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H&K USP
アメリカ軍 ぐん の制式 せいしき 採用 さいよう から70年 ねん 、更 さら に制式 せいしき を外 はず され30年 ねん が経過 けいか した現在 げんざい も、世界中 せかいじゅう で使用 しよう されているM1911
拳銃 けんじゅう (けんじゅう)は、片手 かたて で射撃 しゃげき するためにデザインされた銃 じゅう の総称 そうしょう である[1] 。小型 こがた で携帯 けいたい 性 せい ・秘匿 ひとく 性 せい に優 すぐ れており、主 おも に護身 ごしん 用 よう に使用 しよう される。
「けん銃 じゅう 」と表記 ひょうき されることもあり、他 た に「短銃 たんじゅう (たんじゅう)」、「ピストル 」とも呼称 こしょう される。
拳銃 けんじゅう 弾 だん の断面 だんめん 図 ず 1.弾頭 だんとう 2.薬莢 やっきょう 3.火薬 かやく [注 ちゅう 1] 4.リム(外 そと 枠 わく ) 5.雷管 らいかん
日本 にっぽん の防衛 ぼうえい 省 しょう では、拳銃 けんじゅう を英語 えいご のpistolに対応 たいおう する語 かたり とし、「片手 かたて で保持 ほじ して照準 しょうじゅん し,弾丸 だんがん を発射 はっしゃ できる銃 じゅう 」と定義 ていぎ している[2] 。
拳銃 けんじゅう に対 たい して小銃 しょうじゅう ・散弾 さんだん 銃 じゅう ・機関 きかん 銃 じゅう 等 ひとし の大型 おおがた の銃器 じゅうき をショルダーウェポン (Shoulder weapon )またはロングガン (Long gun )と呼 よ び、日本 にっぽん ではこれを長物 ちょうぶつ ( ながもの ) と訳 やく すこともある。
火縄銃 ひなわじゅう が伝来 でんらい した直後 ちょくご から日本 にっぽん でも製造 せいぞう されており、江戸 えど 時代 じだい までは短 たん 筒 とう 、馬上 もうえ 筒 とう などと呼 よ ばれていた。洋式 ようしき 火器 かき が輸入 ゆにゅう されるようになった幕末 ばくまつ から短銃 たんじゅう 、ピストル と呼 よ ばれるようになり、これらは拳銃 けんじゅう と並 なら んで現在 げんざい も一般 いっぱん 的 てき な呼称 こしょう となっている。
両手 りょうて で扱 あつか う他 ほか の火器 かき と比較 ひかく して、次 つぎ のような特徴 とくちょう を持 も つ。
小型 こがた である
銃床 じゅうしょう を持 も たず銃身 じゅうしん が短 みじか く携帯 けいたい 性 せい に優 すぐ れている[注 ちゅう 2] 。各国 かっこく の警察官 けいさつかん も拳銃 けんじゅう を携行 けいこう している事 こと が多 おお い。犯罪 はんざい 者 しゃ 側 がわ も隠 かく し持 も つために有利 ゆうり であるので、大型 おおがた 銃 じゅう と比較 ひかく し所持 しょじ 規制 きせい が厳 きび しい傾向 けいこう にある(アメリカでは州 しゅう により法律 ほうりつ が異 こと なるが、自宅 じたく に置 お く「所有 しょゆう 」は規制 きせい が緩 ゆる い一方 いっぽう 、「携行 けいこう 」は警察官 けいさつかん を除 のぞ き許可 きょか を要 よう する州 しゅう もある)。
拳銃 けんじゅう 弾 だん を用 もち いる
緩 なる 燃 もえ 性 せい の装 そう 薬 やく を多 おお く用 もち いる小銃 しょうじゅう 弾 だん に比 くら べて、速 はや 燃 もえ 性 せい の装 そう 薬 やく を少 すく なく用 もち いる拳銃 けんじゅう 用 よう 弾薬 だんやく が使 つか われる。拳銃 けんじゅう は銃身 じゅうしん が短 みじか いため銃身 じゅうしん 内 ない での弾頭 だんとう の十分 じゅうぶん な加速 かそく が望 のぞ めず、発射 はっしゃ 薬 やく の燃焼 ねんしょう 速度 そくど や弾頭 だんとう 重量 じゅうりょう によってパワーを稼 かせ ぐ必要 ひつよう がある。 そのため拳銃 けんじゅう 弾 だん は小銃 しょうじゅう 弾 だん に比 くら べ短 みじか いが口径 こうけい は大 おお きい傾向 けいこう にある。結果 けっか として近距離 きんきょり で十分 じゅうぶん な威力 いりょく を持 も つが距離 きょり による威力 いりょく 減衰 げんすい が激 はげ しい特性 とくせい がある。
片手 かたて でも射撃 しゃげき が可能 かのう
拳銃 けんじゅう 弾 たま は小型 こがた で低 てい 威力 いりょく のため、反動 はんどう が少 すく なく片手 かたて でも使用 しよう できる。片手 かたて で使用 しよう できないものは拳銃 けんじゅう の範疇 はんちゅう に含 ふく めない。ただし片 かた 手持 ても ちでは射撃 しゃげき 精度 せいど が低 ひく くなるため、現在 げんざい は両手 りょうて で保持 ほじ する射撃 しゃげき 姿勢 しせい が主流 しゅりゅう である[注 ちゅう 3] [注 ちゅう 4] [注 ちゅう 5] 。
「拳銃 けんじゅう 」とは、英語 えいご のハンドガン(英語 えいご : Handgun )が日本 にっぽん で意訳 いやく された言葉 ことば である。「拳 こぶし 」の字 じ が改定 かいてい 前 まえ の常用漢字 じょうようかんじ 表 ひょう に含 ふく まれていなかったため[注 ちゅう 6] 、官庁 かんちょう やマスコミなどでは「短銃 たんじゅう 」と呼 よ ぶか、または「けん銃 じゅう 」と交 ま ぜ書 が きにすることが多 おお い。また、暴力団 ぼうりょくだん 関係 かんけい 者 しゃ の間 あいだ では「はじき」、「チャカ」、「飛 と び道具 どうぐ 」といった隠語 いんご で呼 よ ばれている。
この種 たね の「小型 こがた で銃身 じゅうしん が短 みじか く片手 かたて で射撃 しゃげき 可能 かのう な銃 じゅう 」を指 さ すものとして広 ひろ く用 もち いられる「ピストル 」の語 かたり は、イタリア のトスカーナ州 しゅう 北部 ほくぶ にある都市 とし であるピストイア (Pistoia) に由来 ゆらい するとされ[3] 、1540年 ねん 頃 ころ にこの町 まち に住 す む銃 じゅう 工 こう カミッロ・ヴィテッリ(Camillo Vitelli)が発明 はつめい し、それがヨーロッパでこの種 たね の銃 じゅう を指 さ す「ピストル 」の語源 ごげん になった、という説 せつ がある[注 ちゅう 7] 。日本語 にほんご としての“ピストル”は、直接的 ちょくせつてき にはオランダ語 ご (pistool )の発音 はつおん が語源 ごげん である。
ただし、米国 べいこく で単 たん に「ピストル」というと普通 ふつう は自動 じどう 拳銃 けんじゅう を指 さ し、回転 かいてん 式 しき 拳銃 けんじゅう は「リボルバー(Revolver)」と呼 よ ばれる[注 ちゅう 8] 。
中国 ちゅうごく 語 ご ではhandgunを意訳 いやく した「手槍 てやり (手 て 枪)」と表記 ひょうき され[注 ちゅう 9] 、「全 ぜん 自 じ 动手枪(自動 じどう 式 しき 拳銃 けんじゅう )」など特徴 とくちょう を併記 へいき して分類 ぶんるい される。なお回転 かいてん 式 しき 拳銃 けんじゅう (多 た 膛室手 しゅ 枪)の多 おお くは弾倉 だんそう が左 ひだり に飛 と び出 だ すことから「左 ひだり 轮手枪」や単 たん に「左 ひだり 轮」と呼 よ ばれる。
構成 こうせい 要素 ようそ ・アタッチメントについて[ 編集 へんしゅう ]
部品 ぶひん の名称 めいしょう などは主 おも に銃 じゅう の部品 ぶひん #拳銃 けんじゅう ページにて行 い っている。
アタッチメント
銃床 じゅうしょう (ストック)
銃剣 じゅうけん
ランヤード (英語 えいご 版 ばん ) - 体 からだ と結 むす び盗難 とうなん や落下 らっか を防止 ぼうし する紐 ひも 。ピストルランヤード、拳銃 けんじゅう 吊 つ り紐 ひも とも呼 よ ばれ、警察 けいさつ や軍隊 ぐんたい で用 もち いられる。
レッドドットサイト (英語 えいご 版 ばん )
アウターバレル - 外 そと 付 づ けのバレルで、有効 ゆうこう 射程 しゃてい を伸 の ばす。
コンペンセイター - 射撃 しゃげき 時 じ の反動 はんどう を抑 おさ える部品 ぶひん
サプレッサー (消音 しょうおん 器 き )
muzzle stand off device -主 おも にショートリコイルの銃 じゅう にある銃口 じゅうこう を押 お し付 つ けるとスライドする部分 ぶぶん がずれて、連動 れんどう する内部 ないぶ 部品 ぶひん が接続 せつぞく しなくなり射撃 しゃげき できなくなる問題 もんだい を解決 かいけつ するための部品 ぶひん 。格闘 かくとう 用 よう の突起 とっき の付 つ いたストライクフェイスなどがある。
フラッシュサプレッサー 、フラッシュハイダー - 射撃 しゃげき 時 じ のマズルフラッシュ (英語 えいご 版 ばん ) を目立 めだ たなくする。
カメラ(法廷 ほうてい に提出 ていしゅつ するための使用 しよう 前後 ぜんこう の映像 えいぞう を記録 きろく するための物 もの )[4]
レーザーポインター
高 こう 輝度 きど ライト - 暗 くら 所 ところ での捜索 そうさく や目 め くらましに用 もち いられる。あらかじめ照射 しょうしゃ 範囲 はんい を調節 ちょうせつ することで、簡易 かんい 照準 しょうじゅん 器 き としても応用 おうよう できる。
auto-sear - 違法 いほう な安易 あんい にフルオート連射 れんしゃ 化 か させる改造 かいぞう 部品 ぶひん [5] 。Swich、Chipなどとも呼称 こしょう される。3Dプリンターでも出力 しゅつりょく できる簡易 かんい な部品 ぶひん だが、アメリカでは所有 しょゆう だけで2年 ねん の懲役 ちょうえき 刑 けい となる[6] 。
スタビライジングブレース(Stabilizing Braces) - アームブレースとも呼 よ ばれる腕 うで に固定 こてい 化 か してライフル銃 じゅう 並 な みに命中 めいちゅう 精度 せいど を向上 こうじょう させる装備 そうび [7] [8] 。2023年 ねん 1月 がつ 13日 にち 、アメリカではスタビライジングブレースを装備 そうび して銃身 じゅうしん を改造 かいぞう したピストルはライフルと同 おな じ規制 きせい 対象 たいしょう となった[9] 。
メンテナンス・保持 ほじ 方法 ほうほう について [ 編集 へんしゅう ]
火器 かき の清掃 せいそう (英語 えいご 版 ばん ) - 拳銃 けんじゅう のメンテナンスは大別 たいべつ して2種類 しゅるい ある。注油 さしあぶら ときちんと動作 どうさ するかの確認 かくにん という日常 にちじょう 的 てき なメンテナンス、射撃 しゃげき 後 ご の残留 ざんりゅう 物 ぶつ を除去 じょきょ する射撃 しゃげき 後 ご の手入 てい れを行 おこな うことと銃器 じゅうき の説明 せつめい 書 しょ には記載 きさい されている[10] 。
ホルスター - 拳銃 けんじゅう を持 も ち運 はこ ぶ際 さい には、隠 かく し持 も つコンシールドキャリー (英語 えいご 版 ばん ) の場合 ばあい が多 おお いが、銃 じゅう が見 み えるようオープンキャリー(Open carry)で携行 けいこう する場合 ばあい もある。
口径 こうけい 変更 へんこう (ドイツ語 ご 版 ばん ) - メーカーが提供 ていきょう するモジュールを変 か えることで口径 こうけい を変更 へんこう できるようにしている。マルチキャリバー(Multi-Caliber)システムなどとも呼 よ ばれる。
拳銃 けんじゅう を使用 しよう するNavy SEALs 隊員 たいいん
模擬 もぎ 拳銃 けんじゅう (実 じつ 銃 じゅう との区別 くべつ のため赤 あか い樹脂 じゅし で出来 でき ている)を使用 しよう して臨検 りんけん の訓練 くんれん を行 おこな うアメリカ海軍 かいぐん 兵士 へいし 、狭 せま い空間 くうかん での戦闘 せんとう では拳銃 けんじゅう が使用 しよう される場合 ばあい がある
現代 げんだい では将校 しょうこう 、狙撃 そげき 手 しゅ 、重火器 じゅうかき の操作 そうさ 手 しゅ 、車両 しゃりょう および航空機 こうくうき の乗員 じょういん などに、護身 ごしん 用 よう として自動 じどう 拳銃 けんじゅう が支給 しきゅう されるのが一般 いっぱん 的 てき である。対 たい して一般 いっぱん の歩兵 ほへい 部隊 ぶたい ではごく限定 げんてい 的 てき な数 かず が運用 うんよう されるのみである[注 ちゅう 10] [11] 。
拳銃 けんじゅう は一般 いっぱん 的 てき な火器 かき と異 こと なり、ストック(銃床 じゅうしょう )やフォア・グリップ(前方 ぜんぽう 銃 じゅう 把 わ )の類 るい が存在 そんざい しない上 うえ に、そのものが軽量 けいりょう であるため制動 せいどう が難 むずか しい。そのため、射撃 しゃげき には習熟 しゅうじゅく が必要 ひつよう [注 ちゅう 10] [11] な上 うえ に、野戦 やせん において小銃 しょうじゅう 類 るい に対抗 たいこう することは不可能 ふかのう に近 ちか い。中 ちゅう 近距離 きんきょり の戦闘 せんとう においても、アサルトライフル や短 たん 機関 きかん 銃 じゅう といった自動 じどう 火器 かき に比 くら べて、有効 ゆうこう 射程 しゃてい や発射 はっしゃ 速度 そくど が絶対 ぜったい 的 てき に不足 ふそく しており、不利 ふり は免 まぬか れない[注 ちゅう 11] [11] 。わずかに室内 しつない などの数 かず m以内 いない の近接 きんせつ 戦闘 せんとう で対抗 たいこう しうる程度 ていど である。さらに、小銃 しょうじゅう 弾 たま に比 くら べて殺傷 さっしょう 力 ちから (ストッピングパワー)が低 ひく い上 うえ に、現代 げんだい の歩兵 ほへい が着用 ちゃくよう しているボディーアーマー や戦闘 せんとう 用 よう ヘルメット すら貫通 かんつう 出来 でき ない場合 ばあい が増 ふ えている。それに加 くわ え用途 ようと の限 かぎ られる拳銃 けんじゅう 弾 たま の補給 ほきゅう は兵站 へいたん への余分 よぶん な負担 ふたん となる。
しかしながら、実用 じつよう 上 じょう の不利 ふり にも関 かか わらず、副 ふく 武装 ぶそう (サイドアーム)として未 いま だに拳銃 けんじゅう は現役 げんえき である。つまり、自動 じどう 小銃 しょうじゅう や軽 けい 機関 きかん 銃 じゅう などの主 しゅ 武装 ぶそう を失 うしな っても丸腰 まるごし にならずに済 す むという心理 しんり 的 てき 充足 じゅうそく には、小型 こがた で携帯 けいたい 性 せい が高 たか い拳銃 けんじゅう が適 てき している。特殊 とくしゅ 部隊 ぶたい のように特別 とくべつ に訓練 くんれん ・予算 よさん が充実 じゅうじつ している部隊 ぶたい は拳銃 けんじゅう の訓練 くんれん を実施 じっし する場合 ばあい が増 ふ える[注 ちゅう 10] [11] 。同様 どうよう に先進 せんしん 国 こく では軍隊 ぐんたい の職業 しょくぎょう 軍人 ぐんじん 化 か にともなう人員 じんいん 削減 さくげん によって兵士 へいし 一 いち 人 にん あたりの訓練 くんれん ・予算 よさん が増加 ぞうか し、拳銃 けんじゅう 訓練 くんれん を施 ほどこ される兵士 へいし の割合 わりあい が増 ふ える傾向 けいこう にある。とはいえ拳銃 けんじゅう を携行 けいこう するのは負担 ふたん になるため必要 ひつよう な任務 にんむ に限 かぎ られることが多 おお い。
近世 きんせい の拳銃 けんじゅう
先込 さきご め式 しき のピストル
拳銃 けんじゅう を発砲 はっぽう する胸 むね 甲 かぶと 騎兵 きへい
火縄銃 ひなわじゅう の時代 じだい から存在 そんざい した。日本 にっぽん では短 たん 筒 とう (片手 かたて 用 よう )、あるいは馬上 まけ 筒 とう (両手 りょうて 用 よう )と称 しょう した。しかし当時 とうじ の拳銃 けんじゅう は、単 たん に火縄銃 ひなわじゅう の銃身 じゅうしん を短 みじか くしたものに過 す ぎない。そのため取扱 とりあつか いの手間 てま も火縄銃 ひなわじゅう と全 まった く同 おな じであり、サイズこそ小型 こがた であってもポケットや懐 ふところ に隠 かく し持 も つ事 こと など不可能 ふかのう な代物 しろもの であり、現代 げんだい の拳銃 けんじゅう のような護身 ごしん 用 よう に使 つか えるものではない。また、片手 かたて で撃 う てるように反動 はんどう を減 へ らした場合 ばあい (前 ぜん 装 そう 式 しき なので火薬 かやく の量 りょう の調整 ちょうせい は容易 ようい である)威力 いりょく 不足 ふそく で実用 じつよう に耐 た えない場合 ばあい もあった。
しかしながら、銃身 じゅうしん にライフリング が施 ほどこ されていない当時 とうじ 、銃身 じゅうしん を短 みじか くした拳銃 けんじゅう であっても、命中 めいちゅう 率 りつ は普通 ふつう の小銃 しょうじゅう に比 くら べてさほど劣 おと らない利点 りてん もあった。
これらは主 おも に騎兵 きへい 銃 じゅう として運用 うんよう された。上記 じょうき の馬上 まけ 筒 とう という名称 めいしょう は、そこからの命名 めいめい である。伊達 だて 政 まさし 宗 むね は大坂 おおさか の陣 じん において騎馬 きば 鉄砲 てっぽう 隊 たい を編成 へんせい し、後藤 ごとう 基次 もとつぐ らを打 う ち破 やぶ っているが、真田 さなだ 信繁 のぶしげ には敗 やぶ れている。以降 いこう の日本 にっぽん では戦乱 せんらん が終息 しゅうそく したため、これ以降 いこう の進歩 しんぽ は途絶 とだ えた。
一方 いっぽう で西 にし ヨーロッパでは、騎士 きし と呼 よ ばれる重 じゅう 装 そう の槍 やり 騎兵 きへい が衰退 すいたい し、三 さん 十 じゅう 年 ねん 戦争 せんそう ころまでには拳銃 けんじゅう で装備 そうび した胸 むね 甲 かぶと 騎兵 きへい が重 じゅう 騎兵 きへい の主流 しゅりゅう になった。三 さん 十 じゅう 年 ねん 戦争 せんそう においてスウェーデン軍 ぐん はより軽装 けいそう にした胸 むね 甲 かぶと 騎兵 きへい を大々的 だいだいてき に運用 うんよう し、他国 たこく でも模倣 もほう された。また、銃 じゅう の点火 てんか 方式 ほうしき が火縄 ひなわ からフリントロック式 しき に移行 いこう すると、懐 ふところ に隠 かく し持 も つ事 こと も可能 かのう になり、護身 ごしん 用 よう として用 もち いられるようになった。
近代 きんだい の拳銃 けんじゅう
銃身 じゅうしん にライフリングが施 ほどこ されるようになると小銃 しょうじゅう と拳銃 けんじゅう の命中 めいちゅう 率 りつ の差 さ が顕著 けんちょ になった。一方 いっぽう で、金属 きんぞく 製 せい のカートリッジと無煙 むえん 火薬 かやく 等 とう の発達 はったつ により銃 じゅう が軽量 けいりょう 化 か されていくと、小銃 しょうじゅう より若干 じゃっかん 銃身 じゅうしん が短 みじか い程度 ていど の騎兵 きへい 銃 じゅう であっても、騎兵 きへい 用 よう としての要求 ようきゅう を満 み たせるようになった。そのため騎兵 きへい 用 よう の主要 しゅよう 装備 そうび としては拳銃 けんじゅう は次第 しだい に用 もち いられなくなっていくが、サーベル や槍 やり を主要 しゅよう 装備 そうび とする抜刀 ばっとう 騎兵 きへい /槍 やり 騎兵 きへい の補助 ほじょ 装備 そうび として用 もち いられる事 こと はあった。
第 だい 一 いち 次 じ 世界 せかい 大戦 たいせん までの拳銃 けんじゅう
リボルバー が、そして20世紀 せいき 初 はじ めには自動 じどう 拳銃 けんじゅう が発明 はつめい され連射 れんしゃ 能力 のうりょく を獲得 かくとく した。それに対 たい して当時 とうじ の小銃 しょうじゅう はまだ手動 しゅどう 装填 そうてん で連発 れんぱつ 能力 のうりょく が低 ひく く近接 きんせつ 戦闘 せんとう は銃剣 じゅうけん に頼 たよ っていた。そのため拳銃 けんじゅう の有効 ゆうこう 射程 しゃてい 内 ない なら小銃 しょうじゅう に対 たい して優位 ゆうい に渡 わた り合 あ うことができた。この時期 じき の拳銃 けんじゅう は将校 しょうこう や下士官 かしかん の護身 ごしん 用 よう として存在 そんざい 感 かん のあった時期 じき といえる。
小型 こがた であることから第 だい 一 いち 次 じ 世界 せかい 大戦 たいせん では塹壕 ざんごう 戦 せん 用 よう の武器 ぶき としても使用 しよう された。しかし大戦 たいせん 後期 こうき には発射 はっしゃ 速度 そくど で拳銃 けんじゅう を圧倒 あっとう する短 たん 機関 きかん 銃 じゅう が実用 じつよう 化 か され能力 のうりょく 不足 ふそく を露呈 ろてい し始 はじ めた。
第 だい 二 に 次 じ 世界 せかい 大戦 たいせん 以降 いこう
将校 しょうこう 下士官 かしかん の護身 ごしん 用 よう に使用 しよう されたが能力 のうりょく 不足 ふそく が目立 めだ ち、拳銃 けんじゅう 弾 だん を補給 ほきゅう する負担 ふたん を減 へ らすという意味 いみ もあり、短 たん 機関 きかん 銃 じゅう やカービン に置 お き換 か えられる場合 ばあい がある。さらには第 だい 二 に 次 じ 世界 せかい 大戦 たいせん 末期 まっき のアサルトライフル の実用 じつよう 化 か により主要 しゅよう な兵器 へいき として陳腐 ちんぷ 化 か するに至 いた った。それ以降 いこう も歩兵 ほへい の防弾 ぼうだん 装備 そうび が発達 はったつ しており、拳銃 けんじゅう 弾 だん の威力 いりょく 不足 ふそく が顕著 けんちょ となっている。
警察 けいさつ ・治安 ちあん 維持 いじ 部隊 ぶたい 用途 ようと [ 編集 へんしゅう ]
グロック19の射撃 しゃげき 訓練 くんれん を行 おこな うイラク警察 けいさつ の警察官 けいさつかん
拳銃 けんじゅう は警察官 けいさつかん の基本 きほん 装備 そうび として各国 かっこく で広 ひろ く使用 しよう されている。
米国 べいこく では、かつては安価 あんか で扱 あつか いやすく信頼 しんらい 性 せい が高 たか いリボルバーが一般 いっぱん 的 てき だった。しかし犯人 はんにん 側 がわ の重 じゅう 武装 ぶそう 化 か に対 たい して警察 けいさつ 側 がわ の火力 かりょく 不足 ふそく が目立 めだ つようになり、特 とく に1997年 ねん のノースハリウッド銀行 ぎんこう 強盗 ごうとう 事件 じけん を契機 けいき として、現在 げんざい ではほぼすべて多 た 弾 だん 数 すう のオートマチックへ移行 いこう した。世界 せかい 的 てき にも自動 じどう 拳銃 けんじゅう が主流 しゅりゅう となりつつあるが、大 だい 規模 きぼ な銃撃 じゅうげき 戦 せん が稀 まれ な日本 にっぽん では、リボルバーは軽量 けいりょう である、操作 そうさ が容易 ようい 、調達 ちょうたつ 価格 かかく などの理由 りゆう からいまだ警察 けいさつ 用 よう 拳銃 けんじゅう の主流 しゅりゅう となっている。また中国 ちゅうごく の武装 ぶそう 警察 けいさつ のように、既存 きそん 装備 そうび のオートマチック拳銃 けんじゅう を新 しん 開発 かいはつ のリボルバーに切 き り替 か える国 くに もある。従前 じゅうぜん の軍用 ぐんよう 拳銃 けんじゅう の流用 りゅうよう では警察 けいさつ 用 よう として威力 いりょく が過大 かだい であること、ゴム弾 だん が使用 しよう できることが理由 りゆう という[12] 。
信号 しんごう ・照明 しょうめい 用 よう [ 編集 へんしゅう ]
ドイツ連邦 れんぽう 軍 ぐん のH&K P2A1信号 しんごう 拳銃 けんじゅう
信号 しんごう 拳銃 けんじゅう と呼 よ ばれる専用 せんよう の拳銃 けんじゅう が存在 そんざい しており、軍隊 ぐんたい や民間 みんかん で連絡 れんらく や遭難 そうなん 時 じ に使用 しよう される。
隠 かく し持 も てるため、犯罪 はんざい に多用 たよう される。そのため所持 しょじ 規制 きせい を課 か している国家 こっか が多 おお い。
市民 しみん の自衛 じえい 用 よう [ 編集 へんしゅう ]
元 もと は比較的 ひかくてき 容易 ようい に所持 しょじ 登録 とうろく できたが、1970年代 ねんだい 以来 いらい 、規制 きせい が強化 きょうか されていった。
現在 げんざい 一部 いちぶ の国 くに は市民 しみん が自衛 じえい 用 よう に所有 しょゆう することを認 みと めているが、持 も ち歩 ある く携帯 けいたい は別 べつ の許可 きょか を要 よう する場合 ばあい が多 おお い。
競技 きょうぎ 向 む きに改造 かいぞう された自動 じどう 拳銃 けんじゅう
射撃 しゃげき 競技 きょうぎ のピストル種目 しゅもく に使用 しよう する。最初 さいしょ から競技 きょうぎ 用 よう として設計 せっけい されたものと、既 すで に製造 せいぞう された銃 じゅう を競技 きょうぎ 向 む けに改造 かいぞう したものがある。
拳銃 けんじゅう の民間 みんかん 所持 しょじ が認 みと められている国 くに では、猟銃 りょうじゅう とともに拳銃 けんじゅう を持 も ち歩 ある くハンターがいる。目的 もくてき はさまざまで、
大型 おおがた 獣 じゅう に遭遇 そうぐう した時 とき の護身 ごしん 用 よう 。通常 つうじょう 散弾 さんだん 銃 じゅう に装填 そうてん してある散弾 さんだん をそのまま発射 はっしゃ しても獣 しし の突進 とっしん を止 と められず、かと言 い ってスラッグ弾 だん を装填 そうてん しなおす時間 じかん もない場合 ばあい に、大型 おおがた 拳銃 けんじゅう で対処 たいしょ する。
動 うご きの速 はや いオオカミや毒 どく ヘビに対 たい して、長 なが い銃身 じゅうしん の散弾 さんだん 銃 じゅう やライフルでは捕捉 ほそく が困難 こんなん なため、取 と り回 まわ しのよい拳銃 けんじゅう を用 もち いる。
ウサギや鳥 とり などの小型 こがた 動物 どうぶつ を獲 え る時 とき に、高価 こうか な猟銃 りょうじゅう 弾 だん を節約 せつやく し、また食 た べる部分 ぶぶん を損 そこ なわないように拳銃 けんじゅう を用 もち いることがある。
拳銃 けんじゅう の種類 しゅるい について[ 編集 へんしゅう ]
拳銃 けんじゅう には、単発 たんぱつ 式 しき ・複 ふく 銃身 じゅうしん 式 しき ・回転 かいてん 式 しき ・自動 じどう 式 しき といった種類 しゅるい に大別 たいべつ される。
単発 たんぱつ 式 しき ・複 ふく 銃身 じゅうしん 式 しき 拳銃 けんじゅう [ 編集 へんしゅう ]
デリンジャーが使用 しよう されたリンカーン大統領 だいとうりょう 暗殺 あんさつ の様子 ようす を描 えが いた絵 え
一本 いっぽん の銃身 じゅうしん を持 も ち、一発 いっぱつ の弾薬 だんやく しか装填 そうてん できないものを単発 たんぱつ 式 しき と呼 よ び、単発 たんぱつ 式 しき の銃身 じゅうしん を複数 ふくすう にして連射 れんしゃ ・斉射 せいしゃ できるようにしたものを複 ふく 銃身 じゅうしん 式 しき と呼 よ び、前 ぜん 装 そう 式 しき 銃器 じゅうき の時代 じだい から様々 さまざま な形式 けいしき のものが作 つく られた。
後 のち に銃身 じゅうしん 後 ご 端 はし を切断 せつだん して、ここに回転 かいてん 式 しき の弾倉 だんそう (シリンダー)を付 つ けたものが作 つく られるようになり、これが前 ぜん 装 そう 式 しき 回転 かいてん 式 しき 拳銃 けんじゅう へと発展 はってん した。
弾丸 だんがん と火薬 かやく を一体 いったい にした薬莢 やっきょう が用 もち いられるようになった時代 じだい から、これを装填 そうてん するために銃身 じゅうしん 部 ぶ と機関 きかん 部 ぶ の間 あいだ で2つに折 お って装填 そうてん できる形式 けいしき のものが作 つく られるようになり、単 たん 銃身 じゅうしん 〜4連 れん 銃身 じゅうしん 程度 ていど のものが製造 せいぞう されてきたが、本数 ほんすう が増 ふ えるだけ重量 じゅうりょう が増 ま すため小型 こがた の製品 せいひん が多 おお かった。
デリンジャー は上下 じょうげ 二 に 連 れん 銃身 じゅうしん の小型 こがた 拳銃 けんじゅう で、中折 なかお れ式 しき 拳銃 けんじゅう の代表 だいひょう 例 れい であり、手 て の平 ひら や袖 そで の中 なか に収 おさ まるコンシールメント・ウェポン、つまり隠 かく すのが容易 ようい で、目立 めだ つ拳銃 けんじゅう を取 と り上 あ げられた場合 ばあい の最後 さいご の抵抗 ていこう 手段 しゅだん としても有名 ゆうめい である。.41リムファイヤのレミントン・ダブルデリンジャー、.22LRのハイスタンダード・デリンジャーなどがある。
1865年 ねん に第 だい 16代 だい アメリカ大統領 だいとうりょう リンカーン の暗殺 あんさつ に用 もち いられたのは、前 ぜん 装 そう 式 しき の単発 たんぱつ 小型 こがた 銃 じゅう フィラデルフィア・デリンジャーであり、これが有名 ゆうめい となったため、小型 こがた 拳銃 けんじゅう の商品 しょうひん 名 めい としてデリンジャーという名称 めいしょう が多用 たよう されるようになった。
近年 きんねん では、銃身 じゅうしん と撃 げき 鉄 てつ を交換 こうかん するだけで様々 さまざま な弾丸 だんがん を撃 う つことが出来 でき るトンプソン・コンテンダー が、シルエット競技 きょうぎ (重 おも い鉄板 てっぱん を撃 う ち倒 たお す)で人気 にんき が高 たか い。
回転 かいてん 式 しき 拳銃 けんじゅう [ 編集 へんしゅう ]
ナガンM1895
リボルバーとも呼 よ ばれる。中 なか に薬 くすり 室 しつ を複数 ふくすう 納 おさ めたレンコン 状 じょう の回転 かいてん 式 しき 弾倉 だんそう (シリンダー)を有 ゆう するのが特徴 とくちょう で、装弾 そうだん 数 すう は一般 いっぱん に5発 はつ か6発 はつ であるが、近年 きんねん の金属 きんぞく の熱処理 ねつしょり 技術 ぎじゅつ の向上 こうじょう や、口径 こうけい の関係 かんけい で7〜8発 はつ のものもある。
ナガン・リボルバー 等 ひとし 一部 いちぶ のリボルバーを除 のぞ いて、大体 だいたい は弾倉 だんそう と銃身 じゅうしん の間 あいだ に隙間 すきま (シリンダーギャップ)があるため、発射 はっしゃ ガスがそこから放射状 ほうしゃじょう に飛散 ひさん する。このためサプレッサーを付 つ けても効果 こうか が限定 げんてい 的 てき である。シリンダーの保持 ほじ 方法 ほうほう によって振出 ふりだし 式 しき (スイングアウト)、中折 なかお れ式 しき (トップブレイク)や固定 こてい 式 しき (ソリッドフレーム)等 とう に大別 たいべつ でき、現在 げんざい 最 もっと も普及 ふきゅう しているのはスイングアウト方式 ほうしき である。
利点 りてん として自動 じどう 式 しき 拳銃 けんじゅう と比 くら べて構造 こうぞう が単純 たんじゅん ・堅牢 けんろう で耐久 たいきゅう 性 せい を上 あ げやすい。部品 ぶひん 数 すう が少 すく なく、保守 ほしゅ も容易 ようい であり、実包 じっぽう 装填 そうてん 時 じ の暴発 ぼうはつ の危険 きけん 性 せい が低 ひく く信頼 しんらい 性 せい が高 たか い。また、不発 ふはつ が発生 はっせい した場合 ばあい も、ハンマーを起 お こす(シングルアクション )、または引 ひ き金 がね を引 ひ くだけ(ダブルアクション )で次 つぎ 弾 だん を素早 すばや く発射 はっしゃ 出来 でき る。弾頭 だんとう の形状 けいじょう ・装 そう 薬 くすり 量 りょう の変化 へんか に作動 さどう が左右 さゆう されないため、大 だい 口径 こうけい で高 こう 威力 いりょく のマグナム弾 だん も作 つく られている。価格 かかく も比較的 ひかくてき 安 やす い。
欠点 けってん は装弾 そうだん 数 すう が少 すく ないことや、清掃 せいそう や保守 ほしゅ 点検 てんけん のために分解 ぶんかい する際 さい 、自動 じどう 式 しき に比 くら べて手間 てま が掛 か かることである。弾薬 だんやく の再 さい 装填 そうてん にも時間 じかん を要 よう するが、再 さい 装填 そうてん に関 かん してはスピードローダー やムーンクリップという装填 そうてん 器具 きぐ を用 もち いて、複数 ふくすう の弾薬 だんやく をすばやく一括 いっかつ 装填 そうてん できるものもある。現在 げんざい では自動 じどう 式 しき に押 お されつつあるが、個人 こじん の護身 ごしん 用 よう 、また発砲 はっぽう 機会 きかい が少 すく ない地域 ちいき の警察官 けいさつかん 用 よう としてリボルバーはいまだそれなりの需要 じゅよう がある。
少数 しょうすう ながら回転 かいてん 式 しき の(半 はん )自動 じどう 式 しき 拳銃 けんじゅう (オートマチック・リボルバー )も存在 そんざい する。
自動 じどう 式 しき 拳銃 けんじゅう [ 編集 へんしゅう ]
QSZ-92
自動 じどう 式 しき 拳銃 けんじゅう とは、射撃 しゃげき 時 じ の反動 はんどう (反動 はんどう 利用 りよう 式 しき )や火薬 かやく 燃焼 ねんしょう 時 じ の薬莢 やっきょう 底 そこ にかかる圧力 あつりょく 及後退 こうたい 動作 どうさ (ブローバック )を利用 りよう し、遊 ゆう 底 そこ (スライド、ボルト)と呼 よ ばれる部分 ぶぶん を後退 こうたい させることで、排 はい 莢 さいかち や次 つぎ 弾 だん 装填 そうてん を自動 じどう 化 か した拳銃 けんじゅう である。9x19mmパラベラム弾 だん 以上 いじょう の威力 いりょく の実包 じっぽう を使用 しよう するほとんどの拳銃 けんじゅう は反動 はんどう 利用 りよう 式 しき (ショートリコイル )の作動 さどう 機構 きこう を持 も ち、弾頭 だんとう が発射 はっしゃ され、高 こう 圧 あつ 高温 こうおん の発射 はっしゃ ガスが安全 あんぜん 圏 けん に下 さ がるまで銃身 じゅうしん と遊 ゆう 底 そこ は機械 きかい 的 てき に結合 けつごう したままである。これに対 たい して.380ACP弾 だん 以下 いか の比較的 ひかくてき 弱 じゃく 装 そう の実包 じっぽう を使用 しよう する自動 じどう 式 しき 拳銃 けんじゅう は特 とく に機械 きかい 的 てき な閉鎖 へいさ 機構 きこう を持 も たず、リコイルスプリングの圧力 あつりょく と遊 ゆう 底 そこ の慣性 かんせい 質量 しつりょう 及 およ び薬莢 やっきょう の靭 うつぼ 性 せい によってのみ弾頭 だんとう が発射 はっしゃ されるまでのガス圧 あつ をしのぐ(ストレートブローバック、またはシンプルブローバック)。
英語 えいご ではオートマチックピストル (automatic pistol )、またはオート (auto ) と呼 よ ぶ。世界 せかい 初 はつ の実用 じつよう 自動 じどう 拳銃 けんじゅう であるボーチャードピストル はトグルアクション方式 ほうしき のショートリコイルを採用 さいよう しており、この機構 きこう は後 ご のルガーP08 に引 ひ き継 つ がれている。
一般 いっぱん 的 てき な自動 じどう 式 しき 拳銃 けんじゅう は、引 ひ き金 がね を引 ひ く度 たび に1発 はつ ずつ弾丸 だんがん を発射 はっしゃ 、排 はい 莢 さいかち 、再 さい 装填 そうてん を行 おこな う半 はん 自動 じどう 式 しき (セミオートマチック)。引 ひ き金 がね を引 ひ いたままにすると全 ぜん 自動 じどう (フルオートマチック)で発射 はっしゃ できるものは「マシンピストル」(後述 こうじゅつ )と呼 よ ばれ、便宜上 べんぎじょう は区別 くべつ される。
利点 りてん としては、大半 たいはん の回転 かいてん 式 しき 拳銃 けんじゅう に比 くら べて装弾 そうだん 数 すう が多 おお く、かつグリップ内 ない に挿入 そうにゅう されている弾倉 だんそう を交換 こうかん することで装填 そうてん が簡単 かんたん にできるため、連射 れんしゃ に向 む いている。口径 こうけい にもよるが、7発 はつ 前後 ぜんこう から多 おお いものでは15発 はつ 以上 いじょう の弾丸 だんがん を装填 そうてん できるものもある。専用 せんよう のロングマガジンを使 つか うことで、更 さら に装弾 そうだん 数 すう を増 ふ やすことも可能 かのう である。また、ロングマガジンにグリップ・アダプターという器具 きぐ をつけて挿入 そうにゅう することでホールド感 かん を安定 あんてい させることもできる。
弾倉 だんそう の種類 しゅるい
自動 じどう 式 しき 拳銃 けんじゅう の弾倉 だんそう には、弾丸 だんがん が1列 れつ に収 おさ められているもの(シングル・カラム:単 たん 列 れつ 弾倉 だんそう )と、幅 はば を広 ひろ げてジグザグに収 おさ めるようにしたもの(ダブル・カラム:複 ふく 列 れつ 弾倉 だんそう )があり、後者 こうしゃ は銃 じゅう の大 おお きさをほとんど変 か えずに装弾 そうだん 数 すう を大幅 おおはば に増 ふ やせることから、近年 きんねん では幅広 はばひろ く採用 さいよう されている。
欠点 けってん としては、部品 ぶひん 数 すう が多 おお く回転 かいてん 式 しき 拳銃 けんじゅう よりも複雑 ふくざつ な動作 どうさ をするため、整備 せいび 不良 ふりょう や訓練 くんれん を受 う けていない者 もの が扱 あつか うと弾 たま 詰 づ まりや破損 はそん 事故 じこ を起 お こしやすい。
マイナーではあるが(半 はん )自動 じどう 動作 どうさ する回転 かいてん 式 しき 拳銃 けんじゅう が存在 そんざい する。
ステアー M1912/P16
フルオート射撃 しゃげき 可能 かのう な拳銃 けんじゅう サイズの火器 かき を、マシンピストル (Machine pistol) と称 しょう する場合 ばあい がある。
ドイツ語 ご のMaschinenpistole やロシア語 ご のПистолет-пулемёт 、チェコ語 ご のKulometná pistole 、フランスのPistolet-mitrailleur 、イタリア語 ご のPistola mitragliatrice 、ポーランド語 ご のPistolet maszynowy 、スペイン語 ご のPistola-metralhadora 、スウェーデン語 ご のKulsprutepistol など、英語 えいご の「マシンピストル」と同様 どうよう の表現 ひょうげん は、短 たん 機関 きかん 銃 じゅう を指 さ す言葉 ことば としてヨーロッパで広 ひろ く使 つか われてきた[13] 。
英語 えいご のマシンピストルとサブマシンガンはしばしば同義語 どうぎご として扱 あつか われるが、一方 いっぽう でこれらを区別 くべつ するべきとする立場 たちば もある。例 たと えば、アメリカ陸軍 りくぐん のJFK特殊 とくしゅ 戦 せん センター が1967年 ねん に作成 さくせい した資料 しりょう 『U. S. Army Special Forces Foreign Weapons Handbook』(陸軍 りくぐん 特殊 とくしゅ 部隊 ぶたい 外国 がいこく 製 せい 火器 かき の手引 てびき )では、「大 おお まかに言 い えば、サブマシンガンとは、肩 かた 撃 う ち式 しき 、空冷 くうれい 式 しき 、弾倉 だんそう 式 しき 、拳銃 けんじゅう 弾 だん 使用 しよう 、フルオート射撃 しゃげき 可能 かのう なもの」(In broad general terms a submachinegun may be described as a shoulder fired arm, air cooled, magazine-fed, chambered for pistol ammunition and capable of full-automatic fire.)であると説明 せつめい し、同 おな じく拳銃 けんじゅう 弾 だん を使 つか うものであっても、従来 じゅうらい 型 がた の半 はん 自動 じどう 拳銃 けんじゅう の火力 かりょく を高 たか めるという発想 はっそう でフルオート射撃 しゃげき 機能 きのう と着脱 ちゃくだつ 可能 かのう な銃床 じゅうしょう などを追加 ついか した銃器 じゅうき 、すなわちマシンピストルと混同 こんどう するべきではないとした[14] 。ただし、例 たと えばグロック17 ピストルから派生 はせい したグロック18Cはマシンピストルであり、MP5はサブマシンガンであるとする場合 ばあい 、一見 いっけん するとこの2つの違 ちが いは明 あき らかに思 おも えるが、そこに明確 めいかく な境界 きょうかい 線 せん を見 み つけるのは容易 ようい ではない。短 たん 銃身 じゅうしん を備 そな えるAPC9K (英語 えいご 版 ばん ) のようなサブマシンガンの存在 そんざい を考慮 こうりょ すれば、銃身 じゅうしん 長 ちょう は決定的 けっていてき な要素 ようそ ではない。また、銃床 じゅうしょう の有無 うむ も同様 どうよう である[15] 。
日本 にっぽん の防衛 ぼうえい 省 しょう では短 たん 機関 きかん 銃 じゅう 、機関 きかん 短銃 たんじゅう 、機関 きかん けん(拳 こぶし )銃 じゅう 、マシンピストル の4つをいずれも区別 くべつ なく英語 えいご のsubmachine gunあるいはmachine pistolに対応 たいおう する語 かたり とし、「けん(拳 こぶし )銃弾 じゅうだん を連続 れんぞく 射撃 しゃげき する銃 じゅう 。半 はん 自動 じどう 及 およ び全 ぜん 自動 じどう の切 き り換 か えが可能 かのう なものが多 おお い。」と定義 ていぎ している[2] 。
自動 じどう 拳銃 けんじゅう にフルオート射撃 しゃげき 機能 きのう を持 も たせる試 こころ みは、1910年代 ねんだい から始 はじ まっていた。ステアー M1912 (英語 えいご 版 ばん ) ピストルにフルオート射撃 しゃげき 機能 きのう を付与 ふよ したM1912/P16は、世界 せかい 初 はつ のマシンピストルとも呼 よ ばれた。M1912/P16の生産 せいさん は少数 しょうすう に留 とど まったが、戦後 せんご の1920年代 ねんだい には、スペインでドイツ製 せい モーゼルC96 ピストルのコピー製品 せいひん を原型 げんけい とするマシンピストルが設計 せっけい され、1930年代 ねんだい にはモーゼル社 しゃ でも同様 どうよう のモデルが発表 はっぴょう されている。以後 いご 、このようなマシンピストルの設計 せっけい の試 こころ みは各地 かくち で何 なん 度 ど も繰 く り返 かえ されていくことになる[15] 。
射撃 しゃげき 操作 そうさ について[ 編集 へんしゅう ]
サイド・グリップ のように照準 しょうじゅん がつけられない握 にぎ り方 かた や、半 はん 自動 じどう 式 しき 拳銃 けんじゅう のギミックが十分 じゅうぶん に機能 きのう しない銃器 じゅうき 誤動作 ごどうさ (英語 えいご 版 ばん ) が起 お きる握 にぎ り方 かた Limp wristing (英語 えいご 版 ばん ) もある[16] 。また、カップ&ソーサーやティーカップと呼 よ ばれる持 も ち方 かた だと反動 はんどう を抑 おさ えきれない場合 ばあい もある[17] 。
射撃 しゃげき 姿勢 しせい (スタンス)[ 編集 へんしゅう ]
アイソセレス・スタンスの射撃 しゃげき 訓練 くんれん 。姿勢 しせい を安定 あんてい させるために両 りょう 膝 ひざ を突 つ いている
膝射 しっしゃ 姿勢 しせい で行 おこな われるウィーバー・スタンス
イン・ライン・スタンスの姿勢 しせい で射撃 しゃげき 訓練 くんれん を行 おこな うインド陸軍 りくぐん の兵士 へいし
拳銃 けんじゅう は腕 うで のみで保持 ほじ されるため、きちんとした姿勢 しせい で射撃 しゃげき を行 おこな わなければ、安定 あんてい せず命中 めいちゅう 率 りつ が下 さ がり、反動 はんどう を制御 せいぎょ できず怪我 けが をする場合 ばあい もある。
アイソセレス・スタンス (英語 えいご 版 ばん ) - アイソセレスは二等辺三角形 にとうへんさんかっけい の意 い 。標的 ひょうてき に向 む かっておおむね正 せい 対 たい し、ピストルを両手 りょうて で保持 ほじ し、両 りょう 腕 うで と体 からだ が二等辺三角形 にとうへんさんかっけい を形作 かたちづく るようにする構 かま え。1980年 ねん に開発 かいはつ された持 も ち方 かた で、さらに発展 はってん させた Modern Isosceles という持 も ち方 かた もある。
ウィーバー・スタンス (英語 えいご 版 ばん ) - 標的 ひょうてき に向 む かって斜 なな めに立 た ち、後 うし ろの腕 うで を伸 の ばしてピストルを握 にぎ り、前 まえ の腕 うで の手 て を銃 じゅう 把 わ に添 そ える構 かま え。1950年代 ねんだい 後半 こうはん 、ロサンゼルス郡 ぐん 保安 ほあん 局 きょく の保安 ほあん 官 かん だったジャック・ウィーバーによって開発 かいはつ された持 も ち方 かた 。
チャップマン - レイ・チャップマンの実用 じつよう 射撃 しゃげき 学校 がっこう (Chapman Academy of Practical Shooting)で開発 かいはつ された、ウィーバー・スタンスの発展 はってん 型 がた 。
Center Axis Relock System(略 りゃく :CAR System) - 別名 べつめい ジョン・ウィックスタンス。やはりウィーバー・スタンスの発展 はってん 型 がた 。軍事 ぐんじ コンサルティング会社 かいしゃ Sabre Tactical 社 しゃ の指導 しどう 員 いん Paul Castle が開発 かいはつ した狭 せま い場所 ばしょ で素早 すばや く近接 きんせつ 射撃 しゃげき を行 おこな うときの射撃 しゃげき 法 ほう [18] で、ウィーバー・スタンスより腕 うで を短 みじか く曲 ま げる。
片手 かたて で撃 う つ方法 ほうほう
Power Point Stance - 片手 かたて に荷物 にもつ を持 も っている場合 ばあい などで片手 かたて が保持 ほじ に使 つか えない時 とき に使用 しよう する。使 つか わない手 て を胸 むね と首 くび のあたりに持 も ち上 あ げて手 て のひらを上 うえ に向 む けてから握 にぎ りしめることで上体 じょうたい の筋肉 きんにく を引 ひ き締 し め、射撃 しゃげき 側 がわ の手 て を伸 の ばして射撃 しゃげき する方法 ほうほう [19] 。
Strong-Hand Retention Stance - 近接 きんせつ 距離 きょり で銃 じゅう が奪 うば われかねない状態 じょうたい や閉所での使用 しよう に用 もち いられる。腕 うで を折 お り曲 ま げ、銃 じゅう を持 も った手 て をわきの下 した に接触 せっしょく させて固定 こてい させて撃 う つ方法 ほうほう 。もう片方 かたがた の手 て は格闘 かくとう に備 そな えるなり自由 じゆう に動 うご かせる。ただし、反動 はんどう を抑 おさ えるために上 うえ に燃焼 ねんしょう ガスを逃 のが す機構 きこう があると自分 じぶん の目 め や顔 かお などに燃焼 ねんしょう ガスがかかるため、そういう銃 じゅう の場合 ばあい は若干 じゃっかん 前 まえ に出 だ す必要 ひつよう がある[19] 。
射撃 しゃげき 競技 きょうぎ の射撃 しゃげき 姿勢 しせい
イン・ライン・スタンス - 射撃 しゃげき 競技 きょうぎ に見 み られる姿勢 しせい 。片手 かたて で保持 ほじ し、銃 じゅう の銃口 じゅうこう から持 も つ手 て の反対 はんたい の肩 かた までが一直線 いっちょくせん 上 じょう になる構 かま え方 かた 。
オープン・スタンス - 命中 めいちゅう 率 りつ が下 さ がるがイン・ライン・スタンスの状態 じょうたい から体 からだ を若干 じゃっかん 対象 たいしょう に向 む けることで頭 あたま を横 よこ に向 む け続 つづ ける負荷 ふか を減 へ らす射撃 しゃげき 姿勢 しせい 。
技術 ぎじゅつ
ファストドロウ (英語 えいご 版 ばん ) (クイックドロウ) - 西部 せいぶ 劇 げき で見 み られるような、ヒップホルスターから抜 ぬ き出 だ して即座 そくざ に射撃 しゃげき する早 はや 射 う ち。
ファニング (銃 じゅう ) (英語 えいご 版 ばん ) - やはり西部 せいぶ 劇 げき で見 み られる、回転 かいてん 式 しき 拳銃 けんじゅう の引 ひ き金 がね を引 ひ いたままで保持 ほじ し、もう一方 いっぽう の手 て で撃 げき 鉄 てつ を弾 ひ き起 お こして連射 れんしゃ する技術 ぎじゅつ 。
ポイントシューティング (英語 えいご 版 ばん ) - 近距離 きんきょり の標的 ひょうてき に対 たい して、照準 しょうじゅん 器 き を使 つか わずに感覚 かんかく だけで撃 う ち込 こ む迅速 じんそく 射撃 しゃげき 技術 ぎじゅつ 。
タクティカルリロード - 薬 くすり 室 しつ や使用 しよう 途中 とちゅう の弾倉 だんそう にまだ弾薬 だんやく が残 のこ っている状態 じょうたい で、新 あたら しい弾倉 だんそう と交換 こうかん する手法 しゅほう 。建物 たてもの 内 ない の捜索 そうさく といった緊迫 きんぱく した状況 じょうきょう 下 か で、万一 まんいち の弾 たま 切 き れを予防 よぼう するための措置 そち 。弾倉 だんそう の交換 こうかん も一 いち 挙動 きょどう で迅速 じんそく に行 おこな われる。
ダブルタップ射撃 しゃげき (英語 えいご 版 ばん ) - 同 おな じ目標 もくひょう に二 に 連射 れんしゃ すること。
モザンビーク・ドリル (英語 えいご 版 ばん ) - 当 あ たりやすい胴体 どうたい にまずダブルタップ射撃 しゃげき を行 おこな い、なおも標的 ひょうてき を無力 むりょく 化 か できなければ、三 さん 発 はつ 目 め で頭部 とうぶ などの急所 きゅうしょ を正確 せいかく に狙 ねら い撃 う つという技術 ぎじゅつ 。名称 めいしょう は、ローデシア 傭兵 ようへい のマイク・ルソーが首都 しゅと の空港 くうこう で体験 たいけん した戦 せん 訓 くん にもとづくという俗説 ぞくせつ による。
タップ・ラック・バン (英語 えいご 版 ばん ) - 自動 じどう 銃 じゅう の動作 どうさ 不良 ふりょう 時 じ に行 おこな う応急 おうきゅう 対応 たいおう をまとめた用語 ようご 。タップは弾倉 だんそう を軽 かる く叩 たた いて弾薬 だんやく や弾倉 だんそう ばねの引 ひ っかかりを解 と く、ラックは遊 ゆう 底 そこ やコッキングハンドルなどを操作 そうさ して薬 くすり 室 しつ に新 あたら しい弾薬 だんやく を送 おく り込 こ む、バンは射撃 しゃげき を再開 さいかい する。それでも動作 どうさ 不良 ふりょう が再発 さいはつ するようなら、銃 じゅう や弾倉 だんそう そのものに破損 はそん などの異状 いじょう が疑 うたが われる。もし腔発 や遅 おそ 発 はつ が起 お きた場合 ばあい には、タップ・ラック・バンを行 おこな うべきではない。
射撃 しゃげき 芸 げい (英語 えいご 版 ばん )
二 に 丁 ちょう 拳銃 けんじゅう - 両手 りょうて に一 いち 挺 てい ずつの拳銃 けんじゅう を持 も ち、携行 けいこう ・射撃 しゃげき を行 おこな うこと。二 に 挺 てい を同時 どうじ または交互 こうご に射撃 しゃげき する場合 ばあい と、き腕 きうで 側 がわ の拳銃 けんじゅう を使 つか い、そうでない側 がわ を予備 よび とする場合 ばあい がある。単発 たんぱつ 拳銃 けんじゅう が主流 しゅりゅう だった頃 ころ には実戦 じっせん 的 てき な射撃 しゃげき 法 ほう ともされたが、反動 はんどう 制御 せいぎょ や精度 せいど や取 と り回 まわ しに難 なん があり、現代 げんだい ではもっぱらパフォーマンスやフィクションでの演出 えんしゅつ として行 おこな われる。
回転 かいてん 式 しき 拳銃 けんじゅう の射撃 しゃげき 操作 そうさ について[ 編集 へんしゅう ]
回転 かいてん 式 しき 拳銃 けんじゅう の基本 きほん 的 てき な射撃 しゃげき 操作 そうさ と、拳銃 けんじゅう の挙動 きょどう は以下 いか の通 とお りだが、競技 きょうぎ 用 よう 拳銃 けんじゅう などに操作 そうさ の異 こと なるものがある。
コルトSAA
シングルアクション とは弾丸 だんがん を1発 はつ 撃 う つごとに手 て で撃 げき 鉄 てつ を起 お こす必要 ひつよう がある銃 じゅう 、または1発 はつ 撃 う つごとに手 て で撃 げき 鉄 てつ を起 お こす操作 そうさ 法 ほう を指 さ す。
弾薬 だんやく を回転 かいてん 式 しき 弾倉 だんそう に装填 そうてん し、銃 じゅう にセットする。
撃 げき 鉄 てつ (ハンマー)を親指 おやゆび で引 ひ き起 お こす。銃 じゅう 内部 ないぶ のばね を圧縮 あっしゅく した状態 じょうたい で撃 げき 鉄 てつ は止 と まる。
上記 じょうき 操作 そうさ と連動 れんどう して弾倉 だんそう が回転 かいてん し、弾薬 だんやく が発射 はっしゃ 位置 いち まで移動 いどう したところで弾倉 だんそう が固定 こてい され、発射 はっしゃ 準備 じゅんび が完了 かんりょう する。この状態 じょうたい をコッキングと呼 よ ぶ。
人 ひと さし指 ゆび で引 ひ き金 がね を引 ひ く。撃 げき 鉄 てつ が作動 さどう して落 お ち、弾薬 だんやく の底部 ていぶ にある銃 じゅう 用 よう 雷管 らいかん を叩 たた いて火薬 かやく が発火 はっか し、弾丸 だんがん が発射 はっしゃ される。
引 ひ き金 がね が撃 げき 鉄 てつ を倒 たお すという1つ(シングル)の動作 どうさ しかしないことからこう呼 よ ばれる。西部 せいぶ 劇 げき で多 おお く登場 とうじょう する。片手 かたて 撃 う ちの場合 ばあい 、基本 きほん 的 てき には親指 おやゆび でコッキングして発射 はっしゃ 準備 じゅんび をする。
速射 そくしゃ する場合 ばあい には先 さき に引 ひ き金 がね を引 ひ いたまま、空 あ いている手 て の親指 おやゆび と小指 こゆび で掌 てのひら を扇 あお ぐようにコッキングし連続 れんぞく 射撃 しゃげき を行 おこな う。この動作 どうさ をファニング(ファニングのファンとは扇 おうぎ のこと)といい、西部 せいぶ 劇 げき などでよく見 み られる。初期 しょき のリボルバーにダブルアクション機構 きこう がなかったために生 しょう じた連射 れんしゃ 技 わざ だが、実弾 じつだん 射撃 しゃげき の場合 ばあい は1発 はつ 発射 はっしゃ するごとの反動 はんどう が大 おお きいので、次 つぎ 弾 だん 以降 いこう の命中 めいちゅう を期 き するのは難 むずか しく、空包 くうほう を使用 しよう した映画 えいが やショーならではのパフォーマンスと言 い える。
ダブルアクションとシングルアクション併用 へいよう のナガンM1895 (カットモデル)
ダブルアクション とは弾丸 だんがん の発射 はっしゃ に際 さい し、引 ひ き金 がね を引 ひ くだけで撃 げき 鉄 てつ が起 お き上 あ がってから落 お ち、連続 れんぞく で発射 はっしゃ が行 おこな える機構 きこう やその操作 そうさ 法 ほう のことを指 さ す。
弾薬 だんやく を回転 かいてん 式 しき 弾倉 だんそう に装填 そうてん し、銃 じゅう にセットする。
引 ひ き金 がね を引 ひ く操作 そうさ と連動 れんどう して撃 げき 鉄 てつ が起 お こされる。さらに連動 れんどう して弾倉 だんそう が回転 かいてん し、弾薬 だんやく が発射 はっしゃ 位置 いち まで移動 いどう したところで弾倉 だんそう が固定 こてい され、発射 はっしゃ 準備 じゅんび が完了 かんりょう する。
弾倉 だんそう の固定 こてい とほぼ同時 どうじ に、引 ひ き続 つづ けていた引 ひ き金 がね が定 てい 位置 いち に来 き た段階 だんかい で連動 れんどう していた撃 げき 鉄 てつ が落 お ち、弾丸 だんがん が発射 はっしゃ される。
引 ひ き金 がね が撃 げき 鉄 てつ を起 お こし、さらに倒 たお すという2つの動作 どうさ をすることからダブルアクションという。引 ひ き金 がね を連続 れんぞく して引 ひ くだけの簡単 かんたん な操作 そうさ で連射 れんしゃ できるが、撃 げき 鉄 てつ を起 お こす余分 よぶん な力 ちから が必要 ひつよう となるため、引 ひ き金 がね を引 ひ くのに必要 ひつよう な力 ちから (トリガープル)がシングルアクションより大 おお きいことや、引 ひ き金 がね を引 ひ く距離 きょり (トリガーストローク)が長 なが くなり撃 う ちづらく、命中 めいちゅう 精度 せいど が落 お ちるなどの欠点 けってん もある。
現代 げんだい のリボルバーの大 だい 部分 ぶぶん はシングルアクションとダブルアクションの両方 りょうほう の操作 そうさ ができるようになっているが、ダブルアクション専用 せんよう のものもある(S&W M40 、二 に 十 じゅう 六 ろく 年 ねん 式 しき 拳銃 けんじゅう など)。これは、取 と り扱 あつか いに不慣 ふな れな者 もの による暴発 ぼうはつ 事故 じこ を防 ふせ ぐほか、格闘 かくとう 時 とき などに偶然 ぐうぜん もしくは相手 あいて の妨害 ぼうがい により、ハンマーと弾丸 だんがん 底部 ていぶ を叩 たた く隙間 すきま に異物 いぶつ が挟 はさ まることで撃 げき 鉄 てつ が弾丸 だんがん 底部 ていぶ を叩 はた けなくなったり、異物 いぶつ がクッションとなって雷管 らいかん が発火 はっか せず射撃 しゃげき 不能 ふのう になることを防 ふせ ぐ意味 いみ もある。
撃 げき 鉄 てつ を起 お こした状態 じょうたい から射撃 しゃげき を中止 ちゅうし する場合 ばあい 、指 ゆび で撃 げき 鉄 てつ を押 お さえながらゆっくり元 もと の位置 いち に戻 もど す操作 そうさ 「デコッキング」の必要 ひつよう があるが、内蔵 ないぞう 安全 あんぜん 装置 そうち を持 も たない古 ふる い時代 じだい の回転 かいてん 式 しき 拳銃 けんじゅう の場合 ばあい には暴発 ぼうはつ の可能 かのう 性 せい があり、危険 きけん である。こうした古 ふる い時代 じだい の回転 かいてん 式 しき 拳銃 けんじゅう の場合 ばあい には、撃 げき 鉄 てつ が起 お きていない状態 じょうたい でも落下 らっか などにより衝撃 しょうげき が加 くわ わると暴発 ぼうはつ する可能 かのう 性 せい がある(遊戯 ゆうぎ 銃 じゅう では、実 じつ 銃 じゅう にはない安全 あんぜん 装置 そうち が追加 ついか して設 もう けられていることがある)。これを踏 ふ まえ、現代 げんだい の回転 かいてん 式 しき 拳銃 けんじゅう には引 ひ き金 がね を引 ひ く操作 そうさ をしない限 かぎ り撃 げき 針 はり を弾薬 だんやく に触 ふ れさせない、内蔵 ないぞう 安全 あんぜん 装置 そうち が組 く み込 こ まれている。
自動 じどう 式 しき 拳銃 けんじゅう の射撃 しゃげき 操作 そうさ について[ 編集 へんしゅう ]
フィールドストリップ したM1911
以下 いか に、一般 いっぱん 的 てき な自動 じどう 式 しき 拳銃 けんじゅう の操作 そうさ と挙動 きょどう を示 しめ す。回転 かいてん 式 しき 拳銃 けんじゅう 同様 どうよう に、シングルアクション、ダブルアクションなどの方式 ほうしき が存在 そんざい するが、基本 きほん 的 てき に自動 じどう 式 しき の場合 ばあい は2発 はつ 目 め 以降 いこう は撃 げき 鉄 てつ またはストライカーが発射 はっしゃ 準備 じゅんび 状態 じょうたい になるため2発 はつ 目 め 以降 いこう は回転 かいてん 式 しき でいうシングルアクションの撃 げき 鉄 てつ が起 お きた状態 じょうたい となる。そのため、ダブルアクションとシングルアクションの違 ちが いは撃 げき 鉄 てつ が倒 たお れた状態 じょうたい からの最初 さいしょ の1発 はつ 目 め の場合 ばあい にのみ差 さ がある。ただし最近 さいきん は撃 げき 鉄 てつ が起 お きたままで引 ひ き金 がね に軽 かる く触 ふ れただけで発射 はっしゃ されてしまう状態 じょうたい を嫌 きら い、回転 かいてん 式 しき のダブルアクションと同様 どうよう に毎回 まいかい 撃 げき 鉄 てつ を起 お こすダブルアクションで作動 さどう するように作 つく られた物 もの が、主 おも に警察 けいさつ 関係 かんけい で採用 さいよう される傾向 けいこう がある。
弾薬 だんやく が装填 そうてん された弾倉 だんそう を銃 じゅう に取 と り付 つ ける。弾倉 だんそう はばね の力 ちから で弾丸 だんがん を銃 じゅう の内部 ないぶ に押 お し上 あ げている。
遊 ゆう 底 そこ (スライド)をいっぱいに引 ひ いて、引 ひ く手 て をはなす。ばねにより遊 ゆう 底 そこ は戻 もど り最初 さいしょ の弾薬 だんやく を薬 くすり 室 しつ (チェンバー)に送 おく り込 こ む。
前項 ぜんこう のスライドの動作 どうさ によって撃 げき 鉄 てつ が起 お こされ、射撃 しゃげき の準備 じゅんび が完了 かんりょう する。(コッキング状態 じょうたい )
引 ひ き金 がね を引 ひ くと、撃 げき 鉄 てつ 、撃 げき 針 はり が作動 さどう して弾丸 だんがん が発射 はっしゃ される。
遊 ゆう 底 そこ が反動 はんどう (リコイル)で後退 こうたい し、自動的 じどうてき に空 そら 薬莢 やっきょう を排出 はいしゅつ (排 はい 莢 さいかち )して、撃 げき 鉄 てつ が起 お きる。
後退 こうたい しきった遊 ゆう 底 そこ がばねの力 ちから で戻 もど る。その際 さい 、弾倉 だんそう からせり上 あ がってきた次 つぎ 弾 だん が薬 くすり 室 しつ に送 おく り込 こ まれる。(上記 じょうき 「2.」の手動 しゅどう 操作 そうさ が自動 じどう で行 おこな われたことになる)
半 はん 自動 じどう (セミオート)拳銃 けんじゅう の場合 ばあい は発射 はっしゃ 後 ご 、撃 げき 鉄 てつ が起 お きた状態 じょうたい で動作 どうさ が止 と まる。引 ひ き金 がね を引 ひ いていた指 ゆび を放 はな すと上記 じょうき 「3.」が終 お わった状態 じょうたい に戻 もど って1発 はつ ずつの発射 はっしゃ が可能 かのう 。全 ぜん 自動 じどう (フルオート)拳銃 けんじゅう の場合 ばあい は、引 ひ き金 がね が引 ひ かれている間 あいだ は自動的 じどうてき に撃 げき 鉄 てつ が落 お ち、「5.」〜「7.」が繰 く り返 かえ されて連続 れんぞく して発射 はっしゃ される。
弾倉 だんそう 内 ない の弾丸 だんがん がすべて発射 はっしゃ されると、遊 ゆう 底 そこ は後端 こうたん で停止 ていし して、機関 きかん 部 ぶ が露出 ろしゅつ した状態 じょうたい になる。これをホールドオープンと呼 よ ぶ。ホールドオープンは射手 しゃしゅ に弾丸 だんがん が尽 つ きたことを知 し らせる。また、弾倉 だんそう の交換 こうかん による再 さい 装填 そうてん を高速 こうそく 化 か する意味 いみ もある。ここで射撃 しゃげき を終了 しゅうりょう する場合 ばあい は、空 そら 弾倉 だんそう を抜 ぬ き取 と り、安全 あんぜん のため薬 くすり 室内 しつない に弾丸 だんがん が残 のこ っていないことを確認 かくにん する。
続 つづ けて射撃 しゃげき を行 おこな う場合 ばあい は、ホールドオープンの状態 じょうたい で空 そら 弾倉 だんそう を外 はず し、弾丸 だんがん が装填 そうてん された弾倉 だんそう を取 と り付 つ ける。
遊 ゆう 底 そこ を固定 こてい しているレバー(スライドストップ)を解除 かいじょ するか、遊 ゆう 底 そこ を軽 かる く引 ひ いてはなすことで遊 ゆう 底 そこ が前進 ぜんしん し、弾倉 だんそう 最 さい 上部 じょうぶ にある弾丸 だんがん を薬 くすり 室 しつ に送 おく り込 こ む。
上記 じょうき の例 れい は、あくまで一般 いっぱん 的 てき な自動 じどう 拳銃 けんじゅう の挙動 きょどう である。この段階 だんかい ではシングルアクションとダブルアクションの違 ちが いはない。デコッキング操作 そうさ などで撃 げき 鉄 てつ が倒 たお れた状態 じょうたい から射撃 しゃげき を再開 さいかい する場合 ばあい 、シングルアクションの場合 ばあい は撃 げき 鉄 てつ を引 ひ き起 お こす必要 ひつよう があるが、ダブルアクションの場合 ばあい は引 ひ き金 がね を引 ひ くだけでよいという違 ちが いがある。
大抵 たいてい の自動 じどう 拳銃 けんじゅう は暴発 ぼうはつ を防 ふせ ぐ手動 しゅどう の安全 あんぜん 装置 そうち を各種 かくしゅ 備 そな えているが、1970年代 ねんだい 以降 いこう に設計 せっけい されたものは安全 あんぜん 装置 そうち の動作 どうさ が自動 じどう 化 か されており、手動 しゅどう の安全 あんぜん 装置 そうち を持 も たない銃 じゅう も登場 とうじょう している。安全 あんぜん にデコッキングを行 おこな うためのレバーも装備 そうび している銃 じゅう が多 おお い。発射 はっしゃ の意志 いし を持 も って引 ひ き金 がね を引 ひ かない限 かぎ り、落下 らっか などの衝撃 しょうげき が銃 じゅう に加 くわ わっても容易 ようい には暴発 ぼうはつ (不時 ふじ 発射 はっしゃ )しない銃 じゅう が一般 いっぱん 化 か している。
拳銃 けんじゅう 弾 だん としては最大 さいだい クラスの50口径 こうけい 用 よう .500S&W弾 だん
弾薬 だんやく
携帯 けいたい 性 せい と手 て のみで保持 ほじ することによる人間 にんげん の限界 げんかい から、装 そう 薬 やく は少 すく なく弾 たま に与 あた えるエネルギーには限界 げんかい がある[20] 。そのうえ、ライフルなどに比 くら べ銃身 じゅうしん が短 みじか くなっているため加速 かそく にかかる時間 じかん が短 みじか い[21] 。そういった問題 もんだい を解決 かいけつ するため、口径 こうけい は他 た の携帯 けいたい できる銃 じゅう の弾丸 だんがん より大 おお きくなっている。例 れい として、小銃 しょうじゅう の弾 たま が7.62mm 、5.56mm 等 ひとし に対 たい して、拳銃 けんじゅう はだいたい9-13.9(50口径 こうけい )㎜である。
代表 だいひょう 例 れい のみ以下 いか に記述 きじゅつ 、詳細 しょうさい は拳銃 けんじゅう 弾 だん 一覧 いちらん にて。
弾 たま 数 すう
リボルバー - 大抵 たいてい は5-6発 はつ 、80年代 ねんだい 以降 いこう で7-8発 はつ 、小 しょう 口径 こうけい で10発 はつ 以上 いじょう 。リロード方式 ほうしき としては、回転 かいてん 式 しき 拳銃 けんじゅう にて何 なに 種類 しゅるい あるかの説明 せつめい があるが、大 おお まかにカートリッジごと交換 こうかん する以外 いがい ではムーンクリップ などのスピードローダーで行 おこな う。こういったスピードローダーが発明 はつめい される前 まえ では、バンドリヤー (英語 えいご 版 ばん ) と呼 よ ばれる肩掛 かたか けの弾 たま を入 い れるポケットが大量 たいりょう にある帯 おび や弾 たま を入 い れるポケットのついた服 ふく などから手動 しゅどう で移 うつ し替 か えていた。
自動 じどう 拳銃 けんじゅう - シングルカラム式 しき (単 たん 列 れつ 式 しき )で7-10発 はつ 、1934年 ねん に登場 とうじょう したダブルカラム式 しき (複 ふく 列 れつ 式 しき )で15-18発 はつ 。ダブルカラム式 しき にすると昔 むかし の日本人 にっぽんじん のように小柄 こがら だと持 も ちにくく、ばねが良 よ くないと作 つく れないなどの欠点 けってん がある。リロードは、手動 しゅどう で弾 たま を込 こ めるなどはなく弾倉 だんそう ごと交換 こうかん する。
※日本 にっぽん の警察 けいさつ には、かつて5発 はつ 装填 そうてん ルールというものがあり、ハンマーブロックの無 な いリボルバー(特 とく にS&W M10 配備 はいび )の時代 じだい にハンマーが誤動作 ごどうさ して暴発 ぼうはつ しないよう通常 つうじょう 携帯 けいたい 時 じ に空 そら 薬 やく 室 しつ を作 つく った状態 じょうたい で保持 ほじ することとなっていたが、平成 へいせい 一 いち 三 さん 年 ねん 一 いち 一 いち 月 がつ 九 きゅう 日 にち 国家 こっか 公安 こうあん 委員 いいん 会 かい 規則 きそく 第 だい 一 いち 三 さん 号 ごう からは警察官 けいさつかん 等 とう けん銃 じゅう 使用 しよう 及 およ び取扱 とりあつか い規範 きはん において「長官 ちょうかん が別 べつ に定 さだ める数 かず のたまを装 そう てん」となっている[23] 。
射程 しゃてい
有効 ゆうこう 射程 しゃてい は一般 いっぱん に100m以下 いか で、マンストッピングパワー が期待 きたい できる射程 しゃてい は50m以下 いか 、命中 めいちゅう は10mより短 みじか い距離 きょり でしか期待 きたい できない[20] 。
命中 めいちゅう 率 りつ
実際 じっさい に人 ひと や獣 じゅう を狙 ねら って発砲 はっぽう した際 さい の命中 めいちゅう 率 りつ については、ニューヨーク市 し 警察 けいさつ が1994年 ねん から2000年 ねん までに銃撃 じゅうげき 戦 せん および犯人 はんにん や犬 いぬ の無力 むりょく 化 か のために拳銃 けんじゅう を発砲 はっぽう した際 さい のデータがある[24] 。
距離 きょり (ヤード )
距離 きょり (メートル 換算 かんさん )[注 ちゅう 12]
命中 めいちゅう 率 りつ (パーセント)
0 - 2
0 - 2.7
38
3 - 7
2.7 - 7.3
17
8 - 15
7.3 - 14.6
9
16 - 25
14.6 - 23.8
8
25+
23.8+
4
不明 ふめい
-
2
拳銃 けんじゅう の所持 しょじ 規制 きせい について[ 編集 へんしゅう ]
自衛隊 じえいたい で採用 さいよう されている9mm拳銃 けんじゅう
日本 にっぽん 警察 けいさつ に採用 さいよう されているH&K P2000
日本 にっぽん は世界 せかい で最 もっと も厳 きび しいレベルの銃 じゅう 規制 きせい を敷 し いており、拳銃 けんじゅう の所持 しょじ が許可 きょか されるのは、法律 ほうりつ において所持 しょじ が許可 きょか された公務員 こうむいん と競技 きょうぎ 用 よう に限 かぎ られ、日米地位協定 にちべいちいきょうてい に基 もと づく特殊 とくしゅ な例 れい として在 ざい 日米 にちべい 軍 ぐん 基地 きち の職務 しょくむ がそれらに加 くわ わるのみである。当然 とうぜん ながら勤務 きんむ 時間 じかん 中 ちゅう のみ所持 しょじ が許可 きょか されるので、出勤 しゅっきん 時 じ に受 う け取 と り、退勤 たいきん 時 じ に返却 へんきゃく する規則 きそく がある。所持 しょじ は可能 かのう だが使用 しよう に関 かん しては厳 きび しい条件 じょうけん があり、正当 せいとう な理由 りゆう (犯人 はんにん に凶器 きょうき を向 む けられ、自分 じぶん の命 いのち を守 まも るためやむを得 え ない場合 ばあい など)がなく使用 しよう すると銃刀 じゅうとう 法 ほう 違反 いはん で処罰 しょばつ される。例外 れいがい としては公務員 こうむいん が管理 かんり する博物館 はくぶつかん での展示 てんじ などに限 かぎ られる[25] 。
上記 じょうき 以外 いがい の者 もの は銃砲 じゅうほう 刀剣 とうけん 類 るい 所持 しょじ 等 とう 取締 とりしまり 法 ほう 違反 いはん で処罰 しょばつ される。
過去 かこ に所有 しょゆう していた職業 しょくぎょう [ 編集 へんしゅう ]
郵便 ゆうびん 配達員 はいたついん も拳銃 けんじゅう を携帯 けいたい していた。これは郵便 ゆうびん 制度 せいど 発足 ほっそく 当初 とうしょ 、人気 にんき のない場所 ばしょ で現金 げんきん 書留 かきとめ を狙 ねら い、刀 かたな を持 も った強盗 ごうとう が配達 はいたつ 夫 おっと を襲 おそ う事件 じけん が多発 たはつ し、また山中 さんちゅう にはニホンオオカミ が出 で たことから、欧州 おうしゅう にならい1873年 ねん より配達 はいたつ 夫 おっと にフランス製 せい やアメリカ製 せい の回転 かいてん 式 しき 拳銃 けんじゅう を携行 けいこう させたもので「郵便 ゆうびん 保護 ほご 銃 じゅう 」と呼 よ ばれていた[27] [28] (郵便 ゆうびん 物 ぶつ 保護 ほご 銃 じゅう 規則 きそく も参照 さんしょう )。これは警察官 けいさつかん がサーベル を持 も つようになる4年 ねん 前 まえ の事 こと (拳銃 けんじゅう は1923年 ねん に解禁 かいきん )であり、法 ほう 制度 せいど 上 じょう は1948年 ねん まで維持 いじ された。
日本航空 にほんこうくう が1962年 ねん に北回 きたまわ りヨーロッパ線 せん を開設 かいせつ した際 さい に、北極圏 ほっきょくけん で不時着 ふじちゃく した際 さい にホッキョクグマ に襲 おそ われた時 とき の自衛 じえい 用 よう として機内 きない に拳銃 けんじゅう が搭載 とうさい され、パイロットが射撃 しゃげき の訓練 くんれん を受 う けていた[29] 。現在 げんざい では航空機 こうくうき の信頼 しんらい 性 せい が向上 こうじょう したため所持 しょじ は認 みと められていない。
鉄道 てつどう 公安 こうあん 職員 しょくいん は、鉄道 てつどう 公安 こうあん 職員 しょくいん の職務 しょくむ に関 かん する法律 ほうりつ に基 もと づき[30] 、拳銃 けんじゅう や警棒 けいぼう を所有 しょゆう していた[31] 。
競技 きょうぎ 用 よう 拳銃 けんじゅう の所持 しょじ について[ 編集 へんしゅう ]
競技 きょうぎ 人口 じんこう の少 すく なさから普及 ふきゅう しているとは言 い い難 がた いが日本 にっぽん においても射撃 しゃげき 競技 きょうぎ 用 よう としての所持 しょじ は可能 かのう であり、所持 しょじ 許可 きょか を受 う けている者 もの は自衛 じえい 官 かん 、警察官 けいさつかん に多 おお いが若干 じゃっかん ながら民間 みんかん での所持 しょじ 者 しゃ も存在 そんざい する。ビームピストル、エアピストル競技 きょうぎ で所定 しょてい の成績 せいせき をあげた者 もの が対象 たいしょう となるが、公安 こうあん 委員 いいん 会 かい が日本 にっぽん 全国 ぜんこく で拳銃 けんじゅう を所持 しょじ できる競技 きょうぎ 者 しゃ 数 すう を50人 にん に制限 せいげん している(エアピストルは500人 にん 、ビームピストルは許可 きょか 不要 ふよう )。
所定 しょてい の成績 せいせき であるエアピストル4段 だん の選手 せんしゅ が日本 にっぽん には少 すく ないため、50人 にん の上限 じょうげん に対 たい して常 つね に空 あ きがあり、許可 きょか 申請 しんせい があれば認 みと められる状態 じょうたい となっている。また、所持 しょじ が許可 きょか されても自宅 じたく に保管 ほかん することは許 ゆる されず、通常 つうじょう は所轄 しょかつ の警察 けいさつ 署 しょ の管理 かんり 下 か に置 お かれ、練習 れんしゅう や競技 きょうぎ 時 じ には事情 じじょう を申告 しんこく した上 うえ で持 も ち出 だ さなければならない。
古式 こしき 銃 じゅう の所持 しょじ について[ 編集 へんしゅう ]
美術 びじゅつ 的 てき 価値 かち を持 も つ拳銃 けんじゅう に関 かん しては、前述 ぜんじゅつ の所持 しょじ 枠 わく に係 かか わらず、所持 しょじ も可能 かのう だが、必 かなら ず登録 とうろく が必要 ひつよう である。「古式 こしき 銃 じゅう 」として所持 しょじ が認 みと められるのは、(1)撃 げき 発 はつ (発射 はっしゃ )方式 ほうしき が管 かん 打 だ 式 しき 又 また はピン打 だ 式 しき 、あるいはそれ以前 いぜん の構造 こうぞう を持 も ち(2)概 おおむ ね1867年 ねん (慶応 けいおう 3年 ねん )以前 いぜん に国内 こくない で製造 せいぞう されたか外国 がいこく から伝来 でんらい したことが証明 しょうめい されることが基準 きじゅん となり、更 さら に現代 げんだい 式 しき 実包 じっぽう が使 つか える銃 じゅう はこの条件 じょうけん を満 み たしていても認 みと められない(登録 とうろく 後 ご に、現代 げんだい 式 しき 実包 じっぽう が使 つか えるよう改造 かいぞう することも不可 ふか )[32] 。
高知 こうち 県立 けんりつ 坂本 さかもと 龍馬 りょうま 記念 きねん 館 かん では坂本 さかもと 龍馬 りょうま が使 つか っていたのと同 おな じスミス&ウェッソン の「No.2 アーミー (英語 えいご 版 ばん ) 」を展示 てんじ したところ、財団 ざいだん 法人 ほうじん が施設 しせつ を管理 かんり していたことから高知 こうち 県 けん 警察 けいさつ の指摘 してき により撤去 てっきょ されている[25] 。なお同 おな じ高知 こうち 県 けん にある青山 あおやま 文庫 ぶんこ でもNo.2 アーミーを展示 てんじ しているが、こちらは自治体 じちたい (佐川 さがわ 町 まち )が管理 かんり しているため許可 きょか されている[25] 。坂本 さかもと 龍馬 りょうま 記念 きねん 館 かん では職員 しょくいん 数 すう 名 めい が県 けん の委嘱 いしょく 員 いん となる形 かたち で銃刀 じゅうとう 法 ほう の問題 もんだい を解決 かいけつ し、展示 てんじ は再開 さいかい されている[33] 。
歴史 れきし 的 てき な価値 かち があり発射 はっしゃ が不可能 ふかのう であれば民間 みんかん でも保管 ほかん が認 みと められることもあり、公益 こうえき 財団 ざいだん 法人 ほうじん の郵政 ゆうせい 博物館 はくぶつかん では発射 はっしゃ 機能 きのう を喪失 そうしつ させたNo.2 アーミーが所蔵 しょぞう されている[34] 。
21世紀 せいき に入 はい ってからは、コルトM1851 36口径 こうけい 先 さき 篭 かご め式 しき 拳銃 けんじゅう の和式 わしき コピー[注 ちゅう 13] が承認 しょうにん された例 れい がある。これはこの形式 けいしき の弾丸 だんがん は現在 げんざい では存在 そんざい しないので実弾 じつだん を発砲 はっぽう することは困難 こんなん である、というのが承認 しょうにん の根拠 こんきょ であったとされる。
旧 きゅう 日本 にっぽん 軍 ぐん 将校 しょうこう の遺族 いぞく が「形見 かたみ 」として故人 こじん の銃器 じゅうき を所持 しょじ していることがあるが、これらも民間 みんかん 人 じん が個人 こじん で所持 しょじ することは違法 いほう である。故人 こじん が戦前 せんぜん や戦中 せんちゅう に入手 にゅうしゅ したものを家人 かじん に内密 ないみつ にしたまま所有 しょゆう し続 つづ け、死後 しご に遺族 いぞく に発見 はっけん される、というケースもある。これらの「遺品 いひん 拳銃 けんじゅう 」については各 かく 都道府県 とどうふけん 警察 けいさつ が自主 じしゅ 的 てき 提出 ていしゅつ を呼 よ びかけており、これに応 おう じた提出 ていしゅつ であれば不法 ふほう 所持 しょじ として摘発 てきはつ される事 こと はない[32] 。そのまま警察 けいさつ が廃棄 はいき するか、軍刀 ぐんとう と同 おな じく自衛隊 じえいたい の広報 こうほう 施設 しせつ に歴史 れきし 資料 しりょう として寄贈 きぞう することも可能 かのう である。
一方 いっぽう 、暴力団 ぼうりょくだん やその関連 かんれん 組織 そしき の拳銃 けんじゅう 不法 ふほう 所持 しょじ は毎年 まいとし 摘発 てきはつ 事例 じれい が記録 きろく されており、日本 にっぽん 国内 こくない における拳銃 けんじゅう 不法 ふほう 所持 しょじ の摘発 てきはつ 件数 けんすう の上位 じょうい を占 し めているが、近年 きんねん では一般人 いっぱんじん の間 あいだ でも拳銃 けんじゅう の不法 ふほう 所持 しょじ が増加 ぞうか しており、拳銃 けんじゅう を用 もち いた事件 じけん が多発 たはつ する原因 げんいん となっている。
その他 た の国 くに の規制 きせい [ 編集 へんしゅう ]
メーカー
国 くに からガンスミス の資格 しかく と国 こく ごとの製造 せいぞう 資格 しかく (アメリカであれば連邦 れんぽう 銃火 じゅうか 器 き 免許 めんきょ (英語 えいご 版 ばん ) )を取得 しゅとく し、製造 せいぞう の届 とど け出 で をアルコール・タバコ・火器 かき 及 およ び爆発 ばくはつ 物 ぶつ 取締 とりしまり 局 きょく 等 ひとし に行 い って製造 せいぞう する。改造 かいぞう する場合 ばあい も、新 あら たな銃 じゅう を作 つく る扱 あつか いになるのでメーカーや国家 こっか 機関 きかん に確認 かくにん が必要 ひつよう になる[36] [37] 。
日本 にっぽん においては武器 ぶき 等 とう 製造 せいぞう 法 ほう に手続 てつづ きなどが定 さだ められており、例外 れいがい はあるものの、武器 ぶき 製造 せいぞう 事業 じぎょう 者 しゃ の資格 しかく 者 しゃ が作 つく る武器 ぶき についての書類 しょるい を経済 けいざい 産業 さんぎょう 大臣 だいじん に提出 ていしゅつ して許可 きょか してもらわねばならない[38] 。
非 ひ メーカー製 せい
自作 じさく ・密造 みつぞう したものを総称 そうしょう してジップ・ガン という。3Dプリンター でも製造 せいぞう 可能 かのう であり、日本 にっぽん で起 お きた3Dプリンター銃 じゅう 製造 せいぞう 事件 じけん では銃刀 じゅうとう 法 ほう 違反 いはん などの罪 つみ で懲役 ちょうえき 2年 ねん の実刑 じっけい 判決 はんけつ が出 で ている[39] 。
拳銃 けんじゅう 一覧 いちらん へのリンク[ 編集 へんしゅう ]
リボルバー
オートマチック
その他 た
記載 きさい する場合 ばあい 、掲載 けいさい に値 あたい する理由 りゆう も記載 きさい している。
磁気 じき 信管 しんかん (英語 えいご 版 ばん ) - 魚雷 ぎょらい 用 よう の磁気 じき 信管 しんかん 。英語 えいご で Magnetic pistol というが、別 べつ に拳銃 けんじゅう を載 の せているわけではない。
拳銃 けんじゅう の文化 ぶんか [ 編集 へんしゅう ]
^ 火薬 かやく の量 りょう は使用 しよう 目的 もくてき に応 おう じて調節 ちょうせつ されるため、薬莢 やっきょう の中 なか が火薬 かやく で満杯 まんぱい になるとは限 かぎ らない。本 ほん 図 ず でも弾頭 だんとう と火薬 かやく の間 あいだ にすき間 ま が描 えが かれている。
^ そのため、通常 つうじょう は小銃 しょうじゅう を使用 しよう しない空軍 くうぐん のパイロット や歩兵 ほへい 以外 いがい の陸軍 りくぐん 兵士 へいし (無線 むせん 通信 つうしん 手 しゅ 等 とう 、小銃 しょうじゅう の携帯 けいたい が困難 こんなん な者 もの や近接 きんせつ 戦闘 せんとう を行 おこな わない砲兵 ほうへい など)、海軍 かいぐん の軍人 ぐんじん (特 とく に士官 しかん ・将校 しょうこう )などに自衛 じえい 用 よう として支給 しきゅう されることが多 おお い。
貴族 きぞく が家臣 かしん を率 ひき いて参 さん 陣 じん する制度 せいど から漸次 ぜんじ 近代 きんだい 軍制 ぐんせい に移行 いこう したかつての欧州 おうしゅう では、貴族 きぞく 出身 しゅっしん 者 しゃ が通常 つうじょう 任 にん ぜられる将校 しょうこう ・士官 しかん の個人 こじん 装備 そうび は自弁 じべん であり拳銃 けんじゅう もそのひとつであった。大日本帝国 だいにっぽんていこく 陸軍 りくぐん 、大日本帝国 だいにっぽんていこく 海軍 かいぐん もそれに倣 なら い将校 しょうこう ・士官 しかん は個人 こじん 装備 そうび を自費 じひ 購入 こうにゅう した。現在 げんざい の自衛隊 じえいたい や警察 けいさつ では全 すべ て官給 かんきゅう であり、武器 ぶき の私的 してき 所持 しょじ は認 みと められない。米国 べいこく の警察 けいさつ では許可 きょか を得 え れば私物 しぶつ を利用 りよう できる。
^ 両 りょう 手持 ても ちが必須 ひっす の大型 おおがた 拳銃 けんじゅう も存在 そんざい するが、稀 まれ な例 れい である。
^ 以前 いぜん は連邦 れんぽう や各州 かくしゅう ・市 し などの警察 けいさつ 学校 がっこう でも片手 かたて 撃 げき ちを指導 しどう していたが現在 げんざい は両手 りょうて 撃 げき ちが基本 きほん である。ただし、片手 かたて 撃 う ちや非 ひ き手 きて 撃 げき ちの訓練 くんれん も必修 ひっしゅう 条件 じょうけん 。
^ 『拳銃 けんじゅう を片手 かたて 撃 う ちすると肩 かた を脱臼 だっきゅう する可能 かのう 性 せい がある』というのは銃 じゅう が身近 みぢか ではない日本 にっぽん の都市 とし 伝説 でんせつ である。拳銃 けんじゅう の反動 はんどう の衝撃 しょうげき は、まず手首 てくび 、次 つぎ に肘 ひじ の関節 かんせつ が受 う ける事 こと になるので、これらを差 さ し置 お いて肩 かた 関節 かんせつ に衝撃 しょうげき が加 くわ わる事 こと はあり得 え ない。銃床 じゅうしょう を持 も つ銃 じゅう であれば、それが反動 はんどう で肩 かた 関節 かんせつ を強打 きょうだ して肩 かた を脱臼 だっきゅう するという事 こと は、あり得 え ない話 はなし ではない。小柄 こがら な女性 じょせい が大型 おおがた 銃 じゅう を撃 う った際 さい に、手首 てくび を軽 かる く捻挫 ねんざ する位 い であれば可能 かのう 性 せい はある。
^ 「拳 こぶし 」の字 じ は2010年 ねん の常用漢字 じょうようかんじ 表 ひょう 改定 かいてい で追加 ついか されており、現在 げんざい は常用漢字 じょうようかんじ に含 ふく まれている。
^ なお、これ以外 いがい にも「笛 ふえ 」を意味 いみ するチェコ語 ご 」が起源 きげん だとする説 せつ など、幾 いく つかの説 せつ がある(イタリアの地名 ちめい を起源 きげん とする説 せつ には異論 いろん も多 おお い)。
^ 英語 えいご 版 ばん WikipediaのHundgunの項目 こうもく には、『米国 べいこく においては銃身 じゅうしん と薬 くすり 室 しつ が分離 ぶんり していないもの(主 おも に自動 じどう 式 しき 拳銃 けんじゅう )をピストル、回転 かいてん 式 しき 拳銃 けんじゅう をリボルバー、その総称 そうしょう をハンドガンと呼 よ び分 わ ける場合 ばあい がほとんどであるが、イギリス ではピストルとハンドガンを区分 くぶん しない場合 ばあい が多 おお い』と記 しる されている。英語 えいご 版 ばん WikipediaのPistolの項目 こうもく には『ピストルは拳銃 けんじゅう の一種 いっしゅ であり、自動 じどう 式 しき 拳銃 けんじゅう および複 ふく 銃身 じゅうしん リボルバー(複数 ふくすう の銃身 じゅうしん そのものが回転 かいてん する)がピストルと呼 よ ばれ、一般 いっぱん の回転 かいてん 式 しき 拳銃 けんじゅう はリボルバーと呼 よ ばれる』と書 か かれている。両国 りょうこく の一般 いっぱん への普及 ふきゅう 率 りつ の違 ちが いから米国 べいこく では一般人 いっぱんじん でも大 だい 多数 たすう がリボルバーとピストルは区別 くべつ する。(出典 しゅってん :Larry Koller (1962). The Arco gun book . Arco Pub. Co.,. https://books.google.co.jp/books?id=l-iBAAAAIAAJ&q=%22A+pistol+is+a+handgun%22&dq=%22A+pistol+is+a+handgun%22&hl=en&redir_esc=y 2011年 ねん 1月 がつ 11日 にち 閲覧 えつらん 。 )。
^ 「枪」には「突 つ く」という意味 いみ もあり、小銃 しょうじゅう は「步 ふ 枪(歩 ふ 槍 やり )」と呼 よ ばれる。
^ a b c 軍 ぐん は拳銃 けんじゅう に、あえて長 なが い訓練 くんれん を施 ほどこ すほどの価値 かち がないと看做 みな しており、拳銃 けんじゅう が主 しゅ 武器 ぶき となる兵種 へいしゅ 以外 いがい で、拳銃 けんじゅう を携帯 けいたい するのは特殊 とくしゅ 部隊 ぶたい など限 かぎ られた兵士 へいし にとどまる。
^ 拳銃 けんじゅう の戦闘 せんとう 射程 しゃてい は大 おお きく見積 みつ もっても50m程度 ていど 、実戦 じっせん における有効 ゆうこう 射程 しゃてい は7m程度 ていど とされている。拳銃 けんじゅう は単 たん 射 い しかできないので、発射 はっしゃ 速度 そくど も大幅 おおはば に劣 おと る。
^ 原 はら データのヤード表記 ひょうき の距離 きょり は整数 せいすう 値 ち の「何 なん ヤード台 だい 」という趣旨 しゅし であるため、メートル換算 かんさん はその趣旨 しゅし に合 あ わせる。メートル換算 かんさん の小数点 しょうすうてん 以下 いか 2桁 けた 四捨五入 ししゃごにゅう 。
^ 「桜田 さくらだ 門外 もんがい の変 へん 」にて大老 たいろう 井伊 いい 直弼 なおすけ の襲撃 しゅうげき に用 もち いられたとみられるもの[35] 。
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参考 さんこう 文献 ぶんけん ・関連 かんれん 書籍 しょせき [ 編集 へんしゅう ]
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関連 かんれん するカテゴリがあります。
ペッパーボックスピストル (基本 きほん 的 てき には拳銃 けんじゅう 史 し 初期 しょき のパーカッション式 しき 。現代 げんだい 技術 ぎじゅつ をもとに開発 かいはつ された製品 せいひん もあり。)
Pistol-whipping (英語 えいご 版 ばん ) - ピストルを鈍器 どんき として殴 なぐ りつける格闘 かくとう 法 ほう である。
ショートバレルライフル 、ソードオフ・ショットガン - 短 たん 銃身 じゅうしん に改造 かいぞう もしくは製造 せいぞう され、携帯 けいたい できるようにしたライフルとショットガン。スラブ語 ご 圏 けん では、Обрез(オブレツ)と一 いち 括 くく りにされる武器 ぶき 。一部 いちぶ の武器 ぶき は、法律 ほうりつ 上 じょう ハンドガンとして扱 あつか われる。