予選よせん進出しんしゅつしゃ
過去かこ棋聖きせいせん
 ばん勝負しょうぶ進出しんしゅつしゃ
順位じゅんいせんBきゅう2くみ以上いじょう
3あいだ 08めい シードで
_Cきゅう1くみ以下いか
_棋士きし全員ぜんいん
女流じょりゅう棋士きし2めい
_[ちゅう 8]
72-80 4あいだ 8めい
前期ぜんきベスト4[ちゅう 9]
タイトルホルダー
永世えいせい称号しょうごう保持ほじしゃ
順位じゅんいせんAきゅうかつ
_前期ぜんきベスト8
4にん×4くみ
ダブル
イリミネーション
トーナメント

2はい脱落だつらく

だい81以降いこう[編集へんしゅう]

だい81からは「最終さいしゅう予選よせん」が廃止はいしされた。

棋聖きせいせん
ばん勝負しょうぶ
(1にちせい)
決勝けっしょうトーナメント 予選よせん いち予選よせん
決勝けっしょう
挑戦ちょうせんしゃ
決定けっていせん

時間じかん
出場しゅつじょう
人数にんずう
シード条件じょうけん
時間じかん
通過つうか
人数にんずう
シード条件じょうけん
時間じかん
通過つうか
人数にんずう
出場しゅつじょう条件じょうけん
時間じかん
81 4あいだ 一番いちばん勝負しょうぶ 4あいだ 16めい 8めい
前期ぜんきベスト4
タイトルホルダー
永世えいせい棋聖きせい
順位じゅんいせんAきゅう上位じょうい
3あいだ 008めい 前期ぜんきさん予選よせん
 /最終さいしゅう予選よせん進出しんしゅつしゃ
過去かこ棋聖きせいせんばん勝負しょうぶ進出しんしゅつしゃ
順位じゅんいせんBきゅう2くみ以上いじょう
1あいだ 08めい シードで
_Cきゅう1くみ以下いか
_棋士きし全員ぜんいん
女流じょりゅう棋士きし2めい
_[ちゅう 8]
82-91 したじゅんに8めいまで
前期ぜんきベスト4
タイトルホルダー
永世えいせい棋聖きせい
8-12めい 前期ぜんき決勝けっしょうトーナメント出場しゅつじょうしゃ
過去かこ棋聖きせいせんばん勝負しょうぶ進出しんしゅつしゃ
順位じゅんいせんBきゅう2くみ以上いじょう
092-0 したじゅんに8めいまで[ちゅう 10]
前期ぜんきベスト4
タイトルホルダー

永世えいせい棋聖きせい[編集へんしゅう]

永世えいせい称号しょうごうである永世えいせい棋聖きせいは、棋聖きせい通算つうさん5以上いじょう保持ほじした棋士きしあたえられる。2023ねん7がつ現在げんざい永世えいせい棋聖きせい獲得かくとくしたのはわせて5めいで、永世えいせい棋聖きせい称号しょうごうされる棋士きし大山おおやま康晴やすはる中原なかはらまこと米長よねなが邦雄くにおの3めい永世えいせい棋聖きせい資格しかく棋士きし羽生はぶ善治よしはる佐藤さとう康光やすみつの2めいである。永世えいせい称号しょうごう原則げんそくとして引退いんたい就位しゅういとなるが、米長よねながフリークラス転出てんしゅつ現役げんえきのまま永世えいせい棋聖きせい呼称こしょうし、中原なかはらも60さいとき現役げんえきのまま永世えいせい棋聖きせい呼称こしょうした。また、大山おおやま現役げんえきのまま死去しきょしたため存命ぞんめいちゅう就位しゅういではない。

  1. 大山おおやま康晴やすはる - 1965ねん01がつ11にち 獲得かくとく当時とうじ41さい09かげつ、1992ねん07がつ26にち 現役げんえき死去しきょ
  2. 中原なかはらまこと_ - 1971ねん08がつ03にち 獲得かくとく当時とうじ23さい10かげつ、2008ねん04がつ01にち 就位しゅうい現役げんえきのまま、当時とうじ60さい06かげつ
  3. 米長よねなが邦雄くにお - 1985ねん01がつ31にち 獲得かくとく当時とうじ41さい07かげつ、1998ねん05月22にち 就位しゅうい現役げんえきのまま、当時とうじ54さい11かげつ
  4. 羽生はぶ善治よしはる - 1995ねん07がつ08にち 獲得かくとく当時とうじ24さい09かげつ引退いんたい就位しゅうい予定よてい
  5. 佐藤さとう康光やすみつ - 2006ねん07がつ05にち 獲得かくとく当時とうじ36さい09かげつ引退いんたい就位しゅうい予定よてい
以上いじょう5めい永世えいせい棋聖きせい 資格しかく獲得かくとくじゅん

エピソード[編集へんしゅう]

  • 創設そうせつ当時とうじのタイトルせん名人めいじんせんじゅうだんせん王将おうしょうせん王位おういせんとすべて2にち~3にちせいのものであったが、はじめての1にちせいのタイトルせんとなった。体調たいちょうにすぐれなかった升田ますだ幸三こうぞうのために、1にちせいのタイトルとしてつくられた棋戦きせんといわれた[8]。しかし、升田ますだは2かい挑戦ちょうせんするも、ついにいち獲得かくとくすることはなかった。一方いっぽう大山おおやま康晴やすはる創設そうせつ当初とうしょから連覇れんぱかさね(7連覇れんぱ)、早々そうそう永世えいせい棋聖きせい資格しかく獲得かくとくした。
  • かつてとしに2かいおこなわれていたこともあり「はつタイトルが棋聖きせい」というれいのタイトルよりおおく、だい91(2020ねん)の藤井ふじいさとしふとしまで13にんはつタイトルを棋聖きせい獲得かくとくしている[9]
  • 大山おおやま康晴やすはるにとっては、全盛期ぜんせいきは(比較的ひかくてき不得意ふとくい棋戦きせんだったが、全盛期ぜんせいきぎてからは得意とくい棋戦きせんとなった。1956年度ねんどだい6王将おうしょうせんから1972年度ねんどだい22王将おうしょうせんまで、棋聖きせいせんのぞくとやく16年間ねんかんすべてのタイトルせん名人めいじんじゅうだん王将おうしょう王位おうい)に登場とうじょうしているが、この期間きかん棋聖きせいせんではだい1(1962ねん)からだい10(1967ねんまえ)までは7連覇れんぱふくすべ登場とうじょうしているものの、よくだい11(1967ねん[ちゅう 11]からだい21(1972ねん)までは過半数かはんすうの7かい登場とうじょうのがしている。一方いっぽういちかんじゅうだん)でのぞんだだい24(1974ねんまえ)で棋聖きせい奪取だっしゅするとここから7連覇れんぱしており、1974年度ねんどだい13じゅうだんせんしつかんしてからは保持ほじタイトルは棋聖きせいのみとなった。
  • だい18(1971ねんまえ)で中原なかはらまこと大山おおやま康晴やすはる相手あいて防衛ぼうえい成功せいこう。これで通算つうさん5獲得かくとくとなり、史上しじょう最年少さいねんしょう(23さい11かげつ)の永世えいせい称号しょうごう資格しかくしゃとなる。
  • だい37(1980ねん)に二上ふたかみ達也たつやが29ぶりに棋聖きせい獲得かくとくした。「29ぶり」は、タイトルの復位ふくいとしては史上しじょう最長さいちょう記録きろく[ちゅう 12]である(2023年度ねんど終了しゅうりょう時点じてん)。
  • だい45(1984ねん)のばん勝負しょうぶは、てば通算つうさん5永世えいせい棋聖きせい資格しかく獲得かくとくとなる米長よねなが邦雄くにおたいして、タイトルせんはつ登場とうじょうとなる中村なかむらおさむいどんだが、フルセットのすえ米長よねなが防衛ぼうえい永世えいせい棋聖きせい資格しかく獲得かくとくした。なお、このばん勝負しょうぶはすべての対局たいきょく後手ごてばん勝利しょうりという結果けっかわっている(すべてのタイトルせんても、後手ごてばん全勝ぜんしょうでの決着けっちゃく現時点げんじてんではこのばん勝負しょうぶだい35棋王きおうせんばん勝負しょうぶのみ)。
  • だい46(1985ねんまえ)のばん勝負しょうぶだい2きょくアメリカロサンゼルスリトルトーキョー(ホテルニューオータニ)でおこなわれた。1975ねんだい1棋王きおうせん以来いらい将棋しょうぎかい2度目どめ日本にっぽん国外こくがいでの対局たいきょくとなる。
  • だい55(1989ねん)に挑戦ちょうせんした屋敷やしき伸之のぶゆきは17さいぜんタイトルせん最年少さいねんしょう挑戦ちょうせん記録きろく当時とうじ)を樹立じゅりつくわえて棋聖きせいせん史上しじょうはついち予選よせんからの挑戦ちょうせんしゃとなった。よく56で18さいでタイトル奪取だっしゅとこれもぜんタイトルせん最年少さいねんしょう記録きろくであったが、挑戦ちょうせん奪取だっしゅともに後述こうじゅつのように藤井ふじいさとしふとしによって更新こうしんされた。
  • だい67(1996ねん)は、タイトルななかん独占どくせんしていた羽生はぶ善治よしはる挑戦ちょうせんしゃ三浦みうら弘行ひろゆきやぶれた。「羽生はぶ善治よしはるななかん」の期間きかんは、2がつ14にち王将おうしょう獲得かくとくによるななかん独占どくせんから7がつ30にち棋聖きせいしつかんむりまでの167日間にちかんであった。
  • だい67(1996ねん)〜だい73(2002ねん)の連続れんぞく7棋聖きせい防衛ぼうえい失敗しっぱいしている(挑戦ちょうせんしゃ奪取だっしゅしている)[ちゅう 13]。これはタイトルせんにおいての連続れんぞく防衛ぼうえい失敗しっぱい最長さいちょう記録きろくである(2023年度ねんど終了しゅうりょう時点じてん)。
  • だい57(1990ねん屋敷やしき伸之のぶゆき棋聖きせいvs森下もりしたたく挑戦ちょうせんしゃと、だい68(1997ねん三浦みうら弘行ひろゆき棋聖きせいvs屋敷やしき伸之のぶゆき挑戦ちょうせんしゃは、タイトル保持ほじしゃ挑戦ちょうせんしゃ順位じゅんいせん在籍ざいせきクラスがともにCきゅう1くみであった。タイトルせんばん勝負しょうぶ登場とうじょう棋士きしともにCきゅう1くみ以下いか事例じれいは、2018ねん4がつ現在げんざいにおいては棋聖きせいせんの2れいだい3(2018ねんあきらおうせん[ちゅう 14]の3れいのみ。
  • 2009ねん8がつに、日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい公式こうしきサイトで7つのタイトル(当時とうじ)のならじゅん変更へんこうされ、棋聖きせいせんは3番目ばんめ竜王りゅうおう名人めいじんつぎ)から6番目ばんめがった[10]。さらに2010ねん10がつには7番目ばんめ一番いちばん)にがった[11][ちゅう 15]あきらおうせんがタイトルせん昇格しょうかく序列じょれつ3となったさいにはかく棋戦きせん序列じょれつじゅんがり[ちゅう 16]、2018ねん以降いこう棋聖きせいせんは8番目ばんめ序列じょれつ(2024ねん時点じてん)である。
かく棋士きし紹介しょうかいページ(棋聖きせいのタイトルの両方りょうほう経験けいけんしゃ)での記載きさい同様どうよう変更へんこうされた。
  • 変更へんこうまえ 1.竜王りゅうおうせん、2.名人めいじんせん3.棋聖きせいせん、4.王位おういせん、5.王座おうざせん、6.棋王きおうせん、7.王将おうしょうせん
  • 2009ねん変更へんこう 1.竜王りゅうおうせん、2.名人めいじんせん、3.王位おういせん、4.王座おうざせん、5.棋王きおうせん6.棋聖きせいせん、7.王将おうしょうせん
  • 2010ねん変更へんこう 1.竜王りゅうおうせん、2.名人めいじんせん、3.王位おういせん、4.王座おうざせん、5.棋王きおうせん、6.王将おうしょうせん7.棋聖きせいせん
  • 2018ねん以降いこう 1.竜王りゅうおうせん、2.名人めいじんせん3.あきらおうせん、4.王位おういせん、5.王座おうざせん、6.棋王きおうせん、7.王将おうしょうせん8.棋聖きせいせんあきらおうせんタイトル昇格しょうかくともなう)
  • 2020ねん以降いこう 1.竜王りゅうおうせん、2.名人めいじんせん、3.王位おういせん、4.王座おうざせん、5.棋王きおうせん6.あきらおうせん、7.王将おうしょうせん8.棋聖きせいせんあきらおうせん主催しゅさいしゃ変更へんこうともなう)
  • 2022ねん以降いこう 1.竜王りゅうおうせん、2.名人めいじんせん、3.王位おういせん4.あきらおうせん、5.王座おうざせん、6.棋王きおうせん、7.王将おうしょうせん8.棋聖きせいせん序列じょれつ変更へんこうともなう)
  • だい84(2013ねん)は棋聖きせい王位おうい王座おうざ羽生はぶ善治よしはるに、竜王りゅうおう棋王きおう王将おうしょう渡辺わたなべあきら挑戦ちょうせんした。将棋しょうぎのタイトル戦史せんしじょうさんかん保持ほじするもの同士どうし対戦たいせんするのははつのケースであった[13]結果けっかは3しょう1はい羽生はぶ防衛ぼうえい)。なお同年どうねん11がつ28にちだい63(2014ねん王将おうしょうせん挑戦ちょうせんけん羽生はぶ獲得かくとくし、竜王りゅうおうせん最中さいちゅうだった渡辺わたなべ防衛ぼうえいすれば棋聖きせいせんつづさんかん対決たいけつ実現じつげんしていたが、翌日よくじつ渡辺わたなべ竜王りゅうおうしつかんしたためまぼろしとなった。
  • だい85(2014ねん)・だい86(2015ねん)には、高級こうきゅう洋菓子ようがしてんブールミッシュ協賛きょうさんはいったため、全局ぜんきょく同社どうしゃ菓子かしるい対局たいきょくしゃ提供ていきょうされたほか[14]将棋しょうぎファンけに詰将棋つめしょうぎ印刷いんさつされた棋聖きせいせん限定げんていのパッケージも発売はつばいされた[15]
  • だい89(2018ねん)は、棋聖きせい竜王りゅうおうかん保持ほじしていた羽生はぶ善治よしはる挑戦ちょうせんしゃ豊島としま将之まさゆきやぶれたことで、8つのタイトルを8にんが1つずつう「戦国せんごく時代じだい」さながらの状態じょうたいになった[ちゅう 17]。このような事例じれいは、7タイトル時代じだいに7にんでタイトルをった1987ねん以来いらい、31ねんぶりの出来事できごとであった。また、7がつ17にちおこなわれただい5きょくでは、羽生はぶばんである48火災かさい警報けいほうひびくアクシデントが発生はっせいした。これは、対局たいきょくおこなわれた都市としセンターホテルが消防しょうぼう訓練くんれんおこなったためにこったが、対局たいきょくしゃには事前じぜんらされていなかったようで、1047ふんから1049ふんまで時計とけいめて羽生はぶ豊島としま記録きろくがかりがいったん室外しつがいることになった。その安全あんぜん確認かくにんされたため対局たいきょく再開さいかいされた。
  • だい91(2020ねん)は、藤井ふじいさとしふとしいち予選よせんから準決勝じゅんけっしょうまでがり、タイトル挑戦ちょうせん最年少さいねんしょう記録きろく更新こうしん期待きたいされたが、新型しんがたコロナウイルス感染かんせんしょう影響えいきょう棋聖きせいせん延期えんきとなり、記録きろく更新こうしん可能かのうせい消滅しょうめつしたとおもわれた[16]。しかし、緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげん解除かいじょ本戦ほんせん準決勝じゅんけっしょうが6がつ2にち決勝けっしょうちゅう1にちで6がつ4にちだい1きょく挑戦ちょうせんしゃ決定けっていから4にちの6がつ8にちという、異例いれい日程にっていまれた[17][18]藤井ふじい準決勝じゅんけっしょう佐藤さとうたかし挑戦ちょうせんしゃ決定けっていせん永瀬ながせたくやぶり、屋敷やしき伸之のぶゆき最年少さいねんしょうタイトル挑戦ちょうせん記録きろくを31ねんぶりに4にち更新こうしんした。棋聖きせい戦史せんしじょうはじめていち予選よせんからのがりで渡辺わたなべあきらから棋聖きせい獲得かくとくし、最年少さいねんしょうタイトル獲得かくとく記録きろくを30ねんぶりに更新こうしんした。
  • だい92(2021ねん)は、女流じょりゅうさんかん奨励しょうれいかいさんだん)の西山にしやまともけい棋士きし以外いがいはじめて(女性じょせいとしてもはつ棋戦きせんいち予選よせん突破とっぱした[19]予選よせんでは、初戦しょせん準決勝じゅんけっしょう勝利しょうり[20]したが、決勝けっしょうせんやぶれ、本戦ほんせん進出しんしゅつとはならなかった[21]
  • だい93(2022ねん)は、藤井ふじいさとしふとしvs永瀬ながせたくとなった。だい1きょく千日手せんにちて成立せいりつし、タイトル棋戦きせんとして史上しじょうはつの「同日どうじつなおきょく」のすえ永瀬ながせ勝利しょうりした。だい2きょく以降いこう藤井ふじいかえし、3連勝れんしょう藤井ふじいが3連覇れんぱ達成たっせいした。3連覇れんぱ達成たっせいしただい4きょく藤井ふじいにとって10代最後さいご対局たいきょく、かつ、地元じもと愛知あいちでタイトル9獲得かくとくした[22]
  • だい94(2023ねん)のだい1きょくベトナムダナン)でおこなわれることになった。だい4あきらおうせんだい1きょく台湾たいわんでの対局たいきょく以来いらい、4ねんぶりの将棋しょうぎタイトルせん海外かいがい対局たいきょくとなる。
  • だい50(1987ねんまえ)に挑戦ちょうせんしゃとなった西村にしむら一義かずよしは、1969ねん王位おういせん以来いらい18ねんぶり、だい95(2024ねん)に挑戦ちょうせんしゃとなった山崎やまざき隆之たかゆきは、2009ねん王座おうざせん以来いらい15ねんりのタイトル挑戦ちょうせんとなった。タイトルせんばん勝負しょうぶ登場とうじょう間隔かんかく期間きかんは、西村にしむら史上しじょう最長さいちょう山崎やまざき史上しじょう2である。

歴代れきだいばん勝負しょうぶ[編集へんしゅう]

ばん勝負しょうぶ勝敗しょうはい棋聖きせい挑戦ちょうせんしゃ決定けってい戦勝せんしょうしゃがわから勝敗しょうはい
○:ち  ●:け  せん千日手せんにちて  もち将棋しょうぎ
棋聖きせいせんばん勝負しょうぶ
太字ふとじ 棋聖きせい獲得かくとくしゃばん勝負しょうぶ勝者しょうしゃ 太字ふとじえい 永世えいせい資格しかく獲得かくとくしゃばん勝負しょうぶ勝者しょうしゃ
年度ねんどだい65まではとし2かい開催かいさい
まえ前期ぜんき(6~7がつ) 後期こうき(12月~2がつ

創設そうせつだい10(とし2開催かいさい)[編集へんしゅう]

年度ねんど 棋聖きせいせんばん勝負しょうぶ 予選よせんリーグ
予選よせん1 勝敗しょうはい 予選よせん2 結果けっか 予選よせん敗者はいしゃ
1 1962 後期こうき 大山おおやま康晴やすはる ○●○○- 塚田つかだ正夫まさお 大山おおやま4-2
塚田つかだ3-3
升田ますだ2-4
升田ますだ幸三こうぞう
年度ねんど 棋聖きせいせんばん勝負しょうぶ 挑戦ちょうせんしゃ決定けっていトーナメント
棋聖きせい 勝敗しょうはい 挑戦ちょうせんしゃ さんばん勝負しょうぶ 挑決敗者はいしゃ ベスト4
2 1963 前期ぜんき 大山おおやま康晴やすはる ○○○-- 二上ふたかみ達也たつや ○●○ はな村元むらもとつかさ 升田ますだ幸三こうぞう 丸田まるた祐三ゆうぞう
3 後期こうき 大山おおやま康晴やすはる ○○●○- 升田ますだ幸三こうぞう ○●○ 山田やまだみち 有吉ありよし道夫みちお 加藤かとう一二三ひふみ
4 1964 前期ぜんき 大山おおやま康晴やすはる ●○●○○ 関根せきねしげる ○○- 本間ほんま爽悦 山田やまだみち 丸田まるた祐三ゆうぞう
5 後期こうき 大山おおやま康晴やすはるえい ○○○-- 本間ほんま爽悦 ○○- 関根せきねしげる 塚田つかだ正夫まさお 丸田まるた祐三ゆうぞう
6 1965 前期ぜんき 大山おおやま康晴やすはる ●○●○○ 升田ますだ幸三こうぞう ○○- 丸田まるた祐三ゆうぞう 加藤かとう一二三ひふみ 大野おおの源一げんいち
7 後期こうき 大山おおやま康晴やすはる ○●●○○ 二上ふたかみ達也たつや ●○○ 加藤かとう一二三ひふみ 山田やまだみち 升田ますだ幸三こうぞう
8 1966 前期ぜんき 大山おおやま康晴やすはる ●○●●- 二上ふたかみ達也たつや ○○- 長谷部はせべ久雄ひさお 佐藤さとうだい五郎ごろう 中原なかはらまこと
9 後期こうき 二上ふたかみ達也たつや ●●●-- 大山おおやま康晴やすはる ○○- 山田やまだみち はな村元むらもとつかさ 佐藤さとう庄平しょうへい
10 1967 前期ぜんき 大山おおやま康晴やすはる
せん
山田やまだみち ○○- 丸田まるた祐三ゆうぞう なだはちすあきら 北村きたむら昌男まさお

だい11だい65(とし2開催かいさい)[編集へんしゅう]

年度ねんど 棋聖きせいせんばん勝負しょうぶ 挑戦ちょうせんしゃ決定けっていトーナメント
棋聖きせい 勝敗しょうはい 挑戦ちょうせんしゃ 挑決敗者はいしゃ ベスト4
11 1967 後期こうき 山田やまだみち ●●○○○ 中原なかはらまこと 板谷いたやすすむ 大山おおやま康晴やすはる 関根せきねしげる
12 1968 前期ぜんき 山田やまだみち ○●●●- 中原なかはらまこと 高島たかしま弘光ひろみつ 升田ますだ幸三こうぞう 大山おおやま康晴やすはる
13 後期こうき 中原なかはらまこと ○●○○- 大山おおやま康晴やすはる 二上ふたかみ達也たつや 升田ますだ幸三こうぞう 高島たかしま弘光ひろみつ
14 1969 前期ぜんき 中原なかはらまこと ○○○-- 山田やまだみち 内藤ないとう國雄くにお 升田ますだ幸三こうぞう 大山おおやま康晴やすはる
15 後期こうき 中原なかはらまこと ○●●●- 内藤ないとう國雄くにお 北村きたむら昌男まさお 二上ふたかみ達也たつや 有吉ありよし道夫みちお
16 1970 前期ぜんき 内藤ないとう國雄くにお ●●○●- 大山おおやま康晴やすはる 山田やまだみち[ちゅう 18] 桐山きりやま清澄きよすみ 丸田まるた祐三ゆうぞう
17 後期こうき 大山おおやま康晴やすはる ●●●-- 中原なかはらまこと 二上ふたかみ達也たつや 板谷いたやすすむ 升田ますだ幸三こうぞう
18 1971 前期ぜんき 中原なかはらまことえい ○○●○- 大山おおやま康晴やすはる 西村にしむら一義かずよし 大野おおの源一げんいち 大友おおとものぼる
19 後期こうき 中原なかはらまこと ○●○○- 二上ふたかみ達也たつや 有吉ありよし道夫みちお 大山おおやま康晴やすはる 内藤ないとう國雄くにお
20 1972 前期ぜんき 中原なかはらまこと ○○●○- 内藤ないとう國雄くにお 佐藤さとうだい五郎ごろう 二上ふたかみ達也たつや 加藤かとう一二三ひふみ
21 後期こうき 中原なかはらまこと ○○●●● 有吉ありよし道夫みちお 佐藤さとうだい五郎ごろう 大内おおうちのべかい 佐伯さえきあきらゆう
22 1973 前期ぜんき 有吉ありよし道夫みちお ○●●●- 米長よねなが邦雄くにお 桐山きりやま清澄きよすみ 大山おおやま康晴やすはる 加藤かとう一二三ひふみ
23 後期こうき 米長よねなが邦雄くにお ○○●●● 内藤ないとう國雄くにお 中原なかはらまこと 大山おおやま康晴やすはる 有吉ありよし道夫みちお
24 1974 前期ぜんき 内藤ないとう國雄くにお ○●●●- 大山おおやま康晴やすはる 中原なかはらまこと 米長よねなが邦雄くにお 大内おおうちのべかい
25 後期こうき 大山おおやま康晴やすはる ○○○-- 米長よねなが邦雄くにお 中原なかはらまこと 内藤ないとう國雄くにお 二上ふたかみ達也たつや
26 1975 前期ぜんき 大山おおやま康晴やすはる ○●○○- 二上ふたかみ達也たつや 内藤ないとう國雄くにお 桜井さくらいのぼる 関根せきねしげる
27 後期こうき 大山おおやま康晴やすはる ○○○-- 二上ふたかみ達也たつや 吉田よしだ利勝としかつ 大内おおうちのべかい 内藤ないとう國雄くにお
28 1976 前期ぜんき 大山おおやま康晴やすはる ○●○○- 桐山きりやま清澄きよすみ 大内おおうちのべかい 西村にしむら一義かずよし 淡路あわじひとししげる
29 後期こうき 大山おおやま康晴やすはる ●○○●○ 米長よねなが邦雄くにお 有吉ありよし道夫みちお 大内おおうちのべかい もり雞二
30 1977 前期ぜんき 大山おおやま康晴やすはる ○●○○- もり雞二 米長よねなが邦雄くにお 加藤かとう一二三ひふみ 有吉ありよし道夫みちお
31 後期こうき 大山おおやま康晴やすはる ○○●●● 中原なかはらまこと 森安もりやす秀光ひでみつ 米長よねなが邦雄くにお もり雞二
32 1978 前期ぜんき 中原なかはらまこと ○○○-- 有吉ありよし道夫みちお 二上ふたかみ達也たつや 森安もりやす秀光ひでみつ 関根せきねしげる
33 後期こうき 中原なかはらまこと ○●○○- 二上ふたかみ達也たつや 森安もりやす秀光ひでみつ 桐山きりやま清澄きよすみ 板谷いたやすすむ
34 1979 前期ぜんき 中原なかはらまこと ○●○○- 加藤かとう一二三ひふみ 大山おおやま康晴やすはる 谷川たにがわ浩司こうじ 勝浦かつうらおさむ
35 後期こうき 中原なかはらまこと ○○○-- 淡路あわじひとししげる 西村にしむら一義かずよし 二上ふたかみ達也たつや もり雞二
36 1980 前期ぜんき 中原なかはらまこと ●●○●- 米長よねなが邦雄くにお 佐藤さとう義則よしのり 加藤かとう一二三ひふみ 内藤ないとう國雄くにお
37 後期こうき 米長よねなが邦雄くにお ○●●●- 二上ふたかみ達也たつや 大山おおやま康晴やすはる はな村元むらもとつかさ 加藤かとう一二三ひふみ
38 1981 前期ぜんき 二上ふたかみ達也たつや ○○○-- 中原なかはらまこと 大内おおうちのべかい 勝浦かつうらおさむ 大山おおやま康晴やすはる
39 後期こうき 二上ふたかみ達也たつや ○○○-- 加藤かとう一二三ひふみ 淡路あわじひとししげる もり雞二 内藤ないとう國雄くにお
40 1982 前期ぜんき 二上ふたかみ達也たつや ●●●-- もり雞二 真部まなべ一男かずお 勝浦かつうらおさむ 土佐とさ浩司こうじ
41 後期こうき もり雞二 ●○●●- 中原なかはらまこと 森安もりやす秀光ひでみつ 谷川たにがわ浩司こうじ 田中たなか寅彦とらひこ
42 1983 前期ぜんき 中原なかはらまこと ○○●●● 森安もりやす秀光ひでみつ 桐山きりやま清澄きよすみ 内藤ないとう國雄くにお もり雞二
43 後期こうき 森安もりやす秀光ひでみつ ●○●●- 米長よねなが邦雄くにお 中原なかはらまこと 加藤かとう一二三ひふみ 石田いしだ和雄かずお
44 1984 前期ぜんき 米長よねなが邦雄くにお ○○○-- 谷川たにがわ浩司こうじ 桐山きりやま清澄きよすみ 大山おおやま康晴やすはる 加藤かとう一二三ひふみ
45 後期こうき 米長よねなが邦雄くにおえい ●○●○○ 中村なかむらおさむ 森安もりやす秀光ひでみつ 加藤かとう一二三ひふみ 大山おおやま康晴やすはる
46 1985 前期ぜんき 米長よねなが邦雄くにお ○●○○- 勝浦かつうらおさむ 谷川たにがわ浩司こうじ 桐山きりやま清澄きよすみ もり雞二
47 後期こうき 米長よねなが邦雄くにお ○○○-- 中村なかむらおさむ 勝浦かつうらおさむ 森安もりやす秀光ひでみつ 桐山きりやま清澄きよすみ
48 1986 前期ぜんき 米長よねなが邦雄くにお ●●○●- 桐山きりやま清澄きよすみ 谷川たにがわ浩司こうじ 中村なかむらおさむ 淡路あわじひとししげる
49 後期こうき 桐山きりやま清澄きよすみ ○○●○- みなみ芳一よしかず 加藤かとう一二三ひふみ 大山おおやま康晴やすはる 森安もりやす秀光ひでみつ
50 1987 前期ぜんき 桐山きりやま清澄きよすみ ○○○-- 西村にしむら一義かずよし 小林こばやし健二けんじ 中村なかむらおさむ 大山おおやま康晴やすはる
51 後期こうき 桐山きりやま清澄きよすみ ●●●-- みなみ芳一よしかず 田中たなか寅彦とらひこ 小林こばやし健二けんじ 二上ふたかみ達也たつや
52 1988 前期ぜんき みなみ芳一よしかず ●○○●● 田中たなか寅彦とらひこ 谷川たにがわ浩司こうじ 田丸たまるのぼる 中原なかはらまこと
53 後期こうき 田中たなか寅彦とらひこ ●○○●● 中原なかはらまこと 高橋たかはし道雄みちお 塚田つかだ泰明やすあき 谷川たにがわ浩司こうじ
54 1989 前期ぜんき 中原なかはらまこと ●○○○- みなみ芳一よしかず 淡路あわじひとししげる 塚田つかだ泰明やすあき 羽生はぶ善治よしはる
55 後期こうき 中原なかはらまこと ●○○●○ 屋敷やしき伸之のぶゆき 高橋たかはし道雄みちお 塚田つかだ泰明やすあき 加藤かとう一二三ひふみ
56 1990 前期ぜんき 中原なかはらまこと ○○●●● 屋敷やしき伸之のぶゆき 塚田つかだ泰明やすあき 青野あおのあきら 高橋たかはし道雄みちお
57 後期こうき 屋敷やしき伸之のぶゆき ●○○○- 森下もりしたたく 郷田ごうだしんたかし 中村なかむらおさむ 小林こばやし健二けんじ
58 1991 前期ぜんき 屋敷やしき伸之のぶゆき ○●●○● みなみ芳一よしかず 郷田ごうだしんたかし 中原なかはらまこと 谷川たにがわ浩司こうじ
59 後期こうき みなみ芳一よしかず ●●●-- 谷川たにがわ浩司こうじ 阿部あべたかし 屋敷やしき伸之のぶゆき 内藤ないとう國雄くにお
60 1992 前期ぜんき 谷川たにがわ浩司こうじ ●○○○- 郷田ごうだしんたかし 阿部あべたかし 中原なかはらまこと 神崎かんざき健二けんじ
61 後期こうき 谷川たにがわ浩司こうじ もち○○-- 郷田ごうだしんたかし 塚田つかだ泰明やすあき 神崎かんざき健二けんじ みなみ芳一よしかず
62 1993 前期ぜんき 谷川たにがわ浩司こうじ ○●●●- 羽生はぶ善治よしはる 福崎ふくざき文吾ぶんご 中川なかがわ大輔だいすけ 高橋たかはし道雄みちお
63 後期こうき 羽生はぶ善治よしはる
せん
せん
谷川たにがわ浩司こうじ 福崎ふくざき文吾ぶんご 米長よねなが邦雄くにお 森内もりうち俊之としゆき
64 1994 前期ぜんき 羽生はぶ善治よしはる ○●○○- 谷川たにがわ浩司こうじ 中原なかはらまこと 森内もりうち俊之としゆき しまあきら
65 後期こうき 羽生はぶ善治よしはる ○○○-- しまあきら 谷川たにがわ浩司こうじ 森内もりうち俊之としゆき 三浦みうら弘行ひろゆき

だい66現在げんざい[編集へんしゅう]

年度ねんど 棋聖きせいせんばん勝負しょうぶ 挑戦ちょうせんしゃ決定けっていトーナメント
棋聖きせい 勝敗しょうはい 挑戦ちょうせんしゃ 挑決敗者はいしゃ ベスト4
66 1995 羽生はぶ善治よしはるえい ○○○-- 三浦みうら弘行ひろゆき 森下もりしたたく 谷川たにがわ浩司こうじ 村山むらやまきよし
67 1996 羽生はぶ善治よしはる ●○○●● 三浦みうら弘行ひろゆき 屋敷やしき伸之のぶゆき 藤井ふじいたけし 米長よねなが邦雄くにお
68 1997 三浦みうら弘行ひろゆき ●○●●- 屋敷やしき伸之のぶゆき 郷田ごうだしんたかし 中原なかはらまこと 森内もりうち俊之としゆき
69 1998 屋敷やしき伸之のぶゆき ●●●-- 郷田ごうだしんたかし 藤井ふじいたけし 谷川たにがわ浩司こうじ 村山むらやまきよし[ちゅう 19]
70 1999 郷田ごうだしんたかし ●●●-- 谷川たにがわ浩司こうじ 森内もりうち俊之としゆき 羽生はぶ善治よしはる 行方なみかた尚史ひさし
71 2000 谷川たにがわ浩司こうじ ○●○●● 羽生はぶ善治よしはる 森内もりうち俊之としゆき 中原なかはらまこと 佐藤さとう康光やすみつ
72 2001 羽生はぶ善治よしはる ○●●○● 郷田ごうだしんたかし 深浦ふかうらやすし 鈴木すずき大介だいすけ 行方なみかた尚史ひさし
73 2002 郷田ごうだしんたかし ○○●●● 佐藤さとう康光やすみつ 丸山まるやま忠久ただひさ 久保くぼ利明としあき 木村きむら一基いっき
74 2003 佐藤さとう康光やすみつ ○○○-- 丸山まるやま忠久ただひさ 郷田ごうだしんたかし 木村きむら一基いっき 鈴木すずき大介だいすけ
75 2004 佐藤さとう康光やすみつ
せん
森内もりうち俊之としゆき 木村きむら一基いっき 羽生はぶ善治よしはる 久保くぼ利明としあき
76 2005 佐藤さとう康光やすみつ ●○○●○ 羽生はぶ善治よしはる 三浦みうら弘行ひろゆき 堀口ほりぐち一史かずし 森内もりうち俊之としゆき
77 2006 佐藤さとう康光やすみつえい ○○○-- 鈴木すずき大介だいすけ 羽生はぶ善治よしはる 森内もりうち俊之としゆき 森下もりしたたく
78 2007 佐藤さとう康光やすみつ ○○●○- 渡辺わたなべあきら 久保くぼ利明としあき 鈴木すずき大介だいすけ 丸山まるやま忠久ただひさ
79 2008 佐藤さとう康光やすみつ ○○●●● 羽生はぶ善治よしはる 久保くぼ利明としあき 郷田ごうだしんたかし 木村きむら一基いっき
80 2009 羽生はぶ善治よしはる ○●●○○ 木村きむら一基いっき 稲葉いなばよう 谷川たにがわ浩司こうじ 久保くぼ利明としあき
81 2010 羽生はぶ善治よしはる ○○○-- 深浦ふかうらやすし 渡辺わたなべあきら 郷田ごうだしんたかし 稲葉いなばよう
82 2011 羽生はぶ善治よしはる
せん
深浦ふかうらやすし 佐藤さとうたかし 郷田ごうだしんたかし 佐藤さとう康光やすみつ
83 2012 羽生はぶ善治よしはる ○○○-- 中村なかむら太地たいち 深浦ふかうらやすし 佐藤さとうたかし 郷田ごうだしんたかし
84 2013 羽生はぶ善治よしはる ○○●○- 渡辺わたなべあきら 郷田ごうだしんたかし 久保くぼ利明としあき 中村なかむら太地たいち
85 2014 羽生はぶ善治よしはる ○○○-- 森内もりうち俊之としゆき 村山むらやま慈明 菅井すがい竜也たつや 稲葉いなばよう
86 2015 羽生はぶ善治よしはる ○●○○- 豊島としま将之まさゆき 佐藤さとうたかし 村山むらやま慈明 佐藤さとう康光やすみつ
87 2016 羽生はぶ善治よしはる
せん
永瀬ながせたく 村山むらやま慈明 糸谷いとたに哲郎てつろう 三浦みうら弘行ひろゆき
88 2017 羽生はぶ善治よしはる ○○●○- 斎藤さいとう慎太郎しんたろう 糸谷いとたに哲郎てつろう 佐藤さとう康光やすみつ 郷田ごうだしんたかし
89 2018 羽生はぶ善治よしはる ●○●○● 豊島としま将之まさゆき 三浦みうら弘行ひろゆき 稲葉いなばよう 阿部あべひかり
90 2019 豊島としま将之まさゆき ○●●●- 渡辺わたなべあきら 郷田ごうだしんたかし 菅井すがい竜也たつや 久保くぼ利明としあき
91 2020 渡辺わたなべあきら ●●○●- 藤井ふじいさとしふとし 永瀬ながせたく 佐藤さとうたかし 山崎やまざき隆之たかゆき
92 2021 藤井ふじいさとしふとし ○○○-- 渡辺わたなべあきら 永瀬ながせたく 中村なかむら太地たいち 山崎やまざき隆之たかゆき
93 2022 藤井ふじいさとしふとし
せん
せん
永瀬ながせたく 渡辺わたなべあきら 久保くぼ利明としあき 佐々木ささき大地だいち
94 2023 藤井ふじいさとしふとし
佐々木ささき大地だいち 永瀬ながせたく 渡辺わたなべあきら 佐々木ささき勇気ゆうき
95 2024 藤井ふじいさとしふとし
山崎やまざき隆之たかゆき 佐藤さとうたかし 永瀬ながせたく 佐々木ささき大地だいち

記録きろく[編集へんしゅう]

永世えいせい称号しょうごう獲得かくとく タイトル獲得かくとく ばん勝負しょうぶ出場しゅつじょう ベスト16以上いじょう[ちゅう 20]
最多さいた
-
大山おおやま康晴やすはる 通算つうさん16(とし2せい 16)
中原なかはらまこと 通算つうさん16(とし2せい 16)
羽生はぶ善治よしはる 通算つうさん16(とし2せい 04)
中原なかはらまこと 通算つうさん23
(とし2せい 23)0
中原なかはらまこと 通算つうさん71
00(とし2せい 57)
連続れんぞく
-
羽生はぶ善治よしはる 10連覇れんぱ 羽生はぶ善治よしはる 11連続れんぞく 中原なかはらまこと 69連続れんぞく
(とし2せい 55連続れんぞく)0
最年少さいねんしょう だい18 中原なかはらまこと
23さい335にち
だい91 藤井ふじいさとしふとし
17さい363にち
だい91 藤井ふじいさとしふとし
17さい325にち[ちゅう 21]
だい34 谷川たにがわ浩司こうじ
16さい351にち[ちゅう 22]
最年長さいねんちょう だい5 大山おおやま康晴やすはる
41さい304にち
だい30 大山おおやま康晴やすはる
54さい127にち[ちゅう 23]
だい31 大山おおやま康晴やすはる
54さい275にち[ちゅう 24]
だい81 加藤かとう一二三ひふみ
70さい54にち[ちゅう 25]

通算つうさん成績せいせき[編集へんしゅう]

  • だい94終了しゅうりょう時点じてん
  • 永世えいせい棋聖きせい永世えいせい棋聖きせい資格しかくしゃ最多さいた記録きろく数字すうじ太字ふとじ表記ひょうき
  • 棋聖きせい在位ざいいしゃ*注記ちゅうき
氏名しめい 棋聖きせい在位ざいい ばん勝負しょうぶ出場しゅつじょう
(在位ざいい挑戦ちょうせんしゃわず)
挑戦ちょうせんしゃ決定けっていせん進出しんしゅつ
棋聖きせい在位ざいいふくむ)
ベスト16以上いじょう[ちゅう 20]
棋聖きせい在位ざいいふくむ)
通算つうさん 連続れんぞく 通算つうさん 連続れんぞく 通算つうさん 連続れんぞく 通算つうさん 連続れんぞく
羽生はぶ善治よしはる 16 10 20 11 22 11 35 32
大山おおやま康晴やすはる 16 7 22 10 23 10 52 51
中原なかはらまこと 16 5 23 6 28 6 71 69
米長よねなが邦雄くにお 7 5 12 6 13 6 50 18
佐藤さとう康光やすみつ 6 6 7 7 7 7 25 20
藤井ふじいさとしふとし* 4 4 4 4 4 4 4 4
二上ふたかみ達也たつや 4 3 12 4 15 4 46 41
谷川たにがわ浩司こうじ 4 3 9 6 10 7 41 34
桐山きりやま清澄きよすみ 3 3 5 4 7 3 40 13
屋敷やしき伸之のぶゆき 3 2 6 4 7 4 21 6
山田やまだみち 2 2 4 3 7 4 14 10
みなみ芳一よしかず 2 1 6 2 6 2 23 16
郷田ごうだしんたかし 2 1 6 2 12 3 28 13
内藤ないとう國雄くにお 2 1 5 2 7 3 38 11
渡辺わたなべあきら 1 1 5 3 7 4 19 19
三浦みうら弘行ひろゆき 1 1 3 3 3 3 19 6
有吉ありよし道夫みちお 1 1 3 2 5 2 39 18
もり雞二 1 1 3 2 3 2 27 9
豊島としま将之まさゆき 1 1 3 2 3 2 7 5
森安もりやす秀光ひでみつ 1 1 2 2 6 3 17 11
田中たなか寅彦とらひこ 1 1 2 2 3 3 14 4
深浦ふかうらやすし 0 0 2 1 4 3 13 6
永瀬ながせたく 0 0 2 1 5 4 7 5
森内もりうち俊之としゆき 0 0 2 1 4 2 22 7
加藤かとう一二三ひふみ 0 0 2 1 4 1 54 14
中村なかむらおさむ 0 0 2 1 2 1 14 7
西村にしむら一義かずよし 0 0 1 1 3 1 18 4
淡路あわじひとししげる 0 0 1 1 3 1 14 2
勝浦かつうらおさむ 0 0 1 1 2 2 27 10
関根せきねしげる 0 0 1 1 2 2 24 4
丸山まるやま忠久ただひさ 0 0 1 1 2 2 10 3
本間ほんま爽悦 0 0 1 1 2 2 5 4
木村きむら一基いっき 0 0 1 1 2 1 17 5
森下もりしたたく 0 0 1 1 2 1 11 3
しまあきら 0 0 1 1 1 1 13 3
塚田つかだ正夫まさお 0 0 1 1 1 1 12 5
鈴木すずき大介だいすけ 0 0 1 1 1 1 11 5
中村なかむら太地たいち 0 0 1 1 1 1 6 3
斎藤さいとう慎太郎しんたろう 0 0 1 1 1 1 4 2
佐々木ささき大地だいち 0 0 1 1 1 1 2 2
女流じょりゅう推薦すいせん出場しゅつじょう (だい66以降いこうかく女流じょりゅう2めい出場しゅつじょう)
氏名しめい 出場しゅつじょう回数かいすう 通算つうさん
かちすう
最高さいこう
かちすう
最高さいこう成績せいせき
通算つうさん 連続れんぞく 出場しゅつじょう (太字ふとじ直近ちょっきん)
清水しみず市代いちよ 16 12 67-78,80-82,85 5 1
いち予選よせん 2回戦かいせん進出しんしゅつ (だい70,76,77,78,82)
中井なかい広恵ひろえ 8 4 66,68-69,71,74-77 4 1
いち予選よせん 2回戦かいせん進出しんしゅつ (だい66,68,69,76)
福間ふくま香奈かな 7 6 82,90-95 9 3
いち予選よせん 決勝けっしょう進出しんしゅつ0 (だい91)
矢内やない理絵子りえこ 4 4 78-81 0 0 勝利しょうり
西山にしやまともけい 4 4 92-95 12 5
予選よせん 決勝けっしょう進出しんしゅつ0 (だい92)
斎田さいだ晴子はるこ 4 2 66-67,70,73 1 1
いち予選よせん 2回戦かいせん進出しんしゅつ (だい66)
甲斐かい智美ともみ 4 2 83-84,86-87 1 1
いち予選よせん 2回戦かいせん進出しんしゅつ (だい86)
上田うえだ初美はつみ 3 3 83-85 0 0 勝利しょうり
伊藤いとうすなめぐみ 3 3 88-90 1 1
いち予選よせん 2回戦かいせん進出しんしゅつ (だい88)
香川かがわ愛生あいおい 3 2 86-87,89 0 0 勝利しょうり
石橋いしばしみゆきいとぐち 1 1 72 0 0 勝利しょうり
千葉ちば涼子りょうこ 1 1 79 0 0 勝利しょうり
室谷むろたに由紀ゆき 1 1 88 0 0 勝利しょうり
渡部わたなべあい 1 1 91 0 0 勝利しょうり

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 2021ねん現在げんざい棋聖きせいせん中継ちゅうけいサイトのトップページには主催しゅさいとして両者りょうしゃ併記へいきされており、日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいのサイトでも「日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい主催しゅさい棋戦きせん一覧いちらん」のページに棋聖きせいせんせている。
  2. ^ 現役げんえきでは中村なかむらおさむみなみ芳一よしかず屋敷やしき伸之のぶゆき森下もりしたたく谷川たにがわ浩司こうじ郷田ごうだしんたかし羽生はぶ善治よしはるしまあきら三浦みうら弘行ひろゆき佐藤さとう康光やすみつ丸山まるやま忠久ただひさ森内もりうち俊之としゆき鈴木すずき大介だいすけ渡辺わたなべあきら木村きむら一基いっき深浦ふかうらやすし中村なかむら太地たいち豊島としま将之まさゆき永瀬ながせたく斎藤さいとう慎太郎しんたろう藤井ふじいさとしふとし佐々木ささき大地だいち山崎やまざき隆之たかゆき該当がいとうする。
  3. ^ 順位じゅんいせんCきゅう2くみからのくだきゅう棋士きし編入へんにゅう試験しけん合格ごうかく奨励しょうれいかいさんだんリーグで次点じてん(リーグ3)2かい獲得かくとくによりフリークラスに編入へんにゅうした棋士きし対象たいしょうとなる。60さい以上いじょう順位じゅんいせんCきゅう2くみからくだきゅうした棋士きしふくむ。ただし「フリークラス宣言せんげん」による転出てんしゅつしゃについてはふくまれない。
  4. ^ 棋戦きせんにおいても同様どうよう規定きていがあるが、2022ねん時点じてんでの適用てきようれい竜王りゅうおうせんのみとなっている。
  5. ^ 2020ねんだい91当初とうしょ予定よていされていたが、新型しんがたコロナウイルスによる会場かいじょう変更へんこうで、開催かいさいされないこととなった。
  6. ^ だい17はシードしゃ2めい欠員けついんため前期ぜんき棋聖きせい戦敗せんぱいしゃを2回戦かいせんから、順位じゅんいせんAきゅう上位じょうい5めいをシードとした
  7. ^ 同率どうりつ場合ばあい順位じゅんいたかもの進出しんしゅつ予選よせん突破とっぱしゃ(順位じゅんい3)同士どうしが、2タイでならんだ場合ばあい直接ちょくせつ対決たいけつさい勝利しょうりしていたもの進出しんしゅつ
  8. ^ a b 女流じょりゅう棋士きしから、複数ふくすうタイトルホルダー・女流じょりゅう名人めいじん女流じょりゅう王将おうしょう・そのタイトルホルダー・成績せいせき上位じょういしゃ優先ゆうせん順位じゅんいで2めい決定けってい女流じょりゅうタイトルを奨励しょうれい会員かいいん出場しゅつじょうすることもある(だい92西山にしやまともけい)
  9. ^ 72のみ前期ぜんきさん予選よせん1通過つうか
  10. ^ 永世えいせい棋聖きせいシードのあつかいについてはアナウンスされていないが、だい92にて決勝けっしょうトーナメントシードが6めいで、永世えいせい棋聖きせい資格しかくしゃ羽生はぶ善治よしはる佐藤さとう康光やすみつ予選よせんから出場しゅつじょうしている。
  11. ^ このだい11登場とうじょうのがしたことでタイトルせん連続れんぞく登場とうじょう記録きろくは50かいでストップした。
  12. ^ 復位ふくいまでの期間きかんとしては14ねんはんぶりの復位ふくいである。この記録きろくは、羽生はぶ善治よしはるだい30竜王りゅうおうせんで15ねんぶりに復位ふくいしてやぶっている。
  13. ^ このあいだ郷田ごうだしんたかし棋聖きせいを2奪取だっしゅしているがいずれも防衛ぼうえい失敗しっぱいしている。
  14. ^ 決勝けっしょうななばん勝負しょうぶ進出しんしゅつしゃ金井かないひさしふとしがCきゅう1くみ高見たかみ泰地たいじがCきゅう2くみ在籍ざいせき。なお、だい3あきらおうせんは、このからタイトルせん昇格しょうかくのため、金井かない高見こうけんともにタイトル挑戦ちょうせんしゃあつかいとなる。
  15. ^ タイトル序列じょれつ基準きじゅん公式こうしきには発表はっぴょうされていなかったが、2017ねんだい3あきらおうせんタイトル昇格しょうかく記者きしゃ会見かいけんさいに「契約けいやくきん多寡たか」によってまっていることがあきらかにされた[12]
  16. ^ そのあきらおうせんふく複数ふくすう棋戦きせんあいだにおいて序列じょれつ入替いれかえがしょうじている。
  17. ^ 竜王りゅうおう羽生はぶ善治よしはる名人めいじん佐藤さとうたかし彦、あきらおう高見たかみ泰地たいじ王位おうい菅井すがい竜也たつや棋王きおう渡辺わたなべあきら王将おうしょう久保くぼ利明としあき棋聖きせい豊島としま将之まさゆき
  18. ^ 山田やまだみちは、1970ねん6がつ6にちおこなわれた大山おおやま康晴やすはるとの挑戦ちょうせんしゃ決定けっていせん公式こうしきせん最期さいご対局たいきょくとなり、同年どうねん6がつ18にち急逝きゅうせいした。
  19. ^ 村山むらやまきよし病気びょうき入院にゅういんにより準決勝じゅんけっしょう郷田ごうだしんたかし不戦敗ふせんぱい。1998ねん8がつ8にち逝去せいきょした。
  20. ^ a b 66~80はリーグ進出しんしゅつ、それ以外いがい決勝けっしょうT進出しんしゅつ
  21. ^ タイトルせん1きょく時点じてん挑戦ちょうせん決定けってい17さい321にちであり、だい55屋敷やしき伸之のぶゆき記録きろく17さい313にち最年少さいねんしょう
  22. ^ 1979ねん3がつ23にちだい34本戦ほんせん1回戦かいせん板谷いたやすすむ戦時せんじてん予選よせん決勝けっしょう時点じてんでは16さい310にち
  23. ^ 在位ざいい54さい330にちまで。
  24. ^ タイトルせん1きょく時点じてん最終さいしゅうきょく時点じてんでは54さい330にち
  25. ^ 2010ねん2がつ24にちだい81本戦ほんせん1回戦かいせん深浦ふかうらやすしせん時点じてん敗退はいたい)。予選よせん決勝けっしょう時点じてんでは70さい12にち

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ 将棋しょうぎはちだい棋戦きせん秘話ひわ』(河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ)P.104
  2. ^ 藤井ふじいさとしふとし棋聖きせい渡辺わたなべあきら名人めいじんとの“どつきい”せいす、はつ防衛ぼうえいへ90先勝せんしょう”. 日刊にっかんスポーツ (2021ねん6がつ6にち). 2021ねん6がつ19にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2021ねん6がつ7にち閲覧えつらん
  3. ^ 棋聖きせいせん」ヒューリック株式会社かぶしきがいしゃ特別とくべつ協賛きょうさん決定けってい 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい、2018ねん3がつ27にち同日どうじつ閲覧えつらん)。
  4. ^ 女流じょりゅう棋士きし奨励しょうれい会員かいいん・アマチュアにおける 棋戦きせん優秀ゆうしゅうしゃへの対応たいおうについて|将棋しょうぎニュース|日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい”. www.shogi.or.jp. 2021ねん2がつ7にち閲覧えつらん
  5. ^ だい91ヒューリックはい棋聖きせいせん 本戦ほんせんわせまる 藤井ふじいななだん初戦しょせん斎藤さいとうはちだん”. 産経さんけいニュース. 産経新聞さんけいしんぶん (2020ねん2がつ28にち). 2020ねん3がつ8にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2020ねん6がつ8にち閲覧えつらん
  6. ^ フリークラス棋士きし引退いんたいについて|将棋しょうぎニュース|日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい” (2010ねん7がつ14にち). 2010ねん7がつ14にち閲覧えつらん
  7. ^ 将棋しょうぎファンならいちおとずれたい。あの歴史れきしてきめいきょくまれた「5つの有名ゆうめい旅館りょかん」を紹介しょうかい 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい直江すぐえつづけ)、2016ねん9がつ27にち(2018ねん3がつ25にち閲覧えつらん)。
  8. ^ 米長よねなが邦雄くにお将棋しょうぎ天才てんさいたち」講談社こうだんしゃ、2013ねん、P172
  9. ^ 棋士きしはじめて奪取だっしゅしたタイトル、圧倒的あっとうてきおおいのは? (1/2ページ) zakzak by 夕刊ゆうかんフジ青野あおのあきら)、2018ねん7がつ15にち(2018ねん12月1にち閲覧えつらん)。
  10. ^ 棋戦きせん情報じょうほう日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい(2009ねん8がつ8にちのアーカイブ)および棋戦きせん情報じょうほう日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい(2009ねん8がつ14にちのアーカイブ)参照さんしょう
  11. ^ 棋戦きせん情報じょうほう日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい(2010ねん10がつ3にちのアーカイブ)および棋戦きせん情報じょうほう日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい(2010ねん10がつ12にちのアーカイブ)参照さんしょう
  12. ^ だい3あきらおうせん発表はっぴょう記者きしゃ会見かいけん―ニコニコ生放送なまほうそうだい2でんおうせん ばん勝負しょうぶ だい2きょく 佐藤さとうたかし彦叡おう vs PONANZA 終了しゅうりょうにおける佐藤さとう会長かいちょう発言はつげんより、2017ねん5がつ20日はつか
  13. ^ 渡辺わたなべあきら王将おうしょう 羽生はぶ善治よしはる3かん史上しじょうはつの3かん対決たいけつ スポーツニッポン 2013ねん5がつ8にち
  14. ^ 前夜祭ぜんやさい(5) - 棋聖きせいせん中継ちゅうけいPlus・2014ねん6がつ1にち
  15. ^ 将棋しょうぎ洋菓子ようがし――インタビュー - 棋聖きせいせん中継ちゅうけいPlus・2014ねん6がつ21にち
  16. ^ 藤井ふじいさとしたいななだん最年少さいねんしょうタイトル挑戦ちょうせん消滅しょうめつ - スポーツ報知ほうち・2020ねん5がつ5にち
  17. ^ 将棋しょうぎ棋聖きせいせん準決勝じゅんけっしょうがつにちに ばん勝負しょうぶは6がつにち開幕かいまく - 産経新聞さんけいしんぶん・2020ねん5がつ25にち
  18. ^ 藤井ふじいさとしふとしタイトル挑戦ちょうせんちょう異例いれい日程にってい - Number・2020ねん5がつ30にち
  19. ^ 西山にしやま女流じょりゅうさんかん棋戦きせん女性じょせいはつの1予選よせん突破とっぱ だい92ヒューリックはい棋聖きせいせん - 産経新聞さんけいしんぶん・2020ねん7がつ30にち
  20. ^ 西山にしやま女流じょりゅうさんかん、ヒューリックはい棋聖きせいせん2予選よせん決勝けっしょう進出しんしゅつ - 産経新聞さんけいしんぶん・2021ねん1がつ7にち
  21. ^ 西山にしやまともけい女流じょりゅうさんかん女性じょせいはつ公式こうしきせん本戦ほんせん進出しんしゅつはならず 強豪きょうごう屋敷やしき伸之のぶゆききゅうだんやぶれる - スポーツ報知ほうち・2021ねん1がつ27にち
  22. ^ 藤井ふじいさとしふとし棋聖きせいが3連覇れんぱ! 10代じゅうだいラスト、地元じもと愛知あいち防衛ぼうえいたす 19にちでハタチに/将棋しょうぎ - サンケイスポーツ・2022ねん7がつ18にち

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

  • じゅうだん (囲碁いご) - 産経新聞さんけいしんぶんしゃ主催しゅさい囲碁いご棋戦きせんじゅうだんせん」のタイトル称号しょうごう
  • 棋聖きせい (囲碁いご) - 読売新聞社よみうりしんぶんしゃ主催しゅさい囲碁いご最高さいこう棋戦きせん棋聖きせいせん」のタイトル称号しょうごう
  • はくれいせん女流じょりゅう順位じゅんいせん) - ヒューリック主催しゅさい将棋しょうぎ女流じょりゅう最高さいこう棋戦きせん
  • せいうららせん - 将棋しょうぎ女流じょりゅう棋戦きせんだい1開催かいさいはヒューリックが主催しゅさいしていた。

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]